ほむら「ほーむセンターほむほむ」(227)
さやか「近くにホームセンターが出来たらしいからさ、ぶらりってみようよ」
まどか「いいよ」
・・・
さやか「でかいなー」
ほむら「いらっしゃいませ」
まどか「あ、ほむらちゃんだ」
ほむら「ここで働いているのよ」
さやか「じゃあちょっと案内してよ」
ほむら「任せなさい」ファサッ
さやか「じゃあ家具のコーナーに連れてってよ」
ほむら「家具なんか置いてないわよ」
さやか「なぬ」
ほむら「勘違いしているようね。ここはホームセンターではなくほーむセンターよ、ほむほむしか置いてないわ」
ほむら「国内外からありとあらゆるほむほむを集めた、日本初の店舗なのよ」
さやか「ほむほむってなんだよ」
ほむら「こちらが当店自慢のほむほむになるわ」
ほむほむ ホムホム ホムホム
まどか「わー、ほむらちゃんそっくり」
さやか「むしろこんだけいると気持ち悪いな」
ほむほむ ガジッ
さやか「って! コイツ噛みやがった!」
ほむら「あなたの口が悪いからよ」
ほむら「それでどうかしらまどか? 安くしておくわ」
続きマダー?
まどか「でも飼育とか難しそう……」
ほむら「心配はいらないわ。一日一回、水をあげるだけでいいわ」
ほむら「ただ狭い檻に閉じ込めるのはストレスがかかるからお勧めしないわ」
ほむら「賢い子たちだから言葉でしつければ恐らく問題ないわ」
まどか「へー、じゃあ1人ちょうだい!」
さやか「1人ってまどか……」
ほむら「少数の個体での飼育は推奨しないわ。最低5人からで勧めてるの」
まどか「じゃあ5人! よろしくー」
ほむら「今用意するわ。原産国の希望は?」
まどか「ほむらちゃんにまかせるよ」
まどか「ありがとうほむらちゃん」
ほむら「礼には及ばないわ。私も商売だもの」
さやか「見れば見るほど転校生とそっくりだな」グイ
カプッ
さやか「ってーまた噛みやがった! まどかも気をつけなよ」
まどか「大丈夫だよさやかちゃん! こんなにかわいいのに」スリスリ
ほむら「優しく接すれば噛むはずがないわ」
まどか「そうだよさやかちゃん!」
さやか「くぅ~」
誰か続け
最初からでも可
さやか「このアマゾンテナガドクツノシマホムラっての、色がかわいいじゃん。いくら?」
ほむら「801円よ」
さやか「…くっ」
続きまどか
ほむほむズ ホムホムッ ホムホムッ!
まどか「かわいいなーほむらちゃん……じゃなくてほむほむは」
さやか「そうか? まあまどかがいいって言うならかまわないけどさ」
まどか「じゃあさやかちゃん、また明日!」
さやか「ああまたな! ほむほむに気をつけるんだぞ!」
まどか「も~、さやかちゃんったら」
まどか「さあほむほむたち、今日からここがほむほむたちのおうちだよ」
~ほーむセンター~
ほむら「………………」
ほむら「……何とかまどかに飼って貰えたわね」
ほむら「………………」
ほむほむ ホムホム! ホムッ!
ほむら「………………」
ほむら「……あなたたちを巻き込んだのは申し訳なく思ってるわ」
ほむら「でも……」
ほむほむ ホムホムッ!!
まどか「えっと、ほむほむ飼育の注意点は……っと」
・水のみで生育可能。きれいな水を一日三回用意する。
・排泄は部屋に空の桃色の器を設置すると行う習性があります。
・基本的に夜行性。暗いところで活発に活動します。
・狭いところが苦手。夜中に騒ぐ場合は明るい部屋に入れましょう。
・清潔に保つため、数日に一回はシャンプーで洗ってあげましょう。
まどか「ティヒヒ、本当に簡単なんだね。わたしにもなんとかなりそう」
まどか「さっそくお風呂にしましょうねー。さあ、ほむほむ」
ホムホム
ホムッ
ホムー!
まどか「さあほむほむ、お風呂の時間だよ」
まどか「………………」
まどか「ほむほむたちって、服着てるんだね……」
まどか「脱がせた方が……いいよね」
ダッ
まどか「あっこら! 逃げないのほむほむ! 体洗わないと不潔でしょ?」
~~~
ほむほむズ ペターン
まどか「まったく、手間かけさせたらダメだよ! ティヒヒ、みんなキレイキレイしてあげるからね~」
ほむほむズ ブルルルッ
まどか「よ~く乾かさないと風邪引いちゃうよ」ゴシゴシ
まどか「あっ、ほむほむたちの着替え……」
まどか「明日ほむらちゃんに相談するとして、今日は着てきた服で我慢してね」
まどか「おやすみ、ほむほむたち」
カチッ
~~~
ほむほむズ ゴソゴソ……
ゴソゴソ
まどか「んっ……」
まどか「ん~、体が重い……」
まどか「そう言えばほむほむたち、大人しくしてるかな……」
パチッ
ほむほむズ ピタッ
まどか「………………」
まどか「私の体の上で何をしていたのかな~?」
ほむほむズ ホムホム!ホムッ!
ダッ
まどか「こら~! 大人しくしてなさい!」
まどか「ほむらちゃんと話してるみたいでやりにくいよ」
まどか「おやすみ……」
まどか「………………」
まどか「電気はつけておこうかな」パチッ
~~~
さやか「おはようまどか、転校生との一夜はどうだった?」
まどか「もう、やめてよさやかちゃんっ。昨日はあんまり寝れなかったよ……」
さやか「寝てるときに噛まれたのか? まあいいや、噂をすればほら、転校生がやってきたぞ」
まどか「おはようほむらちゃん!」
ほむら「おはよう、まどか」
まどか「あのねほむらちゃん、ほむほむについて聞きたいことがたくさんあるんだけど」
ほむら「話は放課後にほーむセンターで聞くわ。あまり他の人に知られたくはないの」
まどか「分かったよほむらちゃん!」
~~~
ほむら「それで、聞きたいことって何かしら?」
>>89
絵だけでムカついてくるなんて初めてだ
ほ虐してぇ・・・
ほむら「衣服についてはそこに用意してあるわ。好きなだけ持っていって頂戴」
まどか「ありがとうほむらちゃん! 今から言おうと思ってたのに」
ほむら「昨日引き渡した後に思い出したのよ。流石に裸のままでは恥ずかしいわ」
さやか「何で転校生が恥ずかしがるんだよ。大体人間みたいに服を着るってのがなまいkあいたぁ!」
ほむほむ ガブリ
まどか「あと夜中に騒ぎ出すのがどうにも……」
ほむら「それは習性としてどうにもならないわ。別の部屋に入れて電気をつけておくことね」
まどか「ありがとうほむらちゃん! また何かあったら相談させてね!」
ほむら「いつでもいいわ、まどか」
もちろん最後は「ホビャァァァアアアアアアアア!!!!」でシメ
~まどホーム~
まどか「ただいま! 元気にしてた?」
ほむほむズ ホムホムーッ!
まどか「や、ちょっ、くすぐったいってば、まだお風呂に入ってないのに舐めないでよぉ」
~~~
まどか「ふー、びっくりした」
まどか「あんなに元気だなんて、振り回されちゃうな」
まどか「眠くなってきたなあ、ほむほむたちを移さなきゃ」
まどか「おやすみー」
虐待厨とかマジでいるんだな…きめぇ
~真夜中のまどホーム~
テク
テク
テク
テク
QB「こんばんわまどか! 僕とけいy
ターン
まどか「ん……さっきの物音は……?」
ほむほむ ゴソゴソ
まどか「あっ、またほむほむが部屋から出てるよ。もう、本当に静かにしてね」
>>112
そりゃあんな媚び媚びしたクソミニキャラは虫唾が走るからな
何が「ほむー」だよ
~ほーむセンター~
ほむら「………………」
ほむら「……あの子たちはまどかに迷惑かけてないかしら」
ほむら「手元で管理していないとそれはそれで不安だわ」
ほむら「でも私は……結局はこの子たちを利用している」
ほむら「まどかのためだから仕方ない、そう言い聞かせないと」
ほむら「さあ、続き続き」
まどか「今日はほむほむを飼ってから初の日曜日! 一緒にお出かけしましょうね!」
まどか「迷惑かけるといけないからバスケットに入れて」
ほむほむ「ホムホム!ホムホムホム!」カリカリカリカリ
まどか「あちゃ~、これくらいでもダメなんだね。放したままで大丈夫かな?」
ほむほむズ「ホムッ!」ピシッ
まどか「ティヒヒ、まるで言葉が通じてるみたいだね。じゃあそのままついてきてね!」
~川辺の道沿い~
まどか「今日はいい天気だね。絶好の散歩日和だね」
ほむほむ「ホムホムホムッ!」バサバサッ
まどか「ほむほむのリボンが長すぎてじゃまになるのかな、外してあげるね」
シュルン
まどか「これでよし、と」
ビュウゥゥ!
まどか「あっ! ほむほむのリボンが!」
ほむほむ「ホムッ!」
ガシッ
まどか「すごーい! ナイスキャッチ!」
シュタッ コロン
ゴロ
ゴロ
ゴロ
ゴロ
……チャポン
まどか「………………」
ブクブクブク
まどか「……ほむほむっ!?」
さやか「あれ? あれまどかじゃないか? おーいまどか!」
まどか「さやかちゃん! どうしよう! ほむほむが! ほむほむが!」
さやか「何だ? 転校生がどうかしたのか?」
まどか「違うの、ほむほむが川の中に! こんなのって、こんなのって」
さやか「落ち着けまどか、さやかちゃんが助けにいってやるから!」
さやか(まどかはパニックだ。私が行った方が安全だな)
ザバザバッ
さやか「おーい! ほむほむ! どこだー! ……いた!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「だけどコイツ、完全に動かねぇ……早く動物病院に連れていかないと」
「その必要はないわ」
>>89
ホントこれは秀逸だな
これ眺めながらほむほむ潰す妄想しよう
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「事情は後で。その子を貸して頂戴」
さやか「大丈夫なのかよ」
ほむら「信じて貰う他はないわ」
~ほーむセンター~
まどか「……私のせいだ。私が余計なことをしたから……」
さやか「自分を責めちゃダメだ。今はアイツを信じるしかないんだ」
ガチャッ
ほむら「………………」
まどか「……ほむらちゃん」
ほむら「問題ないわ。衝撃と水没により一時的に停止状態になっていただけ」
まどか「よかった……」
さやか「にしても停止状態っていつかショック死しそうで怖いな」
まどか「もうお風呂に入れない方がいいのかな」
ほむら「お風呂……」
ブハッ
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「大丈夫か転校生! 盛大に鼻血吹きやがって!」
ほむら「……問題ないわ。変なことを思い出しただけ」ポタポタ
~まどホーム~
まどか「今日はお風呂は無しね、ごめんね。数日に一回ってあったから大丈夫だよね」
ほむほむズ ホムゥ……
まどか「ごめんね、少し気にしすぎてるかもしれないけど」
~~~
まどか「せっかくの休みの日にゆっくりできなかったなぁ……」
まどか「おやすみ……」
ほむほむズ ホムー! ホムー! フー! フー!
フシャアラアァラァアー!!
ギイィィ…
まどか(ん……またほむほむかなぁ……)
ほむほむズ ホムー! ホムー!
まどか(……様子がおかしい?)
まどか「ほむほむ?」
ほむほむズ ホムゥウゥウゥウゥウゥゥゥウ!!
まどか「きゃぁああああああっっっ!!」
ようやくミンチか
ほむほむズ ホムホムッ!ホムゥ!
まどか「えっ……布団の中にっ……!」
ほむほむズ「ホムゥーーーーッ!」グイグイ
まどか「ダメっ……脱、が、さないでぇっ……」
ほむほむズ「ホムホムッ!」ペロペロ
まどか「やあっ……そんな……舐めないでよぉ……」
まどか「はあっ、はあっ……だ、誰か……」
タァン!
まさかの害虫駆除路線か・・・
まどか(あのほむほむは……今日怪我したばかりなのに……)
ほむほむ クイクイッ(挑発)
ほむほむズ「ホムッ……ホムゥーーーーーーー!!」
バシッ
ベシッ
ゴスッ
チーン
まどか「ほむほむ……ぐすっ」
ほむほむ フキフキ
まどか「んっ……ごめんね、心配かけて……。やっぱり賢いんだね、ほむほむは」
まどか「ぐっすり寝たら、元気になるから……」
まどか「………………」
まどか「一緒に……寝よう?」
まどか「ほむほむ……」ギュッ
まどか「……zzz……」
─────
───
─
チュン、チュン
まどか「ん……朝……?」
まどか「そうだほむほむたちは!?」
まどか「!?」
まどか「これは……ほむらちゃんによく聞かないと」
~見滝原中学校~
まどか「おはようほむらちゃん!」
ほむら「おはよう……まどか……」
まどか「何か体調悪そうだね。 保健室行く?」
ほむら「少し貧血気味みたい……お願いするわ」
~~~
まどか「ほむらちゃん、ちょっと聞きたいことが……」
ほむら「ほむほむの事ね。いいわ、放課後にまたほむほむと一緒に来て頂戴」
まどか「……うん」
~ほーむセンター~
ほむら「まどか、早速だけどほむほむを見せて頂戴」
まどか「……ほむらちゃんは、ほむほむが危険な状態になってるかもしれないのに全然慌てないんだね」
ほむら「……そんなことはないわまどか」
まどか「ほむほむを溺れさせちゃった時もそう。すぐに駆けつけてくれて診てくれたけど」
まどか「あれって一刻を争う状態じゃなかったんじゃないかな。人が溺れたなら、少しでも早く人工呼吸をしなくちゃいけない」
ほむら「あのほむほむはそういった症状じゃなかっただけのこと。早く今問題のほむほむを見せてくれないと」
まどか「……はい、ほむらちゃん」
ほむら「!?」
保守かわりにちょっと投下
聖杯戦争まどかマギカ
まどか「それじゃあ、みんなを殺さないと願いを叶えられないの?」
ウェイバー「そうだよ」
さやか「楽しそうじゃん!」
マミ「そうね、大暴れできるわ」
ウェイバー「なんだこのサーヴァントは・・・?」
書いてたのが消えた保守
>>197 じゃあ時間稼ぎするわ
イスカンダル「俺が連れてきた」
ウェイバー「そ、そうなのか」
ほむら「ZEROのネタバレになっちゃうけどいいのかしら・・?」
杏子「いいだろ。どうせ5年前の小説だし。」
書いて欲しいならきちんと支援しろよ。書かなくていいなら構わんが
お前らの意見聞くわ
>>202
最初から頼んでねぇよしね
ほむら「………………」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん。私が乱暴に扱ったせいで……」
まどか「川に転がしちゃったときにひびが入ったのかな。昨日の夜に抱いて寝たら折れちゃった」
まどか「すっごいロボットだったんだね。何にも起こらなかったら全く気づかなかったよ」
ほむら「……騙すようなことをしてごめんなさい、まどか」
まどか「それでも、ほむらちゃんは私が困ったときに助けようとしてくれたんだよね?」
ほむら(まどかへの本当の脅威、魔法少女の話はまだ言えない。でも……)
ほむら「……ええ。私のあなたを助けたいと思う気持ちに偽りはないわ」
まどか「だったらありがとうだよほむらちゃん!」
ほむら「まどか……」
>>205
マミ「スカートの中からなんか出てきた」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1317730513/)
191 名前:猿防止(連投規制防止)[age] 投稿日:2011/10/05(水) 00:45:57.67 ID:XSDKhGh30
まどか「まどマギ聖杯戦争」
まどか「じゃあ、さやかちゃんはイスカンダルさんと仲良くしてるの?」
さやか「そうそう。もう一緒に寝たりしてるんだぁ」
ほむら(上城くん・・・)
杏子(マジかよ、あれおっさんだろ!?)
マミ(うらやましい)
お、続き書けた、ヤムチャ程度の時間稼ぎにはなったかw
まどか「ほむらちゃんはリボンが風で流されていった時も、ほむほむたちがおかしくなった時もずっと見守ってくれてたんだよね」
ほむら「……ええ」
まどか「一緒にお風呂に入った時や寝ている時、ほむほむたちにひん剥かれてた時もずっと見守ってくれてたんだよね?」
ほむら「ほむぅ!?」ダラダラ
まどか「ほーむらちゃん」
ほむら「ほむぅ……」ダラダラダラダラ
まどか「ほむらちゃんのことだから録画してるよね」
ほむら「ほむぅぅぅううう!?」ダラダラダラダラダラダラ
まどか「出せ」
ほむら「ほむぅぅぅぅぅぅ……」
こうして、暁美ほむらはこの時間軸で鹿目まどかを救うことを諦めた。
鹿目まどかが存命中に時間を巻き戻した数少ない例だという。
ほむら「それにしてもほむほむ、本能のままに生き過ぎだわ──羨ましい」
ほむら「ほーむセンターほむほむ」
完
おわったー
内容もさておき遅筆すぎて申し訳ありません
大した分量を書いたわけでもないのに時間をとらせてしまって
所々保守してくれた方もサンクス
読んでくれた方々に感謝
ありがとうございました
誰かこのスレタイの元でスレ再利用しないですか
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