妹「えぇっ!卵かけごはんに卵1個使ってもいいの!?」(1000)

兄「今日は給料日だからな」

妹「お金持ちになった気分だよぉ!」

カパグッチャグッチャ

妹「えへへ、溶き卵がお茶碗からこぼれそう」

兄「ほら、ネギもあるぞ」

妹「おぉぉ……おいしそう!」

兄「味わって食べるんだぞ」

妹「うん!いただきま――」


ガチン


妹「あたたた・・・夢かぁ、そうだよねうちは貧乏だもん」

兄「おーい妹、飯だぞぉ!」

妹「はーい、あ、今日は卵かけごはんなんだね」

兄「おう」

妹「卵かぱっ、ぐちゅぐちゅー、はいお兄ちゃんはんぶんこ」

妹中学校


妹「お昼ご飯だ」

お嬢様「あら、妹さん、ご一緒してもよろしくて?」

妹「いいよ!」

お嬢様「お邪魔しますわね」

妹「じゃじゃーんおナスとキュウリのお漬物におにぎりの夏やさい弁当!」

お嬢様「あら、爽やかで素敵ですわ」

妹「お嬢様ちゃんは?」

お嬢様「なにかしら、メイドに作ってもらったものだから…」

妹「わ、わわすごい、玉子焼きにそぼろが入ってる!」

お嬢様「よかったら一つ交換しません?私には少し多くて」

妹「い、いいよ!でも交換っていってもうちのは…」

お嬢様「わたくしお漬物、好きなのに中々入れてくれませんの」

妹「そ、そう?じゃ交換!」

お嬢様「はい、交換」

妹「黄金色の玉子焼き様だ……!」

お嬢様「うふふ、酸味が効いてて美味しい」コリコリ

妹「いただきます!はむっ・・・お、おいひぃ・・・」

兄工事現場


監督「うぉーい、そろそろ上がれや」

兄「うーす」

兄友「よー、今日の飯はなんだ?俺っちは唐揚げ弁当なんだけど!」

兄「うちは夏やさい弁当」カパ

兄友「なんだそりゃ、そんなもんで働けるのかよ」

兄「妹が作ってくれた弁当だからな」

兄友「い、妹の手作りかよ羨ましいなおい……はぁ、唐揚げ弁当がカスに見えてきたぜ」

兄「良かったら漬物少しやろうか」

兄友「マジかよ!よし、じゃ唐揚げ1個やる」

兄「サンキュー」

妹中学校


お嬢様「よろしかったら、これからうちにいらっしゃいません?」

妹「お、お屋敷に!?行きたいけど、帰ってお庭のお野菜に水あげないと…」

お嬢様「あら、そうなんですの?」

妹「う、うん、ごめんね……あ、でも」

お嬢様「どうしました?」

妹「その・・・うちに・・・」

妹(でも狭いし、イヤかな…そんなに綺麗にしてないし)

お嬢様「そういえば」

妹「うん」

お嬢様「一度妹さんのおうちに行ってみたかったの」

妹「うち来る!?」

お嬢様「ええ、よろしければ是非」

兄妹自宅


兄「ふぃー、やっぱり家で飲む麦茶は最高だな・・・」

「ただいまー!」

兄「おー、おかえり」

妹「お兄ちゃん、今日はお客さんがきてるんだよ!」

お嬢様「こんにちは、お邪魔します」

兄「おぉ…妹の友達にしちゃずいぶん綺麗な子だな」

妹「なにそれ!」

お嬢様「あら、ありがとうございます」

兄「悪い悪い、麦茶井戸で冷やしてるからとってくるわ」

妹「うん」

兄「お待たせ」

妹「おかえり、お兄ちゃん!」

兄「キンキンに冷えてるってわけにはいかないけどなぁ」

お嬢様「いただきます」

妹「ごくごく、生き返るぅ」

兄「んっんっ、ところで名前聞いてもいいかい?」

お嬢様「あ、わたくし○○と申します」

兄「へぇー奇遇だなぁ、俺の働いてるとこも○○建設っていうんだ」

お嬢様「あ、そこはお父様の経営している会社ですね」

兄「ブーッ」

妹「きゃっ!汚いよお兄ちゃん!」

兄「ゴホッゴホッ、わ、悪い、まさかうちの社長の娘さんとは…」

兄「それじゃ、俺はお邪魔だろうから畑のほう行ってるわ」

妹「あ、畑なら私がする!」

兄「お客さんきてんだから、そうもいかないだろ」

お嬢様「私の事でしたら気になさらずとも」

妹「お兄ちゃんがそういうなら…」

兄「女の子同士楽しく遊びな」




イメージは田舎の一軒家、狭いながらも庭があり兄妹で家庭菜園を頑張る
金銭収入は兄のバイト代、妹の進学の為に切り詰め切り詰め

妹「何して遊ぼうか!トランプあるよ!」

お嬢様「まぁ、懐かしい、よくメイドに遊んでもらいましたの」

妹「それじゃトランプでいいね!」

お嬢様「ええ」

妹「神経衰弱!」

お嬢様「ふふ、記憶力にはちょっと自信あるんですよ」

妹「負けないよ!」

パタパタパタ

パタパタ

お嬢様「お兄様とずいぶん仲がよろしいんですね」

妹「えへへ、どうかなぁ、ずっと2人で暮らしてたし」

お嬢様「羨ましいですわ、素敵なお兄様がいて」

妹「そうかなぁ、うちのお兄ちゃんなんてガサツだし、声も大きいし…ん?」

お嬢様「……」ニコニコ

妹「…・・だ、ダメだよ!お兄ちゃんは!」

お嬢様「あら、どうしましたの?」

妹「な、なんでもない…」

お嬢様「ふふ、可愛い」

兄妹自宅 夕方


お嬢様「ずいぶんと遅くまでお邪魔してしまいました」

妹「また遊びにきてね!」

お嬢様「ええ、きっと」

兄「良かったら送って行こうか、今の時間一人歩きはちょっと危ないかもしれないし」

お嬢様「あ、いえ、そろそろ――」

キキッ バタン

黒服「お嬢様、お迎えにあがりました」

お嬢様「…迎えがきますから、この通り」

妹「お、お兄ちゃんこの車長いよ…」

兄「ロールスロイスって奴だな」

お嬢様「それではまた、学校で」

兄「いい子じゃないか、兄ちゃん安心したよ」

妹「……」

兄「ん?どうした、怒ってるのか?」

妹「お兄ちゃんはさ、お嬢様ちゃんみたいな綺麗な子が好き?」

兄「まぁ、あの子見て嫌いって思う男はいないんじゃないか」

妹「……」チクッ

兄「どうしたんだ?」

妹「別になんでもないもん」

お風呂


妹「……」ザバッ

妹「髪、伸ばそうかな……くせ毛だけど」

妹「お肌も真っ白で綺麗だったし…」

妹「……」ゴシゴシ

妹「あんなに鼻の下伸ばして…お兄ちゃんのばか」

『ピッチャーナゲマシタ…ウッター、サンユウカンヲヌケテ…』


妹「ラジオ聞いてるの?」

兄「ああ、兄ちゃんの夜の楽しみだからな」

妹「私も聞く」

兄「おう、聞け聞け」

妹「膝いい?」

兄「ははっ、いつまでたっても子供だな」ポン

妹「子供でもいいよ」ゴロン

兄「でも、なんていうか」

妹「?」

兄「膝がお前の頭の重みを覚えたっていうかな、とにかく安心する重みだよ」ワシャワシャ

妹「……うん」グイ

兄妹の部屋


兄「電気消すぞ」

妹「うん」

パチッ

兄「……」

妹「お兄ちゃん」

兄「なんだ」

妹「そっちで寝てもいい?」

兄「……いいけど暑いぞ」

妹「いい」

妹「えへへ」

兄「お前ももう中学生なんだからいい加減添い寝もやめないとなぁ」

妹「……」

兄「お嬢様ちゃんに笑われちゃうよ」

妹「関係ないよ」

兄「そうか」

妹「ねぇ、お兄ちゃん」

兄「うん?」

妹「お兄ちゃんは、いつか結婚するんだよね」

兄「そうだな」

妹「いつ?」

兄「お前が結婚相手見つけて、俺がそいつをぶん殴ってから」

妹「それじゃずいぶんと先だね」

兄「ああ」

妹「…もし、もしもだよ」

兄「うん」

妹「私がずーっと結婚しなかったらどうするの?」

兄「そりゃいい、そんときゃお前に養ってもらうかなはははっ!」

妹「じゃ結婚しない」

兄「ん?何言ってんだ」

妹「お兄ちゃんと2人でいい」

兄「……」

妹「ねぇ、お兄ちゃん、私…」ゴソ

兄「もう自分のベッドに戻れ」

妹「……」

兄「お前は感謝や兄妹の好きを男女のそれと勘違いしてる」

妹「……」

兄「兄ちゃんはお前の為だったらなんでもしてやれるけど、
   人様に顔向けできないような事はしたくないよ」

妹「ごめんなさい」

兄「いいさ、俺達には親がいない期間が長かったから、
    ちょっと距離を間違えちゃったんだけだよな」

妹「ずっと、兄妹のままでいいから」

兄「うん」

妹「突き放さないで、嫌わないで…」

兄「大丈夫だ、兄ちゃんはお前が必要な時傍にいるからな」

妹「お兄ちゃん、大好き」ギュッ






展開急ぎすぎた




妹「ふぁぁぁぁ・・・」ノビ

妹「お兄ちゃんの腕枕だったからよく眠れたぁ」

妹「……あれ?」

妹「お兄ちゃん?」

妹「メモ用紙…」


『仕事に行ってくる、帰りは遅くなります 兄』


妹「…いつも朝は一緒だったのに、夜遅い事なんてめったになかったのに」

妹(避けられてる)

兄工事現場


兄「……」

兄友「よぉ、しけた顔してんな」

兄「うるせぇよ」

兄友「妹ちゃんと喧嘩でもしたのか?」

兄「なんでそう思うんだ?」

兄友「だって、お前が口にするのって妹か野球の事くらいだろ」

兄「……」

兄友「お前の応援してるとこは昨日勝ってたし」

兄「……」

兄(俺も大概シスコンか、一大決心して出てきたのに妹の心配ばっかりしてる)

事故には気をつけるんだぞ

>>175
おい...やめろよ

兄(どうすりゃいいんだ)

兄(あいつはどんどん女らしくなっていくし)

兄(結局昨日も添い寝してるし)

兄(なにより怖いのは)

兄(昨日の夜、心のなかで妹に手をつけかけた自分がいたことか…)

兄「嗚呼、病気だな……病気だ」



兄友「おーい」

兄「うん?」

兄友「妹さんがきてるぜ」

兄「へっ!?」

兄友「なんか知らんけど仲直りするならさっさとしろよ、辛気臭い面なんか誰も見たくないからよ」

自分も間違ってるんじゃないか

兄「妹っ!」

妹「……」

兄「学校はどうしたんだ!」

妹「お兄ちゃん…お兄ちゃん!」ガバッ

兄「お、おい」

妹「どうして?」

兄「……」

妹「どうしてあんなこと書くの?」

兄「……」

妹「朝起きた時にお兄ちゃんがいなかったんだよ」

兄「学校は…」




完全に詰まった、>>1だけの一発ネタのつもりだったから
ちょっと犬の散歩してない頭ひねってくる

むしろちゃんと円満完結したSSがどれだけあったと言うんだ

>>1の文とは関係ないけど

貧乏設定をすぐレイプに持って行こうとする奴なんなの

>>198
貧乏≒薄幸≒レイプ

って発想じゃないの

兄「分かった、今日はいつもどおり帰るから」

妹「……」

兄「それからゆっくり話す、いいな」

妹「……うん」

兄「よし、それじゃ学校行ってこい」

妹「約束だからね!」

兄「ああ、兄ちゃんお前には嘘つかない」

妹中学校


お嬢様「妹さん」

妹「あ、お嬢様ちゃん……」

お嬢様「元気がありませんわね」

妹「……」

お嬢様「お昼ごはん、ご一緒にいかがです?」

妹「……忘れちゃった」

お嬢様「実は今日のお弁当サンドウィッチですの、
      多すぎてとても食べきれませんから片付けるの手伝ってくださいません?」

妹「ありがとう…お嬢様ちゃん」

妹「もぐ・・・もぐ、おいしぃ…」

お嬢様「メイドに作ってもらいましたの」

妹「……お兄ちゃんお昼ごはんちゃんと食べてるかなぁ」

お嬢様「……」

妹「……」

お嬢様「わたくしで良ければ、相談に乗りますよ」

妹「ううん、うちのことだから…」

お嬢様「お兄様に、愛されたいのでしょう?」

妹「えっ!?」

お嬢様「今日、放課後うちにいらしてください」

妹「……」

お嬢様の豪邸 放課後



妹「うわぁ、家の中にプールがある……」

お嬢様「よろしければ水着をお貸ししますわ」

妹「いっ、いいよ!でもなんか私…」

お嬢様「どうしましたの?」

妹「こんな格好できても良かったのかな…」

お嬢様「もちろんですわ、さぁわたくしの部屋はこちらです――メイド」

メイド「はい」

お嬢様「わたくしの部屋にお茶とお菓子を」

メイド「畏まりました」

お嬢にたっぷり房中術を仕込まれる展開ですね
無論実戦で

お嬢様「さぁ、おかけになってください」

妹「う、うん」

お嬢様「何があったのか、話していただけますね?」

妹「……」

お嬢様「大丈夫、悪いようにはいたしませんわ」

妹「……うん、昨日の晩――」

お嬢様「そうでしたの」

妹「だから・・・わたし嫌われちゃったのかも・・・グスッ」

お嬢様「……」

妹「ずっとお兄ちゃんしかいなかったから、わたし怖いよ…」

お嬢様「大丈夫ですわ」

妹「……ほんとに?」

お嬢様「以前おうちに伺ったときに、お兄様の様子を見ていたのですけれど」

妹「うん」

お嬢様「妹さんがどこにいても、時々目をやっては優しい目で見守っていましたもの」

妹「……」

お嬢様「本当に、妹さんの事を大事に想っているのだとよく伝わってきましたわ」

妹「お兄ちゃん…」

                            ∧ ∧
                      ∧ ∧  (*´ -`) う、うん
さぁ、おかけになってください    ( ^д^) (====) 
                     ___(===) ( ⌒) )
                  /\ `J   ̄`J ̄\ 
                   ̄ ̄ ̄ ̄| |

                          | |
                        / \

お嬢様「さぁ、そんなにしょげた顔をしないで」

妹「ありがとう、お嬢様ちゃん」

お嬢様「でも、少し女の子だってことお兄様に教えて差し上げましょうか」

妹「えっ?」

お嬢様「ふふ」


チリンチリン  ――カチャ


メイド「お呼びでしょうか、お嬢様」

お嬢様「ええ、浴場は使えるかしら」

メイド「5分もあれば支度が整います」

お嬢様「あとは、先日言っておいたアレを…」

妹「……」

え・・?

          ∧ ∧
    ∧ ∧ ( ゚д゚ ) 
    ( ゚д゚ ) (====) 
   ___(===) ( ⌒) )
 /\ `J   ̄`J ̄\ 
  ̄ ̄ ̄ ̄| |

         | |
       / \

お嬢様の豪邸 大浴場


カポーン



妹「銭湯よりおっきい……」

お嬢様「そうですの?」

妹「うん……」

お嬢様「すっかり綺麗になって、お兄様に本当の妹さんを見ていただきましょう」

妹「本当のわたし…」

メイド「失礼いたします」

妹「わわっ、わたし自分で洗えるよ!」

お嬢様「メイドにお任せになってください、隅々まで美しくなりますので」

チャポチャポ


妹「はぁ……すごかった…」

お嬢様「メイドは美容マッサージのプロですので」

妹「そうなんだ……」

お嬢様「妹さんは素材が良いから、磨けばすぐ光りますね」スッ

妹「お嬢様ちゃん?」

お嬢様「どこも健康そうで猫科の動物のように靭やかで、羨ましいですわ」

妹「そ、そうかな・・・お嬢様ちゃんのほうがずっとスタイル良くて、綺麗・・・だよ」

お嬢様「ふふ、どうでしょう、表面は磨いているつもりですが」

妹(高見盛似)
お嬢様(ラミレス似)

メイド(超可愛い)

豪邸 お嬢様のドレスルーム


妹「わぁ、綺麗な服がたくさんある…!」

お嬢様「いつものシャツにホットパンツもとても魅力的ですけれど、やはり今日はぐっと女の子らしく」

妹「こ、こんなの借りてもいいの?」

お嬢様「差し上げますわ、どれももう着なくなったものばかりですから」

妹「えぇっ!こんなに綺麗なのに…」

お嬢様「正確には着れなくなった、ですね、合わなくなってしまいましたの」

妹「あ……そ、そっかぁ、大きいもんね」

>>267
たかみもり?

                      ___      ∧ ∧
                      /⌒⌒^≧x、}∨: :∨: :|
                      /: : : : : : : : : : : :\__:」 : :ⅳ|
               /: : : : : : : : : : : : :,rィ :辷ミx: : :|

              //: : : : : : : / : / : :/ヾL_: : : ⅵ、|
              '^7 : : /: : : :/: :〃:_:ム--xV : : :Ⅵ」
               /: : :〃:,r‐//厶イ    │: : : :}:}
                 〈: : :/{{://      r=x、__ | : : : 厶)
              Ⅵ: :∨   ,r=       ` |: : :./ }:}
              _r=ⅵ : ヽ 〃   ′__     |: : /_ノノ
               _r{__ノ L:l : : {    く,rへ  亅:厶イ
           f^{ (__)_ }」\入      、_ノ /|:/´
          `ー「`ー_ノ   \「f=-  _/, 〃
                `r‐  l /⌒^f⌒^^r}   「∨
               ⅰ   |_」    \: : V^⌒ヽ}^⌒7、
                ⅰ  |⌒^\ ヽ \: Ⅵ⌒7: :/ }
                亅  「\ : :│ノ 「\ヽ_/_rイ / 丿
             /   }  }: : 「  入≧r‐≦_ハ (
             {     ∠__/   厂⌒了   Γ}
             入   /   亅   ⅰ    \ ノ^「

妹「こんなに可愛い服着たの初めて…」

お嬢様「うん、とっても可愛い、でももう一押し」

妹「……?」

お嬢様「さぁ、鏡の前に座ってくださいな」

妹「う、うん」

お嬢様「ほんの少しだけ、お化粧すれば見違えるほどに綺麗になりますわ」

メイド「腕がなりますね」シャキ

妹「……」ドキドキ

お嬢様(失敗した……これではお化け屋敷のドラキュラですわ……)

妹「あ、あの、お化粧って初めてだけどなんか凄いね……」

妹「でも自信ついたかも!ちょっと行ってくるね!ありがとう!」

お嬢様「あ、まままままってええええええええ」

そして本当に避けられる妹

メイド「こんなものでしょう」

お嬢様「ご苦労様――さぁ、目を開けてくださいな」

妹「うん」パチッ



妹「わぁ…すごく女の子だ!」

お嬢様「ふふっ、これならわたくしの妹ですと紹介しても十分通りそうです」

妹「えへへ、それじゃお姉ちゃんだね」

お嬢様「あら、嬉しい」

妹「これなら、お兄ちゃんもわたしの事だけ見てくれるかなぁ…」

お嬢様「ええ、もちろん、でもきっと理性が邪魔をしてその先には行きませんわね」

妹「そう、だよね、お兄ちゃんはそういうことしないし…」

お嬢様「ふふ、ですから――」

なんかID変わった
流れ的には

>>276 >>283です



お嬢様の豪邸 門前


妹「今日は本当にありがとう!」

お嬢様「いいえ、わたくしもとっても楽しかったですわ」

妹「お嬢様ちゃんは、どうしてここまでしてくれるの?」

お嬢様「ふふ、私達は親友だと思っていたのですけれど」

妹「うん!でも、してもらってばかりじゃ嫌だから困った時はなんでも言ってね!」

お嬢様「ええ、その時は是非」

妹「それじゃ帰るね!お兄ちゃんのところに!」

お嬢様「健闘を祈りますわ」

メイド「またのお越しをお待ちしております」ペコリ

お嬢様「……」

メイド「さぁ、お嬢様、お屋敷の中にお入りください」

お嬢様「ねぇメイド」

メイド「はい」

お嬢様「小説も、映画もドラマも素敵だけれど」

メイド「……」

お嬢様「やはり、自分が関われる世界が一番ね」

メイド「……左様で、ございますか」

お嬢様「あの二人はわたくしの持っていない何かを持っているの」

メイド「……」

お嬢様「欲しいわ、とても」

兄妹の自宅 仏間



兄「妹は元気に育ってるよ」

兄「俺は間違ってないよな。お袋」

兄「ちょっと、甘やかしすぎかな」


「ただいまー!」


兄「元気で帰ってきたみたいだ、今度墓参りにいくよ」

兄「おう!おかえり!」

妹「お兄ちゃん!」

兄「えっ?」

妹「ど、どうかな…?」

兄「い、妹…だよな」

妹「そうだよ?えへへ」

兄「びっくりしたよ、なんかいいとこのお嬢さんみたいだ」ドキドキ

妹「ねぇ、お兄ちゃん」ギュッ

兄「お、おい!」

妹「あれ、どうしたの?いつもだったら抱きついても平気だったよね?」ニコニコ

兄「……ッ!」カァ

兄「そ、そうだ!現場監督にスイカもらったんだ!」

妹「わぁ!スイカ好きだよ!」

兄「井戸で冷やしてるからとってくる!」

妹「はぁい!」

タッタッタッ

妹「……」 チャポ

妹「お兄ちゃんの、麦茶」

妹「お嬢様ちゃんにもらったこのお薬を混ぜたら、お兄ちゃんは理性を無くしてくれる…」

妹「でも……」


――お兄様に、愛されたいのでしょう?


妹「ッ!ごめん、お兄ちゃん!」


コポ

兄「おーしとってきたぞ」

妹「うん」

兄「どんなに可愛くなってもスイカで喜ぶあたり妹は妹だなはははっ」

妹「ええっ、ひどいよお兄ちゃん!」

兄「よーし切り分けるぞー。お前どのくらい食う?」

妹「えっと、お兄ちゃんが切り分けてくれただけ!」

兄「そうかそうか、よーし、スイカはなぁこうして放射線状に……」

ザクザク

妹「わぁお兄ちゃん上手だね」

兄「まぁなぁ、ほれ」

妹「うん、あ、服汚さないようにタオルとってくる…」

妹「手がふるえてる…けど」

妹「でも、もう後戻りはできない…」

妹「タオル持って、戻ろう…」



兄「シャクシャク…おう、俺の分も持ってきてくれたのか」

妹「うん…」

妹(麦茶、減ってる…)

兄「ほら、食べな」

妹「いただきまーす、しゃくしゃく」

兄「皮はどうするかなぁ、炒め物に使うと水っぽくなっちまうかな」

妹「お漬物にする?」

兄「ああ、そうだな」

兄妹の自宅 縁側


チリンチリーン


兄「シャクシャク…いい風がふくな」

妹「…うん、涼しいね」

兄「覚えてるか?この風鈴」

妹「うん、わたしが2年生の時に作ったやつだよね」

兄「お前ったら兄ちゃんの顔入りーとか言って嬉しそうにもって帰ってきてよ」

妹「ふふっ、ごめん全然似てないよね、それ」

兄「まぁ、それも愛嬌だ……ん」ドクン

兄「なんだ…これ」ドクン

妹「お兄ちゃん?」

兄「ん…ちっと暑気が入ったかな…」ドクン

妹「だ、大丈夫?」

兄「悪いちょっとだけ横になる」ドクン

妹「うん、わたし団扇とってくる」

くそっ!
明日のゴミ捨て時間までに起きれなくなっちまう!!

     ミ::::::、:::ト、lVヾ.i/        _
    .ミ:\、|ヽ!   | ,、   /  \  | 電 矢 し
〃}ハ「ヾ::::::ゞ     ∨ `ー '´       | 流 木 か
:::〈{::::|L__ミ       /     ,.u.-─ │ 走 に. し
:::::::〉::: ̄:>     /`ヽ、  r'´     / る
:::〃::::::::三__      l== 、  _. ==== °
:::{[:::::::::::>      l ー゚-ノ  " ー゚-‐ '   |. |_.| |  |
v/∠::::∠_     l./   v      __  |.|_// │
  ≦::::::∠._      /  __-,  ij  j「   |し'   |
1ィトヽ::::::::/    ‘ー             /:l.   |
く:::::::::::∠ -ァ'´       l (二ニ二つ    /: l.   l
/::::::::::::::::::フ.ィ      l  __   u   /::  :l  ,'\
L_::::-:=-:三, ,.ィ     _」    ̄     /::   :l /: : :
√´::::::::::::://レL -‐'7¨ /l     u   /:::    :l/: : :/
_ゝVレ/∠ -‐:7: :/: :/: :/: :`ァ┬─‐::':::      /: : :/:
>:-‐:7: :/: :/: :/: :/: :/: : :/ : :|::::::::::::     /: : :/:

妹「……」パタパタ

兄「ああ、いい気持ちだ…」ドクン

妹「……」パタパタ

兄「なんで青くなってるんだ、大げさだな」ドク

妹「ごめん、ごめんねお兄ちゃん」パタパタ

兄「何に謝ってるんだ?何もお前悪くなんかないよ」

妹「……」パタパタ

兄「なんだか、いい香りがするな…」ドクン

妹「お嬢様ちゃんのところでお風呂に入れてもらったの」

兄「そうか・・・石鹸か・・・やっぱり○○コンツェルンの令嬢は石鹸も違うか、ははは」ドクドク

兄「本当に……いい香りだ、それになんて可愛いんだ」ドクン

妹「えっ?」

兄(あの物憂げに少しだけ開いた唇をむさぼることができたらどんなに…)ドクドクドク

妹「お兄ちゃん?」

兄「!?」ドグン!

兄(お、俺は何をしようとした…!)

兄「離れろっ!」ドクッドクッ

妹「ごめんね、ごめんねお兄ちゃん」ギュッ

兄「そんなにくっついたら、俺はお前を……!」ドグンッ

妹「いいんだよ、お兄ちゃんがしたいようにして」

兄「ああっ…あああああああああああああ!」ガバッ

妹「んっ…んん」

兄「ちゅっ・・・ちゅるっ・・・レロッ」

妹「お、おにいちゃ……んんっ!」

⊂ \  / ̄\   /⊃ 
  \\ | ^o^ | //

    \ \_/ /
     |     |
     |  /⌒) 
     / // ソ  
    ノ .ソ .し'   
   (_ノ 


3時間後



ヌチヌチヌチ

兄「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」

妹「おにい、ちゃ…・・・」

兄「妹、妹!」グイグイッ

妹「んんっ!」

兄「クッ、ああぁぁぁぁぁっ!」ドクッ

妹「ごめんなさい、ごめんなさい・・・お兄ちゃん」ギュッ

兄「ああ・・・あああ・・・」ガクッ

きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

兄妹の自宅 翌朝


妹「っ!いたたた、体中痛い・・・」

兄「……」

妹「お兄ちゃん・・・・・・寝てる」

兄「……」

妹(すごく苦しそうな顔して……)

妹「ごめんなさい、お兄ちゃん」

兄「……」

妹「汗、すごい……」

兄「ちゅっ・・・ちゅるっ・・・ちゅるちゅるぱーやぱー!」

妹「お、おにいちゃ……デスコレーデッ!デスコレーテッ!」

                         \
   <⌒/ヽ-、___         テテーン
 /<_/____/             /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


           …            \
   <⌒/ヽ-、___       チュールチュルチュル
 /<_/____/            /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


   ∧∧  
  ( ゚∀゚)   パーヤッパー?
  _| ⊃/(___
/ └-(____/

;;(⌒~            ∧∧    ディスコレディー!
 (⌒⌒;;(⌒~      ヽ( ゚∀゚)/   ディスコレディー!

(⌒;; (⌒⌒;;(⌒~    (   )     
    (⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ     
     (⌒;; (⌒⌒;;(⌒~  

ギュウウウウ

妹「……」ゴシゴシ

兄「……ん」

妹「お兄ちゃん?起きた?」ゴシゴシ

兄「おぉ、おはよう…なんか頭がぼーっとして」

妹「……そのまま寝てていいよ、体拭くから」ゴシゴシ

兄「ああ……いい心地だ」

妹「ずっと、わたしを養う為に働いてきてくれた体すごく逞しいね」ゴシゴシ

兄「そうさ、俺はお前のためだったら……、っ!」ビク

妹「お兄ちゃん?」

兄「お、俺は何をした…?」

妹「なにも」

兄「そうか」

兄「お、お前のその腕の跡……」

妹「お兄ちゃん、お願い落ち着いて」

兄「そうだ、俺は昨日お前を抑えつけて…」ガタガタ

妹「違うの!お兄ちゃん!」

兄「……」ジッ

妹「……」

兄「お前を託せる男ができるまでずっと守ってやるつもりだった」

妹「お兄ちゃんやめて!」

兄「それなのにその俺が…」

妹「昨日はわたしのせいだから!」

兄「仕事、行ってくる」フラフラ




マジでどうしてこうなった

  ヽ:: ::/  !:: :: :: :: :ミ        \      ヽ::.!  !:: :|:: :: :|        この感じ・・・・
   ヾ/  .|:: :: :: :: ゝ     _ __   ヽv    ヽ|-‐''!::.i、:: :: !
─wwv√レ-l:: :: /~ヽ   //j:::::::'.,ヽ、       ,,   !:l l:: :: |─√レww─
       |ハ:: ! 丶     ヽ:::::::::ノ         xr,::::7ヽ|iイ:: :ハ!
        l:: !  〈                   i:::::ノ  イ::ハ:|
        ∨ヽ、 _    ::::::::::::             i l:/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.;.;.;rー" ||!.;//                レ! !.;.;リ.;.;.;.;.;.|       ・・・ついに・・・
.;.;.;.;\,  レ                    ∨イ.;.;.;.;.;|
.;.;_,,-'   - . 、_           _ , _  // |.;,..;.;.;.;|─wwv─√レ─ww─
'-、ヽ   ____`ニ     _'' ´__,, fヽ |.;|! .;.;.;|
       ゞ-:::ノ       ゞ-ノ  f ! |.;|!;.;.;.;|
ヽ (       ̄                 |ノ  |.;l!..;.;│
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
              lミ′   ̄    ー-'"    '=ミニ彡彡/‐、ヽ
                  l;l  ,_-‐ 、    __,,.. - 、       彡彡彳、.//  きたか!?
_______∧,、_∥ `之ヽ、, i l´ _,ィ辷ァ-、、   彡彡'r ノ/_ ______

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ 1     ̄フ/l l::. ヽこ~ ̄     彡彳~´/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ヽ   ´ :l .l:::.         彡ィ-‐'′
                ゝ、  / :.  :r-、        彡′
              / ィ:ヘ  `ヽ:__,ィ='´        彡;ヽ、
          _,,..-‐'7 /:::::::ヽ   _: :_    ヽ      ィ´.}::ヽ ヽ、
      _,-‐'´    {  ヽ:::::::::ヘ `'ー===ー-- '   /ノ /::::::ヘ, ヽー、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

兄「仕事に集中しよう・・・」

兄友「おい馬鹿!何突っ立てる!!」ガラガラガッシャァン!

・・・・・・・・・

トゥルルルル ガチャ

妹「はい?そうですけど・・・え・・・?」

妹「お兄ちゃんが死んだ・・・?」

 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ^ω^ )7  どうしてこうなった!

|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった! 
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ    
|    | ( ./     /      `) ) ♪


 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ω^  )7  どうしてこうなっ・・・

|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘    
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ    
|    | ( ./     /      `) ) ♪

 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  ・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ゚ω゚ )  
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

妹中学校



お嬢様「そうでしたの…」

妹「……」

お嬢様「ごめんなさい、わたくしの思慮が足りなかったばかりに」

妹「ううん、お嬢様ちゃんは悪くないよ、わたしがばかだった…」

お嬢様「…考えようによっては、一生踏み越えてくれなかった一線を超えることができた」

妹「……あんな形でも、お兄ちゃんに愛してもらえたのは嬉しかったよ」

お嬢様「分かりました、わたくしにお任せくださいな」

妹「お嬢様ちゃん?」

 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!

| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /
                   ___
             ♪ ∩/ || ̄ ̄||♪ ∩∧__,∧

               _ ヽ|.....||__|| 7 ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!

               /`ヽJ   ,‐┘/`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ   ´`ヽ、_  ノ
|    | ( ./     /      `) ) ♪    `) ) ♪

                  ___

               ♪ || ̄ ̄|| ;ヽ∩ ♪
       ∧_∧      r||__||.....| ノ     どうしてこうなっ・・・
       (     )     └‐、    レ´`ヽ
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/      y   __ノ´`     ・・・ってアレ??

|    | ( ./     /       ( ( ̄  ♪

                 ___

               ♪ || ̄ ̄|| ;ヽ∩ ♪
       ∧_∧      r||__||.....| ノ     どうしてこうなっ・・・
       (     )     └‐、    レ´`ヽ
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/      y   __ノ´`     ・・・ってアレ??

|    | ( ./     /       ( ( ̄  ♪

 ___
/ || ̄ ̄||
|.....||__||   どうしてこうなった・・・・
( ∪ ∪  ∧_∧
と__)__) (     )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___
/|| ̄ ̄||
|.||__||   どうしてこうなった!
( ∪ ∪  ∧_∧
と__)__) ( ^ω^ )   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

                   ___
             ♪ ∩/ || ̄ ̄||♪ ∩∧__,∧
               _ ヽ|.....||__|| 7 ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!

               /`ヽJ   ,‐┘/`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ   ´`ヽ、_  ノ
|    | ( ./     /      `) ) ♪    `) ) ♪

 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!

| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /
           _____

          /      /     ___
        ( ./      / ♪ ∩/ || ̄ ̄|| ♪ ∩∧__,∧
          ̄ ̄TT ̄ 7_   ヽ|......||__|| 7  ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
        /`ヽJ ̄  ,‐┘  /`ヽJ   ,‐┘ /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!

| ̄ ̄\三  ´`ヽ、_  ノ      ´`ヽ、_  ノ    ´`ヽ、_  ノ
|    |       `) ) ♪       `) ) ♪      `) ) ♪
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      ♪   | ̄ ̄\三\ ♪ ./      /       ___
         ∩|     |   .| ( ./      /   ♪ ∩/ || ̄ ̄||   ♪ ∩∧__,∧
          ヽ|_____|__|   ̄ ̄TT ̄ 7_  .  ヽ|......||__|| 7    ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
        /`ヽJ   ,‐┘   /`ヽJ ̄  ,‐┘    /`ヽJ   ,‐┘ /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!
        ´`ヽ、_  ノ       ´`ヽ、_  ノ       .´`ヽ、_  ノ     ´`ヽ、_  ノ
           `) ) ♪         `) ) ♪         `) ) ♪     `) ) ♪

兄工事現場


兄友「おい、兄」

兄「……」ガガガガガッ

兄友「おいってば」

兄「……あ、悪い」

兄友「悪い、じゃねえよ、現場監督が呼んでるぞ」

兄「ああ、分かった」




とても1・2時間じゃ終わらなさそうだ
眠いしみんな寝よ

    ,,====、===、
   _||______|___||\\ 
  l^|___ \   \\ ピュー
  || |口|   \ \  ∧_∧
  || |口|     \ \(´・ω・)
  || |口|      \ \,つ,,,,,,つ
  || |口|        \ \つ つ\
  || |口|         \ \   \\
  || |口|          \ \   \\

  ⌒⌒⌒ ::  ''  " ''  .  \|    \|   _______
                         / /_____/
                          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



    ,,====、===、
   _||______|___||\\
  l^|___ \   \\

  || |口|   \ \   \\
  || |口|     \ \   \\
  || |口|      \ \   \\
  || |口|        \ \   \\
  || |口|         \ \   \\      ∧_∧
  || |口|          \ \   \\ ミ  (*・ω・)オヤスミ
  ⌒⌒⌒ ::  ''  " ''  .  \|    \|  ミ_| ⊃/(____
                         / └-(____/

どうしてこうなった…
`___
/∥ ̄∥ __
L∥_∥ (  )
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /


`___ 気にするな
/∥ ̄∥ _、 _
L∥_∥ (く_`)
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /

        n
`___ ♪ _、 _ E)
/∥ ̄∥ n(く_`)ノ
L∥_∥(ヨ  ノ
| ̄\三 / ̄ ̄/ ♪
|  |( /  /


`___  ♪ n _、 _
/∥ ̄∥  (ヨ( _ノ`)n
L∥_∥   \  _E)
| ̄\三/ ̄ ̄/| |
|  |/  / /_/)_) ♪

           ♪ ∧__,∧.∩
             r( ^ω^ )ノ _
            └‐、   レ´`ヽ
               ヽ   _ノ´`
               ( .(´  ♪
                `ー ♪

               ∩ ∧__,∧
              ._ ヽ( ^ω^ )7
             /`ヽJ   ,‐┘

  ___/(___   ´`ヽ、_  ノ
/   (____/      `) ) ♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ー´

   ∧__,∧.∩
  r( ^ω^ )ノ _
 └‐、   レ´`ヽ

    ヽ   _ノ´`
  __(/(___
/   (____/

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   ∧__,∧.∩
  r( ^ω^ )ノ
 └‐、 /(____

/   (____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  <⌒/ヽ___
/<_/____/

カナ速に載せてくれ

      ,.イニニニニニニニニニニニニニ T     ∧     ∧
     ./ 「  ___      .|.! Σ  ./  ゙、__/ ヾ
      /  i.| / || ̄ ̄|| ∧_∧ |.!   ,.イ         ヽ
    イ  .i.| |.....||__||( ^ω^ .) |.!  /           ;キ
    .|   i.| | ̄ ̄\ニ⊂/ ̄ ̄7 |.!  {            :;ミ
    .|   i.| |    |.( /   / .,|.!  彡          :ミ;ミ
      〉  i.L________」.!   >;:,.  ______巛
    「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニY´⌒ー="/´二二二二二二二〉
   |         \二二二(´      ,/ ,/          ム
   |           k    `ーィ二 ̄/ ,/           7
   |           k  γ"´    ゙7 ,/    √r   7〉 /



      ,.イニニニニニニニニニニニニニ T     ∧     ∧
     ./ 「  ___♪ ∧__,∧|.!    ./  ゙、__/ ヾ   どうしてこうなった・・・
      /  i.| / || ̄ ̄|| r( ^ω^ |.!   ,.イ         ヽ
    イ  .i.| |.....||__|| └‐、   |.!  /           ;キ
    .|   i.| | ̄ ̄\ニ  / ̄ ̄7 |.!  {            :;ミ
    .|   i.| |    |.( /   / .,|.!  彡          :ミ;ミ
      〉  i.L________」.!   >;:,.  ______巛
    「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニY´⌒ー="/´二二二二二二二〉
   |         \二二二(´      ,/ ,/          ム
   |           k    `ーィ二 ̄/ ,/           7
   |           k  γ"´    ゙7 ,/    √r   7〉 /

      ,.イニニニニニニニニニニニニニ T     ∧     ∧
     ./ 「  ___    ♪ .|.!  Σ /  ゙、__/ ヾ
      /  i.| / || ̄ ̄|| ∧_∧∩   ,.イ         ヽ
    イ  .i.| |.....||__||r( ^ω^)イ   /           ;キ
    .|   i.| | ̄ ̄\ニ└‐、   レ´`ヽ{            :;ミ
    .|   i.| |    |.( / ゝ   ,ノ´` 彡          :ミ;ミ
      〉  i.L________」.!   >;:,.  ______巛
    「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニY´⌒ー="/´二二二二二二二〉
   |         \二二二(´      ,/ ,/          ム
   |           k    `ーィ二 ̄/ ,/           7
   |           k  γ"´    ゙7 ,/    √r   7〉 /

                             どうしてこうなった!

      ,.イニニニニニニニニニニニニニ T  ♪        ∧     ∧   ,γ⌒`y、
     ./ 「  ___      .|.!          ./  ゙、__/ ヾ ( O ○.O.)
      /  i.| / || ̄ ̄||   ∩∧__,∧       〃         ゞ、)   ;彳
    イ  .i.| |.....||__||  _ ヽ( ^ω^ )7     ,"  ?      ?  ヽ    ,{
    .|   i.| | ̄ ̄\ニ\/ `ヽJ   ,‐┘    彳.    ,   、    }   ,ミ
    .|   i.| |    |.(  ´`ヽ、_  ,ノ    ,ィ⌒ゞ彡    ?乂_ノ    .;ミ   ;ミ
      〉  i.L_________`) ) ♪ { o 0 o ;Y;:,.___     ;シ   ミミ
    「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニニ=ニヾ ̄\/´二二二二二二二〉    "'.,  ;彳
   |         \二二二二二二ヾ / ,/          ム     巛,;''

   |           k:.______/ ,/           7      ツ
   |           k'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 ,/    √r   7〉 /

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

>>487
それ短くね

ver 0.0.7
新・保守間隔目安表 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 50分以内
04:00-07:00 45分以内
07:00-09:00 62分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 10分以内


新・保守間隔目安表 (休日用)
00:00-02:00 13分以内
02:00-04:00 47分以内
04:00-07:00 43分以内
07:00-09:00 52分以内
09:00-16:00 17分以内
16:00-19:00 14分以内
19:00-00:00 8分以内

目安のくせに細けえなwww

>>489
正確には計測値だからな

保守してもらってすいません
起きたので進めれるとこまで



兄工事現場



兄「俺を正社員にですか?」

監督「ああ、上のほうから直々に指名があってな」

兄「……」

監督「まぁお前もここきて1年半か、一番頑張ってるのは確かだしな、俺も賛成しておいた」

兄「ありがとうございます」

兄(正社員になって給料が上がれば、妹を大学に入れてやれるか…)

監督「ただ、勤務先なんだがちょっと変わっててな」

兄「はぁ」

監督「まぁ、とりあえず行って話聞いてこいや、この紙に住所書いてあるから」

                    . -――- . ..
                  / : : : : : : : : : : : \

                    /: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
  ┏┓  ┏━━┓       .仁/   ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.     ┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃       i:ハ{ `ヽ    / `!: :ト : : : :l     ┃  ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━ | : }`●    ● |: :「 }: : : {━━┓┃  ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃     | : {っ      ⊂|: 爪|: : : ト..  ┃┃  ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/.━━┛┗━┛

  ┃┃      ┃┃      .从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′     .┏━┓
  ┗┛      ┗┛       rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |        ┗━┛
                       ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|

お嬢様の豪邸 門前

メイド「お待ちしておりました」

兄「あ、ああ、現場監督から話を聞いて、面接にこさせてもらいました」

メイド「存じております、どうぞこちらへ」

兄「すいません」

兄(相変わらずでかい屋敷だな…)

          / ̄\      
         | ^o^ |      / ̄ ̄ヽ
         \_/⌒\__ノ       \
           ヽヽ ヽ    / /\   \
            )) )-─/ /  /Υ   \
            // /  //  /  // /\    \
           ((__ノ  // /   (_(_,ノ  )    )
               // ノ       / / /
               |_|_/        / / /
                       (  (  <
                        \ \ \
                        (⌒_(⌒__ヽ

ごばく

お嬢様の豪邸 廊下



メイド「こちらの部屋で着替えていただきます」

兄「分かった、こんな格好じゃお屋敷を汚しちゃうもんな」

メイド「それは構わないのですが、お館様の希望でございますので」

兄「……そうか」

メイド「どうぞ、中へ」

お嬢様の豪邸 使用人部屋



兄「取り敢えず着てみたんだけど、これが…」

メイド「ああ、ネクタイですか」

兄「悪い、こんなの付けたことなかったから」

メイド「追々覚えていただければ結構ですよ、今日のところは私が」

兄「……」

メイド「……」

スルスル キュキュ

兄「ありがとう」

メイド「うん、よくお似合いですよ」

応接間前


コンコン


メイド「お館様、兄様がやってまいりました」

「ありがとう、入ってもらっておくれ」

メイド「はい」

メイド「さ、どうぞ中へ」

兄「うん」

カチャ

兄「失礼します」

スーツ姿の男「やぁよく来てくれたね」

兄「この度はありがたいお話をいただき…」

男「あぁ、いいからいいから、まぁ座ってよ」

兄「はい」

ギシッ

男「なるほど、うちでの建設部働いてるだけあって中々の居丈夫だね――メイド、アイスコーヒーを淹れてきて」

メイド「畏まりました」

兄「……」

男「申し遅れたね、僕はお嬢様の兄です、よろしく」

兄「あ、ああ、××ビル建設予定地で働かせていただいていた兄です」

嬢兄「さて、今回来てもらったのは君をうちの正社員に迎えたいということなんだけれど」

兄「はい」

嬢兄「君の勤務予定地はここなんだ」

兄「……」

嬢兄「仕事内容は、平たく言うと雑用を全般的に、給金のほうだけど――」

兄「すみません、その前に1つだけいいですか?」

嬢兄「ああ、もちろんさ」

兄「この話は、お嬢様さんが望んだ事ですか?」

嬢兄「ははっ、察しが良いね」

兄「他にはこんな良い話が来る可能性がありませんから」

嬢兄「まぁ確かにうちの妹の頼みであるのは確かなんだけれど」

兄「……」

嬢兄「でも勘違いしないで欲しいのは、人出が足りてないのも事実なんだよ」

兄「○○コンツェルンのお屋敷でですか?」

嬢兄「うちの我儘姫様はあれで人の好みが激しくてね」

兄「はい」

嬢兄「この屋敷に従業員が何人いると思う?」

兄「……10人、いや20人くらいでしょうか」

嬢兄「2人なんだ」

兄「たった2人でこのお屋敷を?」

嬢兄「メイドと、あとは執事、2人ともよくやってくれてるけど、実際手が回らなくて閉めきってしまってる部屋もずいぶんとある」

嬢兄「どうかな、引き受けてくれたらこちらも助かるんだけれど」

兄「……」

嬢兄「ダメならそれでも構わない、どちらにしても正社員には迎えるつもりだから」

兄「いえ、やらせていただきます」

嬢兄「そうかい、助かるね」

兄「ありがたいお話です」

コンコン

嬢兄「どうぞ、入って」

カチャ

メイド「失礼いたします」

嬢兄「メイド、兄君が快諾してくれたよ」

メイド「そうでございますか」

嬢兄「兄君」

兄「はい」

嬢兄「メイドが君の直属の上司になる、仕事内容は彼女に教えてもらって」

兄「はい、よろしくお願いします」

メイド「ええ」

嬢兄「さて、僕は何かと忙しい身でね、悪いけどここで失礼するよ」ガタッ

兄「あ、はい」バタッ

嬢兄「ああ、いいよ座ってて、ゆっくりしていって」

嬢兄「……僕と妹とは結構歳が離れていてね」

兄「はい」

嬢兄「あの子が物心ついた頃には、僕も忙しくてあの子と遊んでやれる時間をとれなかった、父も同様に」

兄「……」

嬢兄「あの子はこの屋敷に、メイドと執事と3人暮らし、
    寂しい思いをさせたんだろうなと少しだけ後悔しているんだ」

兄「……」

嬢兄「良かったら、仕事の合間にでもあの子の話し相手になってやってもらえると嬉しいな」

兄「分かりました、必ず」

嬢兄「ふぅ、父がもう少しだけ時間をくれたら僕が可愛がるんだけどね、頼んだよ」

兄「はい」

応接間前


ガチャ


黒服「もうよろしいのですか?」

嬢兄{執事か待っててくれたのかい、彼は中々骨のありそうな男だね」

執事「左様で」

嬢兄「面白い目をしていた、強さと絶望がない交ぜにするなったような」

執事「……」

嬢兄「鍛えようによっては僕の右腕になってくれるかもしれない、メイドと2人でしっかり鍛えてやってくれ」

執事「承知いたしました――お車がお待ちでございます」

嬢兄「ふぅ、また仕事か」

「お兄様!」




昇進シーンながくなりすぎわろた

嬢兄「やぁ、彼は引き受けてくれたよ」

お嬢様「ありがとうございます、我儘を言ってごめんなさい」

嬢兄「いいさ、可愛い妹の頼みだものな」クシャクシャ

お嬢様「あ、あのお兄様!」

嬢兄「うん?」

お嬢様「今日はもう少しゆっくりいてくださるのでしょう?」

嬢兄「……ごめんね、もう会社に戻らないと」

お嬢様「……」

嬢兄「また夜にでも電話するよ」

お嬢様「はい……お兄様」

兄妹の自宅


ガラッ

「お兄ちゃん!?」

兄「……」

妹「お兄ちゃん!おかえり!」

兄「……ただいま」

妹「そんな顔しないで?いつもみたいに笑って!」ギュッ

兄「……ごめんな」

妹「お茶、いれるね」

妹「Oh sit(嫉妬)!!」ってかwww

マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

妹「庭でこんなに大きなオクラがとれてね…それで」

兄「…うん」

妹「今晩はお兄ちゃんの好きなおひたし作るね」

兄「…妹」

妹「うん?なぁにお兄ちゃん」

兄「これからの話をしよう」

妹「……」

兄「まず、謝りたいんだ、ごめん、本当に」

妹「お、お兄ちゃん顔あげて?あれはわたしが…」

兄「薬、だろ?」

妹「……うん、知ってたんだ」

兄「今日、お嬢様ちゃんに聞いたよ」

妹「そっかぁ、でもねだからお兄ちゃんは悪く――」

兄「それでも、俺の心のどこかにそういう願望があったからああいうことになったんだと思う、ごめん」

妹「いいんだよ?わたし辛くなかったよ?わたしこそごめんなさい!」

兄「兄ちゃん、お嬢様ちゃんの家で働くことになった」

妹「えっ?」

兄「給料も今までに比べたら段違いによくなる」

妹「うん」

妹(そっか、お嬢様ちゃんが言ってたのってこういう事)

兄「妹にはもっといいもの食わせてやれるし、この間みたいに少しは綺麗な格好もできるようになる」

妹「うん」

兄「中学出たら、△△女子高に入学するといい」

妹「でも、お兄ちゃんあそこって…」

兄「うん、全寮制だから、もう兄ちゃんに酷い事されなくて済むから」

妹「いや!」

兄「……ごめん」

妹「やだ!謝らないで!ずっと傍にいてくれるって約束したじゃない!」

兄「……」

妹「ねぇお兄ちゃん」ギュゥ

兄「くっついちゃダメだ」

妹「嫌、お兄ちゃんが抱きしめ返してくれなきゃ離さない」

兄「……」

妹「わたしね、昨日幸せだったんだよ?」

兄「……」

妹「お兄ちゃんがいてくれたら何もいらない、ご飯も未来も…」

兄「一生、妹だけの兄ちゃんでいるから、妹の為だけに生きるから、だから聞き分けてくれ」

妹「だめ、許さない」ギュッ


―――――――――
――――――
―――



ドロドロになってきた、ちょっと方向修正かけるためにも犬に餌やってくる

                                                         / ̄ ̄ ̄ ̄\

                         ____       _________       /∨∨∨∨∨∨ ヽ
     / ̄ ̄ ̄ ̄\,,        /-、 -、    \    >            |        | -、 , -、   |____|
    /_____  ヽ      /  |・  |・  | 、    \  > _______  |       ||・ | |・ |    6 l
    | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |     / / `-●-′ \    ヽ  ̄ |/⌒ヽ ⌒ヽ\|  |       /`-(⌒)-′   -′
    |  ・|・  |─ |___/     |/ ── |  ──   ヽ   | _ |・  | ・   V⌒i       |     Y       |
    |` - c`─ ′  6 l     |. ── |  ──    |   | \ ̄ー ○ ー ′ _丿      |  (____    |
.    ヽ (____  ,-′     | ── |  ──     |   l   \        /       \______/
      ヽ ___ /ヽ       ヽ (__|____  / /    / ____ く         /        ヽ 
      /        ヽ      \           / /      ̄/      ヽ      /           ヽ
      | |        |      o━━━━━━━━┥      | |        |     | |            | 
 シュッ i||!|  |        |  シュッ i||!|/              |  シュッ i||!|  |        |  シュッ i||!| |            |
シュッ i|!i|!i ノ _____| シュッ i|!i|!i              | シュッ i|!i|!i ノ _____|シュッ i|!i|!i ノ _______ |
    (          /    (               o /      (         /     (             /
      ヽ───┴─ ′     ヽ─────── ′       ヽ───┴─       ヽ--───┴──

マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

兄「ちょっと考えさせてくれ。散歩行ってくる。ペスの餌やり頼むな」

妹「うん…、行ってらっしゃい・・・」

ペ「ワンワン!」

妹「よしよし、ペス餌だよー」

犬「バウバウ!グルルル・・・」

妹「きゃっ!?どうしちゃったの?ペス

妹「あ!この水はお兄ちゃんに飲ませた・・・!」

犬「ガルルル!」

妹「いや・・お兄ちゃん助けてぇ!!」パンパン

兄妹の部屋 夜


妹「ん……」ゴソゴソ

妹「喉乾いちゃった…」

パチッ

妹「……あれ、お兄ちゃん?」

妹「……」

妹「ひょっとして」

>>643
獣姦か…

兄妹の自宅 仏間



妹(やっぱりここ…)

兄「お袋…ごめん」

兄「ごめんなさい」

兄「血の繋がった唯一の肉親のあいつに酷い事しちまった」

兄「兄貴失格だ、俺なんかじゃ親代わりにはなれないんだな…」

妹「……」

兄「なんとか、あいつを大学にやって、いい会社に入れて」

妹「……」

兄「いい旦那に恵まれるまでは頑張るよ、それくらいしか、できないから」

妹(お兄ちゃん…)

兄ちゃんイケメン過ぎワロタ

妹よ
こんなダメな兄ちゃんでゴメンな

>>651
許さん

翌朝



妹「おはようー」

兄「飯できてるぞ」

妹「わ、今日は目玉焼きだ!」

兄「前金でちょっともらったから、1個づつ食える」

妹「そうなんだ…お嬢様ちゃんに感謝しないと」

兄「っと醤油…」

妹「あっ、とるよ!」

サワ

兄「っ!」

妹「どうしたの?手が触れたくらいで?」ドキドキ

                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |   l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |    |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()     l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)      ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /   l      しノ      |
           ヽ、  /   /     |           l
            ヽ、          l          /

             ヽ、            |          /
              ヽ          l        /

兄「それじゃ兄ちゃん行ってくるから、学校行く前に戸締りしっかりな」

妹「うん、ずいぶん早いんだね?」

兄「ああ、初日だからちょっと早めに行っときたいんだ」

妹「はい、お兄ちゃんお弁当――それと」

兄「ん?」

妹「……」ダキッ

兄「……」

妹「……今日も抱き返してくれないんだ」

兄「行ってくるよ」

妹「でも、お兄ちゃん分は十分摂取できたかも」

兄「……」

兄お嬢様のお屋敷


兄「おはようございます」

メイド「あら、早いんですね」

兄「初日から遅刻するわけにはいきませんから」

メイド「うん、よい心がけです――でも」

兄「はい」

メイド「今日も、ネクタイはしめてあげますね」

兄「……すみません」

メイド「いいですよ」

キュッキュ

メイド「よし、これでいいですね」

兄「ありがとうございます」

メイド「ふふっ、私にはもっとくだけた話し方でいいですよ、私のは口癖ですが兄さんは違うでしょう?」

兄「ん……わかったよ」

メイド「うん、それでよし、まず初仕事ですが――」

メイド「今朝はどんなエサ食べたんですか?」

兄(……ここか)

コンコン

兄「返事がない、のも聞いた通り」

兄「失礼します」

カチャ

お嬢様「すぅ・・・すぅ・・・」

兄「甘い香りがするな…」

ポフポフ

兄「なんつう毛の長い絨毯……しかしまぁ」

お嬢様「くぅ・・・くぅ・・・」

兄「普通雇って間もない男に、大事なお嬢様を起こしにいかせるかな、それだけ信頼されてるのか…」

兄「参ったな」

兄(どうやって起こせばいいんだ…)

兄(うちの妹だったら、布団を剥がすかゆさぶれば起きるが…)

お嬢様「くぅ・・・くぅ・・・」

兄「他所様のお嬢様だからな…」

お嬢様「ぷっ・・・ふふっ!」

兄「へっ?」

お嬢様「ふふっ、ああおかしい、おはようございます、お兄様」

兄「おはようございます」

お嬢様「意外と生真面目なんですね」

兄「○○コンツェルンのお嬢様を叩き起こすわけにはいきませんから」

お嬢様「あら、わたくしはそれでもかまいませんでしたのに、クスクス」

実は血が繋がってませんでした→めでたしめでたし

は勘弁な!

お嬢様「これから着替えますので、窓からの景色でもご覧になっていてくださいな」

兄「なんなら外で待っていますよ」

お嬢様「あら、着替える間の話し相手にはなってくれませんの?」

兄「どうぞ、ご自由に」

お嬢様「ありがとう、あと、2人でいるときは以前お邪魔した時のようにしゃべってくださいな」

兄「雇用主に言われちゃな、分かったよ」

パサッ シュル


お嬢様「普段は妹さんをどうやって起こしてますの?」

兄「声かけて、起きなかったらゆさぶって起こしてる」

お嬢様「では明日からはわたくしにも同じようにしてください」

兄「明日からも俺が起こすのか…」

お嬢様「もちろんです、妹さんに接するように優しく起こしてくださいねお兄様」

兄「ああ、分かったよ」

お嬢様「さ、着替えが終わりました、食堂までエスコートしてくださいな」

兄「承知いたしました、お嬢様」

お嬢様の豪邸 大食堂


お嬢様「……もぐ、もぐ」

兄「……」

メイド「……」

執事「……」

兄(静かすぎて息が詰まる…)

お嬢様「ごちそうさま――お兄様」

兄「はい」

お嬢様「口を拭いてくださいな」

兄「では失礼いたしまして」フキフキ

お嬢様「ふふふっ、上手ですよ」

エッチの時も静かなんだろうか

お嬢様「あは、ぬふ、ぬは、ぬほ!しゅごい!最高!妊娠確実っ!」

お嬢様「学校に行って参りますわね」

兄・メイド「行ってらっしゃいませ」

執事「車の用意はできております」

お嬢様「ああ、そうですわ――」

お嬢様「お兄様、ネクタイが少し曲がっているようです」キュッ

兄「すみませんでした、以後気をつけます」

お嬢様「……スゥ」

兄(近いな…)

お嬢様「ふふふっ、参りましょう」

執事「はい、お嬢様」

メイド「……」

ブロロロロロ…



兄「ふぅ」

メイド「お疲れ様です」

兄「すみませんちょっと気が抜けて」

メイド「あら、もっとフランクにフランクに」

兄「ああ、うん」

メイド「さって、今日の午前中のお仕事なんですが――」

お屋敷 大庭園


兄「こりゃすごい…」

メイド「庭師さんにも時々来てもらってるんですが、この時期はすぐに草が伸びてしまって」

兄「頑張りますよ」

メイド「お願いしますね、そうそう道具なのですが――」


ガラッ


メイド「鎌や草を入れる袋なんかもここにありますので」

兄「よく研いである…ん、これは」

メイド「ああ、壊れちゃってるんです、その芝刈り機」

兄「ちょっと、見せてもらってもいいですか?」

メイド「ええ、どうぞ」

兄だけハヤテ仕様か

兄「ん……これなら直るかも」

メイド「あら」

兄「幸い道具もあるし、混合油もたくさんある」

メイド「……」

兄「こいつ直して使ってもいいかな」

メイド「ええ、まだ動くようなら勿体ないですから」

兄「それじゃ、直してから綺麗に庭掃除します」

メイド「うん、分かった、お願いするわね」

妹中学校


妹「おはよう!お嬢様ちゃん!」

お嬢様「ふふ、おはようございます」

妹「あ、あの!」

お嬢様「どうしましたの?」

妹「お兄ちゃんをお屋敷で雇ってくれてありがとう!」

お嬢様「いえいえ、こちらこそとっても助かってるんですの」

妹「ほんとに?」

お嬢様「ええ、今日も朝ちゃんと起こしていただいたところですわ」

妹「そ、そうなんだ…お兄ちゃんが…」



お兄ちゃんは炊事掃除洗濯機械いじりなんでもできます、妹の為なら
今更だけど媚薬抜きでこの√くればよかった

お嬢様「ふふっ、大丈夫ですよ」ナデナデ

妹「えっ?」

お嬢様「親友のお兄様を横取りするような真似はいたしませんから」

妹「べ、別にそういうのは気にしてなくて!」

お嬢様「ちょっとだけ、甘えさせていただいてるだけですわ」

妹「……」

お嬢様「可愛い」ギュッ

妹「あっ」

お嬢様「心配でしたら、今日の放課後お兄様の働き振りを見にこられます?」

妹「い、いいのかな?」

お嬢様「ええ、もちろんですわ」

妹中学校 門前


執事「おかえりなさいませ、お嬢様」

お嬢様「うん、今日はお友達も一緒に乗って行くわ」

妹「よ、よろしくお願いします」

執事「畏まりました、どうぞお嬢様、妹様」

妹「さ、様付けされたのなんて初めてだよ…」


バタン


妹「わぁ!すごいクッション!」

妹(あはは、うちの煎餅布団じゃ家中の重ねたってこんなにフカフカにならないだろうなぁ…)

お嬢様「ふふっ、わたくしはもう少し硬いほうが好きなのですけれど」

妹「えぇ、そうなんだ、こーんなにフカフカなのに」ポフポフ

兄-妹
兄-お嬢様
兄-執事
兄-メイド
兄-嬢兄
妹-お嬢様
妹-嬢兄
お嬢様-執事
お嬢様-メイド
お嬢様-嬢兄

お嬢様の豪邸 エントランス

カチャ

執事「どうぞ」

妹「わぁ、ここは本当に涼しいね!」

お嬢様「ええ、自然の風が通るように設計されているの、それに」

妹「それに?」

お嬢様「地下に空調設備があって、ほら、ここに床にサッシがあるでしょう?」

妹「うんうん」

お嬢様「ここから冷風が吹出すようになってるんですの」

妹「おぉ…わぁ!本当だ涼しい!」パタパタ

お嬢様「あら、スカートをそんなにしてはしたないですわ」

妹「ご、ごめんね!つい!」

妹「ねぇお嬢様ちゃん!お兄ちゃんはどこにいるんだろう…」

お嬢様「うん、そうですわね…執事」

執事「はい」

ピッ

執事「ふむ……どうやらお庭のリクライニングチェアのあたりにいるようです」

お嬢様「そう、ありがとう」

妹「そ、それなんなの?」

執事「GPSシステムでございます、館内でしたらどこにいても居場所が分かるようになっております」

妹「わぁ、いいなぁ、お兄ちゃんのいるところがすぐ分かるんだ」

執事「おや、メイドも一緒のようですね」

妹「えっ」

お嬢様「あら」

執事「おらおらおら」パンパン

妹「た、種付けされたのなんて初めてだよ…」

メイド「さぁ、じっとして……」

兄「はい」

メイド「ほんとうに、世話のかかる人ですね」

兄「何度もすまない」


「お兄ちゃん!」


兄「えっ?妹?」

メイド「まぁ」


妹「メ、メイドさんとくっついて何してるの!?」

兄「ほら、これ」

プラン

妹「ネ、ネクタイ?」

兄「兄ちゃんな、こんなのつけたことなかったから」

妹「あ、ああ、そっかぁそうだよね、メイドさんみたいな綺麗な人がお兄ちゃんなんか」

兄「おいおい酷いな」

機械いじりできるのにネクタイ付けれないとかわざとだろwwwwwww

大庭園 屋外テーブル


メイド「アイスハーブティーです」

妹「ありがとう!」

兄「いいんですか?俺も座ったままで」

メイド「ええ、今日やってもらうつもりだった仕事はだいたい終わりましたから」

お嬢様「カモミールティーね」

メイド「ええ、さっぱりするかと思いまして、少し糖蜜を入れてあります」

お嬢様「美味しいわ」

妹「美味しい!うちでもカモミール育てようかなぁ」

お嬢様「良かったら、あとで1鉢差し上げますわ」

妹「ほんと!?ありがとう!」





完全にハヤテ状態

ハヤテには妹いないから大丈夫

兄「ご馳走様でした、部屋の片付けもうちょっと進めてきます」

メイド「そうね、お願いします」

お嬢様「まぁ、残念」

妹「……」


バタン


妹「あの、メイドさん!」

メイド「うん、どうしたの?」

妹「良かったら!ネクタイのしめかた教えてください!」

メイド「そうねぇ、今日は彼のお陰でほとんど仕事もないし…」

お嬢様「いいわ、3人でネクタイ講習でもしましょう」

妹「ありがとう!お嬢様ちゃん!メイドさん!」

メイド「はい、畏まりました」

妹「えぇ!卵かけごはんに卵使ってもいいの!?」

妹「すみません。練習相手になっていただいて」

メイド「いえいえ、どうぞ」

妹「はい、ええっと、ここを…こうやって」

お嬢様「うん、そうですわ」

妹「こうして……あれっ?」

メイド「もう半周させませんと」

妹「あ、そうだった!ええっと、ここを…」

お嬢様「……」

メイド「ふふっ、懐かしいですね、お嬢様」

お嬢様「そう、そうですわね」

お嬢様(お兄様)

お嬢様「お兄様、もう上がっていただいて結構ですわ」

兄「そうですか、ありがとうございます」

お嬢様「今は二人だけですから」

兄「ああ、そうだったな」

お嬢様「またネクタイが曲がっています」

キュッ

お嬢様「……」

兄「……」

お嬢様「夕食、妹さんも加えてみんなで食べません?」

兄「すまん、縁故で雇ってもらって言えた義理じゃないけど、そのへんはやっぱりけじめつけたいから」

お嬢様「そう、妹さんと食べるほうが楽しいですわよね」

兄「そういうことじゃ、ないんだけど」

お嬢様の部屋


カチャ


兄「よう、帰るか」

妹「あ、うん!」

お嬢様「ご苦労様、ああ――メイド」

メイド「はい、どうぞ兄さん」ゴソゴソ

兄「これは」

お嬢様「ご家庭の事情は存じておりますので、最初の1ヵ月は日給で支払いますわ」

兄「…気を使っていただいてすみません」

お嬢様「いいんですのよ、これから長い付き合いになりますから遠慮なさらずに」

兄「ありがとう」

妹「ありがとう!お嬢様ちゃん!」

エントランス


妹「ごめんね、遅くまでお邪魔しちゃって…」

お嬢様「いいんですのよ、むしろ――」

妹「うん?」

お嬢様「これから毎日、その、うちでお兄様のお仕事が終わるまで待ってくださっても」

妹「あははっ、嬉しいけど、でもお庭の世話もあるから」

お嬢様「そうですわよね、ごめんなさい」

妹「ううん!出来る限り遊びにこさせてね!」

お嬢様「え、ええ!もちろんですわ」

妹「それじゃあね!バイバイ!」

兄「また明日参ります」ペコリ

妹「お兄ちゃん!手つないでもいい?」

兄「恥ずかしくないならな」

妹「えへへ」ギュッ

帰り道


兄「ちっと、行儀悪いけど…」ビリッ

妹「あ、開けちゃうの?」

兄「ああ、なにせ財布の中にゃ小銭しかないからなぁ…ん?」

妹「どきどき」

兄「……」

妹「ど、どうしたの?」

兄「ほら」スッ

妹「諭吉さんの他に2人いる・・・!?」

兄「きょ、今日は肉食うか」

妹「えぇっ!?」

兄「鶏、鶏の胸肉、それに卵も一パック」

妹「おぉぉぉ……お兄ちゃんが神がかって見えるよ!」

スーパー『アニイモ』


妹「お兄ちゃん!こっち半額!」

兄「おいおい、財布に諭吉さんがいるのに半額の肉って…」

妹「……」

兄「うん、そうだな半額の」

妹「……あ」クゥ

兄「なんだ、もう腹減ったか」

妹「う、うん」カァ

兄「うし、帰ったら兄ちゃんが美味しい鳥の山賊焼きを作ってやるからな」

妹「はぁっ、クリスマスみたいだよ」

パチパチ ジュウジュウ


妹「はぁぁぁぁ香ばしい香りにヨダレが出ちゃうよ」

兄「あ、ああ」

妹「お兄ちゃんなにかすることある?」

兄「そうだな、皿出してくれるか」

妹「うん!」


カチャカチャ


妹「な、なにか付けあわせるものあるかな……」

妹「あ、タマネギがあった!」

妹「お兄ちゃん!タマネギ!」

兄「なんだ、もらったのか?こいつはいい。細めに切ってここに一緒に入れてくれ

妹「はーい」

タンタンタン

兄・妹「いただきます!」

兄「はむっ…・・う、うめぇ…肉の甘みとタマネギの香りが」

妹「お腹の中にスルスル入っていくよ!もぐっ」

兄「兄ちゃんも明日からもっと頑張れる気がする」

妹「うん」

兄「あ、そうだ、ほれ麦茶」

コポコポコポ

妹「ありがとお兄ちゃん」

兄「ハーブティーもいいけどやっぱりこいつが一番しっくりくる」

妹「うんうん、あ、そういえばもらったカモミール植えてない…」

兄「あとで兄ちゃんが穴掘ってやるから一緒に植えようか」

妹「うん!」

ザクザクッ

兄「よし、鉢からあけてそこに入れて」

妹「はぁい」

兄「OK、土かけるぞ」

パサッ

妹「それでギューだね!」

兄「うん、兄ちゃん水もってくるな」

妹「はーい、ぎゅぎゅっと」

妹「ちゃんとついて美味しいハーブになってね」






マジでどうやって終わらせよう長編とか書いた事ないから
もう一イベントくらい入れてエンディングでいいのかな

お風呂場


ザバァ カコーン


妹「はぁっ・・・お腹いっぱいだと幸せだなぁ・・・」ウトウト

妹「お兄ちゃんも、なんだかエッチ…する前みたいにいてくれてるし…」

妹「~~~っ!」カァ

バシャッ

妹「……」

妹「無理…してるんだよね、きっと」

妹「わたしが暗い顔しないでって言ったから…」

妹「お兄ちゃん、ごめんなさい」

妹「――でも、後悔なんてしてない」

こんな感じでどうだろう
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1805554.jpg

妹中学校



妹「父兄参観日かぁ…」

お嬢様「……」

妹「お兄ちゃん、来てくれるかなぁ」

お嬢様「うん大丈夫、ちゃんと当日はお休みをとっていただきますわ」

妹「……ごめんね、お嬢様ちゃんに甘えてばっかりで」

お嬢様「いいんですのよ、親友が楽しそうにしていたらわたくしも楽しいですから」

妹「どうして、そこまでしてくれるの?」

お嬢様「親友ですから、それに……」

妹「うん」

お嬢様「なんでもないですの」

お嬢様(あなたとわたくしが重なって見えるのかしら、幸せになってほしいって)

妹「……」


>>786 女性陣の数が足りないwwww

兄妹の自宅 夜

妹「お仕事お疲れさま、お兄ちゃん!」

兄「おお、工事現場に比べたら楽なのはいいけどちっと肩がこるな」

妹「揉んであげようか?」

兄「いや、物理的な意味じゃないから大丈夫だよ、それより」

妹「うん」

兄「妹が結んでくれたネクタイ、ずいぶんしっかりついてたよ」

妹「あははっ、ほんとに?」

兄「ああ、庭掃除の時中々はずれなくて参っちゃたな」

妹「ええっ…結び方間違えたのかなぁ」

兄「いいさ、兄ちゃんガサツだから固結びくらいで…ん?そのプリントなんだ?」

妹「あ、父兄参観日の…」

兄「この金曜か」

妹「うん」

兄「執事さんとメイドさんにお願いして、兄ちゃんなんとか時間作って見にいくよ」

お嬢様の豪邸


お嬢様「……」

ピポポポッ プルルルルッ

お嬢様「……」

プルルルルッ

お嬢様「……」

ガチャ

お嬢様「あ、お兄様ですか?」

『ただいま留守にしています、ご用件のある方は発信音の後…』

お嬢様「……」

ガチャ

妹中学校 参観日当日


「兄様、きてくださったのですね」

「あにぃ!お仕事大丈夫だったの?」

「兄上……どうしてきたのです」

「パパァ……みんなお兄ちゃんがきてくれてるのに…」


妹「みんなのお兄ちゃん達がいっぱいだね!」

お嬢様「え、ええ、そうですわね」

兄「おーい!」

妹「あ、お兄ちゃん!」

お嬢様「……」

お嬢様「ちょっと執事!執事は居ませんの!?」

執事「・・・・」

お嬢様「し、死んでる・・・」

兄「悪い、遅くなったか」

妹「ううん、大丈夫。まだ始まってないよ」

兄「お嬢様も、遅くなって悪かったな」

お嬢様「えっ?」

妹「あのね、お嬢様ちゃんが元気なかったから、もしかしたらお兄ちゃんが忙しいのかなって思って」

兄「あの立派なお兄さんに比べたら、大した兄貴じゃないけど、今日だけは頼ってくれ」

お嬢様「ふふっ、そうですわね。では、今日だけは…」


ガラッ

妹先生「はーい!ではみなさんお集まりですね!」




妹中学校←妹(が集まる)中学校

妹先生「はい、では今日の授業ですが!」

妹「なんだろう……去年も無茶な内容だったよね」

お嬢様「はぁ、気が重いですわ」

妹先生「本日は作文!お題は『私のお兄ちゃん』です!」

兄「……」

妹「あははっ、これなら簡単だ」

お嬢様「お兄様……」

妹先生「お兄ちゃんに手伝っていただいてしっかりと書いてくださいね!」

お嬢様「……」


ガラッ!

「すみません!もう授業始まってますか!?」

お嬢様「お、お兄様!」ガタッ

嬢兄「ごめん!ごめんよ!メイドが中々教えてくれなかったから!」

お嬢様「ど、どうして」

嬢兄「ひどいじゃないか、メイドと執事に黙ってるように言うだなんて」

お嬢様「だ、だって・・・お兄様が・・・お兄様は忙しいかと思って…」

嬢兄「妹の父兄参観に出席しない兄がいるもんか!」

お嬢様「お、お兄様ぁ…」ウルッ


ブブブブ


お嬢様「…お兄様、携帯が…」

嬢兄「妹の参観日の邪魔をするんじゃない!」

ベキィ

お嬢様「け、携帯…」

嬢兄「ごめん、家に置いてくれば良かった」

お嬢様「……いいえ、お兄様がしなかったら、わたくしがへし折っているところでしたの」ニコッ

嬢兄「すまない、寂しい思いをさせたね」

お嬢様「いいえ、お兄様……」ギュッ


「いいぞ!そうだ!」

「兄の鏡だ!」

「当然だな」

「パパもそうするからね」


妹「……」

兄「……」

妹「ね、ねぇお兄ちゃん」

兄「なんだ」

妹「もし、今日仕事があったらお兄ちゃんどうしてた?」

兄「寝ずに仕事を終わらせて、参加してた」

妹「そっかぁ・・・えへへ」

妹「えっと、わたしのお兄ちゃんは…」カリカリ

兄「……」

妹「お兄ちゃん」ジッ

兄「うん?」

妹「えへへ、なんでもないよ」カリカリ



お嬢様「お兄様、左手が空いてませんの、紙をおさえてくださいますか?」

嬢兄「もちろんさ」ギュッ

お嬢様「お兄様の手、少し硬くてとても暖かいです」

嬢兄「そうかい?」

お嬢様「ええ、とっても」

妹先生「はい!では発表していただきます!妹さんから!」

妹「は、はい!」

トコトコトコ

兄「頑張れ…」

嬢兄「うんうん、初々しくていいね、お嬢様ほどじゃないけど」

兄「いやいや、うちの妹のほうが…」

嬢兄「はははっ、まぁ肉親の欲目もあるからねぇ」

お嬢様「お兄様ったら…」

嬢兄「ごめんごめん、ん、始まりそうだ」

お嬢様「実はわたくし、兄さまとは血が繋がっておりませんの」
妹「えっ…」
お嬢様「わたくしの本当の兄さまは…あなたのお兄さまなの」
妹「っ!」
お嬢様「そしてあなたも同様に…あなたの本当のお兄さまは…」
妹「いやっ!やめて!」
お嬢様「でもそれが現実ですの」
妹「そんな…お嬢様ちゃんのお兄ちゃんが…」


妹「私のお父さんだったなんて…」


メイド(んなわけねーだろ)

妹「すぅー」

妹「私のお兄ちゃん」

妹「うちにはお父さんとお母さんがいません、でもお兄ちゃんがいます」

妹「お父さんは好きな女の人ができていなくなったそうです」

妹「お母さんは病気でわたしが小さいころに無くなりました」

妹「ちょっと寂しかったけど、ずっとお兄ちゃんがいてくれたから寂しくなんてありません」

妹「うちのお兄ちゃんはいつも朝優しく起こしてくれて――」



嬢兄「グスッ……き、君の妹さんは健気だねぇ」

兄「グスン……そうです、世界で一番の妹ですから…」

嬢兄「ズズッ……うちのお嬢様には負けるけど…」

兄「グスッ…まだ言いますか」

お嬢様「はぁ……また始まりましたの」

妹「以上です!」

妹先生「素晴らしい!ブラボー!」


「うぅっ、兄様なんだか私…」

「いい話だねぇおにぃ…」

「兄上……鼻水でベトベトのお顔で近寄らないでください」

「パパァ、今日はハンバーグが食べたい!」

トコトコトコ

妹「えへへ、ちょっと恥ずかしかった」

兄「良かったよ、妹…グスッ、兄ちゃんお前の事、誇りに思うよ」

お嬢様「とっても、幸せだって事が伝わってきましたわ」

嬢兄「よく頑張ったねぇ…グスッ」




やべぇ妹ちゃんの作文、支離滅裂だやり直したい

妹先生「では次はお嬢様さん!前に出てきて発表してください!」



嬢兄「お、お兄ちゃんが手つないでいこうか?」

お嬢様「お兄様、大丈夫ですから」

嬢兄「そうか・・・変なやじ飛ばす奴がいたら・・・」

お嬢様「大丈夫です、わたくしこう見えても強いんですの」


スッスッスッ


妹「ねぇお兄ちゃん、お膝にのってもいい?」

兄「そりゃ、構わないが・・・」

嬢兄「いいじゃないか、お兄ちゃんの膝は妹のものさ、僕も昔はよく…」

兄「ああ、ほら!始まりますよ!」

お嬢様「すぅ…」

お嬢様「私のお兄様」

お嬢様「わたくしのお兄様は26歳です、わたくしとはちょうど一回り離れています」

お嬢様「小さいころから、お父様に会えなくて泣いていたわたくしをお膝にのせて、頭をなでて甘やかしてくださいました」

お嬢様「お兄様がお父様の会社の役員になって、とても忙しくなってからも」

お嬢様「わたくしの誕生日になるたびに、山のようなプレゼントを持って帰ってきてくださって」

お嬢様「クリスマスになれば、お髭をつけて――」


嬢兄「り、立派になったなぁ…ううっ」

妹「うんうん、すごく堂々してるね!」

嬢兄「昔はね、こーんなに小さくてお人形さんみたいでね」

兄「……」

嬢兄「転んで泣きそうになったあの子を起こしてあげようとしたら頑張って立とうとして……」

妹「だって、お兄ちゃん」ギュッ

兄「あのお嬢様もそんな時期があったんだな・・・」

妹先生「はぁっ・・・心温まるお話でした、私も昔はお兄ちゃんと…」


スッスッスッ

「これは中々…イタタッごめん!」

「……い、いや見惚れてないよ!今日はチョコミントアイスダブルにしよう、な!」

「それでもうちの妹のほうが可愛い」

「パパ感動しちゃったよ…・・ん?あれ?娘ちゃん!?」



お嬢様「はぁっ…ちょっと緊張してしまいましたわ」

妹「すごかったよ!もう聞き惚れちゃった」

お嬢様「どうでした?お兄様」

嬢兄「良かったよ、僕にはもったいないくらいの妹だ」

お嬢様「ふふっ、顔が諸々の体液ですごいことになってますわ」フキフキ

妹中学校 門前 放課後


妹「今日はここまでなんだね」

お嬢様「ええ、今日はお兄様が午後の時間をくださいましたので」

嬢兄「うちの妹といつも仲良くしてくれてありがとう、これからも頼むよ」

妹「はい!もちろんです!」

お嬢様「それではまた、明日」

妹「うん」

兄「また明日、お兄さんと仲良く」

お嬢様「もちろんですわ」

嬢兄「君とは一度ゆっくり話をしてみたいね」

兄「そうですね」

ブロロロロ



兄の日給は1万2千円です、それでも破格ですがお嬢様は大財閥の末娘なので甘やかされているのです

妹「ねぇ、お兄ちゃんこれ」ピラッ

兄「ん…アイスのタダ券?」

妹「嬢兄さんが、お兄ちゃんとどうぞって渡してくれたの」

兄「そうか、今度お礼言っとかないとな」

妹「2枚あるから、お兄ちゃんも一緒に!」

兄「ああ、行こうか」

妹「ねぇお兄ちゃん」

兄「うん?」

妹「わたしね、世界で一番幸せな妹だと思う」

兄「アイス、タダ券なくちゃ食べられなくても?」

妹「うん、だって」


妹「あんなに素敵な友達と、それに大好きなお兄ちゃんがいるんだもん!」



おわり!
なんのフラグも回収してないですがここで終わらせてください

いちおつ

途中で考えた√

媚薬を入れない
→今とほぼ同じ√

いれたあとドロドロ√
→責任で押しつぶされそうな兄、愛してくれるなら許してあげると妹が迫って泥沼化
  妊娠が発覚してから、誰も自分たちの事を知らない土地に移り住んで余生を過ごす
  暗い世界で、身を寄せ合って2人で生きる


お嬢様√
→寂しがりのお嬢様が参観日にきてくれた兄に惚れる
 妹にごめんなさいしながらも、諸々の手管で兄を翻弄
 最終的にはお嬢様と妹と兄の3人暮らし


メイド√
→短大卒の後メイド学校で修行したメイドさん
 PERFECTメイドかとおもいきや案外とうっかりさん、兄にフォローしてもらってるうちに好きになる


執事√
→ないです、ちびまるこちゃんに出てくるヒデじいのような男性のつもりだったので


>>1書いたときはこんなつもりじゃなかった、日常しか表現できないのに無理したなぁ

お嬢様「…妹さんに渡すはずの栄養剤をまちがえていつもメイドに使ってる媚薬を渡してしまいましたわ」

どうしてこうなった…
`___
/∥ ̄∥ __
L∥_∥ (  )
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /


`___ 気にするな
/∥ ̄∥ _、 _
L∥_∥ (く_`)
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /

        n
`___ ♪ _、 _ E)
/∥ ̄∥ n(く_`)ノ
L∥_∥(ヨ  ノ
| ̄\三 / ̄ ̄/ ♪
|  |( /  /


`___  ♪ n _、 _
/∥ ̄∥  (ヨ( _ノ`)n
L∥_∥   \  _E)
| ̄\三/ ̄ ̄/| |
|  |/  / /_/)_) ♪

おつ

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