ぴょんこ姫「新しいデッキができただわさ！」

ラビット大佐「ワタシのも完成したのであります」

ぴょんこ姫「これからどうするだわさ？　さっそく新しいデッキでアイツに勝負を挑みに行くだわさ？」

ラビット大佐「いえ、新たに入れたカードの使い勝手をあらかじめ確かめておいた方がいいのであります」

カバまろ「カバですメェ～」ｺｸｺｸ

ぴょんこ姫「まあ……入れたカードが思ったよりデッキに合わなかったとかそういうこともあるだわさ」

ラビット大佐「逆に、思った以上に強かったとかそういうのも確認できるのであります」

ぴょんこ姫「ならラビット大佐、新しいデッキ同士で試しにデュエマするだわさ！」

ラビット大佐「ぴょんこ姫が相手だとしても手加減はしないのであります」

ぴょんこ姫「ふん、手加減なんてされなくても実力で叩き潰してやるだわさ」

ぴょんこ姫、ラビット大佐「「デュエマ！　スタート！」」

ナレーターの助「ウサギ団のリーダーぴょんこ姫とその部下、ラビット大佐とのデュエマ」

ナレーターの助「ぴょんこ姫がリーダーらしいところを見せるのか」

ナレーターの助「それとも闇文明使いのラビット大佐の妨害が、その戦略を打ち破るのか！」

ぴょんこ姫「2ターン目といったらやっぱりこの子、一番隊チュチュリスを召喚だわさ！」

ぴょんこ姫「ターンエンドだわさ！」


ぴょんこ姫
盾5
マナ2（ジェットセット・バイト、ドドンガ轟キャノン）
墓地0
手札4
山札28
場1（一番隊チュチュリス）

ラビット大佐
盾5
マナ2（冥王の牙、凶鬼71号ドーン）
墓地0
手札3
山札29
場1（一番隊バギン16号）

ラビット大佐　ターン3


ラビット大佐「ワタシのターン、ドローであります」

ラビット大佐「暗黒の太陽をマナに置き、魔薬医ヘモグロを召喚であります！」

ぴょんこ姫「むむっ！　いつもは使ってないカードが出てきただわさ！」

ラビット大佐「今回初めてデッキに入れてみたのであります」

ぴょんこ姫「それで、どんな能力のカードなんだわさ？」

ラビット大佐「まず1つ目の能力を発動するのであります。登場時に相手は手札を1枚捨てるのであります」

ぴょんこ姫「アッポー・チュリスを捨てるだわさ。それで、2つ目の能力っていうのはなんなんだわさ？」

ラビット大佐「自分のターンの間に破壊されれば、ターン終了時にバトルゾーンに戻ってくる能力であります」

ぴょんこ姫「それって登場時能力がまた発動しちゃうってことだわさ！？」

ラビット大佐「その通りであります。上手く破壊すれば繰り返し手札破壊ができるのであります」

ぴょんこ姫「お、恐ろしいクリーチャーだわさ……」

ラビット大佐「ターンエンドであります」


盾5　マナ3　墓地0　手札2　山札28　場（バギン16号、ヘモグロ）

ぴょんこ姫　ターン3


ぴょんこ姫「私のターン、ドローだわさ！」

ぴょんこ姫（前のターン、バギン16号でシールドを攻撃できる状況なのにラビット大佐は何もしなかった……）

ぴょんこ姫（きっと手札破壊でこっちの手札を切らすつもりだわさ……でも、そうはさせないだわさ！）

ぴょんこ姫「ジェットセット・バイトをマナに置き、ナグナグ・チュリスを召喚だわさ！」

ぴょんこ姫「能力でヘモグロとバトル！　ヘモグロをやっつけるだわさ！」

ナグナグ・チュリス3000
ＶＳ
魔薬医ヘモグロ1000

ラビット大佐「くっ……」

ぴょんこ姫「相手のターン中に破壊されたヘモグロは復活しない、これで手札破壊は封じたわさ！」

ラビット大佐「さすがはぴょんこ姫。お見事であります」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

カバまろ「」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ぴょんこ姫「それだけじゃ済まさないだわさ。チュチュリスでシールドを攻撃だわさ！」（盾5→4）

ラビット大佐「シールド・トリガーはなかったのであります」

ぴょんこ姫「ターンエンドだわさ！」


盾5　マナ3　墓地1　手札2　山札27　場（チュチュリス、ナグナグ・チュリス）

ラビット大佐　ターン4


ラビット大佐「ワタシのターン、ドローであります」

ラビット大佐「ヘモグロを破壊して安心しているところ申し訳ありませんが、そうはいかないのであります」

ぴょんこ姫「へ？」

ラビット大佐「凶鬼56号ゴロンをマナに置き、コストを1下げて2マナ、凶鬼27号ジャリを召喚であります」

ぴょんこ姫「墓地増やしと回収が同時にできるクリーチャーだわさ……」

ラビット大佐「暗黒の太陽とルドルフ・カルナックを墓地へ。そして墓地のヘモグロを手札に戻すのであります」

ラビット大佐「そして、コストを1下げて2マナ、魔薬医ヘモグロを再び召喚するのであります」

ぴょんこ姫「手札のフライパン・マウンテンを捨てるだわさ……」

ラビット大佐「さらに一番隊バギン16号で、ぴょんこ姫の一番隊チュチュリスを攻撃するのであります」

バギン16号 2000
ＶＳ
チュチュリス 2000

ぴょんこ姫「相打ちになってチュチュリスが破壊されてしまっただわさ……」

ラビット大佐「ターンエンドであります」


盾4　マナ4　墓地3　手札2　山札25　場（ジャリ、ヘモグロ）

ぴょんこ姫　ターン4


ぴょんこ姫「私のターン、ドローだわさ！」

ぴょんこ姫「ふふん、いいカードを引いただわさ！」

ラビット大佐「むむっ？」

ぴょんこ姫「ナグナグ・チュリスをマナに置き、4マナでボンバー・チャージャーを発動だわさ！」

ラビット大佐「おお、それは！」

ぴょんこ姫「能力でヘモグロを破壊して、それからボンバー・チャージャーはマナに置かれるだわさ！」

ラビット大佐「魔薬医ヘモグロの破壊とマナ増やしを同時に行うとは……」

ぴょんこ姫（でも、ヘモグロは倒せたけど手札がなくなっちゃっただわさ）

ぴょんこ姫「どんどん行くだわさ！　ナグナグ・チュリスでシールドを攻撃だわさ！」（盾4→3）

ラビット大佐「今回もシールド・トリガーは出なかったのであります」

ぴょんこ姫「ターンエンドだわさ！」


盾5　マナ5　墓地3　手札0　山札26　場（ナグナグ・チュリス）

ラビット大佐　ターン5


ラビット大佐「ワタシのターン、ドローであります」

ラビット大佐（ぴょんこ姫の手札を切らすことには成功しましたが、ここからどうしましょうか……）

ラビット大佐（クリーチャーを並べられていませんし、まずはそちらをどうにかしましょう）

ラビット大佐「冥王の牙をマナに置き、まずは3マナで凶鬼33号ブスートを召喚するのであります」

ぴょんこ姫「そのカードは……！」

ラビット大佐「凶鬼33号ブスートの能力で凶鬼27号ジャリを破壊し、即座にバトルゾーンに戻すのであります」

ぴょんこ姫「登場時能力がまた発動しちゃうだわさ！」

ラビット大佐「その通りであります。凶鬼27号ジャリの能力を再利用するのであります」

ラビット大佐「山札の上の魔薬医ヘモグロと凶鬼56号ゴロンを墓地に置き、バギン16号を手札に戻すのであります」

ラビット大佐「そして、残りの2マナで一番隊バギン16号を召喚するのであります」

ぴょんこ姫「まずいだわさ。手札がないからラビット大佐の3体のクリーチャーに対処できないだわさ……」

カバまろ「カバですメェ……」

ラビット大佐「ふふっ、ターンエンドであります」


盾3　マナ5　墓地5　手札2　山札22　場（ブスート、ジャリ、バギン16号）

ぴょんこ姫　ターン5


ぴょんこ姫（マナは5枚あるけど手札はゼロ……ここでいいカードを引けないとマズいだわさ）

ぴょんこ姫（なにかこの状況を打開できるカード……せめて、5マナ以下のカードが欲しいだわさ）

ラビット大佐「ぴょんこ姫、早くカードを引くのであります」

ぴょんこ姫「わ、わかってるだわさ……」

ぴょんこ姫（このドローがこの後の流れを決める……いいカード来いだわさ！）

ぴょんこ姫「私のターン、ドローだわさ！」

ぴょんこ姫「来ただわさ！　5マナを使い、ボワー汽艦ゴリンゴリを召喚するだわさ！」

ラビット大佐「厄介なクリーチャーが出てきたのであります……！」

カバまろ「カバですメェ～」

ぴょんこ姫「この子は攻撃し終えた時、自分の手札を3枚にすることができるんだわさ♪」

ぴょんこ姫「行くだわさ！　スピードアタッカーのゴリンゴリでシールドを攻撃だわさ！」（盾3→2）

ラビット大佐（あれを破壊できるシールド・トリガーを引けなければ能力を発動されてしまいます……！）ﾍﾟﾗｯ

ラビット大佐「来ました、シールド・トリガーなのであります！」

ぴょんこ姫「あ……」

ラビット大佐「シールド・トリガー！　暗黒の太陽を発動なのであります！」

ぴょんこ姫「げげっ……ってあれ？　その呪文って……」

ラビット大佐「パワー3000以下のクリーチャーしか破壊できないのであります」

ぴょんこ姫「ズコーッ！　でも助かっただわさ」

ラビット大佐「能力でナグナグ・チュリスのパワーを3000下げて、破壊するのであります」

ぴょんこ姫「ゴリンゴリの能力を発動するだわさ！　カードを3枚引くだわさ！」

ラビット大佐「ワタシの手札破壊が完全に無駄になったのであります……」

ぴょんこ姫「ふふん、ラビット大佐の妨害作戦もここまでだわさ！」

ぴょんこ姫「ターンエンドだわさ！」


盾5　マナ5　墓地4　手札3　山札22　場（ゴリンゴリ）

ラビット大佐　ターン6


ラビット大佐「手札は回復されてしまいましたが、切り札召喚の準備は整ったのであります」

ラビット大佐「では、そろそろ行くのであります」

ぴょんこ姫「ッ……！」

ラビット大佐「このラビット大佐、ただいまより切り札を引くのであります！　とうっ！」

ラビット大佐「いっつもなんだか使われて、パッと見そこらのペーペーでも！」

ラビット大佐「ワタシは大佐、偉い、ララライ、ワタシは、偉いんだぁー！」

ラビット大佐「これが、ワタシをピョコっと勝利に導くカードであります！」

ラビット大佐「まずは、冥王の牙をマナゾーンに置くのであります」

ラビット大佐「そして切り札を出す前に、凶鬼27号ジャリを召喚するのであります」

ぴょんこ姫「ま、また墓地増やしだわさ……！」

ラビット大佐「凶鬼33号ブスートと一番隊バギン16号を墓地へ置き、魔薬医ヘモグロを手札に戻すのであります」

ラビット大佐「そして、魔薬医ヘモグロを召喚するのであります」

ぴょんこ姫「まただわさ……！　チュー戦車ディーディを捨てるだわさ」

ラビット大佐「凶鬼27号ジャリ2体、一番隊バギン16号、魔薬医ヘモグロの計4体を破壊し――」

ラビット大佐「――ジョルジュ・バタイユをマナを支払わずに召喚するのであります！」

ぴょんこ姫（ラビット大佐の切り札が出ただわさ……！）

ラビット大佐「ジョルジュ・バタイユの能力で自分の墓地を2倍にするのであります」

ぴょんこ姫「ぼ、墓地を一度に11枚も増やしただわさ！？」

ラビット大佐（ドーン2枚、カルナック2枚、バギン2枚、ゴロン2枚、暗黒の太陽、阿修羅ムカデ、ジャリが墓地へ）

ラビット大佐「そして、凶鬼33号ブスートでシールドを攻撃するのであります」（盾5→4）

ぴょんこ姫「シールド・トリガーはないだわさ……」

ラビット大佐「では、ターンエンドでありますが、その時に――」

ラビット大佐「ジョルジュ・バタイユの能力で破壊された魔薬医ヘモグロが墓地から蘇るのであります」

ぴょんこ姫「アッポー・チュリスを捨てるだわさ……」


盾2　マナ6　墓地21　手札0　山札8　場（ブスート、ヘモグロ、ジョルジュ・バタイユ）

ぴょんこ姫　ターン6


ぴょんこ姫「ラビット大佐のシールドは2枚……バタイユが動き出す前に一気に勝負を決めるだわさ！」

ぴょんこ姫「すっごい切り札引いちゃうんだわさー！　オーン！」

ぴょんこ姫「切り札切り札どこだぴょーん♪　見つけただわさ、それだわさわさわさわさ……わさーっ！」

ぴょんこ姫「この子で勝っちゃうだわさ♪」

ぴょんこ姫「まずは2マナで、一番隊チュチュリスを召喚するだわさ」

ぴょんこ姫「次にチュチュリスの能力でコストを1下げて、ダチッコ・チュリスを1マナで召喚するだわさ！」

ラビット大佐「むむっ、いったいどんな能力のクリーチャーでありますか？」

ぴょんこ姫「この子を出した時、次に召喚するビートジョッキーのコストを3下げるだわさ！」

ラビット大佐「一番隊チュチュリスと合わせてコストが4も下がるのであります……まさかなのであります！」

ぴょんこ姫「そのまさかだわさ！　コストを4下げて、ガンザン戦車スパイク7Kを2マナで使うだわさ！」

ラビット大佐「たった5マナで3枚のカードを一度に使うとは……であります！」

ぴょんこ姫「この子は進化するかしないか選べるだわさ！　今回はダチッコ・チュリスから進化だわさ！」

ぴょんこ姫「登場時能力でガンザン戦車とゴリンゴリ、チュチュリスをパワーアップするだわさ！」

ラビット大佐「パワー+5000とシールドブレイク数の追加……まずいのであります！」

ぴょんこ姫「まずはゴリンゴリでシールドを攻撃！　ガンザン戦車のおかげで2枚ブレイクだわさ！」（盾2→0）

ラビット大佐「シールド・トリガーが出なければ負けてしまうのであります……来たのであります！」

ぴょんこ姫「！」

ラビット大佐「スーパー・シールド・トリガー！　冥王の牙を発動なのであります！」

ぴょんこ姫「ま、まずいだわさ！」

ラビット大佐「まずは1つ目の能力で、ガンザン戦車スパイク7Kを破壊するのであります！」

ぴょんこ姫「うっ……」

ラビット大佐「次に2つ目の能力で、山札の上から3枚を墓地に置き、その後1体を復活させるのであります！」

ラビット大佐「龍装者グルド54号、凶鬼33号ブスート、魔薬医ヘモグロの3枚を墓地に置き――」

ラビット大佐「――そして墓地から、阿修羅ムカデをバトルゾーンに出すのであります！」

ぴょんこ姫「見たことがないカードだわさ！　いつの間に墓地に送ったんだわさ！？」

ラビット大佐「忘れたのでありますか？　ジョルジュ・バタイユで墓地を増やしていたのであります」

ぴょんこ姫「枚数が多かったからよく確認してなかっただわさ」

ラビット大佐「そして阿修羅ムカデの能力でボワー汽艦ゴリンゴリのパワーを9000下げ、破壊するのであります」

ぴょんこ姫「ゴリンゴリの手札補充が使えなくなっちゃっただわさ……」

ラビット大佐「しかも阿修羅ムカデはブロッカーな上、破壊されてもタップ状態で戻ってくるのであります」

ぴょんこ姫「そんなカードが入ってるなんて完全に予想外だったわさ」

ぴょんこ姫「ターンエンドだわさ」


盾4　マナ5　墓地9　手札0　山札21　場（チュチュリス）

ラビット大佐　ターン7


ラビット大佐「ワタシのターン、ドローであります」

ラビット大佐「いいカードを引いたのであります」

ラビット大佐「龍装者グルド54号を召喚。その能力でワタシのジョルジュ・バタイユを破壊するのであります」

ぴょんこ姫「でも、バタイユは墓地のカード6枚を戻せば生き残るだわさ！」

ラビット大佐「その通りであります。そして龍装者グルド54号の能力で一番隊チュチュリスを破壊であります」

ぴょんこ姫「クリーチャーがゼロになっちゃっただわさ！」

ラビット大佐「それでは一斉攻撃であります。まずはジョルジュ・バタイユで攻撃であります！」（盾4→1）

ぴょんこ姫「シールド・トリガーが出たわさ！　イフリート・ハンドで阿修羅ムカデを破壊するだわさ！」

ラビット大佐「くっ、ですが阿修羅ムカデはタップ状態でバトルゾーンに戻るのであります」

ラビット大佐「そして、魔薬医ヘモグロで最後のシールドをブレイクであります！」（盾1→0）

ぴょんこ姫「シールド・トリガー来いだわさ……！」

ぴょんこ姫「またシールド・トリガーだわさ！　フライパン・マウンテンでブスートを破壊だわさ！」

ラビット大佐「攻撃クリーチャーが破壊されてしまったのであります……」

ぴょんこ姫「やっただわさ！」

ラビット大佐「大型クリーチャーが2体いるにもかかわらずトドメを刺せなかったのであります……」

ぴょんこ姫「イフリート・ハンドをデッキに入れてトリガーを増強しておいてよかっただわさ」

ラビット大佐「火文明は防御が苦手なぶん、シールド・トリガーが大事になってくるのであります」

ぴょんこ姫「おかげで助かっただわさ」

ラビット大佐「ターンエンドであります」


盾0　マナ6　墓地19　手札0　山札10　場（ブスート、ヘモグロ、ジョルジュ・バタイユ、ムカデ、グルド）

ぴょんこ姫　ターン7


ぴょんこ姫「私のターン、ドローだわさ！」

ぴょんこ姫（ラビット大佐のシールドは0枚。でも、大型ブロッカーの阿修羅ムカデが邪魔で……ってあれ？）

ぴょんこ姫「そういえば阿修羅ムカデは攻撃してないのにタップされてるだわさ？」

ラビット大佐「ええ。魔薬医ヘモグロと違い、阿修羅ムカデはタップ状態で復活するのであります」

ラビット大佐「なのでこのターン、ワタシの身を守るカードはないのであります」

ぴょんこ姫「ふふん、いいことを聞いちゃっただわさ」

ラビット大佐「ま、まさか……」

ぴょんこ姫「ボンバー・チャージャーをマナゾーンに置き、3マナでチュー戦車ディーディを召喚するだわさ」

ラビット大佐「おや、スピードアタッカーを引いていたのではなかったでありますか……？」

ぴょんこ姫「違うだわさ。チュー戦車ディーディをNEO進化、ブルマン・チュリスを召喚だわさ！」

ラビット大佐「2マナのNEO進化クリーチャー……！」

ぴょんこ姫「ラビット大佐はさっき『ワタシの身を守るカードはないのであります』って言ってただわさ」

ラビット大佐「ああ、そんな……！」

ぴょんこ姫「進化だからすぐ攻撃できるだわさ。ブルマン・チュリスの能力で1枚引きつつ、プレイヤーに直接攻撃だわさ！」

ラビット大佐「ま、負けたのであります……！」


ぴょんこ姫　勝利！

ぴょんこ姫「やった！　勝っただわさ！」ｽｯ

カバまろ「カバですメェ～！」ﾊﾞﾁｰﾝ

ぴょんこ姫「痛いだわさ！　そんなに強くハイタッチしなくてもいいだわさ！」

カバまろ「カバですメェ……」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

ラビット大佐「くぅぅ、ジョルジュ・バタイユと阿修羅ムカデが並んだ時は勝ったと思ったのであります……」

ぴょんこ姫「私もあの状態から勝てるとは思ってなかっただわさ」

ラビット大佐「妨害ばかりに意識が向いていて、防御が疎かになっていたのが敗因であります」

ぴょんこ姫「今回使わなかったカードも色々試してみるだわさ」

ラビット大佐「改善したデッキで切札ジョーに勝ち、ジョーカーズのカードを絶対にゲットするであります！」

カバまろ「カバですメェ～！」

ぴょんこ姫「3人で頑張るだわさ！」

ぴょんこ姫、ラビット大佐、カバまろ「「「えいえい、おー！」」」


完