みほ「ねぇ?浮気?」
男「違うってちょっと道ですれ違っただけだって」
男「そもそも浮気って....」
男「俺たち別にただの友だちだし....」
みほ「ちょっとなに言ってるかわからないけど」
みほ「もう監禁しちゃおうかな...」ボソッ
男「え?」
みほ「なんでもないよ ふふふ」
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沙織の家
男「ってことがあったんだよ」
沙織「へ~はい 今日はグラタンを作ってみました」
男「おっおいしそうだな」
沙織「でしょ?でもみぽりんもおかしいよね」
男「?」
沙織「君と付き合っているのは私なのに」
沙織「男君 沙織ならいいお嫁さんになれるって言ってくれたよね」
沙織「これはもうプロポーズだよね~」
男「いや別にプロポーズじゃなくて褒めただけで...」
沙織「え?なに言ってるの?」
沙織「.....もう既成事実を作って」ボソッ
男「え?」
沙織「なんでもないよ!明日もすごくすごく美味しいご飯作るから食べに来てね」
麻子の家
麻子「男...」ギュッ
男「ちゃんとご飯食べたか?薬飲んだ?」
麻子「食べたぞ 褒めてくれ」
男「しょうがないな」ヨシヨシ
麻子「別の女の匂いがする....」
男「(やべっ!ファブリーズするの忘れてた)」
麻子「お前も私を見捨てるんだな.....おばあみたいに私をひとりにするんだな!!」ナイフを振りかぶって胸に刺そうとする
男「あぶね!!」麻子の手から無理やりナイフを取る
男「ちょっと切っちゃった....電車に乗ったからその時に匂いがついただけだよ....」
麻子「あっごめん....私また」
男「大丈夫だよ....」なでなで
麻子「ぐすっ.....明日もきてくれるか?」
男「いいとも...」
華「麻子さんの様子どうですか?」
男「今日は割と落ち着いてたよ」
華「あなたも優しいですよね」
華「毎日麻子さんの様子を見に行って」
男「友達だしな ほっとけないよ」
華「ふふふ......」
華「.....あなたのその優しさが人を狂わせるんですよ」
華「.....その細い二の腕すごくおいしそうですよ...」
男「え?」
華「なんでもないですよ」
華「麻子さんの様子どうですか?」
男「今日は割と落ち着いてたよ」
華「あなたも優しいですよね」
華「毎日麻子さんの様子を見に行って」
男「友達だしな ほっとけないよ」
華「ふふふ......」
華「.....あなたのその優しさが人を狂わせるんですよ」
華「.....その細い二の腕すごくおいしそうですよ...」
男「え?」
華「なんでもないですよ」
優花里「お疲れ様です」
男「おつかれ」
優花里「これからお帰りですか?」
男「うん これから帰るとこ」
優花里「今日はどこへ?」
男「みほと遊んで 沙織の家でご飯を食べて 麻子の様子をみて華と話してって感じかな」
男「みんなで遊べばいいんだけど 一回みほに呼ばれた時沙織を連れて行ったら血の雨が降りそうになったからなぁ」
優花里「はは.....私はあなたが幸せならなんでもいいですけど」
優花里「辛かったらなんでも言ってくださいね」
男「ありがと」
生徒会室
杏「やーやー」
男「すいません ここのところお昼毎日来ちゃって」
杏「いいよ~ ゆっくりしていって」
男「なんか最近教室の空気が悪くて」
杏「ふーん」
杏「男ちゃん 最近睡眠時間減ってるよね」
男「え?」
杏「あとあんまり遅くまでアッサムちゃんと電話してるのは良くないと思うよ」
杏「冷蔵庫の卵の買い置きもそろそろ無くなるから買って帰った方がいいよ」
男「なんでそんなこと....」
杏「なんでかな~」
典子「今日も練習に付き合ってくれてありがとう」
男「いいよ 俺も運動不足の解消になるし」
典子「でもなんか元気ないよね?」
男「なんか会長が俺のこと詳しく知りすぎてて怖いなぁって」
典子「へ~消そっか?」
男「えっ!?」
典子「不安なら私が消してあげるよ」
典子「君の不安の種は排除しないと」
男「大丈夫....だよ」
典子「そっか!じゃあ練習続けましょう!」
優季「痛っ!」
男「大丈夫?」
優希「足挫いちゃって....」
男「ほらおんぶするから保健室に行こう」
優希「ありがとうございます....//」
エルヴィン「・・・・・・・・」
エルヴィン「おい!」
男「ん?どうしたの?」
エルヴィン「なぜ私以外の女に優しくするんだ?」腹パン
男「痛っ....」
エルヴィン「お前は私の物だろ!!」ボコボコ
男「痛いっ!やめて!!」
エルヴィン「はぁ....私の心はもっと痛いんだ....」
男「俺はお前の物じゃ....」
エルヴィン「うるさい!!」ザシュボコギタ
・・・・・・・
男「いたい.....」
エルヴィン「ごめん....私....私」
男「いいよ.....」
華「男さん ケーキを作ってみたんで食べてくれませんか?」
男「いま深夜の3時だよ?」
華「すいません...どうしても食べてもらいたくて」
男「いいよ 入ってお茶でも入れるから」
・・・・・・・・・
男「いただきますー うん美味い....けどなんか眠くなって来た....」
華「ふふっ」
華の家
男「あれ...,ここは?」
華「目が覚めましたか?」ジョリジョリ
男「えっ?なんで包丁研いでるの?ていうかこの手錠なんだよ!!」
華「これからあなたを捌くんですもん しっかり研がないと」
男「勘弁してくれよ....」
優花里「ふっ!」ザクッ
華「えっ.....」
華の腹部に包丁が刺さり血が吹き出す
杏の家
杏「ありゃー こりゃ警察呼んだ方が良さそうだね まぁ私的にはライバルが減るからいいかな」
・・・・・・・
優花里「大丈夫ですか?」帰り血まみれ
男「ひっ....人殺し」
優花里「えっ.....」
インパルス板倉「警察だ!!」
優花里「信じてたのに信じてたのに信じてたのに信じて信じて信じてたのに....」
優花里「貴方の為に....」
こうして優花里は逮捕され男はショックと華から盛られた薬の後遺症で入院がきまった
病院
男「ありがとう 来てくれて」
麻子「大丈夫か?」
みほ「沙織さん.....帰ってよ 男君の見舞いは彼女の私だけで十分だよ」
沙織「なに言ってるの? 私は男君の嫁だよ?彼女なんてちゃんちゃらおかしいよね」
みほ「へぇ....そろそろ決着つけようか」
沙織「そうだね....」
男「・・・・・・」ブルブル
麻子「おい!お前らもう帰れ 男が震えてるだろ」
みほ「ごめんなさい.....」
沙織「ごめん.....」
沙織「西住さんのせいで追い出されちゃったじゃん」
みほ「武部さんのせいでしょ」
???「ふふっ」すれ違いざまにナイフで刺す
・・・・・・・・・
麻子「西住さんと沙織が刺されたらしい」
男「えっ......」
麻子「赤いカッパを着た通り魔の犯行らしい」
男「なんで....こんなことに....嘘だろ」
麻子「ああ....信じられないがな」
男「麻子も帰り危ないんじゃ....病院に泊まった方がいい...俺もそうしてほしい」抱きしめ
麻子「ああ そばにいる お前の隣にいるよ」
麻子「ちょっとお菓子でも買ってくる」
・・・・・・・
インパルス堤下「こないだ逮捕した女子高生脱走したらしいな....」
インパルス板倉「悲しみの連鎖は続くんですね」
校庭
典子「あっボール転がっていっちゃった」
典子「取りに行かないと」
バスケットゴールの下に転がったボールを取りに行く
典子「えっ」
バスケットゴールが典子の上に落ちてくる
赤いカッパの人「ふふっ」
・・・・・・・・・・
エルヴィン「たまに深夜にコンビニ行きたくなるんだよね」
エルヴィン「この長い階段を降りると近道なんだ ちょっと怖いけど」
赤カッパ「ふふっ」ドン!
エルヴィンを階段から突き飛ばす
・・・・・・・・・
杏の家
杏「なにこいつ.....」
杏「仕掛けたカメラに知らない人が写ってる」
杏「赤いカッパ...西住ちゃんを刺した奴か」
男の家
赤カッパ「ふふっ!」ガサガサ
杏「なにかカメラに見せてきた....なになに」
赤いカッパの人「ふふっ」今からお前の所に行く
杏「えっ......」
・・・・・・・・
公園
男「車椅子押してもらって悪いな」
麻子「お前には散々面倒見てもらったしな」
男「逆になっちゃったな」
優花里「・・・・・」ニャァ
男「!?」
麻子「どうかしたか?」
男「なんでもない....多分気のせいだから」
男「病室に戻ろう」
夜
麻子「ちょっと電話してくる」
男「おう」
5分後
男「足音?麻子かな」
コツン コツン ガチャ
男「麻子?」
優花里「違いますよ~」
男「優花里!? その赤カッパ....お前が」
優花里「会いたくなって来ちゃいました」
優花里「最初は貴方が幸せならなんでもよかったんですけど」
優花里「一度拒絶されてわかったんです 一緒に死んで来世で幸せになるしかないって」ナイフを構える
男「ならみほや沙織を刺す必要があったの?」
優花里「え?」
インパルス板倉「警察だ!!」
麻子「無事だったか!ナイフを持ってる奴が徘徊してるらしくてもしかしたらとおもってな」
・・・・・・・・・・・
男「結局みんな死んじゃったな....」
麻子「ああ....でもわたしはずっとお前のそばいるぞ」
男「麻子.....」抱き
麻子「これで私だけの者だ.....」
麻子「ふふっ」
完
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