【艦これ】大井「禁煙」 (24)
煙草をやめてからというもの、よく蜜柑を食べるようになった。
喫煙は艦娘の嗜みだ。誰も彼もがポケットに箱を押し込んで、紫煙を燻らす。
しかし、ご時世かな、禁煙の波は我が泊地にまで及んできた。人口に膾炙するためにはまずお上から――そんな、ある種化石的な考えが、いまだに霞が関には蔓延している。
あちら側だけで済ませておけばよいものを、どうしてこんな寂れた漁村の泊地にまで適用するのか、心底理解ができなかった。きっと仲良くはなれないだろう。
喫煙室設置を経て、そしてついに敷地内全面禁煙へと至る。最後まで反対していたのは響と那智だ。大淀も裏で暗躍していたのは知っている。が、結局大勢を変えられはしなかった。
明石は棒付き飴をがりがり噛み砕きながら、今日も図面と向き合っている。川内の夜遊びは酷くなる一方だ。霧島は週末に必ず十冊以上の古本を買い貯めておくようになった。
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私は蜜柑を食べる。
白い筋を見るにつけ、北上さんの快活な笑いが脳裏によぎった。
蜜柑の白い筋なんて気にしたことはないのだけれど、北上さんはあれが口の中に残る感触がすこぶる気味悪かったらしく、一本一本丁寧に房から外していた。あれだけマイペースな人なのに、そこだけはとても几帳面で、そのギャップが強く焼き付けているのだろう。
私に煙草を教えてくれたのも、彼女だった。
艦娘が煙草を手放せないのは、とにかく待機の時間が永遠にも思われるからに他ならない。「待つ」という行為は苦痛の源だ。苦痛の体現が「待つ」という行為と言い換えてもいい。
日課の近海掃討程度ならば何も心配はない。シフトを組んで、六人一組で、午前と午後に三時間ずつパトロールする。深海棲艦と遭遇することはままあるが、逼迫した事態にはならないから。
けれど、少しでも規模が大きくなれば、私たちはひっきりなしに海へと飛び出していかなければならない。そこには海と敵と疲労と、一際大きく「死」があって、朝も昼も夜も存在しない。
煙草はそこにおいて何よりも代え難い誤魔化しだった。私たちは先発隊の帰還を「待っている」のではなく、ただ煙草を吸いたいがゆえに煙草を吸っているのだと自分に言い聞かせれば、多少でも焦燥と緊張が楽になるから。
――と、嘗て北上さんは私に言った。二年と四か月前のこと。
暗い暗い水平線の向こうから、万が一仲間たちが帰ってこなかったらどうしようと、泣きそうになっている私に。
暗い部屋の中で蹲っている私に、赤マルを差し出しながら。
戦争は不可避で、戦いは死に物狂いで、生は掴みとるものだと誰かが言った。それも北上さんだったかもしれなかったし、那智かもしれなかったし、雪風だったかもしれなかった。
覚えていないほどずっと昔に聞いた言葉。ずっと私に刻まれた言葉。
生は掴みとらなければならない。少しでも気を緩めれば、するりと抜けて落ちていく。
次が自分の番でないと誰が言える? 先発隊が既に崩壊していないと誰が言える?
それは恐ろしいことだった。私たちは常に死を待っているのだ。自らと、仲間の。
終焉は常に不確定。あやふやな事柄について考えるのは、無意味とは言わないまでも、無為である。そんなのは哲学者に任せておけばいい。
だから私たちは煙草に逃げる。夜更けに、早朝に、正午に、薄暮に。ひたひたと背後に忍び寄る足音からは逃げられないと知っているから。
蜜柑をひとふさ千切って、口の中へと放り込む。
値段の割には大ぶりだが、代わりに糖度は低い。酸味も薄い気がする。全体的に、味がぼけている。通販で一箱まるごと買ったのだが、どうやらはずれをひいてしまったらしい。かといって早めに食べつくしてしまわなければ余計に悪くなる一方だ。
正直なところ、規則くらいで煙草をやめるつもりはなかった。私だけでなく、ヘビースモーカーはみんなその心意気だった。どうせなぁなぁになると高を括っていたというのもある。
そもそもこの泊地の長が愛煙家なのだ。煙草だけではない。酒、女、博打、いずれも大好きな駄目人間。あいつがお上からの通達を素直に聞くはずなんて――誰しもがそう思っていた。
だがしかし、あいつはきちんと守った。やめたわけではなかったけれど、敷地の外にこぢんまりと備え付けられた囲いの中で、せせこましく煙を喫む姿が何度も目撃された。
あいつが規則を守るのならば、まぁ。そう言って追随する艦娘たちを横目に、私はマルボロをふかす。
きっとそれくらいで煙草を手放せた彼女たちは、私よりもずっと強い人間なのだろう。自らの死や仲間の死と真正面から向き合える人間なのだろう。
そんなことは到底できそうになかった。
蜜柑をまた一房千切る。口の中に放り込む。
まずい。
ぼんやりとした甘さと、特徴のない酸っぱさが、口内を暴れ回っている。
ただ、あいつが……言うから。
あいつが言ったから、そこまで言うのならやめてやろうじゃないかと、それだけの話だ。
あてつけがましく始めた禁煙は、そろそろ十か月を過ぎる。
「……北上さんからも、あとを任されてしまったし」
誰もいないのに、誰かに向かって言い訳をする。
北上さんとの二人部屋は、いまや全部が私のもの。彼女は半年前の大規模な海戦における働きが認められて、中央のほうに異動になった。それは名誉なことだ。私は止めなかった。止める権利がなかった。おめでとうとすら言った。言えたのだ。自分で自分を褒めてやりたい。
机の一番上の抽斗、その奥の奥には北上さんが残していった赤マルの箱がある。中は空だけれど、捨てるに捨てられないでいる。
あたしがいなくなったあと、提督と泊地をよろしくね。
荷物をまとめている最中に彼女はそう言った。そうして、私が近海で深海棲艦と戦っている間に、この泊地からいなくなってしまった。
北上さんが残していったのは、この赤マルの空箱と、煙草の吸い方くらい。そして煙草さえも私から奪われて、どんどん私の中の彼女の要素が少なくなっているのを感じる。
とはいえ、別に今生の別れではない。連絡先は知っているし、住所だって。休暇を見つけて会いに行くことは難しくない。正月には年賀状も来た。別天地の仲間たちと一緒の写真で、彼女ならば当たり前だと思うけれど、うまくやれているようだった。
蜜柑を一つ食べ終わると、チラシで作ったゴミ箱に皮を放り込んで、私は立ち上がる。
そろそろあいつの様子を見に行かなくてはならない。
扉を開いて、廊下へと脚を踏み出す。
もともと中学校の特別棟だったらしい艦娘の宿舎は、無駄に廊下が広く、無駄に窓が大きく、そして無駄に寒い。
夜の闇と、ぽつぽつした灯りが海の上に見えた。
海は依然として平和には程遠いけれど、半年前に北上さんが戦艦水鬼を撃滅してから、目に見えて深海棲艦の出没は減っていた。それは何も体感だけでなく、あいつの調査によるデータから得られた明確な値だ。
あれだけの規模、あれだけの激戦、あれだけの戦略的価値がある勝利。そりゃあ心だって跳ねる。
執務室の扉をノックした。控えめに、二回。集中を途切れさせてしまったら悪いと思って。
「……提督?」
もう一度。しかし返事はない。
「入りますよ」
筆頭秘書艦の立場は、一応私が北上さんから引き継いでいる。問題はないだろう。
「……まったく」
あいつは――提督は、椅子の背もたれに体を預けて眠っていた。額に張り付けられた冷却シートがずれて、左目のところまでずり落ちてきている。
スラックスとワイシャツはスツールの上に無造作にひっかけられていて、本人は一昨日と同じ黒いジャージ。何故かスリッパが足元のゴミ箱に片方だけ叩き込まれている。
机の上にはデュアルモニタのパソコン。そして栄養ドリンクが二箱。両方封は切られていて、空き瓶が十本以上机の上に転がっている。だけでなく、コンビニ弁当の空き容器も積み重なって、まるで五重塔だ。
床に転がっているのはカップ麺のかやく袋。絨毯に緑色の……乾燥した葱だろうか。それが点々と散らばっている。
私は顔を顰めた。その執務室の惨状に、ではない。いや、多少はそれもあったけれど、なにより、鼻を利かせなくとも、充満した煙草のにおいに気が付かないはずがない。
顔を少し動かす。ディスプレイに隠れて、灰皿と、山となるほど押し付けられた煙草が見える。先日テレビで見たハリネズミを彷彿とさせるほどの量。
「もう……」
口から漏れ出たその言葉が、自分で想定していたものよりも随分と柔らかくて、私は思わず自分の口を抑えてしまう
こいつはくそみたいな人間だった。いや、事実、どうしようもない駄目人間だった。いつだって煙草臭く、酒が弱いくせに好物で、すぐに博打で散財し、隙あらば私の胸やら尻やらを触ろうとしてくる最低の男。
けれど、神は決して二物を与えないかもしれないが、代わりに全人類に平等に、一物は与えてくれる。
我が泊地の長たるこの男は、こと海戦においては、とかく優秀なのだった。
先の海戦で北上さんは戦艦水鬼を撃滅させるという大戦果をあげたけれど、それが彼女だけの、彼女単一による功績だとは誰も思っていなかった。誰よりも北上さん自身が。
的確な指示。戦力の分配と機を見た投入。深海棲艦の動きを先読みし、待ち伏せを友軍に報せ、逆手に取った反攻作戦。あの時、あの海の全ては、こいつの手のひらの上にあった。頭脳の中に納まっていた。
こいつ泊地に就任してから一年と少し、轟沈は勿論のこと、大破の一人さえ未だに出ていない。それは恐ろしいことだ。背筋が凍るほどの前人未到に違いない。
だから私は。
実に癪なことだけれど、こいつの言うとおりに煙草をやめようと思ったのだ。
禁煙を始めたのだ。
大井、煙草を吸うのをやめろ。
俺は誰も死なせない。
これからは恐怖を煙草で紛らわせる必要はない。
普段のだらしなさからは想像できないくらい、真っ直ぐに私を射抜いたあの視線に、私は……。
「……酷い有様ね」
冷却シートはだいぶぬるまって、最早殆ど常温だった。弁当の漬物、米粒、パセリ、どれも干乾びている。
素行に大いに問題はあるけれど、それを補って余りある才能が、こいつには満ち溢れている。しかし本人にはまるで出世の意志はないらしい。勿体ない、とは思う。
それでも本人の意志などお構いなしに、周囲が放っておかないのは仕方のないことだろう。だから彼はいま論文の締切に追われている。栄養ドリンクの空き瓶と弁当の容器と煙草の吸殻に埋もれながら。
とりあえず、私はやつの額に新しいシートを乗せてやった。そしてゴミ袋を引っ張り出して、机の上のゴミたちを手当たり次第に片っ端からぶちこんでいく。分別? 知ったことじゃないわ。高温なら燃えるでしょう、きっと。
かなり盛大に音を立ててもやつは眼を覚ます気配がなかった。好都合だ。一気に掃除を進めてしまおう。
椅子なんかよりもきちんとベッドで眠って欲しいところだが、さすがに私一人では寝床まで運べない。海の上ならばまだしも、陸では私は、あくまで単なる二十二歳。
どうせあのジャージも三日か四日、着た切り雀のはずだけれど……見なかったことにしよう。
せめてスラックスとワイシャツはクリーニングに出しておこう。どうせ来週末には、今作成している論文をお偉方の前で発表しなければならないのだ。「大規模海戦における人型深海棲艦への対処と艦娘運用方法」とかなんとか、言っていたっけ。
論文の出来次第では修士だか博士の称号を得られるとも言っていた。それでもやはり、本人は興味がないようだ。
「……ま、あんたは私の胸と尻にしか興味がないものね」
くだらない。……本当に、くだらない。
どうしてこいつは、名誉だとか称号だとか、地位だとか徽章だとかを全部うっちゃって、私なんかを抱くだけで満足できるのだろう。
防衛省の高官とまではいかなくとも、呉やら横須賀やら佐世保やら、そういった大きな鎮首府の指揮権を得れば、女なんていくらでも選り好みできるのに。
「馬鹿な男」
ワイシャツを拾い上げて、壁に寄り掛かる。
「……どうしようもないくらい、馬鹿な男なんだから」
男が全員ここまで馬鹿だと言い切れるほどには、私には経験はなかったけれど。
抱きしめる。やつの匂いが鼻孔を辿り、脳髄を浸す。
ぴりりとした静電気が肌の上を走っていく。
あ、だめだ。
これはよくない。
一週間ぽっち距離が開いただけで、これほど、ここまで、こんなにも……。
「っ!」
スイッチが完全に入りきるより先に、腕の中にあるやつの匂いを放り投げることができたのは、殆ど奇跡のようなものだった。
息が荒いのは部屋の掃除をしていたからで、空気が煙草くさいからで、決して気持ちが昂ぶったからではない。当たり前だ、あんなやつの匂いを嗅いだくらいで発情してたまるか。私は変態じゃない。誓って違う。
「……ん、んぁ?」
さすがに物音に気が付いた様子で、やつは無精髭をざりざりと撫でながら、半開きの眼で周囲を窺う。
「……大井?」
「そうですよ。あなたの秘書艦の、大井です」
「あ、うわっ! やべっ」
やつは意識が覚醒したかと思うと、途端にばたばたと慌てだして、その太い腕で机上の何かを隠す。山盛りになった灰皿を。
「……別にどうだっていいですけど」
一週間も部屋に缶詰している人間に、これ以上の不便を強いることができるほど、私は鬼でもなければできた存在でもない。
「進捗はどうですか? 集中するために部屋に籠ったって、根の詰め過ぎは体に毒でしょう。もともとあなたはそんなタイプでもないんですから」
「ひひっ、大井、そりゃあ違うぜ。俺はガキん時から一夜漬けで試験を突破してきたんだ」
「そりゃあ凄いですね」
こっそりとワイシャツを脚で遠くまでやる。
「何か作りますか? 食べたいものはあります? それともお風呂沸かしたほうが?」
「あぁ……どっちも魅力的だなぁ。進捗は八割ってとこか。もう一山超えるために、一息入れるのは、『有り』寄りの『有り』だな」
少しふらつく足取りで、やつは椅子から立ち上がる。こき、ぽき、ごきんと関節が盛大に音を鳴らす。
「疲れたぁ……」
そのままゆっくりと近づいてきて、私を抱きしめてくる。
身長差は頭一つ分くらいある。それでもこいつは、わざわざ跪いてまで背丈を調整し、私の胸へと顔を埋めてきた。さらにあたかも偶然を装いながら、限りなく自然な動作で、尻に手が回っている。
こいつは……。
「ほんっと、疲れた」
こいつは、どうしてこうも、極めつけの馬鹿なのだろう。
ぼさぼさの頭部が今私の視界の下の方にある。普段は見られない景色だった。
「あぁ」だの「うぅ」だの呻きつつ、やつは胸元に顔を埋めたまま、まるで動こうとしない。私はその間手持無沙汰だったので――と自分に言い聞かせて――自由な両腕をこいつの頭部に回す。
指の間を髪の毛がすり抜けていく。梳くように、ゆっくり、ゆっくり、形に添って、頭を撫でてやった。
「お疲れ様です」
「まだ終わっちゃいねぇけどな」
「……そうでしたね。でも、八割くらいはできているんでしょう?」
「現場を知らないやつらに説明するのが苦行なんだよ。戦況ってのは目まぐるしく変化する。ぶっちゃけ、二者択一を直感で選び取る場面なんざクソほど多い。それらをいちいちパターン化してタグ付、機械的に指揮を出すなんてのは、非効率もいいとこだ」
喋られるたびに、吐息がカーディガンに籠る。
肌が熱い。胸が熱い。
「『どうして敵の待ち伏せがわかったのか?』なんてことを逐一説明したところで同じ状況なんか二度と訪れねぇだろうが。
諸島におけるそれぞれの小島の位置、そして駆逐のガキどもが集めてきてくれたソナーによる海底地形の情報、それらを複合的に重ねあわせりゃ海流の向きと強弱も見えてくる。敵の逃げ出す方向が潮の流れに逆らってんなら、そりゃ何かあるって考えんのが普通だろう。
なら常に海流を読み込んでから戦いを始めるかよ。無駄だろ、無駄。多角的な視野からありとあらゆる状況に備えやがれ! 以上! それで済む話だっつーの」
「でも、それができる人間は、限られている」
「……はぁ」
大きなため息。
「あなたの知見と経験を共有化することには、大きな意義があるはずでしょう。でなければ、今度こそどこかの鎮首府に栄転ですよ」
「……はぁーあ」
そうだよなぁ、と顎の下から声が漏れ聞こえてくる。
「それは、いやだなぁ」
「なら、頑張らないと。だから頑張っているんでしょう?
ご飯食べますか? それともお風呂?」
返事はなかった。代わりに、大きなごつごつとした手が、私の尻から背中へと動く。
力強く、けれどゆっくりと、こちらの身を案じるかたちで、壁へと押し付けられる。立ち上がるにともなって、やつの顔が胸から首筋へと。
吐息が熱い。耳の裏と、鎖骨の上が、焼けている。
抵抗することは容易だった。やめてと突き飛ばすことも。
「……『お前』、っつーのは、聊かテンプレすぎるか」
まさか期待していたわけじゃあるまいし、とやつは言った。私は勿論それに返事をすることなく、唇を重ねる。
メンソールの味がした。
* * *
眼を開ければ、根元の縛られたコンドームが二つ、ティッシュにくるまれて置かれているのが見えた。枕元。自分のものではない。
こうやってなし崩しに抱かれるのはもう数えきれないほどになる。よくないなぁ、よくない、と自分に言い聞かせてみたところで、一向に改善の兆しが見えないのはどうしてだろう。自制も自省も、効くほうだとは思っているのだけれど。
首元に少し痛みがあった。触れてみる。指先には何も感じない。自分で確認できないが、予想はつく。もう少し隠しやすいところにつけてほしいのに。
左にもう一人分のスペースがあった。その空間の主はいない。
心地の良い気怠さに支配されながらも、ゆるゆると上体を起こした。薄暗い部屋の中で、ディスプレイの灯りだけが、一際明るい。
LEDの独特な白さが、やつの顔をぼんやりと浮かび上がらせている。真剣に論文と向かい合うその表情を。
人はいずれ死ぬ。私たちは、ただバスを乗り継ぐだけの旅行者に過ぎない。待つばかりのしがない存在。
ただ、どうやら、やつのあの顔を見る限り……。
まだまだ禁煙は続けられそうだった。
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おしまい。
サラマンダさんの大井が可愛すぎたので書いた。
バレンタインとかなんも関係ありません。
過去作もよろしくお願いします。
いま投下してる別スレもよろしくお願いします。
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