かぐや様は告らせたいSSです
初心者なので至らない点もあると思いますがよろしくお願いします
パクってたらごめんなさい
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なんでもない放課後!コーヒーの香りとともに!火蓋は切って落とされた!
白銀「ところでさぁ、四宮」
かぐや「はい?」
白銀「好きな人とかいんの?」
『好きな人とかいんの』!!!!
これは相手に自分の好意を伝えるための常套手段!
しかし相手もそれをわかっていながらに指摘できない!なぜなら!
かぐや(やりますね会長...ここで私が指摘しようものなら)
白銀『おいおい、俺はただ世間話として聞いただけだぞ?』
白銀『それなのにそんなおかわいい勘違いをしてしまうってことは...』
白銀『どういうことなんだろうなぁ~~~~~?????』
かぐや(絶対に無理!)
しかし!
かぐや(甘いですね会長)
一筋縄には行かない!
かぐや「えぇ...好きな人ですか?」
白銀「あぁ、ふと気になったもんでな」
かぐや「ふぅん...気になったですか...へぇ...」ニヤ
白銀(!なんだこの笑みは...は!まさか!)
かぐや(会長、お忘れですね...?この部屋には今...)
藤原「...」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
かぐや(モンスターがいることを!)
藤原「か、会長...その質問って...もしかして...」
白銀「ぐっ...!」
藤原「かぐやさんのこと...」
藤原「好 き な ん じ ゃ な い ん で す か ?」
『周りの目』!!!!!!
当の本人たちでないもの達から見ればこの質問はただの告白...!そう、この質問は相手に自分を意識させることができる分...自分の好意をはっきりと表してしまう諸刃の剣!
藤原「かぐやさんのこと好きだからそんなこと聞くんですよね!?」
藤原「そんな自分の気持ちをほのめかすような回りくどいことまでして!」
藤原「けどそんな駆け引きしてまでもかぐやさんのことが好き...!」
藤原「違いますか!」
白銀「ッ~~~~~!!!???」
『図星』!!!!まごうことなき真実!
かぐや「藤原さん、それは邪推というものですよ?ただの質問にそんな意味なんてない...そうですよね?会長?」ニヤッ
白銀「あ、あぁ...そうだぞ藤原書記、俺が四宮のこと好き...?そんなわけ...」
白銀「そんなわけ...」
白銀(ないのか...?思えば四宮と出会ってから今日まで、最初は冷徹なやつだと思ってたが...接するうちにいいところばかり見えてきて...)
白銀「...」
かぐや(言葉に詰まった!ここがチャンス!)
かぐや「会長、そんなことないんですか...?」
かぐや「それは少し...寂しい」
白銀「!」
残念そうな顔によって好意を持たれてないことがさも悲しいかのような演技!相手はワンチャンスを期待してしまう!
白銀(あれ、これもうOKなんじゃね?わんちゃんどころかフルチャン...)
かぐや(獲った!)
『勝負とは終わってみるまでわからない』古の賢人の言葉である!
白銀「し、しの」
バタンッ!
石上「あー!!!!!!!!!もう最悪!!!!!!!
ハプニング
『石 上 !』
いい雰囲気など気にしない!圧倒的非リア充!その破壊力は勝敗などいとも容易く覆す!
石上「聞いてくださいよ!!!!!!!リア充どもが!!!!!!!図書館でいちゃつき出して!!!!!!!!」
石上「男の方が『好き?』とか聞き出して告白紛いのことし出して!!!!!女の方が『それってどういうこと?』とか聞き出したあたりで耐えられなくなって出てきました!!!!!!!!」
石上「ほんっと!!!!公衆の面前であんなことして恥ずかしくないんですかね!!!!!!!!」
白銀「...!!!!////」
白銀(あれ?俺...今...」
白銀「...」ふらぁ
白銀(うおおおおおお////)ダッ
バタン
かぐや「...」
石上「あれ?会長トイレでも我慢してたんですかね?」
かぐや「石上君...?」ニコリ
石上「!」
石上(い、今振り返ったら...絶対にヤられる...!)
石上「会長!連れションしましょう!」ダダダ
バタン
かぐや「石上君は後でお説教ですね...」
藤原「それって邪魔されたからじゃないですか?」ニヤニヤ
かぐや「な、何を言ってるんですか!そんなにニヤニヤして!」
藤原「かぐやさん寂しいって///それって///」
かぐや「え?」
藤原「か、会長のこと...」
かぐや「///」ボン
藤原「どうなんですか!」ズイ
かぐや「もうやめて~~~~~~!」ダッ
バタン
本日の勝敗
引き分け
(両者逃げたために)
完
拙い文章、お目汚し失礼いたしました
ご覧いただきありがとうございました
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