【咲-saki-】京太郎「……五黄土星?」 大沼「三碧」 (421)




大沼「  三 ス レ 目  」



染谷「三碧、わしの好きな緑じゃ!」

久「九星の三星、三碧木星ね。詳しい説明は爺さん達がやってくれるんじゃない?ぶっちゃけ私達の出番今ほぼないし」

和「それはあんまりな……」


咲「このスレの設定だと、私達の学年の運命星だね!」

優希「犬は違うけどな!年少者は年長者の言うことをもっと聞くじぇ!」

京太郎「うるせえ!……まあそのおかげで今の状況にあるんだけど」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350921876




京太郎「まず、更新がクッソ遅くて申し訳ございませんでした」ペッコリン

京太郎「一つ、忙しかった
    一つ、山楽しい 
    一つ、CSクッソ楽しい。→昨日スレ建てサボった理由」

???「ただの言い訳だろ」

京太郎「ファッキュー」

南浦「というわけで、男村田の熱いHO-MURAN等々の余韻も終わり、飯食って風呂入って今に至る」






京太郎「カメラマンさん……貴方はもう……」

南浦「そんな現状なんてどうでもいいだろ。さてと、恒例……にしたいスレタイの星の説明をさせていただく」

大沼「三星、三碧木星は雷を象徴する」

南浦「落雷から火事噴火、津波、地震など様々な天災を表すが、やはり五黄とは異なりむしろ勢いがあり繁栄してる様子と見れるな」

数絵「前にも書きましたが、五黄土星は禍の星として特異なものなので」


大沼「五行は木行、季節は春、弥生。方位は東で十干は甲、乙の十二支は卯」

南浦「某所参考だ。家にある資料本は紛失中……」



恐らく同人誌の中に埋まってるかと(小声)




咲「吉方は四緑、京ちゃんだね」

京太郎「三碧木星と四緑木星。木星同士仲良いからな!」

南浦「つまりはいつか述べた比和の関係だ。互いに強めあう関係……そういうわけで東南方角は吉方となっている」

ワハハ「いつだったかなー」

数絵「いつだったでしょうね……」

京太郎「ちなみに三碧の人にとって、今日は旧暦の9/8らしくて四緑の日?だから吉日かな?」




数絵「さっさと話進めたいとは思っております。ただ、昼の空き時間はほとんどゲームにまわして、夜に空いてる時間にネトゲと平行でやってるのが……」

京太郎「ネトゲやりすぎ問題
    本読む時間すら取られてる問題」

南浦「そろそろ陰陽道とかの話をしたい(切実)」

ワハハ「ドーマンセーマン!」

京太郎「なんじゃそりゃ!」

南浦「作中で説明してやるから……きっと……」



本当に申し訳ございません……。ネトゲ二つほどやめたんで時間は少しは増えるはず(震え声)


やってるネトゲー教えて




南浦「そういえば山に行ったから霊山の話を一つ」

大沼「古代から信仰が存在し、神が宿る聖域だ」

南浦「今も多くは信仰とは関係なく神聖な地として崇められている。まあゴミ投棄も多いが……嘆かわしい」

大沼「白山、立山、富士の三霊山に大峰山・釈迦ヶ岳・大山・石鎚山で七霊山を基本とする」

京太郎「今回行ってきたのは近場の高尾、箱根に一応八ヶ岳です。有名どころで何回も行ってるけど空気とか色々良い所でした」

南浦「山に行くときはそこの謂れを調べてみると、よりありがたみが増すぞ」




京太郎「長くなりすぎたんでもう終わりにします……。前スレのあらすじ」

京太郎「一つ。とりあえず諏訪終了。運気アップ?」

宮永父「咲、弁当忘れ一人で取りに行く。謎の男と遭遇」

咲「十七歩経験だね。二人でも出来るし、ちょっとギャンブル性あがっちゃうけど楽しいゲームだよ!」

南浦「そして次の日雀荘行く不良学生一人とかわいい孫娘一人」

井上「俺と打って少し経って今に至るだな」

数絵「それに半分以上使ってますね(ゲンナリ」

南浦「ここまでか。つい私もスレ見直してきてしまったな」

京太郎「……投稿ペース何とかして早めるから。だから……今日はもう……」

前スレにスレ案内いらないよね。というわけで埋めてくれると助かる
ちょいと明日朝早くに出るから今日はスレ建てだけにしてください……
あと今とっさに山の事書いたけどそういえば三霊山は立山行ったこと無かったわ……白山は某変態異能ラブコメでも有名だね!

遅くなったけどスレ立てと投下おつー

亀亀やけどスレ建て乙ー

イッチーまだかー

まだまだ気長に待つで!

一応対局の終わりともうちょっとまでは書いてるよー
でも最近朝早すぎて12時くらいにはもう寝る必要あるし24日から月末恒例の新作○ロゲーで投下先送り。すまんな
ゲーマーとして更新速度維持できぬと判りきってたことを再確認したんで、一週間に一回くらいのペースで細々投下に方針変えます
今日はなんjも落ちてるし寝る。このままなんU移転しちゃうんですかね…

ちょww復活してるwww
まあそれはいい。咲2期とかどうなるんでしょうね……そしてあの伝説の奈良遠征スレの続きは来るのか……
どうしよう、一時までゲームやりながら投下しますかね

FPSは何するん?
俺はFPS好きだ





南浦「はっはっは、お見事」

京太郎「す、凄い。これが狙い撃ちというものですか……」

南浦「いや、……少し違うけどな」


————————————

京太郎(南二局は井上さんの早上がりで流され、南三局は両者の睨み合いの中そこの男性のツモ、そして女性の方だけが聴牌で流局。オーラスへ……)




南浦「オーラスだし、亜空間使いのほう見るか」

京太郎「数絵さんのほうはいいんですか?この点数差じゃ十分逆転されそうですけど……」

南浦「ああ。この点数差じゃ負けてもおかしくない。むしろ私の予想では……まあいい」

南浦「流れならお前も素質がありそうだからな。よく見て、可能なら盗んでみろ」

京太郎「?」

南浦「……まあ、素質がどうこうは大沼が言ってるだけだ。そう簡単には無理とは思う……というかそう簡単にわかられてたまるか」

京太郎「えと、あのー?」

南浦「……あー、やっぱ気にしないでくれ。さっきまでと同じように簡単に解説してやるから」




南四局 親:井上 ドラ:二萬

                                                            
 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┐
 │二│四│五│七│�│�│�│�│.2 │.3 │  │  │  │ │  │
 │萬│萬│萬│萬│筒│筒│筒│筒│索│索│東│東│南│ │白│
 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └─┘


京太郎「う、割と悪い配牌……」

南浦「何を言っている、一般人はこの程度の悪配牌よくあるだろう。毒されすぎだ」

京太郎「まあそうですけど。俺なんかもっと酷い配牌……ですがさっきまでの数絵さんのを見てると」

南浦「南場の数絵は一般人の枠組みには入らない。……もう判ってると思うが、数絵は南場になると高打点を出せる」

京太郎「……やっぱそうだったんですか……この対局を見ててやっと判ったところです」

南浦「オカルトに対して理解のある人が見たら一目瞭然だろう。……しかし、過度の警戒と亜空間に揺さぶられなければ、難波に入ってからの収支は優に30000から40000はいっていただろうに」

京太郎「そんなに」



南浦「そんなことより、お前さんならこの配牌からどう聴牌まで持っていく?」

京太郎「え、え……ここからじゃまだ全然判りませんね。一応東があるからそれが出たら鳴きますが」

南浦「そうだな、おそらくかr、……彼女だったらまず1索あたりを鳴く。そうして自分で東を引いてくる」

京太郎「はい?」

南浦「まだよく見ていなかっただろうからな。亜空間殺法の異常性をよく見ておけ」



井上打:南

女性A打:北
数絵打:北
男B打:南

二順目

ツモ:�筒
井上打:白

女性A打:西
数絵打:南
男B打:三萬

井上「チー」


                                                             
 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐          ┌─┬─┐
 │五│七│�│�│�│�│�│.2 │.3 │  │  │    ┌──┤三│四│
 │萬│萬│筒│筒│筒│筒│筒│索│索│東│東│    │二萬│萬│萬│
 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘    └──┴─┴─┘



南浦「早速そう鳴くか。……私からすれば手を遅くしかねない鳴きだが、お前さんはどう思う?」

京太郎「どうって……そりゃあ微妙なところ鳴いて来たなとしか」

南浦「ふむ……、まあいきなり言われたって見れるものではないよな」



井上「……」

井上打:七萬


京太郎「って、そこ!?」

南浦「……どれを捨てるかといわれたら、悩むところだよなあ。そもそもこんな手牌作ることなんて普通ないし」


ps3ならmw3とMAGとBF3だけど……
MAGは、荒らしが多い
ネトゲーのFPSならAVAとSF2だな




女性A打:北

数絵「……これは」
数絵打:東

男B打:一萬


京太郎「あれ、東鳴かないのか?」

南浦「自分で引くつもりだな。流れに乗ってる、か」

京太郎「自分で引くって、まさかそんなこと……」


京太郎(不可能って言えないんだよなぁ……南浦さんが言うことだし……)




三順目
ツモ:�筒
井上打:�筒

南浦「まず一つ、第一打に南捨て。これは他二枚以上が他家にあると見越した上でだ」

南浦「そして先の鳴き、捨て牌に違和感を持った数絵は試そうとしたんだろう。もう亜空間の中と理解してる」


女性A打:1索
数絵打:南
男B打:二萬


京太郎「この状況って……」

南浦「数絵にとってかなり不味い状況だな。ツモでわざわざ南を引かされてるだろ」

京太郎「引かされてるですか」

京太郎(……ああ、亜空間のことはっきり判ってきたぞ。南浦さんがずっと言ってたことだけど……)



四順目

ツモ:東

南浦「残念、連荘確定かな」


打:五萬


数絵(……!もう聴牌されましたか……)


女性A打:九萬
数絵打:九萬
男B打:八萬



京太郎「あれ、上がりを諦めた……?」

南浦「そう。今のは対子、……いや順子落としだな」

京太郎「先にあがれるような手ではなかった」

南浦「この手じゃあ直撃じゃないと捲られん。この場を逃げられるか」



五順目

ツモ:3索
井上「……わりぃ、ちょっとタンマ」

井上「……よし、すまんな」
打:3索


女性A(長考の末のツモ切り?)

数絵(……ブラフ?いやそれでもツモ切りはおかしい、でしょうか……?)




南浦「あ、こりゃ負けるな」

京太郎「え、いや、まだ決まったわけじゃ……」

南浦「私には流れははっきりと見えない。だが、……今回ので数絵が騙されたことはよーくわかる」



女性A(既に張っている……わね、明らかに。でも、逃げるという選択肢は無い)

女性A(平和三色一向聴。断么九が入ると満貫、危険だけど立直で決まったら跳ね満)

女性A(恐らくは連荘狙いの聴牌を必要以上に警戒する必要はなし)


打:2索

阿知賀編DVD6巻特典のプロ麻雀煎餅カードについに大沼プロがwww

プロフィールによっては二次創作がさらに暑くなるな

スリーサイズか

ついに来た!わーいわーい!正直言って、半ば諦めていたししし!でも立さんはやってくれた!
横浜超増強に広島ルイスとか吉報だらけ!日シリも総評すれば面白かったわ。なお、カッスは
昨日今日うちは出勤だったし明日締め切りのを終わらせるためちょいと休ませてもらいます……うむ、サボりぐせは現実でも鬼畜なこころのやまい
明日かあさって投稿で

ガンバレイッチ

待ってるで

あ、あれ?先週投下してなかった
最近休日というのがない。毎日毎日うぐぐぐぐ。とかいいながら戦極姫やってた。すまぬ
どこまでするかわからんが投下するで。なおプロット構成再びやっていただけで一日分も書きだめしていない模様。ていうかまだ雀荘かい

マッテタデー



数絵手牌

                                                            
                                                            
 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┐

 │二│三│四│六│六│�│�│�│�│.2 │.3 │.3 │.4 │ │四│
 │萬│萬│萬│萬│萬│筒│筒│筒│筒│索│索│索│索│ │萬│
 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └─┘
                                                      


数絵(ここでのツモ切り……)

数絵(張ってないということはないでしょうが、あの場面で悩むということはそれだけ手に絡む牌だったということ)

数絵(周りが危険と見るべきか……しかし私が3索残り二枚持っている。だから残り一枚を持っていない限り2索1索待ちはない)

数絵(対して私の手は……二向聴。あと一度あがればいいだけだというのにその一手を作らせないか)


数絵打:3索



男B(うーん……高い役は狙っているうちにあがられる、平和断么九手ではないし対々和で点棒取得して終わらせようと思ったけれどそれすらできない、か)

男B(ま、こういうときもあるさ。今回は負けても、また明日に切り替えていく)


打:一萬


きたああああああああ待ってたぞ





井上ツモ:2索


京太郎「!これはどうするん……」


井上打:3索



数絵(え、は?)

数絵(ここにきて大きく手を変えてきた?いや……ああもう)



女性A打:�筒


数絵(駄目、読みきれない……やはりこの局は逃げましょう。ツモで逆転されるほどの手の気配ではない、この場は譲ります……!)


数絵打:3索


数絵(冷静にならないと……持ってかれる……)


男B打:五萬



井上ツモ:1索
打:1索



京太郎「あ、裏目った」

南浦「まあ確かに手を変えなければここであがったが、それじゃ連荘だ」

京太郎「普通はそれを狙うと思うんですがね……」

南浦「恐らくもう決まっちまうしなあ」

京太郎(えぇー……なんでなんだ。残り一枚ずつなのに直撃させるなんて普通なら……)



女性A打:七萬


数絵ツモ:六萬



数絵(……)



数絵打:九萬

井上「ロンだ」


                                                       
                                                        
 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┐          ┌─┬─┐
 │�│�│�│�│�│.2 │.2 │ │�│    ┌──┤二│四│
 │筒│筒│筒│筒│筒│索│索│ │筒│    │三萬│萬│萬│
 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └─┘    └──┴─┴─┘



井上「3200、上がり止めな」

数絵「……」

数絵「」フゥ





南浦「お見事お見事」パチパチ

京太郎「す、凄い。これが狙い撃ちですか……こんなの出来る気がしない」

南浦「いや、少し違うぞ」




男B「いやぁ、面白かったですわ。良い試合を見せてもらった」

女性A「三位でも悔しくないの?」

男B「そうだねぇ、こんなもんじゃないかな。最近の麻雀は」

女性A「……」

男B「まあ今日合わせて8000円くらい使った僕が言うことじゃないなぁ」

女性「えそんなに」



女性A「……お金はここに置いとくから。さようなら」

男B「僕もここらにしとこう……はいどうぞ、学生さん」

数絵「ありがとうございました」

井上「おう……じゃなくてありがとう」




井上「じゃ、俺はちょっくらお手洗い行ってくる。席空けとけば戻ってくるが、人来たら譲ってやってくれ」

京太郎(宣言してから行くところも男らしいなぁ)

京太郎「じゃあ俺もえーと、お手洗いに……」




南浦「連れションか?」

数絵「なんですかそれ」

南浦「気にするな。それより、ご苦労さん」

数絵「……完敗です」

南浦「私から見たらお前らは互いに全力で打ち合い、一歩の差で負けた。ツキの差だろうよ」

数絵「いえ、私の読み負けでした。最後の牌は誘導されているのではないかと疑っていたというのに」

南浦「もういい、次は休んで坊やに打たせてやろう」

数絵「はい。……井上さんがもう一度打ってくれるなら、対局をよく見て研究して、今度こそ勝ちます」

数絵(井上さんには悪いですが、彼女に互角では、風越の福路美穂子や天江衣には適わない。……道は、遠いですね)



ジャー


京太郎「ふぅ……。よし、戻ろう」

大沼「終わったか」

京太郎「って大沼さん!?あ、あれ」

大沼「用を足す。どけ」

京太郎「あ、はい。……いつのまにこっちに戻っていたのです?」

大沼「先ほどだ。亜空間使いと南浦の孫娘が打っていた時後ろにいたが」

京太郎「えぇ!?」



大沼「……ふっ!」

京太郎(何気合入れてるんだろう)

京太郎「じゃあ俺は先に戻ってきます」

大沼「若造」

京太郎「はい?」

大沼「……怖気つくな。自信を持ち打てば二者にも負けぬ力はある」

大沼「南浦の孫娘は躊躇に敗北した。断じて劣っていたわけではない」

京太郎「そう……ですか」

大沼「……強くなれ」




京太郎(……)

井上「ようやく帰ってきたか。次は俺と打つんだろ?早くしてくれ」

南浦「なんで男が女よりも遅く帰ってくるんだ、大きい方だったのか?」

数絵「下品なお爺様は嫌いですよ」(ニッコリ

南浦「お、おう……」




京太郎「何故って、大沼さんと話していたから遅くなっただけですよ」

南浦「何だって?あの野郎一言かけろや……」

数絵「え、いつのまに戻ってきてたのですか?」

京太郎「やはり皆気づいてなかったのか……」

井上「誰だそいつ?」




南浦「あー、大沼秋一郎プロだ。これでわかるか?」

井上「いや知らないけど、男性プロか。強いのか?」

京太郎「ええ」

数絵「それはもう」

南浦「私に大差で負けるようでは勝ち目ないだろうな」

井上「ああそうかい。……まったく、麻雀は奥が深いなー」




南浦「ああいたいた、あのこちらに向かって歩いてきている爺が大沼だ」

井上「どれどれ……、……強そうには見えないな。普通のじいさんに見える」

京太郎「え?あれですよ?あれが普通に見えるんですか!?」

数絵「……」




大沼「……指されるのは不愉快だ」

京太郎「す、すみません」

井上(近くで見ても別に普通——)

大沼「……お主が亜空間殺法使いか」

井上(じゃねえ!?)

おや炭谷

ん?今

おつやでー

まだ『明日』だよね(ニッコリ
一応ゲームやりながらだけど少し投下するで
最近睡眠時間が取れんから今日は長くても一時に寝ると思う。投下時間いつも少ないけどすまぬ




井上(なんだこの奇妙な威圧感は。衣とも別物だが……周りの空気が重くまとわりついたような感覚だ……!)

数絵「井上さん?」

南浦「流れを読むのが得意だから呑まれるのも無理もないか。……おーい、大丈夫か?」

井上「大丈夫だ……よ、よろしく、お願いする……」

大沼「……うむ」




井上(なんか突然眼光が変わったように感じるぜ……こりゃ常人じゃねえよ、なんで最初勘違いしたんだ……)

大沼「安藤プロの弟子か……?」

井上「あー、俺もその人のことは知っているけど、別に習ったわけではないな」

南浦「まあ彼が子供を弟子としたんだったら、話題になっているだろうしな」

京太郎「えと……?」

南浦「ん?ああ、知らないのか。なんだか時代の差を感じるなァ」



数絵「安藤プロは亜空間殺法の名づけ親です。日本の麻雀ブームを引き起こした一人ですね」

南浦「自身は癌に蝕まれながらも闘牌を続けたんだ。私は心から尊敬するよ」

大沼「……惜しい方だった」

井上「残念ながら俺は俺の打ち方で打っているだけで、その方とは関係ないぜ。一度ご教授してもらいたかったけどなぁ」

南浦「彼は雀士育成も一流だったらしい。私も彼ほどの教育が出来ればよかったのだがな……」




南浦「で、大沼はどこで打ってた?」

大沼「……テンイチだ」

井上(プロが弱者荒しかぁ?)

南浦「あ?点10000なんてこの近くにあるのか?ていうか何で長野に来たばかりなのに詳しいんだ」

井上(って)

大沼「方角に任せればいいだけだ。あとで教えてやる」

南浦「いや別にいい。荒らしは趣味じゃない。……現役プロだから自重しろや」




京太郎(テンイチって一万だったのか……あれ?)

数絵(なんというか、規模が違うというか……)

井上(プロという認識を改めねえといけねえなー)トオイメ



南浦「さて、誰か来るの待って打つか?それとも私達もいれて打つか?」

井上「そうだな……実力が違いすぎると思うけど、一度プロと打ってみたいぜ。手加減無しで」

井上(ちょっと怖いという気持ちがあるけど……駄目だ駄目だ、弱気になるなんて俺らしくもねえ)

純ニキマジ男前




井上「じゃあ一人誰か抜けて欲しいんだが……」

京太郎「俺はどちらでも」

数絵「私は……一度見に回ります」

南浦「了解。じゃあ私と大沼が入る。ああ、一応言っておくがお前達は麻雀を出来るとは思わない方が良い。希望があったから一局は手加減しないが、次からはするぞ。……そうしないと打っても上達はしないだろうから」

京太郎(まあ大沼さんが打ってるの見てもただ圧倒されるだけだし)

大沼「……今日は廻りが悪い。本来ならお前とも打つべきではないほどにな」

南浦「ありゃ、そうか。なら、まあ、二人とも精一杯頑張れ」

井上「お、おう」

京太郎「は、はい」



コンマで経験値(微小変化)
↓1-2




井上「……」

南浦「……しゃーない、切り替えろ」

京太郎「井上さんは一度上がれたから良かったじゃないですか……俺なんて……」

南浦「坊やはよくオーラスまで耐えた。結構逃げに慣れてきたんじゃないか?」

京太郎「ほとんど逃げに徹しているのに何度か振り込んで飛んだんですが……」

数絵「ま、まあ気にしないでください。プロ二人と対局したら、私も含めアマチュア程度ではそれはもう呑まれちゃいますよ」

井上(その通りまんま完全に呑まれたぜ)




井上「さて、あと二回くらい打ってくから、お前打つか?えーと、南浦だっけ」

数絵「南浦数絵です。いえ、私はもうちょい見て学習したいので……」

井上「って、先ほどから俺のを見てるな。まさか……」

数絵(……ばれてしまいましたか。まあ誰だって行うことですし恥ずべき行為などでは)

井上「ああ、俺のファンだったのか」

数絵「え」




数絵「えっと、何を」

井上「隠そうとしたり恥らったりしなくていいぜ。納得納得、だから対局中も俺のところを一挙一動見てきてたのか」

数絵(意外と敏感ですね……って)

数絵「いえ、そういうわけでは……」

井上「別にもちろんお前以外にもファンならたくさんいるから大丈夫だって。えーと、南浦数絵だったか。覚えておくよ」

数絵(何ですかこの手馴れた感)

京太郎(ついていけないけど、数絵さんこの人のファンだったのか……どうりでいつもは無表情なのに楽しそうにしてたわけだ)



数絵「……はぁ、別にどう思ってもいいですが、そうこうしている間に時間が」

井上「おっとそうだった。すまないな三人とも」

南浦「いやなあに、若者が楽しそうにしているのを見るのは、基本的には苦じゃないさ」

大沼「……」

井上(うっ……怒っているように見えちまう……なんだか俺この爺さんプロ苦手だわ……)

京太郎「えーと、始めますよ?じゃあ俺が仮親で……」




コンマで経験値(微小変化、二回分)
↓1-2

おつ

話ぜんぜん進まんね・・・

すまんな。どうやったら速いペースで進むんかわからんのよ……いや頑張って投下ペースを早くすれば進むんだけど
とりあえずガイトさんの熱い任侠魂に触れたから今日は投下する。ただ昨日から寝てないんで今から寝るから……

やっべ、パワポケ2やってたらいつのまにか日が変わっていた。凡打君に殴り負けた
今から投下するで

待ってたぞ




京太郎「……なかなか上手くいかないものだなあ」

南浦「いやいや、私や井上君相手によくやったよ。初心者としては十分だ」

京太郎「飛んでいるようじゃ駄目ですよ……もしこれが実際の対局だったらかなりの金額取られてますし」

井上「そうだな。初心者とはいえ飛んでるようじゃあ、まだまだ基本も理解してないってことだ」

京太郎「はい……」

井上「まあこれからだろ。やっぱ基本を押さえて経験を積まねえと。そうしてるうちに勘とかも鍛えられるさ」

井上「麻雀は簡単な競技じゃねえ。そりゃあ馬鹿ヅキしたらある程度の差が埋められるけど、結局は経験と勘がものを言う。それを身につけたら、再戦しようぜ」

京太郎「井上さん……ありがとうございます」

井上「ん?感謝されるようなこといったか?」

京太郎(やっぱかっこいい……)

純ニキオッスオッス



井上「お前達がどういう集団なのか知らないけど、プロが身近にいるんだし頑張れば強くなれるだろ。今回もプロに場慣れのためとかで連れてこられただけだろうし」

数絵「そのとおりですね。ですが役に立つのは事実ですし……」

南浦「フリーだとしても実際に雀荘で、緊張感のある対局を打ったという経験は初心者にもあった方が良いだろう。私の見解だがな」

数絵(そんなこといわれて私は7歳のときに雀荘で打たされたんですよね……。まあさすがに周りが気を使って打ってくれましたが)

井上「でも本来は周りに迷惑だろ?調子を崩される」

南浦「まあそうだが。でもそんなこと気にして自分を強くする機会を逃すのは逃げと思っている」

井上(うーん、いいように聞こえなくもないがつまりは自己中なんだよなあ)




井上「おっと、そろそろ帰らねえと心配かけちまうかな」

京太郎「そうですか……お疲れ様でした」

数絵「対局ありがとうございました」

井上「俺も楽しかったよ。こちらこそありがとな」

南浦「おっと待て待て。今回打ってくれてありがとな。お礼に小遣いだ」

井上「いいっていいって。確かに場代は使ったけど自分が打ちたいから打ったんだし」

南浦「むぅ……そうか。なら県大会のときはよろしく頼む。数絵は恐らく個人戦のみの出場になると思うが、個人戦決勝で君と当たるかもしれない」

数絵「お爺様、それいって……はぁ。そうですね、次戦うのは県大会です。負けませんよ」

井上「ん?それでいいのか?」




数絵「?」

井上「お前俺のファンだろ?俺は気にしねえし番号とメルアドくらいはやるぜ」

数絵「え」

南浦「……良かったじゃないか数絵。欲しかったのだろう?」

数絵「お爺様何言って」

井上「OKOK、ほら携帯だしな」

数絵「……」


数絵は井上純のメルアドをゲットした!




井上「呼べば暇だったら一緒に打ってやるよ。お前とはライバルになれそうだし」

数絵「……それは光栄です」

井上「それじゃあまたな!」



京太郎(後姿だと本当にイケメンにしか見えないなー。まあ前からも一見そうだけど)

京太郎「良かったですね数絵さん」

数絵「はい……まあ彼女とライバルと言うのは本当に光栄です。まだまだ足りないと実感しましたし」

南浦「ははは、良い友人になってくれそうだな」



大沼「……眠い」

南浦「そうか」

大沼「帰るぞ」

南浦「さて、こっちもあと二回くらい打って帰るか」

京太郎「あ、はい」

数絵「丁度七時くらいになりますね。賛成です」

大沼「……」



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京太郎「ふぅ……打った打ったー!」

南浦「その年のうちから親父くさくいうなや。……私もさすがに疲れたがな」

数絵「……お爺様たちは体に気をつけてください」

南浦「なあに、心地いいくらいの疲れよ」

京太郎「あれ、大沼さんは?」

南浦「ん?……いないな。どこに行きやがった?」

数絵「……先に帰ったみたいですね」

南浦「はぁ?」

数絵「ここに置き紙が」

南浦「……」

京太郎(いつのまに)



南浦「眠いといいながら歩いて帰ったのか……想定外だな……」

数絵「まあ大沼プロですし……」

数絵(しかし決して家まで近くないのに歩きで帰るとは……)

京太郎「そうですね……」

京太郎(まあ大沼プロだから、この一言に尽きるな)

南浦「先に帰った奴のことを言っても仕様がない。私達は『車』で帰るぞ」



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南浦「ふぁぁ……。大沼じゃないが眠くなったな……」

数絵「ご飯食べて風呂入ってから寝てくださいね」

南浦「むぅ……厳しいものだ」

京太郎「はは……っと、そうだ、お金ありがとうございました」

南浦「ん?なんのこと……ってああ、雀荘のか」

京太郎「結局賭けなしが大半になった気がしますが、減らしちゃってすみません……」




南浦「気にするな。ていうかあれくらい返さなくていいぞ」

京太郎「え」

数絵「は」

京太郎「そんな……いやいやいや、こんな大金、高校生にとってはですけど受け取れませんよ!」

南浦「あの程度今日大沼が稼いだ金と比べたらはしたもんだ。……そうだ、あとで大沼から居候費としていくらか徴収してやる……」

数絵「お爺様」ニッコリ

南浦「うぉ」

数絵「お爺様は少しお金遣いが荒すぎると思いますよ?」

南浦「……すみません」

京太郎(……可憐な笑みの中に恐ろしい力を感じるんだが……)




南浦「……悪いが、返してもらうぞ」

数絵「何ですかその言い方」

京太郎「どうぞ、ありがとうございました。……今回減らした分は強くなってから増やして返します!」

数絵(ギャンブラーの思考ですね……)

南浦「だから気にしなくていいぞ。そりゃあもともと大負けすると思ってたし……そうだな、よし、これから雀荘行くときは今回のあまりから使うようにしよう」

京太郎「?」

南浦「かなり残ったな……点50円だと全然減らないか。感覚鈍ってるなぁ……それはいいとして、これから雀荘行ったときの金は今回残ったぶんだけ金を出す。それと、あと最初に言ったとおり今回使った分から30000円を引いた分軍資金として雀荘に使ってくれ」

京太郎「えぇ!?15000円超って……、だからそんな大金借りるのは不安で仕方がないですよ……」

南浦「おいおい、真面目だな。私達と以外で雀荘行ったとき困らないように少しくらいは渡しといていいだろう?」

数絵「その金額が少しとは認めませんけど、……お爺様がそんなに言うんだったら反論はしませんよ」

京太郎「数絵さんまで……」

南浦「雀荘のために使ってくれればこの金も本望だろうよ」

数絵「それはどうでしょう……」

南浦「ともかくもっとけもっとけって」

京太郎「わ、わかりました……」





南浦「もう時間が時間か。親御さんも心配するだろうし早く帰りな」

京太郎「そうですね……今日は本当にありがとうございました。貴重な経験が出来ました」

数絵「この経験を生かして強くなりましょう。実際初めて会ったときと比べて成長してると思いますよ」

京太郎「そうですか?」

数絵「……そんな気がするだけかもしれませんが」

南浦「ははは、まあ初心者だから伸びがいいということだ。この調子で初心者を脱却して、そしたら実践的なことを教えると大沼は言っていたぞ」




京太郎「それではまた!さようなら」



南浦「……あ、今日話しておきたいことがあったな。……まあ今日はなかなか機会がなかったし、次の機会だな」

数絵「今日話したかったこと?それは」

南浦「数絵には話したし、一応坊やにも初めて会ったとき軽く話しておいたんだが」

数絵「ああ……。……彼には話すべきこと、ですか」

南浦「麻雀の過去と、現代の麻雀の話だ」

投下ゆっくりすぎぃ!もうこんな時間よ……
眠いしまだ朝のためにやること残してるんで投下はここまでにさせてください……
ちなみに土日はまたまた休日がない。助け

乙ー

おつやでー

乙です

大沼プロって、秋一郎って名前らしいですね


京太郎も中々強くなれないな

中々面白かった
っていうか書き溜めからの投下はせんの?

話がゆっくりなぶん京太郎が成長してるきがしないなwwwwww
強くなってるかどうかすらわからんwwwwww

書きだめ、それは試し書き。実際投下するときは大分改変される
つまり書きだめ作っているんですけど投下しながら改変するんですよね。気分で
京太郎とかの能力値は作ってるけど今後どう使われるかわかんねえな
なお12時帰宅というぐう畜。もちろん明日は休日では無い。すまぬがまた土日は投下無しで……

ちゃんと完結するなら待つで(ニッコリ)

大沼プロは往年のスタープレイヤーなんだと。
5年連続守備率1位ってあんまり凄く見えぬw

放銃率の低さが一位とかなら凄そうに見えないけどツモによる削りも防いでいるとしたら…?
相手の手を潰す天才とか

大沼プロかっこいいと思ったで。守備率が高いのにThe Gunpawderだもん!
それはともかく、すまんな……ちょいと連日余裕無かったんで休ませてもらっとったわ。本当なら軽く数レス分のいい夫婦ネタやりたかったんやが帰宅するときにはもう日付こしてた
久しぶりの三連休やから明日は投下。あさっても投下。したいです……

ええんやで(ニッコリ

待っとるでー

がんばって下さい。

今日寝まくって起きたらずっとelonaとHoIとか核ゲーやってた
いつのまにか日付越してたけどこれから投下するで。どこまで投下できるかしら

待ってました


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京太郎(うーん、南浦さん何言おうとしたのか気になるなあ。言うつもりないんだったら、わざわざやっぱ止めるって言わなくてもいいのに……。いつか話してくれるかな)

京太郎(それよりも、この金……高校生にとっては一万円って結構大きな金額だから……。あるとつい使いたくなっちゃいそうだし……)

京太郎(親に預けとこっかな。いや、雀荘用の金ていうと、放任主義の親でもさすがに止めるだろうし……)

京太郎(やっぱ自分で持っとくしかないな。一応借りてるもんだから大切に保管しとかないとなあ……)




京太郎(遅くなったし親にメール入れとくか……って)

京太郎(あちゃー、電池切れてるじゃん)

京太郎(ここから家まで結構あるから急ぐか)

京太郎(ん?あそこにいるのは……)




和「……、…………」

京太郎(和じゃないか!暗くても判るこの天使の姿、休日に会えるなんてついてるぜ……ってこんな時間に外で誰と話してるんだ)

京太郎「おーい」

京太郎(って携帯中だったか。どうすっかな。挨拶だけでもしておきたいけど……)

和「……はい。…き……は………です。でも…だ………さんが……」

京太郎(誰と話してるんだ?部員とかと話してる感じじゃないな……まあ気にすることじゃないか)




和「はい、……はい。ではまた、よろしくお願いします。それではまた」

和「……」

和「ふぅ……大丈夫でしょうか……」

和「あ……」フラッ

京太郎「!?っと、大丈夫か」

和「へっ……!?」




京太郎「大丈夫でしょうかって、人の心配する前に自分のを……まあそれはいいや」

和「す、須賀君?」

京太郎「突然倒れそうになるなんてどうしたんだ?」

和「少しふらっと来ただけです。それで、須賀君こそいつから、……何でこちらに?」

京太郎「俺はただ、えーと、ダチの家行ってて帰る途中に通りかかっただけだよ。和も帰宅途中かな」

和「まあ、そんなところです」




和「えと……ありがとうございました」

京太郎「ん?ああ、さっきのか」

和「はい。ちょっと疲れてるので、ついふらりと……」

京太郎「和も危なっかしいところあるんだな」

和「迷惑をかけました……気をつけないと」

京太郎「気にしてないから大丈夫だって。あんなの咲でなれてるし」




和「……宮永さんですか」

京太郎「そうだなー。クラスメートだったからな、本読みながら歩いて電柱にぶつかりそうになったりとか、見てて危なっかしくてしょうがなくて」

和「ふふ、宮永さんらしいですね」

京太郎(お、咲の話題は好感触だな)

京太郎「いやー咲は人見知りもしてたし、高校でどうなるか心配だったよ。同じ高校入ったから心配しなくてすんだけど」

和「本当に仲良いですね……一年生の間で噂になっている通り」

京太郎「ああ、長い付き合いだぜ。だからこそ今咲がこんなに友人を作れてるのが喜ばしい……」

和「むしろ、なんだか宮永さんの親みたいですね……」




京太郎「そうだそうだ、和はさっき誰と電話してたんだ?」

和「え?ああ……」

京太郎「部活のメンバーと話してた様子じゃなかったし、親とかか」

和「ええまあ。……そうだ、親といえばもう帰らないと」

京太郎「え、あ。そうだった……すまん!帰るの止めちゃって」

和「いえいえ、気にしないでください。それではまた部活で」

京太郎「またな!」




京太郎「ただいまー」

母「遅いー。いつ帰ってくるか判らなかったから飯作ってないからね」

京太郎「えー……」

父「……遅くなるんだったらメールの一本入れろ」

京太郎「ごめんなさい、いやー電池が切れちゃってて。ほら」

母「まーた充電をサボってたのね」

父「公衆電話とかを使えばいいだけだろ」

京太郎「最近見ないんだよなあ……」



——————乾の刻


京太郎「うーん、カップ麺じゃ物足りないなあ。まあ自業自得か……」

京太郎「カピバラは……眠っちまってるか。母さんが飯やってくれたのかな」

京太郎「携帯充電してと。……さて、何するかな。寝るまであと二時間くらいだけど」


1、勉強する(内容について再安価)
2、ネト麻
3、もう寝る


↓+2

3

カピに名前くらいつけてやろうぜ!



京太郎「今日は十分に麻雀打ったしネト麻は今日はいいかな」


何について学習する?

1、授業の予習復習
2、麻雀の戦術
3、麻雀プロについて

↓2な

3



京太郎「……そうだ、プロについて調べよう」

京太郎「プロを参考にするのは上達に繋がると思うし、第一興味が出たし」

京太郎「よし。pcつけてっと」


京太郎「……とはいってもどう調べたらいいのか」

京太郎「うーん、まずは大沼さんの名前から検索するか」




京太郎「大沼さんの名前は、秋一郎だったな」


京太郎「大沼秋一郎。七十二歳、現役でシニアリーグの延岡スパングルーズに所属か」

京太郎「へぇ、プロってチーム作ってるのか。野球みたいだなー。大沼さんも色々移籍して今に至ってるし」

京太郎「ていうかこんなにお歳だったのか……背筋も眼光も全然そんな年には見えなかったわ。以前走ってたときなんて結構速かったし」

京太郎「プロ麻雀煎餅のレアカード?そんなもんあるのか……今度機会があったら見てみたいぜ」




京太郎「ていうかリーグについてとかなら名刺の方にも書いてあったか。まあいいや」

京太郎「打ち筋は守備重視……って、え?」

京太郎「……振り込む回数は半荘で多くて3回ほど、それも場を流す差し込みとか言われてるな」

京太郎「……あの重圧で役満連発なのに守備重視なの……?」

京太郎「いや、プロはあの大沼さんが守備に回らないといけないほどにレベル高いのか」

京太郎「……考えらんねー」

……半荘で放銃3回って守備重視なん?



京太郎「と、とりあえず大沼さんのことはこれくらいでいいや」

京太郎「……何故だか調べたのに違和感というか、謎が広まったというか」

京太郎「次は南浦さんを……いや、それよりもプロ麻雀界のことをもっと調べて勉強しとくべきか」

京太郎「南浦さんたちの話しについていけなくなるたびに聞き返すのは悪いし。よし、このチーム名みたいなのを調べるかな」

自分でアガれない状況時にあえて親以外に振り込むのが多くて3回なんじゃない



京太郎「そうだな……長野県のチームとかあるかな」

京太郎「んー……お、これか。女性プロの方だけど」

京太郎「佐久……フェレッターズ?」

京太郎「……何も知らないで言うのは悪いが、聞いた感じ弱そうなんですが」

京太郎「でもそれなりには強いみたいだな。……それなりには」

京太郎「注目されている選手は、藤田プロか。まだプロに入ってからそこまで年数経てないけれど、逆転率が高いとか」




京太郎「注目のチームは……横浜ロードスターズ。これも女性チームか」

京太郎「おお、去年の優勝チームか。やっぱ名前もかっこいいし」

京太郎「すげえ……この三尋木っていう人。まだプロになってすぐなのに首位打点王と、ゴールドハンド賞?をもらってチームを優勝させたか……」

京太郎「若いのに日本代表のエースなのかぁ……」

京太郎「この名前は覚えとこう。いつか牌譜とか調べたいし」


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京太郎「……」

京太郎「……あれ」

京太郎「さっきから女性プロの記事ばっか」

京太郎「……男性プロの話題少なすぎじゃないか?」

京太郎「いやいや、男性は競技人口が女性よりも多いみたいだし、そもそもここまで女性も含めて広まったのはそんなに古くないはず……」



京太郎「なんだなんだ、男性プロってきっちり入れて調べたらちゃんと記事ひっかかるじゃん」

京太郎「……ちゃんとじゃねえな。麻雀 プロって検索して女性プロの話題ばっかってことは、記事の注目のされ様が違うということだし」

京太郎「しかも男性プロでも話題に上るのって結構お歳のプロばっか」


京太郎「ああ、南浦さんたちはこのことを言ってたのか」

京太郎「男性麻雀が衰退してきてる……ということ」

京太郎「聞いたときは、え、こんなにはやってるじゃんって思ってたけど……」

京太郎「……でも、何が原因なんだ?」




母「あ、まだ起きてたの。さっさと寝なさい」

京太郎「うぉっ、母さん」

母「何その反応。嫌らしいものでも調べてたの?」

京太郎「調べてねえよ!そしてそのまま覗き込もうとすんな!」

母「なあんだ、麻雀のことか。熱心ねえ」

京太郎「まあ、高校の間は熱心にやりたいと思ってるよ」




母「あれ、プロになりたいんじゃなかったの?だから優しいプロに頭下げて教えてもらってるとばかり」

京太郎「……はっきりいって全然そこまでは考えてないなあ。教えてもらって強くなりたいとは思ってるし、才能があるって言われて嬉しかったけど」

母「将来は自分で決めることだから、その麻雀プロに影響されすぎちゃ駄目よ」

京太郎「それは判ってるつもりだけど……」

母「本当にわかってるのかしらねぇ……。まあいいけど。将来のことは私としては何でもいいし」

京太郎「なんでもいいのかよ!」

母「あ、自宅立てこもりは止めてね。さすがに縁を切るわよ」

京太郎「……はいはい」



京太郎「母さんの通りもう寝るか……。考えたって、事情通でもないから全然わかんねえし」

京太郎「そうだそうだ、メール確認は寝る前に済ませとこう」

京太郎「部長からと、蒲原さんと、……数絵さん?」

京太郎「とりあえず部長から……」



From:部長

明日を楽しみにして待ってるわよ
あと部活に来る前にタコスとお茶お願いね



京太郎「はいはい、わかりましたよ……」




From:蒲原


さっきのはノリで送っただけなのだワハハ
だけどまた会う機会があったらよろしく頼むよ須賀っち

なんなら休日とかに約束つけて会ってもいいんだぞ!


PS.
なんぽっぽちゃんにも同じ文面で送って、同じ様な文面で返されたぞ。やるなー二人とも




京太郎「……なんというか、楽しい人だ。あっちが友人のノリだし、こっちもそういう感じで返しちゃっていいのだろうか」

京太郎「もういいやそれで。よし、送信っと。……楽しくかかわりあっていきたい人だなあ」

京太郎「よし、あとは数絵さんか……」




From:数絵

ええと、打つの慣れてないんで簡単に
お爺様がまた時間があるときに話したいといっておりました。すみませんが予定が空いてるときにこちらに連絡してくれると助かります
PS.
おすすめの初心者にもわかりやすい麻雀戦術についてのウェブサイトを下に載せておきました。どうぞ参考に



京太郎「うーん、凄く律儀ですなあ」

京太郎「お、確かに色々載っているなあ。ありがたい。よし、これを読みまくるぞ!」

京太郎「ふわぁ……。……読むのは明日にして、もう眠いから寝るか。明日学校だし朝早くおきねえと」

京太郎「……早く初心者から脱却して、……。」






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就寝:壬の刻

ふわぁ……
自分自身、何とかこの一日の終わりまで書きたいという気持ちはあった
ちょいと何故か気持ち悪くなってきたから寝させてもらいまする。
うーん、この疲労体。癒しが欲しいです……

あ、そうだ。明日辺り京太郎の現在の目安パラメーターを載せるから
他にもう一人今まで名前が上がったキャラで↓2のも載せよう
どのように使われるかは不明

ワハハ

なんぽちゃんおなしゃーす。乙です

沼者…遅かったか

おつやでー

ワカメ

まだかなー

この時期は来るべき有明の地とかのため更新できんと言っとくべきだったぜ。すまんな
ていうか年末はそれ以外にも忙しい忙しいああ忙しい。まあ皆同じか
今日色々たまってたやきうスレとかハーメルンの方とか巡回で一日つぶれた
ちょい待ち、今このスレのログ見直してくるから

ハロー

【京太郎】

総合        D[●●●●○○○○○○](駆け出しレベル)
経験        E[●●●●●●●●○○](糞。麻雀歴二ヶ月としては当然)
知識        D[●○○○○○○○○○](基本役、ルール程度+α)
守備        D[●●○○○○○○○○](毛が生えてきたレベル)
センス       C[○○○○○○○○○○](知識がまだ足りて無いので補正0)

幸運        C[●●●○○○○○○○](アイテム補正つき)


能力……未開花


オカルト知識……ほぼ無
     


アイテム お守り
     鉄の鑰

【数絵】

総合        B+(まだまだです)
知識        B+(プロの戦術を研究しています)
経験        B+(お爺様に鍛えられてますから)
守備        C+(たまに熱くなって疎かに……)
センス       B (……ノーコメントです)

幸運        C (ま、まあ、麻雀は運だけではありませんし)


能力  オカルト(東場低コンマ時補正−、南場補正+)
    負け運

うーん。作ってあったのはいいけど、でもこれこの更新スピードじゃ安価するのも無理だし
まあ選択肢くらい作ってそれで変化かな。試合は無理ですな
あとなんか色々議論あったみたいだけど、うちのスレは雑談とか別にいいというか歓迎やで。雑談すること無いかもだけど。そう言うのが嫌いな人はすまんな
まあ、いきますよ


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井上「まだ起きてたのか、衣」

衣「何を言う、夜もふけてな……ふわぁ」

井上「無理せず寝ろ寝ろ。よく寝たほうが育つぞー」

衣「衣は子供じゃないっ!」

井上「夜なのに元気だなー」

衣「うぅ〜」

井上「で、何か用か?」




衣「……ジュンから何やら妙な空気を感じてな」

井上「あ?……ああ、今日つえー奴と打ってきたから、その空気でもまだ引き摺ってんじゃねえか」

衣「ほぅ……それはどんな奴だ?」

井上「いや、同年代じゃなくてプロだよ。それも老齢の」

衣「麻雀に年齢や職など関係ない。プロだとしても先の交流戦の有様を見ただろう」

井上「まあ、そりゃそうだ。しかしそのプロが強くてなー」

衣「衣をも超えるか?」

井上「……わかんねえな。二人のプロと打ったけど、俺にはどちらもつえーとしか思えなかったよ」




井上「そうだな、片方だったらお前なら勝てるかもしれないな。ただもう一人が……」

衣「……もう一人が?」

井上「上手く言えねえけど、お前とは違う感じの空気を感じたよ。老齢なのに気迫も違ったしな」

衣「羨ましいぞ、ジュン」

井上「良い経験になったぜ。ただその人は、俺が手加減するなといったのに思いっきり手加減してたな。手加減無しを見てみたかったよ」

衣「ジュンが言うのならその者は確かに衣を超えるのだろう。……とーかにいって手配できないものか」





井上「……やっぱそうなるかー。まあいいけど、老齢だしプロだし大丈夫かな」

衣「とーかならなんとかするだろう。……乗り気じゃないな」

井上「……あー」

衣「どーしたのだ?」

井上「俺にもよくわかんねえけど、……なんだか深入りは危険な気がするんだ、あのプロは」



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起床 卯の刻

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京太郎「ん?朝か」

京太郎「って、あれ?まだ六時か。……目覚まし時計ミスってるわ」

カピ「キュ??」

京太郎「起こしちゃってごめんな。まだ寝てていいよ」

カピ「キュ」




京太郎「……二度寝しようと思ったけど、それ明らかに遅刻フラグだよなー」

京太郎「どうすっか」



↓2
1.勉強
2.ランニング
3.それでも二度寝

3


行動:ランニング

遭遇コンマ↓

ほい



京太郎「ふ、ふ」

京太郎(早朝ランニングなんて中学以来か。咲の家の前をルートにしてたんだっけ)

京太郎(まあ咲はこの時間はぐっすりだけどな)



京太郎「ふぅ……いい汗かいた」


行動:桐光
?????????????????????????????????????

京太郎「いってきまーす」



京太郎「ん、電話だ」

京太郎「もしもし」

咲『あ……京ちゃん』

待ってました



京太郎「どうした、元気無さそうだけど……まさかまた!?」

咲『いや……ちょっと風邪ひいちゃって』

京太郎「……あー、今五月だっけ」

咲『そ、そんなんじゃないよ!』

京太郎「わかってるわかってる。無理して声出さないでいいから」

咲『もぅ……』



京太郎「んじゃ、先生には伝えとくから。しっかり休んで良くなれよ。本読まずにちゃんと寝とけよ」

咲『うん……お願い』

京太郎「帰ったらとりあえずお前ん家寄るから」

咲『……部長が怒ってたから部活出た方が良いよ』

京太郎「うっ、……じゃあ部活やること終わったらな」

咲『そこまでしなくていいけど……ごめんね』

京太郎「んじゃ、またな。お大事に」



先生「須賀、宮永さんは?」

京太郎「風邪みたいです。あとで俺がプリントとか持ってくんで」

先生「わかってるわかってる」



京太郎(以前ノート借りたし、今日は綺麗に書いて後で貸してやるか)

先生(いつもより集中してる、はっきりわかんだよね)

進まんな。すまんな
この時間に限界まで眠くなるという一見健康体、実際睡眠不足。眠いというかきもちわるい
これからまた少しずつ投下出来るとは思うから……

おつやでー

おつおつ

おつ、冬コミがんばってな
体は壊さんように

おつ

おつ。無理しない程度に頑張ってねー

昨日投下しようと思ってたけどパワポケ9には勝てなかったよ。貴子さんルート定番だけど好き
それでは投下しようかと

キター





京太郎「うぃーす」

優希「なんだきょーたろーか」

京太郎「なんだ優希だけか……ってまたタコス食ってるのか」

優希「む、何か文句あるのか」

京太郎「自分で買って食べる分には文句無いぜ。だから俺をパシるなよ」

優希「今日は十分に買ってあるから勘弁してやる」

京太郎「何で偉そうなんだよ……」




染谷「……ワシもいるんじゃが。気づかんのか」

京太郎「あ、すいません染谷先輩」

染谷「まあ別にええ。しかしいつもいつも仲ええのう」

京太郎「パシられてるのをみてその感想ですか……って何だ優希」

優希「罰としてあとでタコス三個買ってこい!」



京太郎「は?何の罰だよ……」

優希「乙女の気持ちを理解できない罰だじぇ」

京太郎「何言ってんだお前。お前が乙女……え?」

優希「むむっ、京太郎の癖に生意気すぎだじぇ!」

久「時間はまだだけど部活はじめるわよ!」

京太郎・優希「はーい」

待ってました




久「まだ和と咲は来てないのね」

優希「のどちゃんはHRの仕事で遅れてくるじぇ」

久「ああ、和のことだから念入りにやっちゃってるんでしょうね……。須賀君、咲は?」

京太郎「咲はまた体調崩しちゃって」

染谷「新年度始まったばかりじゃし仕方ないかのう」

京太郎「まあ体弱い方でしたし。注意はしておきますよ」

久「いない人は仕方ないし、和には悪いけど先にはじめちゃいますか」




京太郎(う、なんか部長が張ってきたかな。優希ももう立直かけてきてる……皆聴牌はやすぎない?まあ俺も一向聴)

京太郎(ってあれ……お、これよくみたら聴牌してんじゃん。よし、おっかけだ!)

コンコン

京太郎「リ……ん?」

染谷(ちっ、今のを捨ててくれたら倍満だったのにのう)




久「来客ね。いったん中断して」

久「えっと、どうぞ」

???「……ここが麻雀部であっているか?」


優希「……えっ」

染谷「ん?どうしたんじゃ?」




久「はい。我が清澄高校の麻雀部です。……えと、OBOG、でしょうか?」

???「いや、私は」

???「麻雀部に所属している原村和の父だ」



久「和の……」

京太郎「お父さん……?」




原村父「そうだ。娘が世話になっている」

久「いえ、私たちのほうこそ和さんには助けられています。……えー、私は部長の竹井です」

京太郎「お、俺は一年の須賀です」

京太郎(この人が和のお父さん……何故だか緊張してしまうぜ)

染谷「二年の染谷じゃ」

優希「わ、わたしは」

原村父「ああ、優希君は和が中学生のときからだったか。宜しく」



原村父「他の部員はいるのか?それに……娘はいないのか?」

京太郎「ええと、他に一年の宮永さんがいます」

優希「のどちゃんはまだHRだj……です」

京太郎(ん?)

原村父「そうだったか。和に少し用があってな。また出直そう」

優希「あっ、たぶん教室に……」

原村父「ありがとう。だが教師達の方にも挨拶すべきだろう。また出直してくる」

久「和にはそう伝えておきます」




京太郎「ふぇ〜、ダンディな人だったなー」

染谷「まあ和のお父さんらしかったのう」

久「……それより優希、どうかしたの?」

優希「……えと……」

染谷「そういやなんだか様子が変じゃったのう」


京太郎「どうしたんだ?」

久「何かあったの?言ってみなさい」

優希「う、うん……」

優希「言っていいのかわかんないけど……」

優希「……のどちゃんのお父さんは、私……いや、麻雀のことを嫌ってるみたいなんだじぇ」


染谷「……ほぅ」

京太郎「え……」

久「……ああそういうこと」




京太郎「うぅ……、確かに趣味かもしれないけど……」

久「特に弁護士なんて職はそう簡単に成れないし、それ相応の努力をしたのでしょう。だから高校生にもなって遊んだりするのが信じられないのかも」

京太郎(なんだかなあ……俺の親なんて生活するだけ稼げれば何やってもいいって感じだからなあ……)

染谷「うーむ、他人の家の教育方針じゃからのう。一理あることじゃし」



優希「嫌ってると言うのは言い過ぎかもしれないけど、麻雀は多田野趣味だから止めなさいとは言ってるらしいじぇ」

久「……確か和はお父さんが弁護士だって言ってたけど」

染谷「厳格で現実的な職じゃのう」

久「まあ今の麻雀が普及した時代でもそりゃあ好き嫌いはあるし、それにほんの一握りしかプロとしてやっていけない」

染谷「それはスポーツ、というか全ての競技で言えるじゃろ」

久「たぶんそれも趣味として割り切れと思ってるんじゃないかしら」

京太郎「うぅ……、確かに趣味かもしれないけど……」

久「特に弁護士なんて職はそう簡単に成れないし、それ相応の努力をしたのでしょう。だから高校生にもなって遊んだりするのが信じられないのかも」

京太郎(なんだかなあ……俺の親なんて生活するだけ稼げれば何やってもいいって感じだからなあ……)

染谷「うーむ、他人の家の教育方針じゃからのう。一理あるし」

TDN




久「……私はそれ以外の理由もあると思うけどね」

優希「?」

染谷「うん?なんじゃ?」

京太郎「……あっ、そうか……」

久「須賀君は分かったようね。言ってみなさい」





京太郎「賭博メインの麻雀の時代を送ってたから、ですかね」

優希「ええと……あっ、そうか!」

久「プロとか出来初めて賭博メインというほどではなかったけどね。私はそう思ってるわ」

染谷「むぅ、少し考えればわかることだろうに気づけんかった……」

久「それほど今は基本的に潔白に普及してるからね」

京太郎(大沼さんはその例外の潔白じゃない場所行ってるみたいだけど……)




久「ともかく、そりゃあ娘が賭博紛いのことをやっていたら止めたくなるわね」

優希「それで、麻雀を中学校でも続けさせて高校まで持ち込ませた私を嫌ってるんじゃないかって……」

京太郎「和の意思で行動してるんだからそれは筋違いになる。考えすぎだって」

久「弁護士だし責任の場所を履き違えたりはしないと思うわ。だからたぶん大丈夫よ」

優希「……」




京太郎「しかし、麻雀が嫌いならなんで今更麻雀部を見に来たんだ?」

久「ただ和を探しに立ち寄っただけかもしれないわよ」

京太郎「あ、そっか。……でももし和を辞めさせるとか言ってきたら……」

久「それは……一応今までは容認してたんだし……」

染谷「……歯切れ悪いのお」

久「……さすがにもしもって言われるとね」




優希「そ、その時は皆で説得すれば言いだけだじぇ」

染谷「……いや、それは無理じゃ。あくまで他人の家の正論に口出しする権利は無いんよ」

京太郎「そんな……」

久「もしもの話で何そんなに暗い顔してんのよ。和自身が今こうして続けたいと思ってるんだし、お父さんの方もそれをわかってあげてるのでしょう。だからきっと大丈夫。というわけで仕切りなおして打ちましょう」

和は優勝出来なければ転校なんだよなぁ・・・




和「すいません、遅くなりましたっ!」

久「遅いわよ。あと貴方に来客があったわ」

和「え?来客ですか?」


和「ええっ、お父さんが!?」

優希「うん、来てたじぇ」

久「先生方に挨拶したらまた戻ってくるとも言ってたわ」

和「ど、どうして……」

眠い頭を動かして丑三つまでは起きてようと思ったけどもう寝ますわ
ほとんど書きだめ投下してただけなのに色々と作業しながらの投下ですすまんな。すまんな
しかし咲次号は休載だけどガイトさんの出番本当に楽しみですわ。最近は京太郎も出番あったし

乙なのよー

TDNは気を付けるのよー

おつー続きが楽しみ

乙ですー

おつやでー

今週は投下サボってパワポケ週間やってた。この四日間プレイしながら投下しようか悩んでたらいつのまにか5時とか死ねる
パワポケ1・2・7・9の表サクセス楽しい。特に9の維織ルートはギザ過ぎてイイネ・
クリスマスもイブも休日なんて存在しないけど、僕元気です。元気にsilent night holly nightうたってます。しあわせ
まあ、いきますよ




久「あ、もう事情は優希から聞いたから。お父さんが麻雀反対しているって」

和「あ……」

優希「ごめん、話しちゃったじぇ……」

和「……いえ、謝らなくていいですよゆーき。私が大事な事なのに隠してたのが悪いのです」

京太郎「いや、和も悪くなんかないだろ。誰だって言いづらいこととかある」

京太郎(大沼さんのこととかなあ)




久「そうよ。ねっ」チラッ

京太郎(うっ)

染谷「苦労してたんじゃのう。これからは気軽にわしらを頼るといいぞ。……まあそう簡単にはいかんとは思うが」

和「ありがとうございます皆……」



久「それで、今日はお父さんは何の用事で麻雀部に?」

和「判りません。そもそも東京の方で仕事してたはずですし、帰ってくるとも聞いてませんでした」

京太郎「えっ」

優希「どういう事何だじょ……」

和「いつもなら絶対に連絡入れてから長野に戻るのですが……全然判りません」




京太郎「ま、まさか本当に……?」

和「?」

久「だから……まあいいわ。せっかくだから今のうちに和に聞いときましょう」

和「なんでしょう?」

久「えー……聞きにくいわね。めんどくさいから単刀直入に言うと、お父さんは麻雀を辞めろって直接言いに来たとかい

うことは」

和「ありませんね」




久「ないかし……え?」

京太郎「即答!?」

和「そこのところはお父さんと既にちゃんと話をつけています。何かするとしても親子の間だけでするはず」

染谷「ほぅ、凄い自信じゃのう」

和「えっと……勘違いしてるのかもしれませんが、お父さんと仲悪いというわけでは……」

優希「えっ!そうなのか!?」

和「失礼?ですね……」



久「和がそこまで確信持ててるなら大丈夫そうね。だからこの話はここまで。須賀君はお茶淹れて、お父さんが来るの待

ちましょ」

優希「了解!」

染谷「ま、来たときに麻雀しながら応対するわけにもいかんし、お茶でも飲むしかないのう」

和「判りました。棚の本でも読んでますか」

京太郎「了解っス。じゃあ俺は茶でも……って流れるように俺に雑用任してる!?」



京太郎「はい、淹れてきましたよ」

和「ありがとうございます」

優希「うむ、ご苦労!」

久「あ、和のお父さんの分が足りないわよ。淹れてきて」

京太郎「忘れてた……早くしないと」

染谷「……お疲れさん」



京太郎「ふぅ……これでよしと」

京太郎(しかし俺が淹れたので大丈夫かな……来客のためだったら染谷先輩とかのほうが……まあいいや」

京太郎(……それよりも、和のお父さんのことだ。和は大丈夫って言うけど、ちょっと不安だな……)

京太郎(悪い人には見えなかったけど、ちょっと厳格すぎそうに見えた。あと麻雀嫌いって前提を持って見てみると、……やっぱり)

コンコン

京太郎「おっ」



コンコン

和「あ……」

久「私が出るわ」


久「どうぞ中に」

原村父「どうも。和は……いるな」

和「はい」

待ってました。



原村父「久しぶりに顔を合わせるな。元気にしてたか?」

和「はい、もちろん。お父さんこそ」

原村父「ああ、見てのとおりだ」

和「……それで、お父さんは」

京太郎「粗茶ですが、どうぞ。……っと」

和「……」

原村父「ありがとう。……うむ、美味しいぞ」

京太郎「ど、どういたしまして」

京太郎(……やべ、つい話の腰折って出しちまったか)



久(何やってるのよもう……)

京太郎(すみません……間違えて来客用の茶托じゃなくて普通のコップに淹れちゃって。急いで出そうとしたらタイミングが……)


原村父「……それで、なんだ和?」

和「あ、はい。……お父さんはどうしてこちらに?」




原村父「ちょっとした仕事でな。長野に用があり戻ってきた。……メールを送った筈だが、返事が返ってきていなかったな」

和「え?ちょっと待ってください……うん、来てませんね」

原村父「手違いがあったようだな。まあいい。長野にしばらく滞在する予定だ」

和「了解です。じゃあ今日の夕食はいつもどおりステーキにしておきますね」

原村父「ああ、楽しみにしておこう」


京太郎(あれ?なんだか普通に仲良さそうだな)

久(和も父親さんも不和は麻雀の事、って境界線を引いてるのでしょうね)

京太郎(じゃあ俺の思い違いなのかな……)



和「それで……どうして麻雀部に……」

原村父「ああ、それを聞きたかったのか?……心配しなくていい」

和「心配って」

原村父「この件に関しては少々意見の食い違いがある。ただ既に話はつけた筈だ。だからもうとやかく言うつもりはない」

和「……そうですね……って、ええと、私はただ単純に今までこの学校に来たこともなかったので、こちらに来る理由が想像つかなかっただけですよ」

原村父「なるほど」


優希(あれ?……中学生のときより態度が柔らかくなってるじぇ?)

久(話はつけた……。そういえばさっきも和が口にしてたわね)



原村父「なに、今回来たのはお前の友人達と会ってみたくなっただけだ」

京太郎「え?」

久「私達のことですか?」

原村父「ああ。和に聞いていて興味を持ったからな」

和「!」

原村父「……勘違いしないでくれ。あくまで私が興味を持ったのは友人関係だけで、麻雀についての考え方は変えるつもりは無い」

和「そう……ですか……」



京太郎(……和見るからに落ち込んでるな。やはり仲良い?お父さんに認めてもらえないのはつらいのか……。
    しかしお父さんの方はなんで認めようとしないんだ?)



1、理由を聞く
2、聞かない

1

2



京太郎(……よし!)

京太郎「あの」

久(……!ちょっと須賀君、)

原村父「ん?なんだ」

和「……須賀君?」

京太郎「どうして、麻雀について、……なんというか……あまり快く思ってないのですか?」



京太郎(あれ?あまり遠回しになってない?)


和「え」

原村父「ほぅ……」


優希(ふぇ!?)

染谷(単刀直入にいったのう……)

京太郎(うーん、こういう時って本当に良い言葉が思いつかねえな……ま、ちょっと聞いただけだし大丈夫……か?)

久(ひぇ〜。……この方は恐らくちゃんと対応してくれると思うけど、聞きにくいところも聞いちゃうのはちょっと須賀君の危ない一面かしら……)




原村父「どうしてそのようなことを?」

京太郎「え?えと、ついさっきそう聞きましたので」

久(……)

和(え……これ、どういう流れでしょう?)

原村父「……どう聞いたのかは知らないが、少し語弊がある」

京太郎「?」

原村父「私は特別に麻雀が嫌いというわけではない」

寝落ちかな

あ、そういえば前回寝落ちしてたか
26日から友人の家で、今日コミケ逝ってようやく自宅に帰ってきた
申し訳ないが疲れきって今にも寝落ちしそうなんで、今日のところは寝ます
明日はttp://disney.kids.yahoo.co.jp/game/pooh.htmlやろう(キチスマ

>>222
申し訳ないが本物の畜生ゲームはNG

もう一週間前から自主トレしとるで(ニッコリ

正月衰退戦犯ロビカスを許すな

虎カスに大敗してもうた
もう駄目や

なんでや!阪神関係ないやろ!
(ちな巨)

虎は倒した
>I get it now.. Tigger wasn't trying to beat me out of malice, he was trying to stop me out of kindness. He wanted to protect me from what lay ahead..

まさにこれや
ロビカス氏んでください何でもしますから!

日本語でおk

こないな・・・

帰って来てくださいお願いします!何でもしますから!

ん?


カット

さて
今日は2/2かー

せやで。はよ書こや

一月は休ませてもらってすまんな。いやーインフルまじ凶悪。GJ部はどくもってる
今日のために用意した話とかないです……Hearts of Iron3というゲームの拡張パックが三日前に届いてしまってそれをずっとやってたらもう……。先ほどある板見てようやく2/2て気づいて急いでスレ開いたんです……
23時くらいからglee見るから一度止めるけど投下した方が良い?




京太郎「……え?」

原村父「ああ。私は確かにギャンブルは嫌いだが、現代の麻雀は競技として定着している。ギャンブルじゃない麻雀は別に嫌ってなどいない」

京太郎「じゃあどうして……ええと、不和を?」

和「不和というほどでは……」

原村父「……和も判っているだろうが、あくまで麻雀は遊びだからほどほどにしろといっているのだ」




和「……」

染谷「遊び……」

久(麻雀部に対して遠慮しないで言ってきたわね。……さて、ここは一応優希が言ってたとおりか)


原村父「確かにひとつの競技として定着した麻雀だが、それこそ野球やサッカーのように遊びでしかない」

久「ですが、野球やサッカーにはプロは居ますし、麻雀も同様です」

原村父「では、君達はプロになるつもりか?」

重い

SS速報は最近重いね




久「……」

優希「……」

染谷(そう言われるとのう……)

原村父「和も明確にプロになりたいという意思を持っていて、それを達成できる実力を持っているのなら私ももう一度考えよう」

和「……はい」

久(……なるほど。和が意思を伝えたくても、後者が和の足枷になっているのね……)

原村父「だから娘とも一度話はつけているし、麻雀を止めろとはまだ言わない。君達も心配しなくていい。
    私が言っているのは、遊びはやりすぎないようにとだけだ」

京太郎(一応和は大丈夫なのかな……)

久(……まだ、なのね)




京太郎(……うーん。でも何か、違和感?……そうだ、こう聞けば)

京太郎「……じゃ、じゃあ、原村さんにとって麻雀はどのような競技ですか?」

和(え……)

原村父「?どういう意味だ?」

京太郎「え、ええと……先ほど麻雀は遊びといいましたが、今や麻雀は……一つの競技でしょう?
    競技としての麻雀はどういうもの……と考えますか?」

久(!良い質問ね……)

ファッキュー地震。震度5強はちょいと怖いけど、東京全然揺れんかった。歌途切れてその後も字幕なくなったのがかなC
まあええわ。とりあえず再開するでー





原村父「……」

和(……そ、それは)

原村父「……須賀君だったか」

原村父「君は弁護士の才能があるかもしれないな」

京太郎「へ?」




原村父「……すまない。この子を借りたい」



皆「……へ?(はい?)」

原村父「少し興味が湧いたのでね。話させてくれ」

和「お父さん……?」

久「……ど、どうぞ」

京太郎「は、はい」

きゅふふ





原村父「しかし旧校舎の屋根裏とは面白い場所に部室を作ったものだな」

京太郎「詳しいことは知らないですけど、旧校舎自体他の部とかはほとんど使わなくて居心地いいから、って部長は言ってました。備品もよく整ってますし……。
   ……ただ難点としては、旧校舎は校舎から大分離れたところにあるのが……」

原村父「なに、大学のキャンパスなどこんなものだし、社会に出たらこの程度の移動は普通だ」

京太郎「そうなんですか……」




原村父「さて、本題に入ろうか」

京太郎(ようやくか……少しっていってたけど、もう旧校舎の門前まで歩いたぞ……)

原村父「すまない。他の者、特に娘には聞かせたくなかったのでな……だから簡単には盗み聞きできない広い場所に君を連れてきた」

京太郎「い、いえ。それで、本題とは?」

お帰りを、首を長くしてお待ちしておりました。




原村父「娘がいる手前先ほどは嘘を吐いたが、私はギャンブル嫌いではない」

京太郎「え、う、嘘!?」

原村父「ああ。娘には話せないが、私も学生の頃はギャンブルも嗜んでいた。もちろん麻雀も打っていたさ……今はすっかりだが」

京太郎(なるほど、確かに娘に反対してるなら聞かせたくないよな……。……でも、えぇー……)

京太郎「じゃあ……どうして麻雀を止めさせようと?」




原村父「私は確かに娘には将来のことを考えて立派になって欲しいとは思うが、和は言うまでも無く、自分で考えて未来を決定できる力があるだろう。娘は決して成績は落とさない上でという約束も守っているからな。
   ……和が目指しているものも私は理解しているさ。先の嘘の説明などでは、和の行きたい道を否定できない」



京太郎(原村さん……和のことをたぶん当人以外の誰よりも理解してるんだろうなぁ)

京太郎「……えーと、それでは、麻雀を嫌っているわけでもないし、和は勉学とも両立させてるのに……どうして麻雀を止めさせようとするんです?」

原村父「……残念だがそこの部分も一部嘘を吐いていた」

京太郎「?」



原村父「はっきり言おう。私は現代の麻雀が嫌いだ」




京太郎「……え?」



原村父「……これが最初の質問の答えになるな。競技としての麻雀も含め現代の麻雀が嫌いだ」

京太郎「え、だって、だってさっきもギャンブルは嫌いじゃないって」

原村父「私は“ギャンブル”は嫌いではないが、麻雀は別だ。それに皆も言ってた通り現代の麻雀はギャンブルというわけでないことの方が多い」

京太郎「……では何で、えっと……現代の麻雀は嫌いなんですか?」




原村父「……君も気づいてないのかもしれないが」

京太郎「……何がですか?」



原村父「気づいてる人もなぜか誰も口を出さず、そして大概は不思議にすら思わない」

原村父「……だからこそ私も口にすべきではないのかもしれないがな」

原村父「いや、なんでもない。こんなところで君を混乱させたくはないし、では伝えよう……」



原村父「現代の麻雀は麻雀などではない」




京太郎「え、え」

原村父「……須賀君がやっているのは本当に麻雀か?娘がやっているのは本当に麻雀か?
    今君達麻雀部が打っているのは本当に麻雀か?」

京太郎「……それはどういう……」

原村父「判らないか。若いな、須賀君は。
    ……ギャンブル時代の麻雀についてもっと勉強しなさい。君も今の麻雀が馬鹿らしくなるだろう」

京太郎「……」

原村父「幸い君はまだ初心者のようだ。もっと有意義に高校生生活を送りなさい。……君に言いたいのはそれだけだ」




原村父「君への用も終わったし、帰宅するとしよう。和によろしく伝えておいてくれ」

京太郎「?麻雀部に用事は……」

原村父「言ったとおり本当にもう何もない。娘が上手くやっているか見に来ただけだ。
    それに、他の用事も既に済ませた」

京太郎「は、はい」

原村父「それでは、また機会があれば会おう」

やべ、一時からまた友人と夜通しHearts of Ironやるって言ってたんだった。今日はここまで。たぶん明日も投下
GJ部いいよ!http://vod.ntv.co.jp/top/で一話いつでも見れるよ!!(ステマ)

乙なのよー
帰ってきてくれてよかったわ、うん


もう来ないかと思ってたから素直に嬉しいわ〜

乙ー

おつやでー

おつー
昔の麻雀か。小島武夫時代の手役決め打ちや回し打ちでは今の時代のスピード麻雀に全然ついて行けないのは悲しい。

>>262
祭囃子はもう聞こえんわなぁ・・・

まあこの場合は能力バトル麻雀のことじゃね?


SOAの娘はSOAということか

父娘まとめてカンしちゃえばいいんじゃないかな!

原村父の言う麻雀って哲也でやってたようなやつなのかな、心血注いで打ってるなら積み込みとか通しも込みで認めてるとかみたいなスタンスで

ヒロポンきめてガン牌もできない麻雀なんて

女性プロのほうが隆盛してて声優のドル売りみたいにされてて糞も面白くねえからとかルール縛りすぎぃ!とか色々ありそうね

ししし!カナちゃんの誕生日だし!でもssには今のところ出てこないし!
ちょっと投下が遅れたのもカナちゃん悪くないし!最近家に帰ってもGJ部見てるからだからとかそんなことはないし!忙しいだけし!
すまんし……実際忙しいんし……今日もGJ部聞きながら頑張ってるし……

池田ァ!早く書くんだ!

まぁSS速報は生存報告さえあればええし、私生活優先でかまんやろ




京太郎「……」

京太郎(結局俺に足を洗えと言いたかったのか……?それ以外の理由がありそうだが……)

???「それで、どうだったの?」

京太郎「ひゃっ!?」

久「うわぁ……なんて声出してんのよ」



京太郎「ぶ、部長でしたか……。って見に来てたんですか?」

久「なんで話をするのにこんなところまで来てたのよ……。それで、もうあの人は帰ったのかしら?」

京太郎「見ての通り帰っていきましたよ」

久「じゃあ正直に言うけど、さっきまで盗み聞きしようとしてたのよねー」

京太郎「部長……」ジトー

久「そりゃあ気になるじゃない。なんで須賀君が呼ばれたのか全然判らないし」

京太郎「まあそりゃそうすけど……あれ、しようとってということは?」

久「いやーそのとおり……聞けなかったのよ。聞ける位置に行こうとしたら気づかれたもん」



久「和の父だけあってガードが凄く堅かったわね……何を考えているんだか」

京太郎「……部長、盗み聞きなんて止めてくださいよ」

久「てへっ」

京太郎「やけに似合いますね!」

久「だって気になるでしょ?」

京太郎「はいはい……」

久「それで、何話してたのかしら?もしかして口止めでもされてる?」

京太郎「いや、そんなことは」




京太郎(これは言うべきではない、とかなんとか言ってたけど……)

久「なら大丈夫ね。ああいう方は恐らく他に知られたくないことはちゃんと口止めするでしょ、たぶん」

京太郎「あー……じゃあ教えますけど、一応和には聞かせたくなかったみたいだから」

久「判ったわ、皆には一応秘密にする。それじゃあ早く聞かせなさいよ」

京太郎(やっぱ部長……こういう情報を聞き出すとか好きなんだろうなあ)




京太郎「……ということで、それだけ言ってすぐに去ってしまいましたよ」

久「……」

京太郎「実際ここまで歩いてきたけど本題を話してた時間は短くて……部長?」

久「なるほど、『昔の麻雀』……ね。私もちょっとそれ気になるわ」

京太郎「一体どういうことなんすかね?」




久「うーん、言いたいことはわからないでもないけど……」

京太郎「えっ」

久「これについては説明できないわねー。私も正しく受け取れてるとは限らないし……」

京太郎「そうですか……。まあ自分で判るように勉強します」

久「ん、自分で理解するのが一番と思うわ。そうね……私もちょっくら昔について知り合いに聞いてみるかね。
  これでお父さんの言いたいことがわかったら、和を助けることに繋がるかもしれないし……」



京太郎「……結局和は大丈夫なんですかね。足を洗ってほしいという感じのことは言ってましたけど」

久「結果を見せられるかでしょうね。この道でしっかりやっていけると信じさせられれば親も納得する……といいのだけれど。
  今のところはお父さんの方も自分から止めることを望んでるようだから」

京太郎「結果を見せる……か」

久「……それと、須賀君は『昔の麻雀』を調べるのもいいけど、早く点数計算はともかく役と有効な打ち方を覚えなさいな」

京太郎「う。は、はい」

久「さ、戻りましょ。とりあえず私が横で見ててあげるから皆と打ちなさい」





和「あ」

久「ただいま」

染谷「ようやっと戻ったか」

優希「遅い

京太郎「すまねえ。話が長引いたと言うか……」

染谷「呼ばれたのは京太郎なんじゃから部長まで行くこと無かろうに……」

優希「それで……」



優希「さっさと全部話すじぇ!」

京太郎「何をだよ」

和「お父さんと話してたことです……私も知りたいです」

染谷「わしも気になるのう」

京太郎「ああ、あー……」



京太郎(部長ー!)

久(ん?どうしたの?)

京太郎(……どうしましょう。和に言わないほうがいいでしょうけど、なんか隠すのは悪い気が……)

久(……)


優希「おいこらきょーたろー!何こそこそ話してる!」

京太郎「ちょ、ちょっと待っててくれ……」



久(自分で決めなさいよ……まあ和には話さない方が良いわね。そうして欲しくなかったみたいだし)

京太郎(染谷先輩なら話しても大丈夫と思うんですけど……)

久(優希にはやめたほうがいいと思うわ。あの子もし和に問い詰められたら答えちゃいそうだし。
  まあそもそも和が居る前では話せないわよ。適当に誤魔化しなさい)

京太郎(それを……協力してください……)

久(えぇー……まあいいわ。貸しよ。
  あ、それと忘れそうになってたけど、勝手に学校休んだ理由はちゃんとみんなの前で白状してもらうわよ)

京太郎(あー……了解です。お願いします……)

やべーし!もう寝ないと明日に響くし!カナちゃん良い子だから早寝するし!ししし!
結局麻雀打って途中から投下サボったし!ごめんし!でもまだ書きだめあるから次は近々投下できるはずし!そういって速くに投下できたことないし!

乙だし
咏ちゃんいぇい~

乙なのよー
池田ァ!無理しなくて良いぞォ!

乙田ァ!

前回投下から四週間か…おかしい時の流れは本当におかしい。これもどっかの神父の仕業なんだ
先週旅行前に投下しようとしたら熟睡。帰ってきて熟睡13時間睡眠の後今時間ができたので、眠い頭動かして投下します

よっしゃ!

やべーし。本当に中途半端なとこで投下終わってるし。びびったし。前回の部分完全に忘れてたし
旅行は京都とか関西の方行ってきたし。いつも大吉でつまんねーし。でも清明神社で隣の奴が大凶引いてて本当に出るのかと感心したし
よし、さっさと投下するし




和「えと、……言えないことなのですか?」

久「だめだめ、口止めされてるみたいよ。私にも話してくれなかったし」

和「え、口止め……?」

久「話が終わった頃に出てきて、全て聞きだそうとしたんだけどねー。それで時間食っちゃったのよ」

染谷「また悪趣味な……」

久「うるさい。だから話せないんでしょ、ね?須賀君」




京太郎「え、あ、は、はい」

久(おいおい……)

和「……」

京太郎「……正直自分も和のお父さんの話が、上手く飲み込めてなくて……今はちょいと」

和「……わかりました。納得しておきます」

京太郎(あれ……)



染谷「……どうしたのじゃ、和。やはり何か思うところでもあるん?」

和「……?」

優希「のどちゃん、なに難しい顔してるんじょ……?」

和「えっ……」

久「……和、須賀君は貴方に隠そうとしたいとかそういうわけじゃないのよ。気になるかもしれないけど、少し冷静になりなさい」



京太郎「……後で自分で頭の中で纏めて、話しても大丈夫そうなところは話そうと思う。けど今はちょっと待っててくれ……」

京太郎(大沼さんたち、原村さん、麻雀のこと……一度状況について色々整理した方が良さそうだな)

和「……すみません、取り乱しました。ごめんなさい須賀君」

京太郎「あ、いや……別になんてことないない。悪い、こっちも」

久「はいはい、そこまで。もう部活の時間も僅かなんだから……。もうこの話はやるんだったら部活の後にね」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



京太郎「おっと、そこロンだ!」

優希「なにぃ!……京太郎に全然注意払ってなかったじぇ」

京太郎「舐めるな、8000だ!……のはずだよな」

優希「え、なんだ。危なかったじぇ……2000点差でギリギリ三位は保ったじぇ」

京太郎「まじで?でかいのあがったのに……うーん」



染谷「満貫とか狙うのはいいのじゃが、相手との点数差くらい見ろや……」

優希「やーい怒られた」

和「ゆーきも人のこと言えませんよ」

優希「うぐっ……」

和「ゆーきはもっと振り込まないように気を払いましょう。東場が得意と自称していても、他にも運がいい人がいたら刺されることもあるですし」

京太郎「今回あまり振り込まないようにしてたんだがなあ……」

染谷「一発どでかいの振り込んだら意味ないけぇ……手の大きさくらいは予想できんとなあ」

久「須賀君は判ってたけど優希もまだまだ弱点だらけねえ……」



和「まあこれで東風は終わりましたね。後は……もう一回、できるところまで打ちますか?」

久「次は私も打とうかと思ったけどそこまで時間もないわね。うーん、じゃあ須賀君にでも時間つぶしに話してもらうか」

京太郎「え、俺?」

久「いや先日の話よ。部活勝手に休んだのは許せないわねぇ……」

優希「そうだそうだ、京太郎にはタコス一か月分の罰だじぇ!」

久「ここは厳しく部活禁止三日とか……」

京太郎「そ、そんな……すみませんお願いですから……」



染谷「いや別に無断で休む程度じゃ罰っしたりせんわ。部長の悪ノリじゃ」

久「てへっ」

優希「ちっ」

京太郎「ほっ……良かった……」

染谷「ただまあ悪いことには変わりないけ。反省しろや一年坊」

京太郎「は、はいい!」




京太郎「それで、ええと……話すのは約束してましたけど。正直聞きたいっすか?」

久「気になるわね」
優希「気になるじぇ」

京太郎「即答かい!」

染谷「まあお前が勝手に休んだとなるとそれなりの理由があるんじゃろ。言いたくないなら話さなくてもええ」

和「ここで須賀君の話を聞かないのならそのまま解散ですね。私は時間は……いつも通りに帰ればたぶん大丈夫です」

久「あ、面白いように話してね」

京太郎「ここで話しにくいようにハードルあげますか部長……。えー、それじゃあ話しますよ。まずは……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



染谷「……」

和「ええと……」

優希「つまりは私達に内緒で特訓しに行ってたのか!?」

久「須賀君……私達とは遊びだったの……?」

京太郎「なんですかその反応。いやまあ、話したとおりです」



染谷「それはそれは……想像以上にアレじゃのう……。……京太郎、お前さん騙されとらんか?」

京太郎「アレってなんですか……っとすみませんすみません反省してます!……最初は俺ももちろん疑ってましたけど、今はプロを騙ってるということは無いかと思いますよ」

染谷「その根拠はどこからくるのじゃ」

京太郎「まあ簡単に言って……」

和「そうですね……危険ですそれは。もしかしたら最終的に高レートの雀荘に連れて行かれて、財布などを搾り取られてしまうかも……」

京太郎「は?」

和「なんでもありません」




染谷「それで、簡単に言ってなんと?」

京太郎「えーと……実力を見たら、これは……と信じ込まされましたよ」

染谷「ただのイカサマかもしれん。もっと疑ってかかれと……」

和「プロでも、麻雀では普通の対局ではそこまでの差がつかないはずです。やはり手業使ってると思いますよその方」

久「……まこの言うとおりだわ。疑いなさいよ……。須賀君が飴で怖い人たちに連れてかれちゃうような人だとは思わなかったわ……」

京太郎「今から思うと最初の方のついていくという選択肢取ったのが信じられませんけど、ま、まあきちんとしたプロでしたよ。名前も知られてるみたいですし」

久「ちゃんと名刺とか貰った?どういうプロか調べた?プロといっても雀荘浸りの怖い人もいるわ」

京太郎「名刺も貰いましたし調べもしました。別にそんな怖い噂とか聞きませんでしたけど……」




京太郎「えーと、名刺名刺……ありゃ、生徒手帳にはさんどいたと思ったけど」

久「……じゃあ名刺はいいわ。名前は?」

京太郎「名前?ああ……な」

京太郎(っと、南浦さんは自分のことはあまり人に話すなと言っていたような。あれ、この流れって南浦さん的には駄目だったか?)

染谷「どうしたか?」

京太郎(大沼さんは自分を隠そうとしてなかったし大丈夫かな)

京太郎「確か、大沼プロでしたね。大沼……えーと、下の名前は、……あれ?忘れました……」



染谷「まさか……その方はご老体かの?」

京太郎「えー……見た感じ元気そうですけど確かかなりお歳でした」

染谷「むぅ……」

久「何か知ってるの?」

染谷「いやはや……有名な御方じゃぞ?部長も知らんのなら後で調べるとええ」




京太郎「まあその方に助言を貰いながら、先週末あたり色々教えてもらってました。それでまあ、……学校もちょっくら休んで、遠出しちゃったわけで……」

久「そこはさすがに許せないわねぇ……きちんとした言い訳になりもしない理由じゃね……。忘れてるかもしれないけど、私は学生議会長よ?」

京太郎「う……、ま、まあ唆されていけない事をしたと自覚はあります……。……許してくださいなんでもしますから!」

優希「うわぁ……」

染谷「見事な土下座じゃのう……」

優希「プライドはどこにやったんだかこの犬っころ……」

久「許してやるからこれからも雑用よろしくね!」

京太郎「は……はい!」

染谷「……こうして、主従関係の完成、と」

和「はは……」




久「じゃあ、須賀君に誰か質問ある?」

優希「はいはーい!結局京太郎は強くなれたんじょ?」

京太郎「な……こ、今回はお前にぶちあてて、あと2000点で逆転だっただろ!」

優希「う、うぐぐ……今日は運がやたらと悪かっただけ」

和「ゆーき」

優希「だって東場なのに一度しかあがれなかったし……つ、次は圧倒的な大差つけてやるじぇ!観念しな!」

京太郎「こっちはこれからも教えてもらおうとは思ってるから、すぐに強くなってお前を抜いてやるからな!」

優希「生意気なこというじぇ。さっさと初心者脱却してから言え!」

染谷「優希も人のこと言えんじゃろが。……京太郎はまずはルールを早く覚えるんじゃな。今度テストしちょる」




久「須賀君は優希の言うとおりはやくルール覚えなさいね。他ー」

和「あの……そのプロと会って打たせてもらえたりはできませんか?」

京太郎「え」

久「ああ、プロと最近打ったばかりだし、本物を色々学びたいというわけか」

優希「そういえばそんなこといってたじぇ。私もプロと一度打ってみたいじぇ」

染谷「なるほど。断られたら別にええのじゃが……まあ機会が会ったらわしも打たせてもらいたいのう

京太郎「……」




染谷「ん?どうしたんじゃ京太郎」

京太郎「あー……今度聞いてみてもいいですけど……」

京太郎(和にはあのオカルト全開麻雀耐えられるかな……。まだ俺もはっきりオカルトを信じてるわけじゃないけど、確実にSOAだよなあ……)

和「あ、いえ……気が進まないのなら別にいいです」

久「そうね、さっきの罰として私達を紹介ぐらいはしてもいいんじゃないかしら?」

京太郎「……まあいっか。んじゃ、今度聞いてみます」

染谷「向こうさんが断ったら別に無理せんでええぞ」




久「なんか咲ちゃんがいないのに結構色んなことがあっちゃったわね。質問はここまでよ。じゃあ各自解散!」

京太郎「和ー!一緒に帰ろうぜ」

和「ごめんなさい」

優希「やーい振られてやがるじぇ!」

染谷「いきなりかのう……」




京太郎「いや、ただ咲の見舞いに行くかという話だけど……」

京太郎(即答で断られるのはさすがに傷ついたよ……)

和「あっ……えと、ごめんなさい。お父さんも待ってるし、少し寄らないといけないところもありますので……」

京太郎「そっか……じゃあそう伝えとくよ」

和「お願いします。私はこれで失礼します」

優希「じゃあ京太郎、仕方ないから私がついていってやろう」

京太郎「遠慮しとく」

優希「なにおう!」

京太郎「まあ咲に関しては大丈夫だと思うけど、一応病人だから騒がしくはするなよ……。じゃ、先輩方もお疲れ様でした」

優希「ちょ、ちょっと待つじょ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



久「にぎやかねぇ……。全くどうして高校の放課後は短いんだか……」

染谷「短いって……うちは最終下校時刻近くまでやっとるじゃろが」

久「んー、まあそうかもしれないけど。残りが短くなってくるとそう感じてしまうものなのよ」

染谷「……なるほどのぅ。にぎやかな一年生が入ってきたけ、お前も感じるところができてきたのか」




久「まあね。でもネガティブにはならないわよ。来年はまこに部長を託せるし、一年も優秀な子ばかりだし」

染谷「不安な子もいるがの……そこは心配せんのか?」

久「きっと心配は要らないわ。誰も欠けなければ我が部は無敵よ」

染谷「……楽しそうじゃな」

久「楽しいのよ。だから私は、この残りの時間をできるだけ無駄にせず楽しみきるわ」





ピンポーン

京太郎「咲ー?……あ、こんばんは宮永さん」

宮永父「須賀君……と、……お前の恋人か?」

優希「な!?」

京太郎「違います。前時代的な受け答え止めてください」

宮永父「咲のお友達か?こんばんは」

優希「こんばんは。えーと、私は咲ちゃんと同じ麻雀部の片岡優希だじぇ」

京太郎「こちらは咲のお父さん」

京太郎(年上、というか保護者だからって原村さんみたいに萎縮して敬語とかにはならないな……やはり怖がってただけなのか)




宮永父「へいへい。娘がお世話になってるよ」

優希「はい、咲ちゃんとはいいライバルだじぇ!」

京太郎「本当にライバルになれてんのかー?……で、咲はどうですか」

宮永父「いつも通りだ。ちょっと待ってろ、咲に伝える」

京太郎「了解っす。じゃあお願いします」

宮永父「あいよ」




優希「京太郎」

京太郎「ん」

優希「なんであれで会話が成立するんじぇ」

京太郎「うん?どこのこと……ってああ」

優希「咲ちゃんのお父さんと京太郎、何故か通じ合ってるみたいな感じだったじぇ」

京太郎「通じ合ってるってなんだ?」

優希「いつも通りとかで省略されてもこっちには何のことか……」




京太郎「……簡単に言うと、無詠唱的なものだろうなー」

優希「えっ」

京太郎「あれ、判らねえか?……まあつまりは、日々の付き合いの経験から、相手が次何をするのか予想して行動を短縮できるってことよ」

宮永父「本当の無詠唱は、それをさらに発展させて言葉をいらずに返答とか会話するってやつだ。まあ店の常連達の技の尊称だ」

京太郎「あ、宮永さん。……そういやこの知識、宮永さんに教えられた事のような……」

宮永父「そんなもん今の若い子に判るか」

京太郎「いやだから貴方に教えてもらったことだと」

宮永父「あっちは終わったってさ。優希ちゃんが来たって言ったからか、いつもより時間かかったから待たせたな」

京太郎「うぃっす。じゃ行くか」

優希「りょ、了解だじぇ……」

ねむいし。今迄で一番投下した気もするし
カナちゃん語やっぱかなり楽し。めんどいときには仲間たちの間の会話全てカナちゃんスタイルで行くし
ふぅ……まだストックあるから近々(ry
まだ疲れ取れてねーや。年取ってくると疲れが取れなくてやーね。まだまだ若いはずなんだけど全盛期がなつかしい
ねむるし

乙なのよー
池田ァ!流石に全員池田になったらひくぞォ!

おつだし


なんだかんだ続いてくれてるのは嬉しい

あああああ
GJ部24時間ぶっ通しでマラソンしてきた。GJ部じゃないけどOne more time,One more chanceが頭に鳴り響いてる
今日体力も気力も0になってしまったので明日あたり投下します……
若干鬱状態ですので……とりあえず29時間ぶりに寝ます……
それはそうと咲阿智賀終わって次何をあぐりが描くのか。京太郎とか大沼プロの出番あると嬉しいなあ

把握したのよー
……かわいくなった京ちゃんなら期待しても良いよね?

あぐりの描く男キャラも結構好きよ。BAMBOOの先生とか
先ほど投下する前に打つかと思って半荘打ってたら打ってる途中に意識途切れて負けた
たぶん今日投下しても寝落ちするので諦めて明日にします……
昨日は結局GJ部24hマラソンのランナーズハイでなかなか眠れなかったし…今日色々出かけたりで休めなかったし…
今日はしっかり休むので……

oh……把握したやで

把握ー

ねむい?ねむねむ?
時間ができたので投下開始……
眠いのは春だからか疲れてるからか



京太郎「うぃーす。プリントとかはこっちに置いとくな」

咲「あ、京ちゃん。うんお願い……」

優希「私も来たじぇ。咲ちゃん体調は大丈夫かじょ?」

咲「うん、もう大体良くなってるよ。優希ちゃんもお見舞いありがとね」

京太郎「なんだ着替えてたのか。だから遅くなったんだな」

咲「そりゃあ優希ちゃんも来たって聞いたから……」

優希(え?それっていつも京太郎だけが来てたときは)



京太郎「ああそうだ、和にも声かけたんだけど」

優希「のどちゃんはお父さんが久しぶりに帰って来たから、待ってるから帰らないといけないだって伝言だじぇ」

咲「原村さんも気にしなくていいのに……」

京太郎「気になる仲間が休んだらしかたねえだろ」

優希「やっぱ心配だから」

咲「別に心配するほどじゃないんだけど……。京ちゃん少し大袈裟に伝えた?」

京太郎「そんな記憶はないけどな」

優希「京太郎は普通に体調崩したと言ってたじぇ。咲ちゃんは友達だから学校休んだら心配するじょ」

京太郎「俺は割かし家近いから、心配とかはともかく休んだら家にすぐに寄れるしなー」



咲「優希ちゃんなんて家の方向から離れてるのに……ありがとう。京ちゃんもいつもありがとうね」

優希「そんなにありがとう言われるとなんだか照れるじぇ……」

京太郎「まああまり心配はしてなかったな。咲が休むことなんて珍しくないし」

優希「え?咲ちゃんそんなに頻繁に休んでないじぇ」

京太郎「まあ確かに部活に入ってからはこれで三回目だけだけど。ただ中学校二年くらいのときは……」

咲「きょ、京ちゃん〜……」

優希「やっぱり体が弱いのかじょ?」

咲「う、うーん……。まあそうかな……?」




京太郎「体そんなに強くないのに、本に熱中するとつい夜更かしするからなー」

優希「咲ちゃんを今回も夜更かししてると決め付けるのはだめだじぇ」

京太郎「ん、そうだな。熱は下がったとは聞いたけど……まだ喉とか痛いか?」

咲「京ちゃんの言うとおり、……夜更かしして少し熱出しちゃっただけだね……」

京太郎「……やっぱり」

優希「……ぷ」

咲「ゆ、優希ちゃん!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



京太郎「んじゃ、そろそろずらかりますか」

咲「ん。そっか……」

優希「もう帰っちゃうのかじょ?」

京太郎「いやそんなに短い時間いたというわけでもないし……長くはないがな。あち、ほら咲も眠いんだろ?」

咲「うーん……私はちょっと眠いだけだけど」

京太郎「楽しいからって無理すんな。病み上がりなんだし眠いときには寝ないとな」

優希「あ……気づかなかったじょ……。えーと、じゃあね咲ちゃん」

咲「うん、また明日」

あれ意識が途切れ途切れだおかしいこんなはずでは
もう寝落ちするけどまた明日。明日は書きだめの分は投下してやるぞああねむいねむねむ

おつーおやすみ

乙なのよー
イッチすやすややね

おやすみー

起きてるし。ねむくなんかないし。ちゃんと眠ってきたし。ただなんか気持ち悪いし
明日GJ部の最終回と思うと吐き気がするし。キルミー一挙放送があるのは天からの情けし
今期のアニメは豊作だった気もするし。録画どんどんたまってくし
じゃあ投下させてもらいますですし



京太郎「ありがとな優希。咲も喜んでたし。やっぱ男子一人より女子がいたほうが空気良くなるからなあ」

優希「どういたしましてしたいところだけど……なんか私お邪魔だったんじゃ」

京太郎「いやいやそんなこと無いって。何言ってんだよ」

優希「無詠唱?で会話してたし……ていうかそんなに深い関係だったのか?」

京太郎「深いって……ただ中学校からの関係だぞ?」



優希「中学からって、つまりは私とのどちゃんと同じ程度か!?」

京太郎「何でそんなに驚く。そんなもんじゃねえの?お前たちなんか同じ部活だったしだからそんなに仲良いんだろ」

優希「……咲ちゃんとどうやって仲良くなったんじぇ?」

京太郎「え?どうやってて……咲と一年のときに友人になれたし、三年間同じクラスメイトというのが大きいかな。……いや高校も含めて四年目か。これ結構付き合い長いのかな」

優希(だからその友人になるまでの経緯が判らないじぇ……)



京太郎「俺としちゃ、あの高嶺の花な和と親友だなんて羨ましいぜ」

優希「それはまあ……誇るところだじぇ」

京太郎「つまりは他人の芝はなんとやらとかなんだろ」

優希「うーん……」

優希(中学生の男女であんなに仲良くなれるんかじぇ……恋人というわけでもないみたいだし……)




優希「あれ?京太郎の家はどっち?」

京太郎「どっちって方角か?向こうだけど」

優希「向こうって……今来た方角だじぇ!」

京太郎「そりゃあお前についていってるだけだし……お前の家はこっちだよな?」

優希「そうだけど……送ってくれてるのか?」



京太郎「もちろん。つーか今帰れといわれてもこっちが困るぞ」

優希「むむむ、ならば仕方ない。送られてあげよう」

京太郎「おうおう。しかし、咲とかは初めの方はなかなか遠慮して送られてくれなかったんだよなあ」

優希(……咲ちゃんこういうのに弱そうだじぇ)

京太郎「一人で帰るのはさすがに退屈だしなあ……他のダチは大抵部活とかだったし。でも咲もしつこいと感じたかな」

優希「まあ普通は男と帰るのは色々と抵抗あるものだじょ……」

京太郎「そうなのか?でもお前も今やってんじゃねえか」

優希「それはお前だから大丈夫なんだじぇ」

京太郎「それは信頼なのか若しくは男と思ってないのか……」



京太郎「おっと。そろそろか?いつもお前ここら辺で別れてたよな」

優希「ん。ありがとう京太郎」

京太郎「なんだしおらしい」

優希「うるさい馬鹿犬」

京太郎「い、犬だと?なんだよてめー」

優希「また明日だじぇ!」

京太郎「おう、じゃあな!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



京太郎「んー、さてネト麻でも……あれ、携帯の電池切れてたか?っかしいなぁ……最近電池のもち悪いのかな……」

京太郎「ああクソ、チェーンメールとかなんか知らん勧誘とか……知ってる人からの着信は……お、数絵さんだ」



From:数絵

お爺様が今週末に来るよう言ってました。ああでも用事優先でいいですよ。
それとは別件で……今度学校が終わった位の時間に会えませんか?
貴方の予定が空いてる日でいいです。……お爺様達とは離れて話したいので。

さてここの数絵ちゃんは原作準拠なのかなんぽさんえろい準拠なのか

私はえろい派です




京太郎「丁度原村さんが来てたあたり着信か。早く返信しなきゃな」

京太郎「放課後に予定が開いてる日……たぶん部活を除けばいつも空いてるけど」

京太郎「まあ早い方が良いかな……っと、一応明日は部活でてそのとき部長に言うかな」

京太郎「んじゃ、明後日くらいにと……よし」

京太郎「数絵さんみたいな美少女に会おうと言われるとは……これは……」

京太郎「しかも……わざわざ南浦さんたちがいない場所で話すのか……」

京太郎「麻雀のことだろうけどな」



京太郎「他は……蒲原さんからの着信がついさっきあったみたいだ」

京太郎「見たらメール送りなおせと……アブねえアブねえ。それほど時間が経ってなくてよかった」b

京太郎「とりあえず何の用か聞かないと」

京太郎「メールが帰ってくるまでにさっさとPCつけてネト麻の準備するか」ウィーン



京太郎「……さてと、」

ピロン

京太郎「ってはやっ!」


From:蒲原

返事遅いぞー!
ともかくともかく
えーと、須賀っちはネット麻雀やってるー?



京太郎「うぉっ、俺の行動読まれた!?」

京太郎「……つい周囲を確認しちまった。えーと、もちろんやってますけど、っと……」ピロン

京太郎「あれまたすぐに返ってきたな……うつのはえー」

京太郎「なになに、……って蒲原さんも同じネト麻の別部屋やってたのか」ピロン

京太郎「また来た……うん?一緒に打とうって」

京太郎「よーし願ったり叶ったりだぜ!最近大敗ばっかだった気がするからな、違う個室で気分転換だ!」

んー全然書き貯めなんてなかったみたいし。在庫0し
今頭全然働かないから書いたりなんて無理だから寝るし
たぶんあさってくらいに投下できるかもし。でも最近健康で早寝だから寝ちゃうかもし
カナちゃん早寝してるからきっとまだまだ育つし。髪もふさふさになれるし
寝ますし。ねむねむ。

乙!

乙なのよー
池田ァ!人生諦めも必要だぞォ!

乙ー

乙です
髪はもう戻ってこないから今ある髪を大切にしよう

「そういえば、iPS細胞というので無毛の方でも毛ができるらしいです」

GJ部最終回が終わってしまった……もう何度も日テレオンデマンドで再生繰り返してる……
咲以来にDVD全巻買うアニメだなぁ……本当に綺麗に締めてくれた……
明日投下できたらと思ってる。寝る

GJ部ってそんなに面白いのか
見とけば良かったな

>>354
打ち回しに独特なクセがあって派手なあがりはないけど放銃少なくて終わってみれば安定感抜群みたいなアニメ
とりあえずかわいい 面白いとか面白くないとか以前にかわいい

GJ部は人を選ぶのかどうかは知らないけど疲れてるときに見ると癒されるアニメよ
私の唯一の家のPCのVAIO(2003年製)の充電ケーブルが突然発火、充電ができなくなったためyahoo shoppingから届くまで投下できない…すみません…
火吹いたときはいや本当に焦った焦った。ダイオキシン思いっきり吸ったよ…

把握したのよー
イッチの家どうなっとるんや……

Acアダプター届いたと思ったらルーターが壊れてこれは…呪われてる…
とりあえず一段落してから投下します…書いてはおくので…

oh……

お久しぶりです……
結局macの代用PC使ってる……ゲームができん……WoTもHoI�もいろいろやりたいのにぐぬぬ……新たなPC買うまで我慢なのか……
ブレイクブレイドとかゴーリキとかアイアンマン3とかもう充実した生活送ってましたよ……ネット環境以外は……
よく見たら一ヶ月ぶりやな。おかしい、体感時間はむしろ長く感じてる。最近名作に触れてるからだろうかなぁ
もう近況報告も書くこともないんで投下します……

了解です




京太郎「招待来たな。……カ、カマボコ?これが……蒲原さん……?」



京たろーさんがログインしました


カマボコ『おぉきたか京たろー』

京太郎(あってたのか……何だカマボコって。他にいるのは……もれやさんとかじゅさんか。蒲原さんの友達だろうか)

京たろー『初めまして』

京たろー『招待されてきました。宜しくお願いします』

かじゅ『君が蒲原が言ってた者か。宜しく頼むよ』

カマボコ『よしこれで頭数揃ったな!』




もれや『もう……かじゅさん、リアルネーム出してどうするんですか』

かじゅ『蒲原の知り合いだろう?なら蒲原の名前出すのは別に問題はないはずだ』

もれや『そういう問題じゃないと思うんですけど…チャット内なんですしハンネで呼びましょうよ』

カマボコ『おーい二人でしゃべってないで京っちも入れてやろうぜー』

かじゅ『おっと、申し訳ない』

もれや『すみませんでした。京たろーさんですね、宜しくお願いします』

京たろー『こちらこそ宜しくです、かじゅさんともれやさん』





かじゅ『さて、京たろー君』

かじゅ『私は君の事を要領の得ない蒲原の説明でしか知らないのだが……』

カマボコ『要領がうんちゃらとはなんだー!』

もれや『わたしなんかついさっきカマボコさんに、知人を連れてくるって言われたばかりです』

京たろー『……何を説明すればいいんでしょうかね』

かじゅ『そうだな……まず蒲原とはどういう関係だ?』



京たろー『……一度雀荘みたいな場所で対局したくらい……ですかね』

カマボコ『それとそのあとメルアド交換したなー』

京たろー『ああはい、そうでしたね』

かじゅ『なるほど……ようやく前にした蒲原の説明と合致はしたな』

かじゅ『まあ蒲原らしいことではあるな……』

京たろー『正直俺もまあ戸惑ってますが……えと、他には何かあります?』

もれや『……あとでカマボコさんには別で指導するとして、麻雀歴とか教えてください。一応ここで部活内の教育とかもしていますので』

京たろー『麻雀歴……』




もれや『どうしました?』

京たろー『お恥ずかしながら3ヶ月にも満たないです』

カマボコ『あれなんだ本当に初心者だったのか』

京たろー『知らなかったのですか……ですので俺は数合わせ程度に思ってください』

かじゅ『恥ずかしがることはない』

京たろー『え?』

かじゅ『私も高校生からだから、二年と少しが麻雀歴だ。君は高校何年生かな』

京たろー『一年です』

かじゅ『私と同じじゃないか。つまり同じだけの熱意があれば私と同じ、それ以上を持って打ち込めばそれ以上に強くなれるだろう』




京太郎(かじゅさん……かっこいい姿が想像できるなぁ。かっこいい……)

京太郎(熱意か……)


もれや『そうですね。かじゅさん凄く強いんですよ。本当につい数年前から始めたばかりと思えないくらい……』

もれや『せっかく麻雀部屋なんですし、実力とか見るためにもちゃちゃっと一局打ちましょうよ。一局やってからの方が話も弾むでしょうし』

カマボコ『賛成だなー』

かじゅ『うむ、それでいいかな、京たろー君?』

京たろー『はい。宜しくお願いします!』



京太郎「よし、個室で最初の対局……気合を入れていくか」

対局コンマ ↓1
95-99 一位
89-95 二位
75-87 三位
00-74 四位

それ

へい

お帰りなさい。いつも楽しみにしています。




もれや『あらら、親被りでぎりぎり四位ですね』

カマボコ『何とか二位キープ!』

京たろー『……一度も上がれなかった……三位にはなったけどなぁ』

カマボコ『そんなの数打ってりゃよくあること』

かじゅ『麻雀は運が絡む競技、一回や二回の半荘程度で気落ちすることはない』

京たろー『それでも俺だけ焼き鳥どころか聴牌もできなかったし……』




カマボコ『むぅ、麻雀は四人でやるんだから四分の一でしかあがれないんだぞー』

かじゅ『そのとおりだ。たかが一半荘では連荘無しでは8局、流局も考えると二回あがれるかどうかだろう』

かじゅ『私も少なくとも焼き鳥にはならないよう努力はしてるが、それでも数十回に一回は焼き鳥になってしまうさ』

京たろー『なるほど……どんなに上手くても焼き鳥になっちゃうこともあるのですか』

かじゅ『もちろん私はまだまだ上手いとは言えないのだが、プロの試合ですら焼き鳥はしばしば見る』




京太郎(南浦さんたちも当然経験あるのだろうか……あの人たちが追い詰められるなんて想像つかねー)

かじゅ『尤もそれは牽制の結果であったりするのだが』

もれや『うんうん。上級者はちょっと話は変わるかもしれませんが……初心者は焼き鳥ですぐ気落ちしちゃいますけど、そのときこそ学べることがあるんですよ』

カマボコ『おおもう確認終わったのか。私はまだ東二局だぞー』

もれや『いえ、さすがにそこまでは……今は南二局です』

かじゅ『私もまだ東四局だ。……中々追いつけるようにならないな』

もれや『わたしはもう手伝ってあげられることなんてこれくらいだけなんで、もっともっと頼ってくださいよー』

京たろー『……えーと何の話ですか?確認って?』




かじゅ『ん?もちろん牌譜確認のことだよ。君はまだやっていなかったかな』

カマボコ『あー京たろー牌譜ってなにかわかるかー?』

京たろー『え、……確か対局を記録したものですよね』

京たろー『実際に見たことありませんけど……』

かじゅ『……なるほど』

もれや『確かに初心者ですねー』

カマボコ『ワハハさすが京たろーだな!』

京たろー『えっ……』




京たろー『そんなに重要なんですかそれ?』

もれや『ええそれはもう』

もれや『これはかおりんにも言ってるんですが、あちらも定着しませんねー』

カマボコ『初心者こそやらないことだからなー私も昔は面倒でぜんぜにゃろうとしなかったし』

かじゅ『そうなのだろうか。勉強の復習と同じようなもので自然と行き当たると思っていたのだが』

京たろー『あー』

カマボコ『ユミちんは真面目だなー……』




もれや『まあともかく』

もれや『数をこなすのも大事ですが、自分の打ち方の弱点とかは打ってるだけじゃ気付き難いでしょう』

もれや『ここのところが裏目ったとか、ここは一つの役を狙いすぎて他の役のチャンスを消してたとか、さらにはここで相手の聴牌に気づけなかったなど』

もれや『特に初心者はそういう発見がたくさんできると思います。そうやってると、麻雀してるときの視界を広げられます』

もれや『疲れるし面倒かもしれませんが、一戦一戦牌譜を確認していくとぐんぐん成長できますよ』




もれや『大事な試合で酷く負けて恥ずかしくて惨めにも思えたときでも、それが自分を強くするのです。次同じような対局に出くわしたときに有利に動けるように対策も立てられます』

京たろー『な、なるほど……メモしておきます』

もれや『……最初のうちは広く見るのも大変でしょうから、自分の打牌だけの確認でいいと思いますよ。麻雀に慣れて余裕が出てきたら、他の上手い人から手の作り方を学んだりしましょう』

もれや『長文になりましたね。すみません』

京たろー『いえ。ありがとうございました』




京太郎(今までがむしゃらに打ちまくるだけ……そういえば部長とかも復習はしっかりとか言ってた気がするなぁ)


京たろー『……えーと』

カマボコ『どうしたー?』

京たろー『牌譜を見る方法を教えて欲しいのですが……』

かじゅ『ロビーのメニューの下のほうに牌譜というのがあるはずだ。今回は一番最新のを押せばいい』

京たろー『おお、始まりました』

カマボコ『簡単に牌譜見れるのはネト麻の利点だなー実際は誰かが記録取らないといけないし細かくはビデオ使わないと見れないし』

もれや『じゃあ要点とか言っていきますね』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もれや『……よし、一通り見終わりましたね』

京たろー『はい……』

京太郎(確かに自分で見てても恥ずかしい打ち方だったよ……やってるだけじゃ気づけないなぁ……)

もれや『これから直せばいいのですよ。駄目だと思う場所を自分で気づいて直していくのが大事です』

かじゅ『それは社会生活にも言えるな。……麻雀は社会で役立つことも多くてね、そこに私は魅せられたのだが』

カマボコ『いちいちかじゅは変なこと考えるなー』

かじゅ『へ、変だと?』





京たろー『おお……なるほど。色々と考えてるんですね……』

京たろー『あまり俺と歳離れてないというのに……』

カマボコ『もれやは私が入学したときのセンパイだからもう大学生だよ。かじゅは確かに高三だけど変わってるからなあ』

京たろー『だ、大学生だったのか……』

かじゅ『お前……他人の個人情報に入るんじゃないか?』

もれや『わたしは気にしてないですから大丈夫です。カマボコさんが連れてくるような人だから悪い人じゃないでしょうし』

かじゅ『確かに私も蒲原の見る目は信じられると思うな』

カマボコ『ワハハ照れるぜ』

京たろー『……えー、ありがとうございます?』

もれや『いえいえ。もうわたしは教えることくらいしか関われませんし……』





京たろー『あ』

京たろー『す、すみません。俺のせいでもうこんな時間だ……』

カマボコ『ん?いやー私は京たろーたちが牌譜確認してる間勉強してたからダイジョーブ。高校生なんだし夜の1時くらいまで起きてるよ』

かじゅ『心配しなくていい。蒲原ほどじゃないが私も部活や学校の準備などで夜遅くまで起きている』

もれや『わたしはこれくらいしか最近夜やることないですし、もちろん大丈夫ですよー』

もれや『まあ京たろー君がいなくなったら人数足りないので随時解散ですけど、皆寝るまではここにいますね』

かじゅ『京たろー君が良かったら次にいってみようか』

京たろー『はい!』





京太郎「ふぅ……結局0時まで打ってしまったぜ……」

京太郎「いやぁ」

京太郎「楽しかったな……負けまくってたけど楽しい麻雀打てた」

京太郎「相手の顔が見えないネト麻だと、負けたらなんか腹立っちゃうし。だけど今回は部活みたいに打てたぜ」

京太郎「いや、蒲原さんたちはこのネト麻も部活なのか。皆身内でネットでやる……そんな中に俺が入ってよかったのかなぁ」

京太郎「……そうだ、これ部長に提案してみるかな」




京太郎「蒲原さんも強いと思ってたけど、かじゅさんはそれ以上に安定してるか。一位と二位しかとってなかった。それに、確かに言ってた通り半荘に二回以上あがってたし」

京太郎「……もれやさんは、まあ堅実派……かな。本人は逃げが早いのが自分の弱点と言ってたのだけれど」

京太郎「良い経験になったな……いろいろ教えてもらったし。蒲原さんに感謝のメール今のうちに送っておくか」

京太郎「えーと、牌譜の確認したし、自分の弱点……というかすぐに直した方が良いって言ってた点を……」

↓+2
1.txtファイルに書いとくか
2.……面倒だけど紙に書き出しとくか。時間かかるけど……
3.今日はもう寝る!

2

2




京太郎「紙に書くか……といっても明日に差し支えない程度にしないといけないかなぁ」

京太郎「っと、蒲原さんから返信だ」

京太郎「『いつでもまた遊びにこいよー』か……。正直初めて見たときは能天気な人と思ってたけど、気が利くいい人じゃないか」

京太郎「よし、今日のことをはやくがんばってまとめよう」


京太郎「zzz...」



就寝:子の刻(書き始めてから15分)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




久「……あー、部活のこと考えてたらもうこんな時間。寝ようかしら」

久「でもまだそこまで眠くないわねー。かといって勉強する気になんないし」

久「んー。そうそう、須賀君が言ってた……えーと、プロについて調べようかしら」

久「調べるにしてもまず名前思い出さないと……そうこうしてる間に眠っちゃうかも」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・


久「……あっ、いけない。朝日が照ってきたわ」

久「これは明日は部室のベッドで寝ることになるわねー……まあいっか」

久「しかし……」

久「寝る前に少しだけ……と思ってたのだけれど、熱中しすぎたわね」




久「……小鍛冶プロを最初に見たときは、ただ絶望した。天江衣を見たときは、長野にいたことを嘆いた」

久「和を見つけたとき、普通の人間でもオカルトに対抗して戦えるという確信がついた。そして咲……清澄にいてくれて本当に助かるわ」

久「ただこの人はその誰にも似ていて、その上で不可解なムラがある……?」

久「オカルト……ね。私はそこら辺に詳しくないし……経歴とかといくつかの牌譜見ただけの感想でしかないけれど、この人もオカルト打法?のはず」




久「静かな打ち方なのだけれど、気がついたらいつの間にか大火力を作り出してる」

久「運が乗るまで待つ……っていう平凡な打ち方って最初は思ったんだけど。でも」

久「四位になった試合が今のところ全然見つからないのよね」

久「……」

久「須賀君は本当に何でこんな怖い人と知り合ったの……」

久「須賀君からもっと詳しく……聞きなおさないといけないかしら」



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和「ふぅ……今日のところはこんなものでしょうか」

和「今日は一位率0.35……迷いが打ち筋に出たのでしょうか」

和(お父さん……私は麻雀を続けたいです)

和(確かにお父さんの言う通り、今打っている程度のでは私の麻雀は遊び、プロには通じないでしょう)

和(……実際に、通用しなかった。それどころか私はまだ、同年代の宮永さんにすら劣るかもしれない……いや実際に劣っているのでしょう)

和(早く……お父さんに麻雀を認められるくらいに強くなりませんと……)

和(全国大会ですか……っ)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


南浦「……お前、まだ起きていたか」

大沼「……」

南浦「瞑想か?……まあいい。ちょいと話がある」

大沼「……なんだ?」

南浦「坊やのことでだ」

大沼「……しばし待て」

南浦「私は何を待てばいいんだ?ここ最近のお前の奇行に疲れてるんだが」

大沼「……じきに話す」

南浦「……次、次坊やに会うときに坊やの意思を聞く。お前が何を考えてようと、私は向こうの意思を優先させてもらうぞ」

大沼「……」

南浦「……」


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


???「……、……様」

???「んー?」

???「聞きたいことが……」

???「遠慮なく言ってみ」

???「どうしてまた最近ネット使えるようにしてくれたんですか?」

???「そりゃあ、向こうに縁ができたからさ」

???「えん?」

???「そう、縁だよ。……も最近退屈してただろう?まあ、お前のためと思っていいよー」

???「……?」


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起床:乙の刻




オキロー

京太郎「あれ……机の上に寝てたか……なんでだっけ」

京太郎「あー……そういえばなんか纏めてたなぁ。……結構書いてるけど最後の一文はもう字がぐちゃぐちゃで読めん」

京太郎「何時に寝たんだっけ……そんなに眠かったか」

京太郎「あー……読めるところだけでも復習するために学校に持ってくかなぁ……」




京太郎「一応咲ん家行くか。さすがに今日は休む気無いにしても、変にこじらせたり眠りすぎてたりするかもしれねーし」


ピンポーン


京太郎「あ、宮永さんっすか。俺ッス、オレオレ」

宮永父「……」

京太郎「何も言わずに切られた!?」



ガチャ

宮永父「はいはい、朝っぱらから何ふざけてんだ。咲はちゃんと起きてる。お前も上がってけ」

京太郎「えっ、俺はもう学校行こうとしてたんですが」

宮永父「まだあと十五分もゆっくりしていけるだろうが」

京太郎「あー、一応咲がまだ寝てたら起こそうと思っててですね」

宮永父「お前は咲の親か」

京太郎「それは貴方でしょうが」

宮永父「安心しろ、体調良さそうだったし俺が起こした。あいつは今飯食ってる。どうせだから二人で登校してけ」

京太郎「あーはい、了解ッス」




宮永父「咲ーお客さんだ」

咲「えっ、私に……って京ちゃんー?」

京太郎「おうよ。お前の準備できたら一緒に登校しようぜー」

咲「何でまた久しぶりに……」

京太郎「つい最近お前が家に来たじゃねーか。同じこと……なのかな」

咲「ああ、そういう……。ありがと」




宮永父「京太郎。お前も飯食うか?」

京太郎「もちろん家で食ってきましたって」

宮永父「高校生なんだしもっと食え喰らえそして成長しろ」

京太郎「何ですそれ。そこまでゆっくりするほどの時間は……」

宮永父「昨日の残り物があるんだよ」

京太郎「あー……じゃあありがたくいただきます」




京太郎「これ結構ギリギリじゃね!?」

咲「お父さんがゆっくりさせすぎたね……!急がないと」

京太郎「へい咲、手!」

咲「あ、うん……!」




クラスメイトA「うぃーす……っておぉ、夫婦二人で登校か……お暑いですなぁ」

京太郎「……おーす、そんなんじゃねーっての。こっちは走ってきたから本当に暑いんだよ」

咲「ちが……違い……ます……って……」ゼエゼエ

クラスメイトB「宮永さん大丈夫?須賀君何病み上がりなのに走らせてるのよ。それに昨日はちゃんと看病しに行った?」

咲「うん、ただの風邪だったし大丈夫」

京太郎「元々は咲の父が……看病はしてねーがお見舞いは行ったぞ」

クラスメイトA「さすが京太郎だな……」


行動:放課後


キンーコンー カンーコンー

京太郎「んじゃ、部活行くか」

咲「うん。……しかし京ちゃん、高校入って少し変わったね」

京太郎「そうかぁ?」

咲「なんとなくだけどね。……熱中するものができた?」

京太郎「……んー、わからん。それよりお前もほんと変わったなぁ」

咲「そう?……麻雀が、楽しくなったからかな」

京太郎「互いに高校入って変われたのかな」



和(声かけづらいですね……)

優希(まったくだじぇ……)

和(二人仲良いですね……良い事なんでしょうが)

優希(むぅ……昔の話題中に空気読まずに突撃は難しい……)


京太郎「ん?おぉ、和と優希!」

咲「あ、こんにちは二人とも」

和「こんにちは宮永さん。須賀君も」

優希「咲ちゃんこんにちはだじぇ!それときょーたろー」

京太郎「俺は付けたしですかい……んじゃ皆で行きますか」




優希「一番乗りだじぇ!!」

和「優希、もっと丁寧に扉開けないと……あ、こんにちは染谷先輩」

優希「しまった既に先を越されていたのか……」

染谷「元気じゃのう……こんにちは一年ども」

京太郎「こんにちは」

咲「こんにちは……ってあれ、向こうのは部」




染谷「あと、ちなみに一番乗りはわしじゃなくて部長さんじゃぞ」

和「え?きゃあっ」

京太郎「うわっベッドから腕生えてる!?」

優希「な、何だって!?」

染谷「元気じゃのう……」

咲「えっと……本持っていきますね」




久「あー良く寝た……。……あー、二度寝するから適当に打っててね……」

染谷「待てい」

久「ちょっと寝させて……56限空いてたから寝ただけで、まだ二時間しか寝てないのよ」

京太郎「昼寝には十分じゃないですか」

久「誰のせいだと思ってるの……ねぇ京太郎?」



「「「「!?」」」」

京太郎「はぁ!?」



優希「な、な!?」

染谷「おい一年坊……」

咲「きょ、京ちゃん……?」

和「……」



京太郎「……」

京太郎「待ってくれ皆!俺は無実だ!」

染谷「……」

優希「……」

和「……」

咲「……」

染谷「……よし。まあ冗談はこの辺にして部活始めるかの」

和「そうですね。部長にも言われてますし」

優希「うむ、こいつにそんな度胸あるわけない」

咲「あ、私本読んでるから京ちゃん先打っていいよ」

京太郎「ん。ありがとな……」


京太郎「よし、今日の俺を昨日までの俺とは思うなよ!」

他の作業をしながらだからかなり時間かかったのう。書きだめも終わっとらん
あーあーゲームがやりたいですーmacになってから溜まってた小説とか漫画がどんどん消費されるよ畜生。嬉しい!けどゲームしたい!パワポケ8やってる!
眠いんでネルソン


焼き鳥かつ放銃もしてない時ってなんか寂しくなる

おつおつ
パワポケ8面白いよね

乙乙

お疲れさまです

ぐえーHDD死んだー
バックアップとったのずいぶん前だー
書き直してきます…ある程度は保存してるけど大分消えたー

もうそのネタ飽きた
早くHTML化依頼してこい

まあ好きに書けばいいさ

頑張って下さい。応援しています。

見てるからどうか続いてくれ

保守

保守

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