精霊「ちょっ」
妖精「両方です!嘘は言ってません!!早くください!!」
精霊「いえ嘘ですよね!?あなたこの練習に付き合ってくれるって言ったじゃないですか!」
妖精「練習なんざ知るか!目の前に金目のものがあるんだ!ほらよこせッ!よこせよッ!!」ガスッガスッ
精霊「やめてください!無理に奪おうとしないでください!」
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妖精「アンタ目の前に金塊が転がってたらどうする!?私なら拾うね!!」グググ
精霊「おまわりさんに届けます!というかコレは落し物じゃなくて大事な備品ですから離してください!」グググ
妖精「ハッ!笑わせるな!元々私ゃコレが目当てでアンタに近づいたんだよ!」
精霊「んまッ!悪い妖精さんにはオシオキです!」ゴシュッ
妖精「oh...」
――――――
―――
―
精霊「落ち着きましたか?」
妖精「私ゃ全身から血液がなくなりそうだよ」ドクドクドク
精霊「心の貧しい方には相応の制裁を与えます」
妖精「ド頭に金の斧でカブト割りって、普通死ぬよ」
精霊「あなたがシブトイのは知っているので。それにコレでも手加減はしています」
精霊「はぁ、守銭奴のあなたが珍しく私の為に練習に付き合ってくれると思ったらこれですか」
妖精「タイムイズマネー、時は金なり。貰えるものは病気と災厄以外なら何でも貰う」
精霊「あなた絶対その言葉の意味分かってないですよね」
妖精「そもそもイ○ップ的なアレだけどさ、本来精霊じゃなくて女神とか水の神様がやるべきことでしょ。アンタ精霊だよ」
精霊「だまらっしゃい、本質は一緒です。きっと」
妖精「あーあ、せっかくご褒美に何か貰えると思ってこんな茶番劇に付き合ったのに。貰ったのは頭に一発だよ」
精霊「そういう卑しい感情があるからいけないのです。と、いうより何一つ練習に付き合ってもらっていないのですが」
妖精「大体さーこんな森の奥の誰も近づかないような湖でこんなことやって何になるのさ?」
精霊「森に活気が無いのでこういうパフォーマンスをして集客を……」
妖精「人間向けに集客したところで伐採っていうオチしか待ってねーよ」
精霊「だ、だって森に住む人もいなければ動物さん達だって魔物に追われて年々減ってるじゃないですかー!」
精霊「だから動物さん達と共存できるような人が増えてくれれば……うう……」ウルウル
妖精「あーはいはい、泣くな泣くな。よしよししてあげます」ナデナデ
精霊「あうう……優しいんですね」ホロリ
妖精「アンタ顔もスタイルもいいんだから体を売りにすれば馬鹿な男なら寄ってくるだろうさ、もっと賢く生きなきゃ」ポンッ
精霊「サラッと下衆なことを言わないでください。肩に手を置くな、涙を返せ」
妖精「森を活気付かせたいって言うなら私も協力させてもらいますよ、これでもココの住人ですからね」
精霊「ありがとうございます!根は優しい人だって信じてましたよ!」
妖精「まぁ、こっちの方は応相談ですけどね」
精霊「こっちの方?」
妖精「これだよこれ、わかってんだろ?」¥チャリーン
精霊「あなたは欲望に忠実なのですね」
妖精「まぁ話題性ってので着眼点はいいと思うよ。存在が知られてなけりゃ来るものも来ないしね」
精霊「そうですねぇ……だからこその金の斧と銀の斧を!」
妖精「今のご時勢斧を片手に木を切りに来る奴なんていないっての。重機の時代だよ」
精霊「外の世界から来た技術ですか……」
妖精「そう、今は悪魔が微笑む時代なんだ」ブオンブオン
精霊「その大きなバイクはどこから持ってきたんですか。排ガス凄いのでふかさないでください」
妖精「でも結局こんなことしても活気付いたりはしないよ」
精霊「そうですか?神秘性があれば若い方なんかは興味を持ちそうですが……」
妖精「だぁー!古臭い!そういう前時代な感性じゃダメんですよ!」
妖精「それに、こんな森の中に女が斧を両手に待ち構えてたって来る奴らなんて極一部だし。いや、それもアリだな」
精霊「誤解を招く言い方はやめてください、退治専門の冒険者さんしか寄り付かなくなります」
妖精「んー、でも時代遅れのお遊戯会をするくらいならもっと効率的なものがあるんだけどね」
精霊「効率ですか?というと……やっぱり資金繰りですか」
妖精「そ、何をするにもお金は必要。集客と儲けを両立させるようなものが一つだけあるんですよ!」
精霊「そ、それは一体……」ゴクリ
妖精「アンタのその容姿ならすぐにナンバーワンになれるよ」ポンッ
精霊「やたらと私に水商売を勧めるのはやめてください」
妖精「共存したいんでしょ!?何が不満なんですか!?恵まれた顔に恵まれた体付きしやがって!私への当て付けか!?」
精霊「知りませんよあなたの事なんて。あと共存したいのは動物さん達であって私ではありません」
妖精「ハッ!お高くとまっちゃってさ!高貴なあなたには私の事なんてわかりはしないんだろうね!」
精霊「本音を言うと、あなたのような人とは係わらずに道端でひょっこり会ってもそのまま顔を伏せて通り過ぎたいレベルです」
妖精「言うねぇ」
妖精「でも人呼んでもその後どうするかってのも考えなきゃですよ」
精霊「そうですね、折り合いが上手くいかないと森の動物さん達も怯えてしまいますし」
妖精「実際ここへ足を運んでくるような奴等なんて碌なのいなさそうですね。多分狩りやらなにやらで」
精霊「あうう……人は呼びたいけど動物さん達も守らなきゃいけない。厳しい課題です……」
妖精「あ、そうだ。いっそ狩りが出来るってこと大体的にアピールするってのどうですか?儲かりますし」
精霊「私の話を聞いていましたか?」
精霊「むぅ……出来れば住んでほしいしなぁ……」
精霊「そういった人たちを選定した方がいいのでしょうか」
妖精「そりゃさすがに無理でしょうに。こんな木と草しかない場所に呼ぶってのがそもそも無理な話で」
精霊「だからこその話題性なんですが……」
妖精「ならいっそ目玉になるようなもの建てちゃいましょうか」
精霊「目玉?」
妖精「そう!そもそもこの森は綺麗なのがウリなんですからソレを踏まえて」
精霊「だとすると……簡単なキャンプ場とか?働ける人を募集して……」
妖精「美しい森だ、この森を切り拓いてゴルフ場を作ろう」
精霊「!?……よ、妖精さん!?」
妖精「18ホール作ろう」
精霊「ふんっ!」ゴシュッ
――――――
―――
―
妖精「武力行使はよくないよ、冗談ですよ、脳天直下はやめてくださいよ」ドクドクドク
精霊「たとえ使い古されたネタでもあなたなら本当にやりかねません」
妖精「私ゃこの森のためを思ってやってるんですがねぇ?」
精霊「大きな開拓は無しの方向で!」
妖精「ワガママさんだなぁ」
精霊「あなたが度を越えているだけです」
精霊「んー、でもやっぱり難しい。私の考え方が甘いのでしょうか……」
妖精「水商売もダメ開拓もダメ、他に何が残っているのやら」
精霊「……ところであなた、実はお金儲けの方向へ持っていこうとしてません?」
妖精「いやだなぁ、森に生きる一人の意見を言っているだけじゃないですかぁ」フイッ
精霊「目を逸らすなまっすぐ私を見てみろ」
精霊「妖精は清らかでなければなりません、あなたのように穢れきっていては森の風紀に関わりますよ」クドクド
妖精「あーはいはい、そうっすねー」ホジホジ
精霊「聞く気ありますか?」スチャ
妖精「はいストップ、斧を構えないで。私もちゃんと考えがあってやってることだから」
精霊「考えですか?」
妖精「さっきも同じようなこと言いましたが、今の時代神秘性だけじゃ人は集まりません!」
妖精「何をするにも金金金。この先どんなものでも生きる残るにはコレが必要なんです!!」グッ
精霊「なんだか汚い話になりそうですね」
妖精「汚い!ああ汚いさ!でも仕方ないこと!」
妖精「時代がそれを物語っている!今この森に必要なのはお金なの!」
精霊「はぁ……」
妖精「悲しいことに今はそれが人と人との繋がりなんです……」
妖精「どんな種族でもお金にならなきゃ生きてはいけない。あなたは精霊だから関係ないでしょうけど」
精霊「むぅ……」
妖精「森は減少し、動物達も住む場所がなくなる。それはわかっています、でもそうやってお金を作らなきゃいけない!皆同じなんです!」
精霊「同じ?」
妖精「先立つものは必要。私みたいな妖精だってそう、住む場所が無くなればどこかで食い扶持を探さなきゃいけない。そりゃお金に汚くもなりますよ」
妖精「魔法が存在してなお、機械が発達する矛盾したこの世界。自然が……妖精が住む場所が無くなっていくのは辛いものがあります」
妖精「でも……この場所の存続、皆が暮らしていくには少しでも切り捨てて生きていかなきゃいけないんですよ、時代に合わせてね」
精霊「あなたも住む場所が……そうですね、誰しもが恵まれた環境にいるわけではないのですね」
精霊「わかりました、動物さんたちには苦労をかけますが、森を少しだけ大きく開拓してそこから……」
妖精「ま、私ゃ都会生まれ都会育ちで元々実家が金持ちだし森の連中の事なんて知ったこっちゃ無いですけどね」ハッ
精霊「真剣な話だと思って少しでもあなたに同調した自分を恥じます」
精霊「実家がお金持ちなのにあなた気持ちが悪いほどお金に執着しますね」
妖精「いくらあっても足りないからね、夢はでっかく世界征服」マジキチスマイル
精霊「動物さん達に相談した方がいいかも……あなたに話すのがそもそもの間違いでした」
妖精「んー、動物たちにはこういうこと話しても時間の無駄だと思うけどね。皆自分のことしか考えないから」フフン
精霊「はい、まさしく無駄な時間でした。自分の発言がブーメランしてますよ」
妖精「だってそうでしょ。自分達が生きることに必死だもの。安全に暮らせればそれでいいって連中だし」
精霊「動物さん達はそれでいいですし……だから共存できる人を交えて……」
妖精「侵略してくる魔物退治を無償でやれってか?ハッ、笑わせるね」
精霊「あうう……虫がいいのはわかっていますけど……」
妖精「どうせそういう奴はアンタの悩ましい体目当てで残るようなのばっかりだよ!妄想が捗るね!!」
精霊「あなたはどうもそっち方面にも話を持っていきたいんですね」
妖精「もう、しょうがないなぁ。わかった、真面目に考えてあげますよ」
精霊「今まで真面目じゃなかったんですね」
精霊「そういえば、森の外の動物さん達はどういった生活をしているのですか?」
妖精「ああ、森の外に出たことないから知らないんでしたっけ?」
精霊「はい、お恥ずかしいながら」
妖精「世間知らずのお嬢か、ふむ……売り込みとしてはまずまずだな」
精霊「話を続けろ外道」
妖精「場所や環境によってマチマチですよ」
妖精「可愛いのはペットとして飼われ、食べられるものは食用として飼われで」
精霊「うう……共存が遠のいていく……」
妖精「この森にも生息しているオオトカゲ、アレは美味しかったなぁ……」
精霊「あ、もうこの人が共存する気ゼロだ」
精霊「でも、どこも変わらずに動物さん達は肩身が狭いのですね……」
妖精「いまや食物連鎖の下のほうですからねー。主に上位種である魔物のせいで」
精霊「バランスが保てなくなり絶滅するかも知れません……そうならないように私がしっかりしないと!」
妖精「あ、そういや前に連れ込んだ外来種ペット、そろそろ大きくなったかなぁ。丁度この森が育てやすい環境だったし」
精霊「あなたのような人がいるから生態系が崩れるのですね」
妖精「でもねぇ、やっぱ酷いと思いますよ?」
妖精「原種である動物達は魔物たちから住む場所を追われ、亜人含む人間たちから科学の発展と共に森を奪われ」
妖精「捕らえられて、ある者たちは運がよければ愛玩用、運が悪ければそのまま食肉」
妖精「酷いことをされるもんですよ……身の上話ですが私自身、昔人間たちに……」
精霊「ご、ごめんなさい!辛いことを……」
妖精「大儲けさせてもらいましたからね、いやぁ動物は高く売れる売れる」¥チャリーン
精霊「あなたは邪悪そのものですね」
精霊「真面目に考えてくれるんじゃなかったんですかー?」ジリジリ
妖精「あーもう、わかった。ここら辺一帯もう更地にしよう。そんで動物園でも作れば皆檻の中で安全に暮らせるっしょ」
精霊「私の理想が高いのは認めます、ですがもう何もかも投げ出さないでください」
妖精「じゃあ利益になるもの出しましょうよ、そーすりゃ話も動くから」
精霊「結局は自分が儲けようとしているのが見え見えなのでダメです」
妖精「私は悪くない、こんな世の中にした世間が悪い」
精霊「これが下衆の極みか」
妖精「よぅし、んじゃあ私が金で職人雇ってアミューズメントパーク作ろう!それで皆ハッピーだ!」
精霊「やめてくださいー!そんなことしても誰も得しませんよー!!」
妖精「動物達もサーカス団員として雇えば一石二鳥!私が得する彼らも得する!!」
精霊「森の仲間達を売るんですか!?罪悪感はないんですか!?」
妖精「ハーッハッハ!もう売ったことあるから何も感じないね!!」ニンマリ
精霊「そうだったこのド畜生!!」
妖精「こうなりゃ強行手段だ!!知り合いの建築家に電話して……」
精霊「もう知りません!!」ゴシュッ!!
――――――
―――
―
精霊「いつもありがとうございます」ペコッ
「いやいや、こっちも好きでやってることだからね」
「精霊ちゃんの姿が目の保養だぜ」
「いやぁ、癒されるねぇ」
精霊「もう!お上手なんですから!」
妖精「ケッ、仲良くなりやがって」
精霊「感謝してますよ、あなたには」
妖精「そうだねー、感謝して欲しいですねー。僅かだけど土地の貸し出し、募集かけて人集めて」
妖精「土地管理や現場監督その他もろもろ……全部私がやってますからねー。あなたは色目使ったりお茶いれくらいしかやってないけど」ホジホジ
精霊「あはは……申し訳ないです。あと色目は使ってないです」
妖精「ま、コレだけ有志が集まればいいほうでしょ。皆動物好きみたいだし」
精霊「賑やかですね」
妖精「そーだねー」
精霊「これから共存して、発展していくんですね」
妖精「そーだねー」
精霊「……ありがと、妖精さん!」
妖精「やだねぇ照れくさい、私ゃ当然のことをしたまでだよ」
精霊「それじゃ、私は皆さんの昼食作ってきますね!何作ろうかなー♪」ルンルン
妖精「あいあーい、美味しいもの頼むよー」
妖精「……行ったか」
妖精「よし!全員集合!!」ピピーッ!!
妖精「そこのエリア、森林地帯全部伐採。建物の邪魔になるようだったら湖も埋め立てちゃって!」
「あ、あの……」
「ホントにいいんですか?こんなこと黙ってやっちゃって……」
「何か騙してるようで……」
妖精「いいんだよ、あのアホ精霊全部私に一任するからこういうことになるんだよ」
妖精「全員私が連れて来た人材なのに、人がいいというか簡単に信じ込みやすいというか」
「そんなところに付け入っちゃっていいのかなぁ……」
妖精「ほら文句言うな!アンタらは私に借金してるんだから黙って働け!!」
妖精「クックック……ここら辺の土地一帯を開拓してアミューズメントパークを作る、絵空事で終わらせるか!」
妖精「そら!一番働いた奴には精霊と金の斧と銀の斧をセットでくれてやるぞ!」
妖精「オラオラ!キリキリ働け!私の夢の第一歩に向かって!!」
精霊「夢が……何ですって?」
「「「「!!?」」」」
妖精「あ……あー……どうしたの?お昼ごはん作ってるんじゃなかったの?」
精霊「皆さんにどんなものが食べたいか聞こうと思って戻ってきちゃいました」ニコニコ
妖精「あははは……皆、何が食べたいかなー?」
精霊「妖精さんのお肉って柔らかそうですよね?」ニコニコ
妖精「だ、ダメですよ?私はプリティだけど食べるのには向かないんじゃないかなーって……」
精霊「あなたが食してきた動物さん達はどんな味だったんでしょうねぇ?」ニコニコ
妖精「美味しかったんじゃないですかねー……ははは」
精霊「それじゃあ、そんなお肉を食べたあなたはさぞ美味しく出来上がってるんじゃないでしょうか?」スチャ
妖精「ちょ!?ちょーっとまって!考え直して!!利益を考えればこの土地はこう使うのが最もだねぇ!!」
精霊「地獄へ旅立つ準備は出来ましたか?」ニコニコ
妖精「うおおおお!?お前ら!!雇い主様の命令ダァーッ!!誰か助けろーーッ!!」
妖精「って誰もいねぇーッ!!全員逃げやがった!!」
妖精「あ、あいつらは追わなくてもいいのかなー?」
精霊「皆さんは誠実な方々だったので今回は多めに見てあげましょう」ニコニコ
妖精「それなら私も……」ソロー
精霊「滅せよ」ゴシャッ
その後、その森は血まみれの呪われた森と呼ばれ、人の手が加えられず逆に自然生物達が増えていったという
精霊「むぅ……人の手がない方がよかったんですね、魔物は私がやっつけちゃえますし」ゴシュッ
妖精「あれは彗星かな… いや…違うな。彗星はもっとこう、バァーって動くもんな」
この森の守護者の傍らには、常に頭のおかしな妖精がいた
妖精(覚えてろよクソ精霊ッ!いつかこの森を焼け野原にしてやるからな……ッ!!)
精霊「なにか?」ニコッ
妖精「暑苦しいな、ここ。ふぅ、出られないのかな?おーい、出してくださいよ! ねぇ!」
懲りずに何度も斧で殴られたという
精霊「あなたが落としたのは金の斧ですか?銀の……」妖精「両方!両方!!」終わり
終わった
久々に見知った連中が出てこなかった
もしお付き合いしていただいた方がいましたら、どうもありがとうございました
乙
おつおつ
かなり面白かったよ。乙
乙です。
守銭奴妖精で某ゲームを思い出した。
乙
林檎ちゃんも裸足で逃げ出す勢いのゲスっぷり
乙ん
わたしの記憶がたしかならば妖精さんはエビに近い味わいだったと思う
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