3行あらすじ
しゅがは、モバPと肉体関係を持つ(※)
↓
モバP、EDになる 佐藤「どうせ、アイドルやってる間は子作りできないんだから、そんな慌てなくても」
↓
モバP「……じゃあ、ちんぽなしで佐藤を満足させる方法があればいいわけだな」 佐藤「えっ」
※については下記などで書いているので割愛します。
モバP「佐藤心・おしっこお漏らしえっち」
モバP「佐藤心・おしっこお漏らしえっち」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543003656/)
●
「……じゃあ、アレなしで佐藤を満足させる方法があればいいわけだな」
「えっ」
プロデューサーのナニの勃ちが、最近悪くなった。
それで「EDか……?」と落ち込んでいたので、
はぁとが「アイドルやってる間は、どのみち子作りできないんだから、そんな慌てなくても」と――
アレ「使う」のは、はぁとだけだから問題ないはず――と慰めてやったら……
プロデューサー、何か勘違いしたみたい。
「待ってろ、佐藤。たとえアレが使い物にならないうちでも、
なんとかしてお前を満足させてやるからな!」
あのさぁ。
おちんちんから血の気が引いたぶん、頭のダメなほうに血が回ってないか?
ともかくプロデューサーは張り切っていた。
「ナニする気だよ、プロデューサー。まぁ、いいけどさぁ」
この時のはぁとの心情は、期待半分、不安半分くらいだった。
●
はぁとは、下着姿で、ベッドのへりに座って、こぶしひとつ分ぐらい足を開いていた。
プロデューサーの指示だ――とうのプロデューサーは、
はぁとの内腿をするすると手指で撫でながら、なにやらぶつぶつ呟いている。
「おぉ……指先で押し込んだ時の張りがたまんねぇなぁ佐藤……」
お前、セクハラおやじか。
ナニが勃たなくなったせいで、性欲の表れ方がねちっこくなった気がする。
「ま、まだまだ、若い子にも負けないんだからなっ☆ ――ひぁあううっ!」
とプロデューサーは、おもむろに、はぁとの太腿の間に顔をうずめてスーハーやったり、頬ずりしだした。
しょうがないので少し脚を広げてやる。
吐息が肌を撫でるし、もみあげがチクチクしてくすぐったい。
「あぁ……佐藤の匂い、いいぞぉ……」
はぁとを気持ちよくするんじゃなかったのか。
お前がトリップしてどうする。
でも、プロデューサーを批難する気は起きなかった。
勃起不全のせいか、プロデューサーは自信喪失している気配があって、
強く拒絶すると折れちゃいそうで不安だ……あーあ、はぁとったら優しいな。
まぁ、ナニが勃たないときに「も」オンナとして求められるってのは、
ちょっと特別なつながりを感じるかもしれない……。
なんてプロデューサーのつむじをぼうっと見下ろしてたら、いきなり、
「ひぁあっ……ぷ、プロデューサー、ソコっ」
プロデューサーの顔の一部――鼻の頭かな?――が下着越しに、はぁとのおまんこに触れる。
いつもの指も軽いタッチだけど、それよりさらにかすかな、触ってるかどうかという感じ。
しかしその触る場所が、的確にクリトリスをついてくる。
たったそれだけのこと。
感じはするけど、じれったい。
どうせやる気なら、もっと早く先に進んでほしい。
「はぁとのプロデューサーなら、そんなエンリョがちに触るコトねーぞ☆」
励ます体で促す。
怖気づいてる童貞くんをリードしているような気分になる。
いつものプロデューサーはオラオラだから、新鮮な気分だ。
「あぅうっ……べろ、舐めてるっ……」
プロデューサーが舌を伸ばして、はぁとの下着を唾液で濡らし始める。
クリトリスから、その周りの粘膜まで、同心円状に徐々にクンニの範囲を広げていく。
プロデューサーの頬がはぁとの内腿にあたる――その範囲も広がっていく。
布がずりずりして……勃って、キちゃう。
プロデューサーは、まだフニャフニャのようだ。
勃たないってどういうコトだろうか。
はぁとが今感じているような、おまんことかへ血が流れ込まなくなって、「感じ」られなくなるってコトか。
それは……もどかしい。
プロデューサーがおまんこに顔を埋めてるのに、見えない壁に隔てられてる。
「なぁ……はぁとも、舐めようか? おっきくさせてあげられるかは、わからないけど、
シてもらってばっかりって、手持ち無沙汰でさ」
「手持ち無沙汰なのが、だんだん溜まって、いい感じになるんだよ。たぶん」
「たぶん、かよ」
プロデューサーの意見は信用しがたかったが、そう言われると、つい意識にこびりつく。
●
プロデューサーの手が、はぁとの外腿をつつーと伝って、下着を引き下ろす。
おまんこ、間近で見られちゃう――と思ったら、
プロデューサー、今度は脱がせた下着のクロッチをスーハースーハーと嗅いでいる。
「そんなにいい匂いじゃないと思うけどなぁ」
だいたい匂いのほとんどは、プロデューサー自身がこびりつかせた唾液かと思う。
「いやぁ、しゅがーはぁとのパンツの匂いを嗅ぎたいってオトコ、ごまんといるハズだぞ」
「そう仕向けてるのは、プロデューサーでしょうが……」
「そう仕向けてるのが俺だから、なおさら心地いいんだよ」
「うーん、『俺のオンナの匂いだ』みたいな?」
そう思うと、はぁとの大事なトコロが、プロデューサーの肺腑に吸い込まれてる錯覚がする。
どうなんだろう、コレ。
プロデューサーの中に取り込まれてプロデューサーのモノにされてる気もするし、
逆にはぁとがプロデューサーの内臓まで占領してしまった気もする。
構図的に、フェラチオさせてるときとか、今のはぁとと同じようなコトを思うのかな。
プロデューサーが、おもむろにはぁとのおまんこに迫る。
舌先で、ぴらぴらしてるのを一筋一筋、丁寧というか執拗というか、とにかく丹念に舐めてくる。
「ふぁ……あっ……」
プロデューサーの唾液が粘膜により一層塗り重ねられ、
プロデューサーの舌が触れているところだけ熱くて、触れていないところはちょっとヒヤリとする。
ぴりぴりくすぐられているところと、気配だけ感じるところ、
熱いところと、冷えるところ――はぁとのおまんこで、感覚があちこちうろうろする。
「ううぅうんっ……プロデュー、サー……」
口でおまんこを触りながら、手は不意打ちに腰の骨盤が張っている部分をさすってくる。
おもわずお尻と両腿をもぞつかせてしまう。
プロデューサーの手と、舌が、行ったり来たり。
はぁとのもじもじするところを、少しずつ包囲していってる。
「クリトリス……さっきは触ってくれたのに、焦らしてるの?」
包囲の中心は、たぶんソコだ。プロデューサーは無言だけど、動きでそう言ってる。
ソコに、はぁとの気持ちいいのを集めようとしている。機が熟したら責めるつもりなんだ――
そう思うと、ますますソコを気にしちゃう。じりじりと熱の連鎖が広がっていく。
「はぁううっ……!」
ついに、プロデューサーがはぁとのクリトリスを直に責めてきた。
勢いで仰け反っちゃった――プロデューサーの手が、浮きかけたはぁとの下半身をぎゅっと抑える。
逃さないつもりなんだ。
「ひぁ、あぅっ、く、クリトリス、いぃ……」
硬くてすべすべしたのと、柔らかくぷにぷにしたのが、クリトリスの包皮を囲んで揉んでくる。
たぶん、上唇だ。そうしたかと思えば、舌で根本を転がされる。
ちゅうっと、加減したキスで刺激される。
「はぁ……あぁっ、プロデューサー……」
●
プロデューサーは、はぁとの反応に気を良くしたのか、クリトリスにじりじりと唾液を塗り重ねつつ、
こんどはおまんこのぴらぴらしてるところを指でかき分けてきた。
ぐちゅり、と音をさせてしまった――濡れちゃってる。
いや、まぁ、これだけシてもらえればね。濡れもするよ。
はぁと、健康なオトメだもの。
「ひあぁあぅ……ゆ、ゆびでも、シちゃう……?」
わかってて、聞く。
プロデューサーは、首肯がわりに指先ではぁとのおまんこを一回り撫でて、
それから指を第一関節ぐらいまではぁとのナカに沈める。
「う……くっ……あ、あさい、の……っ」
浅い。
浅いケド、指先が留まったソコは、確かにはぁとの泣き所。
プロデューサーに、わかられちゃってる。クリトリスの根っこのあたり。
そこを、指の腹でくいくいって。
クリトリス、指と舌で、上と下から責められちゃう。
「ふぁあっ、はあぁぅ……っ!」
プロデューサーが前後するたびに、はぁとから水音が立っちゃう。濡れちゃってる。
「あぅ……ソコ、だめぇっ」
きゅうきゅうってされるの、おまんこから腰あたりまでじわじわひろがる。
思わずプロデューサーの顔を両腿で挟んでしまうと、仕返しなのか、お尻をむんずと捕まれる。
これもまた刺激的で、筋肉をぶるぶる反応させてしまう。
そのまま、プロデューサーはじりじりとはぁとを責めてくるのかと思いきや、
それに慣れ始めたころに、いきなり声をかけてきた。
「佐藤、盛り上がり始めたところでな……いいモノが、あるんだよ」
「いいモノ?」
プロデューサーは、はぁとから一旦離れると、
部屋の隅からキャスター付きの姿見をカラカラと引いてきた。
いつの間に用意したんだ、コレ。
「見てみろよ、佐藤。いまの、自分の姿」
「なんだよ。はぁとは、プロデューサーの前ならいつだってスウィーティーな――」
●
はぁとは、言葉を途切れさせてしまった。
プロデューサーはニタニタとイヤラシく、しかし嬉しそうに笑ってた。
はぁと自身の姿は、それぐらいの惨状――プロデューサーにとっては、絶景かも?――だった。
はぁとは、頭の天辺から足の指先まで乱れまくっていた――それが鏡面にありありと映っている。
鏡面に映っているから、いやでも客観的な目で見てしまう。
いつもはシュリンプ・ツインテールでまとめるか、下ろしてまっすぐに梳いている髪の毛は、
汗やよだれに濡れて、麻のように乱れて、首や肩にしなだれ、へなへなと貼り付いている。
顔はリンゴのように真っ赤っかで、汗とよだれの滴と跡が散りばめられている。
目は興奮に据わっていて、こっちをセックスの邪魔者のように睨んでいる。
いつもは「ぼんっ♪」と自慢するおっぱいも、顔と同じように汗やらよだれで汚れまくって、
触られてもいない乳輪や乳首がぴりぴりと盛り上がり、乳腺の先がぽつぽつ浮き上がっちゃってる。
「佐藤、スウィーティー☆ だな?」
「……なんだよ、これ見よがしに……」
普段が甘いシロップだとしたら、これじゃ饐(す)えた唾液だよ。
なんて自嘲気味になってたはぁとの後ろに、プロデューサーがのそのそと移動する。
「すっげぇ、エロい。コレ見て、なんで俺は勃ってねぇんだろうなぁ、って思う」
「ひああぁっ……」
プロデューサーが、はぁとの背中側から手で脇腹をさわさわしてくる。
はぁとの痴態を鏡に映しながら愛撫する構えらしい。
脇腹、肋骨の一番下のあたりを少しくすぐられただけなのに、
横隔膜やら骨盤やら腿のあたりまでびりびりって電流が走ったようになって、
おへそのあたりが、ひゅく、ひゅくって、挿入をねだって細かく浮き沈みしちゃう。
今入れられたら、完全にやられちゃう。
もう既にいつものセックスの中盤~終盤くらいには発情シちゃってる。
はぁとの反応でプロデューサーも挿入を意識したのか、
はぁとのお尻におちんちんを押し付けてくる――が、ヤワい。
カタくない。いつもの勢いには程遠い。
「なんで俺は勃ってねぇんだろうなぁ」
はぁとは、勃起していないおちんちんを、却って恐ろしく思った。
「コレ、プロデューサーが勃つまで続ける気……?」
いつものプロデューサーは、射精したらだいたい満足してクールダウンになるから、
カラダはイヤラシく燃えつつも、終わりが見えていた。
おちんちんの勃起具合はそのバロメータで――今は、終わりが見えない。底なし沼に飲まれちゃう?
はぁとは反射的に、太腿をきゅぅって閉じようとした――が、ガクガクしてうまくいかない。
もう既に、プロデューサーの手管で、麻痺させられてる。
「やっぱり、勃たないと満足できないか?」
「プロデューサーのが勃つ前に、もしかして、はぁとの腰が立たなくなっちゃうんじゃないかって……
しゃ、洒落じゃねぇぞ? はぁとにも限界ってもんが……いや、限界までシた経験ないけど……」
あたふたするはぁとを見て、鏡に映るプロデューサーは目を細め、
はぁとに顔を寄せて囁いてきた。
「まだまだ、余裕があるってコトか――安心した。
こっちも、まだまだ用意があるんだ――」
さらに快楽を積み重ねられる――その宣言だけで、はぁとはアタマがイきそうになった。
恐ろしくて甘い悪寒が、はぁとの首筋と背筋にぞわぞわとしみていった。
たぶん、プロデューサーにもソレが漏れてると思う……。
●
それからプロデューサーの責めは、はぁとのおっぱいとお尻に移った。
はぁとの後ろに座って、おっぱいをきゅうってつねったり、ゆっくり浅く指を食い込ませたり。
「はぁ……あっ、あっあっ……ぷろ、でゅーさー……」
お尻は、ぷにぷにとやわらかいおちんちんを、骨盤のあたりからお尻の割れ目のあたりまで、
いったりきたり擦り付けられた。
それだけ。
それだけ、なのに、はぁとはカラダのあちこちが痙攣しすぎて、おかしくなるかと思った。
それぐらい、丹念に、執拗に、長く……はぁとが座ってたベッドのシーツが、スケスケになるぐらい。
ナニがキくって――おっぱい、しこしこされると、さっきまで責められてたクリトリスの感覚が、
鏃の返しみたいにじくじく「こっちはどうしたんだ」って感じでやってきて、まるで2点責め食らってるみたい。
触られてもいないのに、おまんこがびちゃ、びちゃってよだれを出しちゃう。
「佐藤が……ぼんっ♪ ってグラビアでさらけだしてる胸が、
さわってみたらこんなに敏感だなんて、ファンは想像できるだろうかなぁ」
こり、こりっ。しこ、しこっ。
ちくび、やさしくされながら、ささやかれる。何度も。何度も。
「色も、カタチも、綺麗で、しかもイヤラシいなぁ。俺だけしか見れないのが惜しいぐらいだ……。
いや、俺だけのモノにしておきたいな」
こり、こりっ。しこ、しこっ。
ちくび、やさしくされながら、また、また、ささやかれる。
心臓が、おかしくなりそう。
それに比べて、お尻への責めは、荒削りだった。
というか、プロデューサーはお尻を責めているって意識がなかったかもしれない。
はぁとが、責められてるって感じてただけかもしれない。
というのも、お尻のふくらみや腰のあたりに、プロデューサーは、
はぁとで擦り付けオナニーでもするように、おちんちんを不規則に触れさせてくる。
それが、プロデューサーのおちんちんでナカをぐちゃぐちゃにされた経験を、いやでもぶり返させる。
それでいて、おちんちんの勢いが「まだまだだ」って柔らかさだから、
この愛撫がまだまだ続くんだ、っていう現実をはぁとに突きつけてきて、
はぁとは「続いてくれる」って安堵感と、「続けられて狂ってしまうかも」という危機感に挟まれてぐるぐるする。
すり、すりっ、すりっ、すりっ。
あ――勃たなくても、おちんちんって、濡れるんだ。
だんだん、滑らかになってる。先走り、塗りつけられてる。
はぁとへの責めは、肌の表面を舐めるようなのばっかり。
なのにはぁとは、肌の下がぐつぐつ煮詰まっていく。
プロデューサーは、まだまだ続ける構え。
手でおっぱいをいじったり、アタマや肩や首を撫でてきたり、
その間に、おちんちんで、お尻ずりずりしてきたり、合間合間に言葉で痴態をからかってくる。
ソレが、たまらない。
●
「ぅぅ……うううぅ……うぅう……ぅぅうああはあっ……」
「どうしたよ、そんなに下っ腹ヒクつかせて。欲しいのか」
欲しいのか、って……。
はぁとが、いちばんほしいのは、くれないくせに。
はぁとのカラダが、太腿を震わせたり、
腰や下っ腹をくらくらさせておちんちんを欲しがると、
さらにプロデューサーはムキになる。
そりゃそうだ。
勃たない勃たない言ってる相手に、はぁと、火に油を注いじゃってるもん。
ぞくん、ぞくん、ぞくんって。
はぁとのカラダの感覚が、壊れてく。
鏡に映るはぁとと、はぁとのカラダの実感が、乖離していく。
「あ、あっ、あっあっ……」
はぁと、いつの間にか、べろだして、宙を舐めてる。
それを見かねたのか、プロデューサーがはぁとの頭を手で誘導して、半分くらい後ろを向かせて。
キス、される。
「――――――っ!!」
タイミングがいいのか悪いのか、下の口が呼応して、
口腔にプロデューサーが舌を突っ込んできた瞬間、びちゃびちゃびちゃって、シちゃう。
はぁと、恥ずかしくて脚を閉じようとするけど、もう脚もだめになってる。
あ、あっ。アタマ、溶けちゃう。
口からナニかだいじなものをちゅうちゅう吸われちゃう。
そうやってはぁとをトロトロにしていくプロデューサーは、
またも何やら小道具を取り出してきた――電動マッサージ器だ。
瑞樹さんが使うような座るタイプじゃなく、ハンディの、アダルティな連想を催すアレ。
「プロデューサー……じぶんのがやくにたたないからって、どうぐにたよるきか……」
もうはぁとはぐしゃぐしゃになって、しゅがーはぁとの体裁すら保てなくなってる。
そこに、
「お前をイカせるために、手段は選んでられないと思ってな」
ヴイイイイ――って電動マッサージ器の機械音は、ライブの重低音と似つつも、やや軽い。
現実逃避に、そんなコトを考えた。そんな儚い思考が、振動の侵襲で破られる。
「は――あぁあっ――ひあぁあっ――っ!」
おっぱいの、ふもとのところに、軽く触れられる。
それだけで、上半身の体中が、内側からホントに波打つ錯覚。
心臓から肺からガッて掴まれて揺さぶられてる――呼吸も、ままならない。
「はぁっ、はっ、あ、あっ……」
はぁとが呼吸困難に陥ったのを察したのか、プロデューサーは電動マッサージ器を離した。
離した――と姿見の向こう側では離れてたけど、感覚的にはぜんぜん余韻が収まってなくて、
もう機械音だけでさえ、はぁとはもだえちゃう。
また、プロデューサーが、おっぱいに触れさせてくる。
「くぁ――あっ、あっ――んああぁあっ!」
はぁとの呼吸と脈拍が弾けて、何度もパンパン弾けるうちに、思考がぼやけてくる。
ナニもかんがえられなくなっていく。
「ら、らめっ、そ、れ――、い、き、でき、ない――っ」
こんなセックスありかよ。まともじゃない。
……しんじゃうかも。
●
「はあぁあっ……ふああぁあっ、あ、あっ……」
はぁとの視界がチカチカする。
鏡ももう見てられない。
生殺与奪がプロデューサーの手に収められちゃってる。
おっぱい、だめ。これ以上、いじめないで。
いじめられたら、やばい、ぜったいやばいやつだってこれ。
でも、プロデューサーは聞く耳持たず。
繰り返す。何度でも。はぁとが、悲鳴あげて、その悲鳴がかすれて、またおまんこからもらしちゃっても、
「か――は、あ、ぁ、ひぁ、ひ、ぃあっ」
抵抗できないまま、キャラどころか、呼吸とか意識とかまでガタガタに壊されて、
イッてるんだかイッてないんだかよくわからない境地に追い込まれて、
自分の体のことはろくに感じられないのに。
なぜだか、背中のプロデューサーの鼓動が、走馬灯のようにくるくる回ってるのを覚えてた。
「あぁは……あ、あっ……し、しんじゃう……っ」
死んじゃう、やめて――と声を出せるほどの意識がかろうじて戻ってきた時、
プロデューサーは既に電動マッサージ器を止めていた。
「ま、まだ……やる、の……?」
止めていた、といっても、手には握っていたから、まだやるつもりらしい……。
「満足、したか?」
「し、しねーよ……こんなの……」
はぁとは、両腕で胸をガードした……次、やられたら、生きてられる気がしなかった。
そしたら、今度はプロデューサーが、はぁとのおヘソのあたりに……
「はぁあ――あ、あ゛あぁあっ! あぁああ゛おおぉお゛っ!!」
なか、おまんこのうえ、され、て――こわれ、る――っ!
●
このあたりから、はぁとの意識が飛び飛びなので、
ここからは、あとでプロデューサーから聞いた話で穴埋めして進める。
はぁとの心肺イカれさせて呼吸困難にした電動マッサージ器の攻撃が、
今度はおまんこの上にやってきた。
マッサージの名前はダテじゃなく、肌の下の肉まで感触が響くったら響く。
子宮とか、卵巣とか、そのあたりの、本来は感覚神経が通っていない場所が、
ぎゅんぎゅんと波紋のようなマッサージ機の刺激で、悶え狂う。
こんなの、耐えきれるわけなくって、じょばばばばって勢いよくもらしてしまう。
「んんんん゛っ……ん゛、ぐくっ……んんんぁぁ゛あああ゛っっ……!」
はぁとのお尻とかおまんこが、まとめてガクガク痙攣して、痙攣が止まらなくて、
プロデューサーは「これ挿入してたら膣痙攣で抜けなかっただろうな」とか心配したらしい。
お前、ちったぁはぁとの心配をしろ。
「かっ……ハァッ……あはぁっ……はぁっはぁっ、んはあっ、うはぁああぉおおお゛っ……!!!」
もうはぁとの満足とかどこへやらって感じだ。
はぁとをぶち壊してく行為に取り憑かれたプロデューサーは、
電動マッサージ器を駆って、はぁとをまだまだいじめてくる。
「だめ……だめ、だめ……あ、ああ゛、あっ――」
はぁとが馬鹿になっちゃった足腰をへこへこさせて、プロデューサーから逃げようとするけど、
ベッドから下りることもままならなくて、また電動マッサージ器の振動をお見舞いされ、悲鳴を撒き散らす。
首、振るだけでせいいっぱい。いや、いや、やめてって、懇願する。でもプロデューサーは、それを踏みにじる。
クリトリスと、おまんこの入り口に、アレを当ててくる。
「ああっ、あ、あああお゛っ!! イグッ、だめああ、いぐ、イグいぐいぐっ!!」
奥でぐらぐらしてるダメージが引かないうちに、今度は手前。
指でさんざんいじめられて布石うたれたところに、非人間的な低周波を食らって、
はぁとは手足をびくんびくんさせて空中やシーツの中で溺れてるだけの肉塊に成り果ててしまっている。
……なんでそこまで追い込むかなぁ。
そんな壊れちゃったはぁと、イヤだろ?
可愛くもないし、スウィーティーでも、セクシーでもなかったろ?
……ああ、はいはい。
しゅがーはぁと、ぶち壊すのが気持ち良かったのね。
普段は、プロデューサーとしてはぁとのコトを後生大事にシてくれてるから、その反動かなー?
勘弁してよ……ガキの人形遊びじゃないんだからよ……。
「あ、あ、あ、あぐううっ! あ゛うやあぁあ゛ああっ!」
いやぁ、このはぁと、ぶっ壊れてたよ。誇張抜きで。
●
ここまでだけでも絶縁モノの悪行なのに、
プロデューサーったら、追加のオモチャを持ち出してきた。
バイブレータ。アレのカタチをした、アレ。
プロデューサーのより、微妙にちっちゃいけど、真珠ぐらいのえぐいツブツブがびっしりついてる。
電動マッサージ器がなくなって、一瞬息をついて油断したはぁとの、
ほろほろと溶融寸前になってるおまんこに、それをぶち込んできやがった。
ああ。ここは、はぁともハッキリ覚えてるよ。
冗談じゃないよ。
やだっ。
こんなのでイカされるの、ぜったい――っ
「い――っあ、あっんはあっ、うはぁああぉおおお゛っ……!」
やだ、やだったら、やだ――!
「んひぃっ、お゛っ、おっぐ、んんっあ――ッ!!」
あたま、やききれちゃう。
「あっ、はッ!! ううあ゛っ、あァぅ、はうっ! あああ、いぐっ……ああ、はーッあ!」
でも、でも――っ
「おおおおお゛っ!! いや、いやこれいやあ゛っ!!
あああっ……はあっ!! んあアぁァあァあ゛あ゛あ゛っ……!!!」
こんなのって、ない、い、イキ、たく、なんかっ――!
「んぉおおおっおお゛おッっ!!」
い、イクの、や、や、だっ、
あ、ぁあぁ、ああ゛、
あ、ぁあ゛
あっ――!
はぁと、イクのがあまりに辛くて、唇噛み締めてたら血をダラダラ流して、
しまいにゃボロボロ泣いちゃった。
さすがに、プロデューサーも攻め手を止めた。
止まるのが遅い。
プロデューサーがココにいるのに、ナニが悲しくて、まがい物なんかで中イキせにゃならんのさ。
泣いた。
泣いて、泣きまくって、そのうちプロデューサーへの怒りがでてきて、
痙攣がおさまってきたら、ぎしぎしする頭痛や筋肉痛をおして、
プロデューサーをべちんべちんとはたいてやった。
オンナはなぁ、イカせりゃイイってもんじゃねーんだよバカヤロー……
本当だったらやっぱり絶縁モノだったんだけど、
はぁとが「今のプロデューサーは、モノの役が立たないから」ってナメてて、
そのせいでプロデューサーが怒ってた――というか、発奮してた?――のもあったので、おあいこにしてあげた。
●
なお、はぁとがこれだけ身を挺したのに、プロデューサーはフニャフニャのままだった。
なのでプロデューサーにムリヤリ休みをとらせて病院に行かせた。
すると、プロデューサーのEDの原因は、
過労およびスタドリやエナドリの過剰摂取による神経系の異常だ、とわかった。
どおりでプロデューサーのアタマがおかしくなっていたわけだ。
はぁとはプロデューサーのた・め・に(ここ重要だぞ☆)
プロダクションへ厳重に執拗に抗議した。
すると噂になってしまったのか、
プロデューサーが「そのぐらいにしてくれ」と泣きを入れてきた。
なんだよ。
自分は、はぁとが「もうやめて」って言ってもぜんぜん手を止めなかったくせに。
いい気味だ――その展開を狙ってたコトは、否定しないけど。
あんな力づくで何度も何度もしつこくイカせてもらわなくったって、
淑女なはぁとは、操を守って、プロデューサーのコト、首を長くして待ってるの。
だから早く治せよプロデューサー。
あと、さ。
はぁとは、あらためてプロダクションに実効性のある再発防止策を求めていく所存です。
プロデューサーにも、十分な睡眠などきちんとした体調管理を要求します。
(おしまい)
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