レイン「暇だからゲームを作ったよリョウパーパ」 新八「……え?」(21)

※銀魂と屍姫とサイカノと攻殻機動隊sadのファンは読むべからず……後ヱヴァのファンも。






新八「何で、それを俺に教えてくれたんだいアシャン」

レイン「うーんと……特に理由はないよリョウパーパ」

新八「へぇーそう……」(理由なしなんだ)

ガラガラ

「一応、インターホン鳴らせよ」

「別に良いだろうがどうせまた家賃滞納してるんだろうし」

「まぁ……元々は下のお登勢ばぁさんの物だし許可取ったから問題ないと思うけど」

ガラガラ


{来訪者}たちは玄関をぬけ、居間の引き戸を開けたら


新八「なに世間話しながら優雅に不法侵入してんだお前ら」


新八はS&W M500(コルトパイソン風カスタム)の銃口を来訪者たちに突き付けた。


「ワーオ……」

花神旺里(オーリ)「…」

天野太一(スティール)「…」 

シュウジ「……チッ」

レイン「お茶どうぞ~旺里も」ゴトンゴトンゴトン


オーリ「ありがとうレイン」

スティール「う~ん、旨い」

シュウジ「……」(やけに旨いなコレ。何が入ってんだ)

新八「まぁ……不法侵入の件については不問にするとして何か目的が来たんだろう?それを話せ」


オーリ「なぁ、星村黒白ことおぼえてるか?」

新八「星村黒白か………地獄に堕ちた懐かしいヤツの名が珍しく登場したな~でソイツがどうした」

スティール「地獄から脱獄した」

新八「……………ヘェッ?」

新八「で、“自称救世主様”の消息はどうした」

シュウジ「それがよ……自殺  したんだ」

新八「意味が解らないな、わざわざ苦労して脱獄したのにまた自分から地獄に戻るなんてどうかしてる」

オーリ「重要なのはここからだ、心して聞いてくれ」


新八「」スッー

オーリ「自殺現場には実は最近流行りのオンラインゲーム
{獣どもよ、腐りかけの生き様を見せろ}という箱庭型のコンピューターゲームが起動したまま置いてあったんだ」

新八「もしかして……ゲーム世界に黒白の魂が入ったとかそんな話をしているのか?」

オーリ「最近、そのゲームではどう考えてもオンラインじゃ起こり得ない事態が起こっている」


新八「例えば?」

オーリ「例えば……」

レイン「やたら元気ハツラツなゾンビが大量に現れたり
別のオープンワールドゲームに登場するローマ帝国のコスプレヒャッハーな連中が暴動起こしてるなど」

オーリ「何でそんな詳しくゲームの今の現状を知ってるんだ?」

レイン「何でって………それは 
{獣どもよ、腐りかけの生き様を見せろ}のプロデューサーはオレだもん」

新八「ぶぅー!!!」


新八は口に含んでいたお茶を吹き、それがシュウジの顔面に直撃した。


シュウジ「クッソ……」

新八「悪い、ほらタオルだ」スッ

シュウジ「ありがとよ」パシッ

オーリ「どうゆう経緯でプロデューサーになったんだい?」


レイン「たまたま、マイアミでちょっと……色々やってた時に道端で車に轢かれて死にかけてた人」

※>>5が変な所できれているので最後ら辺から再会します。
 

オーリ「どうゆう経緯でプロデューサーになったんだい?」

レイン「たまたま、マイアミでちょっと……色々やってた時に 道端で車に轢かれて死にかけてた人がいたから助けたらなんと」

「大手ゲーム会社{ロックン・ローラー・ゲームズ}の
エグゼクティブ・プロデューサーだったワケ」

スティール(マイアミで色々何してんたんだ?)


レイン「それから、会社に連れてって御礼されたんだけど
何となく会社全体の雰囲気で色々悩みのタネが見えたから……それを取り除いたんだ」

スティール(色々って……いつもの“アレ”か)スッー

レイン「そんなこんなでオレは{獣どもよ、腐りかけの生き様を見せろ}のプロデューサーになりましたとさ」

オーリ「」パチパチ 


新八「ヒューヒュー」

スティール「エクセレント!!」

レイン「で、オーリの話から最近ゲーム内で起きてる怪奇現象は黒白って奴が原因なの?」

オーリ「ああ……間違いと思う」

レイン「あのゲームわぁさ~
世界各国にいる社会的弱者が自信を持って現実世界で歩めますようにと願い込めて造ったオンラインゲームなんだよね。それなのに」

「アスリートみたいに頑丈なゾンビの群れやローマ帝国のコスプレをしたヒャッハーな連中
なんか現れたらどう考えても死ねって言ってるようなものだよね」

「それに……」

ガラガラ


銀時「うっーす、何してんですか?てめぇらは」

神楽「ただいまアルヨ~おおっレインも居たアルか」

レイン「おかえりー二人共。今すぐお茶淹れるね」

銀時「おお~流石~ばっつぁんの娘。気が利くじゃねぇーか」


神楽「後で素昆布40枚くれてやるヨ」

銀時「どうせなら100枚くれてやれって、父親であるばっつぁんよりも見込みがあるからよ」

神楽「銀ちゃ~ん、100枚もあげたら……」

ガシャーン!!!

新八「二人共……」 

銀時「冗談ッスよ~新八さ~ん見込み外ないってはな……」

新八「銀さん……その事じゃないですよ」

神楽「じゃあ、何の話アルか?」


新八「二人に折り入って話があるので聞いて貰えますか」

銀時(また……このパターンかよ) 

神楽(また、ややこしい事に巻き込まれそうアル)

オーリ(リョウ……君はこの二人も今回の一件に巻き込むつもりなんだね)

ス・シ(ついてねぇーな)


新八「実は……」


新八が折り入った話を銀時と神楽にしてから一週間後

9課ビル 会議室

草薙素子(少佐)「……で何故、今回の{事件}にあなた達が関わるのか教えて貰えないかしら?リョウ」

新八「え~説明すると長くなるから簡潔に言うと」

少佐「簡潔言うと?」

新八「レインがプロデュースしたオンラインゲームに俺達の因縁の相手が荒らしてるってワケです」 


少佐「トグサ!」

トグサ「」ピッ

トグサが所持していたリモコンのスイッチを押すと背後から巨大な画面が現れ、隠し撮りしたと思われる{獣どもよ、腐りかけの生き様を見せろ}の製作現場で指揮しているレインが映し出された。


少佐「{あの子}がオンラインゲーム開発に関わっていることはだいぶ前から知ってた」

新八(流石だ……)

少佐「あの子が、何かを作り上げるってことは数百年間有り得なかった……
でもねここ最近は料理以外にも色々やるようになったのに……
それなのに……」


少佐は鬼の形相で新八に近づいきた。


少佐「リョウ……その因縁の相手について知ってることを全て話せ!!」

新八「実は、俺……因縁相手って言ったが一番因縁があるのはオーリだ」

少佐「……トグサ」

トグサ「何ですか、少佐」
 

少佐「スライドは止めてディスクは直せ。私は屋上に行く」

トグサ「了解」
 
キュイー


トグサ「ご愁傷様」

新八「肝が冷えるな~クソ」

明日書けたら書きます。

屋上

オーリ「」スーハー

サイトー「」スーハー

オーリ「そちらはどうだい?」

サイトー「ああっぼちぼちだ」
 

オーリ「ぼちぼちか……こっちは阿呆みたいにキツい」

サイトー「だろうな」

オーリ「しかも……」

少佐「ねぇ」


オーリ「うぉっ?!ビックリした!」

サイトー「少佐……いつから居たんですか」

少佐「多分、煙草吸ってる辺りからね」

オーリ「へぇ~でどうしたの?」

少佐「あなたの因縁の相手について聞きたいんだけど教えてくれる?」

オーリ「」カチッ……ジジッス~フーン

「名前は星村黒白。年齢は恐らく16歳。元大僧正位」

少佐「元大僧正位……!?」


オーリ「5歳で僧正位資格を得後、幼くして継承第一位で大僧正位約束されてた程の天才だ」

少佐「何故……そんなエリートとあなたに因縁があるの?」

オーリ「当時、{屍の王}を退けて間もない頃にいきなり
十聖の一人である宮宮という女性を連れて現れたんだ黒白が」 
少佐「それから……どうしたの?」

オーリ「“屍姫の代わりにボクが屍を始末する”と言い始めたものだから
俺の{先生}含めた屍姫と契約している僧侶は黒白に戦いを挑んだワケだ」

少佐「で……結果は?」

オーリ「結果は黒白の方が一枚上手だった。大半の屍姫と僧侶が“仏様”になってしまった」カチッジュボ!ス~フィーン


少佐「よく無事でいられたわね」
 
オーリ「ベトナムやイラクに比べたら黒白一人を始末するのはたやすかったがやはり……」

少佐「やはり地獄に堕とすべきじゃなかった?」

オーリ「ああ……」


少佐「今の話をまとめると、つまり、」

「屍姫廃棄を訴えてた大僧正位に反対して屍姫と僧侶が戦いを挑んだら」

「大僧正位が予想以上に強くて返り討ちにあった……ここまでいい?」

オーリ「それで合ってる」

少佐「ここからは私の予想だけど……」

「オーリは“社長”から相手を地獄に流す方法を教えて貰って実行したんでしょう」

オーリ「その通り……正解だよ」


オーリは苦虫を潰したかのような顔で屋上から街を眺めた。


少佐「正直言って私達がわざわざゲームの世界に行く必要ないわね……この事件は」

「あなた、一人が行ってみたら?」

オーリ「そのつもりだったんだがちょっと事情が変わった」


『あのゲームわぁさ~
世界各国にいる社会的弱者が自信を持って現実世界で歩めますようにと願い込めて造ったオンラインゲームなんだよね。それなのに』

『アスリートみたいに頑丈なゾンビの群れやローマ帝国のコスプレをしたヒャッハーな連中
なんか現れたらどう考えても死ねって言ってるようなものだよね』

『ゲームに潜り込む許可さえあればどうにかなるのに』

オーリ「……てレインに言われたら君はあの子を置いてむがっ?!」

少佐「行くわけないでしょうが」

少佐はオーリの両ほっぺを右手鷲掴みしながら低い声で言った。
 

明日書けたら書きます。

書き直したいので、未完にします

書き直したいので、未完にします ×

誰もぼぎの神作みてくれないからも、やだ ○

ほえ

見てるのに(^_^;)

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