サトシ「シゲル、お前を殺す」(239)

サトシ「ようやく……お前を追い詰めた」

シゲル「……サトシ」

シゲル「よく逃げずに来たな」

サトシ「逃げるだと?」

サトシ「俺が逃げる理由がどこにある?」

サトシ「ずっと……ずっと待ち望んでいた」

サトシ「お前を殺す――この時を」

アーッ!

シゲル「ククク……」

シゲル「同じこと言ってたぜ?」

シゲル「タケシも……カスミも、アイリスもな」

サトシ「……!!」

シゲル「みんな強気でいたのは最初だけだったけどな」

シゲル「最後は命乞いまでしてたぜ……ククク……」

サトシ「黙れ」

シゲル「サトシ……お前はどうかな?」

シゲル「あいつらよりは楽しませてくれよ?」

サトシ「……黙れッ!!!」

サトシ「任務了解(ゴローニャが)自爆する」

お前を殺す(CV:緑川光)

サトシ「なぜだ!?なぜ殺した……!?」

サトシ「みんな!良いやつだったのにッ!!!」

シゲル「…………」

シゲル「そうだなぁ……一言で言うなら」

シゲル「気に食わなかったってところだ」

サトシ「貴様……!!」

サトシ「貴様だけは俺が必ず……!殺す!!」

シゲル「…………」

シゲル「サトシ」

シゲル「逆に聞かせてくれ」

デデン!

逆に?

アカギシゲル

シゲル「なぜなんだ?」

シゲル「なぜお前はあんな人間達のために怒る?」

サトシ「……なんだと?」

シゲル「なぜそこまでお前の感情を使う?」

シゲル「なぜそこまでお前の時間を、人生を消費する?」

サトシ「何を……言っている……!?」

シゲル「お前がそこまでするほどの人間達だったのか?」

シゲル「あいつらは」

お!

逆に支援

サトシ「仲間だ!!」

サトシ「一緒に旅をした!一緒に辛い事を乗り越えた!楽しみを分かち合った!」

サトシ「俺の……大切な仲間だった!!」

シゲル「…………」

シゲル「仲間、ね……」

シゲル「サトシ、それが今のお前の限界だ」

サトシ「シゲル……!!」

シゲル「ああ……」

シゲル「そういえば」

弱いやつがウロウロするな!

シゲル「サトシ、お前知ってたか?」

シゲル「カスミはお前に惚れてたみたいだぜ」

サトシ「……お前…………ッ!!」

シゲル「最後までお前の名前を呼んでいた」

サトシ「……黙れ!!!」

シゲル「それともうひとつ」

サトシ「もう……何も言うなッ!!!」

シゲル「あいつ処女だったぜ」

サトシ「シゲル……ッ!!!シゲル!!シゲル!!!」

サトシ「シゲルゥゥッ!!!」

サトシ「お前だけは…………!!」

サトシ「…………殺すッッ!!!!」

話進まねえな

あなたを、―――殺します

シゲルとか今の子はしらんだろうな~

サトシ動けよ

サァートシくぅーん

シゲル「良い目だ……!!」

シゲル「その目だよ、サトシ!!」

シゲル「互いの命運を」

シゲル「お互いの信じるものを、尊厳を、プライドを、生殺与奪を賭けて」

シゲル「さあ――」

二人「「バトルしようぜ……!!」」


見せ合い6350
サトシ手持ち:
フシギバナ
ピカチュウ
クチート
ラティアス
ゴウカ
ブルンゲル

シゲル手持ち:
ハッサム
キングドラ
ラティオス
ガブリアス
アグノム
ヒードラン

死ぬほど痛いぞ

殺すしか言ってないな

任務了解

結局最後までポケモンで戦うのなwwww
PTはもうちょい何かなかったのか

シゲルって今出てるの?

サトシ(まず……最も警戒すべきはラティオス)

サトシ(こいつは完全にこちらのパーティに突き刺さっている)

サトシ(こいつは確実にくるとみていい)

サトシ(受けられるポケモンがいない以上、先手を取って上から潰す)

サトシ(もしくは一撃耐えて返しの攻撃で落とすか)

サトシ(どちらにせよ、こいつの対処がこの勝負の明暗を分ける)

サトシ(俺のラティアスなら、対面からラティオスを落とせる)

サトシ(ラティ同士をぶつける形に出来れば、勝機はある)

シゲルガチパwwwwwwwwwwwww

クチートが鍵だな

シゲル(……一見するとラティオスで一掃できる布陣だな)

シゲル(サトシがこちらのラティを潰せる方法は限られている……)

シゲル(タスキで耐えるか、先手を取って叩くか……)

シゲル(スカーフをまいている可能性があるのはゴウカかラティ辺りだが……)

シゲル(ゴウカでは先手を取られてもラティが確1にされることはねえ)

シゲル(最も可能性が高いのはラティアスだが……これも問題はねえ)

シゲル(ククク……俺のラティオスがやつのラティアスに負けることはない……!)

シゲル(仮にやつがラティアスでラティオスを落とすつもりでいるのなら)

シゲル(この勝負は俺の勝ちだ……!)

これは名人様が沸いて荒れる流れ

サトシ(型と構成次第でもあるが……ラティ以外はこちらのブルンでなんとかなるポケモンが多い)

サトシ(やつもそれは分かっているだろう)

サトシ(やつにとってこちらの最も意識するであろうポケモン)

サトシ(つまり、ラティ以外はとめられると考えるのは楽観にすぎる)

サトシ(ブルンは意識されている)

サトシ(対策は二重に仕込んでくるはずだ)

シゲル(……最も警戒すべきはブルンゲル)

シゲル(ラティで突破はできるが……)

シゲル(万が一、ラティが落ちたときの保険も用意しておくべきだな……)

シゲル(ラティとブルンを厚く対策すれば、ほぼ間違いない)

シゲル(あとはゴウカくらいか……?)

シゲル(それ以外は脅威になりえないな)

ポケモンは四天王倒して満足してる身なので黙って見ることにしよう

殺す気ないだろwww

知らないポケモンがいる

サトシ(……逆にいえば)

サトシ(ブルン対策にラティ以外に一枠割いてくる可能性が高い)

サトシ(一見、こちらのゴウカが刺さっているようにも見えるが……)

サトシ(アグノム、ラティの存在がやっかいだ)

サトシ(だが、スカーフゴウカなら?)

サトシ(とんぼがえりを交えつつ、立ち回れば……)

ゴウカってゴウカザルだよな?
いつもサルっていってるから気づくのに遅れたぜ

なぜだか2人がDSを睨んでる絵が思い浮かんだ

殺し合いなのに公式ルールだと

かわせ!

シゲル(ゴウカを警戒するとすれば、スカーフ……)

シゲル(こいつの場合、受けるのは難しいのが潰すのは難しくねえ)

シゲル(脚の早いポケモンで構成すれば事足りる……スカーフ以外は)

シゲル(ゴウカは強化アイテム無しで無振りラティ、アグノムともに確1にすることはできねえ)

シゲル(ラティ、アグノムがSで勝っている以上、ゴウカを選出するならスカーフでの運用が濃厚……!)

読み合い長えなww

サトシ(……やはり駄目だ)

サトシ(先手とんぼでダメージを蓄積させる戦術が通用するのは前提として後続に受けられるポケモンがいればの話)

サトシ(後続で受けられない以上、ダメージレースに勝てるとは思えない)

サトシ(そもそもラティとアグノムはSで負けている……)

サトシ(相手にもスカーフを持たれたらアウト)

サトシ(……しかし)

サトシ(ゴウカが刺さっていることは事実)

俺ヤムチャ視点だわ

なんでゴウカザルだけ略してんだよ

シゲル(他のポケモンはどうか……?)

シゲル(ピカチュウの火力は脅威だが、紙耐久高速アタッカーとしては致命的にSが足りねえ)

シゲル(高速のアタッカー寄りで構成している俺の敵じゃねえな)

シゲル(クチートはおそらくタスキ……こいつはどうとでもなる)

シゲル(フシギバナはこちらのアタッカーで一致抜群を取れる……まず選出はねえ)

シゲル(やはり、最後に意識すべきはゴウカ……!)

シゲル(やつの選出はラティ、ゴウカ、ブルン……!)

んんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

サトシ「…………」

シゲル「…………」

シゲル「準備はいいか?サトシ」

サトシ「ああ」

シゲル「ククク……」

シゲル「さあ、楽しい楽しいバトルの開始だぜ……!」

サトシ「ラティアス!君に決めた!!」シュッ!

シゲル「行け、ラティオス……!」シュッ!

ラティアス「ひゅあーん!」ポワン!

ラティオス「しゅわーん!」ポワン!

サトシの君に決めた!は
直感で戦ってるサトシのスタイルを現しているものだとちがうんか

サトシ(初手、ラティオス……!もらった!)

シゲル(ククク……ラティアス!勝った!)

シゲル「ラティ同士で対峙することになろうとはな……!」

シゲル「Sは同速だ……!」

シゲル「とはいえ」

シゲル「種族値的にはラティアスはラティオスの劣化だがな……!」

サトシ「…………」

シゲル「ま、それでも」

シゲル「運がよければ無傷で突破できるかもしれんぜ……サトシ?」

サトシ「運?」

サトシ「そんなものに頼るつもりは毛頭ない」

サトシ「突破する……戦術で!!」

ラティアスは当然カノンちゃんだよな?
嫁・・、生きろ・・

シゲル「言うねえ……!」

シゲル「ならば、みせてくれ」

シゲル「その戦術とやら……!」

シゲル「ククク……いくぞ!ラティオス!」

サトシ「ラティアス!」

二人「「りゅうせいぐん!!」」

福本さん仕事してくださいよー

サトシこんな頭よかったか?「炎には炎だ!」とかいってる奴だぞ?

ラティオス「しゅわーん!」キラン!チュイン!チュイン!チュイン!チュイン!ドガシャン!

シゲル「ククク……!先手はラティオスだ!」

シゲル「サトシ!!運がなかったな……!」

ラティアス「ハバン!」ガッガッ!

シゲル「!!」

サトシ「H振りハバン込みで9割近く削れるか……」

サトシ「そのラティオス、眼鏡だな?」

シゲル「耐える……だと……?」

リザードン入れろよksg

アグノムって何だっけ

サトシ「HSハバンラティアス」

サトシ「ラティアスはラティオスの劣化なんかじゃない」

サトシ「ラティアスだからこそ出来る型もある」

シゲル「ハバン……つまり…………」

シゲル「対ドラゴンを想定した型……!」

サトシ「スカーフ持ち600竜にノクス、雨グドラ、マルスケカイリュー」

サトシ「加えて、ラティオス……」

サトシ「俺のラティアスは」

サトシ「どのドラゴンにも勝てる……!」

シゲル「なるほど……」

シゲル「ラティアスの特防種族値ならば」

シゲル「Hに振ってハバンを持たせればどの竜技も耐える……」

シゲル「かつ、カイリュー以外は無振りのりゅうせいぐんで確1にできるということか」

サトシ「そして、そのカイリューに対してもその後のしんそくを耐えうる」

シゲル「ク…………!」

サトシ「言っただろう?」

サトシ「運に頼るつもりはない」

サトシ「これが戦術だ……シゲル!!」

サトシ「ラティアス!りゅうせいぐん!」

ラティアス「ひゅあーん!」キラン!チュイン!チュイン!チュイン!チュイン!ドガシャン!

シゲル「ク……!」

ラティオス「しゅわーん!」

シゲル「ククク……!」

シゲル「9割か……!」

サトシ「なん……だと……?」

サトシ「ラティオスの火力は眼鏡のものだった!」

サトシ「なぜだ……!?」

サトシ「なぜ耐える!?」

シゲル「なんだ……知らないのか?」

シゲル「ラティには専用道具があるんだよ」

サトシ「!?」

シゲル「こころのしずく」

シゲル「特攻と特防を1.5倍にする道具だ」

公式じゃないからしずくおkなのか

サトシ「ふざけるな!」

サトシ「そんなものは一般の対戦ルールでは禁止されている!」

シゲル「そうだな」

シゲル「だが、この戦いが一般ルールだと……いつから錯覚していた?」

サトシ「…………ッ!!」

サトシ「貴様!!」

シゲル「なんでもあり」

シゲル「それがルールだ!」

シゲル「ククク……!!!」

シゲル「笑いを堪えるのに苦労したぜ!!」

シゲル「ククク!!!」

サトシ「シゲル……ッ!!!!」

わろた

俺の知ってるサトシより賢い

シゲル「さあ、対戦続行だぜ……!」

シゲル「いくぞ……!サトシ!!」

サトシ「く……!ラティアス!」

二人「「りゅうせいぐん!!」」

ラティオス「しゅわーん!」キラン!チュイン!チュイン!チュイン!チュイン!ドガシャン!

ラティアス「ひゅあーん……!」ピュウウン

サトシ「ラティアス……!戻れ!」ポウン!

シゲル「ククク……!」

シゲル「もう一度言おう」

シゲル「サトシ!!運がなかったな……!」

この前のポケセンの大会しずく解禁されてて泣いた

公式戦のルールとかよく知らないけど
ラティは使えるのか

サトシ「く…………」

シゲル「さあ、次のポケモンを出せ!」

シゲル(ゴウカがいるならここで来る可能性が高いが……)

サトシ「…………」

サトシ「クチート!君に決めた!」シュッ!

クチート「げごげご!」ポワン!

ラティアス「しゅわーん!」ヒュルルルルン……

シゲル「……なに…………?」

シゲル「クチート……?」

これ最初からクチート出せばよかったんじゃ

しんそくは?

シゲル(ゴウカならとんぼで有利に立ち回れたはず……)

シゲル(スカーフじゃないにしても、スカーフを警戒させることは出来たはずだが……)

シゲル(ここでゴウカが来ない以上、やつはゴウカを選出していないということか?)

シゲル(しかし……それにしても、だ…………)

シゲル「クチートだと…………」

シゲル「そんな低種族値のポケモン……よもや、ふざけているわけではないな?」

サトシ「俺は真剣だ」

サトシ「ポケモンに関してはいつだって、な」

シゲル(そうだ……。こいつはそういうやつだ)

シゲル(ならば尚更解せん……。クチートだと?)

(正々堂々ポケモンバトルでなら)何でもあり

サトシ「……シゲル、言っておこう」

サトシ「お前のパーティはクチートで崩壊する」

シゲル「なに……?」

サトシ「お前はもうすでに」

サトシ「クチートの罠にかかっている」

シゲル「…………」

シゲル(クチート……)

シゲル(その可愛らしい外見で油断させて、頭の大顎で突然噛み付き、捕食するポケモン……)

シゲル(…………油断はするべきではない、とでも……?)

シゲル(だが、あんな低種族値のポケモンに何が出来る?)

こんな雑魚ども俺のケッキングで…

ぶっちゃけコンテストやらストーリーやらを目的にやってる俺としては何語か分からん

にわかの俺にはとてもおもろい

サトシ「……フフ」

サトシ「その疑心だ」

シゲル「なに……?」

サトシ「やはり、お前はもうクチートの術中にいる」

シゲル「……ふん、心理戦のつもりか?」

シゲル「いいか、サトシ」

シゲル「お前なら知っていると思うが」

シゲル「つまるところ、ポケモンとは種族値だ」

シゲル「お前がどんな戯言を吐こうが、その差が埋まることはない」

サトシ「……ポケモンを数値でしか見れないか」

シゲル「他になにがある?」

シゲル「まさか、じじいのように愛や信頼が大切とでも言うつもりか?」

サトシ「…………シゲル」

サトシ「うだうだ言ってないで来いよ」

サトシ「どういうことか教えてやる」

シゲル「…………ククク…………!!」

シゲル「面白い…………!!」

シゲル「サトシ……!逆に俺が教えてやるよ!」

シゲル「種族値の壁の高さをな!」

そんなことよりカスミとのことの描写はよ

カスミはケンジに惚れてるだろ

シゲル(クチート……。こいつにはふいうちがある)

シゲル(かつ、タスキの可能性が高い……。ラティで突っ張るべきではない)

シゲル(そもそも、いくらクチートとはいえ、4段階特攻が下がったラティでは落とせない)

シゲル(ラティはまだ働ける)

シゲル(3匹目にいるであろうブルンに対して決定打を与えるためにもまだ切るべきではない)

シゲル(加えて、クチートはおいうちは覚えない。ラティは下げれば確実に生かせる)

シゲル(……現状、最悪のパターンは交換を読まれてのみがわりか?)

シゲル(だが、おそらく…………このクチートはみがわりを所持していない)

シゲル(こちらの面子に対してわざわざクチートを選出……)

シゲル(タスキメタバ型が最も現実的な型)

シゲル(タスキならばみがわりはない)

シゲル(やはり、ここは交換が安定)

カスミは無惨にヤられました

おもひろい

糞つまらん

このサトシも厳選でいろんな個体を見捨ててるかと思うと

サトシ「決まったか?」

サトシ「俺はとうに選択している」

シゲル「……待たせたようだな」

サトシ「いや」

サトシ「考えれば考えるほど、お前は深みにはまる」

シゲル「ふん…………」

シゲル「なにを考えているか知らんが……クチート程度になにが出来る?」

待たせたようだな・・・・
とか大人すぎわろた

シゲル「ラティオス!戻れ!」

シゲル「行け、ヒードラン……!」シュッ!

ヒードラン「ごぼっ!ごぼぼぼっ!!」ポワン

シゲル「ラティはまだ働いてもらわないといけないからな」

シゲル「ここは交換させてもらおう……!」

シゲル「ククク……ラティをとっておきたかったか?」

サトシ「……そうだな」

サトシ「とらせてもらおう」

サトシが思ったより賢くてワロタ

>>81
アニメのカスミはケンジとくっついたんだっけ

クチートと言えば恋するクチートの回は良かったな

シゲル「なに?」

シゲル「クチートはおいうちはおb」

サトシ「下がったポケモンを落とせるのは」

サトシ「なにもおいうちだけじゃない」

サトシ「クチート!」

サトシ「ステルスロック!!」

クチート「げごげご!」ドン!ドン!ドン!

シゲル「ステルス……ロックだと……!?」

シゲル(やられた……!ラティはステロダメを耐えない……!)

サトシ「シ、シゲル・・!なにすんd」

シゲル「んくっ」←接吻

サトシ「おめえ口くっせえな」

シゲル「…………」

シゲル「だが……」

シゲル「この戦いではステロなど……さほどの優位性もあるまい」

シゲル「交換合戦になるわけでもない」

シゲル「お互いの手持ちからも、潰しあいになることが明白なバトルだ」

シゲル「結局のところ、お前は後手にまわっただけ」

シゲル「良手とはいえまい」

サトシ「さて、どうかな」

シゲル「ククク……強がりはよせ」

シゲル「ヒードランでお前をとる」

これは寝れんな・・

シゲル(クチートとヒードランの対峙……)

シゲル(普通に考えればヒードラン有利は揺るがないが……)

シゲル(タスキメタバの可能性が濃厚……!)

シゲル(うかつに攻撃はできねえ)

シゲル(しかし……メタバ以外ではクチートにヒードランは落とせない)

シゲル(……逆にいえば)

シゲル(メタバ型なら、このターンはメタバ……)

シゲル(それ以外の型ならば下がる)

シゲル(つまり、このターンはみがわり安定行動となる……!)

シゲル(やつの3匹目はおそらくブルン……)

シゲル(ならば、間違いなくヒードランを受けに出てくる……!)

シゲル(ククク……このヒードランはどくどくを仕込んでいる)

シゲル(ブルンに毒を当てればこの勝負はもらったに等しい……!)

クチートというとなぜかきあパンのイメージが

>>98
おいw

シゲル「ククク……最後まで読めた……この勝負!」

シゲル「ヒードラン!みがわりだ!」

サトシ「……フフ」

サトシ「みがわり、ね」

シゲル「…………」

シゲル「何がおかしい……?」

サトシ「後ろのポケモンが割れていない時点で、この組み合わせが対峙したとき」

サトシ「お前はみがわりを選択する可能性が高いと思っていた」

シゲル「……読んでいたとでも?」

シゲル「だが、それが?」

シゲル「みがわりを読んで攻撃できたとして」

サトシ「違うな」

シゲル「…………なに?」

サトシ「この一手により、状況は劇的に変わるのさ」

>>99
くそワロタ

サトシ「有利すぎる組み合わせが対峙したときほど気をつけろ」

サトシ「確信したときほど最も危険」

サトシ「いうなれば思考停止……」

サトシ「そういうときの心理は……つけこまれやすい」

サトシ「足元をすくわれる」

サトシ「こんな風にな!」

サトシ「クチート!よこどりだ!!」

クチート「げごげご!!」シュン!シュン!ポワン!

シゲル「…………!!」

シゲル「な…………」

シゲル「よこどり……だと……!?」

シゲル「ばかな!!」

シゲル「入っているかどうかも分からないみがわり一点読みだと……?」

シゲル「それは読みでもなんでもない!!」

シゲル「ただの運否天賦……!ぶっぱなしもいいところ!」

サトシ「そうでもないさ」

サトシ「タスキメタバはクチートの戦術として有名だし、お前がタスキを警戒するだろうことは分かっていた」

サトシ「仮にお前のヒードランにみがわりが入ってないとしても、初手から全力の攻撃はない」

シゲル「それにしても、あえて半減の攻撃を選択する可能性もあったはずだ!」

サトシ「ないな」

サトシ「お前はその選択をしない」

シゲル「……なに?」

期待

寝れなくなった

>>99
これ見る限りカスミは非処女だな

サトシ「お前のPTは基本的に高火力のアタッカーで構成されているが、特定の受けに弱い」

サトシ「そう、水の受けポケモンだ」

サトシ「一見穴のように見えるが……」

サトシ「あえてそうしている……違うか?」

シゲル「…………」

サトシ「水の受けポケモンを誘うためだ」

サトシ「ならば、どこかに受け潰しのポケモンを仕込んでいるはず」

サトシ「お前のPTの中でその役割を持っているのだとしたら、ヒードランだと思っていた」

サトシ「受け潰しのどくどく」

サトシ「鋼を呼ばないヒードランとは相性が良いからな」

サトシ「流しターンにみがわり」

サトシ「受けにきた耐久水に対して毒を差し込む型」

サトシ「仮にお前のヒードランがみがわりを持っていなかったとしても」

サトシ「お前はこのターン、様子見でどくどくを選択しただろう」

サトシ「失敗しても状況は五分のまま」

サトシ「つまり、ここでのよこどりはリスクとリターンが見合っているのさ」

シゲル「ククク……」

シゲル「さすがだな、サトシ……」

シゲル「……誘ったつもりが、誘われていたというわけか……」

サトシ「誘って殺す……」

サトシ「ポケモンバトルでの鉄則だろ?」

シゲル「ご高説だが」

シゲル「まだ勝負はついてねえ……!」

シゲル「クチートの火力では強化アイテム無しでヒードランを落とせねえはず」

サトシ「そうだな」

シゲル「クチートの技の中でヒードランに対して最もダメージが通るのがきあいパンチ」

シゲル「仮にクチートが性格補正込みでA全振りしていたとしても」

シゲル「俺のH振りヒードランに対して8割弱といったところ」

シゲル「届かないんだよ……!」

シゲル「種族値の壁にはな……!」

サトシ「…………」

シゲル「俺はこのターンでヒードランを確一に出来ない以上」

シゲル「次のターンでクチートは落ちる!」

サトシ「……フフ、試してみるか」

はよ

痛いし寒いだけで全く面白くない

サトシ「クチート!」

クチート「げ!げごご!」ズズズズズ……!

シゲル「行け、ヒードラン!だいもんじ!」

ヒードラン「ごぼ!ごぼごぼぼ!」シュシュシュシュ!ドーン!

サトシ「これでみがわりは破壊」

サトシ「外れなくてよかったな」

シゲル「ほざけッ!」

サトシ「クチート!!きあいパンチ!」

クチート「げごげご!」シュバ!ドガシャン!

シゲル「…………!?」

シゲル「H振りヒードランに対して、7割弱程度……!」

シゲル(このクチート、Aに全振りしているわけじゃないのか……?)

シゲル(もしくは性格補正をかけていない……)

サトシ「フフ……」

シゲル「まさか…………いや……」

サトシ「気付いたか?」

支援

対戦の解説がなかなか面白い…が、こんな奇形クチートいる筈がない
なにどくまもドランピンポでメタってんだよ

メジャー所ならともかく、クチートのダメ差まで把握してるとかシゲルぱねぇ

シゲル「耐久調整……!」

シゲル「つまり、そのクチート……!!」

サトシ「そう」

サトシ「最初からタスキじゃなかったのさ」

シゲル「!!」

シゲル「だが……」

シゲル「サトシ、なにを考えている……?」

シゲル「ジュエルでも持っていれば話は違っただろうが……」

シゲル「さっきのターンでヒードランを落とせなかった以上、何を持っていても同じだ」

シゲルの逆襲も見たい

さっきから面白すぎる

サトシ「さあ……そうかもしれないし」

サトシ「そうじゃないかもしれない」

シゲル「…………」

シゲル「ここから逆転できるつもりでいるってえのか?」

シゲル「……いや、問うまい」

サトシ「…………」

シゲル「ククク……試せばわかることか……!」

完全に運否天賦だし
ドランで毒持ってんなら守るも持ってんだろ

シゲル「まさか技を外すのを期待しているんじゃねえだろうな……!」

シゲル「ヒードラン、だいもんじ!」

ヒードラン「ごぼぼぼぼ!」シュシュシュシュ!ドーン!

サトシ「クチート!」

クチート「オッカ!」ガッガッ!

シゲル「!?」

シゲル「オッカだと!?」

シゲル「だが……!みがわりで削れた体力で耐え切れるものかよ!!」

クチート「げごげご……!」ピュウウン

サトシ「補正なしのヒードランのだいもんじ」

サトシ「……体力が完全なら耐えたんだがな」

シゲル「こいつ……」

シゲル「もし、俺のヒードランにみがわりがなく、どくどくしかなければ……」

シゲル「おとされていた……ってえことか……」

サトシ「……そういうことだが」

サトシ「バトルにifはないからな」

シゲル「…………」

シゲル「ククク……」

シゲル「そうさ、サトシ……!!」

シゲル「分かってるじゃねえか……!」

シゲル「目の前にあるこの状況がすべてだ!!」

シゲル「さあ!!最後のポケモンを出せ!!」

サトシ「…………」

サトシ「ラティアス、クチート……」

サトシ「よくやってくれた」

サトシ「上出来だ……」

サトシ「……あとは」

サトシ「お前に任せた」

サトシ「ピカチュウ!」シュッ!

アス置き土産→猿

シゲル「……ピカチュウ?」

シゲル「ピカチュウだと……?」

サトシ「ああ」

サトシ「俺の最後のポケモンはピカチュウだ」

シゲル「クク……ククク……!」

シゲル「よもや、この後に及んでピカチュウが出てくるとはな……」

シゲル「所詮、お前も信頼や情を拠り所にするバカ共と同じというわけだ……!」

サトシ「…………」

サトシ「……違うな」

サトシ「確かに俺はこいつを一番信頼してる」

サトシ「だが、俺は愛着とか拘りとか……」

サトシ「そういうものでピカチュウを選んだわけじゃない」

サトシ「こいつなら勝てると踏んで選出した」

シゲル「…………なんだと?」

サトシ「シゲル…………」

サトシ「お前は信頼や情をムダなものだといったな」

シゲル「そうだ!」

シゲル「ポケモンとはつまるところ数値だ……!」

サトシ「…………」

サトシ「分かっていないよ……お前は」

シゲル「分かってねえのはお前だ!」

シゲル「ならば、お前は信頼や愛情などという不確かなものでバトルに勝てるってえのか!?」

サトシ「それも違う」

サトシ「そもそもが違うんだ……シゲル」

サトシ「強いポケモンも弱いポケモンも関係ない」

サトシ「自分が信頼した……こいつって決めたポケモンで勝てるように頑張るべきなんだ」

上から殴られて即死、先制技で即死のS90アタッカーが出たぞー!

ピカチュウV6スカーフ

シゲル「黙れッ!!!」

シゲル「そんなものは弱者の論理だ!!」

シゲル「弱いも強いも関係ないだと……!?」

シゲル「そんなもの勝利への努力を放棄した言い訳にすぎねえ!」

シゲル「敗北への言い訳を予め用意しているだけだろうが!!」

サトシ「…………シゲル」

シゲル「サトシ!!!ならばお前は!」

シゲル「バトルに勝利する必要はないとでもいうつもりか!?」

シゲル「お前の言ってることはそういうことだろうがッ!!」

サトシ「…………究極的にはそうだ」

シゲル「ッ!!!」

シゲル「貴様ッ!!!」

俺の知ってるサトシに近づいてきたぞ

シゲル「俺達のこのバトルを侮辱する気か!!?」

サトシ「……時には負けることも必要だ」

サトシ「それがトレーナーとポケモンの戦術を磨きあげ、更なる高みへと押し上げる」

サトシ「時には敗北を受け入れることも必要なんだ、シゲル」

サトシ「それに……勝つことだけが全てじゃない」

サトシ「バトルを通じてポケモンと心を通わせること……それが出来れば」

サトシ「勝利も敗北も関係ないんだ」

サトシ「……俺はそれを知っている」

シゲル「俺は貴様を心底から軽蔑する……ッ!!」

シゲル「俺が勝てば貴様を殺す!」

シゲル「敗北を受けれて死ね!!」

サトシ原作にちかずいてきた

なにこれ、面白い…ってかポケモンしらないけど読めるわ。

サトシ「…………」

サトシ「……ひとつ言い忘れたな」

サトシ「……勘違いするなよ、シゲル」

サトシ「俺は全てのバトルで勝利する必要はないと思っている」

サトシ「だが、それは通常のポケモンバトルでの話だ」

サトシ「お前とのこれはそんなものじゃない」

サトシ「もっと生々しく、血なまぐさく……吐き気を催すもの」

サトシ「……そうだ」

サトシ「これは殺し合いだ」

あれ?

>>99
カスミがシゲル並の下種だった

お?

シゲル「……!」

サトシ「最初に言ったはずだ」

サトシ「忘れたなら何度でも言ってやる」

サトシ「シゲル、お前を殺す」

シゲル「サトシ………………!」

シゲル「サトシ……サトシ、サトシ、サトシィィィ!!!」

サトシ「……やるぞ、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴかー!」

はい、わかりました

サトシ「ピカチュウ!ちきゅうなげ!」

ピカチュウ「ぴかぴー!」キュイーン!ドン!

ヒードラン「ごぼ!ごぼぼっ!!」ピュウウン

シゲル「……ちきゅうなげ!」

シゲル(ピカチュウは技スペに比較的、余裕が出来るタイプ……)

シゲル(だが、普通のアタッカー型にちきゅうなげを搭載なんぞ……まずしねえ)

シゲル(つまり、このピカチュウにはそれを搭載する理由があるってことだ)

シゲル(おそらく……タスキカウンター型)

シゲル「……行け、アグノム」シュッ!

アグノム「きゅううん!」

サトシ「最後はアグノムか」

サトシ「フフ……予想通りだな」

          .  -―――‐- 、         r 、
       //   , -―- 、  ! \ _      | ∧
      / |  l r,=.┐ l |   l  \__」/ ヘ
      |   |  └' ー'└'   |   | y       `ヽ ヘ
      |   |  -―――‐- l   / __       l
      レ-く_ -ァ―‐ァ- _〉/ー、 '⌒   _     | __, -、
     /: : イ / h/イ: ://h  Vl::::::::|  ト- 、`’ =、 l   ´/
     7: : :ハ:| |  l:| l:/'  l:|  | ト- '   l   l>-   /   /
      ̄Zl 〈l ー‐  j,   ー‐' |\    ー'´  , ―l   /      < これは殺し合いだ
         ゝ l /l/ ___ , /l/ /:/丶      l::/ /
         >        <:く   |      ̄ /
           /  l>ー<l  ̄ \   l     l// \
   / ̄`Tーく   〈}    {〉     > /     | /   \
 /   /⌒l_\  ハー一 ハ   /゙´  ̄`ト   l∨ ,、   \
/^ヽ. /   / ヽ) ハー/  /       |  l ∧/ \
|   \  /  /) \ ∨ /       |  |/      \

まさか幻のがむせっかピカチュウか

シゲル(ピカチュウはミラーコートを覚えない)

シゲル(ならば、特殊で攻めれば……と安易に考えるのは危険……!)

シゲル(サトシの狙いはおそらくそこ……!)

シゲル(タスキカウンター型に隠れたもうひとつの可能性……!)

シゲル(こいつにはがむしゃらせっか型がある……!)

サトシ「フフ……どうした?」

サトシ「お前の方が圧倒的に有利な組み合わせだろ?」

シゲル「…………」

シゲル「気にくわねえな……」

シゲル「……勝てると思っているのか?」

サトシ「ん?」

シゲル「自分の状況を分かっているのか……?」

シゲル「多少の不利だとか、追い込まれたとか……そういう生易しいもんじゃねえ」

シゲル「詰みだ!」

シゲル「お前に目はない!」

サトシ「シゲル」

サトシ「ひとつ言っておく」

サトシ「……お前は俺には及ばない」

シゲル「……ッ!!」

シゲル「サトシ……!!」

シゲル「お前はそうだった……!!」

シゲル「いつもそうだった!!!」

シゲル「いつもいつも俺の先を行きやがって……ッ!!」

シゲル「そんなお前だから俺は……ッ!!!!」

サトシ「…………」

シゲル「引導だ……!」

シゲル「この一手……!!」

シゲル「この一手がお前を殺る決定的なものとなるッ!!」

あの世で俺に

はよ

シゲル「とんぼがえり……!!」

シゲル「俺にはまだラティオスがいる!!」

シゲル「とんぼで一旦ラティオスと交換!」

シゲル「その後、改めてアグノムを出せば……!」

シゲル「ピカチュウのタスキは無効化できる……!!」

サトシ「…………」

シゲル「まだ勝機はあると思っていたか?」

シゲル「駆け引き次第だとでも思っていたか!?」

シゲル「ククク……!!」

シゲル「お前はとっくに!!」

シゲル「詰んでるだよッ!!!!」

シゲル「アグノム!とんぼがえりだ!!」

アグノム「きゅううん!」ピュン!ドゲシ!ボヨヨン!ピュン!

ピカチュウ「ぴ、ぴかー!」ガッ!ガッ!ピロリン!

シゲル「やはり、ピカチュウはタスキか……!」

さてどうするんだろう

はやくしてくれ…

シゲル「行け、ラティオス!」シュッ!

ラティオス「しゅわーん!」ドカ!

シゲル「ラティはステロダメージで落ちる……!」

ラティオス「しゅわーん……!」ピュウウン

シゲル「これで……詰みだ……!」

シゲル「サトシィィィィッ!!!」

サトシ「…………ピカチュウ」

サトシ「カウンター」

>>151
詫び続けろ

シゲル「ククク……!!」

シゲル「どこn」

ピカチュウ「ぴかー!」シュイン!ドガッ!

アグノム「きゅううん……!」ピュウウン

シゲル「なに…………?」

サトシ「…………」

シゲル「なにが起こった…………!?」

サトシ「……知らないのか?」

サトシ「第五世代では」

サトシ「とんぼをカウンターした場合」

サトシ「とんぼの交換で場に出たポケモンがステロで瀕死になれば」

サトシ「とんぼを使ったポケモンにカウンターのダメージが入る」

サトシ「…………まぁ、バグだがな……」

あーメタバのバグであったなー

…ってそうじゃねえよwwwwwwwww

決定打がバグてwww

シゲル「なん…………だと……」

シゲル「こんなものが……認めらr」

サトシ「この戦いが一般の対戦ルールだと誰が決めた?」

サトシ「なんでもあり、なんだろ?」

シゲル「…………ッ!!!」

サトシ「お前の負けだ、シゲル」

>>39
正解っぽいな

俳人のみなさんこれはアリですか?

じずくがね
ありならありで
いいんでね

シゲル「俺の負けだな…………殺せ」

サトシ「………………」

サトシ「…………」

サトシ「……」

サトシ「長かった……本当に」

サトシ「何度となく……」

サトシ「復讐などやめて普通の暮らしに戻ることを考えた……」

シゲル「…………」

サトシ「だが、その度にあいつらが言うんだよ……」

サトシ「お前を殺せ……殺せ、と……」

サトシ「タケシは……恐怖に怯えた表情のまま死んでいた……あの表情のまま俺に言うんだ」

サトシ「カスミは……自分で舌を噛み切って死んだ……
苦しかったんだろうな……その表情のままで俺に言うんだ」

サトシ「それだけじゃない!!」

サトシ「ケンジも……ハルカも……マサトも、ヒカリも、デントもアイリスも!!!」

サトシ「みんな俺に言うんだよ……!」

まあありなんじゃないすかね(すっとぼけ)

SS見てるんであって、対戦見てる訳じゃないですし

シゲル「…………」

シゲル「全員、俺が殺した」

サトシ「そうだ!!!」

サトシ「お前への憎悪が俺の脚を進め」

サトシ「あいつらの無念が俺の身体を支えてくれた」

サトシ「全ては――」

サトシ「――この瞬間のために!!」カチャ

サトシ「この瞬間のために俺は全てを捨ててきた!!」

サトシ「シゲル、お前を殺す……!」

シゲル「そう……それでいい、サトシ」

サトシ「なに…………?」

カチャwww
何持ってるんだよwww

知らない間に俺が殺されてた

シゲル「サトシ……お前が本当に望んでいたものはなんだ?」

サトシ「俺の望み……だと?」

シゲル「そうだ」

シゲル「……お前はどうして旅に出た?」

サトシ「何の話をしている!?」

シゲル「答えろッッ!!!」

シゲル「お前はなぜマサラタウンを出たッ!?」

サトシ「………………」

サトシ「……ポケモンマスター、だ」

シゲル「そうだ……」

シゲル「全てのトレーナーの頂点」

シゲル「その名は決して容易いものではないはずだ……」

シゲル「荷物を背負ったまま手に出来るほど甘いものじゃない」

サトシ「なにを……言っている……?」

サトシ「お前は……一体何を考えているんだ……?」

珍しく論者が沸いてねぇな

>>170
ケンジ乙

おもしろい

カチャ(ベルトを外す音)

おもしろい

ポケモンバトルが麻雀のようなものだと考えれば話の違和感は消える

シゲル「俺は」

シゲル「…………」

シゲル「俺はなりたかった……」

シゲル「ポケモンマスターに」

シゲル「…………」

シゲル「だが、お前がいた…………」

シゲル「お前は……お前はいつも俺の先をいっていた」

サトシ「…………」

シゲル「だから俺は……!」

シゲル「俺は……俺の夢をお前に託したんだよ、サトシ」

シゲル「お前なら……お前だからこそ届く、と思った」

シゲル「ポケモンマスターに……!」

サトシ「シゲル…………」

シゲル「俺では!俺の才能では……!」

シゲル「決して届かない領域へあっさりいけるお前なら……!」

シゲル「だが、お前は何をやっていた!?」

シゲル「他のやつに足を引っ張られ!」

シゲル「届くはずの頂に手を伸ばそうともしていない!!」

サトシ「俺は……ただ…………」

シゲル「はっきり言う」

シゲル「お前はポケモンマスターに届く才能がありながら」

シゲル「下らん仲間のせいで決して届くことはない!」

シゲル「あのときのお前はそうだった……!」

サトシ「…………」

サトシ「俺はただ…………仲間を、友達を大事にしたいだけだ……」

シゲル「それでお前はくだらんミスを何度繰り返した?」

シゲル「覚えた知識を何度吐き出した……!?」

シゲル「だから」

シゲル「だから、俺がお前の仲間を殺したんだ」

サトシ「シゲル…………!!」

シゲル「…………」

シゲル「サトシ」

シゲル「今のお前はどうだ?」

シゲル「仲間から解き放たれたお前は?」

シゲル「今のお前は……」

シゲル「限りなく頂点に近い場所にいる」

サトシ「…………今の俺…………」

シゲル「最初にお前自身が思い描いた姿」

シゲル「それはまさに今のお前なんじゃないのか?」

サトシ「俺は…………」

サトシ「俺は……こんなものを…………」

シゲル「…………」

シゲル「サトシ」

シゲル「俺を殺せ」

サトシ「……ッ!」

究極だな

シゲル「お前が道に迷うなら、俺が示してやる……!」

シゲル「お前の仲間がしたように!」

シゲル「お前がその歩みを止めようとした時は……!」

シゲル「俺が思い出させてやる!」

シゲル「だから、俺を殺せ!」

サトシ「…………!!」

シゲル「殺せッ!!!サトシ!!!!」

サトシ「………………」

サトシ「…………」

サトシ「俺は……!!」

サトシ「俺には…………!!」

サトシ「出来ない…………!」

支援

シゲル「サトシ…………!」

サトシ「お前を……知ってしまったから…………!」

サトシ「お前を理解してしまったから…………!」

サトシ「だから、俺には…………!!」

サトシ「この引き金が…………弾けない…………!!」

シゲル「………………」

シゲル「サトシ…………」

シゲル「俺を殺すことを仲間に誓ったんじゃないのか?」

サトシ「…………」

サトシ「それでも……俺にとっては……」

サトシ「お前も友達なんだよ、シゲル……」

シゲル「…………」

サトシ「………………」

サトシ「俺と…………旅をしよう」

サトシ「一緒にいろんな場所へ行って……いろんなポケモンに会おう」

サトシ「そうすれば……」

シゲル「………………」

シゲル「……何を言っている?」

シゲル「俺はお前の仲間を殺したんだぞ」

シゲル「……俺はとうにその資格を失っている」

サトシ「許す」

サトシ「許すよ…………シゲル」

いやシゲルお前カスミ犯してたじゃん

俺のアイリスは無事だよな?

シゲル「………………」

サトシ「だから」

シゲル「それ以上!!!」

シゲル「それ以上、何も言うな…………ッ!!」

シゲル「俺は…………ッ!!!」

シゲル「俺だけはッ!!!!」

シゲル「お前の脚を引っ張るようなことをしたくないッ!!!!」

カスミは元々ビッチだから問題ない

カスミは私モテるから忙しいとか抜かすビッチ

サトシ「本当に…………どうしようもないのか?」

シゲル「サトシ」

シゲル「お前にも分かっているはずだ……」

シゲル「それは誤魔化しに過ぎねえ」

サトシ「…………」

シゲル「お前はまた……繰り返すのか?」

サトシ「俺は…………」

シゲル「お前は優しすぎる」

シゲル「だからこそ、感情を排除しろ……割り切れ」

シゲル「誤魔化すな……見据えろ」

シゲル「お前は…………なるんだろ?」

サトシ「それでも…………!」

シゲル「………………」

シゲル「お前に新たな仲間が出来たとき……」

シゲル「俺はそいつらを殺しにいく」

サトシ「シゲル…………!!!!」

シゲル「弱さを……甘えを捨てろ、サトシ」

シゲル「そうすればお前は……ポケモンマスターに届く」

サトシ「俺は…………」

シゲル「いいか、サトシ」

シゲル「ここが分水嶺……」

シゲル「俺がお前の未来を決める契約そのものだ」

シゲル「引き金を弾け……」

シゲル「俺を殺せ」

>>187
殺されたよ

それとアイリスは俺のだから

サトシ「………………」

サトシ「俺は………………」

シゲル「サトシ」

サトシ「………………」

サトシ「…………わかった」

サトシ「俺も覚悟を…………決めよう」

シゲル「そう言ってくれるか……」

俺のベルは無事か

オチは…どうなるんだろう。

サトシが撃った瞬間シゲルのポケモンが身代わりになってシゲルが絆に目覚めてEND

撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ!

保守

>>1です

さるさんくらったので携帯から書き込んでいきます

シゲル「こんな方法しかとれない俺を許せ、サトシ」

シゲル「仲間を大事にするお前がゆえに」

シゲル「この方法しかないと思った」

サトシ「…………」

サトシ「お前は……それでいいんだな?」

シゲル「無論だ」

シゲル「お前は仲間の想いを裏切れない」

シゲル「だからこそ――俺の願いは叶う」

サトシ「そうか……」

シゲル「お前はポケモンマスターになる」

シゲル「サトシ!」

シゲル「この意味がわかるか?」

サトシ「さあな……」

シゲル「分かった……教えてやる」

シゲル「お前が世界で一番強いってことなんだよ!」

サトシ「俺がポケモンマスターになったとき……」

サトシ「俺はまだそこに意味を感じられるんだろうか?」

シゲル「案ずるな」

シゲル「俺との契約で……意味を感じることそれ自体に、意味を感じなくなる」

サトシ「そうか…………」

シゲル「サトシ、お前は」

サトシ「……おいていく」

シゲル「……なにを?」

サトシ「サトシ…………」
サトシ「その名はここへ置いていく」

サトシ「それは無垢に夢を追いかけていた少年の名だ」

サトシ「ポケモンを愛し、仲間を愛し」

サトシ「その先にある夢を無邪気に信じ続けていられた少年の名だ」

サトシ「だからこれから汚れていくだろう俺が――」

サトシ「その名を背負うことは出来ない」

こいつら年齢いくつだよ

シゲル「…………」

シゲル「それでいい」

シゲル「……さあ、何者でもないものよ!」

シゲル「いずれ、ポケモンマスターになるものよ!」

シゲル「全てのトレーナーの頂点に立つものよ!」

シゲル「聞かせてくれ、最期に」

シゲル「お前の名は?」

おもしろい

パァン。

俺の名は、シゲル。今日から俺はシゲルだ。

って感じ?

>>205
10歳に決まってるだろ

レッドさんここに誕生!!

アデクさんくるううううううう

はよ

はよ

サトシ「俺がピカチュウだ」

厨ニくせえ

またさるくらったんかな

BGM Alive A life

>>1です

さるさん二回目くらってないた
続きはこれでいきます

おつ

サトシ「……これより往くは血塗られた道」

サトシ「俺は多くの人と、多くのポケモンの血を流させるだろう」

サトシ「そして、その血の川の先に俺が求めるものがあるのなら――」

サトシ「この全身が血に塗れることを厭わない」

サトシとシゲルのフェラシーンはまだですか?
風引きます

サトシ「そう……俺は」
レッド「レッド、だ」パン

そして
レッドはサトシがどうしても引けなかった引き金を躊躇なくひいた。

レッド「さよなら、シゲル」

レッド「そして…………サトシ」

fin

乙!


よかったで

おつ

やっぱりレッドさんはかっこいいや!

乙、面白かった

フェラシーンはまだですか?

乙改行どこいった

将来ロアナプラに流れ着きそうなサトシだった

http://i.imgur.com/EdpcK.jpg
http://i.imgur.com/Qa8L2.jpg
http://i.imgur.com/1GFlB.jpg
http://i.imgur.com/hwlFS.jpg
http://i.imgur.com/SdKdh.jpg

オオキド 「ここに三つ、中身を殺したモンスターボールがあるじゃろ」

こんな時間まで付き合ってもらってさんくす!

さるさんで遅くなっちゃってすまない

>>236
次回作も期待してる

ポケスペレッドはがち

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月09日 (木) 18:18:37   ID: A00_8sWW

あー・・・結局殺したか。

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