ライナー「人の家に上がり込んできて最初に冷蔵庫を漁る妹なんぞ俺は要らん」ﾊｧ

アニ「あ、アイスもらうよ」ｺﾞｿｺﾞｿ

ライナー「おぅ……ん？アイス？」


ライナー「ちょ、それ俺のだって!!!」ｶﾞﾊﾞｯ

アニ「2つちゃんと取ってきたってば」ｽﾞｨｯ

ライナー「お、おぅ、どうも……俺のだけどな」

アニ「どういたしまして、いただきます」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ライナー「……で、今日は一体何の用だ？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

アニ「ん？何が？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ


ライナー「あのなー……もうここ一カ月くらい連続で俺ん家に来てるだろ？」

アニ「もうそんなになるんだね」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ライナー「お前はいい加減女が夜中に男の家に来ることの意味を考えた方がいい」

アニ「あぁー、私がゴリラに脅されてると勘違いされちゃうってこと？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ライナー「帰れ」

アニ「ごめん、冗談」

アニ「でもさ、あんたもバイトで留守の時は鍵開けておいてくれたりしてるじゃないか」

ライナー「……外で待つのは寒いだろ？」

アニ「その時はおとなしく帰るよ」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ライナー「……こんな夜中に女一人で帰せないだろ？」

アニ「おぉ、紳士的」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ライナー「……お前、アレだな」

アニ「何？」

ライナー「お前に彼氏がいない理由が今わかった。そういう細かいところ気にしないから駄目なんだぞ？分かるか？」

アニ「あーハイハイ説教乙」ｺﾞﾛﾝ

ライナー「食べながら寝るなっ!!!」


アニ「あーうるさいうるさい、あとさ、私にも彼氏くらいいるから」

ライナー「」

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