フレイ「レナス、ドラゴンボールって知ってる?」(125)

レナス「いえ、聞いたことがないわ」

フレイ「ドラゴンボールというのはね、7つ集めれば何でも願いが叶うと言われているアーティファクトよ」

レナス「何でも願いが? まさか」

フレイ「少なくともオーディン様はその存在を信じていらっしゃるわ。
    レナス、あなたに命じます。7つのドラゴンボールを集めていらっしゃい」

レナス「分かったわ。それでそのドラゴンボールとやらはどこに?」

フレイ「文献によると、ミッドガルドから遠く離れた大地、地球という星にあると記されているわ。
    水鏡の使用を許可します。ただちに赴きなさい」

レナス「了解した」

VPのSSって少ないよな

ほう

ナメック星にだってあるだろ!!

レザード・ヴァレスは違う世界でも追ってきそうだな

超めずい
期待

  ~ヴァルハラの宮殿~

フレイ「報告します。レナスを地球へと向かわせました」

オーディン「そうか、だが状況が変わった。フレイにも地球へ向かってもらう」

フレイ「私もですか? たかがアーティファクトの捜索、レナス1人で十分では?」

オーディン「未来を予知するユーミルの首が我に告げたのだ。ドラゴンオーブは地球にある」

フレイ「ドラゴンボールだけでなくドラゴンオーブまでもが地球にっ?」

オーディン「うむ、世界に安定をもたらすと言われる四宝、何としてでも我の物とせねばならぬ」

オーディン「万が一は許されんのだ。フレイよ、レナスを追って地球へ向かえ」

フレイ「はっ! 必ずやドラゴンボール、そしてドラゴンオーブをヴァルハラに持ち帰ってご覧に入れます!」

オーディン「これは極秘任務、信頼のおける者にしか頼めぬのだ。任せたぞ」

オーディンは何の願いを叶えるのやら

セル「これが俺の最高の技だ!」

  ~あの世~

  シュンッ スタッ バババッ

悟空「せい! ちぇあ! ハッ!」

界王「むむむ」

悟空「ん? どうしたんだ界王様ぁ。便秘かぁ?」

界王「違うわーい! 実はな、ヴァルハラから何者かが地球に向かったようなんじゃ」

悟空「ヴァルハラ? なんだそれ?」

界王「あの世の一部でこことは遠く離れた場所にある地域のことなのじゃが……。
   奴らがわざわざ地球へ向かう理由となると、恐らくドラゴンボールしかあるまい」

悟空「要するによぉ、ドラゴンボールを狙って地球にまた変な奴らがやってきたってことか?」

界王「そういうことになるかなぁ」

悟空「ハハ、だったら心配いらねえさ。地球には悟飯たちがいるんだ!」

界王「うむう、そうじゃのう。何も起こらなければよいのじゃが……」

悟空「それよりよぉ、オラ腹減っちまった。メシくれ」

界王「……わしはお前の家政婦さんじゃないぞ、まったくもう」

期待

VP2の展開の読みやすさは異常

  ~神の神殿~

ピッコロ「……」

デンデ「ピッコロさん、今日も座禅を組んだまま一歩も動きませんね」

ポポ「セルを倒して1年。ピッコロ、平和になっても純粋に強さ求めてる。邪魔しちゃいけない」

デンデ「そうですね」

ピッコロ「……!?」ゾクッ

ピッコロ「なんだ、この気は!?」

  ピション

レナス「お前がこの星の神か」

ポポ「だれっ」

デンデ「銀髪の……女の人?」

オーディンって池田さんなんだよな、カッチョイイ

>>12
レザード「馬鹿な…私の計画が…!」←ザコ戦で死んで言っちゃう

ピッコロ「……2人とも神殿の奥へ隠れていろ。この客の相手は“神である”俺がする」

デンデ(ピッコロさん、僕の代わりに……!)

ポポ「分かった、さぁこっち」

デンデ「は、はい、お気をつけてっ」

  タッタッタッタッ

レナス「さて、ドラゴンボールを渡してもらおうか」

ピッコロ「名前くらい名乗ったらどうだ、何者だ貴様」

レナス「私は戦乙女レナス・ヴァルキュリア。主神オーディンの命によりアーティファクトを集めている」

ピッコロ「!? オーディンだと!」

レナス「ここにそのドラゴンボールがあることは分かっている。引き渡せ」

ピッコロ「断る。大人しく帰れ」

レナス「お前に拒む権利はない。これは命令だ。ドラゴンボールを引き渡せ」

ピッコロ「第6級神ごときに命令される筋合いはない。とっとと失せろ」

レナス「ふっ、言ってくれるな、辺境の神よ。だがこれはオーディン様の命令。
    私の言葉はオーディン様の言葉と知れ」

序盤だけでこんなにワクワクするSSは久しぶりです支援

昔レナスってRPGあったな

ピッコロ「何度も同じことを言わせるな。消えろ」

レナス「……気が進まぬが力づくでその気にさせるしかないようだ」

  シュンッ!

ピッコロ「遅い!」

  ドゴォ!!

レナス「ごほっっ!」ズドン

  ドンガラッシャーンッ!

レナス「ぐぅ! な、なんだと……!」ヨロッ

ピッコロ「でかい口を叩いていた割には大したことがないな」

レナス(馬鹿な! なんだ今のスピードは……!)

僕悟飯じゃないですけど
ピッコロさんって基本かっこいいですよね

レナス「ハッ!」シュンッ

ピッコロ「ふん」シュンッ


  バギンッ! ダッダッダッ! ドドドドッ!!


ピッコロ「だあ!」ズゴォ

レナス「おヴぇっっ!!」ゴボッ

  ズドドドーンッ!!

レナス「ぁ…がぁ……」フラッ

レナス(こ、この私が完全に押されている……!)

ピッコロ「どうやら格の違いを思い知るのは貴様の方だったようだな」

レナス「お、おのれぇ……!」ゼェゼェ

レナスって弱いの?

ピッコロ「大人しくヴァルハラへ帰るんだな。そしてオーディンに伝えろ。次は貴様本人が来い、とな」

レナス「ぐっ! オーディン様の名前を軽々しく……!」

 『まったくだわ』

ピッコロ「む、なんだ!」

  ピション

フレイ「その不敬な態度、万死に値するわね」

レナス「フレイ、何故あなたがここに!」

フレイ「たかが辺境と舐めていたわ。
    どうやらこの星は強者が集う激戦地だということがあの後分かってね。
    やっぱり私自ら趣くことにしたの」

ピッコロ(フレイだと? 第2級神格を持つ豊穣の神か。神界でも5本の指に入る実力者と言われている……)

おヴぇっっ!

>>22
相手は神様と融合したピッコロさんやぞ

ピッコロさんは地球吹っ飛ばせるからな

レナス「あなた、相当できるみたいだけど、この私を相手にどこまで通用するかしらねぇ」フフフ

ピッコロ「……」ギリッ

ピッコロ(……手強い! ヴァルキリーとはレベルが違う!)

レナス「フレイ! この任務は私に課せられた使命! ならば私が!」

フレイ「レナス、あなたは相手の実力を読めないほど愚かではないと思っていたけど?」

レナス「……分かったわ。フレイに任せる」


フレイ「初めに言っておくわ。私は煩わしいのが大嫌いでね。
    過程なんかどうでもよくて結果だけを求めているの」

ピッコロ「……だからなんだ」

フレイ「あなたとまともに戦うつもりはないってこと」ポワワワ

ピッコロ「なっ! 地上に向けてエネルギー波を!」

フレイ「エーテルストライク!!」

  ドグウウウウウウンッ!!

ピッコロ「ちっ!!」シュタッ


  チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!


ピッコロ「ぬおおおおおおおおおおおおお!!」


  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
            もくもくもくもく……


レナス「やったわ! エーテルストライクがヤツに直撃した!」

フレイ「地球の神なら地球を守らなきゃならないものねぇ。例えその身を挺しても、ね」フフフ

フレイ「さ、ドラゴンボールは神殿にあるはずよ。探しましょう」

レナス「ええ」

   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   |______|

   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:|  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|< レナス、あなたの働きぶりだけれど・・・・
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| \_______________
   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\


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| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < すばらしいわ
|   ト‐=‐ァ'   .::::|    \_____
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\

アリューゼ「てめえの寝顔も見飽きたぜ」
レナス「そんな・・・(´;ω;`)」

  ~地球の上空~

  バシューンッ

悟飯「今の大きな気は一体……! ピッコロさん、無事でいて!」


クリリン「おーい! ごはーん!」


悟飯「あ、クリリンさん!」

クリリン「やっぱりお前もあの気の正体が気になったのか」

悟飯「はい! 大きな気が2つ神殿に現れて、それからピッコロさんの気が……!」

クリリン「ああ、ピッコロのことだ、そう簡単にやられるはずはないと思うが……」

悟飯「急ぎましょう!」

クリリン「ああ!」

  バシューンッ!

フレイ「ガラクタばかりね。ドラゴンボールは一体どこにあるの」ガサゴソ

フレイ(そしてドラゴンオーブはどこに……。どちらも地球の神が保管しているに違いないわ)

レナス「そうだ、神殿の奥に2人隠れているはずよ。その者たちから聞き出しましょう」

フレイ「……誰かがいる気配は感じられないけど」

レナス「この星の者たちは私たちと同じようにエナジーを0にまでコントロールできるのかもしれないわ」

フレイ「だとしたら面倒ね。とにかく探し――む! 大きな波動を持った者が2人くる!」


  シュタッ

クリリン「神殿があちこち壊れてる。大きな戦いがあったのは間違いなさそうだな」

悟飯「ピッコロさーん! どこにいるのー!」

クリリン「わっ馬鹿! そんなでかい声出したら敵に見つかっちまう!」

悟飯「でもデンデとポポさんのことも気になるし、そんなこと言ってられません!」

クリリン「確かにそうだな。よし、神殿の中も見てみるか」

レナス「何者だ……?」ソォ

フレイ「子供……? それにしては強大な力を持っているわね。
    特にあの黒髪の少年の方からはとてつもない波動を感じるわ」

レナス「フレイ、ここは知恵を絞りましょう」

フレイ「何か作戦でも?」

レナス「ええ」


クリリン「な、何も出ませんように……」オソルオソル

悟飯「! クリリンさん! 神殿の入り口のところ!」

クリリン「えっ!」ギクッ


レナス「ぁ、ああ、た、助けて……!」フラフラッ

悟飯「女の人……?」

クリリン「うひゃっ、か、可愛いっ///」

VPなんて懐かしいものを

面白いからいいんだけどヴァルキリーたちが悪役だとちょっと複雑だな

神の癖になんと姑息な奴ら

レナス「助けてください! お願いします!」ダキッ

クリリン「うへへ……って! 何があったんですか? あなたは?」

レナス「私は地球の神に招かれやってきた神界の使いメリルと申します」

クリリン「神界の使い?」

レナス「はい、ドラゴンボールが正しく管理されているかどうかを調べに来たのです」

悟飯「それで一体何があったんですか!」

レナス「得体の知れない怪物が突如現れ、ドラゴンボールを寄こせと……。
    この星の神は勇敢に戦いましたが、化け物にやられてしまって……ああ!」

クリリン「なんだって!」

悟飯「……勇敢に戦った?」

レナス「はい、化け物は神との戦いで傷を負い逃げていきました。
    今のうちにドラゴンボールを安全な場所に移さねばなりません!」

クリリン「そ、そりゃ大変だ!」

悟飯「……」

逆に考えるんだ
レナスが悪役なら、レザードが正義の味方なんだよ!!

>>38
(ヾノ・∀・`)ナイナイ

レナス「あなたたち、ドラゴンボールがどこにあるか知りませんか!
    すぐに移動させないとまたあの化け物がやってくるかもしれません!」

クリリン「え、えーっと、ドラゴンボールは――」

悟飯「クリリンさん! そいつから離れて!!」

クリリン「えっ?」

レナス「……!」

悟飯「この神殿を襲ったのはお前だな!! みんなをどこにやった!!」

レナス「な、なんのことですか。私ではありませ――」

悟飯「とぼけるな! 神様は……デンデは戦ったりしない! ここで戦ったのはピッコロさんだ!」

クリリン「あ、そうか。言われてみれば」

レナス「なに……?」

悟飯「お前はピッコロさんを神様だと勘違いしてる!
   それはピッコロさんが神様のふりをしてデンデを守ったからだ!
   お前は嘘をついてる!」

レナス「……なるほど、そういうことだったか」

クリリン「あわわわっ!」サッ

あなたは最強の称号を得た先に何を求めると言うの…ふ、余計なお世話だったかしらね…あなたも、きっと…

レナス「やれやれ、穏便に事を済ますための方便だったのだがな」

悟飯「ピッコロさんたちをどこにやった!」

レナス「さあな」

  シュンッ

悟飯「うぐっ!」ガシッ

フレイ「坊や、少し大人しくしててもらおうかしら」

クリリン「悟飯! くそ、2つの大きな気の正体はお前らだったのかっ!」

悟飯「ぐぐぐぐっ!」グググ

悟飯(凄い力だ……! 解けない……!)

フレイ「さあ、ドラゴンボールはどこ? 言いなさい」グイッ

悟飯「ぐぐぐぐ! し、知るもんか! 知っててもお前らなんかには絶対言わないぞ!」ググググ

レナス「あら、抱きしめ足りないようね」ギュウッ

悟飯「うぐあああああああああ!!」グググググッ

クリリン「悟飯!」

レナスよりアーリィのほうが適任だな

フレイ「さあ、ドラゴンボールはどこ? 言いなさい」グイッ

悟飯「ぐぐぐぐ! し、知るもんか! 知っててもお前らなんかには絶対言わないぞ!」ググググ

フレイ「あら、抱きしめ足りないようね」ギュウッ

悟飯「うぐあああああああああ!!」グググググッ

クリリン「悟飯!」

フレイでやっと互角以上か?
エインフェリアがサイヤ人に勝てる気がしないな

レナス「さあ言え、我らは慈悲深い。目的が達成されれば無益な殺生をしたりはしない」

クリリン「く、くそ! どうすりゃいいんだ!」

悟飯「お、お父さんが……いない地球は……僕が……守るんだ!」グググ

フレイ「む?」

悟飯「お前たちなんかに負けるもんかあああああ!!」ドウンッ!

フレイ「な、なに! このパワーは……!」

超悟飯「許さないぞ! お前たち!」シュインシュインシュイン

レナス「金髪になった?! それにこの凄まじいパワーは……!」

EDレナスでも悟空に勝てるかと言われると微妙

これは巧妙に偽装されたレナスアンチのステマ


つまり>>1はアーリィだったんだよ!

超悟飯「てりゃあ!!」

  ドゴォ!!

フレイ「うごッ!」ベギッ

  シュタッ!

フレイ「やるわね!」シュンッ

 フレイは悟飯のアッパーカットを顎に受け大きく吹き飛ばされるが、
 身を翻し地面を蹴り、悟飯の元へと反転した。

  ドゴンッ! バシンズドンッ! ドガス!! ババババッ!!

  ガシッ!

超悟飯「ぐっ!」

フレイ「大したものだわ坊や! この私に本気を出させるなんて!」

 悟飯とフレイは手を掴み合い力比べを始めた。
 フレイの圧倒的な腕力に、悟飯は思わず後ずさってしまう。

超悟飯「ぐ、ぐぐぐぐ……! なんて力だ……!」

クリリン「悟飯!」

レナス「お前の相手は私だ」

  バギンッ!

クリリン「ぐへっ!!」メギッ

  ドガッシャーン!

 クリリンの横っ面に、ヴァルキリーの強烈な回し蹴りが叩き込まれる。

クリリン「あいててて……」

  ビュンッ!

レナス「ハアッ!」

クリリン「やばっ!」サッ

  ジャガグンッ!

 追撃で迫り来るヴァルキリーの剣は、
 クリリンをかすり地面を破砕した。

レナス「そこだ!」サッ

  ビュウンッ!

クリリン「いっ!?」

  ガゴンッ!!

クリリン「ぐあっ!!」バゴッ

 ヴァルキリーは神通力で盾を飛ばし、
 クリリンに直撃させた。


超悟飯「クリリンさん!」

フレイ「余所見してていいのかしら!」

  ドズンッ!!

超悟飯「ぐうっ!」

 掴み合った体勢のまま、
 フレイは悟飯の腹に重い蹴りを叩き込む。

フレイ「ハアッ!!」

  バジンッ!

超悟飯「ぶぎゃっ!」

 そしてフレイはすかさずソバットを決め、
 悟飯は上空に投げ出されてしまう。

フレイ「トドメ!」シュワワワワ

  ポーピー!

超悟飯「くっ!」サッ

 フレイは上空の悟飯目掛けてエネルギー弾を投げつけるが、
 悟飯はそれをかろうじて避けた。

超悟飯「強い……!」ハァハァ

VP本編中のレナスならこのぐらいしそう

クリリン「ぐぅ……ご、悟飯……」ヨロヨロッ

レナス「先にこちらを終わらせる! その身に刻め!!」

 ヴァルキリーは異次元から光の槍を呼び出し、
 クリリンに投げつけた。

レナス「神技! ニーベルン・ヴァレスティ!!」

クリリン「うわああああ!!」


  チュドオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!


 光の槍は大爆発を起こし、
 クリリンをその閃光に飲み込まれた。

超悟飯「クリリンさーん!!」

クリリンw



  もくもくもく……


レナス「さて、残りは1人か。こうなりたくなければさっさとドラゴンボールの在り処を――」


 『情けないぞ悟飯。こんなザコどもに手間取りやがって』


レナス「む! 誰だ!」

超悟飯「この声はっ!」

フレイ「上か!」


ベジータ「ふん、こんなハゲ相手じゃ面白くなかろう。この俺様が相手をしてやる」

クリリン「た、助けてもらって嬉しいけどさぁ、こんなハゲはないだろ~」

レナス「この星の戦士か。何人来ようと同じこと。神に歯向かうとは……笑止!」

超悟飯「ベジータさん、気を付けて! こいつら只者じゃありません!」

ベジータ「ふん、そうかねぇ。セルの野郎と比べりゃ全然大したことなさそうだがな」

レナス「減らず口を!」

超ベジータ「一気に終わらせてやるぜえ!!」ドウンッ! シュインシュインシュイン

レナス「なっ! こいつも金髪に――」

  バギンッ!!

レナス「ごべっっ!!」メギッ

  ドンガラガッシャーンッ!!

 ベジータの電光石火の一撃を顔面に受け、
 思いっきり吹っ飛ぶヴァルキリー。

超ベジータ「言い忘れたが俺は女だろうと手加減はせんぞ。もっともテメーは人間かどうかも怪しいがな」

レナス「ごぼっ、うぐぁぁ……!」ヨロヨロッ

  バタンッ

レナス「た、立てないっ! 馬鹿な、たった一撃で……?!」

フレイ「レナス! こうなったら手段を選んでられないわ! エインフェリアを呼びなさい!」

レナス「た、確かにこの者たちに勝つにはそれしかなさそうね……」フラッ

超ベジータ「ほう?」

超悟飯「エインフェリア……? 何のことだか分からないけどさせるもんか! ベジータさん! 早くトドメを!」

超ベジータ「そのエインフェリアとやらを使えば、この俺に勝てると?」

レナス「そうだ、エインフェリアの力を使えばお前を倒すなど容易いことだ」

超ベジータ「いいだろう。その下らん挑発に乗ってやる。さっさと見せてみやがれ」

クリリン「なっ! おいベジータ! 何言ってんだ!」

超悟飯「そうですよ! 奥の手を使わせる前に――」

超ベジータ「ふざけるな! そんな勝ち方をしても面白くなかろう!」

クリリン「ま、またベジータの悪い癖が始まった……!」

レナス「ふふ、では見せてやろう、エインフェリアの力を!」キラキラキラッ

超悟飯「くっ! ベジータさんが許しても僕は許さないぞ」スッ

 悟飯はヴァルキリーに掌を向け、
 エネルギー波を撃ち放とうとする……が、

  シュンッ

超ベジータ「バカ野郎!!」

  ズゴォ!

超悟飯「ぐあっ!」

 ベジータは悟飯の腹を思いっきりぶん殴り、
 悟飯の妨害をしてしまう。

超悟飯「べ、ベジータさん……何を……!」

超ベジータ「貴様もサイヤ人なら敵の本気を見てみたいとは思わんのか!」

超悟飯「お、思わない……! もうセルの時の二の舞はごめんですよっ!」

セルを倒して1年ならご飯まだまだガキなのにでかい口きくな

超ベジータ「ふん、だがもう遅いぞ。見ろ」

  キラキラキラッ

 周囲に光の欠片が煌き、
 ヴァルキリーの背中に光の翼が生えだした。

レナス「我と共に生きるは冷厳なる勇者! いでよ!!」

  パッシャーンッ

 光の羽が宙に舞い、そしてその光の中から人影が飛び出した。


クリリン「いいいーっ! あ、あれは!!」

超悟飯「なっ! そ、そんな馬鹿な!」

超ベジータ「な、なにぃ!?」



ブロリー「……」シュウ~…


超ベジータ「ブ、ブロリーだとぉ!? ど、どういうことだ!?」

フレイ「レナスは死んだ英霊の魂を使い、戦力として行使することができるのよ」

超悟飯「そ、そんな!」

レナス「勇者ブロリーよ! 神に反逆せし者たちに正義の鉄槌を下すのだ!」

ブロリー「……カカロットォ」

レナス「お、おい」

超ブロリー「カカロットォォォォォォォォォォ!!!!」ドウンッ! シュインシュインシュイン

レナス「ぐっ、ダメだ! やはり言うことを聞かない!」

フレイ「構わないわ! あの戦闘狂なら奴らと戦いたがるはずよ!」

超ベジータ「あ、あああ……」

クリリン「まさかブロリーが出てくるなんて反則だよぉ! ベジータ! 責任取れよな!」

超ベジータ「も、もう駄目だぁ……おしまいだぁ……」ガクガクブルブル

クリリン「ベジータぁ!!」

超悟飯「……」

超悟飯(お父さん、僕に勇気をください!)

超悟飯「ブロリー! お前の相手は僕だ!!」

超ブロリー「カカロットの息子ぉ?」

超悟飯「そうだ! お前なんか僕がやっつけてやる!」

ベジータまるで成長していないwwwww

超ブロリー「うおおおおおお!!」シュンッ

  バゴオオオオオオオオオンッ!!

超悟飯「うぎゃっ!!」

  ズドドドドドドドドドーンッ!!

 ブロリーの星をも砕くような凄まじい拳が直撃し、
 悟飯は地面を抉りながらすっ飛んでいった。

超悟飯「ま、負けるもんか! お父さんが守り続けた地球は……僕が守る!」

 体勢を整え、勇敢にもブロリーに突っ込む悟飯。

  バジンッ!

超悟飯「でりゃりゃりゃりゃっ!!」バシドゴスッ

超ブロリー「うおおおおおおお!!」ガスベキドゴッ

  ガッガッガッ! バギッ! ドッドッドッ!!
  ズドドドオンッ! ガシュゴンッ! ドゴゴゴゴッ!

何の役にも立たないと思っていたらエインフェリアがインフレしていたでござる…

>超ベジータ「ふざけるな! そんな勝ち方をしても面白くなかろう!」

>超ベジータ「も、もう駄目だぁ……おしまいだぁ……」ガクガクブルブル

何処へ行こうというのかね

クリリン「す、すげえ! さすが悟飯だ! ブロリー相手に互角に戦ってる!」

超ベジータ「馬鹿め、どこが互角だ!」

クリリン「え?」


  バギンッ!!

超悟飯「ふんぎゃっ!!」

  ガシッ!

超ブロリー「カカロットォ……!!」ググッ

超悟飯「ぁががぁぁぁぁあぁぁ!!」

 正面から首を掴まれ、苦しそうに悶える悟飯。

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

クリリン「悟飯! クソ!」ダッ

超ベジータ「何をするつもりだ!」

クリリン「決まってるだろ! 悟飯を助けないと!」

超ベジータ「バカヤロウ! 貴様が行ったところで何ができる!」

クリリン「分かってるよ! でもだからって黙って見てることなんてできるかよ!」

超ベジータ「気に入らんが賭けるしかあるまい」

クリリン「え?」

超ベジータ「悟飯がセルの時に見せたあの力を再び使うことを……!」

>>12
お前つまんないね

レナス「流石だわ。人格一切無視の実力のみでエインフェリアの選定をするのは抵抗があったけど」

フレイ「ブロリーが奴らの相手をしてる間に私たちは神殿の中を探索しましょう」

  ビュンッ

超ベジータ「させると思うか? テメーは俺が相手をしてやる」

レナス「くっ!」

フレイ「図に乗るんじゃなくってよ。原子も残さず浄化してあげるわ」

超ベジータ「ほざきやがれ、素粒子にまで分解してやるぜ」

  シュンッ!

フレイ「でぇあ!!」

超ベジータ「だああ!!」

  ダダダダッ! ドドドゴスっ! バッバッバッ!

レナス「信じられない……、あのフレイと互角に戦える者が2人もいるとは……!
    今のうちに私はドラゴンボールを――」

  ガシッ!

レナス「むぐっ!!」

ピッコロ「おっと、どこへ行くつもりだ?」

レナス「お前は……! フレイにやられたはずじゃ……!」

ピッコロ「確かにダメージを負いはしたが、一撃でやられるほどヤワじゃないんでな」

レナス(馬鹿な……エーテルストライクの直撃を受けて生きているとは……!)

ピッコロ「さあ、ブロリーをあの世に送り返せ」

レナス「む、無理よ! ブロリーの力は私の能力を遥かに超えている……。
    ヤツが気の済むまで暴れるのを待つしかない」

ピッコロ「ふざけるな、このまま消滅させてやろうか?」グイッ

レナス「う、嘘ではない! 本当だ! や、やめろぉ!」ググググ

ピッコロ「そうか、じゃあ死ね」

レナス「わ、私を殺したらブロリーはずっと暴れ続けるぞ! それでもいい――!!」

  ザシュンッ!

レナス「がっ!!」ベチャ

 次の瞬間、ヴァルキリーはピッコロの手刀で体を斜めに切り裂かれた。

  ドサッ

レナス「がはっ! じ、自分が何をしているのか分かっているのか……。
    わ、私には魂の選定という重大な使命があるのだ……!
    こんなところで死ぬわけには……!」

ピッコロ「魂の選定だと? 死者の魂を死後もこき使っているだけだろう。偉そうなことをぬかすな」

レナス「なんだと……?」

ピッコロ「さあ、楽にしてやる」サッ

レナス「ま、待て! 私が悪かった! 大人しく引き上げる! だからやめ――――」

  ポーピー!

レナス「あ――」

  チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!

ピッコロ「これでブロリーの動きはどうなる……!」


超ブロリー「へぇあ!?」ビクン

超悟飯「ぅ……ぁ……」ドサッ


クリリン「やった! ブロリーの動きが止まった!」

超悟飯「ピ、ピッコロさん……無事でよかった……」

フレイ「レナスがやられた!?」

フレイ(まずい! エインフェリアはレナスからの
    ディバイン・マテリアライズ・エナジーの供給がなければ
    実体を維持することができないというのに!)

超ベジータ「余所見してるんじゃないぜえ!!」

  ドゴォ!!

フレイ「ごぼあっ!!」メギッ

  ふらふらっ

フレイ「ば、馬鹿な! 神である私たちがどうして人間如きにこうも押されるの……!」

超ベジータ「サイヤ人は戦闘民族だ! 舐めるなよォ!!」

  バギッ!!

フレイ「ぐヴぇっっ!!」

wktk

ブロリー「うおおおおおおお!!」

  しゅううう~……

クリリン「ブロリーの体が消えていく! やったぁ!」

ピッコロ「ふん、ヴァルキリーめ、暴れ続けるなどとホラを吹かしやがって」

クリリン「後は1人だけだ! もう大丈夫そうだぞ悟飯! あのブロリー相手によく持ちこたえたな!」

超悟飯「ハァ…ハァ……は、はい……」


  ダダダッ! ドズンッ! ドドドドッ!

フレイ「ぐっ! であ!!」ヒュン

超ベジータ「どうした! 随分気が落ちているぞぉ! もうお疲れかぁ!」バシュ

  バジンッ!

フレイ「ぐう……!」

超ベジータ「貴様は自分より強い者と戦ったことなどないのだろう! だが俺たちは違う!」

  ドゴォ!!

フレイ「がはッ!」

超ベジータ「絶えず強敵と戦い腕を磨き続けてきたんだ! 神だなんだと踏ん反りかえって楽をしていた貴様らとは違うぜ!」

フレイ「く、く……そ……!」

  バギンッ!!

フレイ「がああ!!」ベキッ

  ヒュー! ズドドドオオオーン!!

キラ「フレエエエエエエエエエイ」

悟空さんは死んでるんだよな…

ピッコロ「ち、ベジータのヤツ、また腕を上げてやがる」

クリリン「ああ、すげえや! これなら勝てるぞ!」


ヤムチャ「おーい!」


クリリン「あ、ヤムチャさん!」

ヤムチャ「また変な奴らが現れたみたいだな~」スタッ

クリリン「どうしたんですか、こんなところに」

ヤムチャ「いやー、大きな気が現れたから気になってたんだけど、
     俺が行っても足手まといになるだけかなぁって躊躇してたんだ。
     そしたら残る気は1つだけになって、その気も大分弱ってるみたいだからもう大丈夫かなと思ってさ」

クリリン「も~、こっちは大変だったんですよ~」



  ズドドドーンッ!!


フレイ「ぅぁ……ぐう!」ヨロヨロッ


ヤムチャ「あれが今回の敵か。び、美人じゃないか!」

クリリン「顔は可愛いけどとんでもない連中ですよ」

ヤムチャ「人造人間みたいだな……」


フレイ(こ、このままではやられる! どうすれば……! ……むっ?)


クリリン「ところでそれ何です? 水晶玉ですか?」

ヤムチャ「ああこれか? ついさっき骨董品屋で見つけてな。
     今の彼女が占いにハマってるからプレゼントしようと思ってさ」

クリリン「へえ」


フレイ(?!! あ、あれはドラゴンオーブ!! あんなところにあったのね!!)


  スタッ

超ベジータ「さて、テメーとの戦いも飽きてきたぜ。ここらで終わりにしてやる!」

フレイ「ま、待って!」

超ベジータ「ほう? なんだ? まさか神ともあろうものが命乞いをするんじゃなかろうなぁ?」

フレイ「そ、その通りよ! 降参するわ! もうこの星には手を出さない! だから許して! ね?!」

超ベジータ「ちっ! つまらん真似しやがって!」

ベジータ「拍子抜けだ。俺の気が変わらん内にとっとと失せるんだな」シュウウ…

フレイ「わ、分かったわっ」


ヤムチャ「おいおい、そんな簡単に見逃していいのか?」

悟飯「大人しく帰るっていうならこれ以上戦うことはないと思います」

クリリン「そうだな。び、美人だしなっ」

ピッコロ「……」

フレイ「それじゃ私はヴァルハラに戻るわ……」

ベジータ「ああ、さっさと消えやがれ」

フレイ「ええ……」ポシュン

  ザシュッ!

ヤムチャ「ぐおっ!」グシャッ

フレイ「ふふ……」

 しかしフレイは空間移動でヤムチャの後ろに回りこみ、
 ヤムチャの背中に手刀を刺し込んだ。

クリリン「ヤ、ヤムチャさん!?」

ピッコロ「ちっ! やはり悪足掻きを企んでやがったか!」

ヤムチャ「が……ぁぁ……!」

フレイ「あなたのようなカスにその宝玉は相応しくないわ」

ベジータ「ふん、何をするかと思えば、そんなザコをいたぶってそれで満足か?」

ピッコロ「いや待て! 何か様子が変だ!」

フレイ「ふふふふ、これがドラゴンオーブ……! 素晴らしい……素晴らしいわ、この力!!」

ピッコロ「ド、ドラゴンオーブだと!! まさか!!」

フレイ「はあああああっ!!」


  シュパアアアアアアアアアアアンッ!!


クリリン「ぐう! ま、眩しい!」

悟飯「う……な!? なにあれ!」


超フレイ「さあ、第2ラウンドといきましょうか」ビリビリビリッ


ベジータ「な、なんだと! こ、このどでかい気は……!」

クリリン「セルと同じくらい凄い気じゃないかぁ!」

ピッコロ「ちっ、まさかドラゴンオーブが地球にあったとは……!」

ベジータ「ドラゴンオーブだとっ? なんだそいつは!」

  ~~~~~~~~~

界王「ドラゴンオーブじゃと~!? 長らく行方知れずになっていたが、まさか地球にあったとは~!」

悟空「ドラゴンオーブ? ドラゴンボールの親戚かぁ?」

界王「ドラゴンオーブとは神界に古代より伝わる四宝の1つでなぁ、
   元々は世界に安定をもたらすための宝具なのだが、
   その力を戦闘用のエネルギーに転換すればとんでもない戦士が生まれるんじゃあ!!」

悟空「な、なんだってぇ! それじゃ悟飯たちは……!」

  ~~~~~~~~~


ピッコロ「――というわけだ」

クリリン「あわわわ、そんなすげえ道具をたまたまヤムチャさんが見つけて持ってくるなんて……!」

超フレイ「たまたま? 違うわね、これは運命なのよ。
     私がドラゴンオーブを手にしたのはなるべくしてなった運命!
     偶然なんかではないわ! 運命がこの私を勝利へと押し上げてくれているのよ!」

超ベジータ「クソッタレ!!」ドウンッ! シュインシュインシュイン

超ベジータ「であああっ!!」シュンッ

  バシン!!

超フレイ「あらあら、蚊が止まったかしら」

超ベジータ「な、なにぃ!」

超フレイ「ふふふ、でこぴん」パチン

  ドゴォォッッ!!

超ベジータ「ぬおおっ!!」ベギッ

  ドガッシャーンッ!!

悟飯「ベジータさん!」

クリリン「そ、そんな、ベジータのパンチを顔面に受けて無傷だなんて……!」

ピッコロ「……悟飯、ヤツを倒せるとしたらお前しかいない。セルを倒した時の力はどうした」

悟飯「そ、それが、あの時みたいに上手く力を引き出せなくて……」

ピッコロ「……そうか、もし俺が死ねば、お前はあの時のように怒れるか?」

悟飯「え、な、何を言ってるんですか、ピッコロさん!」

ピッコロ「ふっ、行ってくる」

  シュンッ!

クリリン「ピッコロ!」

悟飯「ピッコロさん!!」

ピッコロ「こっちだフレイ!!」

超フレイ「あらあら、やる気? 自分は無力だって気付けないほど愚かなの?」

ピッコロ「だだだだだだだだっ!!」ドシュドシュドシュ

 フレイに連続エネルギー弾を放つピッコロ。

超フレイ「ふふふっ、どこを狙っているの?」ヒョイヒョイ

ピッコロ「周りを見てみやがれ!」

超フレイ「む? これは――」

ピッコロ「魔空包囲弾!! くたばれええ!!」


  チュドドドドドドドドドーンッ!!


クリリン「す、すげえや! やったか!?」


  もくもくもくもく……


超フレイ「この程度のパワーで私を倒せると思ったのかしら」ウフフ

ピッコロ「ちぃっ! ちぇあああ!!」ダッ

  ガシッ!

超フレイ「遅い、全然遅いわ。スローモーションで再生してるみたいにゆ~っくり見えるわよ」

ピッコロ「ぬうっ!」

超フレイ「必死な顔しちゃって、まぁ醜いわねぇ」

  グショッ!!

ピッコロ「ぐあああああ!!」ブシャアア

超フレイ「あらあら、ごめんなさい。ちょっと力を入れただけで腕がもげてしまったわ」アハハ


悟飯「ピ、ピッコロさん!」

超悟飯「うわあああああああ!!」ドウンッ! シュインシュインシュイン

クリリン「だ、駄目だ、ただのスーパーサイヤ人だ。セルを倒した時の悟飯じゃない!」

超悟飯「どうして……! どうしてあの時の力を出せないんだ!
     このままじゃピッコロさんが……!
     守りたいのに! みんなを守りたいのにいい!!」

超フレイ「さて、その汚らわしい面を消し去ってあげるわ」

ピッコロ「く、くそ……!」

ピッコロ(悟飯、後は頼んだぞ……)


超悟飯「お願いだよ! もう1度だけ! もう1度だけあの時の力を!!」


――何やってんだ悟飯!!


超悟飯「こ、この声……お父さん……?」

悟空『甘ったれてんじゃねえぞ! セルを倒した時のパワーをもう1度見せてみろ!』

超悟飯「そ、そんなこと言われても、出そうと思っても出ないんだ! どうしたらいいの!?」

悟空『難しく考えるな! 理屈じゃねえ! あの時の自分を思い出すんだ!』

超悟飯「でも、あの時はただ怒りに身を任せていただけで……やっぱり分からないよ!」

悟空『おめえが戦わなきゃピッコロは殺されるぞ! それでもいいのか!』

超悟飯「ピッコロさんが……殺される……!」

  ~~~~~~~~~~~~~~

 悟飯「お、おじさぁん」

 ピッコロ「ピッコロ大魔王ともあろうものが……ガキを庇っちまうなんて……最低だ……」

 悟飯「しっかりしてぇ! 死なないでぇ!」

 ピッコロ「死ぬ…な…よ……悟……飯……」

 悟飯「おじさああああああああああああん!!」

  ~~~~~~~~~~~~~~


超悟飯「イヤだ……! あの時みたいなことだけは、もう絶対に!!」

悟空『戦え! そしておめえが地球を守るんだ! 悟飯!!』


超フレイ「さようなら、来世で会いましょう」ピッ

ピッコロ「ぐ……悟…飯……」


超悟飯「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


  ドウウウウウウウンッ!!!

超フレイ「むっ! なに!」


超2悟飯「はあああああああああああああッ!!」バチバチバチバチッ


クリリン「や、やった! あの時のすげえ悟飯だ!」

ピッコロ「やったな……悟飯……」


超フレイ「な、なんなの……この凄まじい波動は……! 宇宙中探したってこれほどの者は――!」

超2悟飯「ピッコロさんを離せえええええええええええええええ!!」

  バギッッッッ!!

超フレイ「がごッッ!!」メギッ

  ヒュー! ズドドドドドドドドオーンッ!!


  バァーン!

超フレイ「おのれええ! たかが人間如きが神である私にいいいいいい!!」

超2悟飯「だああああああ!!」

  ドドドドドッ! ドギャッ! ガゴスッ!!
  ズゴンッ! ドッドッドッドッドッドッ!!

超フレイ「フンッ! はぁァァ!!」

超2悟飯「だだだだだだだだああああああ!!」


ベジータ「ぱ、パワーは互角か……!」ゼェゼェ

クリリン「ベジータ! 大丈夫か!」

超フレイ「ぐうっ!!」ダッ

超2悟飯「だああ!!」

  ドゴンッ!!

超フレイ「がはッッ!!」


クリリン「ああ、パワーは互角だ……! で、でも信じられねえ!」


超2悟飯「でああ!!」シュンッ

超フレイ「ぐほッ!!」ドゴォ


クリリン「悟飯の方が戦い慣れてる! 12歳の子供である悟飯の方が!!」

ピッコロ「へっ、当然だ。悟飯はほんの小さなガキの頃から
     とても敵わないような強敵と戦い続けてきたんだ」

ピッコロ「何百年も無駄に生きてきた神なんぞよりもキャリアは上だ!」

超2悟飯「でりゃああああ!!」ヒュッ

超フレイ「おヴェッッ!!」ズゴスッ

  ふらふらっ

超フレイ「な、何故なの! ドラゴンオーブの力をあるのに……何故勝てない……!
     神に使役されるだけの存在でしかない人間如きに……!」ワナワナッ

 フレイは上空へと高く舞い上がり、
 そして雄たけびを上げた。

超フレイ「はあああああああああああああああ!!」ビリビリビリビリッ


クリリン「す、すげえ気だ! こうしてるだけで地球が吹き飛びそうなくらいに……!」


超フレイ「あっはっはっはっ! 私は宇宙空間でも生きていけるけどあなたたちはどうかしらねぇ!」ビリビリビリッ

ベジータ「ちっ、まさか!」

超フレイ「もうドラゴンボールなどどうでもいい! 地球ごと……いえ! 太陽系ごと消滅させてあげるわ!!」ビリビリビリッ

ピッコロ「くそったれ! なんて気だ!」

超2悟飯「……かーめー」スッ


超フレイ「神技!!」ビリビリビリッ


超2悟飯「はーめー……」


超フレイ「エーテルストライクッ!!!!」


  ドゴウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!


超2悟飯「波あああああああああああああああッ!!!!」


  ドビュウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!


クリリン「同時に撃ったっ!」


  バギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!


ベジータ「ぶつかり合った! 互角か!」

ベジータもファイナルフラッシュ位やってやれよwwwwwww



  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!


超2悟飯「ぐ……! ぎ、ぐぎぎ……!!」バチバチバチッ

超フレイ「まさか互角とは! でもこちらにはドラゴンオーブがある! 無限にパワーを供給できるわ!」ビリビリビリッ


  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!


クリリン「ま、まずいぞ! 悟飯の方が少しずつ押され始めてる!」

ピッコロ「ドラゴンオーブのせいか! フレイは体力を消耗しないが、悟飯はそうはいかない!」


超フレイ「よく頑張ったと褒めてあげるわ! 来世で出会ったら私の部下にしてあげる!!」ビリビリビリッ

超2悟飯「ぐぅ……! ま、負けるもんか!」バチバチバチッ



  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!


超フレイ「しぶといわね!!」ビリビリビリッ

超2悟飯「守るんだ……! 僕が地球を……! お父さんの代わりに!!」バチバチバチッ

超フレイ「無駄よ! ドラゴンオーブがある限り――!」

  ピキッ

超フレイ「なっ?! ドラゴンオーブにヒビが……!!」ビリビリビリッ

超2悟飯「僕は……孫悟空の息子!! 孫悟飯だあああああああああああああ!!!!」バチバチバチッ

超フレイ「お、押され――――?!!」


  ドビュウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!


超フレイ「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


  チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!



  シュ~~~~~  もくもくもくもく……


超2悟飯「ハァ…ハァ……!」ゼェゼェ

悟飯「お、終わった……」シュウ~…


クリリン「悟飯ー!! やったなあ! 流石は悟空の息子だよお前は!!」ダキッ

悟飯「あはは……」

ピッコロ「この頑丈な神殿も随分ボロボロになってしまったな。ミスターポポ、出てきてもいいぞ」

  べごっ

ポポ「ふぅ~、神様、もう大丈夫」

デンデ「悟飯さん凄いです!」

悟飯「デンデ! 無事だったんだね! あは、ポポさんもっ」

ポポ「いざというときの避難用シェルター、ある」

クリリン「いや~、みんな無事でよかったよ」


ヤムチャ「ひゅー…ひゅー……」ピクピク

クリリン「あー! ヤムチャさんのこと忘れてた! だ、大丈夫ですか!」

ピッコロ「カリンのところに仙豆があるはずだ」

クリリン「ピッコロもその腕――」

ピッコロ「ふんっ!」ブシャ

クリリン「……生えるんだよな、お前は」

クリリン「それじゃ、俺は仙豆を貰ってくる!」バビューン


ベジータ「……ちっ!」

ベジータ(俺が手も足も出なかった相手をいとも簡単に倒しやがって……!
     まったく気に入らないぜ、貴様ら親子は!)

ピッコロ「ふっ、貴様も仙豆を食っていくか?」

ベジータ「必要ない! 俺はもう行くぞ!」

  バビューンッ

ピッコロ「……」

ピッコロ(悟空よ、見ているか。悟飯は力強く成長したぞ)

  ~ヴァルハラ~

フレイア「しっかりして! フレイ姉さん!」

フレイ「ぅ……ぐぁ……」

オーディン「フレイよ、何があったのだ! ドラゴンオーブはどうした!」

フレイ「ち、地球……」

フレイア「なに?! 地球がどうしたの姉さん!」

フレイ「地球にだけは……手を出しては……いけ……な…い……」

  ガクッ

オーディン「フレイ! フレーイ!!」

神々が小物すぎてわろた

  ~あの世~

悟空「へへ、さすが悟飯だ! なぁ? だから大丈夫だって言ったろ?」

界王「確かに目の前の脅威は去ったが……、しかしとんでもないことをしてくれたの~」

悟空「なんだよ?」

界王「この戦いでドラゴンオーブは失われてしまった。
   あれは世界に安定をもたらすものだったのだぞ~。
   これから世界中でとんでもないことが起きるに違いないっ! ああ、どうしよっ」

悟空「なんだぁ、そんなことかぁ」

界王「そんなこととはなんだぁ~! お前は事の重大さが分かっとらーん!」

悟空「だったらよぉ、神龍に頼みゃいいじゃねえか~。ドラゴンオーブを元通りにしてくれってさぁ」

界王「そ、その手があったか~!」

  ~そして~

神龍「さあ、願いを言え。どんな願い事でも2つだけ叶えてやろう」

ピッコロ「失われたドラゴンオーブを復活させてくれ」

神龍「たやすい願いだ」

  シュンッ

悟飯「あはっ、さすが神龍!」

ヤムチャ「ちぇ、こんなものを見つけたばかりにとんでもない目に遭ったぜ」

ピッコロ「これは神殿で厳重に管理するとしよう」

神龍「さあ、2つ目の願いはなんだ」

ピッコロ「いや、願いは1つだけだ」

神龍「そうか。ではさらばだ」

  ピシャーン

クリリン「これで全部元通りだな。いやー何事もなく終わってよかったよ」

VPとかめず

悟飯「……正直、僕、あのセルより強いヤツなんていないんだと思ってました」

悟飯「でもやっぱり世界は広いですね。きっと宇宙にはもっともっと強い人がいっぱいいるんだ」

クリリン「ああ、そうかもしれないな」

悟飯「だから僕、これからも気を抜かないで修行を続けようと思います。勉強と両立は大変かもしれないけど」

ピッコロ「ふっ、そうか」

悟飯「時々修行相手になってもらえますか、ピッコロさん」

ピッコロ「もちろんだ。いつでもしごいてやる」ニヤ

悟飯「はいっ! お願いします!」


 こうして地球は再び悟飯たちの手によって守られた。
 この先も地球を狙って悪~いヤツが現れるかもしれない。
 でも大丈夫、これからも彼らとドラゴンボールが、きっとなんとかしてくれるから!

 しかし……、

レザード・ヴァレス「ククク、ドラゴンボールですか。それがあれば彼女を蘇らせることが可能ですね」

レナス「……」

レザード「ああ! 愛しき人ヴァルキュリアよ! 待ってておくれ! すぐにその瞳を輝かせてみせよう!」

レザード「あっはははははははははっ!」


 地球が再びピンチになる日は近いかもしれないっ!


 おわり

読んでくれた人いたらありがとう

乙!!

おつ

乙ー

ベジータがまるで成長していない

俺得

臭い死ね

レナス死ぬ所もっと描写細かく

おもしろかった
けどVPである必要がないwww

ピーポー!!

テテーーン♪

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