斎藤「マーくんと僕のプロ野球での最後の投げ合い」 (9)

ズバンッ!

審判「ストライクーー!!バッターアウト!!」

斎藤「ッシャァ!!」

実況「最後は三振で締めた斎藤!交流戦が終わってからもこの人の気迫あるピッチングは変わりありません!!」

斎藤と俺の身体が入れ替わったまま

シーズンは後半戦を迎えた

俺は斎藤の身体のまま、今日も試合を完封勝利で収める

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もう許して差し上げろ

さいてょ...

続きモノか

大嶋「斎藤さん!ナイスピッチングです!」

斎藤「ああ、お前のホームランのお陰で勝てたよ」

栗山(これで10勝目か…一体何があったんだ斎藤……)

栗山(以前はあんなに気迫溢れるピッチングをするような奴じゃなかったが)

田中は斎藤の身体に入れ替わってからも

気迫のピッチングを続け、ここまで10勝4敗という成績を収めている

一方……

ククッ

スパンッ

実況「空振りーーーーー!!田中のスライダーに空を切った!!」

田中「ふぅ…」

田中の身体に入れ替わった斎藤も前半こそ失速はしたものの

交流戦中盤でエンジンがかかり、7勝目をあげた

最終章か…

大嶋「斎藤さん!今勝利数3位ですよ!!」

斎藤「え、そうだったのか」

大嶋「成績表見てないんすか!?」

斎藤「あんまりそういうのはシーズン中見ないんだよ」

大嶋「2位が11勝の金子投手です」

斎藤「1位は?」

大嶋「明日、斎藤さんと投げ合う予定の……」


2009甲子園を沸かせた怪物左腕

菊池「シイッ…!!」

ヒュンッ

バンッ!

ブルペン捕手「ナイスボー!」

現在、パリーグ勝利数トップ12勝をマークしている西武菊池

防御率も1点台後半と抜群の安定感を誇っている

去年は途中、怪我で戦線離脱をしたが

今年は開幕から投げ続け、チームの若きエースとしてフル稼働

―試合当日―

大嶋「えっ!?今日は大谷を先発に!?」

黒木「ああ…今朝、監督から急に言われてな…斎藤から急遽、大谷に変更することにしたんだ」

黒木「斎藤、お前は明日にスライドだ」

斎藤「分かりました」

大嶋「全く…また話題性のために変更するなんて…」

超久しぶりだな

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