男「」
男「」
男「」
男「……え?」
幼「だから、プロポ-ズされたんだよ!」
男「誰に?」
幼「……えっ」
男「えっ?」
幼「分かんないの?」
男「むしろなんで分かるの?」
幼「えっ?」
幼「えっ。本当に分かんないの?」
男「さっぱり分かんないけど」
幼「……ちょっと、最近の自分を振り替えってみて?」
男「えっと、最近の俺と言うと……」
男「いつも通り仕事行って可愛い幼馴染に料理作って貰ってを繰返してるだけじゃない?」
幼「私の料理を食べながら言った事、思い出して?」
男「いや、いつも通り美味しいとか言ってるだけじゃないっけ?」
幼「……どれくらい?」
男「凄く」
幼「その時の感情そのままに!」
男「確か……」
男「毎日食べたいくらい、だったっけ?」
幼「そう思いながら言った言葉をそっくりそのまま言って?」
男「え-っと……」
「幼の料理は相変わらず美味しいなあ」
『毎日食べてるのが本当に幸せだよ』
男「」
幼「思い出した?」
男「思い出した」
幼「そう言う事だよ」
男「ぶっちゃけ結婚しても変わらないんじゃない?」
幼「そう?」
男「だって、今は毎日愛妻弁当作ってくれてるし」
男「家でもいつも一緒だし」
幼「あ-……」
幼「言われてみればそうだね……」
幼「まあでも、結婚して損はないんじゃない?」
男「それもそうだな。よし、しよう」
幼「式は?」
男「明日で」
と言う訳でなんとな-く一緒にいて
なんとな-く結婚した二人は
なんとな-く子どもをうみ
なんとな-く幸せにくらすのでした
ちゃんちゃん
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