浦飯幽助「あん？聖杯戦争だと？しっしっ！こっちは忙しいんだよ、他を当たってくれ」

ぼたん「今、手が空いてるのが幽助しか居ないんだよ、霊界探偵だろ助けておくれよ」

浦飯幽助「もーとーだ！元霊界探偵！助ける義理はねえ！」

ぼたん「チッ！引っかからなかったねぇ」

浦飯幽助「だいたい！なんで俺なんだよ！飛影や蔵馬、桑原あたりにでも頼んだろいいだろうが！」

ぼたん「それが飛影は魔界だし、蔵馬は仕事でヨーロッパに出張中で、桑原くんは単位落としそうだから家に篭って必死に勉強してるんだよ」

浦飯幽助「オイオイ、最後だけやたらしょぼいのは気のせいか？」

ぼたん「とにかく！事件を解決できるのは幽助しか居ないんだよ」

浦飯幽助「嫌だ！メンドクセェ！」

ぼたん「なんだい！人がせっかく大して美味しくないラーメンを毎度、毎度、食べに来てあげてるんだから！話くらい聞いてくれてもいいじゃないさ！」

浦飯幽助「なんだと～！このクソあま！」

ぼたん「だいたい！なにさ！忙しい事って？」

浦飯幽助「あん？…パチンコだ、パチンコ！」

ぼたん「……」ピク！

ぼたん「ふぅー」

ぼたん「あら！幽助、パチンコはやめたんじゃなかったのかい？」猫目

浦飯幽助「あれは蛍子の機嫌を直す為についた嘘だよ！もともと辞める気なんてこれぽっちもねえ！」

ぼたん「まったく…蛍子ちゃんには同情するよ」

ぼたん「でも…いい方法が思いついたよ」

ぼたん「幽助…パチンコ行ってること蛍子ちゃんに言いふらすよ？」

浦飯幽助「あっぼたん！テメェ！俺を脅す気か！」ワナワナ

ぼたん「あたしは口が軽いからねぇ、すぐに返事を貰わないと誰かにポロっと言っちまうよ」ニコニコ

浦飯幽助「くっそー！わーった！行けばいいんだろ！行けば！」

ぼたん「本当かい！いーや元霊界探偵から善意ある協力を得られて嬉しいよ！」

浦飯幽助「ケッ！なーにが！善意だ！悪意の塊じゃねえか？」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492958555