続けたまえ

期待

アルミン「おじいちゃーん」ﾃｯﾃｯﾃ

ジジミン「どうしたんじゃアルミン？」

アルミン「ねえねえ、これは何て読むの？」

ジジミン「これか？これは海じゃ」

アルミン「海か！ありがとうおじいちゃん！」ﾃｯﾃｯﾃ

ジジミン「うむ、パパに似て知りたがりじゃのう」

ジジミン「…」

ジジミン「ま、待てアルミン！その本何処から持ってきたんじゃ！？」ﾀﾞｯ

アルミン「おじいちゃん」

ジジミン「…」

アルミン「ねえ、おじいちゃん」ﾕｻﾕｻ

ジジミン「…なんじゃ」

アルミン「パパやママは何処に行くの？」

ジジミン「…」

アルミン「ねえ 」

ジジミン「旅行じゃよ」

アルミン「旅行？」

ジジミン「外の世界へ旅行に出るのじゃ」

アルミン「そんな…外は巨人だらけで危ないはずだよね？」

ジジミン「…」

アルミン「ねえ、おじいちゃん！何とか言ってよ！」ﾕｻﾕｻ

アルミン「おじいちゃん！」ﾕｻﾕｻ

パパミン「ちゃんとおじいちゃんと仲良くしてるんだぞ？」

ママミン「ご飯はちゃんと食べなさいよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

アルミン「うん！」ﾆｺ

ママミン「じゃあ…行ってくるから…」

アルミン「うん！いってらっしゃーい！」ﾌﾘﾌﾘ

アルミン「…」ﾌﾘﾌﾘ

アルミン「…」

アルミン「…う」ﾎﾟﾛ

ジジミン「…よく泣かなかったのう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

アルミン「う、ううっうわぁああああん！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ジジミン「大丈夫、おじいちゃんがついてるぞ」ｷﾞｭｯ

ジジミン「わしは何処へも行かんぞ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

アルミンのお祖父さんではなく
アルミン喰った髭の巨人で再生される不思議

すごくいいと思う

ジジミン「」ｳﾂﾗｳﾂﾗ

アルミン「」ﾃｯﾃｯﾃ

アルミン「」ﾋﾟﾀ

ジジミン「うひゃ！」

アルミン「だーれだっ！」

ジジミン「…うーん隣の肉屋のおばさんかのう？」

アルミン「ぶっぶー！アルミンだよー！」

ジジミン「ありゃりゃ、間違えてしもうたわい」

アルミン「えへへ！ねえおじいちゃん、また本屋さん行こうよ！」

ジジミン「…すまんのう、今日は足が痛くてあまり動けんのじゃ」

アルミン「………そっか…」

ジジミン「すまんのうアルミン」

アルミン「ううん、いいんだよ。おじいちゃん早く足が治るといいね！」

アルミン「僕外で薪拾ってくるねー！」ﾃｯﾃｯﾃ

ジジミン「気をつけるんじゃよ」ﾌﾘﾌﾘ

ジジミン「…」

ジジミン「わしがもう少し若ければのう…」

アルミン「おじいちゃーん！！」ﾃｯﾃｯﾃ

ジジミン「どうしたんじゃアルミン」

アルミン「あのね！僕、友達出来たんだ！」

ジジミン「おお！それは良かったのう！」

アルミン「エレンって言ってね、この前来たお医者さんの子供なんだって！」

ジジミン「ああ、イエーガーさんの所の子じゃな」

アルミン「今度紹介するね！」

ジジミン「…」

ジジミン（アルミンに友達が出来たぞパパ、ママ）

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