クラリスさんがモバP に恩返しする話 (17)

モバマスSSです
二次創作なので注意をしてください
テスト的な割合が大きいので、なにかあったら指摘をください
安価ではありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389020088

貧窮していた教会

由縁あって私はモバP 様、という方にに助けてもらいました。

この出合いに、そしてなによりも私たちを手伝ってくださった皆様に感謝を。

感謝の言葉はもちろん、なにかできることはないか。

そういってもモバマスP 様はなにも求めませんでした。

「ふふ、クラリスさん。そんなに思い悩むことはないよ」

「そうそう」

「プロデューサーさんのことですからね」

モバP 様はアイドルのプロデューサーをしていらっしゃいます。

そして助け船をだしてくれたのはそのアイドルたち

彼女たちにもたくさんの借りがあります

時々教会にもこうして来てくださるのです

「プロデューサー、絶対内心では期待してるからねぇ、ふふふ」

「なんだが、少女漫画みたいでロマンチックですよね」

ニュージェネレーションという三人組のユニット

モバP 様が目を輝かせ話していたのを思い出します

「わからなかったら内のアイドルたちにも相談してみるといいよ」

「あ、私たちのことはぜんっぜん、かまわないから」

「がんばってくださいね」

しかし、なんでしょう

この私に向けられる目は

「んーあんたか?なに?あいつにお返し?」

早速聞いてみることにしました
少々ぶっきらぼうな態度でしたが…

「あ、そういえばこの前ぬいぐるみやったら喜んでたぞ」

根はよいこのようです

しかしぬいぐるみですか…?

「あ、でしたら私がお供しましょうか?私もプロデューサーさんにぬいぐるみプレゼントしたら喜んでたもらえましたよ」

せっかくのご好意

お言葉に甘えることにしました

モバP は頭を悩ませていた

彼の所有物を占めるのは大半がアイドル関連だった

美玲が珍しくくれたぬいぐるみ

穂香が始めていったゲーセンでとったぬいぐるみ

その他諸々

そのなかに珍しくアイドル以外にからの贈り物1つ

「しかし…クラリスさんもこれ好きなのかなぁ」

「ぴにゃこらた…だっけ」

なんともいえぬ瞳だけが彼を見ていた

訂正 穂香→穂乃香

そんな日から数日後

人が出払い、事務所にはアシスタントとプロデューサー、数名のアイドルしかいない

活動が大きくなったとはいえ、裏方の人物はこの事務所には少ない。

時間は昼。

モバP はまさしくニタニタといった笑みを向けられていた。

「笑美だけにな~て、やかましいわ」

一人のりつっこみをする少女にややひきつる。

「あと、みちる、無言で見つめないでくれ。わかったサンドイッチは1つやるから」

みちるに1つサンドイッチを渡す

改めてまじまじと弁当の中身を見る

先日助けたシスターさんからのお礼

「…」

色々思うところはあったがモバP は食べるのに集中をした

「料理をしてあげるのなんてどうだ?」

さすがに、ぬいぐるみを1つ渡して終わりというわけにもいかず

親切なことにあちら側から色んな意見をもらえました

「プロデューサーさん、一人暮らしですし、喜んでくれると思いますよ」

「わかるわ、それ。家事手伝いなんかも喜ばれるわ」

「そうね…お弁当なんてどうかしら?」

話は弾むように決まり

「料理のことならまかせるっちゃ、ばりばりぃ!」

可愛らしい先生もつくこととなりました

誰が話してるいるかはこっちで連想か

ある日の教会


「お返しですか?そうですねとりあえず眼鏡どうぞ」

「はい?」

私は思わずすっとんきょうな声を出してしまいました。

目の前の少女は突如、眼鏡をさしだしてきました

個性的な方が多いとは聞いていましたが…

「ぜひあなたにかけてほしいんです!」

少々その気迫に押されながらも私は眼鏡を受けとります

「プロデューサーさん、眼鏡っ娘好きなんスかね?」

「さあ?わかんないじぇ」

「私のデータにも、というよりデータ自体あまりないわね」


私はあらためて眼鏡を持ってみました

確かこの少女は

眼鏡をかけて世界が変わった

そうモバP 様が言っていたのを思い出しました

これは伊達眼鏡ですけれども

それでも、かけてみればなにか私も変わるのでしょうか





(深いこと考えてそうだけど…上条さんは大した考えなしで渡してるんじゃ…)

ある日の教会2


「おっぱい揉ませてください」

「はい?」

なんだかデジャブを感じるシチュエーション。

そういえば、よく手を焼いている

そう言っていましたね

これはすこしお説教をしてもよいでしょうか


「…まず年頃の女性がそのようなことを軽々しく言ってはいけません、そしていくら同性といえどそもそもそういうことは失礼極まりないですよ?」

「えーいいじゃ「わかりましたね?」」

私は目を見開き、顔をのぞきこみます

「どうしましたか?顔色が悪いようですかが」

(め、目力が…すごい、こ、こわい。私にプレッシャーを与えるだと!?)

(しかし、シスターという清純な存在、それを包むシスター服…その2つに包まれた至高のおっぱいの1つ、いや2つ?。是非とも揉みたかったのになぁ)

しょんぼりとする少女の姿にきつくしかりすぎたか?とやや反省をするも少女の胸中は違うものであった




「そうそうお返しといえばおっぱい「愛海さん?」あ、はい、すみません」

雨の日

「ああ、申し訳ありません、モバP 様。今晩は泊めてくれませんか?」

突然の雨、天気予報で予想されていたものよりも遥かに強い雨

不運にも傘は壊れ、ずぶ濡れだが幸いにもここの近くであった

彼女が訪れること自体は珍しくはない

変な意味ではなく、よく教会のことについて話し合ったりしていたからだ

最近は料理や家事を手伝うために来ることもあった

それはお互いの信頼という薄い氷一枚の上になりたっているもの

「最近、クラリスさん無理してませんか?」

クラリスさんの最低限の衣服を用意したあと。
二人が炬燵に入り、向かいあった状態。
その発言にクラリスは渡された緑茶を飲む手を止める。

「迷惑でしたでしょうか?


行なっていることについて、それははっきりとわかる。
でしゃばっているということも。

「いえ、逆にこちらが迷惑をかけているのでないかと、内の子たちはなにぶん若い女の子ばかりですから。元気すぎるし、そういうの好きみたいですし」

クラリスはしかと首を横にふる

「色んな人と知り合い、教会にも人が集まってくださって、これはモバP 様がくれた、なによりの宝なのです」

そう言われては反論のしようはない。
しかし、沈黙は始まらなかった。



「…モバP 様はどうして私をアイドルとしてスカウトしなかったのですか?」

けれどクラリスにはこの答えが半分わかりきっていた。







スペース間違えました
すみません

「最近、クラリスさん無理してませんか?」

クラリスさんの最低限の衣服を用意したあと。
二人が炬燵に入り、向かいあった状態。
その発言にクラリスは渡された緑茶を飲む手を止める。

「迷惑でしたでしょうか?


行なっていることについて、それははっきりとわかる。
でしゃばっているということも。

「いえ、逆にこちらが迷惑をかけているのでないかと、内の子たちはなにぶん若い女の子ばかりですから。元気すぎるし、そういうの好きみたいですし」

クラリスはしかと首を横にふる

「色んな人と知り合い、教会にも人が集まってくださって、これはモバP 様がくれた、なによりの宝なのです」

そう言われては反論のしようはない。
しかし、沈黙は始まらなかった。



「…モバP 様はどうして私をアイドルとしてスカウトしなかったのですか?」

けれどクラリスにはこの答えが半分わかりきっていた。

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