ヤムチャ「ここがハンター試験会場か……!」 (1)


 人造人間との戦いまであと二年を切っていた。
 ヤムチャは悟空たちと別に修行を重ねていたが、
 自分の力の限界を感じていた。
 
 フリーザより強いとされる人造人間……。
 正直ついていける気はしなかったが、もう足手まといになるのもこりごりだった。
  
 ヤムチャは悩みぬいた末、一つの決断を下した。

 ドラゴンボールを集め、神龍を召還したのだ。


神龍「さぁ願いを言え……。どんな願いも一つだけかなえてやろう……」

ヤムチャ「お、オレでも満足に修行できる場所に送ってくれ!!」

神龍「それがお前の願いか……?」

プーアル「ヤムチャさま! ボクもご一緒させてください!!」
ヤムチャ「ああ! 神龍! オレとプーアルを、だ。
     オレだってもっと強くなりたい……!! 頼む! 神龍!!」

神龍「わかった……」

 神龍の目が光り、フッ、とヤムチャとプーアルの姿が消える。
 その瞬間、ヤムチャとプーアルは地球から消えた。


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