キャラ崩壊・ホモ注意
アルミン「今、なんて?」
エレン「ジャンの彼氏になりたい///
アルミンには正解を導く力がある。協力してほしい」
アルミン「エレンのそんな顔はじめて見た…本気なんだね?
でもなんで?エレンにはミカサだって居るじゃないか」
エレン「アルミン…お前だから言うけど、俺ミカサに逆レイプされそうになったことがあって、それ以来女が苦手になってな…
ジャンには一目惚れだった。家族のはずのミカサに襲われて誰も好きになれないって思ってた俺が好きになったのがジャンだった」
アルミン(親友達のそういうことは聞きたくなかった…)モウヤメテ-
アルミン「分かった、どれだけ役に立てるか分からないけど協力するよ」
エレン「ありがとう!どうすればジャンを落とせると思う?」
アルミン(う~ん、ジャンはミカサが好きなのは誰が見ても明らかだしな~)
アルミン「まずはジャン→ミカサ→エレン→ジャンの三角関係を壊すべきだと思う」
アルミン「エレンがジャンの恋を応援して仲良くなりつつ告白させて、玉砕したところを慰めて付き合うとかかな?」
エレン「ジャンはミカサが好きだったのか!確かに俺たち三人組のことよく見てたけど、やっぱり俺のこと見てたんじゃないんだ…」ショボーン
アルミン「落ち込まないで、エレン。ジャンは多分ノンケだから茨の道だと思うけど諦めたらそれで終了だよ!」
エレン「ありがとなアルミン!なんか元気出た!」シャキーン
アルミン(とは言ったものの問題は山積みだ。まずはジャンとエレンの仲の悪さをなんとかしないとね)
夕飯時・食堂
エレン「ジャン!一緒の席で食わないか?」
ジャン「はっ!死に急ぎ野郎、何を企んでやがる!」
エレン「何言ってんだ?何も企んでなんかねえよ///」
ジャン「?ミカサとのいちゃいちゃを俺に見せつけたいのか!?」
エレン「俺とミカサはそんなんじゃねぇよ!」
エレン「お前、ミカサが好きなんだろ?協力してやるって言ってんだ」ヒソヒソ
ジャン「なんだと?本当だろうな?」ヒソヒソ
エレン「当たり前だろ?ミカサが誰かと付き合えば俺に絡んでくることもなくなるしな!」ヒソヒソ
ミカサ「エレン、何してるの?早く食べよう」
エレン「おう。今日はジャンも一緒で良いか?」
ミカサ「?構わないけど。2人はそんなに仲が良かった?」
エレン「立体機動のコツを教えてもらおうと思ってな。
同期の中じゃジャンの立体機動はトップクラスだし。
つまんないことで意地はって強くなる機会をふいにするのはバカらしいって思ってな」
ミカサ「そう…エレンが同期と仲良くなるのは良いことだと思う。
ので、ジャンとエレンが仲良くなるなら私は嬉しい。
私はジャンのことを誤解していたようだ」
ジャン「目指す道が違っても俺達は同じ兵士だからな。
強くなりたいってこいつの目的意識の高さには一目置いていたんだ!」
エレン「ジャン…」
ミカサ「そう…ではこれからよろしく」スッ
ジャン「おうっ///」ギュッ
いつもの三人組にジャンを加えた夕飯は信じられないほど和やかに進んだ。
その夜・宿舎(エレン・アルミン同室、ジャン別室)
アルミン「とりあえずジャンとは仲良くなれそうだね、エレン」
エレン「おうっ!ありがとなアルミン」
アルミン「でも、ジャンがミカサを好きなのを知ってるからきついんじゃない?」
エレン「……まあな。何も思わないって言ったら嘘になるけど、
ミカサと話してるときのジャンってすごく良い顔してるから///」
アルミン「その気持ち分かるかも。
恋してるときって誰でもすごく良い顔するよね」ニコッ
エレン「からかうなよ///」
アルミン「ははっ。ごめんね。エレンの恋がうまくいくと良いね」
エレン「頑張るぜ!」
その後、訓練でペアを組む回数も増え、エレンとジャンは次第に仲良くなっていった。
ジャン「そろそろミカサに告白しようと思う…」
エレン「そっか……俺には頑張れとしか言えないけど…」
ジャン「その気持ちだけで充分だ!
やる気が出てきた!」
ジャン「今日の夕方、ミカサを呼び出して告白する!」
夕方、訓練場の森
ミカサ「ジャン、どうしたの?
こんなところに呼び出して」
ジャン「ミカサ、大事な話があるんだ。
俺はミカサのことが好きだ!
付き合っ ミカサ「ごめんなさい」
ミカサ「私はエレンのことが好きだから」
ジャン「……」
ミカサ「話はそれだけ?
それじゃエレンのところに行くから」テクテク
ジャン「……」
エレン「ジャンどうだった?」
ジャン「悪い。今日はお前とは話したくない」
エレン「ジャン……分かった」
夜・宿舎
アルミン「予想通りジャンはミカサに振られたけど、
ジャンのダメージがでかいね」
エレン「ミカサは俺のこと好きだから…な。
ジャンはやっぱりショックだったろうな…」
アルミン「前みたいに罵ってこないだけ、
エレンのこと大事な仲間だと思ってきてるってことだろうけど」
エレン「こればっかりはな」ハァ
アルミン「気持ちの整理がつけば前みたいに話せるよ、きっと」
アルミン「次はジャンが同性愛をどう思ってるか確かめないと」
一ヶ月が過ぎ、ぎこちないながらもジャンとまた四人組で過ごせるようになったある日
ジャン「なあ、エレン。なんでお前はミカサと付き合わないんだ?」
ジャン「ミカサがお前を好きなこと知ってるんだろ?」
エレン「俺には好きなやつが居るから、ミカサとは付き合えない」
ジャン「ままならねぇな……」
アルミン「エレンの好きな人ってどんな人?」
エレン「……」
アルミン(打ち合わせ通り、エレンの好きな人がジャンだと匂わせるんだ!)
エレン(了解アルミン!ここで決める!)
エレン「俺の好きなやつは自分にとても正直なやつで、
それが他人から悪く思われようとも気にせず自分を貫き通す芯の強いやつだよ///」
ジャン「エレンの恋話とかはじめてだな。
てか、相当そいつのこと好きなんだな。
話聞いてるだけのこっちまで照れる///」
アルミン(君のことだけどね……)
アルミン「ジャンも元気になって良かったよ」
ジャン「ミカサに振られたときはやっぱりと思ったけど落ち込んだしな」
エレン「こっちも心配したんだぜ///」
ジャン「ありがとな」
ジャン「でもなんでお前が俺のこと応援してくれたんだ?」
エレン「…っそれは……友達だからだよ…」
ジャン「なんだそれ?」ククッ
エレン「笑うなよ~///」
ジャン(しかし、こいつの好きな奴って……)
・自分に正直
・芯が強い
ジャン(流石にこれだけじゃ分からないな)
ジャン「エレン、お前の好きな奴ってどんな外見なんだ?」
エレン「えっと、背は高めかな。
俺より高いよ。
黙ってたら美形なのにたまにするドヤ顔が酷い」
ジャン「仮にも好きな奴にドヤ顔が酷いって……」
ジャン(あ~こいつが好きなのってサシャか…)
ジャン(しかし、サシャにこいつが惚れる要素があるか?)
ジャン「好きになったきっかけとかは?」
エレン「アルミンにも言ったけど一目惚れだな。
入団初日に好きになってた///」
ジャン「あぁ相当目立ってたからな」
アルミン(ジャンは確かに入団初日に喧嘩しそうになって目立ってたけど、
誰か別の人と勘違いしてる気がする…
話を切り上げた方が良いかな?)
アルミン「エレン、もうすぐ消灯時間だし宿舎に戻ろ?」
エレン「もうそんな時間か…じゃあ帰るか。
ジャンおやすみ、また明日」ノシ
ジャン「おう、おやすみ」ノシ
宿舎
マルコ「おかえり、ジャン」
ジャン「おぅ、ただいまマルコ」
マルコ「またエレン達と話してたの?」
ジャン「なんだ知ってるなら声かけてくれたら良いのに」
マルコ「僕はアルミンとは仲良いけど、エレンとはあまり絡みがないからね」
ジャン「絡まなきゃ仲良くなれないべ」
マルコ(恋のライバルとは仲良くしづらいよ、ジャン)
ジャン「エレンって意外と良い奴だぜ?
最初は『巨人を一匹残らず駆逐してやる!』って
それ以外のことには興味も関心もないって感じだったけど、
ちゃんと話してみたら外の世界のこととか凄く目を輝かせて語ったりとか
人間味があったんだなって思ったり」
マルコ「ジャンの評価の方が酷い気もするけど」(苦笑)
ジャン「あ?なんでだよ?」
マルコ「ジャンには分かんないかもねw」
ジャン「意味が分からねえ」キョトン
このSSまとめへのコメント
これは・・・マルコもすきぱてぃーん!?
これは!見逃せないキリッ