昴「えっ!? オレ!?」【ミリマス】 (31)
〜七月〜
P「うーん、誰にしようか……」
昴「おーっすプロデューサー」
P「うーん……」
昴「どうしたんだ?」
P「ビーチで水着グラビアの仕事が入ったんだが、誰にやってもらおうか迷っててな……」
昴「水着グラビアか……風花とかがいいんじゃないかな。」
P「そうだなあ……」
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P「よし決めた!」
P「昴にしよう!」
昴「えっ!? オレ!?」
昴「何でだよ!オレ全然スタイルよく ないよ!」
P「水着グラビアはスタイルがよければいいって話でもないからな」
P「昴の場合は、健康的な感じやスポーティな感じとかを打ち出していけば、きっとファンは喜んでくれると思うぞ!」
昴「そ、そうか」
P「それに、撮影場所は南の島だぞ。撮影が終わったら観光できるぞ!」
昴「マジで!?」
昴「じゃあオレやるよ!」
〜撮影当日〜
港
P「酔い止めやくは持ったか?」
昴「うん」
P「ここから船で島に行って、撮影が終わったら観光だ!」
昴「なあ、もしかして観光目当てでこの仕事取ってきたのか?」
P「!」
P「南の島なんて興味ないわほー」
昴「(....アヤシイ!)」
スタッフ「では765さん、お乗りください」
P「南 南 南 南」wktk
昴「やっぱ興味津々じゃねえか!」
〜数分後〜
P「着いた」
昴「おー、海も空もキレイだな!」
P「アオし!」
昴「青天の霹靂だぜ。」
P「(青天の霹靂?)」
昴「んじゃ、オレ着替えてくるよ」
P「おう」
P「仕事は……まあてきとうにごまかして終わらすか…」
P「その後、昴とデートだぜ!」
昴「着替えてきたけど、どう?似合ってるか?」
P「いいぞ。」
P「(昴の水着姿を堪能できるぜ!)」
P「(ありがとうございます! ボクは しあわせです!!」
昴「撮影の準備が整うまで、その辺散歩してていいんだって」
昴「一緒に行こうぜ♪」
P「おう!」
昴「水がキレイだな〜」
チョン
昴「冷たくて気持ちいいぜ!」
P「うみです。さめいます。」
昴「え!?」
昴「ど どこだあッ!?」
P「しかし きのせいだった!」
昴「な!?」
P「慌てる昴、かわ いいぞ。」
昴「〜〜!!!」///
昴「うるせえよ!これでもくらえ!」バシャッバシャッ
P「うわ! やめてくれよっ!」
昴「へへーん、悔しかったらやり返してみろよ♪」
P「スーツがびしょびしょになったじゃないか!こうしてやる!」バシャッバシャッ
昴「やるねえ!」バシャッバシャッ
バシャッバシャッ
P「そろそろ撮影の準備も済んでそうだし、戻るか」
昴「そうだな」
________________
スタッフ「それじゃ、永吉さんお願いします……!?」
昴「お願いしまーす♪」ビチョビチョ
スタッフ「髪型とかメイクとか、めちゃくちゃじゃないですか!」
P・昴「あっ」
スタッフ「どういうつもりですか!」
P「すみません……永吉の面倒を見ておくつもりだったのですが……」
スタッフ「おめえはよお 考えが甘いんだよ!」
P「すみません、すみません!」
〜数時間後〜
劇場
P「……」
昴「結局、全然観光できなかったな……」
P「ああ、すまない……俺があのときはしゃいだせいで……」
昴「いや、オレも撮影が上手くいかなくてだいぶ時間かかっちゃったし……」
昴「やっぱり水着グラビアなんてオレには向いてないんだ〜!!」
昴「もっとオレに合う仕事選んでくれよな?」
P「ああ、気をつけるよ」
〜数日後〜
P「うーん、誰にしようか……」
昴「おーっすプロデューサー」
P「うーん……」
昴「どうしたんだ?」
P「ドラマのオーディションがあるんだ。話題の脚本家さんのドラマだし、誰かに出てほしいな……」
昴「どんな役?」
P「ぶりっ子な女子中学生だ」
昴「ぶりっ子か……茜とかがいいんじゃないかな。」
P「そうだなあ……」
P「よし決めた!」
P「昴にしよう!」
昴「えっ!? オレ!?」
昴「何でだよ!オレ全然そんなキャラじゃ ないよ!」
P「茜は高校生だからなあ……」
昴「でもオレより小さいじゃん!」
P「いや、ここはちゃんと中学生がやるべきだ」
昴「だとしてもオレじゃないだろ!」
P「この役を通して可愛い女の子というものを学べるかもしれないぞ」
昴「う〜ん、でも……」
P「収録が終わる頃には、きっとお兄さんたちにも女の子らしいと認められるぐらいになるだろう!」
昴「そ、そうなのか……?」
P「というか昴はもうすでにかわ いいぞ。」
昴「くぅ……///わかったよ、やるよ!」
〜オーディション当日〜
昴「(緊張する……)」
審査員「ではどうぞ」
昴「は、はい!」
昴「765プロ所属、永吉昴です!」
審査員「自己PRお願いします」
昴「はい!」
昴「(可愛いところをアピールすればいいんだよな!?)」
昴「(うう、どうしよう……)」
昴「(そういえば今日、テレビ点けたらトゥインクルリズムやってたな……)」
昴「(魔法少女って可愛いし、オレもやってみるか!)」
昴「スバるんるん!スバるんチェーンジーーー!!!」
審査員「」
昴「(ハズい……!)」///
審査員「ふざけてんだべ?」
昴「あっ」
審査員「でなおしてまいれ」
昴「オレ もう泣きそうだよ……」
〜数分後〜
P「どうだった?」
昴「駄目だわ」
P「そうか、しょうがない。審査員の見る目がなかったんだ」
P「落ちるときは落ちるもんだ」
昴「やっぱりオレにはこういうの向いてないんだよ〜!」
昴「そろそろオレに合った仕事させてほしいぜ」
P「ああ、任せろ」
〜数日後〜
P「うーん、誰にしようか……」
昴「おーっすプロデューサー」
P「うーん……」
昴「どうしたんだ?」
P「料理番組の仕事が入ったんだが、誰にやってもらうか迷っててな……」
昴「料理番組か……美奈子とかがいいんじゃないかな。」
P「そうだなあ……」
P「よし決めた!」
P「昴にしよう!」
昴「えっ!? オレ!?」
P「そんなに驚くことか?昴、料理できるだろ?」
昴「まあできるっちゃできるけど、家事でやってるだけだし……」
P「でもこの番組は気軽に家庭でできる料理を紹介していくみたいだから問題ないと思うぞ」
P「それに、昴の乙女な部分をアピールできるはずだ!」
昴「へえ。じゃあやってみようかな」
昴「珍しくちゃんと仕事選んでくれたみたいだし♪」
P「い、いつもちゃんと選んでるだろ!」
昴「ど どこがだあッ!?」
〜収録当日〜
モブタレント(以下モブ表記)「今回のテーマは、部活の大会の日に持たせるお弁当です!」
モブ「そして今回はゲストに、アイドルとして活躍中のこの方お越しいただきました!」
昴「765プロの永吉昴です!よろしくお願いしまーす♪」
モブ「はい!」
モブ「昴ちゃんはスポーツ少女なイメージですけど、お料理も得意なんですよね」
昴「うん、兄ちゃんたちによくご飯作ってるからな!」
昴「だから今日は、兄ちゃんのために作った弁当を紹介するぜ!」
昴「唐揚げギッシリ弁当、略してKGBだ!」
モブ「わあ、ボリューミーでいかにも男の子が喜びそうな感じですね!」
〜収録後〜
P「収録いい感じだったな」
昴「ああ!久しぶりにちゃんと仕事できたよ!」
P「さすが女の子なだけあってしっかりしてるよな」
昴「料理する男だっていっぱいいるぜ?」
P「俺はできないんだ……」
昴「だったらオレが教えてやるよ!」
劇場の台所
昴「プロデューサーの好きな食べ物って何だ?」
P「ハンバーグかな」
昴「わかった。材料あるかな」
P「ハンバーグの材料って何だ?」
昴「ひき肉と玉ねぎとパン粉とかつなぎの卵も混ぜてこねて、コショウとかで味をつけて……」
昴「うーん、冷蔵庫あんまり入ってないな」
P「それじゃ今から買い出しに行くか」
スーパー
昴「ちゃちゃっと済ませようぜ」
P「まずはひき肉を買って、そしたら……」
P「・・あとは忘れちまった」
昴「しっかりしろよ!」
P「えっと、牛肉150kgだっけ」
昴「多いよお!」
劇場の台所
昴「よーし、それじゃ一緒に作ってくぞー」
昴「玉ねぎをみじん切りにして……」トントン
昴「次はひき肉、牛乳、パン粉、塩コショウ、卵を混ぜてこねるぞ」
P「塩コショウを使うなんて知らなかった」
昴「入れすぎると辛くなるから気をつけないとな」
P「えーっと……小さじ992分の991とか?」
昴「んなワケないだろう!」
〜中略〜
昴「完成したぞ」
P「上手くできたかな」
P「なんだ俺の形は!!」
昴「はは、まん丸に膨らんでるな♪ちゃんとくぼませとかないとそうやって膨らんじゃうぜ」
P「やっぱ俺に料理なんて無理だー!」
昴「最初はこんなもんだよ」
P「料理上手な奥さんを見つけるしかないか……」
昴「プロデューサーって結婚考えてるの?」
P「ああ、実は結婚したいと思う相手がいてだな……」
昴「え!?」
昴「だれだよッ!(あせりながら)」
P「昴・・・大好き!!」
昴「えっ!? オレ!?」
□ND
以上です。
昴ってジュプトルに似てますよね(そうでもないけど)
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