【安価】亜美「7年後の」真美「忘年会!」やよい「全員集合!」 (39)

【駅前】

やよい「……二人ともまだかなぁ」

やよい「お仕事が押しちゃってる、ってメールはさっき来てたけど……」

亜美「ゴメンゴメンやよいっちー!」 タタタッ

真美「お待たせー!!」 タタタッ

やよい「あ、二人とも遅いよー」

真美「いやー、ちょっと撮影でトラブっちゃってさ」

亜美「よりによって今日やらかすなんて厄日だよねー」



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・アイマスSSです

・"合法的に"かつ"楽しく"お酒を飲んでもらうために舞台設定は7年後くらいです

・途中から安価がありますが、ストーリーに大きな影響を及ぼすものではありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386509158

やよい「んー、それじゃあしょうがないかな。みんな待ってると思うし、早く行こ?」

亜美「そだねー。場所どこだっけ?」

真美「そんなん、確認するまでもなくたるき亭っしょー」

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亜美「でも、みんな揃って忘年会だ、ってお酒飲める日が来るなんてねー」

やよい「毎年恒例だって聞いたことあるよ?」

真美「昔はみんなで顔合わせて色々やってたけど、みんな売れて忙しくなったからね」

亜美「ピヨちゃん入れて14人だっけ? 全員のスケジュール合わせるのちょー大変だったって」

やよい「でも楽しそうだもんね。去年、伊織ちゃんが初めて参加したみたいだけど、そのことツイッターで呟いてて」

真美「見た見た! 写真なんかみんな揃ってテレビよりもずっといい笑顔してたもんねー!」

やよい「あれ見てうらやましいなーって、ずっと思ってたんだ」

亜美「あーそっか、やよいっちって亜美たちより学年1コ上だけど……」

真美「早生まれだから、今はおんなじハタチなんだよね」

やよい「うん、だから私も今年が初めてなんだっ♪」

面白そう 支援

真美「ほうほう、それじゃーやよいっちがお酒飲んだらどーなっちゃうのか、ほんぽーはつこーかい、ってわけですな!」

亜美「んっふっふ~、あのしっかり者のやよいっちがどんな痴態を晒してくれるのか、見ものですな!」

やよい「も、もうからかわないでよ! だったら亜美も真美もみんなと飲むのは初めてなんでしょ?」

真美「まーそだけど、変に羽目を外しすぎなきゃ大丈夫っしょ?」

亜美「いちおー、ウチとか打ち上げで飲んだことはあるけど、変なことになったことはなかったしね」

やよい「そうだよね、お酒で失敗したらプロデューサーに怒られちゃうもんね」

亜美「765プロはそういうのに本当厳しかったからねー」

真美「酒とタバコと男で失敗したアイドルはごまんといるんだ!ってずーっと言われてきたからねー」

やよい「でも、心配して言ってくれてたんだし、ね?」

亜美「ま、おかげさまで誰も変なスキャンダルを起こすことなく、無事に売れっ子のまま成人できました、と」

真美「めでたし、めでたし、だよねー」

亜美「そーこー言ってるうちにたるき亭にとーちゃーく、っと♪」

やよい「この時間にここに入るのも何だか変な感じだね」

真美「ここの上に事務所があった時なんて、真美はまだ小学生だったもんね」

亜美「昔なじみの縁で、今でも毎年ここで忘年会やってるんだってさ」

真美「まぁ、忘年会といっても社長も兄ちゃんもいない、女子会なんだけど」

やよい「プロデューサーも社長も忙しいから仕方ないよ、それじゃ入ろっ」

ガラガラ

イラッシャイマセー

響「あっ、三人とも来たぞ!」 ワイワイ

やよい「お待たせしましたっ!」

伊織「ちょっと、遅いわよっ!」 ガヤガヤ

真美「ゴメンゴメーン、ちょっと色々あってね」

律子「はいはーい、それじゃみんな詰めて、詰めてー」 ザワザワ

春香「はーい、ではようやくやってきました本日の主役!」

真「初参加のやよいと亜美、真美に盛大な拍手を!」 パチパチ

亜美「やーやー、どーもどーも」

お酒弱いの誰かなーw

やよい「もしかして、ずいぶんお待たせしちゃいましたか?」

千早「大丈夫よ、高槻さん。まだ一杯目が来てないところだから」

亜美「よかったー。じゃー亜美はゆきぴょんの隣ねっ!」

雪歩「ふふ、いいよ。亜美ちゃんおいでー」

亜美「やたっ! ゆきぴょんの隣なら平和そうだもんねー」

美希「まるでそれじゃ他のみんなは危ないって言ってるようなもんなの」

真美「冗談だよ、じょーだん。じゃー真美はミキミキのとーなりっ!」

小鳥「やよいちゃんに、亜美ちゃんと真美ちゃんがついにお酒を飲める年かぁ……」

あずさ「時が経つのは早いですね~」

貴音「まこと、その通りです。でも、楽しみにしていたのも事実でしょう?」

あずさ「ええ」

小鳥「もちろんよ」

真美「ねーねー、こういう時ってやっぱり『とりあえずビール』にしなきゃいけないのかな」

亜美「どうもビールってあの苦さがダメなんだよねー」

律子「別に何頼んだっていいのよ? 飲み過ぎない程度にしてさえくれれば」

美希「みんな思い思いに注文しちゃってるの」

やよい「そうなんですかー。うー、でも何にしようかな……いっぱいあって迷っちゃいます」

真美「みんなは何頼んだの?」

春香「みんなはね……」

オマタセシマシター

あずさ「ちょうどいいところに最初の注文が来たわね~」

亜美「ごつごー主義ってやつだねっ! じゃあそれ見て何にするか決めようかな」

やよい「あっ、皆さんに回していきますね、えーっと最初は」

亜美「ビールだねー、やっぱり『とりあえずビール』ってやつ?」

真美「こういう普通な注文しそうなのは……」

春香「……二人とも、何が言いたいのかなー?」

真美「やっぱりはるるんだよねー」

春香「いいじゃない、やっぱりこれを飲まないと始まらないんだから」

やよい「これが生中なんですね」

春香「真夏の暑い時に飲むのが一番いいんだけどね、でも冬だからって一杯目はこれじゃないと」

亜美「瓶だったらお酌もしてあげられたのになー」

春香「気持ちだけありがたくもらっておくね」

春香「でも、私たちってコンサートとかロケとかで全国あちこちに行くじゃない? そういう時に地ビールお土産に買うのが楽しみなんだよね」

千早「この前春香の部屋に遊びに行ったけど、いっぱい地ビールの空き瓶があったわ……」

春香「結構かわいいデザインや面白いデザインのものがあるからね。味も楽しみだけど、こういう工夫も楽しみかな」

真美「いいなー、今度真美にもお土産ではるるんおススメの一本買ってきてよー、お金出すからさ」

やよい「お金出しちゃったらそれはお土産って言うのかな?」

亜美「でも、パッと見で誰が何を頼んだかってけっこー分かるもんだね」

真美「だよねー、この緑茶サワーはやっぱり……」

雪歩「うん、私だよ」

亜美「ですよねー」

やよい「はい、雪歩さん」

雪歩「ありがとう、やよいちゃん」

真美「それにしても、ゆきぴょんは本当にお茶が好きだよねー」

亜美「お酒の席でもお茶を欠かさないとはさすがだよね」

雪歩「でも、お茶って悪酔いを防いだり、二日酔いになっちゃった時にも効果的なんだよ?」

やよい「そうなんですか?」

小鳥「カテキンとかカフェインだったかしら? 聞いたことがあるわよ」

雪歩「そうなんです。お茶に含まれるカテキンって成分が胃の粘膜を保護してくれるって」

あずさ「お酒のおつまみって脂っこいものも多いから、消化を助けてくれるのよね~」

雪歩「他に、タンニンって成分があります。アルコールの吸収を抑えてくれるし、口臭の予防にも繋がるんです」

小鳥「タンニンもそうだけど、カフェインの利尿作用で、アルコールの有害物質を早く外に出してくれるのよ」

やよい「うわあ、あずささんも小鳥さんも詳しいです!」

小鳥「そりゃあね……」

あずさ「いつもお世話になってるもの」

雪歩「二人に相談されたことがあるんだよ、何か二日酔いに効くようなものはないかって」

亜美「なるほどね~」

真美「さすがお茶博士のゆきぴょんだね」

亜美「次もサワーみたいだけど、これは……」

真美「何かでっかいオレンジと搾り器が付いてる、ってことは」

やよい「はいっ! 伊織ちゃんどうぞ!」

伊織「あ、ありがとうね、やよい」

真美「でもちょっと意外だなー」

伊織「何がよ?」

亜美「いおりんなら自分でわざわざ搾らずに、もう出来上がってるの頼みそうだし」

伊織「前まではそう思ってたのよ? 自分でやるなんて、って」

伊織「でも実際にやってみるとね、何かこう、自分で搾るのが楽しくなっちゃってね」 グイグイ

やよい「あー! オレンジの果汁が沢山出てきました!」

伊織「んっ……! んっ……! ふぅ、これくらいでいいかしらね」 トポトポ

真美「おぉ、これは紛れもなく果汁100%のオレンジ……!」

伊織「自分で搾ったからかしらね、美味しさも格別なんだから」

亜美「確かに見てると面白そーだね、亜美もやってみよっかな」

真「それそれ、その顔! ボクがやって見せた時の伊織とおんなじ顔してるよ」

伊織「ちょ、ちょっと真!」

響「なんだか楽しそうだけど……って顔して、次の注文で早速頼んでたのは去年の忘年会だっけ?」

貴音「最初は上手く搾れずに顔を歪ませていたのをよく覚えていますよ」

伊織「響と貴音まで! バラさないでって言ったわよね!?」

真美「言われてみると確かに……ほら、いおりんがツイッターに乗っけたこの写真」

やよい「あっ! テーブルの上にオレンジと絞り器が乗ってます!」

亜美「なるほどねー、それ以来すっかりハマっちゃった、というわけですな?」 ニヤニヤ

伊織「べ、別にいいじゃない!」

やよい「私も頼んでみようかなーって」

伊織「あ、あらそう? そ、それじゃあ最初は私がやり方を……」

小鳥「……7年経ってもやよいおり、よねぇ」

春香「小鳥さーん? 鼻血、鼻血」

亜美「それじゃ、どんどん回して……って、この透明なグラスが……3つ?」

真美「みんな思い思い、って言うから別々なんだろうけど……見分けがつかないよ。店員さーん、これは何?」

店員「それは泡盛ですね」

やよい「泡盛……って確か沖縄のお酒でしたよね?」

亜美「ってことは、これはひびきん……」

響「残念だけどそれは自分じゃないぞ?」

真美「え? ひびきんじゃなけりゃ誰が……」

真「あ、泡盛ならボクだよ?」

やよい「真さんだったんですかー。はい、どうぞ」

真「と言っても、響が関係ないわけじゃないんだよね」

亜美「どういうこと?」

真「いつの忘年会だったかな、響が泡盛飲んでるのを見て、試しに一口飲ませてもらったんだ」

響「そしたら口に合ったみたいで、たまに頼んでるんだって」

真美「へー、でもけっこー強いんでしょ?」

真「ものにもよるけどね。ここのはちょっと強いから、いきなりはおススメしないかな」

やよい「でも、泡盛が真さんなら、響さんは何にしたんですか?」

響「逆に泡盛を教わったお礼に、真からおススメしてもらったんだ」

亜美「それがひびきんの頼んだお酒だね、どれかな?」

響「自分は……コレだぞ!」

真美「これは……」

やよい「何だか白く濁ってますー」

亜美「これがまこちんがおススメしたってやつ?」

響「韓国のお酒でマッコリ、ってやつだね。あまり強くないけど、結構好きだぞ」

やよい「名前は聞いたことあります、実際見るのは初めてですけど」

真美「でも、ひびきんが泡盛おススメしたのは分かるけど、まこちんは何でマッコリ? 韓国のお仕事とかあったっけ?」

響「なんで、って、そりゃ……」



真「まっこまっこり~ん♪」

亜美「……」

真「……」

亜美「……そんだけ?」

真「うん」

小鳥さんが…アラフォーだと…!?


いいじゃん

真美「まこちん、あんまり体張りすぎると、はるるんみたいに芸人扱いされちゃうからね?」

春香「ちょっと真美!?」

真「うん、反省する」

春香「真も!?」

亜美「じゃーオチがついたところで次の透明なお酒のグラスは何だろ?」

店員「こちらは純米酒です」

美希「あ、それはミキのお酒なの!」

やよい「美希さんですね、届くかな……」

千早「高槻さん無理しないで、回してあげるから。はい、美希」

美希「やよいも千早さんもありがとうなの!」

亜美「おにぎり大好きなミキミキが純米酒ってのもらしいというか、なんというか」

真美「でも、お米が原料のお酒って他にもあるよね?」

美希「細かいことは気にしないの!」

雪歩「店員さんいるからおつまみも頼んじゃおうっか。何にする?」

美希「肴はあぶったイカでいいの」

伊織「どこの演歌よ」

美希「こういう寒い日はぬるめの燗がいいけど、最初は冷やからにするの」

伊織「だからどこの演歌よ」

律子「八代亜紀ならぬ、八代美希ってところね」

千早「プッ、ククク……」

真美「千早お姉ちゃんの沸点は相変わらず低いんだね」

律子「お酒が入ったらもう、箸が転がっても笑うくらいの勢いね」

やよい「うー、飲みすぎはだめですよ?」

美希「ミキはお酒強いよ? 酔っ払って変なことしたことないの」

亜美「そうなの?」

美希「酔った勢いでどうこうなんてイヤなの。そんなことしたらハニーに嫌われちゃうから」

真美「7年経ってもミキミキは変わらないねぇ」

やよい「えーっと、じゃあ最後のこの透明なグラスは……」

小鳥「それ多分あたしのね。はい、ありがとうね」

亜美「ピヨちゃんは何頼んだの?」

小鳥「あたしのは焼酎ね」

真美「焼酎かー。いっぱい種類があるんだよね」

小鳥「そうよ、ちなみにこれは芋焼酎ね」

響「実は泡盛だって焼酎の一種なんだぞ。あれはお米……タイ米が原料だけど」

あずさ「一時、焼酎ブームっていうのがあってね、美容にもいいって女性の間で焼酎が流行ったことがあったのよ~」

亜美「ピヨちゃん……」

小鳥「ちょっと待って!? なんでそんな悲しい目であたしを見るの!?」

真美「分かるよ、真美ももうハタチすぎちゃったし、美容とか気をつけなきゃいけないって」

小鳥「やめて! 3X歳とか言わないでっ! 心は永遠の17歳なんだから!」

やよい「でも、17歳だとお酒は飲めませんよ?」

小鳥「うっ」

伊織「正論ね」

貴音「ぐうの音も出ない、とはこのようなことを言うのでしょうね」

亜美「残りは4つだねー」

やよい「これは私でも分かります! ワインです!」

真美「残りは千早お姉ちゃんに、あずさお姉ちゃんに、律っちゃんにお姫ちん……みんなありそうだけどね」

貴音「それはわたくしのですね」

やよい「貴音さんだったんですかー。はい、どうぞ!」

亜美「お姫ちんって横文字苦手だから和風のイメージがあるけど……」

真美「でもなんだか日本酒より洋酒の方が似合うんだよねー」

貴音「血のように赤い葡萄酒が大好きなのです」

真美「スゴいね、グラス持ってるお姫ちんがなんだかヴァンパイアガールそのものに見えてきたよ」

貴音「ふふ、ガッとやってチュッと吸って……」

貴音「(耳元で)han♪」

亜美「おほぉう! ヤバいよこれ! 昔よりさらに色っぽくなっちゃってるよ!」

やよい「聞いているだけでもなんだかドキドキしちゃいますー」

貴音「わたくしももうすぐ25……来年は大人の女性になりたいものですね」

真「もう十分だと思うのはボクだけかな」

亜美「あ、あと残りは3つだね!」

真美「顔が赤いよ? ちかたないけどさ」

やよい「えーと、この黄金色したお酒は……」

あずさ「そのウイスキーは私のね~」

亜美「あずさお姉ちゃん大丈夫? これ、水割りでもハイボールでもなく、ロックだよ?」

あずさ「大丈夫よ~、そんなにガブ飲みするわけじゃないし、ゆっくりと味わいながら飲むんだから」

やよい「うわっ! すごく匂いが強いです!」

あずさ「この匂いがいいのよ~」

あずさ「ウイスキーが、お好きでしょ~♪」 カラカラ

やよい「あっ、あずささんスゴいです、CMそのものです!」

亜美「贅沢だね~、こうしてテレビでやってるCMを生で見られるなんて」

真美「真美たちも芸能人だけどね」

美希「でもあのCMやってるあずさは本当に大人っぽくてカッコいいの」

雪歩「艶やか、ってきっとあずささんみたいな人のことを言うんだよね」

響「あずささんがお店とか開いたら絶対繁盛しそうだよね」

小鳥「もしそうなったらあたしは毎日通い詰めるわ」

亜美「さーて、残るは2つだね」

真美「このオレンジジュースみたいなのは……」

千早「それは私のカクテルね、高槻さん、いただくわ」

やよい「あ、はいっ、どうぞ!」

真美「でも、千早お姉ちゃんがお酒、っていうのもちょっと意外かな」

千早「そうかしら?」

亜美「お酒はノドに悪いから、って一滴も飲まないんじゃないかって思ってたよ」

千早「そうね、確かに昔はそう考えていたかもしれないわ……でも、アレを見てちょうだい」

やよい「アレ?」



あずさ「うふふ」 カラカラ

千早「あれだけ強いお酒飲んでるあずささんが平気で歌えるんだから、少しくらいなら大丈夫じゃないかって」

真美「納得」

千早「それに、このカクテルはそんなに強くないし、せっかくだからみんなと楽しみたいしね」

やよい「そうだったんですかー! じゃあ、今夜はいっぱいいっぱい楽しみましょうねっ!」

春香「……千早ちゃんはああ言ってるけど」

亜美「ん? はるるんどしたの?」

千早「千早ちゃんの持ってるあのカクテル、スクリュードライバーっていうんだけどね」

真美「ザンギエフの必殺技?」

春香「それはスクリューパイルドライバーだよ……ってそうじゃなくて」

春香「あのカクテル、口当たりがいいからついつい飲みすぎちゃうんだけどね」

春香「使っているお酒がウォッカだから、気づいたらものすごく酔っ払っちゃうんで『レディーキラー』って通称があるんだよ」

亜美「それじゃあまさか……」

春香「実は毎年のようについつい楽しくなって飲みすぎちゃってね……酔った千早ちゃんを何とか出来るって私しかいないし」

真美「……はるるんお疲れ様、手伝えることがあるなら言ってね?」

やよい「じゃあ最後のグラスは律子さんですねっ! はい、どうぞっ!」

律子「ありがとうね、これで全員行き渡ったかしら」

やよい「律子さんのお酒は何ですか?」

律子「これ? これは梅酒よ」

亜美「あー、梅酒いいよねー! 亜美もたまにウチで飲むし」

真美「真美はカクテルの方が好きだけどなー」

伊織「それが驚いちゃだめよ? 律子って、自分で梅酒作ってるんだから」

やよい「えっ! 本当ですか!?」

律子「それほど難しいことじゃないけどね。毎年5月終わりから6月始めくらいに出る青梅を買ってくるのよ」

律子「それを氷砂糖とホワイトリカー……まぁ、焼酎の一種に漬け込むのよ」

律子「大体3ヶ月もすると飲めるようになるらしいけど……私は1年間じっくり寝かせて、自分の誕生日に飲むのを楽しみにしてるの」

やよい「うわあ……スゴいです」

あずさ「律子さんのウチで宅飲みした時に飲ませてもらったけど、本当に美味しかったわぁ」

亜美「えっ、いおりんもあずさお姉ちゃんも知ってる、ってことはもしかして竜宮でそういう集まりしてたの?」

伊織「安心しなさいって、今年からは無事に亜美だって一緒に飲めるんだから」

律子「そうねぇ……今年の夏に漬け込んだのがあるし、ちょっと早いけど今度亜美が来たときに開けちゃおうかしら」

亜美「ホント!? わーい、楽しみだなー」

真美「えー、亜美だけなんだかズルいよー」

律子「あーもう分かった分かった。今度みんなで飲みましょ、ね?」

この後安価入る予定だったけど、遅くなりすぎたので一旦休止
人のいそうな時間帯に再開します 多分今夜9時頃

期待



安価は年少組の飲む酒かな?

Pは出てきませんか

Pは…………もう…………

まってるよー

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