モバP「みくが猫になった?」 (10)

-ゆっこ宅-


裕子「ムムムッ……。最近はスプーン曲げ以外何もないとプロデューサーに思われてます。どうにかして私がサイキックアイドルであることをわからせてあげないとですね!」


「今話題のエスパーユッコはスプーンを曲げることができますが、我が番組では催眠術をテレビの前の視聴者にお教えしたいと思います!」


裕子「! これです!」












-事務所-


裕子「みくちゃ~ん、こっちに来てください! エスパーユッコは新しい超能力を覚えました!」


みく「ん? 超能力は覚えるものなのかにゃ?」


裕子「むっふっふ。私はエスパーですよ? ぱぱぱっと覚えたんです! さてさて、試させてくださいよ~」


みく「……なんだかわからないけど、わかったにゃ。みくをより猫キャラにするようにするにゃ!」


裕子「任されました! さいきっく…催眠術! 猫になれ~!」


みく「にゃああああああああああああああ!!!!!」

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裕子「……完成、です!」


みく「……にゃあ」


裕子「は、初めてスプーン曲げ以外で成功しました……っ!」


みく「ふにゃ~。にゃあ」


裕子「か、感無量です!」


ガチャ


モバP「ただいまー」


みく「! にゃあ!」


モバP「ちょ、みく!?」


裕子「むむっ!」


みく「にゃあ~。ふにゃあ……」


モバP「ど、どうしたんだ、みく」


裕子「こ、これは効きすぎました……」

モバP「ちょ、ユッコ! 助けてくれ!」


裕子「え? あ、そうでした! みくちゃーん!」


みく「ふにゃあ!」


裕子「あ、スプーンを奪わないで!」


みく「……にゃ? な~お♪」


モバP「スプーンが気に入ったようだな。どうやら」


裕子「わ、私のスプーンが! 返してください!」


モバP「待て。よくわからんが、今のみくは猫なんだろ?」


裕子「は、はい。私がさいきっく催眠術をかけたので……」


モバP「……なら」


モバP「お~い、みく~? ちょっとこっちこいよ~」


みく「? にゃあ?」


モバP「きたきた。……ほら、ゴロゴロと撫でてやるぞ」


みく「! ……~♪」


モバP「よし。ユッコ。スプーンを」


裕子「わかりました!」

裕子「……ふぅ。曲がってないですね」


みく「~♪」


モバP「よーしよしよし。……それよりユッコ、これはいったいどういうことだ?」


裕子「こ、これはですね……」






モバP「……なるほど。催眠術が使えるかどうか試したと」


裕子「はい。そしたらプロデューサーをみたらはつじょ……興奮して襲いかかっていって」


モバP「いま発情って言ったよな? 発情って」


みく「なぁ~」


モバP「よーしほらほらここか~?」


みく「うにゃ~♪」


モバP「……よしよし。それじゃ、みくを元に直してくれ」


裕子「わ、わかりました。さいきっく…催眠術! みくちゃん戻ってください!」


みく「うにゃあああああああああああ!!!」

みく「……な、なにかにゃ!?」


モバP「お、戻ったか」


裕子「こ、これは私、本当に……催眠術を!」


モバP「あーそーだなー」


みく「……なんなのにゃ? この状況は? それに、なんでみくはPちゃんに撫でられてるのにゃ?」


モバP「……よしよし」


みく「んん。……まぁ、撫でられて悪い気はしないにゃ!」


裕子「ムムム……。プロデューサー! 私も撫でてください!」


モバP「お? ……まぁ、あんまりスキンシップはダメだってちひろさんに言われてるんだけどな。今日だけだぞ?」


裕子「……これはこれは……さいきっくありがとうです!」


モバP「なんだそりゃ」


終わり

やまなしおちなしいみなし
拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。



他の娘に催眠術をかけてもいいんだよ?

おっつおっつばっちし!

あと100話以上書いてくれるんですよね?

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