千早「持ち物検査…ですか?」(178)
千早「持ち物検査…ですか?」
小鳥「ええ、社長が突然言い出してね」
小鳥「アイドルたるもの、常に持ち物にもなんたら、らしいわ」
千早「はぁ、別に私は構いませんが…」
小鳥「じゃあ、失礼するわね」
千早「はい、別にこれといって面白いものもありませんが」
小鳥「えっと…携帯型音楽プレイヤーに財布に…これは…写真?」
千早「あ…!それは駄目です!」パチ
小鳥「わわわ」
千早「す、すみません…」
小鳥「(弟さん、かしら?)」
小鳥「ごめんね、見られたくないものだったかしら?」
千早「はい…これだけは勘弁してください…」ギュッ
小鳥「大丈夫よ、誰にでも見られたくないものが百個や二百個はあるものね」
千早「私はそんなにないのですが…」
小鳥「あとは…タオルとスケジュール帳ね」
小鳥「…じゃあ、千早ちゃんは白、と」カキカキ
千早「白…?何を基準に白黒つけてるんですか?」
とりあえず続けて
wktk
お前さんか
はよはよ
小鳥「そうね、例えば、男性から貰った物だとか、同年代の男の子との2ショットのプリクラとか…」
小鳥「つまり、見つかったら根も葉も無い噂が立つような物を持ってたら黒ね」
千早「なるほど…でも、この事務所に色恋に現を抜かす輩がいるとは思えないのですが…」
小鳥「一応よ、一応」
小鳥「美希ちゃんなんかはいっつもナンパされてそうだし、写真の一枚や二枚出てきてもおかしくないでしょ?」
千早「確かに…」
小鳥「じゃあ、私他の子のところに行くから!」
千早「あ、はい、お疲れ様です」
いたずらでコンドームをカバンに仕込まれて、発狂するちーたんはまだですか?
美希「え?ミキのカバンの中身が見たいの?いいよ、見てみて」
小鳥「じゃあ失礼して…」
小鳥「これは…何?」ビローン
美希「ゴムなの!」
小鳥「ご、ゴムって…えぇ!?」バッ
美希「あ!…もー、大切に扱わないとダメなんだよ?」
小鳥「美希ちゃん…相手は誰?」
美希「相手?何の?」
小鳥「ご、ゴムを着けた人よ」
続きはよ
ゴムか……
ゴクリ…
はよ
水筒か
美希「ゴムを着けた人…?ミキは別に」
小鳥「とぼけちゃダメよ、これは美希ちゃんのアイドル生命に関わる問題なんだから!」
美希「うーん…えっとね、こうやって伸ばして…」ピーン
美希「一気に戻すの!」バチン
小鳥「…!」ビクッ
美希「それでね、真ん中あたりを触ってみて」
小鳥「これは…冷たいわね」
美希「なの!」
小鳥「って!ちょっとまって!そういう無駄知識はどうでもいいの!」
小鳥「私が聞きたいのは、このコン…って、これ、ただの太めの輪ゴムじゃない!」
美希「小鳥がさっきからよくわかんないの」
小鳥「えっと…つまりこのゴムは、暇なときに遊ぶためだけに持っているの?」
美希「違うの、えっとね、こうやって思いっきり伸ばして…」グイ
美希「小鳥!今なの!」
小鳥「触ればいいの…?って熱っ」
美希「なの!これ一本で暑い日にはひんやりで、寒い日にはぽかぽかなの!」
小鳥「そ、そう…」
美希「で、かばんはもういいの?」
へいへい
はよ
ゴムはコンドームでいいのか?
見間違えねぇだろ……さすが小鳥
小鳥「そうだったわね…とりあえず他には…」
小鳥「ぬいぐるみに、化粧品にポケットティッシュ…?」
美希「ゲーセンでとったのと、CMに出た時に貰ったのと、さっき駅前でもらったやつなの」
小鳥「ご丁寧にありがとう」
美希「配ってたお姉さん、髪がふわふわでちょっと可愛かったの…」
美希「美希ね、ちょっとだけ羨ましいなって思っちゃった」
小鳥「そ、そう、ありがとう、もういいわ」
美希「なの!」
え、輪ゴムってそんな面白そうな事できんの?
ほほう……
イマイチそのゴムが想像出来んな
小鳥「美希ちゃんも完全に白…と」カキカキ
やよい「小鳥さん、何書いてるんですか?」
伊織「どうせ下らない妄想小説かなんかでしょ、ほっときなさい」
小鳥「お、お仕事よ、お仕事!」
やよい「ふーん、何だかよくわかんないですけど、頑張ってください!」
小鳥「あ、待って、二人とも」
伊織「何よ、私達忙しいんだけど」
小鳥「二人とも今日はもうお仕事終わったわよね…」
雪歩がポエム晒されて発狂期待
ゴムの知識披露したかっただけだろ
④
やよい「どうかしたんですか?」
小鳥「あのね、社長の意向で、今抜き打ちの荷物検査をやっているの」
伊織「荷物検査ぁ?」
小鳥「もちろん二人も協力してくれるわよね?」
やよい「はい!」
伊織「まあ社長直々な命令っていうなら仕方ないわね…」
小鳥「えっと、まずはやよいちゃんからね」
伊織「て、今ここでやるの?」
小鳥「ええ、抜き打ちだから」
読んでいます
小鳥「さ、やよいちゃん、持ってるものを見せて…といっても、このかえるちゃんだけね」
小鳥「中身を確認してみても大丈夫?」
やよい「はい!大丈夫ですよ」
伊織「お金だけね…」
小鳥「しかも10円玉と1円玉が8割くらいを占めてるわ…」
やよい「えっと、もういいですか?貯金を見られるのって、ちょっと恥ずかしくなってきました」
小鳥「あ、そうね、もう大丈夫よ、ありがとうね」
小鳥「さて…次は伊織ちゃんの番ね」
伊織「わ、私は明日にして頂戴、今は忙しいの!」
貯金…… うぅ……
やよい「え?でも、さっきは暇だからどこかへ遊びに行こうって…」
伊織「今決まったの!ハワイにお洋服買いに行くの!」
小鳥「何、アロハシャツでも買ってくるつもり?ほら、すぐ済むから」
伊織「あ、ちょっと!」
小鳥「やよいちゃん!」
やよい「はい!」ガシッ
伊織「何でアンタが私を羽交い絞めにするのよ!」
小鳥「えと…いっつも持ってるウサギちゃんのぬいぐるみに、これは…」
フヒヒ
やよい「わー、かわいい女の子!」
伊織「うぅ…」
小鳥「伊織ちゃんが書いたの?」
伊織「そ、そうよ!悪かったわね、どうせヘタクソよ!」グスッ
小鳥「もしかして、これ、やよいちゃんかしら」
やよい「え、私ですか?」
小鳥「ええ、この短めのツインテールとか、首からぶら下がってるよくわからない生き物とか…」
伊織「よくわからない生き物でわるかったわね…」
意外と中学生してたんだな
やよい「でも、どうして私なんかを…」
小鳥「それは、伊織ちゃんから直接聞くのね」
やよい「ねーねー、伊織ちゃん、どうしてー?」
伊織「う、うるさいわね」
やよい「意地悪しないで教えてよー」
伊織「もう!し、知らないわよ!いつの間にか書いてたの!」
小鳥「(この二人はやっぱり大丈夫ね)」カキカキ
小鳥「(色んな意味で)」
近頃街でやよいが増殖してる
>>37
射出されるやよいのSS思い出した
>>38
想像もつかん
小鳥「で、次は…と」
亜美「真美ぃ、ポケモンやろうよ、ポケモン」
真美「え→、またポケモン?たまには別のゲームしよーよぉ」
小鳥「ねぇねぇ、二人とも」
真美「あ!そうだ!ここはピヨちゃんに決めてもらうってどう?」
亜美「おお、それはナイスなアイデアだね!」
真美「ということで…ピヨちゃん!拙者たちにお勧めのゲームをば教えて頂けぬだろうか」
小鳥「そうねぇ、じゃあ…って、その前に」
小鳥「二人とも、荷物を見せてもらえる?」
④
亜美「荷物ぅ?またどうして?」
小鳥「社長の意向でね、今抜き打ちで持ち物検査してるの」
真美「来週英検!」
亜美「突然持ち検!」
亜美真美「「つーか教科書忘れたぁ!」」
真美「…ってやつ?」
小鳥「うん、それそれ」
亜美「ぶー、ピヨちゃん反応薄いよ→」
小鳥「ほーら、つべこべ言わずに見せて?」
亜美「へいへーい、好きなだけ見てくだせえな」
ピヨ助のおすすめゲームはレッキングクルー
一番マズいものが出そうなのはピヨちゃんだがな
>>44
事務員の私物から何が出たらマズいってのさ
バーチャルボーイ
小鳥「亜美ちゃんのは…PSPとDSと…こ、これは!!」
亜美「んっふっふ~、いいでしょ?漫画版焼肉マン第65巻!」
小鳥「そんな…あたしが本屋さんを10件もはしごしても見つからなかったのに…」
亜美「近所の本屋のおっちゃんにね、頼んだらとっといてくれたんだ→超羨ましいっしょ→?」
小鳥「くっ…これはこの上ないくらいに羨ましい…!」
亜美「あげないよ?」
小鳥「貸しては…」
亜美「まだ亜美も半分しか読んでないからダメー!」
小鳥「あうぅ、そこを何とかぁ!」
>>45
会社の金を横領した証拠
>>48
それは、事務員でなくてもマズいだろ
>>48
リアルでワロタ
結婚指輪だろう、アイドル総ボイコットになる
>>44
ゼクシィ
小鳥「…っと、今は職務中だったわね…」
亜美「んー?」
小鳥「他には…携帯型の扇風機と、なんだかよくわからないコードの束ね…」
小鳥「一応聞くけど、この束は…?」
亜美「ケータイの充電器と、DSの充電器と、PSPの充電器と、そっちのがよくわかんないコードだよ」
小鳥「そ、そう…じゃあとりあえず亜美ちゃんは白ね」カキカキ
小鳥「で、次は…真美ちゃんの番ね」
真美「!」ビクッ
真美「真美は…その…今日は何も、持ってきてない…から」
ふむ
>>45
アイドルの下着
ほぅ…
ぴよちゃんのお勧めゲームはGG版ぷよぷよ
タンポンを俺の具現化系能力で真美のカバンに
雪歩はスコップをどこに隠し持ってるの?
小鳥「じゃあ、背中に隠してるその可愛らしいバッグはなぁに?」
真美「これは…ああもう!なんでもないったら何でもないの!」
小鳥「ダメよ、みんなもちゃんとやってるんだから」
亜美「真美ぃ、早く終わらせてゲームやろうよ→」
真美「あぅぅ…」
小鳥「じゃあ、見せてもらうわね」
真美「ぴ、ピヨちゃん…!できれば…その、亜美がいないところで…」ボソボソ
小鳥「え?ええ、それは別にかまわないけど…」
…
小鳥「ここでなら大丈夫?」
真美「うん…」
小鳥「えっと、DSにPSP、それから…」
真美「…んぅ」カァァ
小鳥「あらあら、もしかしてこれを見られるのが恥ずかしかったの?」
真美「…うん」
小鳥「大丈夫よ、女の子ならみんな持っているものだから」
小鳥「それに、社長だってこういうものがあるから、女である私をこの任務に就かせたんだろうし」
真美「何かピヨちゃんがちょっとだけ頼もしく見える気がしないでもないかも…」
> 女の子ならみんな持っているもの
ぬいぐるみだな
フヒヒヒヒヒヒ
涼ちんちんだな
ぬいぐるみなら仕方ないな
というか遺伝的に亜美もそんなにずれないだろうに
まこちんはよ!
小鳥「何にせよ、真美ちゃんも白ね」カキカキ
亜美「真美ぃ、まだぁ?」
小鳥「ほら、亜美ちゃんが待ってるわよ?」
真美「…うん!じゃあね、ピヨちゃん!」
真美「…と、それから…何かおすすめのゲーム教えてよ」
小鳥「そうねぇ、確かあっちに私の私物のPS3と007があるから、それ使ってもいいわよ?」
真美「FPSか…うん、たまにはいいかも!」
小鳥「刺激が強そうだから、やよいちゃんには見せたらだめよ?」
真美「わーってますって!」
>>64
栄養管理、体調管理が絡んでくるから
竜宮にる亜美と、Pがプロデュースしている真美とは
若干の誤差が出てもおかしくはない
黒はまだですかぁ?
厳しい制約と誓約をした甲斐があった・・・・
007はPS3より64だろ
私物の007ってピヨさんは何者でしょうか
響「ん?持ち物検査?」
小鳥「ええ、かくかくしかじかだから、協力してね?」
小鳥「まあ、完璧な響ちゃんならきっと手荷物も完璧だろうから、問題ないとは思うけど」
響「当然さー!」
小鳥「じゃあ失礼するわね」
小鳥「…?これは…何?」
響「ああ、それか?それはハム蔵の餌だぞ」
小鳥「ハム蔵ちゃん、結構グロテスクなもの食べてるのね…」
ハム蔵「ヂュウ?」
俺「ヂュウ?」
>>73
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
_> うるせえ! <_
> ハンガーを食らいやがれ!! <
 ̄ Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y  ̄
ヽヽ、
\ | | | _
\ | | | ''⌒))
\ \ | | | ||
\ \ /// , -ー- 、
\ ヽ _________ // ̄\\
/ ∧ ―ニ二――――――――― // \\
/ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // \\
り⌒l | リ // \\
///' ゙ ニニニニニニニニニニニニ '
``
/乙へ
│ \ <うるせーぞ…だワン!
/ └ヽ ___/\
│ ◎ │ ̄\ / __ │
│∀ / └─────へ/ \/ 三三三三三三三三三三三三三三三三<
\___/ │////三三三三三三三三三三三三三三三三三<
││ ││ ││ / // 三三三三三三三三三三三─┴─┴○ ゞ三<
││ ││ ││ // 三三三三三三三三三 三三三三三↑ヾ三三<
││ ││ ││ / 三三三三三三三三三三三三三>>73三三<
└┘ └┘ └┘
小鳥「まあこれはいいとして…こっちのマイクは?」
響「それは自分専用のマイクだぞ」
小鳥「えっと、何に使うの?」
響「こうやってね、ダンスのイメージトレーニングするときに使ったり…」フリフリ
小鳥「ふむふむ」
響「あとは、自宅に待機してる動物たちを呼び寄せるために使うんだぞ」
小鳥「どういうこと?」
響「うーん…あ!やって見せた方がいいか?」ワクワク
小鳥「いえ、何か嫌な予感しかしないから、また今度みせてね」
響「そうか…わかったぞ…」しゅん
まぁハムスター共食いするしね
お姫ちんはよ
小鳥「えっと、あとは…これはリモコン…かしら?」
響「え?リモコン?」
小鳥「ほら、これ」
響「何でこんなものが…」
小鳥「ねえねえ、響ちゃん、あなた、携帯電話は今持ってる?」
響「ケータイならバッグの中に…ってあれ?ないぞ?」
小鳥「ぷっ…まさか、響ちゃん…携帯とテレビのリモコンを…」
響「そ、そんなはずが…」
小鳥「だ、大丈夫よ!私もたまにやりそうになっちゃうし!」クスクス
響「うぎゃー!30代の小鳥と同レベルなんて嫌だぞ!」
まこちんまだー?
ガナッハー、ピヨちゃんは20代だ。それ以上でもそれ以下でもない
バター犬の刑だ
音無さんはまだ…代です!
>>81
1年後なんだろう。きっと
小鳥「…それはどういう意味かしら?それに30代って誰のこと?」ニコッ
響「えと…今のは違うんだぞ、聞き間違え…そう!きっと聞き間違えか何かさー!」
小鳥「私、いくつに見える?」
響「さんじゅうg…じゅ…16歳くらい…?」
小鳥「ほんとに?」
響「ほ…ほんと…だぞ」ガクガク
小鳥「やだぁ、響ちゃんったらお上手ね!ほら、飴ちゃんあげるわ」
響「あぅ…」
小鳥「あ、それで荷物検査だったわね、響ちゃんのバッグの中はこれだけみたいだし、もう大丈夫よ」
響「うん…」
問題は華の女子高生が午後までケータイ使わなかったこ……
響ちゃんかわいい!!
飴ちゃん、って言う辺り>>1か関西に住んでいる可能性が微レ存…?
>>85
誰がぼっちだって?
関係無いけど飴ちゃんって大阪のババアが良く言うよな
>>85
誰の携帯がカメラ付きゲーム機だって?
小鳥「次は…貴音ちゃんね」
貴音「はて、なんでしょう」
小鳥「あのね、いまかくかくしかじかで荷物検査をやっているの」
小鳥「協力してくれるわよね?」
貴音「真、遺憾ながら、それには応じかねますね」
小鳥「え?どうして…」
貴音「私の手荷物…その中身は、とっぷしぃくれっとです」
小鳥「…響ちゃん!」
響「はいさい!」ガシッ
これはメインヒロインさんだけPの写真持ち歩いてて一人勝ちのパターンですね!
>>91
黒は腹だけにしようね
地球外の物質が入ってそう
貴音「!響!?どういうつもりですか!」
響「貴音…ごめん!自分、今は小鳥には逆らえないんだ!」
小鳥「ごめんね!貴音ちゃん!」ガサゴソ
貴音「あ…!小鳥嬢!だめです!見てはなりません!」
小鳥「…中身は…この本だけね」
貴音「あぁ…ああ…」
小鳥「なになに…『月刊!らぁめん増刊号』…?」
貴音「…見て、しまいましたね…」
>>89
なんだVITAと3DSか
鞄しかみないところが小鳥さんの甘いところ
小鳥「え…これ、見られたらまずいもの?」
貴音「わたくしの…わたくちのとっぷちいくれっと…」ポロポロ
貴音「ふぁあ…」
小鳥「い、いけないわ!これ以上貴音ちゃんのキャラが崩壊する前に退散よ!響ちゃん!」
響「は、はいさい!」
…
小鳥「ふぅ、響ちゃんが生贄になってくれたおかげで、何とか逃げ切れたわ…」
小鳥「取りあえず貴音ちゃんも白、と」
雪歩「四条さんが白…?今日のは黒だったような…」
小鳥「あら、雪歩ちゃん」
なんで下着みてんだww
一番怪しいの来たぞ
いつどこでどうやって確認したんだ
フヒ歩
雪歩さんならPの家に盗撮カメラ位設置してるはず
つまり・・・
お姫ちんが黒だと!
うっ!
ふぅ…
雪歩「あの、四条さんが白ってどういうことですか?」
雪歩「もしかして、着替えたとか…」
小鳥「雪歩ちゃんが何のことを言っているのかわからないけれど…」
小鳥「今ね、抜き打ちで持ち物検査をしているの」
雪歩「持ち物検査ですか?」
小鳥「ええ、社長の意向でね、協力してくれるわよね?」
雪歩「は、はい、大丈夫ですよ」ワクワク
小鳥「(心なしか雪歩ちゃんが楽しげに見えるような…)」
雪歩「今持ってるのは、これで全部です」
支援
wktk
雪歩は右手とか入ってそう
小鳥「えっと…ジャージにタオルにペットボトル…」
雪歩「…」ワクワク
小鳥「…それからノートが数冊ね」
雪歩「はい、レッスン帰りなので」ワクテカ
小鳥「えっと、このノートは…」
雪歩「あ、それですか!どうぞ、隅々まで見ちゃってくださいぃ!」
小鳥「え、ええ、じゃあ…」
ざわ……ざわ……
犯罪者の名前がビッシリ?
新世界の神ですー
俺との思い出がビッシリだろ
はずかしいなもぅ
ストーキングノートか
削除削除削除ですぅ
駄目だ…ヨダレ垂らして目がギラギラしてるフヒ歩の顔しか浮かばない…
高校卒業したころには黒歴史ノートになってそうなポエムノートか
雪歩はかわいいなぁ
やばい
俺とのデート写真が!!
…
恋ってなんだろう?
おさかな?わざとやっちゃうこと?
ううん、きっと違う
恋っていうのは多分、お友達の延長
だから、きっと女の子同士でも大丈夫
待っててね、四条さん、真ちゃん
…
小鳥「(…なにこれ……なにこれ…)」
雪歩「~♪」ワクワク
小鳥「(何故か雪歩ちゃんはすっごい自信ありげだし…)」
小鳥「(いや、まあ私もおんなじようなことやってるから、気持ちはわかるけれど…)」
小鳥「(さすがにこれは…)」
(アカン)
うわあ・・・
ポエムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
(アカン)
ポエム中で実名使っちゃうのはいくらなんでも…
なんてこった
まぁ…MA2のアレよりはマシかな…?
雪歩「あ、あのぅ…」
小鳥「あ、えっと…上手な詩じゃない!そうよね、百合はいいものよね!」
雪歩「ほ、ほんとですか!?えへへ、ちょっと嬉しいかも…」
小鳥「じゃあ、雪歩ちゃんはもうだいじょうb」
雪歩「あ、あの!よかったら他のも…」
小鳥「えと…また今度ね!今はちょっと忙しいから…」
雪歩「そうですか…」しゅん
小鳥「じゃ、じゃあ、私は違う子のところへ行くから!」
雪歩「はい…」
小鳥「(う…ちょっと罪悪感…)」
ここで下手なこと言うと雪歩が変な道歩んじゃう
フヒってるのに可愛い…
あかん、変な自信をつけさせると本当の意味での同人誌を発行してしまう
20ぐらいになってぐああああってなるんだよ・・・・
雪歩は天使
真「荷物検査ですか?良いですよ」
小鳥「ええ、分かってもらえて助かるわ」
小鳥「じゃあ早速…」
小鳥「……」
真「ど、どうかしました?小鳥さん」
小鳥「…えっと……そ、そうよね!真ちゃんも女の子だもの!」
真「あ、もしかしてさっき買ってきた下着見ちゃいました?」
真「へへー!可愛かったのでつい買ってきちゃいました!」
褌である
真はトランクス派
961とか876もついでに検査しにいこう
紳士の証、白ブリーフだろ
じゃあ小鳥さんのは俺が
小鳥「ふりふりね…」
真「はい!フリフリです!」
小鳥「こほん…」
小鳥「えっと、他には…」
真「あ、これも可愛いと思いません?」
小鳥「あら、確かに可愛いブローチね」
真「これもさっき買ってきちゃいました!」
小鳥「そ、そうなの」
だーかーらー黒を早くー
真「それからそれから…」
小鳥「えっと、あとはスカートと可愛らしい帽子とサンダルね!」
小鳥「協力ありがとう!じゃあね!」
真「あ、小鳥さん!待っ…ちぇ、こっちも見てほしかったのになぁ」
…
小鳥「…ふぅ、雪歩ちゃんが…いえ、世の中の真ちゃんファンの子が見たら発狂するレベルね…」
小鳥「女々しすぎるわ…」
律子「何が女々しいんですか?」
小鳥「あ、律子さん…真ちゃんの手荷物、女々しいものばかりだなぁって」
てっきり千早の体からパッドが出てきて黒になるのかと
俺も思った
じゃあ身体検査もしないとな
律子「そりゃ真だって乙女ですからね、周囲がカッコいいカッコいいって盛り立ててるだけで」
小鳥「まあ確かにそうですよね、真ちゃん、年頃ですもんねぇ」
小鳥「それはそうと…律子さん!手荷物見せてください!」
律子「え?またどうして…」
小鳥「実はかくかくしかじかでして…」
律子「なるほど…でも、私もうアイドルじゃないですよ?」
小鳥「細かいことはいいんです!ほら、お願いします!」
律子「はぁ…まあ別にかまいませんが…」
真の持ち物っていったらダンベルと少女漫画ってイメージなんだが
涼はまだ?
小鳥「じゃあ失礼して…」
小鳥「(…うわぁ、ぜんっぜん面白いもの入ってない……)」
律子「満足しました?」
小鳥「あ、うぇっと…資格の本に、スケジュール帳、それにお仕事用の携帯電話、その他諸々…」
小鳥「さ、さすがはキャリアウーマンの律子さんって感じですね!はい!」
律子「このくらい社会人なら普通だと思うんですが…それにキャリアって…」
小鳥「(ごめんなさい、取りあえず色々ごめんなさいぃ)」
小鳥「えっと、じゃあ律子さんは…白…いえ、もはや純白、と」カキカキ
律子「うわ、今時手書きですか?」
小鳥「え?ええ、社長に提出するだけなので」
律子「社長だけって…上司だからこそしっかりしないとダメなんじゃ…」
小鳥「えっと、一般的には多分…」
律子「はぁ…小鳥さん、別に機械音痴ってわけでもないんですから、そのくらいの表、デジタルで作ってください」
小鳥「はぁい、気をつけまーす」
律子「もう…ホントにわかってるんですか…」
小鳥「あ!あれはあずささん!じゃあちょっと私は持ち物検査の続きに行ってきます!」タタタッ
律子「あ!ちょっと!…もう」
見て回りながらのメモなんだから手書きで妥当だろ
表作るにも一通り見てからPCで作ってもいいわけだし
あずさ「えっと、つまり私が今持っているものを見せればいいんですね?」
小鳥「はい、そういうことになりますね」
あずさ「うふふ、特にこれといったものは入ってませんが…どうぞぉ」
小鳥「じゃあ遠慮なく」
小鳥「…!」
あずさ「えっと、どうかしました?」
小鳥「あの…あずささん…これって…」
小鳥「首輪…ですか?」
あずさ「あ、はいぃ、最近、うちの子のがちょっとぼろぼろだったので、さっき買ってきたんですよぉ」
小鳥「うちの子…ま、まさか男の人!?」
あずさ「えーっと…はい?」
小鳥「毎晩男の人を連れ込んで、SMプレイに励む毎日…ああ!あずささん!あなたはいつからそんな人に!」
あずさ「えっと、男の人じゃなくって、わんちゃんですよ?」
小鳥「犬…!このバカ犬!変態!ド変態!変態大人!…そんなのダメ!そんなキャラは伊織ちゃんだけで十分です!」
あずさ「あ、あのぉ…」
小鳥「と、とにかく!ダメですよ!男遊びもSMプレイも!」
あずさ「は、はぁ…それで、荷物検査はよかったんですか?」
小鳥「あ、そうでした!」
小鳥「えっと、あとは…世界地図にコンパスに懐中電灯…?」
小鳥「あずささん、どこか探検にでも行くんですか?」
あずさ「いえ、それは迷った時用に最近常備してるんですよ」
あずさ「律子さん、忙しそうですから、あんまり迷惑かけられませんし」
小鳥「ええ、その気持ち、きっと律子さんにも届いてるはずですよ」
あずさ「だといいんですが…」
小鳥「(恐らく全く役には立たないと思いますが…)」
小鳥「じゃあ、あずささんは取りあえず黒に近い白ということで」
あずさ「は、はぁ」
春香「えと…持ち物検査ですか?」
小鳥「ええ、社長の意向でね」
春香「へえ、みんなはもうやったんですか?」
小鳥「ええ、あと残るは春香ちゃんだけよ」
春香「むむむ、それは応じないわけにはいかないですね!」
小鳥「え?ええ、そうかしら」
春香「じゃあちょっと待っててください!」
小鳥「あ、ちょっと!それじゃ抜き打ちの意味が!…もう」
ついでだから小鳥さんもチェックしておこう
春香「ふぅ、さあ、どうぞ!」
小鳥「え、ええ、じゃあ遠慮なく」
小鳥「…春香ちゃん、残念だけど黒ね」
春香「え?なんですか、黒って」
小鳥「さっきも説明したとおり、根も葉もない噂を立てられそうなものが入ってたらアウトなの」
春香「えと…何か該当するんですか?」
小鳥「この、プロデューサーさんとのプリクラとか」
春香「あ!それ良く撮れてると思いません!?プロデューサーさんのこの照れた感じの笑顔とかもう可愛くって!」
小鳥「いや、まあそれには同意せざるを得ないんだけど…」
流石メインヒロイン
春香「ひどいですよぉ、折角さっき探して来たのに…」
小鳥「さっきこれを探しに行ってたの?」
春香「はい…小鳥さんにも見てもらいたかったので…」
小鳥「そう…じゃあ、普段は入ってないのね?」
春香「あ、当たり前ですよ!私、一応アイドルなんですから!」
小鳥「ええ、その言葉を聞いて安心したわ!」
小鳥「えっと、他には…」
小鳥「お菓子に缶ジュース、それにファッション雑誌…」
春香「あ、はい、学校帰りなので!」
小鳥「じゃあ、教科書とかは…」
春香「家に忘れてきちゃいました!」
小鳥「そう…それはアイドルらしいといえるのかしら…」
小鳥「まあ正統派アイドルらしいといえばそう言えなくもないような…」
小鳥「取りあえず、春香ちゃんも白、と」
小鳥「さて、今事務所にいる子たちの検査は大体終わったわね」
社長「では、小鳥君、次は君の番だ」
小鳥「しゃ、社長!?」ビクッ
支援
小鳥「びっくりするのでいきなり出てこないでください…」
小鳥「というか、私はアイドルじゃないので必要ない気が…」
社長「事務所の風紀を乱さない為にも、全員の検査が必要だ、協力してくれるね?」
小鳥「待ってください!私はまだお嫁に行く前のレディーですよ!そのプライベートを勝手に覗き見るだなんて…」
社長「キミの私物に手は出さないから安心してくれたまえ」
小鳥「じゃあ、何を検査するんですか…?」
社長「そのパソコンは、我が765プロの財産だ」
社長「あとは、わかるね?」
アカン
やめたげてよお!
あ、終わった
これは完全に黒ですわ
小鳥さん仕様のPC出るらしいな
小鳥「しゃーちょう♪一緒にご飯食べにいきましょ、ごはん!」
社長「問答無用」カチ
小鳥「(だ、大丈夫よ、小鳥!だって幾重にも張り巡らせたカモフラージュが…)」
社長「ふむ、昔のライブの画像か…」カチ
小鳥「(ちょ、いきなり一つ目の突破されたんですが)」
社長「アイドル別に分けてあるのかね、見やすくて結構じゃないか」カチカチ
社長「…Pフォルダ?」
小鳥「やめてくださいしんでしまいます」
社長「…」カチカチカチ
……
P『社長…俺、もう我慢が…』
社長『本気かね!こんな公衆の面前で!』
P『すみません!』ガバッ
社長『こ、こら!放すんだ!今ならまだ間に合う!』
P『じゃあ、いれますね…』
社長『な、何を…!うわあああああ』
……
つまらん
(アカン)
(アカン)
アッー
社長「なんだね、これは」
小鳥「それは…きっとあれですよ!あれ!」
社長「どれだね?」
小鳥「あぅ…」
小鳥「あ、そうだ!きっと、あれです!新手のウイルスです!」
社長「ほう、最近のコンピュータウイルスは短編小説まで残していくのかね」
小鳥「は、はい!IT化してますから!」
社長「…小鳥君、いい加減覚悟を決めたまえ」
小鳥「ごめんなさいいいいいいいい」
おわる
乙
おつ
おつ
おもしろかったおつ
終わってたか乙
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