レベルアッパー使用時の描写を元に、風を操る能力と推測
LEVEL1・・・1方向のみの弱い風を起こす
LEVEL2・・・風向きを少し変えれる
LEVEL3・・・風速15メートル程度の強さ
LEVEL4・・・風をコントロールして自分や物体を浮かすことができる
LEVEL5・・・巨大竜巻を発生させれる。家は簡単に吹き飛ぶ
スレ立ったらSS開始してみる
ずっと悩んでいた涙子だったが、上条との交際をきっかけに吹っ切れ、LEVEL0のコンプレックスは
ほとんど消えていた。
そして少女から女になり、夜が明けた日、彼女は自分の能力が開花したことに気づいた
佐天「これが・・・私の本当の能力」
その後、LEVELは一気に上昇
1ヵ月後にはついにLEVEL5に上り詰め、御坂を抜き第3位となった
初春「おめでとう佐天さん!!」
黒子「参りましたわ まさかこんな一気にLEVEL5になるなんて」
佐天「ありがとう皆!」
御坂「・・・」
御坂「お、おめでとう 佐天さん よかったね念願の能力者になれて」
佐天「ありがとうございます御坂さん」
御坂「あの、それでちょっと話しがあるんだけど いいかな2人で」
佐天「はい なんでしょう」
御坂「アイツと付き合ってるって、本当なの・・?」
佐天「あ、上条さんのことですか・・ バレてたんだ」
御坂「本当なのね」
佐天「はい 付き合ってます」
御坂「・・・めない」
佐天「え?」
御坂「そんなの認めない!」バリバリ
佐天「み、御坂さん・・ あの」
御坂「なんでなのよぉぉぉ!!」
ズババババ!!
佐天「きゃ!」
ゴバァァァ!!
突如、佐天の前に大量の土砂が舞い上がり、電撃を防ぐ壁となった
御坂「なっ!」
佐天「お、落ち着いてください御坂さん」
御坂「やるわね・・・ さすが私を軽く抜いて第3位になっただけのことはあるじゃないの」
佐天「どうしてこんなことするんですか!?LEVELなんて関係ないって言ってくれたのは、
御坂さんじゃないですか!」
御坂「えぇそうよ・・・ LEVELなんてどうでもいいの 今はそんなことじゃないのよ・・・」
佐天「じゃ、じゃあ・・・ 上条さんのことですか?」
御坂「・・・」バリバリ
佐天「ま、まって」
ズバババババ!!!!!!!!!!
御坂「はぁ・・はぁ・・・ アナタが悪いのよ」
佐天「話し合いでは・・・解決できそうもないですね・・・」
御坂「!?」
強力な電撃で消し飛んだかと思われた佐天だが、10mほど上空に浮遊していた
御坂「・・・ そんなこともできるのね」
佐天「やめる気はないですか・・・?」
御坂「あると思うの?」
佐天「・・・わかりました 私も上条さんのことは本気ですから 引くことはできません。
勝負します」
御坂「フッ 強気じゃないの」
御坂「私の能力はね こんな使い方もできるのよ」
磁場を生成し、砂鉄を集め鞭のようにしならせた武器が佐天めがけて襲い掛かる
佐天「爆風障壁!」
佐天の周りに強風が巻き起こり、砂鉄の鞭は飛散した
御坂「なっ・・・」
佐天「うふふ とある漫画のキャラクターの技を真似てみました
こんどはこちらの番ですね」
佐天が手を振り上げた瞬間、すぐ近くの川に竜巻が発生し、巨大な水柱が立った
佐天「まずは小手調べですよ」
ズバァァァー!!
御坂「きゃあっ!」
御坂「遊んでるわね」
佐天「そんなことないですけど じゃあちょっと本気だします」
突如巨大な竜巻が発生し、御坂を上空へ巻き上げた
御坂「きゃぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」
地上120m付近に御坂はいた
佐天の能力により、空中に浮遊させ固定している状態だ
佐天「気分はどうですか」
御坂「くっ!」バリバリ
電撃を佐天めがけて放とうとした瞬間、横から強烈な風が吹き御坂の体を飛ばした
佐天「空中では下手なことをしないほうがいいですよ」
御坂「お、下ろしなさいよ!」
佐天「分かりました」
その瞬間、固定していた下からの風が止み、御坂は自由落下していった
御坂「ひぃっ! いやぁぁーーーー!!!」
地面へ激突する瞬間、佐天の能力によってすれすれで固定
御坂「な・・・ぁ・・・」
佐天「下ろせって言ったから、下ろしましたが あら・・?」
御坂失禁
佐天「あらら・・ ごめんなさいね やりすぎました」
御坂「ぅ・・・」
佐天「一応言っておきますと、まだまだこんなものじゃないですよ
その気になれば、台風も発生させれますし、真空状態を作り出すこともできます。
こんなことだって」
スパッ
御坂の服が破けた
佐天「女性にとっては、こういう方が動けなくなっちゃいますよね」
御坂「ゃ、やめて」
佐天「どうしようかなぁ」
どうしようかな・・・
>>171自分だけの現実が現実になる、頭がいいとレベルが高い
これを考えると演算=現実ならあらゆる物理公式をいじれることにならないか?
>>173
「自分だけの現実」は個々其々に対応し持ちえる可能性であってそれ以外は観測できない
超能力は自分の観測できる「自分だけの現実」によって能力が決まる
それを投影、現実への上書きをするのに演算が必要になるだけで、演算がどれほど高度になろうと能力そのものが本質を外れて拡張はされない
「自分だけの現実」と「能力」は同義であって同一ではないわけだし、発現した能力と観測できるズレた世界は関連しているけどそれそのものではない
>>178
というかまだ明かされてないのかもね
自分だけの現実はつまり、「そうだったかも」っていうif、もしもこんなみたいなパラレルワールドを観測できるって考えればいいと思う
それを今居る世界に現実として投影する…概念的にはこんな感じの解釈でいいと思うんだけど
ただその、なにが、の部分の説明を一切してないんだよね。やり方はともかくとして、どうしてそれが可能なのかの説明が。その辺は魔術も絡んでくると思うけど
佐天「え…う、嘘……ですよね……?」
先生「嘘じゃないさ。おめでとう佐天涙子さん。君は今日からレベル5の第三位だ」
佐天「あの……御坂さ、今の第三位以下の人達はどうなるんですか?」
先生「ん?あぁ、言葉は悪いが、君が割り入った訳だからね。順位は一つ繰り下げになるね」
佐天「そうですか……」(御坂さん……)
先生「それにしても、自分の教え子からレベル5が出てくるなんてなぁ!私も鼻が高いよ!」
レベル5、能力は熱量を感じ、そして自由自在に操る――それが私の能力
具体的には、大気の熱量差を生じさせて竜巻とかを作れるらしい……というか実際作れた
他にも熱に関することは目を瞑ってても感じられるし、演算しだいでは色々なことができるようになる
あのレベルアッパーの件があった後、再び受けた能力検査の結果がこれだ。
ヒュオオオ……
佐天「小さいけど竜巻……前はこんなので感動してたけど、今ではもっと凄いことが出来るって分る……」
佐天「ほんとうに夢じゃないんだ!」
初春「佐天さん!おめでとうございます!」
佐天「いやぁーあはは、あんまり自覚ないんだけどさー」
初春「いやいや!すごいですよ佐天さん!この前までレベル0の無能力者だったのに、イキナリレベル5ですよ!こんなの前代未聞ですっ!」
佐天「なんか馬鹿にしてない・・・?」
初春「うあぁ!?ごめんなさい!そんなつもりで言ったんじゃないですよ!」
佐天「分ってる、分ってるって」
初春「あはは……。……良かったですね、佐天さん」
佐天「うん……ありがと、初春」
初春「そうだ!このこと白井さんと御坂さんにも教えてあげましょうよ!」
佐天「え……」
初春「?どうしましたか?」
佐天「え、う、ううん!なんでもないない!そうだね!白井さん達にも祝ってもらおうよ!」
初春「よぉし!初春さんは早速連絡しちゃいますよ~!」
\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ 〉`ヽ. O 〉 人,人 O `ヽ}`ヽ Yヽ
=、..,,,ニ;ヲ_ ヾ彡r''" _f⌒ o ⌒Y .イ__ノ て ヽf⌒ o⌒ヽ
``ミミ, i'⌒! ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人 ヽ_ノ弋___ノィr 人
= -三t f゙'ー'l ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ
,シ彡、 lト l! ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj
/ ^'''7 ├''ヾ! ( う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::( ¦
/ l ト、 \. ( ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ
〃ミ ,r''f! l! ヽ. 'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′
/ ィ,/ :' ':. l ヽ. i:| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、 !/行ミt ハ :::/:::/ ちっ
/ :: ,ll ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 从:/:::∧
/ /ll '゙ ! イ::人:::::iゝ  ̄´ j:人::::ヽ:ゝ
/' ヽ. リ 弋_彡f⌒ ' r_'_ノ`⌒
/ ヽ / `ーハ {ニニニィ /:/
/ r'゙i! .,_, / ヾ:ゝ. ∨ } ィ::/
/. l! イ )::::> ゙こ三/ , イ:从
/ ,:ィ! ト、 'イ:::::_::_| ` r <ト、:/
黒子『はぁ……初春、あなた、相変わらずですわねぇ』
初春「え?どういう意味ですか?」
黒子『どうもこうもありませんわ。学園都市にレベル5が生まれた……このことの意味、あなたに分りますわよね』
初春「あ!そうか!」
黒子『そうですの。新たなレベル5が生まれた=この学園都市の勢力図が入れ替わるということですの。そんなビッグニュース瞬く間に学園都市中に広め渡ってますわよ』
初春「じゃあ、白井さんも知ってらしたですね」
黒子『モチのロンですわ。……ま、ともかく佐天さんのお祝いをすることには賛成ですの。甘いモノでも買って、お姉さまを誘って今すぐそちらに向かいますわ』
初春「はい!待ってますね」
初春「佐天さん、白井さん達来るって!」
佐天「あ…そうなんだ……」
初春「うーん・・・?さっきからヘンな佐天さん、レベル5の人って情緒不安定になるんですかねぇ?」
佐天「も、もう!私は何も無いって!大丈夫!」
初春「うー、まぁ佐天さんがそういうなら良いですけどぉー……」
佐天(大丈夫……だよね?)
「とある少女がレベル5の第三位になった」このニュースは黒子の言うとおり一瞬で学園都市中に広がった。
??「ふーん……そうか、佐天さん私に楯突こうってんだ……」
当然。その知らせは"元"第三位の少女の元へも届けられる。
??「いいじゃない、新参レベル5さんにはレベル5同士のオキテを教えてあげないとね……先輩として……」
黒子「あら。お姉さま、こんなとこにいらしたのですね。」
美琴「ん?黒子?。ごめん私ちょっとやることができてさ」
黒子「そうでしたの……お姉さまはお忙しいと……。折角例の店の限定スイーツも買いましたのに……」
美琴「どうしたの?まさか……誰かの家にパーティーとか?」
黒子「あらあら、まぁまぁ、お姉さまは甘いものに目が無いご様子。黒子のあ・ま~いボディにもきっと興味がおありで……」
美琴「ええい!アンタは普通に考えられんのか!……で、どこ行くのかしら?」
黒子「当然、佐天さんのところですわ。お姉さまもご存知でしょ?新レベル5のお話。佐天さん能力のことでお悩みでしたからね。きっと今頃大喜び――」
美琴「丁度いいわ、私も一緒に行くわ」
黒子「あら?お姉さまの御用時はいいんですの?」
美琴「ん?ええ、それはもういいの」
黒子「そうですの?では一緒にイキましょうか、お・ね・え・さ・ま!」
美琴「ああもう!離れろ!っつーの!」(たっぷりお祝いしてあげないとね!)
初春「白井さん達遅いですねー。美味しいもの買ってくるのに時間かかってるのかなぁ~デヘヘ」
佐天「そうだね…」(なんか……ヤな予感がする……なんだろう……)
初春「それにしても。佐天さん良かったですねぇ~、すごいですねぇ~、私興奮しちゃいますよぉ~」
佐天(予感が……段々近く……っ!?違う!これは熱量だ!!しかも大きな奴だ!!)
佐天「初春ッ!外出るよッ!」
初春「ええぇええ!?佐天さんどうしたんですかっ!?それにここよんかぃ、うええぇえええええっっ!!?」
私は初春を連れて外に飛び出す。カラダが中に浮かぶのを感じると、熱量の移動の応用で風を作り出し2人分の体重を支える。
それと同時に此方に物凄い速さで迫り来る巨大な熱量おそらく”雷”に向かって土嵐の壁を瞬時に作り上げる。
ガゴォオオンッッ!!
ドラム缶を破裂させたような耳に甚大なダメージを与えそうな音を響かせながら。”雷”は壁と相殺した。
初春「ひいぃぃぃいい!い、今のなんですかぁ!それに……私達浮いて……」
私は努めて、初春を落とさないようにしながらゆっくりと地面に着地した。
初春「あ……そうか……これが佐天さんの……」
佐天「初春、大丈夫……?……どういうつもりですか?――御坂さん!」
美琴「どういうつもりって……佐天さん、わからないのかしら?こういうつ・も・りよっ!!」
佐天「御坂さんッ!?」
御坂さんのカラダの周囲に複雑な熱量の移動が発生し、それが確認出来た即後に音速を超えたスピードで熱が迫り来る!
ドォオンッ!!
美琴「ふーん、全力の今のを避けたんだぁ。ま、レベル5なら当然よね」
佐天「み、御坂さん!どうしてっ!?」
美琴「佐天さん!あなたが分らないハズないでしょ!」
佐天「分りません!どうして!こんなことするんですか!?」
言い合いながらも、向こうからは電撃やら砂鉄やらの槍が向かってくる。私はそれに当たらないよう避け、時に土嵐で即席の盾を作り上げる。
この状況で、初春が巻き込まれないようにするのはなかなか大変だ
美琴「私!自分の上にハードルがあると乗り越えたくなるのよね!」
佐天「え!?」
美琴「第三位!取り返しに来たわよ!現第三位さん!」
佐天「そ……そんなッ!?」
佐天(どうしてッ!?確かに能力は欲しかったし、レベル5にも憧れてたけど!私は御坂さん――友達と喧嘩したかった訳じゃないのに!こんなのじゃ意味ないよ!)
美琴「あ!コラ!逃げるな!」
初春「ああぁ!佐天さぁあん!御坂さぁあん!…………」
ヒュン!
黒子「う、ういはる!お、おおおおおお姉さまはこちらにいらしてませんですの!?」
初春「あ、あの……飛んでった佐天さんを追いかけていっちゃいました……」
黒子「え?」
――――――――
上条「はぁ……不幸だ……」
上条当麻は今日も不幸だった。ゾウが踏んでも壊れないらしいケータイは10tトラックに圧死させられ、公衆電話でインデックスに連絡したらサイフをボックス内に忘れて。盗まれ……
上条「はぁ……今日はもう何もおこりませんよーに!」
美琴「くぉらっぁあああああああ!!降りてこぉおおおい!!」
上条「あれは……ビリビリ……と女の子が空を飛んでる?」
飛んでる女の子は地上から襲ってくる電撃を華麗に避けて――上空からの雷に打ち落とされた
上条「!!」
どうやら上条さんはまたまたまた事件に巻き込まれることになったらしい。
上条「……よっと!大丈夫か!?」
空から落っこちてきた少女を両手でキャッチする。空から振る少女の慣例に従ってなかなかの美少女だった。
美琴「ふふん、まぁ成り立てって感じね。放電の熱量差の情報の違いを落雷と電撃の矢で読み違えたってところかしら……・?」
美琴「風を操る能力=熱量を操る能力で間違いなかったみたいね――ってアンタっ!?」
上条「おい、ビリビリィ……さっきの雷ってことは……まさかお前……」
美琴「ち、ちがうわよ!だってその子!」
上条「お前がやったなんて信じたくねぇが……この子は普通の子、女の子じゃねぇか……」
美琴「もう!話を聞きなさいよ!その子は今度新しく発見された――」
佐天「う……ううん……」
上条「生きてる!?」
美琴「当然よ……だってその子レベル5だもの」
上条「な、なんだって!?」
美琴「はぁ……アンタ携帯のニュースとか見ないワケ?」
上条「げ・・・・・・それは・・・・・・」
美琴「その子なら大丈夫よ。大方、空気を雷の進路に集めて電気を通じにくくさせた上で、生じる熱を発散させたんでしょ」
佐天「うぐっ・・・・・・み、御坂さん・・・・・・どうして…・・・」
上条「お、おい!お前大丈夫かよ!?なんだったら病院に!?」
佐天「だ、大丈夫ですから……それに……ありがとうございました……」
上条「え……あ、いや、別に人助けるのには慣れてるっつーか、てか、大丈夫ってほんとか!?」
美琴「ちょっと、佐天さん?何時までソイツの腕に抱かれてるつもりよ」
上条「オイビリビリ!んな言い方ねぇだろうが!」
美琴「うぅっ!だって……」
佐天「あ!ご、ごめんなさい!あの……御坂さん……?」
美琴「何よ!?」
佐天「もう、止めてくれませんか……?」
美琴「そうよ、始めからそうやって降参してれば良かったのよ。能力の使い方なら私が教えて――」
佐天「違います、私が本気を出したら御坂さん死んじゃいますから!」
美琴「……はぁ?熱量差で扇風機の代わりしかできないレベル5さんが何を言ってるのかしら……?」
上条「お、おい!お前ら止めろって!」
佐天「本当に”空気”だけが熱を持ってると思ってるんですか……!?」
風を操る能力と見せかけた
あらゆる空間を操る能力!これで佐天さんならレベル6になれるな
美琴「佐天さん……まさか……」
佐天「人間って確か一定以下の体温になると死ぬんですよね?私、成り立てなんで手加減できませんよ……?」
美琴「……フフ」
上条「ビリビリ?」
美琴「ふふふふあはははは!じゃあやってみなさいよ!先輩が練習稽古に付き合ってあげるから!」
佐天「!御坂さんッ……!」
結論から言うと私は出来なかった。御坂さんの体温を下げることでひょっとして殺してしまうかもしれないという恐怖が演算することを止めさせたのだ。
だから、私を襲う超電磁砲から身を守ることもしてなかった。つまり私は死――
美琴「どうして……」
佐天「え……」
美琴「どうして、レベル0のアンタがレベル5の争いに首つっこむのよッ!!」
私……生きてる……
上条「……なんで争わなきゃいけないんだよ……どうして力比べなんかで傷つけあわなきゃいけないんだよ……」
上条「お前らレベル5の連中がどんな思考してるなんて興味ないし、知りたくもねぇ、でもお前らがレベルなんかのくだらねぇ幻想に縛られて争うっていうんなら」
上条「まずはその幻想をぶち殺す!!」
やっぱ勢いで書く物じゃないね
風使いで熱量操作のレベル5って無敵だと思うんだ
あと、レベル5の人たちって性格破綻者ばっかりだね
>>247
何が原因だったのかわからないけど、目覚めは突然に訪れた。
幻想御手の時には空力制御なんだって、単純にそう思ってたけど、
偉い人が言うには、本当のところ、あたしの能力は空間制御というらしい。
だけど、あたしはまだ、この突然に肥大し始めた能力を、制御できないでいる――。
佐天(あ、また……)
能力は使わなければいい。でも、それは唐突に、無理矢理に、あたしの中に入ってくる。
それは空間を制御するために必要な能力だと言われた――空間認識能力。
たくさんのヒトやモノ、その座標の情報が、時には視覚や聴覚さえ伴って、あたしの中に。
佐天(あ、れ……? あたしは、どこだっけ?)
佐天(どの座標が、あたし……なんだっけ?)
わからない。わからない。自分がどこにいるのか、どれがあたしなのか――ワカラナイ。
初春「佐天さん!」
佐天「え、あ……う、いはる?」
初春「もー、なにをぼーっとしてるんですか?」
少し膨れた初春の顔、そしてあたしを掴む温かい手。その温かさが教えてくれた。
あたしは――ここにいるよ。
まで妄想した……ないな。
このSSまとめへのコメント
やったあああ