藤原竜也「買い物にきた」(25)
藤原竜也「マルイなら服も靴も買えるしね」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛!゛!゛こ゛こ゛マ゛ル゛エ゛ツ゛じ゛ゃ゛ん゛か゛よ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛」
藤原竜也「まあ無駄足だったけど今からマルイ行けばいいか…」
腕時計「21:23」
藤原竜也「う゛わ゛あ゛ぁ゛あ゛!゛!゛も゛う゛閉゛ま゛っ゛て゛る゛じ゛ゃ゛な゛い゛か゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
86で行け
コバヤシ
小学生は寝ろ
藤原竜也「べ、別に今日絶対必要だって買い物はないけど…」
藤原竜也「とりあえず今日の晩御飯でも買えばいいか…」
藤原竜也「あ、このお刺身2割引かあ、買っとこうかな」
藤原竜也「お惣菜コーナーはどうかな?」カラカラカラ
店員「――あーあ、今日も結構水産売れ残ったか…2割シールも半額シールも貼るの疲れるんだよなぁ」
店員「…」ペタペタ
藤原竜也「お惣菜も2割引き一杯あったなぁ、思わず一杯入れちゃったけど、こんなに食べたら太っちゃうかも」ガラガラガラ
藤原竜也「まあ冷凍すれば明日の朝ご飯用にもできる…そっか、それならお刺身も買っといてもいいかも!そうしよう!」
藤原竜也「…あれ?これ…」
藤原竜也「ああぁ…っ?!あああぁぁぁっ?!!どうしてっ?!」
ガラガラガラガラガラガラッッッ
藤原竜也「店゛員゛さ゛ん゛っ゛っ゛!゛?゛!゛?゛」
店員「うわっ?!びっくりした!どうし…」
藤原竜也「ど゛う゛し゛て゛さ゛っ゛き゛ま゛で゛半゛額゛シ゛ー゛ル゛つ゛い゛て゛な゛か゛っ゛た゛の゛に゛今゛は゛つ゛い゛て゛る゛ん゛だ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!゛!゛!゛!゛!゛」
店員「おおお落ち着いて下さいお客様」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛」
店員「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛」
店員「お客様、あまり店内て騒がれますと他のお客様の迷惑になりますので、ここは少し落ち着いて頂いてですね」
藤原竜也「ふ゛ざ゛け゛る゛な゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛っ゛!゛!゛!゛」
店員「な、何か不備がございましたか?!」
藤原竜也「――こ゛れ゛に゛も゛…」
店員「はい?」
藤原竜也「こ゛れ゛に゛も゛貼゛っ゛て゛く゛れ゛よ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛!゛!゛」ガサゴソバーンバシーン!!
店員「痛゛ぇ゛!゛!゛」
藤原竜也「貼゛っ゛て゛く゛れ゛よ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛」
店員「わ、解りました、解りましたから。商品はあまり手荒に扱わないで下さい」
藤原竜也「ホ゛ン゛ト゛に゛っ゛?゛!゛」
店員「いや貼りますって、禁止されてる訳じゃないですし」
藤原竜也「――う」
店員「…え…?はい、どうしました?」
藤原竜也「あ゛り゛が゛と゛う゛優゛し゛い゛お゛じ゛さ゛ん゛…゛っ゛!゛」
店員(涙目で上目遣いですごい形相とか反則だろ。目力怖すぎ…)
藤原竜也「じ゛ゃ゛あ゛こ゛れ゛も゛?゛!゛?゛惣゛菜゛も゛?゛!゛?゛」ガサゴソ
店員「ええ、畜産担当が後でつける予定でしたので…いいですよ」
藤原竜也「い゛や゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
店員(量多っ)ペタペタ
藤原竜也「いやー、まさか全部半額になるなんて。気っ風がいいなあ」
藤原竜也「にしてもレジ少ないなあ…列が結構あるのに…」
藤原竜也「こっちの方が人少ないな、こっちに並ぼう」
藤原竜也「――やっと僕の番か…よっと」ドス
隣レジ「あ、こちら開きますのでお待ちのお客様、こちらへどうぞ」
藤原竜也「も゛っ゛と゛早゛く゛増゛設゛し゛ろ゛よ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛!゛!゛」
藤原竜也「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛?゛!゛?゛!゛?゛!゛?゛!゛」
レジ員「ふぁっ!」ビクゥ
藤原竜也「ポ゛イ゛ン゛ト゛カ゛ー゛ド゛忘゛れ゛て゛き゛た゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!゛!゛」
レジ員「…お会計1138円となります。11ポイント分になりますが新しくお作りになりますか?」
藤原竜也「い゛い゛で゛す゛!゛!゛」
藤原竜也「お腹一杯だ、マルエツって本当に素晴らしいね」
藤原竜也「さて、明日も仕事だし、もう寝ようかな」
カチッ
藤原竜也「お゛や゛す゛み゛な゛さ゛い゛っ゛!゛!゛!゛」
羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹…
羊がメー
羊がメー
メー…
ん?
こ゛い゛つ゛よ゛く゛み゛た゛ら゛牛゛じ゛ゃ゛ん゛か゛よ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛も゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛っ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛
藤原竜也の朝は早い。
日課となっている毎朝のロードワークは欠かせない。
藤原竜也「今日はいい天気だなぁ」
藤原竜也「あ、こんなとこにお蕎麦屋さんなんかあったのか、今度行ってみようっと」
藤原竜也「よーし、今日はもうちょっと探索がてらにコースを変えてみようかな」
藤原竜也「迷゛子゛に゛な゛っ゛ち゛ゃ゛っ゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
藤原竜也「良かった…なんとか帰れた…」
藤原竜也「お風呂入ろう…」
シャワワワワワワワワワワワワ
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛シ゛ャ゛ン゛プ゛ー゛じ゛ゃ゛な゛く゛て゛ボ゛デ゛ィ゛ソ゛ー゛プ゛で゛頭゛洗゛っ゛て゛ち゛ゃ゛っ゛た゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛
藤原竜也「迷子のせいで何本か逃しちゃったけど、それにしても電車来るの遅いなあ…遅延してるのかな?」
藤原竜也「あ、来たっぽい?!」
急行「プァァァァァァァンwwwwwwww」シュゴー
藤原竜也「通゛過゛列゛車゛じ゛ゃ゛ん゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛っ゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
サワサワサワサワ
藤原竜也「ん゛お゛…゛っ゛」
サワサワサワサワ
藤原竜也「お゛い゛…゛っ゛や゛め゛ろ゛…゛っ゛」
ガシッバッ
藤原竜也「こ゛の゛人゛痴゛漢゛で゛す゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛っ゛!゛僕゛見゛て゛ま゛し゛た゛か゛ら゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!゛!゛」
痴漢「私゛は゛や゛っ゛て゛な゛い゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛っ゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
乗客「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
車掌「車゛内゛で゛は゛お゛静゛か゛に゛!゛!゛!゛」
電車「プ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ン゛w゛w゛w゛w゛w゛」シュゴー
藤原竜也「朝から色々あったなぁ…」
藤原竜也「これから仕事なう、っと…」
ツイッター「@tatsuya_fujiwara お゛仕゛事゛頑゛張゛っ゛て゛下゛さ゛い゛!゛!゛」
藤原竜也「あはは、全部に濁音ついてる、面白いなあ。何かの流行りかな?」
藤原竜也「ありがとう、っと」
藤原竜也「いやー今日も気持ちのいい演技が出来たな」
藤原竜也「僕の演技に対する熱意を解ってくれる人は一杯いる。それだけで僕としてはありのままの事ができる」
劇団員「あ、おつかれーっす」
藤原竜也「お疲れ様です」
劇団員「竜也さんの演技力、いつもすごいっすよね。本当に気圧される感じがするっす、何か秘訣とかあるんすか?」
藤原竜也「いやぁ、やりたい様にやってるだけだよ。特に意識してる事とかは…」
劇団員「マジっすか!いやーでもさっきの宿敵に迫る時の表情とか本当に…」
藤原竜也「あ゛の゛シ゛ー゛ン゛?゛!゛?゛」
劇団員「ヒィッ」ビクゥッ
藤原竜也「あ、いやごめん、そんな驚いた?」
劇団員「あうあ、うあ、い、いや大丈夫っす!こちらこそスンマッセン」
劇団員(この人本当に演技なのかな…)
藤原竜也「もうこんな時間か…帰ったら何食べよう」
藤原竜也「――そうだ、今晩のご飯は今朝見つけたお蕎麦屋さんにしようかな」
藤原竜也「うん、それがいいね!やっぱざるそばかなぁ、でも天そばも捨て難い。うーん温そばか冷そばもあるなー…あぁどうしよう悩んじゃうなー!」
藤原竜也「よ゛く゛見゛た゛ら゛蕎゛麦゛屋゛じ゛ゃ゛な゛く゛て゛う゛ど゛ん゛屋゛さ゛ん゛じ゛ゃ゛ん゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛っ゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
ガラガラッ
店主「いらっしゃい!」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
店主「何゛に゛い゛た゛し゛や゛し゛ょ゛う゛!゛?゛」
藤原竜也「お゛蕎゛麦゛や゛っ゛て゛な゛い゛の゛お゛お゛ぉ゛?゛?゛!゛」
店主「や゛っ゛て゛な゛い゛よ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛っ゛っ゛!゛!゛!゛」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛温゛玉゛う゛ど゛ん゛ん゛ん゛!゛!゛」
店主「あ゛い゛よ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛っ゛!゛!゛!゛」
店主「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」ジャージャッジャッ
店主「お待ちどさん!」
藤原竜也(うわあ、美味しそう)
藤原竜也「いただきます!フーッ、ハフハフ!ズルズルズルズッあ゛っ゛つ゛…うわ、美味しい!!」
藤原竜也「気分はお蕎麦のつもりで来たけどこれは一気にうどんに流されたなぁ…」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛七゛味゛じ゛ゃ゛な゛く゛て゛ソ゛ー゛ス゛か゛け゛ち゛ゃ゛っ゛た゛よ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛っ゛っ゛!゛!゛」
藤原竜也「う゛め゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛っ゛!゛!゛!゛」ズルズルズッチュジャバジャバ
藤原竜也「いい穴場見つけたなー、どうやら他にも鍋焼うどんとかあるみたいだし、これからの季節のお供になりそうだ」
藤原竜也「うー、しかしもうこの季節は冷えるなぁ、早く家に帰って暖を取りたいや」
ガサゴソ
藤原竜也「…あれ?鍵どこやったっけ」
藤原竜也「ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!さ゛っ゛き゛の゛お゛店゛に゛鞄゛忘゛れ゛ち゛ゃ゛っ゛た゛よ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛っ゛っ゛!゛!゛」
藤原竜也「し゛か゛も゛も゛う゛お゛店゛閉゛ま゛っ゛て゛る゛じ゛ゃ゛ん゛か゛よ゛お゛お゛お゛ぉ゛っ゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!」
藤原竜也「どうなることかと思ったけど事なきを得てよかった」
藤原竜也「店主さんが『なんだなんだ?!』ってシャッター開けてくれなかったら途方にくれていたよ…」
ガサゴソ
藤原竜也「うん、鍵も入ってるね」
ガチャ
藤原竜也「あれ…?解錠してないのにドアが…」
藤原竜也「鍵゛開゛け゛っ゛放゛し゛だ゛っ゛た゛の゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!゛!」
藤原竜也「あー暖まるまで少しかかりそうだなぁ。取り敢えずコーヒーを…」
ピ゛ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛
藤原竜也「ん、こんな時間に電話?」
ピ゛ッ゛
藤原竜也「はい、もしもし藤原です。あ、はい、お疲れ様です。いえいえ、家に帰ってきたばかりですし、まだまだ寝るつもりはなかったのでお構い無く…」
藤原竜也「はい、え?今度ゲームの声優をやって欲しい?ああ!全然構いません!むしろやらせていただきます!はい!ありがとうございます!」
藤原竜也「――はい、それで、ゲームの名前と収録日はいつになるのでしょうか?」
藤原竜也「艦隊…これくしょん…?」
このSSまとめへのコメント
おもしろかったwww
くそww
オチ読めるのにww
くそ笑ったwww