宮崎駿「ハウルの動く城はクソ」 (235)
宮崎:いちばん自分の中にとげのように残っているのは「ハウルの動く城」です。
ゲームの世界なんですけれど、それをドラマにしようとした結果、まあ、本当に格闘しました。
スタートが間違っていたと思うんですけど、自分が立てた企画だから仕方ありません。
僕は児童文学の多くの作品に影響を受けてこの世界に入った人間ですので、基本的に子どもたちに
「この世は生きるに値するんだ」ということを伝えるのが自分たちの仕事の根幹になければならないと思ってきました。それは今も変わっていません。
児童文学に多くの~の部分がハウルにどう関係があるのかわからない
>>3
原作が外国のばあさんが書いたからでは?
ハウルは設定知ると一気に面白さが増す
でも駿はそれを作品から感じ取れ!って言ってるのが無理ゲー
俺は好きだけど
倍賞千恵子すげー良かったと思うんだけど
いずれにしても宮崎駿に整合性求めるほうが野暮って話だろ
引退会見でも庵野を存在感だけで決めたと言っているし
大衆がどう感じようとソフィーは倍賞と駿が決めたのならそれが正解でしかない
木村が棒なのは心臓(こころ)を失ってたからーって聞いたけど本当かなぁ~
海外でも昔の作品も人気だけどな
批判ではないけど、日本人はお客様目線で与えられた作品をそのまま受け取るからかもな
海外の人は自分で解釈して楽しめるからああいう作りの作品でも受け入れる
まあでも海外レビュー読んだらしっかり支離滅裂な展開は批判されてるけど
細田降板もあったし言えない裏事情がいろいろあるのだろう
それでもある意味ハレの舞台でしかも裏で動いた一人の鈴木の面前でこういう話を切り出すところに宮崎の意地を感じなくもない
細田のコメントがきいてみたいがまあ何かを語ることは一生ないのかもしれない
>>52
細田自身は風立ちぬ観て良いようなコメントしてたけど、
なんかはたから見てるファンにとっては複雑
細田はあれで色々な人の信用を失ってもうアニメ業界で食っていくのは無理だと諦めたと言ってただろ
細田ってなにかあったの?
>>61
最初ハウルの制作を任されてたんだが駿がこいつ何もわかってねえ!と強奪
細田が集めたスタッフに金払えなくてオワタ
>>61
ジブリ採用試験で150枚以上の絵を提出するも
パヤオ本人から「君のような人間を入れると、かえって君の才能を削ぐと考えて、入れるのをやめた」と落とされる
ハウルの監督として抜擢されるも、製作中止
千と千尋で忙しかったジブリスタッフに変わり、細田が集めたスタッフだったため後の仕事も見つける事ができず、給料未払いで人望も失った
僕はダイアナ・ウィン・ジョーンズ(原作者)の罠にはまりましたね。
彼女のストーリーは女性読者にとっては凄くリアリティのあるものなんです。
ですが、彼女自身は世界の仕組みがどうなっているのかということに全然関心が無い。
それに、小説に登場する男性はみんな少し悲しげで、静かに佇んでいて…要するに、まるで全員が彼女の理想の夫のようなんです(笑)。
使われる魔法にも何のルールもないですし、そうするとまあ、収拾がつかなくなるわけです。
でも僕は、そのルールを逐一説明するような映画は作りたくなかった。
それは、ゲームを作るようなものですから。
だから、僕は魔法の理屈を説明しない映画を作ったんですが、そしたら僕も途中で迷子になってしまった(笑)
なぜかはわからないんですが、この映画に対する反応は極端なものばかりでしたね。
心の底から好きだと言う人と、まったく理解できなかったと言う人がいました。散々な経験でしたよ(笑)。
『もののけ姫』を作ってからというもの、僕は疲れ切っていました。
作品がどんどん複雑になっていくという、こういう方向性では、もうこれ以上やっていけないと思ったんです。
『もののけ姫』『千と千尋』『ハウルの動く城』…そういった作品作りを経て、僕はやり方を変えることに決めたんです。
『崖の上のポニョ』をシンプルなやり方で作ったのはそういうわけなんですよ
(「Cut」2009年12月号より)
>>79
それどっかで見れる?
本に載ってたりする?
>>87
はい
http://www.ghibliworld.com/images/hauru_hosoda_3b.jpg
http://hitotsuki.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_332/hitotsuki/hauru_hosoda_2b-7ff31.jpg
http://25.media.tumblr.com/tumblr_lj5xye8dXQ1qhbaxqo1_500.jpg
ポニョはホラーだからな。
津波に乗って追いかけて来る所とか、トンネルのシーンとかこわすぎ。
とりあえず80までには引退したシニアチームで
趣味として「ポルコ・ロッソ 最後の出撃」」作って欲しいです
>>108
笑顔で港町水没させるポニョも怖かったけど、
町が沈んだのにニコニコしている人達が一番気持ち悪かった。
なんと表現したらいいのか、危ない新興宗教の信者を見ている気分
バカな奴が引退会見実況中も
「宮崎駿がハウルを失敗作と認めた」っていう書き込みしていて注意してやったw
失敗作なんて言ってないし、宮崎の性格で言うわけねぇだろw
>>113
洪水後の世界はあの世とこの世の境界が曖昧になったらしい
あそこで会う人達は心ごとあっちの世界に足を踏み入れてるんだろうな
>>118
とげのようなものって自虐じゃないん?
じゃないならいいんだ
>>119
久石さんもインタビューでそんな事言ってたな
死後の世界、輪廻、魂の不滅がどうのとか
>>128
ポニョ怖すぎるだろ
>>128
正直最初にポニョ見た時は「ううん?」という感じだったけど
子供の視点、大人の視点から見る二重構造になってるんだよな
説明が無いとわかり難い・観ただけで楽しめないならダメだという意見もわかるけど
あの歳になっての挑戦、作品への情熱はやっぱ凄いと思う
ろくに説明もないまま主人公が世界の運命を託される、とか完全に宮崎版セカイ系だし
ゲド戦記ってもしかしてジブリにもなかった事にされてね
ゲド戦記は原作好きだったから評判の悪さを聞いてみてない
一応テレビ放映の録画したが未だに見てないのに気付いたわwwww
こんなインタビューがあった
―こんなにあっさり戦争を終わらせてしまうのは、安易にまとめすぎなんじゃないか?
鈴木P(以下S)「今、現実世界の戦争はどうなっていますか?いろんな戦争が、ある日突然に始まり、ある日突然終わる。
そして、すぐにまた始まる。だから「ハウル」でもそうのように描いたのです。
あなたは最後のカットをどう見ましたか?飛行機が飛んでいるでしょ。
宮崎駿としては、また新たな戦争が始まっているんですよ。あの飛行機は帰ってきたんじゃなくて、また戦場に、向かっているんです。」
S「「どうせ映画はこんなもの」という観客の思いを、いい意味で裏切れる、新しい映画をつくるべきだろう、そんな思いが宮崎駿の中にありました。
彼は「ハウル」をつくるにあたって時代と格闘したんです。」
―自分が「ハウル」に納得できなかったのか明らかにしたいんです。
S「それは、あなたが時代の変化に対する自覚がないからでしょ。
世の中が変わっていることに気づかないで、ある時代につくられた「映画はこうあるべきだ」という考えに縛られている。
そうしたとき、この映画はつまらなくなる。評論家の多くが陥る罠だよね。」
>>159
どう考えても後付けだよね
戦争はこの際どうでもよくてあくまでも堀越二郎を描きたかったんでしょ駿は
それを2時間にまとめる必要があるんだからどうしてもそういう描写は省かざるを得ない
>>158
原作知らないからどう纏めたのかは知らないけど
個人的に最も意味不明な展開だった、
「ヒロインと超険悪⇒ヒロインの歌を聴いて主人公感涙⇒超仲良し」
っていうのは原作でもあったの?
>>166
いや、159はハウルのことだぞ
風立ちぬの戦争描写はあえて省いたって言ってたな
そういう教育的な映画にしたくはないと
>>170
なにそれよくわからんw
でもあの映画は原作の3巻だけを何故か映画化したって聞いてそれもイミフだった
1巻と2巻が一番面白いのに
>>177
やっぱあれは吾郎のオリジナル改悪だったのか。
原作者があの映画見て怒ったのは知っているけど、
もしそれに近しい展開が原作にもあるんなら原作者にも原因あるだろとか思ってた
>>183
そもそも王子が父親殺してなんだかんだとかそういうお話じゃないから
>>187
ああ、確かパヤオの「シュナの旅」をミックスして作ったんだっけ?
どの要素が残ってるのか気になるから、今度ちゃんと原作読んでみます。
キムタクはなにやってもキムタクにしか見えない
>>204
それはあるよな
特にドラマとか「もしもキムタクが○○だったら~」みたいな感じ
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