モバP「幸子ー今日の晩メシなにー?」 (70)
初投稿失礼します。
書き溜めあり。
モバP(28)と輿水幸子(22)のお話です。
現在から8年後のつもりです。
2人は交際中&同棲中(モバP家)
幸子も大人になったため、崩壊まではいかずとも若干キャラ変わってますので注意。
初めてなんでアドバイス等頂けたら幸いです。
それではいきます
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期待
トントントン…
モバP「」カタカタカタ…タンッ
モバP「ふう…」
幸子「ひと段落しましたかー?」
モバP「ああ」テクテク
モバP「今日はなんだ?」ノゾキミ
幸子「ひゃっ!?」
幸子「ビックリさせないでくださいよ!」
モバP「ごめんごめん」ハハ
モバP「んで、今日の晩メシは?」
期待
祖体
幸子「今日はからあげですよ」
幸子「ボクのからあげ大好物ですよね?」ニコ
モバP「おお!幸子のからあげは絶品なんだよな~」
モバP「こりゃあやる気も出てきたぞ」
幸子「あと一時間ぐらいで出来上がりますから」
モバP「りょーかい~」
幸子「そういえば」
幸子「プロデューサーが仕事を家に持ち帰るなんて、珍しいですね」
モバP「あー」
モバP「いや本当は事務所で終わらせるはずだったんだけど…」
幸子「終わらなかったんですか?」
モバP「…うん」アハ
モバP「凛が久しぶりに事務所に顔出してな」
幸子「懐かしいですね」
モバP「娘さんを連れて来てたんだ」
幸子「あら!」
モバP「今年で2歳になるそうだ」
モバP「凛に似てシャンとしてたし、ありゃ将来美人になるぞー」
幸子「そうですか、プロデューサーはロリコンだったんですね」ピポパポ
モバP「うおぃ!どこに電話しようとしてんだ!」アセ
モバP「言っとくけどお前もそっちの部類に入るからな!」
幸子「なっ!」
幸子「人が気にしていることを…」プルプル
モバP「」ニヤニヤ
幸子「むー」ナミダメ
モバP「んで気づいたら結構な時間がたってた、っつーわけよ」
モバP「ちひろさんも今日は用事があるとかで、事務所には誰もいなくなったから」
モバP「どうせだったら幸子もいるし、家でやろうかなーって」
幸子「ま、まあちゃんとした理由があるならしかたないですよ」コホン
幸子「それもあと少しなんですよね?」
モバP「ああ」
モバP「メシまでには終わると思うぞ」
幸子「それじゃ、からあげ目指して頑張ってくださいね~」
幸子「間に合わなかったら、おかずは付け合わせの野菜だけですからね~」ニヤニヤ
モバP「まじか!?」
モバP「それだけはいやだ!」タッ
幸子「…ふふっ」ニコ
モバP「いただきまーす」
幸子「いただきます」
モバP「はぐっ」モグモグ
モバP「んんーやっぱうめぇ!」
モバP「衣はさっくさくで中はジューシー」
モバP「ほんのり香る生姜が良い味出してるわ」
幸子「もう//そんなに褒めたって何も出ないですよ///」
モバP「この美味しいからあげが出てくるじゃねぇか」パク
幸子「またまた、そんなこと言って//」
幸子「」パク
幸子(うん、おいしい)ニコ
モバP「おいしかった!」ツヤツヤ
幸子「ごはんのあとはおいしかった、じゃなくてごちそうさま、ですよ」フフ
モバP「おお、そうだな」
モバP「ごちそうさまでした」
幸子「お粗末さまです」ニコ
幸子「あのー、プロデューサーさん?」
モバP「ん?どうした?」
幸子「久しぶりに、『アレ』お願いしたいんですけど…」テレリコ
モバP「おお、もちろんいいぜー」
22歳の幸子か....
髪とか伸びてそう
モバP「よし、じゃあ挿れるぞ…」
幸子「はい…」
幸子「…んっ」
幸子「はあぁん」//
モバP「うわーこりゃー相当溜まってんなー」ハハ
幸子「だって…最近してもらって無かったですから…」
幸子「それにしても…やっぱりうまいですね」
モバP「そうか?」
幸子「はい…すごく…気持ちいいです…」
幸子「耳かき」
モバP「おおー!でかいのとれたー!」
モバP「よーし今度は反対側だ…」
幸子「やっぱプロデューサー耳かき上手ですね」ネガエリ
モバP「そうかー?」
モバP「お褒めいただいて光栄ですよ、っと」ホジホジ
幸子「耳かき」
モバP「おおー!でかいのとれたー!」
モバP「よーし今度は反対側だ…」
幸子「やっぱプロデューサー耳かき上手ですね」ネガエリ
モバP「そうかー?」
モバP「お褒めいただいて光栄ですよ、っと」ホジホジ
年末のある日
幸子「プロデューサー」
モバP「どうしたー?」
幸子「車出してもらえませんか?」
モバP「ん、買い物か?」
幸子「はい」
幸子「今日はちょっと何軒かまわりたいんで」
モバP「よしきた」
モバP「ちょっと待ってろな」
幸子「はい」
ブロロ
モバP「行くぞー」
モバP「ラジオでいいよな」カチ
幸子「はい」
ラジオ・巴(以下巴)「次はふつおたのコーナーじゃ」
モバP「おお、巴じゃないか」
幸子「久しぶりに声聞きましたねー」
幸子「今は普通にタレント活動してるんでしたっけ?」
モバP「女優がメインだけどな」
モバP「極道系には結構出てるな」
幸子「プロデューサーそういうの見るんですか?」
モバP「仕事柄いろんな方面チェックするからな」
モバP「てか家で見てるとこ見たことないだろ」
幸子「隠れて見てるのかと」ワラ
モバP「隠さなきゃいけないような趣味か?見てないけど」ハハハ
幸子「てか、プロデューサーの趣味って野球関係以外にあるんですか?」ニヤニヤ
モバP「失礼な!…って言いたいところだが全くその通りだな」ハハハ
巴「カープの大ファンの巴ちゃんにお聞きします!ずばり、優勝の勝因は?」
巴「っちゅーことじゃが」
モバP「お、ちょうど野球の話題だぞ」
幸子「今年もおもしろい日本シリーズでしたよねー」
巴「まずなんと言っても大瀬良抜きには語れんじゃろ!」
モバP「まさか1、4、7戦目で投げるとはなー」
幸子「それで全部勝っちゃってるのがすごいですよねー」
モバP「脅威のスタミナだよなー」
巴「そんで菊地、丸の1、2番コンビは今年も健在じゃったな!」
モバP「菊地守備うま過ぎ」
幸子「全盛期の藤田さんと対張りますよね」
巴「正直大瀬良以外の先発がふがいなさすぎたがの」
巴「マエケン、アメリカから戻ってこんかのぅ…」
幸子「楽天は大瀬良以外の4つで勝たなきゃいけなかったですねー」
モバP「2戦目の延長でとられたのが最後までキくとはな…」
幸子「松井くんはナイスピッチでしたのにね…」
巴「さあリクエストの曲じゃが」
巴「懐かしいこの曲がリクエストじゃ」
巴「765プロオールスターズで『自分REST@RT』」
モバP「おーなつかしい」
幸子「ボクこの曲好きですね」
モバP「いい曲だよな」
キノウマデノイーキカーターヲ
モバP「残念だがもう少しで着くぞ」
幸子「あ、ほんとですね」
バタン
モバP「おおぉ寒ぃ…」ブルブル
幸子「もう本格的に冬ですね…」ブルブル
モバP「あんま効果ないかもしんないけど…はい」
幸子「?ああ、はい」テツナギ
幸子「来週にはもう雪降るらしいですよ」
モバP「まじかー」
モバP「タイヤ交換しなきゃな」
ウィーン
モバP「今日はどんなコンセプトで?」
幸子「コンセプトて…」
幸子「うーん…あえて言うならば年末の準備ですかね」
モバP「あー正月もそろそろだもんな」
モバP「クリスマスは?」
幸子「去年と同じでケーキとプレゼントだけでいくつもりですよ」
モバP「寂しいけど、年末金かかるからしゃーないか」
幸子「現実的すぎですかね」アハハ
モバP「いやいや」
モバP「少ない給料を上手く切り盛りしてもらってるからな」
モバP「感謝だよ、感謝」ナデナデ
幸子「ちょ!?恥ずかしいですって」//
モバP「ああ、ごめんごめん」ハハ
モバP「それにしても、ちひろさんもそろそろ給料上げてくれてもいいのに…」
幸子「なんでしたっけ、鬼、悪m…」
モバP「それ以上言うな!下手すりゃ下げられかねん…」ナキ
幸子「それで、クリスマスのケーキはもう予約してありますから、今日は年末年始の買い物です」
モバP「ちなみに今年のケーキは?」
幸子「当日のお楽しみですよ」フフフ
モバP「なんだよー」
モバP「まあ、楽しみはあとに取っておくのがいいって言うからな」フム
幸子「さあさあ行きますよ」ニギリ
モバP「おう」ニギ
モバP「って言っても、具体的に何を買うんだ?」テクテク
幸子「そんなにいつもと変わらないですよ」
幸子「プロデューサー、前につきたてのおもちを食べてみたい、って言ってたじゃないですか?」
モバP「ああ、そういや言ったな」
モバP「いつも買ってきたもちだったからな」
幸子「どうせだったら、買ってしまおうかと」ニヤ
モバP「杵と臼か?」
幸子「それも一瞬考えましたけど、二人とももできないでしょう」ワラ
モバP「それもそうだな」ハハハ
幸子「餅つき機ですよ」
先生!まゆちゃんが息してないの!
モバP「なるほどなー」
モバP「それにしてもよく覚えてたな」
モバP「俺ですら忘れてたのに」ハハ
幸子「その時私も同意見でしたからねー」
モバP「ありがとうな」ナデナデ
幸子「だ、だからここは公共の場で…」//
モバP「んじゃ家帰ったらいっぱいしてやる」
幸子「そ、それなら」//
モバP「素直でよろしい」ニコ
モバP「餅つき機って意外とするんだなー」
幸子「ですねー」
幸子「まあ予算内でしたから大丈夫ですよ」フフ
モバP「おおー太っ腹ー」ハハ
幸子「私は一通り終わりましたけど、プロデューサーは?」
モバP「俺は特に」
幸子「じゃあ、行きますか」ニギ
モバP「ほいよー」ニギ
大晦日
ウインウインウインウインウイン
モバP「おお…ついてるついてる」
幸子「そりゃ買って初めてで壊れられても困りますよ」ワラ
モバP「いやーなんか感動だろー」ハハ
幸子「ほんとそういうところは子供みたいですね」フフ
モバP「男はいつでも子供なんだよ」ドヤ
幸子「はいはい…」ワラ
幸子「ボクはおせちの仕上げしてきますから、テレビでも見ててください」
モバP「へーい」テクテク
幸子「…」
幸子(買ってよかった♪)フフ
ピッ
モバP「特番ばっかだなー」
モバP「まあ年末だから当然か」ハハ
モバP「そういやガキの使いにあいつら出てんだっけ」
モバP「何役で出たかは教えてくれなかったから気になるな…」ピ
モバP「おおー今年は絶対に笑ってはいけないテレビ局かー」
モバP「なんだかんだ言って息長いよなーこの番組」
幸子「一介のプロデューサーがそんなこと言っていいんですか」フフ
モバP「ぅおう!!ビックリした…」
幸子「アハハ」
幸子「ごめんなさい」フフフ
モバP「まったくもー」
幸子「まあまあ」
モバP「終わったのか?」
幸子「はい」ニコ
幸子「もう少ししたらおそば茹でますね」
モバP「おおー」
幸子「でも実際ボクもそう思いますよ」
モバP「なにが?」
幸子「ガキ使の話ですよ」
モバP「ああ、それね」
幸子「なんだかんだ言って毎年見てますもんね」
モバP「なんだかんだ言っておもしろいからな」
幸子「番組後半は飽きてくるのに、1年経つと楽しみにしてる自分がいるんですよね」フフ
モバP「そうそう、まさしくそれだわ」ハハ
ナレーション「バスの中でも笑いの刺客が次々と襲いかかる…」
モバP「恒例のバスネタだな」
幸子「トップバッターは誰ですかね」
春香「…(全身黒タイツで無言で搭乗)」
メンバー「ぶふぉ」
ナレ「全員アウト~」
モバP「だっはははは!!」
幸子「春香さん…昔は尊敬してたのに…」
モバP「ふぅ…いやーでも売り出し方は大正解だよなー」ハハ
幸子「もうバラドルってより芸人ですよこれ」
幸子「アメトーークだったら雛壇にいるタイプですよ…」
モバP「それにしも赤羽根PもよくOKだしたなー」ハハハ
モバP「…っていうか、ウチのアイドルは大丈夫だよな…」
幸子「これにはあんまり関与してないんでしたっけ?」
モバP「もう一人のやつに任せてるからな…大丈夫だとは思うが」
幸子「そう言ってるうちにテレビ局に着きましたよ」
松本「ガステレビって何のひねりもあらへんな」
浜田「…ふふっ」
ナレ「浜田アウト~」
モバP「自滅じゃねぇか」ハハ
幸子「あ、そろそろおそば茹でてきますね」
モバP「おう、たのんだ~」テフリフリ
幸子「頼まれました~」テクテク
モバP「いただきまーす」
幸子「いただきます」
モバP「あ、七味ある?」
幸子「あ、取ってきますね」スクッ
モバP「ああ、いいよ俺行く」
幸子「いいんですか?」
モバP「いいよいいよ」
モバP「これ位させてくれ」ハハ
幸子「ありがとうございます」フフ
しょーちゃん(23)とうめちゃん(21)にも期待
モバP「よっこいしょっと」パッパッ
幸子「よっこいしょって…」
モバP「幸子使うっけ?」
幸子「ボクはいいです」
モバP「りょーかい」ズルズル
モバP「うまい!さすが幸子だ」ズルズル
幸子「褒めすぎですって」//
モバP「うまいもんはうまいからしゃーない」ズルズル
ピー
モバP「お」
幸子「つき終わったみたいですね」
幸子「今食べますよね?」
モバP「もちろんよ!」
モバP「むしろそれがメインディッシュと言ってもいいね」ドヤ
幸子「…ボクの手料理より機械のおもちなんですかー?」ジトメ
モバP「冗談だって冗談」ハハ
モバP「よーしじゃあ取ってくる…」
幸子「ダメです!」
モバP「ええー」
幸子「プロデューサーに取りに行かせたら全部取ってきちゃうじゃないですか」
モバP「さ、さすがに全部は…」メソラシ
幸子「お腹壊されても困りますから」
幸子「前科あるんですからね」ジトメ
モバP「わ、わかったわかった」アセ
幸子「それじゃ行ってきます」テクテク
モバP「いっぱい頼むぞー」ズルズル
幸子(…懲りてない)アキレ
モバP「いやーおいしかった!」
モバP「ごちそうさまでした!」ペコリ
幸子「お粗末さまでした」ニコ
モバP「それにしても、さすがつきたては違うな」ウンウン
幸子「スーパーのと比べちゃ酷ですよ」ワラ
モバP「そりゃそうだな」ハハ
幸子「それじゃボクは片づけしてから行きますから」
モバP「ういよー」テクテク
幸子「終わりましたー」テクテク
モバP「おつかれー」
モバP「ほら入れ入れ」テマネキ
幸子「おじゃましまーす」
モバP「やっぱこたつはいいな…」ヌクヌク
幸子「時として悪魔にも変わりますけどね」ワラ
モバP「悪魔モードのこたつとか勝てる気がしないわ」ハハ
ナレ「疲労もピークに達してきた5人は控え室へと向かうが…」
幸子「そろそろ飽きが入ってくる時間帯ですねー」
モバP「そうだなー」
モバP「紅白にでも変えるか?」
幸子「そうですn…」
きらり「にゃっほーい!きらりだよ!」
幸P「!?」
5人「!?」
きらり「あっれぇー?みんな元気ないのかな?」
きらり「きらりと一緒にはぴはぴしよぉー!!」
モバP「き、きらり…」
幸子「ハッピーガールですって…」
モバP「そりゃ、きらりは全身ハッピーの塊みたいなやつだが…」
モバP「この時間帯でこれはキツイだろうなー」ハハ…
5人「」ゲッソリ
モバP「やっぱり」ハハ
幸子「笑わせにきてるっていうより精神的にダメージ与えにきてますね」ワラ
浜田「それにしてもでっかいな…」
きらり「そういう浜田ちゃんはちっちゃいにぃ」ナデナデ
松本「…ぷふっ」
ナレ「松本アウトー」
松本「だはははははwwwwwwwwwwwwwwwwこのサイズ感wwwwwwwwwwwwwwwwww」バシーン
松本「いったおう!」
幸子「今なん㎝でしたっけ?」
モバP「たしか191だったかな?」
幸子「…」
幸子「格差社会だ…」ナキ
ワハハハハー
幸子「…」ムキムキ
幸子「…」パクッ
モバP「幸子ーもう1個取ってくれー」
幸子「食べすぎじゃないですか?」ハイ
モバP「いいだろ、正月ぐらい」アリガト
モバP「てかこのみかんうまいな。どこの?」
幸子「たしか和歌山だったはずですよ」
モバP「次もこれがいいな」
幸子「わかりましたー」
幸子「そういえば初詣はどうするんですか?」
モバP「うーん」
モバP「正直迷ってる」
幸子「年越しと同時に行くならそろそろ準備した方がいいですよね」
モバP「そうなんだけど…混むぞ?」
幸子「そうなんですよね~でも明るくなってから行ってもなんだかんだで混みますよ」
モバP「意外と人気の神社なんだよなーあそこ」
幸子「今行きますか?」
モバP「だな」
モバP「んじゃ準備すっぞ」
幸子「はーい」
モバP「行くぞー」
幸子「はい…って外寒いですね…」ヒュー
モバP「真冬の真夜中だからなー」ニギリ
幸子「寒くて当然ですよね」ニギリ
幸子「近くに神社あってよかったですよねー」テクテク
モバP「そうだなー」テクテク
モバP「おーやっぱすげー人いるわ」
幸子「まあそれ覚悟で来ましたから」
幸子「並びましょうか」
モバP「その前にあったかいもんでも買わないか?」
幸子「飲み物ですか、いいですね」
モバP「幸子なにがいい?」
幸子「うーん…ボクはココアで」
モバP「はいよー」ガコン
モバP「俺はコーヒーっと」ガコン
モバP「さあ並ぶか」ギュ
幸子「ざっと30人位でしょうか?」ギュ
モバP「そんなもんかなー」
モバP「なあ、今何時?」
幸子「11時45分くらいですね」
モバP「ちょっと待つっぽいなー」
幸子「いつも思いますけど、ブラックなんてものよく飲めますよね」
モバP「ん?ああ、コーヒーのことか?」
幸子「ボクなんか砂糖入れても飲めないっていうのに」
モバP「うーん、砂糖入れちゃうと逆に甘くておいしくなくね?」
幸子「すごい味覚ですね」ワラ
モバP「大人な舌だとでも言ってくれ」ハハ
モバP「それにしてもあと何分かで今年も終わりかー」
幸子「今年もいろいろありましたね~」
モバP「ああ、ホントにいろいろあったな…」
幸子「まあでも充実してたじゃないですか」
モバP「そうだな」ウンウン
幸子「あ、カウントダウン始まりましたよ」
モバP「60秒からカウントって長すぎだろ」ハハ
幸子「ボク達は10秒くらいからにしますか」ワラ
モバP「そうだな」ハハ
幸P「3、2、1…」
ワアアア
モバP「幸子、あけましておめでとう」ニコ
幸子「あけましておめでとうございます、プロデューサー」ニコ
モバP「よし!ああ~今年も明けちまったな~」ハハ
幸子「年々早く感じますよね」フフ
モバP「俺も年とったなー」ハハハ
モバP「お、列動き出したぞ」
幸子「プロデューサーさんは願い事決めてますか?」
モバP「ああ、いろいろあるけど今年はひとつに絞った」
幸子「ちなみに何だったりするんですか?」
モバP「そいつは言えないな~」ニヤニヤ
幸子「そりゃそうですよね」ワラ
モバP「幸子は決まってんのか?」
幸子「ええ、決まってますよ」
モバP「叶うといいな」ニコ
幸子「お互いにですね」ニコ
ガランガラン パンッパンッ
モバP「よし!お祈り終了!」
幸子「それじゃ毎年恒例行きますか?」ニヤ
モバP「…今年は負けないぞ」ニヤ
モバP「すいませーん、おみくじ2つ」
巫女「はーい。そちらの彼女さんもですか?」
モバP「はい、1枚づつで」
巫女「はいどうぞー」
モバP「まだ見てないな?」
幸子「もちろんですよ」
モバP「それじゃルールの確認だ」
モバP「ルールは簡単かつ単純」
モバP「おみくじの運勢の良い方が勝ちだ」
幸子「ちなみにこれまではボクの全勝です」
モバP「くっ…その余裕もこれまでだぞ!」
幸子「どうですかね~」ニヤ
幸子「お先にオープンしていいですよ」
モバP「くそー勝者の余裕か…」
モバP「よし、いくぞ…オープン!」バッ
おみくじ「末吉」ヌーン
モバP「…」
幸子「…」
幸子「コメントに困りますよ…」
モバP「…うるせぇやい」グスン
モバP「いやでも、まだ負けたってわけじゃねぇ!」
幸子「え、ボク大吉ですよ?」
おみくじ「大吉」ドーン
モバP「さらっと開けちゃったよ!」
幸子「これでまた連勝記録伸ばしちゃいましたね」ニヤニヤ
モバP「大吉とか勝ち目ないじゃねぇか…」グスン
幸子「罰ゲーム、覚悟しておいてくださいよ」ニヤニヤ
モバP「へいへいー」
幸子「とびっきりのを考えますよー♪」ニコニコ
幸子「それじゃそろそろ帰りますか」
モバP「そうだな、さすがに眠くなってきた」ギュ
幸子「ボクもです」ギュ
ある日
トントントン
幸子「♪」フンフーン
モバP「おはようー」
幸子「あ、おはようございます!プロデューサー!」
モバP「コーヒー頼むー」
幸子「…あっ、はい、わかりました」
モバP「ねみぃー」フワーァ
幸子「…」
幸子(…あれ?)
メーザマシジャンケン
モバP「…」ズズ
モバP「…ん、時間だな」
幸子「そ、そろそろ出ますか?」
モバP「うん、行ってくる」
幸子「気をつけて行って来てくださいね」
幸子(さすがに今だよね…?)
モバP「ああ」
モバP「いってきます」ガチャ
幸子「い、いってらっしゃい」
幸子(あれ…おかしい…)
幸子「毎年、朝起きてすぐに言ってくれたのに…」
幸子「もしかして忘れちゃってるのかな…」
幸子「記念日…」グスン
イラッシャイマセー
美羽「それで不安になったと」
幸子「…うん」
美羽「なるほどね…あ、幸子ちゃん何飲む?」
幸子「…ココアで」
美羽「りょーかい」
美羽「ココアとコーヒーで」
ウエイター「かしこまりました」
美羽「最近ケンカとかしたの?」
幸子「別にしてないけど…」
美羽「特に変わったことはなかったと…」フムフム
幸子「と思うけど…」
美羽「あのPさんが忘れるってことは考えられないけどな~」ウーン
幸子「や、やっぱり!…嫌われちゃったのかな…?」グスン
美羽「急にそうなるのも考えにくいけど…」ウーン
美羽「そういえば、毎年プレゼント貰ってたんだよね?」
幸子「うん」
美羽「プレゼント買い忘れてたとか?」アハハ…
幸子「…やっぱボクのことその程度にしか思って無かったのかな…」グスン
美羽「ああ!ごめんごめん…」
美羽「…幸子クヨクヨしすぎ!」
美羽「もうちょっと自信持ちなよ!」
美羽「プロデューサーさんの彼女なんでしょ!」
幸子「!」
美羽「これは勘だけど、そんなに悪いことにはなってないと思う」
美羽「こういう時って意外としょーもない理由だったりするから気にしない!」
美羽「どーしても気になるなら本人に聞いてみるでもいいし!」
幸子「…」
幸子「そうだよね…うん!」
美羽「前向きにいこ、前向きに」ニコッ
美羽「幸子ちゃんがいらないって言うなら貰っちゃうからな~」ニヤニヤ
幸子「それはダメっ!」
美羽「それだけ元気なら大丈夫」ニコ
美羽「あーあ、私も出会いないかなー」ズズ
幸子「…美羽ちゃん」
美羽「うん?」
幸子「ありがとね」ニコ
美羽「いーのいーの」ニコ
ガチャ
モバP「ただいまー」
幸子「おかえりなさーい」
モバP「今日も疲れた~」
モバP「最近薫がやんちゃすぎて困るよ…」ハハ
幸子「いつも元気ですもんねー」アハハ
モバP「メシ食えるか?」
幸子「ええ、いつでも」
モバP「んじゃ頼む」
幸子(…大丈夫。たぶん晩ご飯の時に…)
モバP「ごちそうさまー」
モバP「ふぅー今日もうまかったぜー」
幸子「お粗末さまです」ニコ
モバP「風呂沸いてるか?」
幸子「…ああ!はい、沸いてますよ!」
モバP「そんじゃ入っちゃうわ」テクテク
幸子「あ…」
モバP「ん?どうかしたか?」
幸子「いや、なんでもないですよ」ニコ
幸子(…うん、大丈夫。前向き前向き!)ウン
ナンデヤネンー
モバP「ははは」ハハ
モバP「しょーもねー」ハハ
幸子「…」
モバP「もうこんな時間か」
モバP「寝るか、幸子」
幸子「…」
モバP「幸子ー」オーイ
幸子「…ひゃい!ああ、すいません!」
モバP「大丈夫かー体調悪いのか?」
幸子「だ、大丈夫です!ちょっと眠いだけですよ!」
モバP「ならなおさら、早く寝るぞ」
幸子「…はい」
幸子(前向き…だよね…)
幸子(どうしよう…もう布団に入っちゃった…)
幸子(やっぱ聞いてみようかな…)
幸子「プロ…」
モバP「幸子」
幸子「はいぃ!」
モバP「そのままそっち向いて寝てろ」
幸子「…はい?」
モバP「…よし。こっち向いてくれ」
幸子「どうしたんで…」
幸子「!」
幸子「プロデューサーさん…!その指輪…」
モバP「結婚しよう」
モバP「俺は世界で一番、幸子のことを愛してる」
モバP「そして俺が世界で一番、幸子のことを幸せにできる」
モバP「…結婚しよう、幸子」
幸子「…」
モバP「幸子?」
幸子「プロデューサーのバカァァ!」
モバP「幸子!?」
幸子「ボク…ボク…心配で…心配で…」
幸子「嫌われちゃったのかなって…」
幸子「いつもは朝プレゼントくれて、何周年おめでとう、って言ってるのに…」
幸子「ボク…ボク…うわあああああん!」
モバP「幸子のこと嫌いになるわけないじゃないか」ナデナデ
モバP「…ごめんな、勘違いさせちゃって」ダキッ
幸子「大好きです!プロデューサー!大大大好きです!!うわああああん!」
モバP「ほら、涙拭いて、可愛い顔が台無しだぞ」ニコ
幸子「…ぐすん…うん」
モバP「落ち着いた?」ナデナデ
幸子「…うん」
モバP「それで…あの…返事をくれると嬉しいんだが」テレ
幸子「…うん…あ!」
モバP「どうした?」
幸子「いいこと思いついちゃいました」ニヤ
モバP「?」
幸子「おみくじの罰ゲーム、まだでしたよね?」
モバP「そういやそうだが…それが今どうした…?」
幸子「そうですね…まず、さっきのプロポーズを断ります」ニヤ
モバP「ええ!?」
幸子「プロデューサーへの罰ゲームは…『ボクからプロポーズを受ける』です!」
モバP「…うん?」
幸子「プロポーズは一般的には男性からするものですよね」
モバP「そうだな」
幸子「その方がかっこいいですよね」
モバP「まあ、そうだな」
幸子「そのかっこいいチャンスをボクが奪います」ドヤァ
モバP「…」
幸子「…あれ?」
モバP「…んーと、それ巡り巡ってご褒美にならないか?」
幸子「…こ、細かいことはいいんですよ!」アセ
幸子「さ、さあ、いきますよ!」
モバP「お、おう」
幸子「…ゴホン」
幸子「プロデューサー、大好きです、大大大好きです!」
幸子「一生をかけてボクを幸せにしてください!」ニコ
モバP「…」
モバP「おう、こちらこそよろしくな」ニコ
幸子「…あ、ありがとうございます…」
モバP「おいおい、また涙出てるぞ」ハハ
幸子「…う、うるさいです!嬉しいからしょうがないんです…」
モバP「そうだな…俺もすげー嬉しい…」
幸子「…プロデューサー」
モバP「どした?」
幸子「大好きです!」
モバP「…ああ、俺も…」
モバP「愛してるぞ、幸子!」
おわり
長々とありがとうございました。
少しでもほんわり、ほのぼのしていただけたなら幸せです。
おっつおっつばっちし☆
幸子は可愛いなぁ
乙
ニヤニヤがとまらん
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