(白猫 温泉2イベの初日夜)
セツナ「トワ、まだ起きてる?」ヒソヒソ
トワ「……起きていますよ」ヒソヒソ
セツナ「ん……」ゴソゴソ
トワ「ちょっと……私の布団に潜り込んで、どうしたんですか」
セツナ「いや、だってさ、二人きりで泊まってたら、はじめからこうするつもりだったでしょ?」
トワ「それはそうですけど。……他の方の目もありますし」
ルウシェ「( ˘ω˘)スヤァ…」 ルミエ「うう……おばけ……」Zzz シエラ「……」
セツナ「もうみんな寝ちゃったんだからいいじゃん」
トワ「……仕方ないですね」ハァ
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トワ「それにしても、まさか知らない方と相部屋になるだなんて」
セツナ「想定外だったよね。でもみんな歳の近い子でよかったよ」
トワ「それにみな様、飛行島へも行ったことのある方だとか」
セツナ「うんうん、すごい偶然。でも、トワは平気だった? 知らない人と一緒の部屋なんて」
トワ「……正直、少し緊張してしまいました」
セツナ「今も緊張してる?」
トワ「今はセツナがそばにいてくれるから、ぜんぜん大丈夫ですよ」ギュ…
セツナ「ん……今日はちょっと積極的だね?」
トワ「二人で旅行するのなんて久しぶりでしたし、舞い上がっているのかもしれません。ただ、少し暑いですね」
セツナ「あー、最近暑くなってきたしね。離れる?」
トワ「いえ……このままで」
セツナ「そういえばセツナ、ルミエにすっごいひっつかれてたけど平気だったね」
トワ「ええ。もう人嫌いは克服しましたから。それにルミエさんは、すこしセツナに似ていますし」
セツナ「ええ、そう? キャラ的には正反対だと思うけどなー」
トワ「そんなことはありませんよ? おばけの怖がり方とかそっくりです」
セツナ「そこだけじゃん!」
トワ「……それよりセツナ。さっきルミエさんと一緒にくっついてきたとき、ドサクサに紛れて私の体触りまくっていましたよね」
セツナ「うぇ? な、なんのこと?」
トワ「とぼけたって無駄です。ちゃんとわかっているんですから」
セツナ「うう……だって、浴衣姿のトワとか見たら、触りたくなるに決まってるじゃん……」
トワ「はぁ……まあいいですけど。そういうのは二人きりのときだけにしてください」
セツナ「……じゃあ、今は?」
トワ「……ダメです。他の方が起きたらどうするんですか」
セツナ「そんなこと言うけどさ、むっつりなトワのことだから、ホントは少し期待してるんじゃないの?」ゴソ
トワ「! ちょっと、セツナ……?」
セツナ「こうやって覆いかぶさったら逃げられないよね」
トワ「ふ、ふざけないでください!」
セツナ「そんなにあたしたちの関係を人に見られるのがいや?」
トワ「いや、というか、恥ずかしいじゃないですか!」
セツナ「いいじゃん。見せつけてやろうよ」
トワ「……本気、ですか……?」
セツナ「うん。せっかく温泉に来たのに、なにもなしだなんていやだしさ……」グイ
トワ「っ……セツナ……」ギュ…
セツナ「なんてね」
トワ「…………え?」
セツナ「いやーごめんごめん、トワならもっとはっきり止めてくれると思ってたから、やめどきが見つからなくってさ」
トワ「……」
セツナ「さすがのあたしもそこまで見境なしじゃないよ。明日になれば二人部屋に移れるだろうし、それまで待つくらいの我慢はできるっての」
トワ「……セツナ?」ニコ
セツナ「あ、あれ……トワ? えっと、もしかしなくても怒ってる?」
トワ「別に怒ってはいませんよ。ええ。久しぶりの旅行でしたし、セツナも舞い上がってしまったのですよね?」
セツナ「そ、そうそう。テンション上がっちゃってさー……」
トワ「うふふ」
セツナ「その笑みが怖い……」
トワ「でもねセツナ。あなたが冗談のつもりでも……」グイ
セツナ「うわっ」
トワ「……こうやって覆いかぶさったら、逃げられませんね?」
セツナ「トワ、目が本気だよ……」
トワ「本気にさせたのはあなたです。責任、ちゃんと取ってください」
セツナ「う……で、でも、他の人もいるし」
トワ「大丈夫ですよ」
トワ「もうみんな寝ちゃったんですから」
〜翌朝〜
チュンチュンチュン
ルウシェ「……」Zzz ルミエ「……」Zzz セツナ「……」Zzz トワ「……」Zzz
シエラ「……」
シエラ「……隣が一晩中イチャイチャしてて一睡もできなかったわ……」
おわり
死ぬほど短くてごめん
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