悪魔王サターン「諸君!長きにわたる準備を終え、人間界侵略の手筈は整った!」
悪魔王サターン「我らの治める地極界の勢力拡大し、憎き天極界を打倒し世界を我ら悪魔が統べる日もそう遠くない…!」
手下達 「「「うおおおおぉぉぉぉ!!」」」
悪魔王サターン「ウルフシファーよ。」
ウルフシファー「はっ!ここにっ!」ザッ
悪魔王サターン「この『ヨクボーン』を使い、人間共の悪意と欲望を集めてくるのだ。」
ウルフシファー「はっ!サターン様の仰せのままに…!」
悪魔王サターン「うむ。心して励むといい…」
ウルフシファー「では…」(どうしてこうなった!?)
ウルフシファー「会社から帰ってベッドに倒れ込んだのまでは覚えてるんだけど、なんで目が覚めたらアニメのキャラになってんだよ。」
ウルフシファー「しかもよりにもよって敵幹部の中で一番最初にやられるウルフシファーになってるし…」
ウルフシファー「それにさっきの流れ、昔見たアニメの『魔法天使マジカルハロー』の第一話そのまんま。」
ウルフシファー「このまま行ったら俺は大体12話くらいで死んでしまう!」
ウルフシファー「そうなる前に元の世界に戻る手段を見つけるか、或いは生き延びる方法を探さないと…」
ウルフシファー「一旦なにかヒントになるかも知れないし、数年前に見た『マジハロ』の設定を思い出すか…」
悪魔による全世界の支配を企む『悪魔王サターン』率いる『地極界』により、人間の暮らす人間界に悪魔の魔の手が忍び寄る!
地極界の侵攻を止める為、『天極界』から人間界に来た見習い天使『えんじぇるん』によって選ばれた少女達が、正義の使者『魔法天使マジカルハロー』へと変身し悪魔達との戦いを繰り広げる!
ウルフシファー「…なんでエリートじゃなくて見習いを寄越してくれてんだよ天極界のヤツら…っと、それはさておき。」
ウルフシファー「たしか、選ばれたのは小中学生くらいの女の子4人で……変身したら大体『~~フェザー』って名前になってたのは覚えてるんだよなぁ~」
ウルフシファー「えっと、たしか…」
魔法天使マジカルハローのメンバーの四人
安価↓1~4
↓変身前
【名前】
【年齢】7~15
【見た目】
【性格】
【その他】
↓変身後
【名前】〇〇フェザー
【見た目】
【能力】
【その他】
メンバー加入はコンマの大きい順で
(ウルフシファー思い出しながらメモ書き出し中…)
・一之宮 かんな
・高城 藍
・小宮咲希
・早峰ましろ
ウルフシファー「そうそう!確かこの4人だったわ!」
ウルフシファー「エロい娘が多いから当時の薄い本界隈が盛り上がったんだよな~」シミジミ
ウルフシファー「とりあえず敵対すると思うマジハロの4人の能力はわかってるし、いざとなったら倒せ……」
ウルフシファー「いやウルフシファーってめちゃくちゃザコだったし、今のままじゃ無理だな。」
ウルフシファー「生き延びる為に地極界を抜けるにしろ、悪魔としてマジハロを倒すにしろ…今のクソザコな俺ではそのどっちもこなせない。」
ウルフシファー「とにかくパワーアップが必要なわけだが、アニメでそんな方法あったっけ…」
ウルフシファー「…あ!そう言えばアニメの終盤でサターンが『ヨクボーン』で集めた人間達の悪意や欲望とかで最終形態になってたっけ。」
ウルフシファー「俺もサターンに習って、ヨクボーンで地道に欲望とかを集めてパワーアップを狙うしか手はない!」
ウルフシファー「どっちみち、命令無視して初めからサターンに目を付けられるのも困り物だし、しばらくはアニメ通りにヨクボーンで人間界に欲望集めに行くしかないな。」
~人間界・住宅地~
ウルフシファー「さっそく人間界にやってきた訳だし、ヨクボーンを使うとして…」
ウルフシファー「ヨクボーンは『かざした人間の内に眠る悪意や欲望を引き出して取り込み、その欲望を実体化した怪物を作り出す骸骨』的な『魔法少女物あるあるな怪物召喚アイテム』なわけで…」
ウルフシファー「……最初だし、適当に近くにいるおっさんにでも使ってみるか。」
近くいたおっさんの内に秘めた欲望
安価↓
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