自分は疫病神だ。それはみんなに言われてるし、自分の身に起きたことで充分わかっている。
一歩歩けば棒に当たるし、上から何か落ちてくるのは日常茶飯事。車に引かれたことも何度かあるし、
ナイフに刺されたことだってある。

でも自分の親だけは、疫病神と言わずにただただ愛情を注いでくれた。
しかし、自分の不幸はそれを許さない。

「うっ、ぐう、ひっく、ううううう………」

もうその親はいない。泣いても帰ってこない。それは分かっていても、涙が止まらなかった。
ただ買い物に行っただけだった。そしたら家族全員で車に引かれた。そして自分だけ助かった。
いつもそうだ、どんなに不幸な目にあっても、自分は死なない、死ねない。それは生き地獄だった。

もう死んでやろうと思って病院を飛び出したが、急な雨が降ってきたため、今は滑り台の下で雨宿りをしていた。
寒い、風に吹かれて入ってくる雨が冷たい、風邪を引くかもしれない、そうしたら死ねるかもしれない。
そう思ってさっきから体育座りになって泣いている。

足音が聞こえる、誰かと思って顔を上げるとそこには和服をきた美人なお姉さん、
ただし腰に長刀という訳がわからない格好の女性だった。

それを見た少年は、『また自分の不幸で呼び寄せた殺人鬼』だと思い。殺してくれるのを待つことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「大丈夫……じゃないですよね。」

私がその少年を見た時に初めて発した言葉がそれだった。
手術衣をまとい、体のいたるところに包帯を巻いている。5〜6歳ぐらいの少年。

「今その怪我を治しますね。」

泣いていた理由は怪我だと思い近づくと、少年は驚いた顔をして

「おねえさん、ぼくをころしにきたんじゃないの？」

………………………はっ？

「だってかたなもってるじゃん。」

………………………はっ！

「いや、その、これはですね、何と言いましょうか、え〜と、そう！模造刀！模造刀なんです！！」

苦しい言い訳。

「もぞうとう？ってなに？」

撃沈。

「え〜っとですね、その、う〜ん、うん、とりあえず殺しにきたわけじゃないんですよ。」

むしろその怪我を治しにk

「だったらぼくにかかわらないほうがいいよ。」

明確な拒絶。つまり、怪我が涙の理由ではない？

「だってぼく、やくびょうがみだもん」

疫病神。不幸を呼ぶ神。ある意味私もそうだ。

「それは………どういう意味ですか？」

「だってみんながそうよぶんだよ、やくびょうがみ、やくびょうがみって。」

「…………………っ」

「じぶんでもそうおもうよ、うえからものがおちてくるし、くるまにひかれるし、



とうさんとかあさんもしんじゃうし。」

それを聞いた時、私は驚いた。
疫病神という事は、今言ったことは全て事故、偶然、不幸。
こんな幼い少年がここまで悲惨な人生を送ってきているとは思っていなかった。

「だからさ、ぼくのちかくにいるとふこうになっちゃうから、ちかづかないほうがいいよ。」

つまり、この少年の涙の理由は自分の体質、不幸。
なら、私がするこのはただ一つ。

「救われぬものには救いの手を」

その手を差し出すだけ。

「あなたが不幸だというならば、あなたの不幸以上の私の幸福で相殺して見せます。」

そして、その手を相手が取ったならば。

「ですから、少年。天草式十字凄教にはいりませんか？」

私はこの少年を救ってみせます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みたいな感じでやって行きたいと思っています。

注意！
・その場のテンションで書くから書き溜めとかしません。＝誤字脱字多いです。書くの遅いです。
・この世界の上条さんは、両親をなくしています。幻想殺しは健在ですが、剣を使って戦ったりします。
・メンタル弱いし、忘れやすいしでかなり間を開ける可能性もあります。

こんなことやって欲しいとかのネタ提供。アドバイスなどはいつでも待ってます。
雑談とかも結構好きなので、ほどほどにやってください。
ってことで今日はもう寝ます。お休みなさい。

おつ
ところで原作の神裂の魔法名は「救われぬ者に救いの手を」だから「は」は入ってないぜ

どうも、KH1.5かLBPCどっち買うか悩んでる1です。
こんなに期待されると思ってなかったんで緊張してます。
>>13 おうふ、いきなりミスっちった。脳内改変よろしくお願いします。
何と無く思い浮かんだので投下したいと思います

右側から剣が迫ってくる。俺はそれを剣で弾く。そして剣を振るう。が、弾かれる。
いつもだったらそろそろ一本とってもいい頃なのだが、今日は右手ではなく左手で剣を持っている。
とてつもなくやりずらい。まあ、実戦ではそんなこと言ってられないのだが、これは訓練だ。

「遅い、遅い、遅すぎるのよなあ。実戦ではこれに魔術が追加される、簡単に死ぬぞ。」

「分かってるっての、てりゃあああああ！！」

もう一度剣を振るう。弾かれる。これをさっきから続けている。
カキンッ、ガキンッ、鉄と鉄がぶつかる音が鳴り響く。
もういっそのこと右手で持ってやろうかと思ったが、右手に持ったら魔術使っちゃうのよな、と言われたためダメだ。

「っ！！すきあり！！はああああああああ！！」

「甘い、甘い！ほいやっと！」

カーンッ!！と甲高い音が鳴り響き俺の剣が吹き飛ばされた。

「ふう、とりあえず今日はこれd「まだおわってねええええええ！！」ごっ、がああああああああ！！」

と、同時に俺の拳が建宮の頭に突き刺さった。

「もう終わりだって言ったのよなあ！」

ブンッ！と剣を振るう。

「はっ！実戦では剣を取りに行く暇なんてないから殴りかかったんだよっ！！」

それをよけ、もう一度殴りかかる。
もうそれは訓練ではなくただの喧嘩になっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『上条さん、建宮さん、朝ご飯ができましたよ〜。』

の言葉で訓練(喧嘩)を終了させて自分の部屋へ向かう。
剣が当たったところが少し痛いが、模造刀のため問題ないだろう。
学校に行く準備を終わらせ、食卓へ向かう。
8年前の自分だったら、学校なんて行きたくないと言うだろうが、
天草式に拾ってもらい愛情を注いでくれる存在が50人ほど増えて、
自分の不幸を何とかするぐらいには体ができてきたため、昔ほどは不幸ではない。
むしろ幸福だ。

「おはようございます。っと今日の担当はどこグループ？」

1人で50人分の料理をするのは無理！
という事で、料理ができるグループを何個か作ってそれをローテーション式で担当している。
無論、自分も作っているが、味は普通らしい。一番料理が美味いのは五和だ。

「おお、おはよう。今日は…………五和グループかな？」

内心でよっしゃあ！と喜びながら椅子に座り全員が揃うのを待つ。

「おはようっす！！」

「おお、おはよう香焼、今日も元気だな。」

「あっ、おはようっす師匠！今日も元気モリモリっすよ！」

香焼
自分より後に天草式に入って来た子供。
才能があるらしく、小学生なのにもうナイフや魔術では俺を追い抜かしそうである。
……………いや、魔術はとっくに抜かれてるか。

……………運なんかもう思い浮かばないので、とりあえず投下終了します。
期待裏切っちゃったかもしんないっすけど、それはスンマセン。

ホロウ・ストレア強すぎワロス。

あれ、上条さん魔術使えたっけ？

>>22 魔術使えないから抜かれてるって意味です。

こういう魔術サイド主体のssってなかなかないから期待
ねーちんはもう抜けちゃってんのかな

上条さんの獲物は小太刀がいいな。

右手の間合いに持ち込めるし

イデックスはともかく美琴は犠牲になったのだ……一方さんもな…

>>24 27 まだ抜けてないよ。五和とねーちんどっちがいいのかな？

>>25 26 獲物決めてない。 とりあえず、部分的に魔術的要素があって、魔力をこめなくていい霊装がいいかなって。

>>33 中3設定だからやること終わったら、原作再構成やるかも。
だから犠牲にはならないと思うよ。

ぬがあああああああ思いつかねえええええええ

ってことでネタ募集します。こういうの見たいって書いてくれれば書く、と思います。

自分の頭でできてる章

神裂火織失踪編

ぐらいしかない…………どうやってこっから学園都市に入れようか？

リクエスト
神裂を探しに天草を離れる上条さん


学園都市へはアレイスターに招かれたことにすればいいんじゃないかな？
神裂の情報を集めることを条件に招待を受諾したとか。
幻想殺しがあるなら原石（本当はちょっと違うけど）として招けると思う。

「おはようございます皆さん。」

「「「「女教皇！おはようございまーす！」」」

女教皇(プリエステス)神裂火織。
この天草式のリーダーで俺を天草式にいれてくれた本人。
世界に20人もいないと言われる聖人でものすごく強い。

「よし、みんな揃ったのよな。んじゃ、せーの」

「「「いっただきまーす！！！」」」

この俺こと上条当麻の一日はこのように始まる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ああ！もう！自転車の鍵を無くすなんて不幸だあああああああ！！！」

私こと上条当麻は今現在ものすごいスピードで走っている。
朝に修行をいれたのは、自転車で行けば十分間に合う時間だったからだ。
つまり、今現在遅刻寸前。そのため陸上をすれば一位余裕じゃね？ってレベルで走っているが
それでも間に合うか分からない。理由は、

「おい、嬢ちゃん今俺にぶつかったよなあ。」

「ひいぃ！」

「だああああああああ！！」

こういう不良(馬鹿)がいるからだ。

「ああ、もう！救われぬものに救いの手をおおおおおおおおお！」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結局、不良から逃げるのに結構な時間がかかってしまった俺は遅刻した。
不良一人しかいねえし軽くのすかなあ〜って思ってたらあとからぞろぞろと…………
いくら天草式で多人数対一人に慣れてるとはいえそれは刀やナイフ等の相手を一撃でのせる手段があるからであって
拳二つしか使えないこの状況じゃにげるしかなかった。

とまあ、懇切丁寧に説明したとしてもどうせ信じてもらえないし、
授業じゃ手をあげてもオール無視なので別にどうでも良かったのだが。

ところで、私こと上条当麻は部活をやっていない。
確かに、修行のおかげで身体能力は高いと思ってるし、スポーツは楽しいのだが、
サッカーや野球をやってもみんな俺のことをオール無視なのでチームプレイとは何だったのか状態で、
俺の剣は型などを無視した実践型なので剣道も無理。
泳ぐと足をつるから水泳も無理。走ると靴紐がきれるから陸上も無理。
結局、不幸のせいで何もできないって訳よ。

まあ、その分アジトに帰って修行を出来るんだけども。

今回はここまで。

みなさんアイディアありがとう！！
これからもよろしく！

>>51 それ、イイネ！

みなさんアイディアほんっとうにありがとう！！
というか1はこんなにたくさんの人に見てもらえるなんて思ってなかった！
これからもよろしくお願いします！！
今考えてる構想↓
今やってるところ
↓←ーーーーーーーーーーーーーーここのアイディア募集してます。
神裂火織失踪編
↓
なんだかんだで学園都市
↓
原作再構成

>>65
[神裂さんの幸運で上条さんが不幸に]とか

神裂さんがあたりを引いた残りのはずれが全て上条さんに的な

上条さんの天草式女性陣フラグメイク

1.神裂さんの幸運　→　2.上条さんの不幸　→　3.神裂さん失踪の流れなら

1. → 2. は神裂さんの目の前(かつ直接的)でやるべきだな

銃撃戦 → 跳弾 → 神裂さん幸運にも避ける → 上条さん不幸にも命中 → 上条さん重傷　的な

これならエンゼルフォール時の上条父への説教に繋げられるんじゃないかな？

神裂「私の幸福が貴方を不幸にしてしまった」
上条「俺が不幸だから神裂が怪我せずに済んだ。だから俺は幸せなんだ」
みたいなのはどうでしょう。

こんなのどうでしょう

・他のメンバーと距離を置こうとする天草式に入りたての上条さんが心を開くまで

・上条さんの初めての説教

・上条さんの初めてのそげぶ

・上条さんの天草式フラグメイク

上条さんの具体的なスペックを知るために詳しい戦闘描写を入れるのもいいんじゃないかな？

獲物やファイティングスタイルを決める必要があるけど


個人的にはるろ剣の初期の四乃森蒼紫みたいなスタイルがいいな
ちなみに>>25も自分です

自分が言いたかった（希望した）のは武器と戦い方（小太刀で間合いを詰めつつ拳法を織り交ぜる）のこと

誤解を与えてすいません

生存報告！
新訳7巻読みました。ここっていつぐらいからそのネタを使っていいんでしょうか？

あと、このままやっていくといろいろ問題があって(禁書争奪戦関係で)
オリキャラ(しかも禁書争奪戦ですんごい出てくる)が必要になってくるんですよね。
理由は最初っから必要悪の教会のメンバーがねーちん、つっちー、ステイル、シェリー、ローラ、禁書ぐらいで
ここのねーちんは禁書との関係ほぼ皆無で禁書争奪戦はいっちゃうので、禁書の状況を教える役が必要なんです。
ステイルは絶対に教えなさそうだしね。
どうしましょうか？オリキャラ出していいのでしょうか？そこんとこ教えてください。

あんまり目立つオリキャラは嫌われる傾向があるからなあ

>>103ですよね、むう、でもつっちーはなんか違う気がする。
必要悪の教会のメンバー他にいましたっけ？