エレン「!?」
アルミン「今日は西の方の区のお祭り、ハロウィーンだってことはみんな知ってると思う…」
アルミン「僕逹はそれを兵団内で普及させたいんだ。みんなも協力してくれないかな?」
マルコ「あ、あの、アルミン…」
アルミン「なんだいマルコ?」
ユミル「いや…なんだい、じゃねぇだろ。お前…」
ユミル「なんで猫耳なんだよ!」
ライナー「」
ミーナ「これは…」
アニ(普通にかわいい)
アルミン「ハロウィーンの仮装だよ。そもそもハロウィンっていうのは西の地区では死者が帰ってくるお祭りで、人々は自分の正体がバレない様に仮面を付け…ジャン「いや、そういう意味じゃねぇよ」
ジャン「なんでだよ…なんでお前が猫耳なんだよ」
クリスタ「すごく似合ってるよ、アルミン!」
アルミン「ありがとう、クリスタ」
ミーナ「いいよ!すごいいいよアルミン!!!」
アルミン「嬉しいよ。ありがとう」
エレン「よく出来てるな…」
アルミン「そう?頑張って作ったんだ」
ライナー「素晴らしい…」
アルミン「尻尾とか大変だったよ」フリフリ
ライナー「ぐふっ」
アニ「…まぁ悪くないんじゃない?」
アルミン「ふふふ、ありがとう」
マルコ「でも…なんで猫なんだい、アルミン」
ユミル「お前はそれでいいのか…」
アルミン「かっこいいでしょ?」
クリスタ「え」
ミーナ「え」
ライナー「え」
アニ「え」
マルコ「え」
ユミル「え」
アルミン「え…?」
エレン「…アルミン。それ、かっこいいと思って着てたのか?」
アルミン「え…うん」
クリスタ「!?」
アルミン「え…だって妖怪だよ?ほら…」
アニ「尻尾が裂けてるけど…それがどうかしたの?」
ユミル「あぁ…猫又か」
ライナー「猫又?」
アルミン「そう、猫又だよ!東洋の文献に伝わる猫の妖怪で、長い間生きた猫が人間に化けて現世に紛れ込み、人を襲ったり拐ったりするんだ!」
ミーナ「アルミンが襲ったり拐ったりされそうだけどね」
ライナー「あぁ」
アルミン「そんなこと無いよ!猫又は見た目は人間だけど力が強いし、不思議な力を持ってるっていう話もあるんだ!」
ユミル(そういう意味じゃねぇよ)
クリスタ「不思議な力…?」
ユミル「…クリスタ、何興味持ってんだよ」
クリスタ「だってかわいいし…面白そうだよ」
アルミン「いや、猫又は恐ろしい怪物なんだからね。身近に潜んでるかもしれない人知を越えた力ってのが…ほら、牙だってあるし」ニッ
アニ(かわいい)
ライナー「かわいい」
ジャン「!?」
マルコ「…楽しそうだね。アルミン」
アルミン「楽しいよ。だからみんなにもハロウィンを普及して欲しいんだ!」
エレン「アルミンは昔から、そういう伝承とかの話好きだったもんな」
アルミン「うん!」
マルコ「でも普及って、何をするんだ?」
アルミン「ハロウィンを楽しんでもらうだけだよ!そうして楽しさが広まっていくはずだからね」
アルミン「みんなは参加してくれるの?」
クリスタ「わたしは参加するよ!面白そうだし」
ユミル「…だったらわたしもだ」
ライナー「俺も」
エレン「俺ももちろん協力するぞ」
マルコ「僕も」
ミーナ「やるやる!」
アニ「…まぁ、暇だし」
アルミン「そっか。ありがとうみんな」
マルコ「ジャン、君は?」
ジャン「俺はいい。ミカサもいねぇし…」
エレン「そういやミカサはどこ行ったんだ?」
アルミン「ふふふ…ミカサ、出てきてくれ!」
アニ「…?」
ミカサ「…エレン」スッ
ジャン「!?」
ユミル「おぉ…」
アニ「綺麗…」
クリスタ「それは何の仮装なの、ミカサ?」
ミカサ「雪女。小さいころお母さんがよく話してくれた」
ライナー「雪女?」
アルミン「これも東洋の妖怪だね。雪の降る晩に山荘に訪れる女の妖怪で、手が凍えるほど冷たくて正体を気付いた者は、吹雪で凍え死んでしまうんだ」
ミカサ「そう。だから冬の夜はドアを開けてはいけない」
マルコ「なるほど…面白いね」
ミーナ「その白い服、似合ってるよ!」
ミカサ「ありがとう。裾が長いので歩き辛い」
ジャン「み、ミカサ!すごく綺れ…ミカサ「エレン」
ミカサ「どう…変じゃない?」
エレン「ん、似合ってるぞ」
ミカサ「あ、ありがとう//」
ジャン「」
マルコ「ジャン…」
ユミル「仮装してるってことは…お前も協力してんのか?」
ミカサ「そう。アルミンに手伝ってくれと頼まれた。そして、わたしがアルミンの頼みを断るわけがない」
アニ「そ、そうかい」
アルミン「ありがとうミカサ。みんなも出てきなよ」
クリスタ「みんな…?」
コニー「トリック・オア…えーっと、なんだっけ」ヒョコッ
アルミン「トリートだよ」
ミーナ「コニーはスケルトンだね」
ライナー「骨か」
コニー「首がカタカタするやつ出来るぜ!」カタカタ
エレン「おぉ!上手いな」
アニ「なんか、すごいしっくりくるね」
アルミン「コニーには石膏で作った骨を身体中に張り付けて骸骨になってもらったんだ。やっぱりハロウィーンにはスケルトンがいないとね」
マルコ「完成度高いね」
ユミル「おい、馬鹿が協力してるってことは次は…」
サシャ「おかしをくれなきゃ、ぶんどります!!!」シュタッ
ユミル「いや、いたずらしろよ」
クリスタ「かわいい!サシャは狼だね」
サシャ「狼人間です。狩人の敵ですが、おかしをもらえるというので」
ライナー「まさに狼だもんな」
ジャン「選択完璧過ぎるだろ」
マルコ「うん」
アルミン「ありがとう。僕が選んだんだ。尻尾はなかなか作るのが大変だったよ」
サシャ「お菓子ぃぃぃぃぃぃ!」
ミカサ「サシャ、お座り」
サシャ「犬じゃないですよ!」
ミーナ「これで全員?」
アルミン「いや、まだベルトルトが…」
ユラアッ
アニ「?」
ベルトルト「…やあ」ヌッ
ジャン「!?」
クリスタ「あ…」
マルコ「うわぁぁぁぁ!!」
ミーナ「きゃあぁぁぁ!!」
アニ「」
エレン「ば、化け物が!駆逐してやる!!!」
ユミル「お前…」
ライナー「……べ、ベル、トル、ト、か…?」
ベルトルト「…そうだよ」
エレン「!?」
ミカサ「……」
サシャ「……」
コニー「俺だけじゃねぇよな…みんな怖いよな…」
アルミン「ゾンビだからね。顔は青白くして、所々皮膚が垂れてる様に演出。目の周りには大量の隈を描いて目と口の端から血を垂らしてみた」
ベルトルト「……」
アルミン「後は無言・無表情でいる様に頼んでおいたよ」
ベルトルト「……」
ライナー「怖い!!!」
エレン「こ、この化け物が…!」
ミカサ「落ち着いてエレン」
ユミル「ったく…大丈夫か、クリスタ?」
クリスタ「う、うん…」
ミーナ「本当にびっくりしたねーアニ」
アニ「」
ミーナ「あれ…アニ?」
アニ「」
ベルトルト「え…嘘だよねアニ…僕だよ…?」
アニ「」
ベルトルト「アニ!!?」
ライナー「ベルトルト…」
ミーナ「…ちょっとアニから離れてあげて」
ベルトルト「」
ユミル「怖すぎんだよ、お前は…」
ベルトルト「」
アルミン「3人も協力してくれたんだ」
ベルトルト「…今は後悔してるけど、ちょっと脅かしてみたかったから」
サシャ「お菓子をもらえると聞いたので!」
コニー「なんか楽しそうだったからな」
アルミン「みんなの分の仮装も用意してあるよ」
ジャン「よし、じゃあ着替えてくるか…」
ミカサ「?ジャン、あなたは参加しないのでは?」
ジャン「え…」
ユミル「お…そうだったな!お前はいいって言ってたもんな」
ジャン「い、いや…でもほら…」
ミカサ「無理する必要は無い。嫌なら誰も強制はしない」
ジャン「」
アルミン「…ジャン、大丈夫だよ。君の分も用意してあるから」
ジャン「!アルミンお前…」
アルミン「早く着替えてきなよ」ニコッ
ジャン「あ、アルミン!」
ミカサ「?」
――――――
――――
サシャ「まだですかねー早くしてくれないと飢え死にしてしまいますよ~」
ベルトルト「そろそろじゃないかな」
コニー「アルミンはどうしたんだ?」
ミカサ「みんなを手伝いに行った」
アルミン「お待たせー用意できたよ!」ヒョコッ
サシャ「おぉ!終わりましたか」
アルミン「せっかくだからみんな一人ずつ出て来てもらうことにしたよ」
ミカサ「楽しみ」
ベルトルト「うん」
アルミン「じゃあどうぞー」
ライナー「よ」ヌッ
サシャ「これは…」
アルミン「ミノタロスだよ、ギリシャ神話の。ライナーはがっしりしてるから似合うと思って」
ベルトルト「本当、似合ってるよ…」
コニー「すげぇ筋肉だな!」
ミカサ「えぇ。だけど腹筋はもっと絞ることが出来る…」
サシャ「狩る側って感じですね!」
ライナー「ふっ…ありがとなみんな」
アルミン「うん。用意したのは角と毛皮だけなのに…かっこいいよライナー」ニコッ
ライナー「そ、そうか//」
ミカサ「次は…」
ミーナ「ど、どうもー//」ヒョコッ
サシャ「お、パンプキンですね!」
アルミン「やっぱりハロウィンにスケルトンとパンプキンは外せないからね。カボチャのドレスは買って来たやつだけど…」
ミカサ「かわいい。やはり似合っている」
ベルトルト「そうだね」
ライナー「かわいいは正義だ」
コニー「なんかハロウィンって気分になるな」
ミーナ「ありがとう//」
ミカサ「…では次は」
マルコ「なんか恥ずかしいな…」スッ
サシャ「海賊ですか!」
アルミン「うん。海賊の船長だ。マルコには船長とか似合いそうだと思って」
ミカサ「確かに。マルコは船長らしい…」
ミーナ「かっこいいね!」
ベルトルト「…みんなまともで羨ましいよ」
ライナー「お前は…相変わらず怖いな」
コニー「帽子かっこいいなマルコ!」
マルコ「ははは…ありがとう」
ミカサ「とても似合ってる…では次は」
アニ「……」スッ
ベルトルト「!」
ライナー「お、やっぱり魔女か。お前とサシャは似合いすぎだww」
アニ「…ふん」
ミーナ「かわいいよアニ!」
ミカサ「知的な感じがする」
サシャ「魔法でおかしを増やして欲しいですねー」
コニー「魔法で魔法使いにして欲しいぜ!」
マルコ(コニー…やはり天才か…)
アルミン「アニは大人っぽいから魔女が似合うかなって」
アニ「…ありがと」
ベルトルト「かわいいよ、アニ!」
アニ「う…あんまり近付かないで…」
ベルトルト「」
ミカサ「…そして次は」
これは参考画像が必要ですね……
エレン「どうだ?」ヒョッ
ミカサ「!!!」
アルミン「お待ちかねのエレンはバンパイアだよ。エレンは目付きが悪いし、似合うと思ったんだ」
エレン「目付きが悪いって…」
ミカサ「似合ってる!とても…とてもかっこいい!」
エレン「…そうか?」
マルコ「うん。キバが似合ってるね」
ライナー「ちょっと凶悪さが増した感じがするけどな」
ミカサ「それがかっこいい」
マルコ(ジャンがいなくて良かった…)
ミーナ「確かにエレンは吸血鬼っぽいね」
アニ「…まぁいいんじゃないの?」
サシャ「血よりも肉がいいですねー」
休憩。続きは後で
魔女っ子アニたんに蹴られたい
このほのぼの具合がいいな
期待
1日で終わらせる予定だったのに…ハロウィン終わっちゃったけど書く
ユミル「なんでも食べ物に絡めるな」バシッ
サシャ「ぎゃうっ」
エレン「お…その格好は…」
ミーナ「デビルだね!」
コニー「実際悪魔だもんな!」
ユミル「あ?」
ベルトルト「似合ってるよユミル」
ユミル「この流れで言われてもな…」
ライナー「色っぽい」
ユミル「…お前は誰かれかまわずかよ」
アルミン「ユミルはかっこよさを押してみたんだ」
サシャ「ロックって感じですねー」
ミカサ「まさに悪魔的」
ユミル「はっ…」
クリスタ「かっこいいね、ユミル」ヒョコッ
ユミル「お、クリスタは…」クルッ
ユミル「!?こ、これは…」
クリスタ「あ、あんまり見ないでよユミル//」
ライナー「」
コニー「ん?なんの仮装だよアルミン?」
アルミン「女神」
コニー「え?」
エレン「それ、ハロウィン関係ないんじゃ…」
アルミン「女神。説明不要」
エレン「えー…」
ライナー「天使が女神を作り出した…なんて哲学的なんだ…」
ベルトルト「気持ち悪いよ…ライナー」
アニ「今のあんたよりはマシだよ…」
ベルトルト「」
ユミル「アルミン…お前が神か…」
アルミン「ふっ…あんまり褒めないでよ」ニコッ
ライナー「ぐふっ」
クリスタ「大丈夫ライナー?」
ライナー「ぐはぁっ!」
マルコ「これ、ライナー死ぬんじゃない?」
ミーナ「すごくかわいいよクリスタ!」
ミカサ「神々しい」
クリスタ「えへへ//ありがとう」
サシャ「あるべき姿に戻っただけですよ。あるべき姿に…」
ユミル「あぁ」
ミカサ「とても美しい。では、訓練所を回ろう…」
アニ「あぁ。そうだね」
ライナー「もう悔いはない。いい、人生だった…」
ユミル「だな」
サシャ「来ましたぁぁぁぁ!ついにお菓子タイムですッ!!!!」
クリスタ「慌てちゃダメだよサシャ」
コニー「脅かしてやるぜ!」
エレン「あぁ!!」
マルコ「ベルトルトはあんまりやり過ぎないで」
ベルトルト「……」
ミーナ「じゃあ、どこから…」
ジャン「…おい」
エレン「ん?」
ユミル「あ、そういやお前のこと忘れ…」クルッ
ユミル「!?」
ライナー「ジャン、お前…」
マルコ「それって…」
ジャン「…」
アルミン「馬だよ」
ジャン「…」ヒヒーン
エレン「ふっ」
ライナー「馬じゃんwwww馬の着ぐるみじゃんwwwwwwwww」
アニ「似合ってる」
ベルトルト「似合ってるね」
クリスタ「えっと、かわいいよ」
サシャ「かわいいのは着ぐるみですけどね」
ミーナ「うん」
ジャン「…」
ユミル「おい、重ね馬かよwww」
マルコ「…ふっ」
ジャン「マルコ!?」
アルミン「ごめん、ジャン…君のイメージでいろいろ考えてみようかと思ったんだけど…馬しか思いつかなくて」
ジャン「なんでだよ…」
アルミン「ごめん…」
ミカサ「アルミンは何も悪くない。わたしが考えたとしても馬しか思いつかなかっただろう」
ジャン「」
ユミル「あるべき姿に戻っただけだ。あるべき姿に…」
マルコ「…っふ」
ジャン「おい!?」
サシャ「そんなことよりお菓子ですよ。お菓子!!」
エレン「おう。早く回ろうぜ!」
ミカサ「えぇ」
アルミン「じゃあみんなで訓練所内を回って、ハロウィンを普及するよ!」
全「「おぉ!!!」」
ワイワイワイワイワイ
――――
――――――
――――
夜
アルミン「ふぅ…楽しかったね」
エレン「おう!」
コニー「みんな驚いてたなー」
ジャン「…まぁ、なんやかんやで楽しかったな」
サシャ「わたしは、存分に楽しみました!」モグモグ
ユミル「お前は楽しみすぎだ」
マルコ「けっこう喜んでくれたしね」
クリスタ「ね!」
アルミン「うん。本当に良かった…」
ミカサ「……」
ライナー「今日が終わるのが惜しいな」
ベルトルト「うん」
アニ「あんたは早くそれ、落とした方がいいよ…」
ミーナ「泣き出しちゃった子もいたもんね…」
ベルトルト「」
ユミル「よし、そろそろ戻るぞ」
クリスタ「そうだね」
サシャ「はい。名残惜しいですが」
アルミン「…だね。じゃあ、もう寝ようか」
ジャン「おう」
ミーナ「アニ、いっしょに戻ろう」
アニ「あぁ…」
ライナー「お前もうずくまってないで早く帰るぞ」
ベルトルト「…うん」
コニー「楽しかったぜ!」
マルコ「本当に」
ザワザワザワ
エレン「…よし、俺達も帰るか」
アルミン「あ、うん…」
ミカサ「…アルミン」
エレン「ん?まだいたのかミカサ」
ミカサ「…どうして、ハロウィンを開こうと思ったの?」
エレン「は?」
アルミン「……」
ミカサ「あんなにたくさんの衣装を作るのはかなり大変だったはず。そこまでして…」
エレン「…そういえば」
アルミン「……」
アルミン「…僕は」
アルミン「後悔、したくない…って、思ったんだ…」
ミカサ「後悔…?」
アルミン「…うん」
アルミン「僕達は、もう一年後には兵士だ」
エレン「おぅ」
アルミン「だから」
アルミン「死ぬ必要があれば死ななきゃならない」
ミカサ「……」
アルミン「…覚悟は出来てる。逃げ出したいわけじゃないんだ…ただ」
アルミン「きっと後悔するだろうなって思ったんだ。その人が死んだって聞いた時に…」
アルミン「もし、何の思い出もなかったりしたら」
ミカサ「…アルミン」
アルミン「…僕はそんなの嫌だよ。思い出があったら悲しいかもしれないけど、後悔するより…ずっと良い」
エレン「……」
アルミン「…それに」
アルミン「何より、僕が死んだ時…みんなに少しでも思い出して欲しかった…のかな」ハハ…
ミカサ「少しだなんて…そんなこと」
エレン「…アルミン」
ユミル「…ま、少し位なら思い出してやってもいいぜ」ヒョイッ
アルミン「!?」
ミカサ「ユミル!」
サシャ「少しと言われると困りますねー」
ライナー「おぅ。そんなこともったいなくて出来ないな」
クリスタ「アルミンのこと、忘れたり出来るわけないもん」
ジャン「お前みたいに冗談が通じないやつは珍しいからな」
アルミン「…みんな」
コニー「俺…難しいことはよくわかんねぇけど」
コニー「今日楽しかったことは忘れねぇし、それはアルミンのおかげだ。そうだよな?」
ミーナ「うん。本当に楽しかった」
アニ「……」
ベルトルト「……」
マルコ「…アルミン」
マルコ「この衣装、預かってもいいかな?」
アルミン「え…?」
マルコ「だって」
マルコ「また、来年のハロウィンの時まで…アルミンに持っててもらうのは悪いからね」
アルミン「…マルコ」
サシャ「えぇ。そうですね!」
クリスタ「うん!」
アルミン「…」
エレン「…アルミン」
エレン「俺達は三年間もいっしょに暮らしてきたんだ。そう簡単に忘れたりしねぇよ。……それに」
エレン「思い出ならこれからだって作っていけるんだ」
エレン「いつだって、何度だって」
アルミン「……」
ミカサ「エレン…」
アルミン「……」
アルミン「…ははは」
アルミン「そう、だね…」
アルミン「…うん」
アルミン「そうだよ」
アルミン「……」
アルミン「また」
アルミン「来年も、ハロウィンの普及…手伝って、くれるかな?」
コニー「おぅ!」
サシャ「もちろんです!」
クリスタ「うん!」
ユミル「クリスタの仮装が見れるからな」
ライナー「あぁ」
ジャン「…暇だったらな」
ミカサ「…アルミン」
ミカサ「素敵なハロウィンを、ありがとう」ニコッ
アルミン「……」
アルミン「…うん!」
ワイワイワイワイ
――――
――――――
――――――
――――
キース「……」
キース「……」
キース「ふむ…」
キース「……」
キース「…」チラッ
お菓子の山「…」ズーン
キース「……」
キース「……」
キース「……」
キース「自分で、食べるか…」
おしまい
乙
104期生が仲良くてほっこりした
乙!
キースかわいそうww
乙!
皆仲良し最高です!
乙です
すごくよかった!
このSSまとめへのコメント
アルミンマジかわゆす結婚しよ
また書いてください!クリスマスバージョンとか(^ ^)