【ペルソナ】屋根裏ゴミ「一夫多妻制が認められた世界?」 (29)

杏「ねー屋根裏ゴミどうするのよー」

双葉「早く、選んでくれよー」

真「分かっている?」

春「どうするの?」

千早「どうなんです?」

一二三「どうします?」

妙「どうするの?モルモット君?」

川上「君…どうしたいの?」

大宅「どうすんよ?」

冴「どうなの?」

屋根裏「…」




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俺は、迷っていた。

俺には現在10人の彼女がいる。

なにやかんやで、10股がバレた。だが、そこは、知恵の泉の知識、魔性の男の魅力、ライオンハートの度胸、慈母神の優しさ、超魔術の器用さで、乗り越えて10股を維持してきた。

そんな、性活も5年が過ぎ…そろそろ身を固めたいと彼女達が言ってきた。
俺の年上好きもあり、そろそろ彼女達の年齢があれだからだが…

屋根裏(うーん、しかし一人に選ぶなんてできない)


屋根裏(どうしたらいいんだ?)

テレビ「…と、言うことで少子化緊急対策法、通称「一夫多妻法案」が国会で可決されました」

屋根裏「!?」

テレビ「この法案は、我が国の少子化対策を一環として与野党協議の末、可決されたものであり」

テレビ「翌月に実施となります」

屋根裏「こ、これだ!」


~半年後~

屋根裏「すみません、こちらで、一夫多妻制の説明会が行われていると、伺ったんですが…」

役人「ご参加希望ですか?こちらが会場になります」

>会場には男が数十人いる。


屋根裏「はぁ…男性が多いですね」

役人「いくつか、既にテストケースで、一夫多妻制を開始されている男性がいるので、お話を聞いてみては、いかがでしょうか?」

屋根裏(どいつも、こいつも成金みたいなオヤジばかりだな)

屋根裏「まあ、金がかかるから当然か」


屋根裏「ん?若い男がいる」

キタロー「…」

屋根裏「こんにちは」

キタロー「…こんにちは」

屋根裏「話いいですか?」

キタロー「いいよ」

屋根裏「随分、お若いんですね」

キタロー「うん、一回死んだから」

屋根裏「…?」

屋根裏「奥さんは何人います?」

キタロー「7人」

屋根裏「多いですね」

屋根裏(俺が言えないけど)

屋根裏「どうして一夫多妻に?」

キタロー「僕は元々みんなこの制度を利用する気はなかったんだけど」

キタロー「僕の妻達が利用するよう強要されてね」

キタロー「それで一夫多妻になったんだ」

屋根裏「それまでどのような女性関係を?」

キタロー「えっと死んでたけど、みんなが頑張ってくれて生き返ったんだ。」

キタロー「感謝していると女子達が、みんなが借りを返せ、って言い出して」

キタロー「それでみんなと付き合っていたんだ」

屋根裏「借り?」

キタロー「セックスだよ」

屋根裏(おいおい)

キタロー「まあ、僕も性欲は溜まっていたし、軽い気持ちで彼女らと関係を持ったんだ」

キタロー「そうやって遊んでいたら、みんな孕んだ」

キタロー「それで、責任取らされたんだ」

屋根裏「」

キタロー「まず、ゆかりって嫁に、激しい暴行を受けて気絶したんだ」

キタロー「その後、気がついたらベッドに寝かされて、犯されたんだ」

キタロー「彼女危険日でバッチリ狙われたんだ」

キタロー「それで、責任取らされた」


キタロー「美鶴っていう年上の嫁がいるんだけど、子作りを強要されて」

キタロー「そのまま押し切られて、そのまま寝た」

キタロー「それで命中した」

キタロー「三人目は風花って嫁で」

キタロー「料理を食べさせられたんだ」

キタロー「媚薬を盛られて、気がついたら風花を抱いていたんだ」

キタロー「覚えてないけど、何回も中出ししたみたい」

キタロー「それで、責任取らされた」


キタロー「4人目は千尋っていう子で」

キタロー「一方的に、他の女を殺す、って言い出したから」

キタロー「落ち着かせるために、抱きついてそのまま寝た」

キタロー「避妊は、させてくれなかったんだ」

キタロー「それで、責任取らされた」

キタロー「5人目は、結子っていうんだ」

キタロー「浮気とか嫌いだから一夫多妻も嫌がると思ったけど」

キタロー「ずるずると関係続けて気づいたら妊娠してた」

キタロー「6人目はいさ子っていうんだ」

キタロー「僕の元先生でね…」

屋根裏「先生…」ビクッ

キタロー「年齢が年齢だけに重い人で、面倒だから別れようとしたら」

キタロー「妊娠していて、責任取ったんだ」

キタロー「7人目はエリザベスっていう外国人?みたいな人で…」

キタロー「僕が死ぬ前に残した遺伝子で受胎したらしく、子供がいたんだ」

キタロー「だから責任取って一緒にいる」

キタロー「まあこんな感じに一夫多妻になったんだ」


屋根裏「……大変ですね」

屋根裏「ちなみに、今どんな生活をしているんですか?」

キタロー「彼女たちが家を用意して、そこで共同に暮らしているよ」

キタロー「僕は妻達の仕事手伝うこともあるけど、基本は主夫として子作りと子育てと性欲処理に専念かな…」

屋根裏「生活費とかは?」

キタロー「彼女達で資産は十分だし、僕自身国から研究費用が出ているから、問題はないよ」

屋根裏「夜の生活はどうなっているんですか?」

キタロー「ちょうど七人だからローテーションには便利だよ」

キタロー「妻曰く、僕を見張ってないと孕ましそうだからだって」

屋根裏「ふーん、なるほど」

屋根裏「ありがとうございます。参考になりました」

キタロー「うん、また」

屋根裏(変わった人だな、でもカリスマ性は凄い)

屋根裏「ん?もう一人若い男が居る」

番長「やぁ、なんだい?」

屋根裏「話を聞いても?」

番長「ああ、歓迎する」

屋根裏「番長さんはどうしてこの制度を?」

番長「簡単だ。俺の性欲が止まらなかったんだ」


屋根裏「」

番長「だから、この制度が施行されて、真っ先に申請したんだ」

屋根裏「そうなんですか、奥さん達はどうやって説得したんですか?」

番長「ああ、一人一人回って説得して、納得してもらえた」

屋根裏「説得?」


番長「一人目は雪子というんだが、温泉旅館の女将なんだが…」

番長「都合のいい女でいいと結婚を認めてくれた」

番長「二人目は千枝というんだが、田舎で警官をしていて、旅館で待ち合わせてしてそのまま犯して孕ませた」

番長「他の女と婚約していることも伝えると、千枝は怒ったが、子供に罪は無いと一夫多妻を認めてくれた」

番長「次はりせっていう…知っているか?アイドルなんだ」

屋根裏「ええ…、ポスター持っています」

番長「そうか、りせは普通にやれた。」

番長「それで責任取るなら許してくれた」

番長「次は直斗というんだ、知っているか探偵王子っていうんだ」

屋根裏「探偵?」ビクッ

番長「ん?どうした?」

屋根裏「いえ、知り合いに探偵がいて」

番長「そうか」

番長「直斗は俺が浮気者というのは大分前から知っていたらしい」

番長「でも男の甲斐性ということで許してくれた」

番長「次はあい、っていうんだが、サバサバしている性格だから許してくれた」

番長「次は結実…母子家庭で父親にコンプレックスがあったんだが」

番長「絶対に捨てないって言って説得した」

番長「次は綾音…気が弱いくて都合がいいから愛人でもいいと言ってくれたから」

番長「一夫多妻でむしろ喜んでいた」

番長「次はマリー、嫉妬深い性格だけど、自分との時間を大切にする約束で許してくれた」

番長「次はマーガレット、絆を深めるのはむしろ歓迎するとこなんとかで、受け入れてくれた」

番長「最後は菜々子。俺の従姉妹でな」

屋根裏「従姉妹…」

番長「ああ…小さい頃から目をつけていたんだ」

屋根裏「…」

番長「もちろん大切にすると言ったら二つ返事で許してくれた」

番長「幼い頃から教育していて良かった」

屋根裏「」

屋根裏「そ、それで、今番長さんは、どのような生活をしているんですか?」

番長「俺は自分の家を出て、妻達の家をローテーションで回っている」

番長「それが一番揉めないと思っていな」

番長「年に数回は家族で集まるけど…まあ仲良くはならないな」

屋根裏「そうですか?」

番長「ああ……」

屋根裏「生活費とかは?」

番長「俺は学習塾を立ち上げているんだ」

番長「東大合格率80%の進学塾で収入には困らない。」

番長「嫁達全員が産休に入っても平気だ」

屋根裏「なるほど…」

屋根裏「ありがとうございます。参考になりました」

番長「ああ…」

番長「よかったらまた会おう」

屋根裏「はい、ありがとうございます」



屋根裏「…」

屋根裏「参考になった」

屋根裏「ハーレムはしんどそうだが俺ならできる気がする」

屋根裏「よし、やろう!」








~半年後~
屋根裏「まさか、二人共ラヴェンツァの姉の婿とは」

番長「世間は狭いな」

キタロー「どうでもいい」


屋根裏「しかも、二人共ペルソナ使いでベルベットルームの客人でしょ」

番長「世間は狭いな」

キタロー「どうでもいい」

番長「屋根裏は年上好きと思っていたが、ラヴェンツァの婚約者とは思ってなかったぞ」

キタロー「見損なったぞ」

屋根裏「二人に言われたくないですよ」

屋根裏「二人だって、年下の子に目をつけてたんでしょ?」

番長「まあな」

キタロー「舞子はそろそろ…」

番長「それで、屋根裏はどういうふうになったんだ?」

キタロー「言え」

屋根裏「みんなと同居していますよ」

屋根裏「みんなが毎晩、俺の部屋にローテーションするって流れです」

屋根裏「その代わり俺がみんなの生活費稼いでいますよ」

番長「嫁達は納得したのか」

屋根裏「まあ一応…平等にしないと怒りますが」

番長「お前の性欲なら大丈夫だよ」

キタロー「どうでもいい」



おわり

菜々子の年齢は適当

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