ねこをひろった。 (88)
*そこに ねこがいる
https://i.imgur.com/Ud8dgX6.jpg
観察する
https://imgur.com/V6V6t7n
*それは猫だ
*夜の公園の中 無情にも捨てられている
*珍しいことではない
*...雨が降っている このままでは風邪をひいてしまうだろう
// いくつかのミスを訂正
>>2
https://i.imgur.com/V6V6t7n.jpg
*それは猫だ
*夜の公園の中 無情にも捨てられている
*珍しいことではない
*...雨が降っている このままでは風邪をひいてしまうだろう
自分家に持ち帰り
>>5
https://i.imgur.com/hVugIU7.jpg
*猫を連れ帰るべく 手をのばす
*しかし伸ばした手は 猫の爪によって 弾かれてしまった
*猫はこちらを睨んでいる
*どうやら 警戒されているようだ
*引っかかれた手の甲が じくじくと痛む
ゆっくり手を差し出し匂いを嗅がせる
大丈夫と口に出しつつ撫でれるなら頭撫で撫で
猫の容姿をよく観察する
手持ちで猫が食べられそうなものを与える
>>7
https://i.imgur.com/kfalGB5.jpg
*ゆっくりと手を差し出す
*警戒されないように 細心の注意を払って
*しかし猫は差し出された指先を睨みつけ じりじりと後ろへ下がっていく
*そこにあるのは 未知の存在に対する恐怖ではない
*既知の痛苦を嫌う 憎悪の目だ
*とても 今は猫には触れないだろう
近くで背を向けて座ってみる
>>8
https://i.imgur.com/8VrTIG5.jpg
*猫の全身を よく観察する
*猫は日に当たっていないかのように色白で 毛並みも整えられている
*まだ幼さの残る顔立ちだ
*人間の年齢に直せば 10台も前半といったところか
*懐を探れば、財布と家の鍵 携帯電話が見つかる
*食べ物はない
傘を猫に与え近くのコンビニへ
肉まんとか買って与えてみる
>>10
https://i.imgur.com/Z9Txeag.jpg
*近づいて 攻撃の意思がないことを表そうとする
*しかし少しでも脚を近づけようとすると 猫は威嚇するかのように口から吐息を出す
*鳴き声はでてこない
*喉を潰されているのかもしれない 外見からはそういった様子は見えないが
*これ以上近づけば逃げられるかもしれない
*だがもし近づく事に成功すれば 無理矢理にでも猫を引き摺り帰る事ができるだろう
*どうにか策はないだろうか
>>12
https://i.imgur.com/MI4tvg3.jpg
*傘を猫の所まで持っていこうとする
*しかし猫はあなたが近づこうとすると 威嚇してその場から逃げようとする
*華奢な脚は がくがくと震えている
*無理矢理に傘をおいても 猫は逃げてしまうだろう
*近くのコンビニエンスストアに向かうと 財布から硬貨2枚を取り出して肉饅を買う
*猫の居た場所に戻ると 幸いにもそれはまだそこにいた
*ぐったりと身体を丸め 全身はがくがくと大きく震えている
*... 目を放したのは失敗だったかもしれない
無理やりにでも抱き上げて急いで家へ
お風呂へ直行
>>15-16
https://i.imgur.com/FF6jkBS.jpg
*弱っている猫に近づくと 無理矢理に抱きかかえる
*猫は抱き上げられると 全身を動かして逃げようとする
*だが 雨に濡れたその身体に力は入っておらず 猫が胸中から抜け出す事はできない
*そのまま猫を家に連れ帰る
*家につく頃には 抵抗はすっかりと収まっている
*腕の中を見れば 猫はぐったりとして 気を失っている
*呼吸は浅く 体温はとても低い
温かい蒸しタオルで身体を拭いてあげてそのままベッドへ寝かせる
起きるまで手を繋いであげながら見守る
バスタオルで包む様にネコの毛の水けを取ってから
毛布にくるんで寝かせる、寒くて震えているようなら暖房を入れる
>>18
https://i.imgur.com/DmQSi51.jpg
*猫を家に連れ帰ると 適度に温めた蒸しタオルを用意して下着を脱がす
*一糸纏わぬ姿となった猫の 美しい肢体を丁寧に拭いていく
*所々にこびり着いた泥が 濡れたタオルを汚していく
*猫が起きる様子はない
*震えは収まっていないようだ
*それでも手を握ってやれば 身体の反応故か きゅっと細い指を絡めてくる
自分も布団に入り後ろから抱きしめてあげる。そのまま就寝
>>19
https://i.imgur.com/J3i0wZr.jpg
*整えられた猫の毛並みに タオルを当てて乾かしていく
*猫の毛から水を弾いてやれば 年頃の猫特有の ミルクのような甘い香りが漂ってくる
*十分に水気をとってやると 猫の身体を毛布で包み 暖を取らせる
*震えが収まった様子はないが それでもマシにはなっただろう
*より暖を取る為に 暖房のスイッチを入れる
*だがどれだけボタンを押しても、エアーコンディショナーが動く様子はない
*どうやら壊れているようだ
>>21
https://i.imgur.com/aSkjLW5.jpg
*猫に布団をかぶせてやると 自らも布団をかぶり 猫を後ろから抱きしめる
*小さな布団では ふたつの生き物を同時に温める事は難しい
*それでも猫へと体温は送られ 猫は暖を得るだろう
*これで朝まで持つかは 最後は猫自身の生命力の問題だ
*睡魔が近づいてくる
*もう 今日やり残したことがなければ このまま眠りの淵から意識を落としてしまうが
*本当にいいだろうか?
このまま抱きついてた方が良い気がするし寝ちゃう
家にある物を確認する
>>24
https://i.imgur.com/1d8h75U.jpg
*猫に抱きついたまま 自らも目を閉じる
*浅い猫の呼吸と 自分の呼吸が 重なっては離れていく
*柔らかな身体は どんな抱き枕よりも抱き心地がいい
*漂ってくる甘い香りは 猫の身体から発せられるものだ
*それらを散漫に味わっているうちに 意識は闇へと落ちていく
*静かに ゆっくりと
*静かに
*... ... ...
*... ...
*...
*目を覚ます
*あなたの腕の中から あの小さな温もりは消えていた
>>25
https://i.imgur.com/lWErBYC.jpg
*必要ない
*自分の家だ
*何があるかくらい知っている
*無意味だ
*必要ない
*今は猫のことだけを考えていよう
*猫のことだけを考えていよう
*必要ない
自宅を捜索して猫を探す
ついでにキッチンに行き食料の確認
猫を温かい風呂に入れる
>>28
https://i.imgur.com/R3apnlS.jpg
*ベッドから降りて猫を探す
*幸い 猫はすぐに見つかった
*部屋の隅で じっとあなたを睨みつけている
*バスタオルは まだ身にまとったままだ
*震えている様子はない
*台所にいく
*作りかけのまま放置している鍋がある
*冷蔵庫を開くと 中からは腐臭がした
*冷気が漏れ出てこない 故障しているのかもしれない
*中には肉と牛乳がある
// いくつかのミスを修正
>>28
https://i.imgur.com/R3apnlS.jpg
*ベッドから降りて猫を探す
*幸い 猫はすぐに見つかった
*部屋の隅で じっとあなたを睨みつけている
*バスタオルは まだ身にまとったままだ
*震えている様子はない
*台所にいく
*作りかけのまま放置している鍋がある
*冷蔵庫を開くと 中からは腐臭がした
*冷気が漏れ出てこない 故障しているのかもしれない
*中には肉と牛乳がある
*猫の食べられそうなものはない
>>29
https://i.imgur.com/ijnduDu.jpg
*猫を風呂に入れようと 猫に近づく
*すると昨日と同じように猫は声にならない唸りを上げて その場から逃げようとする
*どうやら まだ警戒はとけていないようだ
*体力をある程度取り戻した今であるなら 無理やり捕まえるのも一苦労だろう
*何かしらの策が必要かもしれない
ゆっくり近づき猫に熱が無いか確認
触れても大丈夫なら手を引いてぬるめのシャワーを浴びさせに行く
猫にここでゆっくりしていて欲しいと伝えた後買い出し。鍵を閉めて急いで近くのスーパーへ行き牛乳や鍋に必要だった食材を購入。余裕があれば発砲スチールとドライアイスを貰い即席冷蔵庫に。
>>33
https://i.imgur.com/7kFgEJh.jpg
*ゆっくりと猫に近づいて 熱がないかを確認しようとする
*だが少しでも脚を近づけようとすると 猫は再びその場から逃げようとする
*これ以上の接近は難しそうだ
*この猫にとって ここに残っているのは行き場所が無いからというだけで 心を許した訳ではないのだろう
*猫をシャワールームに連れていくのであれば
*何らかの策を講じる必要がある
買い出し時にまたたびも買っておく
>>34 >>36
https://i.imgur.com/uCJdBnG.jpg
*猫にここで待っている事を伝え 家から出る
*扉に鍵は閉めたが 窓や裏扉は内側から幾らでも開けられるので 猫が逃げようとするなら逃げれてしまう
*急いで買い物をしよう
*鍋を作るのに必要な食材は すでに鍋に刻んで入れている
*味を変えようと思わなければ あとは煮込むだけでいいのだ
*なので大きな発泡スチロールを貰い、ドライアイスを買う
*金はあるのだ 少なくはない額が
*マタタビはコンビニには販売していないので ペットショップに寄る
*近年は猫飼いも増えているので こうしたグッズはペットショップに行けばすぐにでも手に入る
*ただ近年 猫の乱獲や子供が増えすぎた事による野良化が相次ぎ 出産による若い年齢での死亡も増えている
*無理やりな出産を強制させる事に法的罰則がないなど 猫と人との関係の法整備が整っていないのも原因だろう
*マタタビを買って店を出る
*人と話すのはとても疲れる
*とても
不思議な世界観だ
急いで帰宅し作りかけの鍋を調理。
ミルクも温めて猫のところへ持っていく。
>>38
https://i.imgur.com/Cws6Z7T.jpg
*足を早めて帰宅する
*ベッドを見ると 猫は音に反応してか 毛を逆立たせて此方を睨んでいる
*ここから出ていくつもりは 今のところは無いらしい
*作りかけの鍋に火を入れる
*竈に乾いた木の枝を焚べ 燐寸で火を灯す
*熱はすぐに燃え上がり 乾いた音を断続的に立てる
*すぐに 鍋の中からは腐ったような臭いが零れ出てくる
*当然だ この鍋はもう何日も前から放置し続けている
*冷蔵庫からミルクを取り出す
*硝子のコップに注ぐと 中程辺りでヒビ割れからミルクが漏れ出 調理場の床に溢れる
*ミルクもまた 腐臭を放っている
やばい現状だった
鍋の中身を捨て、割れてるコップも破棄、零れたミルクを拭き取る等後始末。
猫にもう少し待っているように謝りながら伝えて再びスーパーへ
もう簡単に出来、身体にも優しいうどんと牛乳、新しいコップを買い帰宅。
>>40
https://i.imgur.com/9T6aHcK.jpg
*鍋の中身を捨て コップを破棄し ミルクを拭き取る
*これらには全て腐臭と埃が染み付いていて それはどれだけ始末しても消えはしない
*猫のところへ向かうと 猫は自分の毛繕いをしていた
*足音に気づいたのか 寝室に顔を出すとすぐに此方に目を向ける
*その目には未だに警戒の色が根強い
*簡単には近づけてはくれなさそうだ
*再び外へと駆け出て 簡易食と食器 牛乳を買う
*前に見た時より物価が上がっている
*この景気では当然だが
*家に戻っても 猫は位置を変えずにそこにいる
*普通 猫は自分の居場所をマーキングした後は 長くそこに居座ることはないものだが
*まだ消耗が抜けきってはいないのだろう
こいつはどんな生活をしていたんだ…
まずミルクをぬるく温め、猫の傍に置いてあげる。お腹が空いてそうなら一緒にうどんを食べる。
>>42
https://i.imgur.com/KtDQIpj.jpg
*ミルクを鍋にかけ 人肌程度に温める
*寝室に入ると 猫は変わらず此方を睨んでいる
*警戒は解けそうにない
*猫の近くにミルクと 一緒に作っておいたうどんを置く
*猫はミルクを一瞥すると 再び此方を睨み そしてまたミルクに視線を戻す
*ミルクには手を付けようとしていないが 意識はそちらに向かっているようだ
*... どうやら こちらが気になってミルクに手を付けられないらしい
じゃあ食べ終わるくらいの時間部屋を出る
>>45
https://i.imgur.com/gmUfU6i.jpg
*部屋を出て 炊事場で暫く時間を待つ
*ただじっと待っていると 頭の中に色々なものが浮かんでくる
*昔からの癖だ
*意味のない数字 意味のない語列 意味のない絵画 意味のない情景 ....
*暫くすると 寝室の方から密やかに水音が聞こえてくる
*最初は警戒するかのように 一度だけ
*それから少しずつテンポが上がり やがて一定のリズムを刻む
*それらの音をささやかな背景音にして 頭の中の情景は加速していく
*...
*... ふと気付くと すでに水音は尽きていた
*凛とした静けさだけが部屋を満ちる
静かにノックしてから入室する
食事を終えているようであれば食器を下げる
>>47
https://i.imgur.com/mQcDfco.jpg
*寝室の扉を丁寧にノックし 扉を開ける
*軋んだ音の向こうで 何かが動く音がする
*猫は変わらずそこにいる
*こちらを警戒する目は 出る前と変わらない
*猫の前に置かれたふたつの皿のうち ひとつは中身が空になっている
*どうやら底の液体まで舐め尽くしたらしい
*もう片方の皿に入ったうどんには 手がつけられていない
新しく買った食器をもうひとつ持ってきてうどんを半分ほどそちらに移し、目の前で食べてみせる
>>49
https://i.imgur.com/F1LEu3o.jpg
*うどんを半分に分け 猫の前で手本のようにそれを食べる
*猫は警戒半分興味半分といった様子で此方を見つめている
*やがて 恐る恐るといった様子で 猫がうどんに触れる
*突くような動作から 少しずつ大胆に触り方を変えていく
*口先で麺の端を食み 咀嚼する 嚥下する
*やがて食される麺の量は 少しずつ量が増えていく
*腹が減っているのか それを食べ物と認識した猫の動作は一心不乱だ
*まるで此方が見えていないかのように
食べてるぅ!
一心不乱に食べてる好きに頭なでなで
触らせてもらえそうならうどんを作った鍋を洗ってからぬるま湯を作り、それで濡らしたタオルを使いねこの体を拭く
無理そうなら…無防備に寝っ転がって様子を見る
>>51
https://i.imgur.com/UzG8EGG.jpg
*猫がうどんを食べている隙に こっそりと近づいてその頭に手をやる
*指先がその艷やかな毛並みに振れた瞬間 猫は可愛らしい声を上げて飛び上がる
*... どうやら驚かせてしまったようだ
*驚愕の色はすぐに警戒に変わり 猫は飛び上がって部屋の端へと逃げる
*小さく唸り声らしき吐息を上げながら 此方を睨みつけている
*そこに先程までの気の緩みはない
んああああああ
謝りうどんを食べて欲しいと部屋から退出 冷蔵庫やクーラー以外に壊れているものは無いか確認しよ
>>52
https://i.imgur.com/0VJZt4e.jpg
*猫の身体を拭くために炊事場にいく
*温めた湯にタオルを沈め 人肌に温める
*寝室に戻ると 猫は部屋の端で此方を睨みつけている
*先程あなたが 不用意に猫に触れたせいだろう
*再び猫は此方を警戒しており 近づくと逃げてしまいそうだ
*仕方なく その場に寝転がる
*此方が動くと 猫は身体を大きく震わせて威嚇する
*そのまま寝転がってしまえば 猫はそのまま身体を沈め こちらをじっと見つめている
*警戒しているのか 観察しているのか
*あるいはその両方かもしれない
>>54
https://i.imgur.com/PYZEQjG.jpg
*猫に謝罪を入れ うどんをその場において去る
*その昏い瞳は 飽くこと無く此方を睨みつけている
*部屋から出ても うどんを咀嚼する音は聞こえてこない
*猫が食べるのを待つ間 家を探索すべきだろうか
*本当に?
*無意味だ
*必要ない
*ここは自分の家だ
*そんな事をしなくても何が壊れているかくらいしっている
*無意味だ
*必要ない
*そしてそれらの情報は 猫と暮らす上では無意味なことだ
*猫のことだけを考えていればいい
*無意味だ
*必要ない
*猫のことだけを考えていればいい
*無意味だ
*必要ない
*猫のことだけを
*無意味だ
*必要ない
*猫だけが
*無意味だ
*必要ない
*猫
猫に清潔な環境を与えるためにまずは炊事場を掃除、整理整頓しよう
これで炊事場くらいは様子がわかるかな
*猫猫猫猫
こちらはその時その時にならないと壊れてるもの分からんか
猫のいる部屋に戻り、寝そべりながら猫をじっと見る。
>>57
https://i.imgur.com/MOd4EZt.png
*あの猫と暮らすために 炊事場を整える必要があるだろう
*炊事場に歩を進める
*床に散らばった硝子片が砕けてきらきらと輝いている
*シンクを見る
*泥色の液体が満ち満ちており その表面には藻が生え揃っている
*奥にある排水溝には 黒い何かが詰まっているのがわかる
*竈を見る
*機械部分には罅が入り 穴が空き 中身はくり抜かれて変わりに木の枝が詰め込まれている
*火を付けば火が付く とても便利な道具だ
*冷蔵庫を開ける
*中からは腐臭が漏れ出している
*幾つかの肉片と 牛乳の容器が入っている
*ゴミ箱を開ける
*中にはいっぱいに肉片や骨や木の枝や腐った木の実が捨てられている
*蓋を開けると 茶色い蟲が驚いたかのように飛び出てきて どこかに消える
*どれも大切な思い出だ
*きれいだ
*掃除する必要性はないだろう
>>58
https://i.imgur.com/uQjkw5N.jpg
*寝室に戻る
*猫は変わらず此方を睨みつけている
*寝そべって 猫と視線を合わせる
*猫はじっと此方を睨みつけている
*警戒と 恐怖と そして僅かな好奇心が見える
*猫の感情を見るのは得意だ
*慣れている
近づいたり触ったりは当分控えるかね
しばらくねこのことを気にせずゴロゴロする
ただひたすらに猫を見る
たまに猫じゃらしのように手を動かして興味を引いてみる
>>61
https://i.imgur.com/aeScCkq.jpg
*暫く 猫のことを無視して過ごす
*猫は此方のことを気にしながらも 腰を落ち着けてその場に丸まる
*猫がリラックスする体制だ
*長時間の警戒故か その顔色には疲れが見える
>>62
https://i.imgur.com/ERMhLZl.jpg
*猫を見つめ続けながら 暫し穏やかな時間を楽しむ
*猫は此方をじっと見つめながら 時折動かされる手を目で追い続ける
*最初は警戒が強いのか 身体を跳ねさせて
*そのうちにそれが遊びだとわかったのか 目で追い続けるだけになる
*猫は本能で動くものを追いかける性質がある
*目の前のものに対する警戒心で動けないだろうが 本心ではそれを追いかけたくて堪らないのだろう
*時間が建つと それらの動作が少しずつ鈍くなってくる
*追いかける瞳は緩やかに萎み 閉じていく
*うつらうつらと 頭が船を漕ぎ始める
*どうやら 疲れからか眠気を覚えてきたらしい
布団の上に洗って乾かしたねこの服を置きどうぞどうぞする
警戒してるようならまた部屋を出る
布団を持ってきてその中に入り、おいでおいでする。
来ないのであれば寝たフリ等して警戒心を解かせようとする。
猫のことだけ考えろってのがddlc思い出させるかなぁ
このまま猫をかわいがっていいものなのか
そういえば携帯持ってたよね
電話帳を確認してみる
>>65
https://i.imgur.com/ZNiI6zC.jpg
*洗った猫の下着を起き 様子を見る
*猫は何度か首で船を漕ぎながらも 決定的な睡眠には至らない
*眼を閉じてすぐに 此方を警戒するかのように睨みを効かせてくる
*どうやらまだ此方を警戒しているらしい
*時間が経過しても 猫が自らの衣服に手をかける様子はない
*此方を警戒しているのか
*あるいは単純に 服の着方を知らないのかもしれない
*猫が自分で衣服を着るようになるには それなりに長期の躾が必要になる筈だ
*寝室を出て 暫く時間を置く
*部屋の中からは音は聞こえてこない
>>66
https://i.imgur.com/IdN7Wvb.jpg
*部屋の中に入る
*猫はタオルに包まれたまま 眠そうに此方を睨んでいる
*差し出された下着を 着込む様子はない
*ベッドまで歩くと 猫を呼ぶ
*猫は此方の声を聞くと つんとそっぽを向いてしまう
*だがその首は船を漕いでおり 今にも意識は途切れそうだ
*その場で猫に興味がないように振る舞って 警戒心を解く
*視線を外すと 背後から目線を感じる
*どうやら 此方の様子が気になるらしい
*それでも アクションを起こす気はないようだ
無防備に寝たふりをする
>>71
https://i.imgur.com/Yhvohzf.jpg
*携帯電話を取り出す
*そういえば 暫く使っていない事を思い出す
*使う用事がないのだ 仕方がない
*アドレス帳を開く
*アドレス帳には かつて登録した数少ない電話番号が登録されている
*このアドレス帳は行ごとに あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・その他 と分類分けがされている
*そのうち 電話番号が登録され選択が可能なのが か・さ・な・は・や・その他 だ
*今現在選ばれている項目は あ 行だ
*か 行の登録先は次の通りだ
*どの連絡先も 連絡するのは非常に面倒くさい
-カード会社
-教会
-教授
-後輩
出来れば、後輩に連絡。
世間話、その他「ねこ」について何か聞く。
この世界情報が少な過ぎるからな………まずは情報集め。
>>79
https://i.imgur.com/RWWO4Tr.jpg
*体制は崩さず 無防備に寝たふりを続ける
*暫くの間 偽りの沈黙
*やがて猫が小さく欠伸を上げ 意識が急激に薄まっていくのがわかる
*此方への警戒は続いたまま しかし意識は遠く 三千世界の彼方に過ぎ去っていく
*遠くないうちに猫のいる方向から かすかな寝息が聞こえてくる
*更に暫く待つ
*どうやら猫は 意識を夢の彼方まで吹き飛ばしてしまったらしい
*これなら 多少動いても猫には気づかれないだろう
>>81
https://i.imgur.com/smU6rH0.jpg
*携帯電話のボタンを押し 後輩の連絡先にカーソルをあわせる
*手が震える
*通話ボタンを押しさえすれば 通話はできる
*手が震える
*だがそれになんの意味がある?
*手が震える
*猫を育てる為に必要か?
*手が震える
*手が震える
*必要でないなら そんな無駄な事はしなくていい
*無意味だ
*必要ない
*誰とも喋りたくなどない
*猫のことだけを考えていればいい
*それだけでいい
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