コウイチ「縁の下の力持ち」 (33)
GBN ビルドダイバーズ フォースネスト
リク「それじゃあ、皆……」
リク「ロータスチャレンジ、お疲れ様でした!」カンパーイ
ユッキー「お疲れ様!」カンパーイ
モモ「いえーい!」カンパーイ
サラ「いえーい」カンパーイ
アヤメ「お疲れ様」カンパーイ
コーイチ「皆、よくがんばったね」カンパーイ
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本当にコウアヤ好きだな。別にいいけど
リク「……へへ、ユッキーさん、ここのジムⅢの援護射撃のナイスタイミングっぷり、お見事ですなぁ」
ユッキー「なんのなんの、りっくんさん、最後の最後まで諦めないで取っておいたトランザムインフィニティで追い上げたダブルオースカイもお見事でしたとも」
リク・ユッキー「「えへへへ……」」
モモ「まーた始めちゃった…」
サラ「ふふっ」
アヤメ「まったく…調子がいいんだから」クスクス
コーイチ「はは…でも、ホント、見事だったよ、皆。今回のミッション、誰がいなくても成功しなかったろうし」
ユッキー「僕の砲撃、りっくんのトランザム、アヤメさんのトリッキーな攻撃、ええと、あとは…」
モモ「私、突っ込んでアヤメさんを守ったよ!」
コーイチ「あれはちょっとやりすぎだけどね…」ハハハ…
サラ「サラは…」
リク「俺と一緒にダブルオーを信じてくれた!」
サラ「」ニコリ
アヤメ「あとは…コーイチさんのシャトルね」
ユッキー「そうですね! コーイチさんが間に合わせてくれなかったら、そもそも挑戦できなかったわけですし!」
コーイチ「はは…僕はただ、できることをしただけだよ。最終的にはやっぱり、皆の力を合わせたおかげじゃないかな?」
リク「そうですね…俺たち、全員の勝利です」
アヤメ「それに、他のフォースのデータがあったおかげね。完全に初見だったらきっと失敗だったわ」
モモ「確かに……」
コーイチ「そこも含めると、今回はどちらかといえば、僕たちというか、あのミッションに挑んだ人たち全員の勝利といえるかもしれないね」
ユッキー「僕たちまだまだ、ってことですか?」
アヤメ「そういうこと。これからもがんばらないとね」
リク「うん、俺、もっともっと強くなります。チャンプたちなら、きっと俺たちの作戦を使えばもっと簡単にクリアしてただろうから。皆、これからもがんばっていこう!」
ユッキー・モモ・サラ・コーイチ「「「「おー!」」」」
アヤメ「……」ハッ
アヤメ「…おー」
コーイチ「……さ、これからのことも大事だけど、まぁ、細かい話はいったん置いておいて、とりあえずもう少し成功したことを喜ぼうか」ニコリ
リク「はい!」
ユッキー「りっくんりっくん、もらった賞金で何買おうか? 三千万もあればいろいろとできるよー」
モモ「ううーん……ホントにいろいろ買える…困っちゃうね」
サラ「……これ、かわいい。あ、でも、これも」
リク「皆でがんばって手に入れたお金だし…使い方はよく考えないと」
アヤメ「…大丈夫でしょうか」
コーイチ「まぁ、リクくんなら。少なくとも後悔するような使い方はしないんじゃない?」
アヤメ「だといいですけど…」
コーイチ「慎重派だね、アヤメくんは。まぁ、そういう人が一人いればバランスがいいけど…ふわ」フワァ
アヤメ「? もしかして眠いんですか?」
コーイチ「いや…はは、ミッションが終わったからちょっと気が抜けて」
アヤメ「……相当徹夜したんですね、あのシャトル」
コーイチ「うーん…まぁ、ね。何せHGが、SD系が一つとはいえ、三つも入るものだから。結構時間もかかったし、性能もちゃんとゲーム内のものより上だって認証してもらうために半端なものは作れないし」
アヤメ「……もう今日は抜けて、帰って寝た方がいいんじゃないですか?」
コーイチ「そうもいかないよ。今だって、休憩時間でリクくんたちといるんだから。終わったらまた仕事しないと。まぁ、大丈夫、その頃には店が閉まるまではすぐだから。ゆっくり今日は寝るとするよ」
アヤメ「…あんまり無茶しないでくださいね」
コーイチ「大丈夫だよ…たぶん」
コーイチサーン! アヤメサーン!
コーイチ「どうかしたかい、リクくん」フラリ…スタスタ
アヤメ「……大丈夫かしら」フー
お台場 ガンダムベース
リク「それじゃあ、コウイチさん、ナナミさん、さようなら!」
ユキオ「今日はお疲れ様でした、コウイチさん!」
モモカ「また明日ー!」
コウイチ「じゃあね、皆。今日は本当にがんばったね。また明日」
ナナミ「じゃあねー!」
ワイワイ… タッタッタ
コウイチ「……さ、て。仕事仕事…ふわ」フワァ
ナナミ「…ちょっとお兄ちゃん、大丈夫?」
コウイチ「ああ…大丈夫だよ。こういう徹夜したのは久しぶりだけど、昔はよくしてたしさ。知ってるだろ?」
ナナミ「そりゃそうだけど…ねぇ、無理しなくていいよ? 最近は働き詰めだし、一日くらい早退したって」
コウイチ「いいっていいって。だいたい、今日モデラーでいるのは俺だけだろ? お前じゃ製作アドバイスとかできないし」
ナナミ「でも……」
コウイチ「大丈夫だって。…おっと、さっそく呼ばれた。じゃあ、行ってくるから」
ナナミ「ちょ、お兄ちゃん! ……もう。意地っ張りなんだから」
コウイチ(…と、どうせ閉店時間まであと少しだし、大丈夫だろう、なんて高をくくっていたけれど。こういう日に限って、普段よりそれなりのお客さんが来ていた。しかも、時間が時間だからか、会社員らしい人が多い。この時間で来る大人はだいたい中級者から上級者と相場が決まっている。そのためか、かなり複雑な改造案の相談と手伝いを頼む人も来る)
コウイチ「ええと、そうですね。それじゃあ、ここの部分にはG-セルフのアサルトパックとデンドロビウムを使うのはどうでしょうか」
客「なるほど…それじゃあ、これとこれをニコイチすれば…」
コウイチ(とはいえ仕事だから、疲れを理由に手を抜いたりしない。何より、ガンプラのことで手を抜くマネなんかしたくないし。眠気も、集中しているとどこかへと立ち消えた)
コウイチ(そうして、一心不乱に働くうちに、時間がきた)
客「――いやあ、おかげでいい改造ができそうです。今日はどうも」
ナナミ「ありがとうございましたー!」ニコニコ
コウイチ「また、何かあればどうぞー…」ハ、ハハ…
ナナミ「……今の人で最後だね。そろそろ時間だし、片付けないと。お兄ちゃん、ほら、立って。帰るよ」
コウイチ「ああ…さっさと、片付けるとしようか」ヨッコラショ
ナナミ「……ねえ、ホントに大丈夫? 家に帰れる?」
コウイチ「大丈夫、だって…ふわ…これくらい、何とも……っ、?」フラ…
ナナミ「? お兄ちゃん?」
コウイチ「……うー、ん」グデー
ナナミ「! え、ちょっと、お兄ちゃん? …お兄ちゃん!」ユサユサ
コウイチ「……」スー…スー…
ナナミ「……ね、寝てる…!? もう、だから言ったのに!」ウガー
コウイチの家
コウイチ「……ううん…う、ん?」パチリ
コウイチ「ここは…家? 俺は確か、店で…」
コウイチ「…ん? メモ?」
『急に眠っちゃったから、慌ててタクシーで運んであげたよ。そんな調子で来られても迷惑だし、もう明日は休みにしてもらったから。リクくんたちと楽しく遊ぶのはいいけど、仕事に影響しないようにしてよね! かわいい妹より』
コウイチ「……しまったなぁ。昔はこれくらい、何ともなかったのに。……俺も若くない、ってことか……?」ハァ
コウイチ「……寝よう」
翌日 お台場 ガンダムベース
リク「え、コウイチさん、お休みなんですか?」
ユキオ「風邪でも引いたんですか?」
ナナミ「あ、あはは…昨日急に倒れちゃって……」
モモカ「倒れた!? 大変じゃ…」
ナナミ「あ、いや。倒れたっていうか、寝ちゃったのね。ほら、最近ずいぶんとがんばってたみたいだから。緊張の糸でも切れちゃったんじゃないかな。最近働きっぱなしだったし…とにかく、今日はもう休みにしてもらっちゃった。仕事中に寝られても困るし、もしかしたら今度はホントに倒れるかもしれないし」
リク「…そっか、昨日のチャレンジのためのシャトル作りで……」
ユキオ「そうだよね…あれだけのモノを作るんだもん。コウイチさんに無茶させちゃったかなぁ」
ナナミ「ま、まぁリクくんたちはそんな気にしなくていいって。お兄ちゃんだって、大丈夫だと思ってたから無理したんだし。それに、リクくんたちに楽しんでほしくてがんばったんだから。気にされたらお兄ちゃんも困るよ、たぶん」
リク「いや、でも……」
モモカ「ね、リクくん。コウイチさんのお見舞いにいこうよ。なんか心配だし」
リク「そうだね…今日はちょっとGBNはやめて、コウイチさんのところにいこうか」
ナナミ「うーん…ホント? それなら、行ってきてくれる? さすがに仕事を抜けられないけど、ちょっと心配だし」
モモカ「任せてください! コウイチさんには、いつもお世話になってるし!」
ユキオ「たまには僕らもお返ししなくちゃね!」
リク「うん。っと、そうだ、アヤさんにも言っておかないと。今日来るはずだったし」メッセージオクリ
コウイチの家
コウイチ「……うう、ん」パチリ
コウイチ「」ムクリ
コウイチ「………今、何時だ…?」ボー
コウイチ「! うわ、もうとっくに昼すぎてる…」
コウイチ(…身体が重い……がんばりすぎたかな、これは)ダルー
コウイチ「」グー
コウイチ「…とりあえず、何か食べないと」ヨッコラショ
コウイチ(冷蔵庫は……しまった、昨日の帰りに何か買ってけばいいかと思ってたんだった。…いや、どっちみちそんな食べる気分でもないか)ガチャ
コウイチ(……コンビニでも…だるいな…いや、他に選択肢はないか。はぁ、しょうがない。行こう)
コンビニ
アリガトゴザイマシター
コウイチ(…とりあえず、食料はよし、と。水分も大丈夫。…う、まだちょっとふらつく。体力ないな、俺…)ハァ
コウイチ(仕事にも穴空けて……何やってんだか)
コウイチ(昨日、ナナミにもアヤメくんにも無理するな、なんて言われたのに、どうしようもないな、ホント……)ズーン
???「あ、コウイチさん!」
コウイチ「?」
アヤ「大丈夫ですか?」
コウイチ「……へ?」
コウイチの家
ガチャ
コウイチ「ええと、どうぞ……?」
アヤ「は、はい、お邪魔します…」
コウイチ(……いろいろとわけの分からない状況だったけれど、とりあえず、アヤくんを部屋に入れた。どうも話を聞くに、僕のことを知ったリクくんたちが様子を見にきてくれるらしく、そこに今日来るはずだったアヤくんも誘われて、家の近くの駅でリクくんたちと待ち合わせるつもりだったのが、偶然に僕を見かけて来たらしい。外は暑くなってきてるし、客を、それも女の子を外に待たせるわけにもいかず。いろいろ葛藤したけれど部屋に入れた。……大丈夫だよなこれ? あとでお廻りさんとか来ないよな? ……リクくん、皆、早く来てくれ!)
コウイチ「と、とりあえず。座布団で悪いけど」
アヤ「あ、どうも」チョコン
コウイチ「……」
アヤ「……」
コウイチ「! あっ、えっと、お茶くらい淹れないとね。コーヒーか…ええと、紅茶が確か…」
アヤ「あ、いえ、お構いなく! っていうか、コウイチさん寝ててください。あんまり元気そうに見えないし。リクたちもすぐに来ると思いますから。さっき連絡したらもう少しで着くって言ってたし」
コウイチ「そ、そう? …まぁ、確かにちょっとだるいし、寝させてもらうね」
アヤ「はい、休んでください。……やっぱり、無理してたんじゃないですか」
コウイチ「や、昔はこれくらい普通だったんだけど…もう、僕も若くないってことかな」ハハ
アヤ「また爺臭いこと言って…でも、思ってたよりはずっと大丈夫そうでよかったです」クスクス
コウイチ「…聞いた感じだと、リクくんたちに余計な心配かけちゃったかな」
アヤ「心配もしますよ。だいたいの原因だって分かってるし」
コウイチ「そっか…悪いことしたなぁ」
アヤ「悪いと思うなら、これからは無理なら無理って言うようにしてください。コウイチさんが作戦のために無理してまで間に合わせてくれたのは皆にとって嬉しいことですけど、でも、それでコウイチさんに負担がかかりすぎてるんじゃ、意味ないですし」
コウイチ「ご、ごめん。……我ながら、情けないなぁ。一番年上として、ちゃんとしなきゃいけないのに」
アヤ「そんなこと…。いいんですよ、そんなに気負わないでください」
コウイチ「……なんか、ごめん…」グー
アヤ「あ」
コウイチ「あー…っと、そうだ。買ってきたんだった」ゴソゴソ
アヤ「って、それお昼ですか?」
コウイチ「時間的にはもう…いや、まだまだ夕飯じゃないけど。まぁね」
アヤ「…菓子パン一つはさすがにどうかと思いますよ? もっとちゃんとしたものを食べた方が…」
コウイチ「そうだろうけど…ちょっと食欲がなくてさ。まぁ、大丈夫だよ、たぶん」
アヤ「たぶんじゃダメですって。…何かないですか、冷蔵庫とか。ちょっと開けますね」タタタッ
コウイチ「え? いや、冷蔵庫には特に食べ物なんて…」
アヤ「ううん…あ、梅干ですか。お米は…ありますよね」
コウイチ「まぁ、一応。え、どうするの?」
アヤ「食欲がないときはおかゆが一番です。ちょっと待っててください」
コウイチ「え…ええっ!? いや、いくらなんでもそこまでしてもらうわけには…」
アヤ「いいですって、今のコウイチさんをそのまま放っておくのも居たたまれないですから」
コウイチ「いや、でも…」
アヤ「昨日のミッション、影で一番がんばったのはコウイチさんですよ? いいから、少しはお返しさせてください、仲間なんですから」
コウイチ「……えっと…ごめん、ありがとう」
アヤ「いえ。それじゃあちょっと待っててください」
コウイチ(…どうしてこうなったんだ……)ウーン…
アヤ「♪」ジックリコトコト
コウイチ(リクくんたち、早く来てくれないかな…なんていうか、すごく…よくない状況にいる気がする)
アヤ「――コウイチさん、できましたよー」
コウイチ「ええと…あ、ありがとう。…おいしそうだね」
アヤ「いえ、そんなに大したものでもないですよ。……どうぞ」
コウイチ「う、うん。…いただきます」
コウイチ「」モグモグ
コウイチ「……」
アヤ「どうですか?」
コウイチ「柔らかい…優しい味だね。おいしいよ」
アヤ「そうですか? それならよかったです」ニコリ
コウイチ「……」
アヤ「? どうかしました?」
コウイチ「いや…申し訳ないなぁ、って」
アヤ「え?」
コウイチ「さっきも言ったけど、僕のスケジュール管理が甘かったのがそもそもの原因だしさ。ここまでしてもらうの、すごく申し訳ないっていうか、情けないっていうか」
アヤ「またそれですか? まったくもう…気にしすぎですよ。失敗することなんて、よくありますよ。年上だからって、強がらなくてもいいんです。仲間なんですから、相談するときは相談したりしてください」
コウイチ「……相談する、か。確かに、ちょっと気負いすぎたかな」
アヤ「そうですよ。もちろん、リクたちのためにがんばるのも分かりますけど、一人じゃないんですから」
コウイチ「一人じゃない、か。そうだね、その通りだったよ。……まったく…僕はダメ人間だ」
アヤ「もう…卑下するのもダメですって。もっと自信持ってください。コウイチさん、すごいんですから。あの机の上にあるの、昨日使ったシャトルですよね?」
コウイチ「ああ…まぁね、たぶん、送ってくれたときにナナミが一緒に持ってきてくれたんだろうけど」
アヤ「」テニトル
アヤ「……これ、すごくよくできてます。格納のためのギミックも、無理なく組み込まれて、中のコクピットもよく作りこまれてるのが分かるし…何より、ガンダムの世界観に違和感なく溶け込めるデザインだと思います」
コウイチ「そんな…大したことないよ。きっと作ろうと思えば、そうだな、シャフリヤール辺りならできるだろうし」
アヤ「確かに、他にも同じことができる人はいるかもしれません。でも、これを作ったのはコウイチさんです。それに、ビルドダイバーズで作れるのも、コウイチさんだけです」
コウイチ「……」
アヤ「もっと自信を持っていいんですよ? コウイチさん、覚えてますか? 昨日言ったじゃないですか。誰一人いなくても、ロータスチャレンジは成功しなかったって」
コウイチ「…うん。リクくんの諦めない気持ち、ユキオくんの支援、アヤくんのトリッキーな攻撃、モモカちゃんの突飛な行動、諦めないリクくんを信じるサラちゃん…それに」
アヤ「コウイチさんのシャトルと作戦。それが支えになって、皆、がんばれたんですから。皆、コウイチさんを信じてるんですよ」
コウイチ「僕を…」
アヤ「コウイチさんは、どうですか? ビルドダイバーズの皆のこと、信じてますか?」
コウイチ「もちろんだよ。皆を信じてる。だから、作戦を立てたときだって、迷わなかったんだ」
アヤ「それじゃあ、その気持ちで、これからは無理しないって約束してください。何か問題があれば…リクたちには心配かけたくないのも分かりますから、私に言ってください。私も、できるだけのことをしますから」
コウイチ「……そうだね。そうするよ。年上だからって、変に背負って考えてたみたいだ。ごめん」
アヤ「あ、それもやめてください」
コウイチ「へ?」
アヤ「その、すぐに謝っちゃうの。コウイチさん、別に悪いことしてないんですから」
コウイチ「あ…はは、ごめんごめ…あー」
アヤ「…癖なんですね。それ、直した方がいいですよ」
コウイチ「……ええっと、努力します」
アヤ「……ふふっ」
コウイチ「……ははっ」
ピンポーン
リク『コウイチさーん! アヤさーん!』
コウイチ「おっと、リクくんたち、来たね」
アヤ「はい。出てきますね」
コウイチ「うん、お願いするよ」
ガチャ ドタドタドタ!
リク「コウイチさん、大丈夫ですか!?」
ユキオ「ごめんなさい、僕たち、コウイチさんの負担に気付かなくて…」
モモカ「これ、ナナミさんに頼まれて、いろいろ買ってきましたから! 元気出してくださいね!」
コウイチ「うん…ありがとう、皆。助かるよ。ホント…ありがとう、来てくれて」ニコリ
リク「当たり前ですよ! 俺たち、仲間ですから!」
ユキオ「早く戻ってきてくださいね! 僕、いろいろとまたジムⅢの改造案を思いついて…」
モモカ「ユキオくんそればっかり。コウイチさん、体力つけましょうよ! そうだ! 今度リクくんたちと一緒に走って、ついでにサッカーも…!」
コウイチ「あ、あはは……ええと、改造案はまた今度聞くよ。サッカーは…エンリョしておこうかなぁ…なんて」
モモカ「ええー…」
リク「ははっ、モモカちゃん強引すぎ」
アハハ…ワイワイガヤガヤ
アヤ「……ふふっ」
また勢いです 王道なシチュに弱いので無理やりでもやってみたかったんです 結果的にもしもしポリスメン案件になったけど
>>2 ホビーアニメ特有の子供たちを支えるお兄さんとかお姉さんポジションのキャラが好きなのです こういうものばっか書いてるのはなんか申し訳ないホントはEDネタで中学生組のほのぼのしたのとか書きたいけど、まだ関連商品Aさん出てきてないし…
今週のコウイチ兄さんのチートっぷりがすさまじかった 読んでくれる人がいればありがとう そろそろ別のキャラで書きます ユッキーとりっくんの友情とか
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