男「押入れを開けたらメイドがいた」 (361)


雰囲気的にメイドの名前だけ決めたいです

そんな感じの名前を>>6あたりまで募集してそこから気に入ったのを選びたいと思います

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382024253

静夏 しずか


ではメアリーでいきたいと思います


今日は書きだめあしてないので遅めです



~ヨーロッパのある館で ある日~


主人「メアリー、メアリーはおらんのか」

メアリー「こっ、こちらに…」

主人「メアリー、私は少し落ち込んでいる。慰めてくれ」

メアリー「…よく、意味がわからないのですが…」

主人「その華奢な身体でもできることはあるだろう?」

メアリー「っ…かしこまりました…」


~またある日~


ガシャーン

メアリー「申し訳ありません!」

主人「貴様っ…!皿を割りおって…!」パァン

メアリー「痛っ!」

主人「これだけではすまさんぞ!!」ドカァ

メアリー「ぐっぁ…!」

主人「このっ…!能無しメイドがぁ!」ドカッ

メアリー「お許し…くださいっ…!」



…このままだとこの人に…逃げなきゃ…


メアリー「来ないでっ!」パシッ

主人「ぬうっ!?」


…今のうちに隠れられるところに…



主人『どこだメアリー!ご主人様に手を上げた代償はでかいぞ!でて来いっ!』


どうにか隠れることはできたけど…ここにいては見つかるのは時間の問題…どうすればっ…


カタンッ


しまっ…!


主人『そこのタンスか…!!今引きずりだしてやる!!』


あぁ、ダメだ…見つかってしまう…





お願いです神様!どうか私を遠い遠い所へ…っ!





ガラララララ




「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


メアリー「ひっ!?」



「うおおっ!めっちゃビビったあぁぁ!!」


「えっ!?なんで俺の部屋の押し入れにメイドいるの!?えっ!?」


――目の前に知らない男性がいる…


助かったの…?


「ちょ、ちょっとまって。えっと、なんでそこにいるの?」


――この人なにを話してるんだろう…?


「伝わってないのかな…見た目からして外人だし…でも俺の知り合いに外人なんて…」


ここ…どこ…?屋敷じゃない…?


ま、窓から見ればなにかわかるかも…



メアリー「…なんですか、ここ…」





―――この景色、全然知らない



という感じで進めていきたいと思います

最初のレスに外国っぽい名前って書いておけばよかったですね…失敗しました


このSSでは基本キャラ名がわかるまではカッコだけでセリフを入れたいと思います

すこし読みづらいかもしれませんが、よろしくお願いします

では



男「えっと…俺、男って言うんだけど…君は?」


―――どうしましょう、話しかけて頂いているのに全然わかりません…


男「今日母さんが帰ってくるっていうのに…どうしたらいいんだこれ…」


メアリー『すみませんが、ここはどこなのですか?』

男「…何語だこれ」


やっぱり伝わないですか…


「たっだいまー!」


男「うわっ、帰ってきた!ど、どうすれば…」


女性の声でしょうか…下の方から聞こえてきましたが…


男「と、とりあえず布団の中に隠れて!」


ちょっ、ちょっといきなり引っ張ったら…!

メアリー『きゃぁっ!』ドテ

ガチャ

「ねぇ男、一体誰と話して…る、の…」

男「ちっ、違うんだ母さん!!」



母「私がいない間に彼女作るのはいいとして…昼間からそんなことするのはどうかと思うなー?」

男「違うんだってば!この子は俺の彼女でもないしそんなことしてないって!」

メアリー『あっ、あの…そろそろ避けていただけるとありがたいのですが…』


母「あら、イギリス英語?」

男「え?母さんこの子の言ってることわかるの?」

母「私がどれだけヨーロッパ行ってると思ってるのよ。どいてくれって」

男「うわぁ!ご、ごめんっ!」ガバッ


母『それで…あなたはどこから来たの?』


よかった…ちゃんと話ができる方がいて…


メアリー『えっと…それが―――』





母『――つまり、ご主人様から逃げてタンスに隠れたらいつの間にかここにいたってこと?』

メアリー『…はい、ご迷惑をかけて申し訳ありません…』

母「まるでファンタジーじゃない…」

男「え?なにがファンタジーなの?今まで何喋ってるか全然わからなかったんだけど」

母「この子――メアリーは元々使えてたご主人様のところからワープかタイムスリップしちゃったの。それで気づけばここにいたんだって」

男「えー…」


メアリー『それで…私はどうすればいいのでしょうか…』

母『私もちょっとこの家にいるから、その間に日本語を覚えましょうか』

メアリー『ニホン…?』

母『えっと…あなたが知ってそうな言葉でいうと…ジパングよ』

メアリー『ジパング!?知ってます!書物で読んだことがあります!』ガタッ

メアリー『黄金の国…金が莫大にあって宮殿や民家は黄金なんですよね!!あっ…でも人肉を食べるんですよね…』

母『落ち着きなさいメアリー…現代の日本はあなたが想像するものとは全く違うわ。民家は黄金で出来てないし、人肉は食べないわ』



メアリー『すっ、すいません…つい興奮してしまって…』

母『多分あなたが住んでいたところとも時代が違うわ。少し戸惑うこともあるのかと思うけど…慣れていくしかないわね』

母『とりあえずは私の家を自由に使っていいから』

メアリー『……ご迷惑をおかけします』


男「ちょっとまってさっきから俺空気なんだけど」

母「この子はうちに置くことにしたから、日本語は私が教えるから…身の回りの世話はあなたがやってあげて」


男「えぇーーーー!?」


男(いやまて…こんな可愛いメイドさんとひとつ屋根の下…もしかしたら――)

母「あと、メアリーに変なことしたらあなた、この家から追い出すわよ」


男「ウイッス」




母「とりあえず男は学校へ行きなさい…もう遅刻ギリギリだけど?」

男「うわっ、やっべ!い、行ってきます!!」ドタドタ


メアリー『あの方急いで出て行ってしまわれましたが…』

母『あの子のことは男でいいわよ…あの子にはやることがあるのよ、メアリーと同じように』


母『さ、日本語の勉強をはじめましょう』


~学校~

キーンコーンカーンコーン

男「はっ…はっ…!すいません!遅れました!」

教師「――遅い…おまけして通常出席にしておいてやるからさっさと席につけー」

男「すいません…」


クスクス ザワザワ


教師「静かに。えー今日は…」



「遅刻ギリギリじゃん。なにかしたの?」

男「ああ、幼馴染みか(以下幼)…いや、特には――」


男「あのさ…幼、聞きたいんだけどさ」

幼「んー?なにー?」


男「押し入れ開けてメイドいたら…お前だったらどうする?」



幼「頭でも打ったの…?」



~放課後~

友1「おーい男!今日ゲーセンゲーセン寄って帰ろうぜー」

友2「またゲーセンかよ…昨日行ったばっかだろ」

男「わり、今日パスで…」

男(メアリーの様子も気になるし…)

友1「そうか…悪かったな、用事あるのに誘っちまって」

男「こっちこそ…今度埋め合わせするから。すまん」

友2「じゃあな男ー」

男「じゃあな」




男(今思えばメアリーって何歳なんだろう俺と同じかちょっと下か…16歳?15歳?)

男(髪金髪っぽいし肌も白いし…そんで華奢で可愛いとかどこのアニメのメイドだよ…)

男(でも押し入れが異次元と繋がってたって思うと怖いよな…)


ガチャッ


男「ただいまー」

メアリー「お帰りなさいませ、ご主人様」

男「ええっ!?」ビクッ


母「お帰りー、いやぁすごいのよメアリーちゃん。飲み込み早くて関心するわぁ」

男「ちょっとなにやらせてんの!?」

母「メアリーちゃんが自分でやりたいっていうから教えたのよ?」

男「…そうなの?」


メアリー『私はメイドなので…このようにするのが必然かと』

男「あれ?英語に戻った」

母「一応聞き取れるんだけど流石に1日でちゃんと話せるまでには行かなかったわ」

母「でもこの子だと1週間もあればマスターできると思うけど」

メアリー『それまでニホンゴ習得に集中したいと思います』

母「ちゃんと日本語習得するように頑張ります、だって」

男「へぇ…頑張ってね」

メアリー「はいっ!」ニコッ

男(…かわいい)




母「うーん――少し疲れたわ、お酒買ってくるからメアリーちゃん頼むわね」バタン

男「う、うん…わかった」



男「と、とりあえずリビング行こうか…」

メアリー「かしこまりました、ご主人様」




~~~~~~~~

男「あー、腹減った…カップ麺なかったっけ」

メアリー「ごっ、ご主人様!食事、私が作る!」


男(おー、意味が分かるまでにしゃべれるようになったのか)


男「いや、大丈夫だよ…一人でできるし――あとさ」

メアリー「はい?」キョトン

男「そのご主人様っていうのやめない?」

メアリー「それはできません…私は住ませてもらっている、ので、あなたがご主人様」

男「でもなんか堅苦しいっていうか…」

メアリー「ご辛抱ください…」


男「あ、そういうポリシーなんだ…」



男「えっと、俺カップ麺つくるから適当にくつろいでて」

メアリー「はっ、はい!」


不思議です…何もかも

広間に置いてある黒い箱…調理場らしきところに置いてある長方形の箱…

今ご主人様が作っていらっしゃる「かっぷめん」というものも…


男「~~♪」コポコポコポ


大きな器の蓋をとって…お湯を注いで…

そのままテーブルの上に置いてしまいました…

あのあとの調理はどうするのでしょう…


男「いただきまーす」ゾバーッ

メアリー「ええっ!?」

男「ごほっごほっ…!どうかした!?」

メアリー「いっ、いえ…少し、驚いたもので…その…調理は…」

男「あぁ…これはね、カップ麺っていってお湯を注ぐだけで簡単にできる食べ物だよ」

メアリー「そのような便利な食べ物があるのですか!?」

男「えっと…多分メアリーの時代にこれがなかっただけで今は普通に手に入れられることができるよ」

メアリー「そ、そうなのですか…取り乱してしまいすいません…」


男「いや、いいよ!知らないことあっても不思議じゃないし!」



メアリー「」ソワソワ

男「」ズゾゾー

メアリー「」キョロキョロ

男「…」


男「あのさ…」

メアリー「い、いかがなされました?」

男「ちょっと見られて食べるのって慣れてないからさ、お風呂いってくれば?」

メアリー「そ、そんな旦那様よりも早く…えっと、だめです!」


男(言い訳したいんだろうけど日本語が出てこないんだな…)

男「俺もずーっと見られてるのもちょっと緊張しちゃうし…」

メアリー「しかし…!」オロオロ

男「うーん、じゃあ命令するから…お風呂に入ってきて」


メアリー「ご主人様の命令ならば…し、失礼します」


男「あ、そうだ。後で着替え持って行くから、ちょっと待っててね」




男「ごめん、うち兄妹とかいなくて…俺の昔のジャージで我慢して」

メアリー「お心遣い、ありがとうございます!」

男「じゃあ、ゆっくりしてね」パタン



~~~~~~~~~~

チャポン

メアリー「はぁ…」

どうしてこんなことに…

昔のご主人様と比べれば遥かにこちらのほうがいいけれど…慣れていないことばっかりで疲れちゃった…

私はこれからどうすればいいのかな…

戻り方を探す?でも前の生活に戻るのも嫌だな…


メアリー「…?なんだろうこの紐」

根元になんか矢印が書いてる…こっちのほうに回せってことかな

とりあえず青い方に回し――


シャワー

メアリー「きゃあぁぁぁぁ!?」ビクンッ


今日の更新はここで区切ります

地の文はメアリーが思ってること、『』は英語、男がわからない会話などを表したいと思います

視点がコロコロ変わる場合もあります、読みにくいかと思いますがお付き合いください


…注意書き遅かったですね、すいません

次からはこういったミスはなくすように努力します




~~~~~~~~~

メアリー「ご迷惑をおかけしました…」

男「いや、大丈夫だよ…そうだよね、いきなり水でてきたら誰だってびっくりするよね…」

メアリー「…それもなのですが、一瞬でお湯に変わったのも驚きました…」

男(昔の人からみたら家電なんて魔法のようなものだよな…)


男(…この子にはテレビ見せるの避けようかな)



母「ただいまー」


メアリー「お、お帰りなさいませ!」

母「いいのよーそんなかしこまらなくて」

母「それよりも今日色々あって疲れたでしょう?メアリーちゃんの部屋用意したから早く寝ちゃいなさい?」

メアリー「で、ですがご主人様より早く寝るなど…」

男「だから俺にはそんな気遣いいらないから!な!」

メアリー「…わ、わかりました…」シュン

男(なんか犬みたいだな)




~2階 メアリーの寝室前~

母「それじゃあ今日からここがメアリーの部屋だから、自由に使ってね。何かあったら私か男に伝えること。いい?」

メアリー「承知致しました」

母「よろしい。それじゃ、おやすみ」

メアリー「おやすみなさいませ」ペコリ


――ここが私の部屋

ガチャ

メアリー「わぁ…」


広い、そして綺麗…

前使ってたところとは大違い


モフ…

メアリー「ベッドも柔らかい…」

すごい、体が沈む!


メアリー「こんなんじゃ…すぐに…ねむっちゃう…」


メアリー「すぅ…すぅ…」


~~~~~~

チュンチュン


母「よく眠れた?」

ガバッ

メアリー「す、すいません!寝過ごしてしまいました…」

母「いいのよ。ゆっくり休んでくれても」

メアリー「あ、あの…ご主人様は…?」

母「ああ、男のことね?それならもう学校に行っちゃったわよ」

メアリー「…そうでしたか」


――ご主人様に朝食をお作りできなかったとは、なんと情けない…


母「なにそんな悲しい顔してるのよ!」

メアリー「え?」

母「いい?今のあなたの生活はこの前とは違うの。だから、そんなに思いつめなくていいのよ?」


なんでこの人は、私に優しくしてくれるんだろう

なんでここまで優しいのだろう


母「返事は?」


メアリー「――はいっ!」


母「いい返事ね。それじゃ、今日も日本語勉強しましょうね」



~夕方~

男「ただいまー」

メアリー「お帰りなさいませご主人様!」

男「あれ、なんか元気だね…?」

メアリー「はい!これも母様のおかげです」

母「なんかちょっと声かけたらいきなり元気になっちゃって。私としては嬉しいけど」

母「それで日本語習得も捗る捗る。もう会話ならスラッスラよ?」

男「すげぇ…」


母「男も帰ってきたことだし、ご飯にしましょうか」



~リビング~

男「おお!すげぇ!これ全部メアリーが作ったのか!?」

メアリー「いえ…キッチンの使用の仕方を母様に教えてもらいながら作らせていただきました」

母「そんなの作ったうちに入らないわ…流石メイドっていったところね」


メアリー「ご主人様の舌に合うかわかりませんが…お召し上がりください」


男「い、いただきます…」パクッ

メアリー「…」ドキドキ


男「うまい!これすごくうまいよメアリー!」

メアリー「ありがとうございますっ!」


ああ、よかった…!美味しいって言ってもらえた…!


母「ホントだわ…お店で食べてるみたい…」





男「ごちそうさまでした。ふぅ、美味しかった」

母「ごちそうさま」

メアリー「では後片付けを…」

母「いいわよ、私がやるから」

メアリー「いえ、しかし…」

母「メアリーちゃんは早くお風呂に入っちゃいなさい?後ろつかえちゃうから」

メアリー「わ、私もお手伝いを…」

母「夕飯作ってもらっちゃったし、そのお礼よ。さ、早く入ってらっしゃい」

メアリー「か、かしこまりました…」



~風呂~


メアリー「んー…気持ちいい…」

メアリー「はぁ…」


こんなにゆっくり湯船に浸かることなんてなかったなぁ…

前のご主人様のところでは濡らしたタオルで身体を拭くだけだったし…


男『着替え、ここに置いておくね』


メアリー「す、すみません…ありがとうございます」


び、びっくりした…


そういえば服もメイドのときの服しかないし…今度母様に相談してみようかな…



あ、そういえば―――



~リビング~


メアリー「お風呂いただきました…」

少しのぼせちゃったかな…


男「おっけー。俺他にやることあるし母さん先に入ってよ」

母「そう?じゃあ先に入ってくるわね」



メアリー「…すみません、今日は休んでもよろしいでしょうか…」

男「べ、別に大丈夫だけど…」

メアリー「それでは、おやすみなさいませ…」

男(大丈夫かな…なんかぼーっとしてる感じだったけど…)

男(念の為に階段上がりきるまで見とくか)




ギシギシギシ・・・

フラッ


メアリー「うわぁっ!?」ゴロゴロ


男(やっぱりというかなんというか…)


男「くぅっ!」ダキッ


男「大丈夫?」

メアリー「申し訳ありません…少し立ちくらみが…」

男「立てる?」

メアリー「大丈夫――ですけど…」


すぅーはぁー


メアリー「…ご主人様すごくいい匂いがします」

男「じゅ、柔軟剤の匂いじゃないかな!?」


くんくん 


メアリー「この匂い…すごく安心します…」

男「そ、そんなに顔をうずめて嗅がなくても!」

男(こんな可愛い子に匂い嗅がれるなんて…なんかこう…)


メアリー「もうちょっと…このままでもいいですか…?」

男「そんな顔されたらダメなんていえないよ…」ポンポン


メアリー「えへへ…ありがとうございます…」クンクン


男(本当にイヌみたいだな…なんか健気っていうかなんていうか…)



今日はこのあたりで

健気なメイドって一生懸命ですごい可愛いと思うんですよね

更新量が少なめでも1日1回は投下したいと思うので、これからもよろしくお願いします


では


~翌朝~


母「――本当になにもしてないでしょうね?」

男「なにもしてないっ!ただ俺はメアリーに『一緒に寝てくれたらすごく落ち着く』って言われただけで…!」

母「…触ったりは?」

男「だからしてないって!!」


男「当たってたけど…」ボソッ


メアリー「すいません…私がわがままを申し出たせいで…」

母「いいのよメアリーちゃん。男がなにも問題を起こしてなければ」

男「そんなに俺信用なかったか!!」



メアリー「ご、ご主人様は信用に足るお方だと思いますが…!」

男「ありがとうメアリー…慰めてくれるのはメアリーだけだよ…」


母「そんな芝居うってる暇あったら早く学校に行きなさい」


男「わ、わかったからそんな怖い顔しないで…!」





メアリー「いってらっしゃいませ、ご主人様」

男「いってきます。メアリー、母さん」

母「いってらっしゃい、気をつけてねー」






母「――あら、あの子お弁当忘れて行っちゃった」



~通学路~


男(確か今日の時間割は――うわ、マラソンあるじゃん。だる…)

男(サボったら体育赤点になるし…しょうがないって言えばしょうがないけど…)


幼「おっはよー」

男「お、幼じゃん。おはよ」

幼「珍しいねぇ、こんなところで会うなんて」

男「そういえばそうだな。昔はよく一緒に登下校したのに」

幼「なつかしいねぇ本当。いつのまにか高校生だよ」

男「そんなこと言ってるとすぐババアになっちまうぞ」

幼「そっちもね、オッサン」

男「このノリやっぱり変わらな――」


「―――ご主人様ー!」



幼「あれ、なんか今声しなかった?」

男「気のせいじゃないか?」




「ご主人様ー!」


幼「ほらやっぱり、後ろのほう…か…ら…」


男「げぇっ!?」




男(メ、メアリー…!なんでこんなところに…しかも丁寧にメイド服まで着やがって…可愛い――じゃなくて!)


男「な、なんでこんなとこに…?」

メアリー「はぁ…はぁ…お弁当をお忘れになられていたので…お届けに、参りました…はぁ…」

男「えっと、急いで来てくれてありがとう…疲れたでしょ?」

メアリー「そんなことありません!私はご主人様のメイドなのでこんなこと当然です!」フンス


幼「」


男(やばい…これ以上話すといらぬ誤解を生みかねない…)

男「ほ、ほら、メアリー…今日は母さんと漢字の練習をする予定だったでしょ?なら早く帰りな?」

メアリー「承知しました!それでは、私はこれで失礼します」ペコリ


タッタッタッ…



幼「え、えっと…あ、あれおかしいな…男の家ってメイド雇ってたっけ…?」

男「ごめん!今説明するから!!」ガバァ


~~~~~~~


幼「へぇ…だからこの前あんな質問してきたんだ…」

男「ややこしくてホントごめん」

幼「本当の話なの?人が時空を超えてくるって…そんなの…」

男「そこは説明できないけど…本当に押し入れを開けたらいたんだよ」

幼「ふーん…世の中には不思議なこともあるもんだねぇ」




~男自宅~

母「えっとこの漢字は『帰』っていって――」

メアリー「…」カキカキ



母「ふぅ、疲れちゃったわね。少し休憩しましょう」

メアリー「分かりました。お茶を淹れてきますね」トテトテ



メアリー「あの…少しお聞きしたいのですが」コポコポ

母「なんでも聞いてちょうだい」

メアリー「母様のご職業ってなんですか?」コトッ

母「ファッションデザイナー…服をつくる仕事をしてるのよ」

メアリー「貴族向けのですか…?」トテトテ

母「貴族…一般向けのブランドってところかしら、イギリスに本社があるからたまにしかこっちに戻ってこれないのよ」

メアリー「では今は休暇でこちらにいらしているのですか?」カチャ

母「――ありがとう。そうよ、少し長めにもらったの」

メアリー「そうでしたか…」

母「なにかしたの?」

メアリー「いえ、母様がいなければ日本語をしゃべれなくてもっと不自由していたと思って…母様にはすごく感謝しています」

母「そんな大層なことしてないわ。戻ってきても男は学校あるし暇してたところよ」


母「――さ、1杯飲んだら再開するわよ」


メアリー「――はい」



~学校~

男「あのさ、幼。頼みがあるんだけど…」

幼「なにさ改まって」

男「今度メアリーと服買いに行ってくれないか…?」ボソッ

幼「ああ、あのメイドの子?」

男「こ、声でかいって!…あいつまともな服持ってないみたいだから…頼む」

幼「もう少しあの子と喋ってからね…知らない人と買い物するってなると流石に私も…」


男「じゃ、じゃあ今度うちにこいよ!メアリー含めて遊ぼうぜ」


幼「いいねぇ、遊ぼ!男の家なんていつぶりかなぁ…!」

男「もう少ししたら細かい予定決めるか、それじゃ」

幼「あいあーい、楽しみにしてるよー」



~夕方 自宅~

男「ただいまー」

メアリー「お帰りなさいませ!」

母「おかえりー、今度から弁当忘れないでね」

男「う、うん…わかった」


男(学校にこられたら大惨事だよ)




~夕食後~

男「ごちそうさまでした」

母「ごちそうさま」

メアリー「ではお片付けしますね」カチャカチャ

男「あ、そうだメアリー」

メアリー「いかがなされました?」

男「―――もしかして今日も一緒に寝る感じ?」


メアリー「…だ、だめでしょうか…?」ショボン

男「い、いや!別に大丈夫だけど!」

メアリー「本当ですか!?」パァッ

男「…母さん?こういってるんだけど…」

母「メアリーちゃんは甘えん坊ね…いいわよ。けど、へんなことしないように」


男「だってさ」

メアリー「ありがとうございます!すぐに片付け終了させますね!」


~お風呂上がり メアリーの部屋~


メアリー「~♪~♪」

男「ご機嫌だね」

メアリー「っ!し、失礼しましたっ///」

男「別に謝らなくても…」

メアリー「そ、そろそろおやすみしましょう!」

男「お、おう…」




メアリー「――失礼します」ボフッ


メアリー「やっぱりご主人様はいい匂いです…」スーハー

男「そ、そう?」

男(そう言われるとなんか照れるな…)

メアリー「そして…優しいですし…」

男「そんなことないって…」

メアリー「こんな私を、ここまでよくしてくれて…」

メアリー「すご、く…うれし――すぅ」

男(寝るの早いなぁ)


男(本当に健気に尽くしてくれて…なついてくれて…)

男「ん…?」

メアリー「すぅ…すぅ…」ギュゥ

男(俺のTシャツ握って…まるで赤ちゃんだな)


男「――本当に可愛いなぁ」



メアリー「――――」ピクッ


今日はちょっと早めに終わりたいと思います

この先少し時飛ばしが多めになるかもしれません

色々イベント絡ませて飽きないうちに終わらせたいと思いますので…


そしてメアリーの異常なほどの学習能力に関しては目をつぶってください

カタコトとかすごく書きづらいんですよ…


すいませんなんでもしますから許してください

では

>>62>>63
性的な傷を背負った女の魅力が分からないとはまだまだだなw
レイプ済み最高だろ(ゲス顔)

>>78
殺すぞてめぇ(迫真)

>>78
殺すぞてめえ(迫真)



~翌朝~


男「――ん、もう朝か…」

男(メアリーがいない…いつの間に起きたんだ…?)

男「俺もそろそろ下に行くか…」






~1階 リビング~

男「あ、おはよ。昨日はよく眠れた?」

メアリー「ごっ、ご主人様!おはようございますっ!」トテトテ

男「え?なんで挨拶しながら逃げてくの!?」

メアリー「少々お待ちください!」







~洗面所~


か、髪型大丈夫かな…あ、ちょっと前髪が…

サッサッ

カチューシャも大丈夫――メイド服も目立ったシワなし。


『本当に可愛いなぁ』


メアリー「可愛い…」


言われたのは…初めて…


あんな言われ方するとちょっとくすぐったい感じ――


それでも


メアリー「――嬉しかったなぁ」


でも、こんなに浮かれてちゃダメ…もっと頑張らないと…



ご主人様に認めてもらうために



~リビング~


男「今日も飯うまいな」

メアリー「ありがとうございますっ、今和食も勉強中なんですよ」

男「お、メアリーの和食、食ってみたいな」

メアリー「今度お作り致します。ご主人様!」

男「そういえばなんか今日張り切って――」


「おはようございまーす!」


メアリー「お客様でしょうか…?」

男「げ、この声」



~玄関~


幼「おいっす。おはよう男ー」

男「なんで来てるんだよ」

幼「いやちょっとあの子を見たくてねー」

男「それだけかよ!」

幼「それだけっていうな――おおっ!」


メアリー「…あ、先日の…」


メアリー「おはようございます、男様のメイドのメアリーと申します!よろしくお願いしますっ」


幼「おっほー!!可愛いー!!」ドテドテ

男「おい勝手に入ってくるなって!」


幼「よろしくー!私男の幼馴染みの幼っていうのー!」ギュー

メアリー「よ、よろしくお願いしま…す」

男「おい、メアリー迷惑がってるじゃんか!」

幼「だって可愛いんだもーん…こんな子滅多に見たいよ!可愛すぎる…」

男「可愛い連呼しすぎだろ…」


男(まぁ、確かに可愛いけど…)


幼「しかもなんか抱き心地いいし…」

男「低身長で華奢だしな」

幼「メイド服似合ってるし…」

男「本物のメイドだしな」

幼「それに可愛いし…」

男「確かにそうだな」


メアリー「…///」


男「あ、やべ。そういえば支度おわしてなかったんだった!ちょっと待っててくれ」

幼「いつまでも待ってるよー」ナデナデ


メアリー「うう…///」


…ご主人様ってばあんな恥ずかしいことを面と向かって…


幼「あー、そういえばさメアリーちゃん」ギュー

メアリー「なんでしょうか?」

幼「男のこと好きなの?」

メアリー「へえっ!?///」

幼「あはは、変な声でた!で、実際のところどうなの?」

メアリー「わ、私とご主人様は主従関係と言いますか…居候といいますか…///」

メアリー「あ、あくまでも雇い主とメイドって感じですし///」

幼「その慌てよう…やっぱり」

メアリー「わー!わー!ダメです!それ以上言っちゃだめですぅぅぅ!!」


男「おいどうした朝から大声なんてだして」

幼「あ、聞いてよ男ーこの子ね――」


バッ


メアリー「ごごご、ご主人様そろそろ出発しなければ遅刻してしまいますよ!?」

男「へ!?いやでも十分間に合うし」

メアリー「お弁当は持ちましたね!では、いってらっしゃいませ!」グイグイ

男「お、おい!そんな押すなって…!」



メアリー「そ、それと幼さん…」ボソッ

幼「んー?なぁにー」

メアリー「く、くれぐれも――」

幼「わかってるよ。内緒に、でしょ?」


男「え?何が内緒だって?」



メアリー「ご主人様はいいんですっ!早く学校へお向かいください!」

男「わかった!わかったから押すなって!!」


今日は色々やることがあって遅い時間から始めることになってしまいました
書きだめもしてないので1日の平均は10レスも満たない感じになると思います…

更新も大体夜から、やることがあれば更新なし――
などもあるかと思いますが、お付き合いください

少ない量の更新ですが、それでも楽しみにしていただける方がいれば幸いです

では


~学校~

幼「いやぁ~メアリーちゃん可愛かったねぇ。思わずニヤニヤしちゃったよ」

男「おい…!学校でその話するなよ…ほかのやつに聞かれたらどうするんだよ」

幼「確かにややこしいことにはなりそうだけどそれはそれで面白そうだしー」

男「…お前本当に他人事だな」

幼「スクープとか噂が大好物ですので」


友1「おっ、今日も夫婦で世間話ですかな?」

友2「やめなよ…幼さん面倒くさいみたいな顔してるじゃん」


男「その言い方やめてくれ…誤解される…」

幼「まぁ昔から言われてることだし?」

男「それはそれで問題だと思うんだよなぁ…」

幼「試しに付き合ってみようか?」

男「そんなこと軽く言ってるから勘違いされて告られるんだよお前は」

幼「そういう冷静なのいらなーい!」

男「この前だって部活?の後輩にそんな調子のいいこと言ったら告られてたじゃん」

幼「あ、あれね…あれはなんというか…からかってみたら結果あんな感じに…」


友2「あれ?幼さんって部活なにやってるんだっけ?」

幼「弓道部だよ」

友1「へぇー、じゃあやっぱりビューンって飛ばすもんなの?」

幼「ええっと…それはね――」


男(こいつらにメアリーのこと言ったらどうなんのかな…)

男(やっぱ俺ん家に来たがるのかな…)

男(そういえばメアリーってこの先どうするんだ…?)

男(まさかこの学校に転入…なんてな)


男「――あるわけないか」


~翌日 学校~


メアリー「本日からこの学校でお世話になります。メアリーと申します。よろしくお願いします!」



男「うそ…」

幼「残念ながら、嘘じゃないようだね…」


友1「やべぇ!あの子超かわいい!やべぇよ男!」

友2「確かにあれほど可愛い子はそうそういないよね」



男「…確かに、やばいな」




メアリー「…?」キョロキョロ

メアリー「…!」パァ


メアリー「ご主人様ー!」ブンブンブン


男(ご丁寧に手まで振りやがってえぇぇぇぇぇ!!)


先生「えっと…あ、男くんと知り合いなのかな?」

メアリー「はい!私は男様のメイ――」



男「せっ、先生!!この子の学校案内俺に任せてもらってもいいですか!?」



先生「そ、そうだね。顔見知りと行ったほうがいいだろうからね。じゃあ頼むよ…」

先生「あと、メアリー君。君の席は――男君の近くでいいかな?」

メアリー「是非っ!」

先生「わかった。じゃああとで調整しておくね」


男「――バレずにすんだか…?」

幼「いやぁ、大変だねぇ。ご主人様?」ニヤニヤ

男「やめろ。今のだけでも神経磨り減ってるんだ…」

友1「なぁさっきあの子ご主人様って―――」

男「気のせいだ」

友2「でも確かに――」

男「気のせいだと言っている」



幼「くくくっ…!!」


~休み時間~


男「えっと…説明してもらえるか?」

メアリー「母様が『私が教えられるのはここまでね。あとは学校で学んできなさい』と、おっしゃりまして」

男「入学手続きは?」

メアリー「結構前から手続きなさっていたようです」

男「あの馬鹿…っ」

メアリー「あぁ、それでご主人さ――むぐぅ」

男「頼むから学校ではその呼び方やめてくれ!!」

メアリー「ぷはっ…ではなんとお呼びしたら…」

男「普通に男でいいよ!」

メアリー「では男様で…」

男「様なしでっ!」

メアリー「しかしそれでは…ご主人様か男様でお決めください」

男「じゃあ後者でいいよぉぉ…」

メアリー「かしこまりました。ごしゅ――男様」


幼「やばいツボる…ふふっ…!」

友1・2「?」



男「お前人が困ってるところ見るのがそんなに面白いか!?」

幼「ご、ごめん…ふふっ…ちがっ…!」

男「そんなにツボってなにが違うんだ」

幼「今のやり取り馬鹿らしいなって…くふっ…!」

男「今さらっと馬鹿にしたよなおい」


友2「まぁまぁ…そのへんにしといて…」

友1「確か男…次の時間あの転入生の学校案内頼まれてなかったか?」

男「まぁ…そうだけど…」

友1「いいなぁ…俺やりたいんだけど代わってもらえない?」

男「ダメだ。俺が行く」

友2「授業サボれるって羨ましいなぁ」

男「好きでサボってるんじゃない――ほら、行くぞメアリー」

メアリー「はい!男様!」



友1「そういえばなんであのメアリーって子、あんなに男になついてんだ?」

友2「確か知り合いって言ってなかったけ?」

友1「でもあいつ外国の友達いるっていってたか?」

友2「うーん言ってなかったけど…いう必要なかったとか?」

友1「…そういうもんか?」

友2「さぁ…」


今宵は雪・月・花!
今日書いてるときずっとループしてました。あの歌耳に残りますね

さてやっとメアリーが学校に来たわけですが次回からはイチャラブ多めかも…
予定なだけで思いつきで変わっちゃうかもしれません

それにしてもレスが多くて嬉しいです。感謝感謝。
これからもこのSSにお付き合いしていただければと思います

では


――――――――――
 ――――――
   ――


男「…で、ここが音楽室で、こっちが工作室で――」

メアリー「…」キョロキョロ

男「メアリー?どうした?」

メアリー「あ、あの…ここにはお偉い方が住んでおられるのですか?」

男「いや…ここは学校だからそんなに偉い人はいないけど…」

メアリー「そうなのですか――お広いのですね。学校というのは」

男「どこも大抵こんな感じだと思うんだけどな…」

メアリー「あの、男様…1つだけ、お願いを聞いていただけないでしょうか…?」

男「メアリーのお願いならなんだって聞くよ」

メアリー「手を――手をお繋ぎいただけないでしょうか…?///」

男「ん?いいよ」ギュッ

男(よかった…屋上に連れて行って欲しいとか言われなくて…閉鎖してるからがっかりさせないか心配だったんだよな)


男(あれ?でもメアリーの時代とかって屋上っていう概念あったのか?)



幸せだなぁ…手を繋ぐだけでこんなにも安心するなんて…

それに優しい手…弱くもなく強くもなく

そして私のことを気遣ってくれているのかのような歩調


――この方と一緒にいるだけでこうも幸福感に満たされるなんて

前のご主人様に仕えていたら…こんな体験できなかっただろうな…


ましてや―――

男「メアリー?」ズイッ

メアリー「ひゃい!?///」ビクッ

男「…ちゃんと聞いてる?」

メアリー「す、すいません…少し考え事を…」

男「ちゃんとしなよ?」ポンポン


メアリー「…っ///」


~~~~~~

男「…っとまぁ一応これで校内案内は終わりだけどなにか聞きたいことってある?」

メアリー「今はよくわからないので…追々質問させていただくことになるかと…」

男「わかった。じゃあわからないことはしっかり聞けよ?わからないまま行動しないこと。いい?」

メアリー「かしこまりましたっ!」



~教室~

ガラッ

男「ただいまー」

メアリー「…」ソロソロ

友1「おお、帰ったか。こっちは自習でずっと話してたわ」

友2「で、メアリーちゃんとはどうだったの?なにかあったの?」

幼「ねえなにかあったんでしょ?聞かせて聞かせて?」

男「なにもねーよ!期待してんじゃねーよ!」

幼「ちぇー。つまんないのー」

男「つまんなくて悪かったな!」


~昼休み~

女子1「ねね、メアリーちゃんってどこからきたの?」

メアリー「えっと…イギリスから…」

女子2「日本語覚えるの大変じゃなかった?」

メアリー「男様の母様が教えてくださったので…楽ではありませんでしたがすぐ覚えられました」

女子3「カフェとかで勉強したのー?」

メアリー「いえ…男様のご自宅で…」

女子1「…ちょっと聞くけどどこに住んでるの?」

メアリー「男様のご自宅ですが…」


女子「!?」ザワッ


男「ちょっと待て!誤解するな!メアリーはうちの親戚のお孫さんで入院してるからうちで引き取ってるんだ!」

男(―――ごまかせるか…?)


女子2「男くんって外国の親戚っていたっけ?」

男「話してなかっただけで…ちゃんといる」

女子3「メアリーちゃんに変なことは?」

男「してない!!神に誓ってしてない!!」

女子1「まぁ…そうなら許してあげなくも…」


男「なんで俺が恨まれてるんだよ…っ!?」


幼「まぁまぁその辺にしといてあげなよ…」

女子1「あ、幼!ねぇねぇメアリーちゃんが男くんの毒牙に~」

男「かけてねぇよ!」

幼「女子1も落ち着いて…メアリーちゃんとも話す機会いっぱいあるじゃん?これから同じクラスなんだし…」

女子1「それはそうだけど…」

女子2「なんか心配よねー」

男「あれ!?俺ってそんなに信用なかったの!?」

メアリー「男様!私は男様は信用に足るお方だと思っておりますよ!」

男「ありがとうメアリー…お前の優しさが身に染みるよ…」




友1「なんか男って…」

友2「ドンマイ、って感じだよね…」


~放課後~


幼「じゃあ私は部活あるから。ばいばいー」

男「おう、じゃあなー」

メアリー「部活頑張ってくださいねー!」ブンブン

男「―――さてと、スーパー寄って帰るぞ」

メアリー「すーぱー…あの大型食料販売店のことですか?」

男「そんな難しい言い方しなくても大丈夫だから…夕飯の材料を買わないと」

メアリー「わ、私も一緒に…」

男「元々お前と一緒に行く予定だから安心しろ」

メアリー「はいっ!」ニコッ




~スーパー~


メアリー「わぁ…人がたくさん…」

男「俺は夕食メアリーに任せるつもりだけど…メアリーはどう?」

メアリー「それではお作りしたいと思います」


男「それじゃあ、食材選びに行こうか――あ、カート押してみる?」

メアリー「かーと…これでしょうか?」

男「そうそう。それをちょっとの力で押すの」

メアリー「押す――おおぉぉ!?」

メアリー「ご、ご主人様!動きました!」

男「それに荷物を入れながら移動するの。楽でしょ?」

メアリー「はい!すごく楽そうです!」ガラガラ


――楽っていうか…楽しい!


男「おい!そんなに勢いよく押すな!危ない!!」



~~~~~~~~

レジ打ち「ありがとうございましたー」



男「いっぱい買ったな」

メアリー「はい…少しでも男様に美味しいお食事をお出しできるようにと…」

男「…そんなに持てる?」

メアリー「大丈夫です…んんーっ!」グググ

メアリー「よいしょ…うぐ…っ」フラフラ

男「…やっぱり俺が持つよ…なんか見てて心配になる」ヒョイ

メアリー「あ、えっと…すいません…」

男「こういうときは謝るんじゃなくてお礼をいうの」

メアリー「…ありがとうございます」

男「女の子なんだから重いもの無理して持たなくてもいいの」


メアリー「―――っ」


男「…?どうした?」

メアリー「いっ、いえ、なんでもありません…」



『女の子なんだから』


人として見られたのは、ここに来てからだったなぁ…


前のご主人様は私を『物』として見てたし…ストレスの発散先でもあった

私に無理を強要し、出来なければ教育と言って罰を与えられ…

物のように粗末に扱われた


それなのに…男様は…


男「じゃあ、帰ろうか」

メアリー「男様…あの、手を――」

男「甘えん坊だなぁメアリーは…」スッ

メアリー「えへへ…ありがとうございます」ギュ

テクテク

男「夕飯、楽しみだな」

メアリー「お口にあうもを、お作りいたします」


これじゃあまるで――


夫婦みたい…


さっき妹のランニングに付き合ってきたんですが…疲れました…
3km近く走ってきたのにあいつそれから宿題やるっていうし…なんという体力…

このSSも極力ダラダラにならないように頑張ります

あ、メイドっていったらアウトブレイクカンパニーのあの子も可愛いですよね…

では


~自宅~

男「ただいまー」

メアリー「ただいま帰りました!」

母「お、帰ってきたわね」

男「…なんでメアリーが来ること教えてくれなかったのさ…」

母「サプライズってやつよ、サプライズ!どう?嬉しかった?」

男「嬉しかったり忙しかったり複雑だわ!!」

母「そう?ならよかったわ」


男(このイタズラ好きがっ…)


母「そういえば男、メアリーちゃんの制服見てなにか思った?」

男「制服…?特に変わったところはないみたいだけど…」

メアリー「?」

母「にっぶいわねぇ…女の子が普段着てない服を着たときなにか声かけるでしょう?」

男「いや俺彼女とかいたときないし…」


母「メアリーちゃんの制服見ての感想、あとで本人に言ってあげなさいよ」ボソッ

男「ええっ!?」

メアリー「あの…話が見えないのですが…」

男「と、とりあえずメアリーは知らなくていいから!あ、そうだ!ご飯にしよう!」

メアリー「…それでしたらお作りいたしますが…」

男「は、早くキッチンに行こうな?メアリー」グイグイ

メアリー「あ、あのっ!そんなに押されては転んでしまいますっ!」



――気になります…


~夕食後~

母「ごちそうさま。じゃあ私、先にお風呂入ってくるわね」

男「…」

メアリー「いってらっしゃいませ」



男(さっき言えって言われたけど…言おうってなるとちょっと緊張しちまうな…)

男(てかなんで緊張してるんだ…俺…)

男「なぁメアリー、料理って確か母さんと一緒に練習してるんだっけ?」

メアリー「はい、一つ一つ丁寧に教えていただいております」

男(まずは当たり障りないところから…)

男「そ、そうなんだ…」

メアリー「?」

男「せ、制服も買ってもらったの?」

メアリー「はい…ご調達していただきましたが…」

メアリー「…あの、男様」

男「なっ、なに?」

メアリー「先ほどからご様子が変なのですが…いかがなされましたか…?」

男「な、なんでもない――」

男(ええい、このまま勢いに乗せてしまえっ!!)


男「ただメアリーの制服姿似合ってるよって話だから!気にしないでっ!!///」



メアリー「―――っ/////」



メアリー「そ、その…ありがとう…ございます…///」ボソッ


男「そ、それじゃ、俺は部屋に行くから…ごちそうさまっ!!」ダッ



メアリー「…気にしないなんて…できるわけないじゃないですか…」カァッ



~風呂上がり メアリーの部屋~


メアリー「…」ホカホカ

制服…初めて着てみてちょっと戸惑いもあったけど…

結果的には正解だったのかも…


メアリー「似合ってる…かぁ…」

せっかくだし寝る前にもう一回着てみようかな


確かこうやってスカートを止めて…ワイシャツとブレザー着て…



メアリー「おぉ…」

鏡で見るのは2回目だけど…やっぱりメイド服以外のこういう服着てる自分見るのはなんか違和感が…

でも男様は似合ってるって言ってくれたし…!


メアリー「ふふっ」ボフッ

――何回も思うけどベッドに横たわるのってすっごいきもちいなぁ


メアリー「似合ってる…似合ってるかぁ…えへへ…」


もうちょっとしたら着替えて――寝ようかな…



~翌朝~

メアリー「お、おお、男様あぁぁぁ!!」

男「うわっ!?お、おい下着姿で走るなよっ!」

メアリー「せ、制服にシワが…どうしましょう!」

男「ええっ!?と、とりあえずアイロンかけとくからメアリーはなにか着といて!」

メアリー「申し訳ございませんっ!!」


母「朝から忙しいわね…あんた達…」



~学校~

メアリー「申し訳ございませんっ!!」ガバッ

男「とりあえずは誤魔化せるぐらいにはできたけど…どうしたの?ハンガーの掛け方分からなかった?」

メアリー「いっ、いえ…その…」


――どうしよう、似合ってるって言われて嬉しかったから着たまま寝てしまったなんて言えない…


メアリー「お、お察しくださいませ…!」

男「どこをどう察しろっていうんだ…」

男「まぁ、今度からはちゃんと脱いでから寝てよ?」

メアリー「…はい…すいません…」


幼「まぁそんな気を落とすなって~」ポンポン

メアリー「あ…幼さん…」

幼「まぁ大抵は予想つくけどね?」チラッ

メアリー「」ビクッ

男「そんでなんの用だよ、幼」

幼「私は用がないと話しかけちゃだめなのかい?」

男「別そんなことは言ってないけど…そんな口調のときは大概ふっかけてくるからな」

幼「流石私の幼馴染みだね」

男「お互い様な」

幼「で、用件なんだけどね。今日私部活ないわけよ。だからメアリーちゃんと一緒に買い物してこようかなーって」

男「ああ、あのことか」

幼「メアリーちゃんは放課後空いてる?」


メアリー「で、ですが…」チラッ

男「ああ、俺のことなら大丈夫だよ…それよりもお金は?」

メアリー「母様から5000円ほど…」

幼「なら大丈夫だね!決まり!」

メアリー「…っ」アセアセ

男「俺なら大丈夫だってば…ちゃんと日常で着れる服選んでこいよ」

幼「メアリーちゃん1人ならアレだけど私もいるし大丈夫だってー」

男「お前がいるから不安なんだよ」

幼「なにそれっ!?ひどくないっ!?」




メアリー「で、では行ってまいりますね…!」

幼「遅くならないうちに返すからー」

男「とりあえず危なかっしい目には合わせるなよ頼むから」

幼「大丈夫!――それじゃ、行こうかメアリー!」

メアリー「は、はい!――あれ、なんか呼び方が…!?」


~服屋~

幼「それじゃ、好きなの選んでー」

メアリー「すみません…選ぶ基準がよくわからなくて…」

幼「それもそっか。じゃあ一緒に選ぼうか!」





幼「このホットパンツはどう?」

メアリー「あ、足が見えすぎといいますか…」

幼「メアリー足綺麗だし似合うと思うんだけどなー」



幼「じゃあこのノースリーブとかは?」

メアリー「か、肩が…」

幼「似合うと思うんだけどなー…」




~~~~~~

店員「ありがとうございましたー」



メアリー「結局どっちも買ったわけですが…」

幼「いいじゃん!ちゃんと似合ってたんだし!ホットパンツに合うやつも買ったんだし大丈夫だって」

メアリー「あんなの着る勇気ないですよぉ…」


幼「――男に制服似合うって言われたんじゃないの?」


メアリー「ふぇっ!?///」ビクッ


幼「もしかして今日買ったやつ見せればまた言ってもらえるかもよー?」


メアリー「また…?」

幼「そうそう。言ってもらって嬉しかったんじゃないの?」

メアリー「それは…そうですけど…」

幼「ねぇ、もう一回言われてみない?」

メアリー「…もう、一回…」



男『メアリーの制服姿似合ってるよって話だから!』


メアリー「言われて、みたい…です…」

幼「よかったぁ…それじゃ、更衣室で着替えてから行こっか」


幼(ちょろい)


~自宅~

幼「メアリー送りにきたよー」

メアリー「…ただいま、です」ギュー

男「お、帰ってきたか――メアリーなんで幼の後ろに隠れてるの…?」

幼「ほら、大丈夫だから」

メアリー「うう…」ソロソロ


メアリー「ど、どうでしょうか…///」ヒラッ


男「うわなにこのワンピースっ娘。可愛すぎる」

男(あ、やべ思ってることそのまま声に出ちまった)


メアリー「あ…あぅあぅ…////」プシュー


幼「この子この手には全然耐性がないなぁ…」

幼(そのおかげですごい楽しいけど)


男「お、おいメアリー!どうした!?熱でも…」

メアリー「なっ、なにもないですっ!!」

男「でも顔がそんなに真っ赤」

メアリー「うわぁぁぁ!言わないでくださいぃぃぃ!!」

男「お前本当に大丈夫か!?」



幼「そっとしといてあげなって」

男「…お前なにかしたのか…?」

幼「なにかしたのはそっちじゃん…」

男「お、俺!?」


幼(この鈍感野郎め…)

童貞特有の変に甘ったるいSSというのはここのことです

少しあざとさを入れてみましたが…いかがだったでしょうか
正直あざとさを入れるか迷いましたが、試験的に入れてみました

たまに入れてみるのもいいかもしれませんね

乱用したらあざとさだけになってしまうと思うので

では


~夕食後 メアリーの部屋~


これが生まれて初めての外出用衣装…

バサッ

――幼さんに感謝しなきゃ


幼さんのおかげで…あの言葉を聞けた


しかもこの前のとは似てるようで違うあの感覚…

メアリー「っ…!///」

思い出すだけでも顔が熱くなってしまう…

メアリー「えへっ、んふふ…!」ニヤニヤ

ニヤニヤも止まらない…


思えばここに来なかったら味わえなかった感覚かも知れないなぁ――


あの人が私を褒めてくれるなんて万が一にも…


メアリー「…あるわけないか…」



~翌日 学校~

男「まだ6月だっていうのに暑いな…」

幼「これからもっと暑くなるしねぇー…」

友1「これだけ暑いと海行きたくなるな」

友2「でも僕ああいう人がいっぱいいるところちょっと苦手…」

男「あー、それわかる」

幼「並ぶのとか結構めんどくさいよね」

男「…っていうかさ」


男「なんでメアリーはそんなかしこまって俺の後ろにいるわけ?」

メアリー「なんで、と申されましても…私は男様のメイ――」

男「あー!そうだメアリー帰りにコンビニに寄ろう!」

友1「お、おい男!いきなり大きな声だすなよ…ビビるじゃねぇか…」


男「すまん…あとちょっとメアリー借りてく」グイッ

メアリー「借りていく、と申されましても私は男様の――」

男「ちょっといいかなメアリーさん!?」



男「ちょっと迂闊過ぎませんかね」

メアリー「あの…なぜいきなり敬語なのですか…」

男「いいか、よく聞けよ。メアリーは俺の親戚の娘で、今は俺の家で預かってる、っていう設定なんだからな!」

男「メアリーがメイドとかバレたらややこしいどころの話じゃないからな…!」

メアリー「承知致しました…あ、あの…」

男「?ほかになにかある?」


メアリー「帰りにコンビニ、約束ですよ…?」


~放課後~

キーンコーンカーンコーン

メアリー「放課後ですよ!コンビニ行きましょう!」ギュー

男「行くから!行くから引っ付くな!」





~通学路 コンビニ~

店員「イラッシャッセー」


メアリー「おぉ…っ!これ全部食料なんですか!?」

男「全部、っていうか大半だけど…今日は俺が奢るから好きなの選びな?」

メアリー「そっ、そんな悪いですよ…」

男「誘ったのは俺なんだし気にすんなって。それより、なにが食べたいんだ?」

メアリー「す、少し時間をください…!」




メアリー「うーん…これも美味しそう…こっちも…」

男「また来るんだしそんなに悩まなくても大丈夫だから…」

メアリー「きっ、決めました…!これでお願いします…!」ガサッ

男「ポテチか、おっけー。あ、そうだ」

メアリー「どうかなされましたか?」


男「メアリーってさ、炭酸飲料って飲んだことある?」



~コンビニ 駐車場~

男「はい、これサイダー」

メアリー「飲み物も一つ一つ入れ物に入っているのですね…興味深いです」

男「蓋をひねると開けれるから」

メアリー「こう…ですか…?」グググ


プシュ


メアリー「!?」ビクッ

メアリー「男様っ!入れ物が息をしました!生きているのですか!?」

男「それは炭酸が抜けたあとだから安心して!」

メアリー「そっ、それでこのあとはどうすれば…」

男「あとは口つけて飲むだけだから、落ち着いてね」



こんな形の入れ物に入った飲み物…初めてだけど…

あとなんか水の中に泡がついてるけど…


大丈夫だよね、男様が勧めてるんだし


メアリー「そっ、それでは…」グビッ


シュワシュワ


メアリー「っ!?げほっげほっ!」

男「大丈夫かメアリー!?」

メアリー「けふっ…お、男様…これは一体…」

男「これはシュワシュワって刺激のある一般的な飲み物でメアリーに紹介しようと思ったんだけど――」

男「…すまんこんなになるとは思ってなくて…」

メアリー「いえ…少しびっくりしただけですので…」


もう一口…


メアリー「…んっ」コクッ


飲み込むときに喉に弾けるような刺激が…

すごい、こんな飲み物知らなかった…

もしかしたらあの時代にもこういう飲み物あったのかな…


男「そんなに飲んで大丈夫?」

メアリー「はい…慣れたら大丈夫になりました…病みつきになりそうです」コクコク



男「本当?よかった、奢ったかいがあったよ」

メアリー「はい…ありがとうございました…また貴重な体験ができました」

男「だからそんな丁寧にお礼言わなくても――」



メアリー「けぷっ」



男「…」

メアリー「…っ///」

メアリー「すっ、すみません…!我慢していたのですが…」

男「それも炭酸の特徴でもあるから仕方ないよ…くふっ」

メアリー「なっ、なにを笑っておられるのですかっ…!」

男「今の、ちょっと可愛かったなって…あははっ」

メアリー「お、男様っ!からかうのはいい加減にしてください!///」


男「ご、ごめんっ!わかったからそんなに怒らないで――くくっ」


メアリー「男様あぁぁぁ!!///」


短いですか今日はここまでで許してください…
今このSS内のイベントで考えているのは

海水浴、夏祭り、文化祭、なのですが他にやって欲しいものとかありますかね?

特に普通の休日のイベントなんか全然思い浮かばないのでそっちの要望とか欲しいですね…
繋ぎがなくてすぐに海水浴とかに行くのも飛ばしすぎな感じもしますし


では


~翌日 学校~


男「――ってなことがあってな」

幼「へぇー、メアリーらしいリアクションだねぇ」

メアリー「そ、そのことはもうやめてくださいっ!///」

幼「見たかったなぁ」

メアリー「見せませんっ!」

男「またコンビニ寄ったら買ってやるか」

メアリー「飲みませんっ!」



男「――ポテチも付けるぞ?」

メアリー「」ピクッ

男「ポテチうまいよなぁ…メアリーはコンソメ味が好きなんだっけ?」

幼「え、なに?メアリーポテチそんなに好きなの?」

男「昨日初めて食べたんだけどさ…うまいうまいって言って食べてた」

メアリー「あっ、あれは本当に美味しかったからであって…」


幼「それじゃあ私からはシュークリームでもあげようかな?」カサッ



メアリー「しゅー…くりーむ…?」

幼「パンの中にあまーいクリームが入ってるんだよ」

メアリー「私は!別に食べなくてもいいですけれどぉ!」チラチラ

メアリー「…あげるとおっしゃるのならば…食べても大丈夫ですけど」ススス…


幼「食べたくないんだったら私が食べるね」ヒョイ


メアリー「あぁ!嘘ですごめんなさいすごく食べたいです!」

幼「じゃあ一個だけ約束してね」

メアリー「…内容によりますが」


幼「明日の休み、男と3人でどっか遊びに行こ?この前買った服着て」


メアリー「…考えておきます」

幼「あ、じゃあこれは――」

メアリー「行きますっ!行かせていただきますぅぅぅ!!」


幼(この子本当に面白いなぁ)


幼「よしよし、それではこのシュークリームは君に贈呈しよう」

メアリー「ありがとございます!」


ガサガサ

メアリー「これが…シュークリーム…」

で、では早速…


パクッ


メアリー「…っ!」

幼「どう?美味しい?」


メアリー「はいっ!すっごく!!」パクパク


男「そんなに急いで食べなくても――ぐふぅ!」

幼「えふっ!?」


メアリー「お、お2人とも…どうなさったのですか…?」

男「ごめんメアリー…えへっ、ちょっと写メ撮らせて…!」パシャ

幼「わ、私も…くひっ、ちょっと動かないでね…!」パシャ


メアリー「あ、あの…男様…?」


男「め、メアリー、鼻に…」


そうして男様は携帯というものに映った私の顔を見せました


男「鼻に…クリームついてる…っ」プルプル


メアリー「///////」カアッ


幼「しかもこのとぼけた顔…!可愛すぎ…ふふっ…!」プルプル


メアリー「ちっ、違います!これは…!」

男「その前に早く拭き取りなよ…!ティッシュあげるから」


メアリー「っ!!」ババッ

正直、過去から来た人系の話でテレビや電話なんかに驚くやつは飽きてたんだよね
すんなり携帯も受け入れててくれてよかった


~男自宅 リビング~

男「――っていうことがあってね」

母「あら、かわいいじゃない」

メアリー「…その話はもういいじゃないですか」

メアリー「決めました!私もうシュークリーム食べません」

母「美味しくなかったの?」

メアリー「美味しかったですけど…あんな失態を犯すくらいだったら…」

男「それはメアリーのせいだろ…普通の人はあんなことにならないの」

母「今度から落ち着いて食べる練習をしなくちゃね」ウフフ


メアリー「…からかうのはよしてください//」


母「あ、それと私明日からまたイギリス行くから」

男「話急じゃない!?」

母「メアリーちゃんもだいぶ日本に慣れたし…休暇もそろそろ終わりだし」

メアリー「…お聞きしていればもう少し豪華な料理を作れましたのに…」

母「私は特別な料理よりも普通の食事のほうが好きよ?」

母「メアリーちゃんは勉強熱心だからこれからも大丈夫よ」

男「そんな無責任な…」


母「それでどうする?一緒にイギリスに行く?」

男「…それってどういう…」

母「この子昔のイギリスから来たみたいだからなにかヒントがあるかも知れないから…」

母「決めるのは本人だけど」

男「メアリー…どうするんだ?俺は元々1人暮らしみたいなもんだし大丈夫だけど…」


メアリー「私は―――」



メアリー「私は、男様とここに残ります」


母「そう――なら、よかったわ…それと」

母「男なら好きにしてくれていいわよ」ボソッ


メアリー「へぇっ!?」


男「おい、なんでいきなり大きな声たてるんだよ…」

母「あなたには関係ないから」

男「実の息子に対してドライすぎないかそれ」


母「じゃあ私は出発の準備してくるから…明日早めに行くからお見送りはいらないからね」


男「おやすみー、忘れ物するなよー」

メアリー「おやすみなさいませ」




男「―――で、さっき母さんからなんて言われたの?」

メアリー「教えませんっ!!」


~翌朝 自宅前~

ギィ

母(この家にもしばらくまた帰れなくなるのね…)

母(男ちゃんとできるかしら…)


ガチャ


母「もう…見送りはいらないって昨日言ったでしょ」

男「あっちで1人で頑張ってる母親を見送りしないわけないだろ」


母(…そういうところが心配なのよ)


男「で、またいつ帰ってくるからわからないってか?」

母「いつものことじゃない」

男「そのせいでずーっと1人でこの家にいなきゃならないんだけど?」

母「今はあの子がいるじゃない」

男「まぁ…そうだけど」

母「メアリーちゃんになにかあったときはちゃんと守ってあげなさいよ」

母「もしかしたら些細なことでトラウマを思い出したりするかも知れない」

男「そのときは…そのときだ。自分にできることをやるだけだ」

母「その言葉、守りなさいよ」

男「約束するよ」


母「うるさくいうのはこの辺にしておくわ…それじゃ、いってきます」


男「いってらっしゃい」



たくさんのご意見ありがとございました!参考にさせていただきます!


>>164 最初のほうは少しそのネタを使ってしまいました…こういう系では鉄板なので、すいません…

携帯とかテレビのほうはいちいち書いていたら長くなりそうなのでカットで
母が一般常識はほとんど教えてやったみたいな感じでお願いします…

ほかにも気になることがありましたら指摘お願いします


では


~~~~~

メアリー「それで今日はどこへお出かけするんですか?」

男「それが幼が当日の気分で決めるとか言ってて…そろそろ来る頃なんだが…」

ピンポーン


幼「おはよー」


男「お、きたか。行くぞメアリー」

メアリー「はい、男様!」





幼「おぉー、約束通り着てきたねぇ。似合ってるよ」

メアリー「幼さんが選んだんじゃないですか…」

男「俺も似合ってると思うけどな」

メアリー「…ありがとう、ございます//」

幼「それじゃ、行こうかね」

男「ちょっと待てよ、どこに行くか告げてからにしてくれ」

幼「映画か遊園地に行きたいなぁ…どっちがいい?メアリー」


メアリー「わ、私が決めるんですか!?」


男「まぁ、俺らはどっちも行ったときあるしメアリーが決めてもいいと思うぞ」

メアリー「それじゃあ…遊園地で…この前テレビ見たとき楽しそうなのがいっぱい映ってましたから」

幼「よーっし決定!それじゃ行こう」

男「テンション高いな」

幼「久しぶりに休日部活休みだからねぇー。天気もいいし」


~電車~

メアリー「おぅ…」

幼「?メアリー電車初めて?」

メアリー「はい…資料ではいくらか情報は知っているのですが実際に乗ってみると…すごいですね」キョロキョロ

男「本当、たまに子供みたいなところあるよな」

メアリー「私にとっては珍しいことばかりなんですぅ!」

幼「わかるなぁ…私も最初に乗ったときはつり革にぶら下がってたっけなぁ…」

男「それ多分珍しいとかじゃないと思うぞ」


メアリー「…なんだか眠くなってきました」


幼「わかるなぁ…私もたまーに乗ると眠くなっちゃうんだよねぇ…」

男「隣みてヨダレ盛大に垂らしてるの見たときはビビったわ」

~遊園地~

幼「とうちゃーく!」

男「久しぶりだなぁ…小学生以来か?」

メアリー「これが…遊園地…!」キラキラ

男「どうだ?テレビで見るのと実際見るのとでは」

メアリー「はい…伝わってくるのが全然違います…!」


幼「それよりちゃっちゃと入場すませようよ!」


~遊園地内~

男「さてと…どうする?」

幼「やっぱりメアリーに乗りたいものを決めて欲しいよねー」

メアリー「でっ、では…あの船が振り子のようになっているのを…」

幼「ああーバイキング…だっけ?」

男「いよっし、じゃあ乗るかー」



~~~~~~~~

メアリー「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!?」


男「うわ…これ酔うわ…」


幼「あはははははっ!!」


メアリー「おっ、男様ぁぁぁぁ!!」

男「そんなに叫ぶな…吐きそう…」


~~~~~

幼「あぁ…楽しかったなぁ…」


メアリー「はぁっ…すごく…疲れました…」


幼「…男大丈夫?」

男「心配するな…大丈夫だ…」

メアリー「遊園地って…結構体力使うんですね…」

幼「うーん…乗り物にもよるかなぁ…」

男「だめだ…やっぱりああいうアトラクションは苦手だ…」

幼「子供の頃からちょっと苦手だったよね男って」

男「ゆっくりしたやつとかだったら大丈夫なんだが…」

幼「じゃあ次はお化け屋敷とかどう?」

メアリー「お化け…屋敷…?」

幼「歩いて楽しむやつだよ、大丈夫。さっきみたいな心配はないから」

メアリー「じゃあ…それにしましょう…」



~お化け屋敷~

メアリー「…っ!!!」ギュゥ

男「おいメアリー…そんなに引っ付くな…歩きづらいぞ」

メアリー「で、でもぉ…!」

幼「すごい!こんなに作りこんでる…!」

男「…お前は目の付け所がおかしい」


バタンッ


メアリー「――――っ!!!!」プルプル


男「おー、よく悲鳴を上げなかったな…えらいえらい」

メアリー「お、男様はこういうのは大丈夫なんですか…っ?」

男「あー、俺別に幽霊とか信じてないからなぁ…」

幼「それもちょっと違うと思うけどなぁ…」


ガタガタッ

メアリー「っ!?わ、私、もう…ぐすっ…」

男「わかった!わかったから泣くな!」

メアリー「もう…無理ですぅ…えぐっ…」

幼「大丈夫!大丈夫だから!すぐに出口見つけるから!ね!?」


~夕方~


男「今日はいろんな意味で疲れたわ…」

メアリー「はい…すごく体力を使った気がします…」

幼「遊ぶって結構体力使うものだと思うけど?」

男「お前の選ぶアトラクションえげつなすぎるんだよ…!」

幼「えー…ちゃんと楽しめるものを選んだつもりなんだけど…」

男「一応楽しかった、けどな…それ以上に体力消費がっ…!」

幼「あー…ごめん…」

メアリー「私も…気を失わないようにするのが精一杯でした…」



幼(あれ…遊園地ってこんなげっそりして帰るものだったっけ…!?)


~男自宅前~

幼「今日は楽しかったよー、じゃあねー」

男「おう、また明日学校でなー」

メアリー「さようなら…」



ガチャ


男「あー!疲れたー!」

メアリー「本当に疲れました…」

メアリー「そういえば聞きたいことがあったんですけど…」

男「ん?どうした?」

メアリー「私って現代人のように振る舞えていましたか?」

男「どういうこと?」

メアリー「周りの人とすこしズレて見られるのが嫌で…そ、それで、どうでしたかっ!?」

男「ああ、大丈夫だったよ。服装もちゃんと今っぽいし」


メアリー「はぁ…よかったです…」


男「そんなに気にしなくてもいいのに」

メアリー「いえ、そのせいで男様も変に見られたら嫌だったので…」

男「そうか…そこまで考えてくれてたのか…ありがとうな」

メアリー「いえ…お気になさらないでください」


メアリー「私は男様のメイドなので、男様を気にするのは当然です」


~翌日 学校~

幼「おはよー、昨日は楽しかったねぇー」

男「それに伴い疲れも凄かったけどな」

メアリー「で、でも楽しかったのは事実です!」

幼「ありがとうメアリー、そう言ってもらえると嬉しいよ」


ガラララ


教師「ほら、授業を始めるぞー」

教師「その前に今日はこの前の小テストを返すからなー」



幼「うわぁー…私ダメなやつだー…」

男「そうか?俺は教科の中で一番得意だけどな」

幼「漢字苦手なんだよー…」


メアリー「…」プルプル


男「どうしたメアリー?なんだか落ち着いてないって感じだけど…」

メアリー「なっ、なんでもないですよ…なんでも…」


~~~~~~~


男「34点っ…!?」

幼「あちゃー…これじゃ赤点だね…」

メアリー「すみません…」

男「これ小テストでよかったな…本番だったら補習だぞ?」

メアリー「うぅ…」シュン

幼「なにが苦手なの?私たちと勉強すれば改善できるかもよ?」

メアリー「こ、古文が…それと、読み取り…です」

幼「古文はわかるけど…読み取り?」

メアリー「はい、登場人物の心情を書く問題なんですけど…」

メアリー「人の気持ちなんて…わからないですよ…私」

男「それ言っちゃうと読み取りの意味なくなるんだけどな…」

幼「今日からちょっとずつ男に教えてもらいなよ…そしたらなんとかいけるんじゃない?」

男「そうだな…それがいい。よし、帰ったら国語の勉強だ」

メアリー「ご迷惑をおかけします…」


~男自宅 メアリーの部屋~


男「えっとここの文から、主人公は――」


む、難しい…
人の考えていることを理解するのがこんなに難しいとは…


メアリー「そ、それではここの問題は?」

男「あー、こっちはまた別の人の視点なんだけど――」ススッ


あ、またあの匂い…

男様からする…柔軟剤とはまた別な匂い。人を安心させるかのような、そんな匂い

なんだが――この人からはずーっと優しい匂いがするなぁ…


男「――ねぇ、聞いてる?」

メアリー「えっ、あっ、はい!聞いてます!」

男「その様子じゃ聞いてないみたいだね…時間も時間だし休憩しよっか」

メアリー「…申し訳ありません」シュン

~~~~~~~~~~~~~~


メアリー「…」ボーッ

男「なぁ…ホント大丈夫か?」

メアリー「え――あっ…すみません…少しぼーっとしてしまって…」

男「疲れてるのか?」

メアリー「少し…ほんのちょっとです…皆さんに少しでも追いつこうと夜中まで勉強を…」

男「それもそれで偉いと思うけど身体壊したら意味ないからな」クシャ

メアリー「んっ…お気遣い…ありがとうございます//」


メアリー「洗い物も残っておりますので休憩のついでにやってきますね」

男「いつもありがとうな」



カチャカチャ…

使用人に…お礼…

私の時代では考えられない――もしかしたら日本だから?

それともこの時代の人みんな…?

――男様だから?


フラッ

メアリー「…っ、たち、くらみが…」

ガシャーン

メアリー「あぁっ…」

お、お皿がっ…

男「なんか音したけどどうかしたか!?」


メアリー「ごっ、ご主人様…!申し訳ございませんっ…!」バッ

メアリー「私のせいで食器が…っ!」ガタガタ


男「食器が…!?」


メアリー「…おっ、お許し下さいっ」ブルブル


ちっ…近づいてくる…また、殴られ――


男「手とか怪我してない!?」


メアリー「――え」

男「だから、食器の欠片で手とか切ってないかって」

メアリー「…怒らない、のですか…」

男「そんなのよりメアリーのほうが心配だからな」

メアリー「っ…」

男「?どうした?」


メアリー「―――うわぁぁん!」

男「ええっ!?ど、どうした!?」

メアリー「だってぇ…!だってぇ…!!ぐずっ…」


男「だ、大丈夫。大丈夫だから落ち着けって…」ギュッ

メアリー「おっ…男様ぁ…ひぐっ…」

~~~~~~~~~

男「少しは落ち着いた?」

メアリー「…申し訳…えぐっ…ございませんでした…」

男「それで、なんで泣いてたのか教えてくれる?」

メアリー「は…はい…」

メアリー「――私の前のご主人様は…暴力的だったのはお話しましたよね…?」


男「確か…メアリーがひどい扱いをされてたって…」


メアリー「はい、しかも酔ったときは尚更攻撃的で…」

メアリー「ある日私はさっきのように食器を割ってしまって…その音をご主人様に聞かれてしまいまして」

メアリー「『うるさい音を立てるな』と、罰をいただきまして…」

メアリー「それで…そのことをさっき思い出してしまいまして…」


男「トラウマってわけか…」

メアリー「すみません…取り乱してしまって…」

男「仕方ないよ…そんなことを経験してるんだし…」


男「それと、覚えてて欲しいんだけど」

メアリー「…なんでしょうか?」

男「ここにはそういうことをする人はいないから、安心して生活してほしいってこと」

メアリー「男様は…優しいのですか?」

男「そんなことを聞かれるのは初めてだよ…優しくしてるつもりだけど…」

男「なんかおかしかったかな…」


メアリー「いえ…私のところにはそのような人はいなくて…ここにきて男様に優しくしていただいて…」

メアリー「――すごく、嬉しいんです」



メアリー「あっ、あの…それでお願いがあるんですけど…」


メアリー「こ、これからも…男様と一緒に居られたらいいな――って…」ボソッ

男「メアリーはもう家族みたいなものなんだからそんなこと気にしなくていいって」

男「居たければずっと入ればいいし。俺もそっちのほうが楽しいからいてくれると嬉しいな」


メアリー「も、もちろんですっ!」パアッ


男「それじゃ…そろそろ勉強はじめる――前に」

男「割れた食器…片付けよっか」


メアリー「もっ、申し訳ありません…」

ちょうど200…長かった気がします

最近本当にpcの調子が悪くてネットにさえ繋げない状況が続いてました
寝る前に起動したら繋がったので今まで書き貯めしていたのを投下しました
(量が他のSSより少ないですけど…許してください)

これからも見続けていただければとても嬉しく思います
では


~数日後~

幼「…で、メアリー、国語どんな感じ?」

メアリー「男様のおかげでなんとか並ぐらいまでには点数取れるように…」

幼「そっか、安全圏内までもうちょっと頑張りたいね」

メアリー「はい…男様が心配なさらないようにしなければなりませんので…」


幼(いままでも結構心配してると思うよ…)

幼(多分これからもだけど)



~放課後~

友1「なぁ今日ゲーセン行ける?」

男「んー…いいよ、大丈夫」

友1「よっしゃ、久しぶりだなお前と一緒に行くの」

男「そうだなぁ…最近メアリーの世話で忙しかったし」

友2「そういえば一緒に暮らしてるんだっけ?」

男「まぁ…ホームステイみたいなもんだからこっちのことも教えないとだからな」

友1「やっぱりアニメみたいなことやってんのか?」

男「はぁ…?」

友1「――――みたいな」

男「っ!やってない!そんなことになってないから!!」

友1「ちぇー、つまんねぇなー」


~ゲームセンター~

友1「よし、じゃあタッグ組もうぜ男ー」

男「これも久しぶりだな…勝てるかな…」


トゥッ!ヘアーッ!モウヤメルンダッ!

コノシュンカンヲマッテイタンダー!


~~~~~~~~~~~

友2「いやぁ、惜しかったね」

友1「あと一歩だったんだけどな」

男「いやぁ楽しかった」

友2「じゃあ僕はこの辺で帰るね」

男「俺もそろそろ帰るわー」

友1「おう、じゃあなー」




男(そういえばメアリーをゲーセンに連れてきたらどう反応するんだろうな…)

男(っていうかあいつゲームしないよな…一回させてみるか…?)


~夕食後~

男「皿洗ってる途中で悪いんだけど…メアリー」

メアリー「はい」カチャカチャ

男「ゲームって興味ある?」

メアリー「――興味がない…と言えば嘘になりますが…」

男「え?あるの?なんか意外だわ」

メアリー「この前テレビで特集なるものがありまして…それで、少し…」

男「どの辺に興味持ったの?」

メアリー「自分の意のままに画面内の人間を操れる――というところに…」

男(なんか言い方が怖いな…)

男「じゃああとでやってみる?」

メアリー「――っ!是非っ!」


男(実際少しどころかすごく興味もってそうだけど)



~~~~~~~~~~

男「それじゃ…どれやりたい?」ズラッ

メアリー「どれ――と言われましても基準が…」

男「うーん…じゃあ直感でいいから」

メアリー「では…これで…」スッ

男「バイオ…ハザードね…」

メアリー「…?いけませんでしたか?」

男「いや、別いいんだけど…大丈夫?」


男(メアリーのリアクションも気になるからやらせよ)




男「―――っていうのが一応操作説明なんだけど」

メアリー「ややこしいですね…」

男「やっぱりそのへんは慣れだよなー」

メアリー「えっと画面が…なんか…」

男「そこでスタートボタン押して、真ん中の。そうすればゲームスタートだから」

メアリー「は、はい…っ!」カチッ


~~~~~~~~~~

ガナード『ヴォー・・・』


メアリー「なんかあの方様子がおかしくありませんか…?」

男「ああ、あれはこの村の人だから。近くに言って声かけてみれば?」

メアリー「わ、わかりました…」


ガナード『ガアッ!』


メアリー「へぇあ!?おお、襲ってきましたよ!?」

男「だ…大丈夫…頭狙えば大丈夫だから…ぐっ…」プルプル

メアリー「で…でも…」

男「倒さないと…自分がやられちゃうよ…ふふっ…」プルプル



ガナード『ウォア』


メアリー「―――っ!!そんなところからでないでくださいぃ!」ガァンガァンガァンガァンガアン


ガナード『』


男(あんなにショットガン撃たれて…)





メアリー「犬がいますね」

男「そうだな、近づいてみたら?」

メアリー「…まさか襲ってくるんじゃないでしょうね」

男「流石に犬まで襲って来るほど物騒じゃないよ」

メアリー「…そうですかね?」


犬『ガウッ!』


メアリー「きゃあ!?ちょっと!襲ってきたじゃないですか!!」

男「ふふ…ご、ごめ…忘れてた…」プルプル



メアリー「しかもなんか速いですし!?」



~~~~~~~

メアリー「つ…疲れました…」

男「お疲れ様」



メアリー「男様は…なんであのような嘘を…」

男「なんか面白そうだったから…つい」

メアリー「…」

男「…怒ってる?」

メアリー「…別に」

男「…ごめん」

メアリー「怒ってないですって」

男(完璧怒ってる…)

男「許して!この先嘘は絶対に言わないから!」

メアリー「…本当ですか?」

男「約束!」


男「メアリーのいうことを一つ聞くってことで手をうってくれないか…」

メアリー「で、では…」


メアリー「映画館に…行きたいです…」



男「わかった。じゃあ今度幼誘って3人で――」

メアリー「2人。2人がいいです…」

男「?わかった、じゃあ2人でなんか観に行こうか」

メアリー「…分かりました」


男「…なんかまた怒ってない?」

メアリー「…特には」



メアリー(まさかこれほどまで気づいてないとは思ってませんでした…)



なんか最後あたりしっくりきませんでした…
でもまぁ結果的には一緒なのでまぁ…

ミュセル、可愛いですよね
ちなみに自分の中でメアリーのメイド服もあれぐらいかちょっと長いくらいと考えています

家のネット環境が最近安定しません
出来る時に更新したいと思います

では


~週末~

男「それじゃ、行こうか」

メアリー「映画館…楽しみです!はやく行きましょう!」

男「そんなせかさなくても映画館は逃げないから…」

メアリー「そういえば今日はどのようなものを見るのですか?」

男「うーん…最近やってるのもわからんし…あっち行ってから決めようかなって」



~~~~~~~~~~~

ガヤガヤ

メアリー「人…すごくいますね…」

メアリー「前々から思っていたのですが舞踏会のような人の量ですよね…」

男「行ったことあるの?」

メアリー「舞踏会の給仕として一度だけ…」

男「中世の舞踏会とかすごく興味あるんですけど」

メアリー「それはもう煌びやかで――この話よりもはやく映画を…」

男「ああ、そうだったな…」


男(そういえば女子ってジャンルなにが好きなんだ…?)

男(流石にバトル物は引かれちゃうかな…となると――)


男「あれなんてどう?」

メアリー「『僕の残りを君に捧げる』ですか?」

男「うん。最近流行りの恋愛物らしい」

メアリー「――恋愛、ですか」

男「どうかな?」

メアリー「はい、とても興味があります!」

男「それじゃ、これにしようか」




男「すいません、2人分ください」



~館内 座席~

男「真ん中のいいところ空いててよかったわ」

メアリー「これが…ポップコーン…初めて食べます…」モグ

男「どう?」

メアリー「塩とバターの感じがすごくいいです…この形状も不思議です…」

男「たまーに中がまだトウモロコシのやつとかあるんだよな…噛んだら痛い」

メアリー「…ないように祈ります」


ブー


男「お、始まるみたいだな」

男「最初に言っておくけど、映画上映中は大きな音は立てちゃだめだぞ。他の人の迷惑になるからな」

メアリー「承知いたしました、男様っ」





『僕は君のことが好きだよ――』


『私も――好き――』


チュッ


メアリー「う…うわぁ…//」


あの女性の方、男の人とあんなことを――

恥ずかしくないの…?


あ、でも女の人嬉しそう…


私も、したら嬉しくなるのかな――







『僕はもう、ここまでみたいだ』


『いやぁ!だめ!行かないで!あなたがいないと…私っ…』


『僕がいなくても…君はやっていけるさ…ちゃんと、お婿さん…見つけるんだよ…』


『違う!私のお婿さんはあなたなの!あなたじゃないとだめなのっ!』


『――じゃあ、誓いのキス、してあげるから…それで、許して…』


『だめだよ…そんなの…勝手すぎるよ…!』



メアリー「ぐずっ…」

なんで…この人達がこんな運命を――

男の人が病気で、女の人を残してなんて…悲しすぎるよ…




~~~~~~~~~~

男「感動したね」

メアリー「…すごく」

男「もしかして泣いてる?」

メアリー「…少し」

男「最後にどこかでアイスとか食べて帰ろうか?」


メアリー「――男様は…」

男「ん?」


メアリー「男様は…病気にかかったり…しませんか?」

メアリー「私を置いて…どこかに行ったりなんて――」


男「うーん…病気はかかるかも知れないけど…」

メアリー「――えっ…」


男「でも、メアリーを置いて死んだりはしないから。安心して」


メアリー「…そう言ってもらえるって――信じてました」

メアリー「男様なら、必ず」


男「―――っ」


男「じ、じゃあそんな質問するなよな…恥ずかしいから//」プイ

メアリー「そんな男様、素敵だと思います」

男「だからからかうのはよせって!!」

メアリー「別にからかっているわけではありませんのに…」





ーー学校ーー

幼「そういえばさ、メアリー」

メアリー「…はい?」

幼「男と家でなにしてるの?」

メアリー「なに…と申されましても…」

幼「なんかベタベタしてないのかなぁって」

メアリー「べっ、ベタベタなんて…!」

幼「してもいいんじゃない?いつも家事とかやってるんでしょ?」

メアリー「そっ、それは男様のメイドとして…!」

幼「じゃあメアリーは男とくっつきたいとか思わないの?」

メアリー「そっ…それは…」



メアリー「す、少しだけ…///」

幼「ほらー、やっぱりそうじゃん」

メアリー「ですがご主人に甘えるというのは…なにか気が引けると申しますか…」

幼「ここだと身分なんて関係ないんだから大丈夫だって」

メアリー「そう…ですかね…」

幼「そう!だから行けるって!」

メアリー「い、勢いで行くのもどうかと思います!」


ーー男 自宅ーー

メアリー「っ…」ソワソワ

メアリー「…」チラッ


男「…なぁ」

メアリー「はっ、はい」

男「なんでそんなにそわそわしてるの」

メアリー「い、いえ。そんなことは決して…」


幼『甘えようとしてることがバレちゃ意味ないからねぇ』


メアリー(…って幼さんが言ってたし)

…ネットが…繋がらない…
携帯からちょくちょく更新したほうがいいんでしょうか

携帯からだと何かと打ちにくい…

ルーター買え替えたほういいんでしょうかねぇ

では



メアリー「あの…男様、少し相談があるのですが…」



男「悩み…か?俺でよかったらいいけど…」


メアリー「是非お願いします…では」


男「?」


メアリー「…」チョコン


男「えっと」


メアリー「はい?」


男「なんで俺の上に乗ってるの?」


メアリー「…それは、イギリスに悩み事を相談するときは相手の上に乗って相談するという文化がありまして」


男「そうなの!?イギリスなんだか怖いわ!」


メアリー(苦しい言い訳にもほどがありますよ…お許し下さい男様…)



男「えっと…すごくこの体制恥ずかしいんだけど…」


メアリー「…///」


男「あの、メアリー?」


メアリー「は、はいっ!?」


男「そんで話は…早くこの体制解きたい…」


メアリー「え、えっと…」


メアリー(ど、どうしよう…話す内容考えてなかった…)



メアリー「あ、あの!今度遊園地行きませんか!?」


男「そんなことか…じゃあ時間あったら幼も誘って…」


メアリー「ふ、2人がいいです!男様と2人で!」


男「そうか?メアリーがよければ俺はいいけど…」


メアリー「ありがとうござます!」


男「…」

メアリー「…///」



男「え、これだけ!?」


メアリー「ええっ!?」


男「なんかもっと深刻な話かと思ったんだけど…」


メアリー「す、すいません…」


男「いや、いいよ。別にいじめられてるわけじゃないんだよな?」


メアリー「え――?」


男「だから…学校でいじめられてるわけじゃないんだよな?」




メアリー「それはもちろん…クラスの皆さんと仲良くさせていただいてますが…」


男「ならよかった」


メアリー「…?それってどういう――」


男「もういいだろっ!話終わったんなら早くどいてくれ。なんか恥ずかしいから!!」


メアリー「す、すいません!」バッ


男「じ、じゃあ俺先に風呂入ってくるから…!」


メアリー「あの…男様!」


メアリー「今度また、相談に乗ってもらってもいいですか…?時間をかけてゆっくりと」


男「ええー…あの体制すっごい恥ずかしいんだけどな…」

なんでこんなに更新がはかどらないのだろう…
昨日もなぜかネット繋がらなくて更新ができませんでした…すいません

とりあえず落とさないことを目安に更新していきたいと思います

では


~小ネタ メアリーと男の年越し~


男「今年は色々あったよな…」

メアリー「そうでしたね…男様に限っては普通じゃない体験をなされたと言いますか…」

男「なんかあったっけ?」

メアリー「忘れてしまったのですか?――私が…ここに来てしまったりして…」

男「ああ、あったねそんなこと…メアリーが来てから時間経つの早くて忘れちゃってたよ」

メアリー「なんか嬉しいような悲しいような…」

男「お、俺は嬉しいよ!?メアリーが来てくれたことすっごい感謝してるし!」


男「掃除も洗濯もうまいし料理はうまいしメアリー可愛いし!」


メアリー「…///」

男「――どうしたんだよコタツに顔うずめて」

メアリー「…よ、よくそんなこと面と向かって言えるなと思いまして…///」



男「俺ただお礼言っただけなんだけど!?」

メアリー「ええっ!?そうなんですか!?」


男「じゃあ逆に聞くけど今のお礼じゃなかったらなんなの?」


メアリー「…褒め倒し?」

男「なにそれ」

メアリー「――わかりません…」

男「いやメアリーが言ったんだぞ!?」


メアリー「うっ…そっ、そんなことよりも早くお寿司食べちゃいましょう!」


男「うわ逃げた」


メアリー「ほら男様、あーん//」

男「お前俺にしゃべらせない気だな」

メアリー「そんなことないですわよ?私はメイドの勤めを果たそうとしているだけですわ」

男「図星だろそれ」


メアリー「なんでそれを…」

男「笑顔固まってるし語尾変だし…なにより目が泳いでる」



メアリー「そ、そんなことよりも早くお寿司を!!」バッ

男「おいそんな勢いじゃ危な――んぐぅ」


男「美味しい」モグモグ


メアリー「それでは私もいただきますね」スッ


男「あ」


メアリー「ほぇ?」


男「あ、いや。あーんされたから俺もしようかなとか…///なんでもない…」

男(自分で言って恥ずかしくなってしまった…)



メアリー「お、おおお、お願いしますっ!!」ガバァ


男「そ、そんなかしこまらなくても…」



メアリー「―――///」クチアケ

男(まるで餌を待ってる雛鳥だな…)


男(よく見れば唇も柔らかそうだしなんかこれキスするみたい――)


男(って、なに考えてるんだ俺…)


男「じゃあ、あーん…//」


メアリー「…ぁむ」


メアリー「………///」モグモグ


男「…ど、どう?」


メアリー「お、美味しかった…です///」



メアリー(なんかもう…味わかんない…)


~~~~~~~


メアリー「そういえば男様は来年どうしたいとか決めました?」

男「ん、俺か?俺はなぁ…事故なく安全に――とかかなぁ」


男「あ、もう一つあった」


メアリー「?」ミカンパクー


男「…メアリーが元居た場所に帰りませんように…とか//」ボソッ


メアリー「っ!?/////ごほっげほっ!?」


男「え!?もしかして聞こえてた!?」


メアリー「っ…!っ…!!」コクコク



男(うわぁめっちゃ恥ずかしい)


男「聞こえないように言ったつもりだったんだけどなぁ…」



男「じゃあメアリーは!?」

メアリー「わ、私ですか!?」


男「俺にだけ言わせて自分言わないのはちょっとどうかと思う」


メアリー「うぐっ…わ、分かりましたいいます!」


メアリー「わ、私は…」



メアリー「来年も…男様のメイドでありたいな…と…///」


男「よくお前そんな恥ずかしいこと言えるな」



メアリー「男様だってさっきすごいこと言ってたじゃないですかぁ!!///」

男「それは言うな!!!///」


メアリー「…///」

男「…///」


メアリー「――そば食べますか…」


男「…そうしようか」




~~~~~~~~~~~~


メアリー「今年も幼さんとも仲良くできればいいですね」ズルズル

男「そうだな…そういえばメアリー携帯とか持たないの?」ズルズル

メアリー「あのようなものはちょっと私には…」

男「持ってくれれば連絡とかすごい便利なんだけどな…迷子にならなくて済むし」

メアリー「わー!そのことはだめですぅぅ!!」


男「ほんとうに色々あったよな…」

メアリー「そうですね…色々ありましたねぇ」


TV『あけまして、おめでとうございまーす!』


メアリー「あ、年あけましたね」

男「そうっぽいな」

メアリー「それでは改めまして、」




「あけまして、おめでとうございます」




メアリー「今年も良い年でありますように」

~番外編終わり~

あけましておめでとうございます!
またまた久しぶりの更新になりました

今年もエタらないように更新を目標に頑張りたいと思います!

新キャラ、どうか考えています…変に出すと空気になるし話も変になるし…
嫉妬してるメアリーちゃん書きたいです(直球)

では皆さん、よいお年を

DQN1「キミかわういいね♪」
DQN2「一人なの?」
DQN3「楽しまない?」
みたいな展開はよ


時間飛ばすよ…

~~~~~~~~

ミーンミンミンミン


担任「今日で一学期は終了となり明日からは夏休みとなり――」




男「そういえば今日で学校終わりかぁ」パタパタ

幼「夏休みねぇ…ここからまだまだ暑くなるとか考えたくないよー…」パタパタ


メアリー「…」ボーッ


男「…大丈夫?」

メアリー「あ、はい…大丈夫です…」

幼「全然大丈夫じゃないよねそれ…?」




メアリー「どうにも…暑さには慣れなくて…」

幼「まぁ私たちもこの暑さは慣れないけど…」

男「暑いって言ってエアコンかけてると身体だるくなって動きたくなくなるしな」


幼「わかるー、それで夏休みの課題できなくなるんだよねー」


男「それは違うと思う」

幼「ほら…長期休みだとなんかまだ大丈夫とか思っちゃうじゃん?」

男「俺はどっちかと言うと早めに終わらせる感じかなぁ」

幼「いいよ!私も今回は序盤で終わらせるから!」


男「それ毎回言ってるぞお前」



メアリー「…机気持ちいい」ペター



幼「まぁ勉強の話は置いておくとして…」


男「お前が振ってきたんだろ」


幼「やっぱり夏には外せない場所があるでしょ?」


男「場所?」


幼「海だよ海!」



メアリー「…海!?」ガバッ



幼「お、どうしたメアリーちゃん」


メアリー「行ってみたいです!海!ずっと憧れていたんです!」

メアリー「聞けば地球も7割が海だと聞きます…それほどに大きなもの、一度はみたいと思っていたのです!」


男「海見てそんなこと思ったことないけどなぁ…」


幼「よし今度行こう!」

男「え、予定とかどうするの!?」


幼「もうそんなのは適当にあわせてさー、ね!」


男「でも俺予定とかわかんないし…」


メアリー「行きましょう男様ぁ!」パァッ

幼「ね!行こうよ!」キラキラ



男「わかったよ…」



少ないですが今日の更新はここまでで・・・

次回水着買いに行きます


~週末 男自宅~


幼「おはよー、迎えにきたよ」

男「来るの早くないか?」

幼「女の子はいろいろ見て回りたいものなんだよ…」

男「それならいいけど…そういや海ってどうやっていくんだ?電車とか乗り換え全然わかんないぞ?」

幼「あ、その辺は兄貴に頼んだから大丈夫」

男「あれでも…あの人市内の看護学校に行ったんじゃ…」

幼「あっちも長期休みあるっぽいからこっちに帰ってくるんだって。頼んだらいいって言ってくれたよ」

男「そうか…ありがとうございますって伝えておいてくれ」

幼「もう、そんな堅苦しくしなくてもいいのに…」

男「礼儀だよ礼儀…確かに昔はよく遊んでもらってはいたけど――」


メアリー「すいません!遅くなりましたっ…!」



メアリー「すいません…お待たせしました!」



男「お、来たか」

メアリー「寝癖を直すのに少し時間がかかってしまって…」

幼「大丈夫、気にしてないよー」


幼「……」ジロジロ


メアリー「あ、あの…なにかおかしいでしょうか…?」

幼「そういえばメアリーちゃんって私服何着持ってたっけ?」

メアリー「2着ほど…」

幼「交互に着たんじゃ代わり映えしないしねぇ…いい機会だし新しい服買ってこようか?」

メアリー「で、でも…」


男「お小遣いならやるぞ」ヒョイ


メアリー「こ、こんなたくさん受け取れません…!」

男「これぐらいじゃないとまともな服買えないんだけどな…」

幼「男があげるっていうんだからもらっちゃいなよー」



メアリー「うっ…」

男「さすがに2着は少ないから買っておいで」

メアリー「そ、それでは…」ギュッ


メアリー「ありがとうございますっ!」ペコリ



幼「よーし、お小遣いももらったことだし行こうかー!」

メアリー「はいっ!」

幼「あ、わかってるとは思うんだけど――ついてこないでよね?」


男「いかねーよ!?」


幼「ならよし…いってきまーす!」

メアリー「行ってきます…!」


男「…暗くならないうちには帰ってこいよー…」

短い更新で恐縮ですが今日はここまでで…
久しぶりの更新なのに最初やらかしてしまった…上と下どちらでも構いませんので脳内修正しておいてください!

少し長い時間開けてしまいましたがちょこちょこまた書いていきたいと思います
では


~ショッピングモール~

メアリー「人多いですね…それにお店も…」

幼「確かに私も来るたびに思うよ~…これぐらい活気がないと困るだろうけどね」

メアリー「それはそうと今日はどこで買うのですか?私わからないですよ…?」

幼「あー、その辺は大丈夫。私よくここに買い物来るからちゃんと把握してるよ」

メアリー「幼さんは普段どんなものを買うのですか?」

幼「服とかが大半かなー…あとは漫画とか――」


幼「あ、そうか…今日はメアリーの服とかも買わないといけないのか…」

メアリー「別に強制的にではないのですが…」

幼「だめだよー。イマドキの女子がオシャレしないでどうするのさー!」

幼「ほら、いっぱい買うものあるから早くいくよー」

メアリー「ちょっ…!引っ張らないでくださいっ…!」






~~~~~~~~~~~

幼「さてと、ここが水着売り場だね」

メアリー「た…たくさんありますね…」

幼「色々見て選びなよー」

メアリー「その選ぶ基準がわからないのです…」

幼「じゃあ私も色々探してみるよ。何着か選んでくる…メアリーも適当に見といてね」

メアリー「すみません助かります…」







メアリー「……」カチャ

メアリー「うわぁ…///」



メアリー「だめです…こんな露出の高いものを着ては…っ!」



メアリー「こっちも…」カチャ

メアリー「これも…!」カチャ



メアリー(なんでこんなに露出の高いものばかりっ…!)


メアリー「日本人は露出癖でもあるのでしょうか…はぁ…」


少しだけ更新を
…メアリーは恥ずかしがり屋のようですね

ではまた更新するときまで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月15日 (金) 18:23:59   ID: MNa24MpW

メアリーかわいい(*^^*)

2 :  SS好きの774さん   2014年01月11日 (土) 00:33:44   ID: mnUTc7gx

面白いです^_^

3 :  SS好きの774さん   2014年01月31日 (金) 19:36:03   ID: pAgkhc8o

続きをはよ(・ω・)ノ

4 :  SS好きの774さん   2014年03月01日 (土) 00:23:24   ID: veZ8gFes

途中のゲームフルブ……
続きはよ(=゚ω゚)ノ

5 :  SS好きの774さん   2014年04月13日 (日) 23:07:00   ID: aCLJAA5P

面白い、続きはよ

6 :  SS好きの774さん   2014年10月31日 (金) 15:38:30   ID: aeF1j_g4

メアリー…皆待ってるよ…

7 :  SS好きの774さん   2015年07月07日 (火) 11:05:44   ID: bI4TccN1

続きはよ。

8 :  SS好きの774さん   2015年07月11日 (土) 23:02:44   ID: iqAVUSi-

失踪して何ヵ月?

9 :  SS好きの774さん   2015年08月10日 (月) 08:26:17   ID: qz79NT2k

続きはよ。

10 :  SS好きの774さん   2015年11月24日 (火) 22:52:12   ID: ONOuqGrt

続き待ってます!

11 :  SS好きの774さん   2016年03月06日 (日) 23:59:55   ID: 0wsS_iEj

続きはよ!

12 :  SS好きの774さん   2016年04月22日 (金) 00:33:22   ID: r8hJFZLI

続きはよ

13 :  SS好きの774さん   2017年04月30日 (日) 22:20:30   ID: myawMX61

ついに蹴ったか...

14 :  SS好きの774さん   2017年11月26日 (日) 23:05:06   ID: 4XR2CmQn

今読んでて……つづきを……

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