先生「出来ないと。無理だと。あいつとは違うと。不満不平を吐き出すだけで、君は何の努力もしてないんじゃないか?」
男「うるさい……」
先生「努力もしない人間が出来るようになるわけないだろう。そんなやつには嘆く資格もないんじゃないか?」
男「だまれよ……」
先生「それなのに、そういうやつに限って他のものに当たり散らす。他のものの邪魔をする。ダメなやつがそうでないものの足を引っ張るのは止めてくれないか?」
男「わかったから、もう俺に構うなっていってるんだよ……!!」
先生「分かってない!!お前は何も分かっていない!!」
男「……!?」
先生「お前はダメなやつなんかじゃないんだ!!自分で自分の足を引っ張ってどうする!!無理なんかじゃない、やるんだ!自分のために!!」
男「でも、もう10月なんだよ!!間に合う、わけない。今さらやる意味なんて……」
先生「間に合わない事はない、意味がないなんて事は無いんだ。なら、お前にある選択肢はやるか、やらないかじゃないだろう?」
男「やるか、やらないかじゃない……」
先生「そうだ。大事なのは」
男「大事、なのは……」
先生「いつ」男「やるか」
男・林「「今でしょ!!!」」
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