姫園れい子「ハンター証?」(39)
れい子「ハンター証?」
ジャスミン「なんでも売れば七代は遊んで暮らせて、入国が厳しい国や、危険地域とかもフリーパスなんだってよ。」
れい子「(便利そうね。)」
れい子「(最近物騒な国が多いし、ゾンビ屋の海外出張の時にあれば、何かと良さそうだし……。)」
れい子「ジャスミン、そのハンター証ってどこで申請するの?」
ジャスミン「うん?ハンター証は、文字通りのハンター試験を受ければ手にはいるけど……れい子、あんたハンターになりたいの?」
れい子「別に?あったら便利じゃない、ハンター証。」
ジャスミン「……れい子、ハンター試験ってかなりの難関なのよ?あたしも前に受けて落ちたしさ、軽い気持ちじゃ……」
れい子「じゃあ、ジャスミンもまた受ければ?ものは試しって言うし、あたしは受けるわよ?ハンター試験。」
ジャスミン「……わかった、わかったわよ。あんたがそう言ったらきかないのはわかってるしね。」
ジャスミン「此処が今年の会場みたいね……。」
れい子「日本から長い、本当になが~いフライトでくたくただけど……気を引き締めなきゃね。」
ジャスミン「ん?れい子、その立派なビルじゃなくて、となりの此処よ?」
れい子「は?……ジャスミン、お腹減ったの?そこは定食屋よ?」
ジャスミン「……ハンター試験は、そんなわかりやすいビルなんかじゃ絶対やらないわよ。」
れい子「そんなものなの?」
ジャスミン「いいから来なさい。来たらわかるよ。」
れい子をひっぱり、定食屋に入るジャスミン。
店員「へいいらっしゃい!ご注文は?」
ジャスミン「ステーキ定食、弱火でじっくり。」
店員「……へい!お客様、奥の部屋にどうぞ!」
ジャスミン「(前受けた試験のリベンジ!れい子の言うとおり気を引き締めないとね。)」
れい子「(参ったわ……最近体重が少し危険ラインなのに、ステーキなんて……)」
ちゃっかりステーキ定食を平らげ、エレベーターで会場に降りたふたり。
ジャスミン「此処が本当のハンター試験会場よ。」
れい子「もちろんわかってるわよ。」
ジャスミン「(れい子、あんた絶対ただの定食屋だと思っていたでしょ。)」
れい子「……むさ苦しいわね。」
ジャスミン「そりゃあ、ギャル系のあんたの格好じゃ目立つでしょ?そもそも、なんで制服できたの?」
れい子「これがあたしの正装だけど?」
ジャスミン「…………。」
れい子「……ごめん、仕事着クリーニングにだしちゃってて。」
ジャスミン「まあ、あんたならなに着てても目立つからいいか。」
ジャスミン「このプレートが受験番号ね……406番か。」
れい子「あたしは407番ね。」
トンパ「やあ、お姉さんがっ?!」
ジャスミン「あ?トンパじゃん。」
れい子「知り合い?」
ジャスミン「前受けた試験でちょっとね。」
れい子「ふ~ん。」
トンパ「…………ガタガタガタ。」
//////
何回か前のハンター試験にて。
トンパ『ぎゃあああああ!ギブギブギブ!!』
ジャスミン『生憎、あたしに毒はきかないよ。こんなレディに毒盛るなんて、情けないわね。』
ジャスミン『それ!四の地固めっと!』
ミチミチミチミチ……ボギャ!!
トンパ『ぎょああああああああああああああああああああああ!!?』
ジャスミン『……あら?おれちゃった?』
//////
トンパ「……ガタガタガタ。」
過去に両足をへし折られたトンパは、真っ青な顔で震える。
トンパ「……ガタガタガタ。」
ジャスミン「ん?その缶ジュース……。」
トンパ「うわあああああああああああ!!!」
トンパはエレベーターに全力で逃げた。
ジャスミン「ふん!こしぬけ。」
れい子「ジャスミン……前になにがあったの?」
ジャスミン「ちょっと、悪いガキにしつけをね。」
れい子「(笑顔が怖いわね。)」
れい子「(変人の巣窟みたいな場所ね。)」
れい子「(うん?子供がいる?)」
れい子「(凄い髪型ね……なんかウニみたいね。……でも、それだけじゃないわ、あの子。)」
れい子「(それなりに修羅場を潜ってきたあたしの勘が言ってる……関わらない方がいいと!!)」
れい子「(できるだけ目をあわさないようにしよう。)」
ゴン「あの女の人、すごい目立ってるね。」
レオリオ「なんでハンター試験にギャルがきてるんだ?
(しかもナイスなお胸……まるでスイカみてーだ。)」
クラピカ「見かけに惑わされるな。ここにたどりつけたという事は、外見に反してかなりの猛者だろう。」
クラピカ「……レオリオ、頼むからあの女性の胸を見つめながらよだれを垂らさないでくれ。
みるに耐えない顔になっているぞ。」
レオリオ「うお!(あまりにもナイスなお胸につい無意識に!)」
れい子「(……会話がダダ漏れなんだけど、あの連中。)」
ジャスミン「ん?れい子、そろそろ始まるみたいよ?」
レオリオ「(あの姉ちゃんもいい体してるなぁ。)」
ジャスミン「ん?(あの男、あたしの肉体に見ほれてるの?嬉しいわね♪)」
れい子「なに笑ってるのよ?」
ジリリリリ!
れい子・ジャスミン「(開始のベル?)」
サトツ「只今を持ちまして、受付時間を終了とさせていただきます。
同時に、第287期ハンター試験、一次試験を開始致します」
サトツ「申し遅れましたが私、一次試験官のサトツと申します。
二次試験会場まで私のあとについてくること。
それが一次試験です」
ジャスミン「マラソンねぇ……(れい子大丈夫かな?)」
れい子「マラソンねぇ……(あたし大丈夫かな?)」
傭兵という職業のジャスミンは問題ないとして、特殊な家業を営んではいるが、ただの女子高生であるれい子は体力が持つだろうか?
第一次試験のマラソン……
その中で比較的最後尾の方にて走っているれい子とジャスミン。
れい子「ぜえ……ぜえ……。」
汗だくのれい子。制服が汗にまみれ、ブラが透けて見えている。
ジャスミン「大丈夫?れい子……結構きついわね、これ。」
肩をならべ、同じく走るジャスミンも、かなりの大汗をかいている。
ジャスミン「(日本のぬるい日常で鈍ったかな?)」
走っている最中、れい子の頭の中にひとつの考えが浮かぶ。
れい子「ぜえ……ぜえ……ジャスミン……ぜえ。」
ジャスミン「なに?れい子。」
れい子「ぜえ……凄く良いアイデアを思いついたわ……ぜえ…」
ジャスミン「アイデア?」
れい子「あ~♪楽ちん♪」
ジャスミン「……れい子、それずるくない?」
れい子「なにを言うの?これは『星』をもつあたし達しかできない才能よ?決してずるくないわよ。」
ジャスミン「…………まあ、そうよね。」
この世には、体のどこかに特殊な『星』をもつ能力者たちが存在している。
生まれつきか、はたまた後天的か、体のどこか(大抵は手のひら)に『星』を持つ者は、魔王サタンの力を借り、地獄から血を求める死者。『ゾンビ』を召喚する能力がある。
れい子は自身の召喚ゾンビの一人、ポロシャツにグレーのネクタイ、ショートパンツをつけた少女のゾンビ。
『百合川みどり』を召喚し、彼女に自身を背負ってもらっていた。
生前、事故により異常発達した筋力を持つみどりは、軽々とれい子を背負い、走っている。
ジャスミン「じゃあ、あたしもやろうかね、それ。」
れい子「そうよ、走るよりは体力の温存につとめた方が良いわよ。」
ジャスミン「(……なんか腹立つわね。)」
れい子「あんたのゾンビってさあ、戦闘能力はないんじゃなかったっけ?力ないんじゃないの?」
ジャスミンも星を持つ人間であり、常に大量の武器を進呈する武器商人のゾンビ『ビクトリー・カタナ』を召喚する。
武器商人の名のとおり、ビクトリーは戦闘に全く参加しない。
なので、ジャスミンを担いで運ぶことは無理なのでは?
そう思っていました。はい。
ジャスミン「れい子、ビクトリーってさあ、大抵大量の剣やら刃物やらを担いでるでしょ?一杯。」
れい子「ええ?それが?」
ジャスミン「あれ合計でさ、500キロくらいは軽く重いんだよね。」
れい子「まじで?!」
ヌメーレ平原入り口。
ぎりぎりでふたりは到着した。
れい子「ふぅ……。(階段があったときは焦ったわ……ゾンビの無尽蔵のスタミナがなかったらやばかった。)」
ジャスミン「疲れたわね。(ビクトリーが意外に筋肉ムキムキで助かったわ。)」
ゴン「あのお姉さん達……全然疲れてない。」
レオリオ「途中から全然見なくなったから、脱落したと思ってたが……息一つ乱れてねえな。」
クラピカ「(やはり、ただ者では無かったか。)」
息一つ乱れてない?当然である。後半から6時間以上前から、ジャスミンとれい子は走っていない。
ずっと自身のゾンビに背負われ、快適に移動してきたのだ。
乗っている合間に汗も乾き、息も整ったふたりの様子は、一段と目立っていた。
因みに、ゾンビふたりは階段の終着前の所で、召喚解除していた。
ふたりとも、仕事を終えたサラリーマンのような雰囲気だったとか、そうじゃないとか。
ジャスミン「さて、お次は何かね?」
れい子「(……この場所見る限り、また走りそうね。)」
初めて深夜ss書いた。今日はもう寝ます。
読んでくれた皆さん、幼稚な文ですがありがとうございます。
こういう風に書けばいいのかな?
>17>18
ありがと。ゾンビ屋知っている人がいて安心した。
いけるところまで書き続けます。あまり上手くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
サトツ「ここが中間地点になります。
引き続き、私のあとについてきてください。
くれぐれも私の姿を見失わないように。
ここの生き物はありとあらゆる手段で人を欺きます」
サトツ「だまされると死にます よ」
試験官?「ウソだ! そいつはウソをついている!」
試験官「ヌメーレ湿原に棲息する人面猿! こいつらお前ら皆殺しにして、喰うつもりだぞ!」
れい子「ジャスミン……、あの男偽物でしょ?」
小声でジャスミンに話しかけるれい子。
ジャスミン「……なんでそう思ったの?れい子。」
同じく小声で聞き返すジャスミン。
れい子「ほぼ勘だけどさぁ……試験官ってプロハンターがボランティアで引き受けるんでしょ?あの男どうみても弱そうだし。」
ジャスミン「あたしもそう思うよ。あれは試験官じゃないでしょうね。」
シュッ
カッ
試験官「がっ……」
れい子・ジャスミン「!」
ヒソカ「これでわかったねえ。 そっちが本物。試験官がこのくらい受け止められないわけ、ないものねえ ◆」
サトツ「誉め言葉と受け取っておきましょう。
ただしこれ以上は、 反逆行為と見なしますよ」
ヒソカ「はいはい◆」
ジャスミン「(あの男……とんでもなくやばいわね。)」
れい子「(あの男……危険ね。生前の『サキ』を思い出すわ。)」
//////
過去のとある病院内
ザシュ
れい子の首から血があふれる。
生前サキ『ひゃははははは!!馬鹿じゃないの?!』
//////
れい子「でも……サキ以上にやばそうね。」
ヌメーレ平原
れい子「あちこちで悲鳴が聞こえるわね……。」
ジャスミン「そうね。断末魔とか。」
れい子「(こんな所を走らせるなんて、サトツだっけ?少しおかしいんじゃないの?)」
ジャスミン「……れい子。」
れい子「なにジャスミン?もうばてたの?またゾンビにおぶってもらって進む?」
ジャスミン「まだまだ大丈夫よ、たっぷり休息をとったしね。それよりさ……。」
れい子「なによ?」
ジャスミン「……あたし達、迷ったみたい。」
れい子「……そう言うだろうと何となく思ってたわ。」
れい子・ジャスミン「!!」
道に迷ったジャスミンとれい子。
試験官達と合流するために移動を行う中、最悪なタイミングで『試験官ごっこ』に巻き込まれる。
ヒソカ「ククク……試験官ごっこ ◆」
受験生「ふざけやがって……二度と試験を受けられねえ体にしてやるぜ!」
ヒソカ「んー……君たちまとめ て……これ一枚で充分かな◆」
ジャスミン「あいつ……トランプ一枚であの数の相手を殺りやがったわ……。」
れい子「サキと同等、下手すればそれ以上の手さばきね……。」
レオリオ「(なんであのギャル達が此処に?!)」
クラピカ「…………。」
れい子「(参ったわね……この状況。サキやみどりを召喚すれば何とかなるだろうけど、手の内はあまり出したくないし……。)」
ジャスミン「(あたしの傭兵としての勘が言ってるわ……あの男はやばすぎるとね……)」
ヒソカ「残るは君たち四人だけだねえ、どうする?◆」
レオリオ「…………」
クラピカ「…………」
れい子「…………」
ジャスミン「…………」
ジャスミン「れい子、それとそこの二人。
あたしが合図したら、ばらばらに逃げな。」
クラピカ「!…………」
ジャスミン「戦わない方が得策なタイプの敵は存在する……ここで死ぬ必要はないわ。」
ジャスミン「……今よ。」
レオリオ「チッ」ダッ
クラピカ「……」ダッ
れい子「…………。」
ジャスミン「れい子っ?!あんた?!」
ヒソカ「あれェ――?君達は逃げないのかな◆」
れい子「友達を置いて逃げ出すほど、大人じゃなくてね。」
ジャスミン「(この……馬鹿!あんたって奴は!)」ナミダホロリ
ヒソカ「いい表情してるねェ◆」
レオリオ「おおいちょっと待っ た!」
ヒソカ「?」
れい子「ん?」
ジャスミン「あいつ……。」
レオリオ「やられっぱなしってのは我慢ならなくてなあ!
それで戻ってみりゃ、 時間稼ぎなんかしてくれようとしてる大バカ者がいるじゃねえか!」
クラピカ「君も充分バカだ……私も、だが。」
ヒソカ「みんな戻ってきちゃったのか。うーん……持つべきものは友達だねえ◆」
れい子「生憎、正に今さっき知り合った縁だけどね。」
ジャスミン「そうなんだけどね。」
そのとき、赤い球がヒソカ目掛けて飛んでくる。
シュッ ドゴォッ
れい子「!?」
ヒソカ「っ……」
ジャスミン「(なかなかセンスのある攻撃ね。……釣り竿かしら?)」
ゴン「はあ、はあ、はあっ……」
ヒソカ「……やるねェ、ボーヤ ◆」
れい子「……ヒソカだっけ?あんた。」
れい子が、凶悪奇術師に問いかける。
ヒソカ「うん?なんだいお嬢さん◆」
れい子「あんたは危険すぎるわ……あんたの存在を許したら、このハンター試験は混沌と化す……。」
ジャスミン「……れい子、あんたまさか……。」
れい子「ゾンビ屋の休日返上よ!!」
ゾンビ使いの証である『星』。れい子は己の星の刻まれた手のひらを掲げ、姫園家の血統の力を発動させる。
ゾンビ使いの中には、召喚能力以外にもうひとつ、ボーナス的に別の異能を有する人間が存在する。
姫園れい子……『ゾンビ屋れい子』も、その変わり種のひとり。
れい子『魔王サタンよ!!』
独特なポーズとともに、それが始まる。
それは、禍々しくもありながら、オペラのような気品あふれる『呪い』
れい子『魔王サタンよ!余の願いを聞き入れ給え!!そなたの偉大なる力をもって!!この死せる者どもにひと時の息吹を与えられんことを!!』
皆が、その呪いに聴き入っていた。
クラピカが、ゴンが、レオリオが、ジャスミンが、……そして、ヒソカでさえも、飲まれたようにその場に立ち竦む。
れい子『死者どもよ!!復讐するは余にあらず!!己の命を亡きものにされその恨み晴らしたくば!!』
れい子『その者の血肉を浴びて笑むがいい!!』
れい子「……というわけで、あたし、後は知らないからね。」
冷たい笑みを浮かべながら、一言付け加えるれい子。
短い投下ですいません。今日は此処で占めさせてもらいます。
原作を知っている人ならもうわかるかも知れませんが、次回は色々ありますので……。
次のシーンを思いついて立てたので、頑張ります。
れい子が呪いを終えた後、しばしの沈黙が続く。
場をある種支配していたれい子の呪文…それが終わっても、この『飲まれた』空気は続いている。
レオリオ「(なんだ……この得体の知れない寒気は…)」
先程まで鼻の下をのばし、変態おじさんの鏡のようだったレオリオは、れい子に畏怖のこもった視線を投げかけている。
クラピカ「……(彼女……呪文?呪い?…あれを唱えた瞬間に、何かが…いや?何も起こっていないのか?)」
言い知れぬ悪寒を感じているのは、レオリオだけではない…その場の全員、あのヒソカでさえも、言い知れぬ感情を抱いていた。
しかし、ヒソカが考えているのは、他のメンバーとは微妙に異なる。
ヒソカ「(……この娘の手のひら……微かだけど、妙なオーラを纏っていたね◆)」
ヒソカは、念能力者と呼ばれる特殊な人間だ。
人体の持つ生命エネルギー『オーラ』を操り、纏い、発する事で、常識を越えた能力や力を持つもの。
ヒソカ「(天然物の念能力者?しかし……それとも毛並みが違うような…◆)」
ゆらり、ゆらりとそれは起きる。
ゾンビB「ギョアエエエエ!!!」
ゾンビA「グルルアアアア!!!」
奇術師ヒソカに殺された受験生達の死体に、かりそめの命が宿り、生ける屍ーー『ゾンビ』と化す。
ヒソカ「!!!」
レオリオ「な!」
クラピカ「!!」
ゴン「!!」
ジャスミン「……やっぱりね。」
混乱が一同に起こる中、訳を知るジャスミンのみが、冷静にゾンビの群れを見つめる。
これこそが、れい子がゾンビ屋と呼ばれる由縁ーー呪いにより、死体を強力な戦闘能力を持つゾンビに変える能力!!
さて、れい子の能力によりゾンビ化した人間は、基本的に生前の記憶を有している。
殺人や不自然な死を迎えた死者を蘇らせ、真実を死者の口から聞き出すことがれい子の家業。
ゾンビは、生きた人間とは比べられない程の闘争本能と戦闘能力を持つ。
ーーーーそれに見合う凶暴性も、餅の論である。
ゾンビ軍団「「「「「「ぎしゃあああああああ」」」」」」
ヒソカに殺された受験生達……ざっと四十名は近いゾンビが、自らを殺した者、ヒソカに恨みを晴らそうと、奇声を上げながら襲いかかる。
れい子「よし!逃げるわよ!」
レオリオ「お、おいおい!あれおまえがやったのか?」
れい子「後で教えるわよ!あの勢いだとこっちにまで襲いかかってきかねない!」
ゾンビ「ぐるあああ!!」ゴシャ
生前よりも遥かに素早い瞬発力で、ヒソカに拳を打ち込む。
ヒソカ「へえ…生前よりも…強いね◆(纏ごしでも少し痛いね)」
たとえオーラを纏い、防御力を上げていようと、恨みと憎しみの篭った死者の一撃は中々の物。幾らかは効く。
ゾンビB「ぐるあああ!!」
ゾンビA「ごおおおおお!!」
ゾンビ達「「「「「ごおおおおお!!」」」」
まるで餌に群がる蟻のように、ヒソカにおそいかかる死者たち
ヒソカ「それなりに楽しめそうだね、生前もこう好戦的で実力があれば合格なのに◆」
すまん、機種変したからめっちゃ書きにくい…なんで変えたんだろ?俺。
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