礼「逃げ出す悪い子は……オオカミに食べられちゃうわよ？」ｶﾞｵｰ

乃々（篠原さん…………のりのりぃ……）

乃々「あの、プロデューサーには言わないでほしいんですけど……」

礼「ふふふ、どうしようかしら……じゃあこういうのはどう？
　　私のナゾナゾに答えられたらこの場は見なかったことにするわ」

乃々「なぞなぞ？」

礼「どう？」

乃々「篠原さんがそれでいいなら、私はかまわないですけど……」

礼「決まりね。じゃあ、いくわよ？」





礼「普通はベッドの上で行うけど、車の中や、まれに外ですることもある、
　　少し痛くて血が出る場合もあるけど、終わったあとの満足感は大きい、
　　愛がなければ出来ない行為は、何かしら？」

乃々「」

礼「シンキングタイム、スタート♪」

乃々「あ、あぅ………」ｶｧｧ

礼「制限時間は30秒よ」

乃々「どうしても言わないといけませんか……？///」

礼「あら、言えないことなの？」

乃々「えと、その……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

礼「………そういえば、答えられなかった時のことを考えてなかったわね」

乃々「！！」ｷﾞｸｯ

礼「そうね、じゃあ答えられなかったら、お姉さんと実践してみましょうか」

乃々「！！！！」ｽﾞﾘｯ

礼「あら、どうして逃げるの？」

乃々「あの、もともと逃げようとしてたんですけど……」

礼「怖がらなくていいのよ？」




礼「お姉さんがちゃーんとエスコートして、
　　あ・げ・る♪」

乃々「ぷ、プロデューサぁー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ



礼「………ふふふ、かわいいものね」ｸｽｸｽ

乃々「うぅ……危うく食べられるところだったんですけど……」

P「へぇ、乃々はそんな答えだと思ったのか」

乃々「だ、だって明らかにそういうフンイキだったんですけど……！」

P「周子、お前だったら分かるんじゃないか？」

乃々「へ？」






周子「え？『献血』でしょ？」

乃々「」

P「そうだよなあ。当然血は出るし、痛いときだってあるもんなあ」

周子「献血カーでやるときもあるし、たま～～～～～に野外でもやってるね」

P「なにより、博愛精神がないとできないよなあ」

乃々「」

P「で、乃々はどんな答えを想像したのかな？」

乃々「は、あ…………」ｶｧｧｧｧｧ





P「ま、いいや、仕事行くぞ乃々」ｽﾞﾘｽﾞﾘ

乃々「いーやぁー…………」



※献血は18からなので、本当なら乃々はできません

…………

……………………

………………………………


―――― 別の日

丹羽仁美「まかりとぉーる！！」

礼「ふふっ、元気いっぱいね、仁美ちゃん」

仁美「篠原さん！へへっ、ハロウィンはお祭りだからね！
　　　せっかくの祭、傾（かぶ）いていかないと！」

礼「そうね」ﾆｺｯ

仁美「そういえば、今回は篠原さんも結構な傾きっぷりだよね！」

礼「………そう？」

仁美「うんうん！」

礼「本当に歴史が好きなのね」ｸｽｯ

仁美「歴史、っていうか、戦国武将ね！
　　　特に前田慶次さま！！」

礼「じゃあ、有名な戦国武将にまつわるナゾナゾがあるんだけれど、
　　聞きたい？」

仁美「えっ！聞きたい聞きたい！
　　　だれだれ？ひょっとして慶次さま！？」

礼「残念だけど違うわ」






礼「裸の大人が二人で行う行為で、出たら終わりになる行為と言えば、何？」

仁美「」

礼「どう？わかるかしら？」

仁美「えっと……その……」ｶｧｧｧ

礼「昔は男同士で行うことの方が多かったらしいわね」

仁美「男同士で！？」

礼「ええ。仙台の伊達政宗公もたしなんでいたという記録も残っているらしいわ」

仁美「マジでっ！？
　　　い、いやぁ、アタシは西軍派だから伊達家のことはわかんない……かなあ……」

礼「あら？確か『花●慶次』でもメインキャラだったと思うけど」

仁美「うぐっ！そうだった……！」

礼「わからなければ、P君に聞いてきたらどう？」

仁美「プロデューサーに！！？」

礼「あら、嫌？」

仁美「き、聞けるわけないよー！」

礼「どうして？」

仁美「だって、その……///」

礼「フフフ………きっとあっさり教えてくれるわよ」

仁美「えぇー……？」



…………

……………………

………………………………

P「『相撲』だろ」

仁美「」

P「まわしで押し合って、土俵から出たら終わりだろ？」

仁美「で、でも篠原さんは昔は男同士でって！」

P「そりゃ今も昔も男しかやらんだろう」

仁美「じゃ、じゃあ伊達政宗は！？
　　　政宗もたしなんでたって！篠原さんが！」

P「礼さん意外とマニアックなこと知ってんだなあ………
　 伊達政宗は江戸城で老中相手に相撲取ったって記録が残ってるんだ」

仁美「し、知らなかった………
　　　っていうか、プロデューサーも何気にくわしいね！」

P「大体の男の子はこういうのにハマる時期があるんだよ」

仁美「じゃあ、好きな戦国武将は？」ｷﾗｷﾗ

P「真田信之※」

仁美「誰？幸村の親戚？」

P「…………」




※戦国一の苦労人大名。空気の読めない父と弟、超怖い嫁、
　そして底意地の悪い上司に囲まれ胃を患い、92歳の若さでこの世を去る

篠原礼（27）
http://i.imgur.com/KTaFRUK.jpg

森久保乃々（14）
http://i.imgur.com/AAHvWOX.jpg

丹羽仁美（18）
http://i.imgur.com/9FysUoj.jpg

…………

……………………

………………………………


―――― さらに別の日


神谷奈緒「やっぱりグレ●ラ●ンカッコイイなあ！」

礼「奈緒ちゃん？」

奈緒「あっ、篠原さん。お疲れ様」

礼「お疲れ様。またアニメ？」

奈緒「ああ！お給料ためてやっとBD-BOX買ったんだ」ﾙﾝﾙﾝ

礼「いいわね。でも、事務所ではほどほどに、ね？」

奈緒「う、わ、分かってるよ」

礼「……すこしだけ、ご一緒していい？」ﾆｺｯ

奈緒「！
　　　う、うん！」

…………

……………………

………………………………

奈緒「やっぱりドリルはロマンだよなぁ！」ｷﾗｷﾗ

礼「………すこし、見てて思い出したことがあるのだけど」

奈緒「お、礼さん得意のなぞなぞ？」

礼「ふふっ、お見通しね」ｸｽｯ

奈緒「皆手痛い目に遭ったって言ってたからな」

礼「失礼しちゃうわ」

奈緒「なあなあ、それで、どんな問題？」

礼「そうね」





礼「初めての時は痛かったり、怖かったりするけど慣れてしまえば楽に出し入れできる、
　　濡れたアソコに入れるモノといえば、何？」

奈緒「………///」ｶｧｧｧ

礼「奈緒ちゃん、顔が赤いわよ？」

奈緒「だっ、誰のせいだよ！！」

礼「………誰かしらね？」ｸｽｸｽ

奈緒「わ、分かんない！ヒント！」

礼「しょうがないコね……
　　汚れたモノを入れると病気になることもあるから、綺麗にしておかないといけないモノよ」

奈緒（藪蛇かよ！！）

礼「どう？これで分かるかしら？」

奈緒「それは、その……///」

礼「どうしても分からなかったら、P君に見せてもらうといいわ」

奈緒「はぁぁぁぁあああ！！？」

礼「確か、彼も持ってたはずだから」

奈緒「当たり前だろ！」

礼「………どうかしらね？」ｸｽｸｽ





…………

……………………

………………………………


P「ほら」


　　つ コンタクトレンズ



奈緒「」

P「ちゃんと保存しないとシャレにならん病気になったりするからなー『眼は』」

奈緒「…………」

P「奈緒、顔が赤いぞ？」

奈緒「………何でもねえよ！！」

P「そうか」ｸｽｸｽ

奈緒「っていうか、篠原さんならないのか！？」

P「礼さん？」

奈緒「そうだよ！最近トバしすぎじゃないの？」

P「…………きっとハシャいでるんだよ」

奈緒「はぁ？」

P「いや。こっちの話だ。
　 わかった。俺から言っておくよ」

奈緒「ホントかよ……」

…………

……………………

………………………………


――――　夜

礼「…………」

P「礼さん、どうしたんですか？」

礼「P君……」

P「こんな時間まで、何をしてたんです？」

礼「月をね、眺めていたのよ」

P「人狼だけに、ですか？」

礼「そう。食べちゃうわよ？がおー」

P「礼さんに食べられるなら本望ですけど」

礼「………ふふふっ」ｸｽｸｽ

P「みんなご立腹ですよ？」

礼「すこし浮かれすぎたかしら。
　　でもお祭りだもの、ちょっと羽目を外したってバチは当たらないでしょう？」

P「…………」

礼「ねえ、P君」

P「何ですか、礼さん」


礼「私、たくさん待ったわ」

P「はい。言い訳のしようもありません」


礼「この埋め合わせは、高くつくわよ？」


P「礼さんのお気の済むまで」


礼「ふふふっ…………じゃあ、一つだけ約束してくれる？」


P「何なりと」





礼「もう、私から目を離さないでね？」






おしまい

ここまでです。読んでくださってありがとうございます。
では、HTML化依頼出してきます。

礼さんに歯型つけられてえ……（寝言）


本日の参考URL
http://www.nazo2.net/