【安価】もし格ゲーが学び舎として (100)



校長「……」

校長「君が新入生だね」

校長「そこに君の全てを証明するものがある」


「生徒手帳」を手に入れた。


校長「君の力を。君の在り方を。君の証を。」

校長「そこに記すことをもって、入学を認めよう」





表紙に氏名を書く欄がある。
>>2-4
入力すると、校長の独断により切り貼りされて名前になる、とある。

プロフィールを書く欄が表紙裏にあった。
性別その他等々は名前の語感から校長が適当に決めてしまう、とある。

そこから先は、身体測定表のように様々な数値が書き込めるようになっていた。
ただし、自由に書けるわけではなく「コンマ」という数値を参照する、とある。
>>2 体力
>>3 火力
>>4 機動力
>>5 リーチ
>>6 発生・後隙
>>7 崩し力
>>8 手数
>>9 防御力
>>10 制圧力

備考欄には、自分の特徴を自由に書き込めるとあった。
>>6-10
きっと、ゲージやキャンセルなどのシステムを導入する事すら可能だろう。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492865300

キジマ・シズカ

アズマ・サカモト

赤業 大雅(あかごう たいが)

ジャック・ブレンダー

刀を用いた抜刀術を使う

キャンセルワザが豊富

コマ投げもち

軽薄飄々とした偉丈夫

紙防御



校長「ふむ……」

校長「……ふむ。」

校長「よかろう。では、君の名前は校則に乗っとり「マズマズ赤キジ」とする。」

マ赤キ(仮)「待ってくれ。これではプロフィールを連想する事はおろか、性別すら推し量る事は出来ないだろう」

校長「早速校則違反か。それもよかろう、反骨もまた学徒の象徴である。


校長「では、ちょっとカッコいい名前として「大雅梓姫(たいがあずき)」と「秋間業路(あきまごうじ)」を提出しておこう」

校長「なに、実際の名前は全校投票によって決まる。放送を聞くが良い」



スピーカー「えー、皆さん。おい。生徒会だ、生徒会。」

スピーカー「今年の新入りが名前を決めかねているらしいな。全校投票だ!!」

スピーカー「第一候補、マズマズ赤キジ!!」ウォォォオオ!

スピーカー「次! 大雅梓姫……だってよ。プッ」

スピーカー「えーと最後に……秋間業路だとさ。プフ、フフフフ……」

スピーカー「えーあー静粛。静粛よろ。じゃあ>>12の野郎。生徒会室来いよ、面倒だからお前が全校生徒分書いて提出しろ。5分で頼むわ」



ガヤガヤ……ガヤガヤ……

マ赤キ(仮)「あのさ……ここの生徒会、大丈夫なのか?」

校長「割と最近はヤバい。言っただろう、反骨もまた学徒の象徴だと。ワシは手に負えん」

マ赤キ(仮)「あんたのネーミングセンスも分からんが……」



※赤キジ以外は生徒会と対立関係になります。

こんなんマ赤キ一択やwww



スピーカー「おっ! スゲー書類の束……やるじゃん。見してみ見してみ」

スピーカー「ああ一番上の1枚だけでいーよ、うん、うん」

スピーカー「……そりゃそうだよなあ、おい聞け全校生徒! 今年の新入りの名前は「マズマズ赤キジ」だァ!!」

ワァァァァァァ!!!



マ赤キ(当確)「……」

校長「……」

マ赤キ(当確)「なぁ」

校長「いるんじゃよ。こういう、面白半分で取り返しのつかない事をする輩が」


……懐の生徒手帳が光り輝いている。


校長「これで正式にお前はこの学校の生徒だ。おめでとう」

マ赤キ(おめでとう)「いや、うん」

校長「まず、保健室で身体測定をしてくるといいぞ。生徒手帳の項目も補填してくれるだろう、頑張れマズキジ」

マ赤キ(マズキジ)「マ、マズキジ言うな!!」


保健室


マ赤キ「失礼する」

保健医「あら、いらっしゃい。今年のマズキジちゃんは身体が大きいわねぇ」

マ赤キ(昨年までにもマズキジが存在していたというのか……?)

保健医「ああ、そんな固くならないで頂戴。生徒手帳を埋めに来たのよね、適当に5分くらいで書いてあげる」サッ

マ赤キ「適当に、ってあっ。いつの間に……」



……



マズマズ赤キジ

性別:オス
種族:解剖しないと分からないわ
年齢:16
生い立ち:分かるわけないじゃない
特徴:がっしりしていて大きい体躯。つかみ所のない性格で格校デビューしたかったみたいだけど大変そうね。かわいそうに


マ赤キ「……ありがとうございます」

保健医「あらあら。これくらいならいつでも書いてあげるわ」

マ赤キ(いつでも書いていいんですかコレ)


保健医「よし、それじゃちゃんと先生らしいことしようかしらね。身体測定の結果からお話ししていくわ」


保健医「体力は平均よりほんの少し無いくらいかしら? 悲観するレベルじゃないから、少しずつみんなに付いていくといいわ」
マ赤キ(46)「分かりました」

保健医「でも火力はそうねぇ……ずいぶん軽いみたい。私生活でも心当たりがあるんじゃない?」
マ赤キ(14)「ショウジョウバエなら確定2発で倒せますが?」

保健医「それならいいわ。その代わり素早いみたいだしね。この数字は自信を持っても良いと思うわ」
マ赤キ(71)「本当ですか? ありがとうございます」

保健医「それに見て頂戴、この間合い! これは学校全体で見ても相当のリーチよ! 先輩にも遠慮なく挑めると思うわ!」
マ赤キ(83)「まあ、そこは自信がありましたね」

保健医「でも、小回りは効かないみたいね……差し返されたり、発生前に潰されたりした経験は?」
マ赤キ(30)「餅つきで、餅を返す役になると実感します……」

保健医「さらには崩すのも苦手と来ましたか……ちゃんと弱点として認識しなさい?」
マ赤キ(11)「ジェンガは無敗だったんですが……」

保健医「まあ、手数は平均的で良かったじゃない。暴れ潰しにはちょうど良いかしら」
マ赤キ(57)「なるほど」

保健医「そして防御性能も平均的、と。少しずつ理解を深めていきましょう」
マ赤キ(50)「そうですね」

保健医「最後に制圧力……これはリーチからして当然と言うべきか、なかなか高めね。相手は嫌がるわよ~?」
マ赤キ(70)「めっそうもない……」


保健医「それで君の個性というと……刀を扱えるのね?」
マ赤キ(抜刀術)「大したものではございませんがね」
保健医「銃刀法違反よ。」
マ赤キ(犯罪)「……。」

保健医「それと……あら? あなた、コマンド投げの教養があるのに、崩しが苦手なのはどうして?」
マ赤キ(コンボ〆用)「いやね、発生が……」

保健医「それと血液検査から紙防御と出ているのだけれど……うーん、これは再検査かしら」
マ赤キ(シッショー)「あ、それは間違いないです。切り返しや択の拒否は安定しているので」
保健医「平均すれば中央値くらい、というわけね。分かったわ」



保健医「うん。とりあえず急ごしらえで書いたものだけど、一応医師からのコメントという事で。読んでおいて頂戴」


「保健医からの総評」を手に入れた。


冊子を開いてみると、走り書きながら読みやすい字で自分についての評価が記されている。

「あなたは強い牽制力を軸にして立ち回り、挙動や機動力で上手く動かした相手から堅実に体力を削っていくのが得意のようね?」

……

「その代わり、そもそもの火力と、耐久や崩しにくさ恵まれていないフレーム関係などの攻め込みにくさがリスクを犯す事を妨げているみたい。違うかしら?」



「自分にあった立ち回りや戦術が綺麗に固まっているのは良いけれど、弱点から目を背けるためにそれを強制していればあなたは伸び悩んでしまうわ。」

。。。

「ここは格闘学校……あなたの対戦格闘をサポートする素敵な学び舎よ。あなたが高みへ登っていく為の術がきっと見つかる。まずは、入学おめでとう」




マ赤キ(少し感動)「……」

マ赤キ(でもマズマズ赤キジ)「ま、やっていけそうですかね」




初日は入学手続きにより、結局クラスには立ち入らないまま終わってしまった。



翌日の朝、まだまだ新鮮な通学路を歩く。

マ赤キ(定着)「この辺は土地が広い、と」

呑気に見渡しながら歩いている、その時だった!


?「どどど、どいてどいてぇぇ~!!」


マ赤キ「……? ん、待った待った待った!!」

猛スピードで坂道を駆け下りてくる自転車! 咄嗟の弾抜けも間に合わず……

マ赤キ&?「わ、ああああああ!!?」



割と一方的に大男が撥ね飛ばされたのだった(紙防御)






マ赤キ「いたたた……これはいけませんな……」

マ赤キ「ん?」


(格ゲー特有のローアングルサービス)


マ赤キ「これは、これはこれは……」

?「ちょっと、大丈夫ですか? まさか判定勝ちするなんて思ってなくて……え?」


(コマ送りすると1Fとかだけ見えるやつ)


?「え、見て、見て、る、あわ、あわあわあわあわ」

?「い、にゃああああ!!」


!!!!!!!!!!!!!!!!!
「マズマズ赤キジ」 VS 「謎の学園生」
!!!!!!!!!!!!!!!!!


戦闘について

1ラウンド制です。
体力ゲージは■■■■■■□□のように表され
必殺ゲージは●★●☆○☆(例は1.5ゲージ)のように表されます。

自由に行動を選択できるのは学園で指定された「スタイリッシュバッヂ」が外れてからになります。

技についてはストーリーと共に増えていきます。




マズマズ赤キジ コマンド技

赤の太刀
少し溜めてから画面7割を横一閃に斬る。
空ガ不能。

雉の閃き
飛び掛かって大きく吹き飛ばす打撃コマンド投げ。
飛び掛かり中は空気の相手しか掴まず、着地の瞬間は地上の相手しか掴まない。
発生が遅い。

「マズマズですかね」
一定時間すべての攻撃にガード削りが発揮され、コマンド技については被ガード側の硬直が延びる。
発動に少し時間がかかる。

マズマズ赤キジ 必殺技

喪喪佗楼(ももたろう) 2ゲージを消費
無敵を伴った斬り上げがヒットすると追って飛び上がり、真上から無限の太刀筋にて摩天楼を描く。
近距離戦では癖のなく扱いやすい必殺技。






?「よよよよくも乙女のぱんつをですね、ですね!!」
■■■■■■■
○☆○☆○☆

マ赤キ「お、落ちついてください!?」
■■■■■■
○☆○☆○☆

FIGHT!


開幕
1 バックジャンプ
2 通常技キャンセル赤の太刀
3 後ろ歩き




マ赤キ「ふっ、赤の太刀ッ」



?「う、キャッ!」

?「長いなあ、あれ……あんなに余裕で届いちゃうんだ。どうしよどうしよっ」




開幕は上手く間合いを離せ、中央からも押している。

機動力を活かして前に細かく詰めながら、通常技の先端を置くように、生出しの赤太刀は刺すように牽制していった。

ブン!

?「よし。ここだっ」

ブン!

?「わぷっ、んもー!」
マ赤キ「赤の太刀ッ」
?「ぬ、ぬううう……」

次は図々しく通常技をノーキャンセルで置いていく。
開幕の作戦は間違っていなかったようだ。


マ赤キ
■■■■■■
●★○☆○☆


■■■■■□□
●☆○☆○☆

マ赤キ(間合いは前ジャンプ分より離せている。どうする?)
1 ある程度上から抑え込んでいく
2 垂直を置いて様子を見ていく
3 赤の太刀のテンポをずらす



?(あの長いの、ガードすれば少し有利みたい。そこを少しずつ近付いていって、飛びが通るようになったら……)


ブン!


?(ガード!)
?(……)


ガッ、ガッ、ブン、ブン!


?(! ダッシュ慣性から固め直された。また離されちゃった……!)
マ赤キ(ディレイ幅いっぱい……)


マ赤キ「赤の太刀ッ」


?「! あ、ああっ、もうっ」
?(飛べなかった! もう、もーっ!)

?(この間合いならあれしか届かないから、先飛び通して空振り硬直に!)

フワッ、

?「うげ」
マ赤キ「失礼します」
?(見られてた……!)
マ赤キ「赤の太刀ッ!」

?「んぎゃ!! く、空ガできない……?」

?「っく、こうなりゃ……!」

マ赤キ
■■■■■■
●★●★○☆


■■■□□□□
●★○☆○☆

1 このまま処理していく
2 空キャンできる小技で釣ってみる
3 赤の太刀が苦手と踏んで執拗に被せる



ブン!
マ赤キ「赤の太刀!」


?(ガードできた! でもこっちの前ステや飛びは待たれてるから、後ろ歩き!!)
マ赤キ(飛び込み防止に中攻撃を……いや、空キャンの効く小技を!!)


スカッ、
?「!! 今だうりゃぁ~~!!!」


マ赤キ(っ、突進技! というか、チャリ!!)
マ赤キ「赤の太刀ッ!!」


ズバン!!


?「か、空キャン。やられたぁ……」counter!

マ赤キ「壁バウンド……! 閃け!」


跳ね返ってくる女学生を空中で掴み、斜め上に斬り飛ばす。本来なら遠くに落ちて仕切り直しだが、壁は近い!



マ赤キ「スパキャン236236B……招きましょう」

?「!!」



ズバン!
マ赤キ「見上げてごらんよ」
?「――」
マ赤キ「あなたの眠る、桃の楼を」

ズダン!
ズダン!
ズダン!ズダン!
ズダンズダンズダン!
ズダズダズダズダズダ……!!

?「あ……」
マ赤キ「めでたし、とな」


ズバシュ!!!

SA FINISH!
Perfect!



……

マ赤キ「はぁ、はぁ……落ち着きましたかねぇ」

?「う、ううっ……」

マ赤キ「まあ、見てしまった事は謝りますよ」

?「ううん、こっちこそごめんね。元はといえばわたしが轢いたのが悪いんだし」



マ赤キ「マズマズ赤キジと申します。あなたは?」

?「わたしですか? わたしは、「みっちょん・委員長ッシブル」ですっ」

マ赤キ「……委員長っぽいから、なんて理由ですかね」

みっ長ブル(仮)「なんで分かるの!?」

マ赤キ「いや、そこ以外の脈絡はさっぱり分かりません」




みっ長ブル(仮)「というか、時間!!」

マ赤キ「……! 遅刻」

みっ長ブル(仮)「後ろ乗って! 飛ばすよ!!」

マ赤キ「明らかに体格差が逆なんですが!」

みっ長ブル(仮)「つべこべ言わない、4溜め……646C!!」キュピーン

マ赤キ「は……? ひっ!?」



ギャオォン!!



……ギャリッ!!


みっ長ブル「せーふっ」

マ赤キ「は……はやい」

みっ長ブル「……すごいしがみ付いてたね」



素養「決死のグラップ」を手に入れた!
「決死のグラップ」自分の仕掛けた背面投げが抜けられなくなる



※学校での生活から様々な素養を入手できます。
素養は10個まで所持できます。



キーンコーンカーンコーン……

みっ長ブル「あ、予鈴! また後でっ!」

マ赤キ「あ、ありがとうございました」




……


ガラララ。

担任「はい、おはよう。昨日からこの1-1に新入生が編入してきていたのだが、ようやく今日顔を出せるようになったらしいんだ。みんな仲良くするように」

担任「いいよ、入って」




マ赤キ「……」

「でけーな」「刀持ってる……」「パワー系?」


カキカキ。
「マズマズ赤キジ」


マ赤キ「昨日の放送で既にご存知と思いますが、新入生のマズマズ赤キジと申します。これからよろしくお願いします」

「へー」「意外と礼儀正しいね」「なんかうさんくさーい」

担任「こらこら。席はどうしようかな……と」


「せんせー、みっちょんの隣が空いてまーす」

マ赤キ(みっちょん……あ、今朝の!)
みっ長ブル「!」

「え? そこミズトリさんでしょ? どうしたの?」
「今朝、なんかトベウリャって声がしてたから上にいるんじゃない?」


担任「あいつまた飛んでんのか……お前ら校則破るんじゃないぞ。もちろん赤キジ君もな」

みっ長ブル「♪」ニコニコ
マ赤キ「――。あっ、はい」

担任「じゃあ赤キジ君の席はそこでいいや。ミズトリは先生が回収して違う席用意しておくから」

ガタン。

みっ長ブル「……えへへ、おはよ。すごい偶然だね」
マ赤キ「……少し安心しました。よろしくお願いします」




担任「んじゃ今日も一日元気で頑張りまっしょう。以上!」



ガヤ……ガヤガヤ……
ダンッ!


?「おいっ、新入り!」
?「にゃーっ、怖がらせちゃダメにゃ!」
?「……はじめまして。でしょ」

マ赤キ「っと、はじめまして」

ホームルームが終わるや否や、見知らぬ女子の3人が声をかけてきた。

先陣を切ってきたひとりはウエスタンな香りの金髪美人で、
助け舟を出してくれた子は頭に猫のような尻尾が生えていて、
遅れてきた子はぬいぐるみを大事そうに抱えたゴシック娘であった。


いや、待て。


マ赤キ「頭から猫の尻尾生えてるって根本的に間違ってないですか」

?「にゃー。こんぽん的には変でも、ねもと的には繋がってるからしょうがないのにゃ」

?「そいつ、猫耳なら尻に生えてるぞ!」

?「そうにゃ。分かったかにゃ?」

頭の頂点から生えた猫耳がくねくね動いている。
そういう生き物ということにした。





?「……いいから。自己紹介、ちゃんとする」


大和「分かったよ。あたしは「桜庭大和(さくらばやまと)」だ。大和でいい」
マ赤キ「どこからどう見てもアメリカ籍ですよn」

たまたま「突っ込んでたらキリないにゃ。にゃーの名前は「たまたま」にゃ!」
マ赤キ「玉っ、た……どうして二つにしちゃったんですか」

GOS子「……私は「GOS子」よ。見たまんまでしょう」
マ赤キ「それが一番だと思うのですが……」





みっ長ブル「おーい3人とも。いきなりスリーマンセルはご挨拶でしょー」

たまたま「うにゃー。」
大和「みっちょんまで。分かった分かった」
GOS子「……ま、挨拶だけ。お邪魔したわ」




みっ長ブル「あはは、ごめんね。赤キジ君」

マ赤キ「いえいえ。物珍しさがそうさせるのは良く分かりますから」

「おーい、いんちょー」「みっちょんさー」

みっ長ブル「ん、どしたのみんな」

「いんちょって、こいつと知り合いなの?」「彼と知り合いなんだ?」

みっ長ブル「え? あ、あー彼はね、その、あは、いやいや……ね?」

マ赤キ「流石に丸わかりでしょう。……私から説明しますよ」


遅刻しそうなところを、同じ学園生という事で助けてもらった……とだけ告げた。
女性陣はややつまらなそうな反応だったが、男性陣からは安堵する様子が見て取れる。
見るに、クラスの中心として愛されているのだろう。


「でもみっちょん、それだけぇ……?」「なんか隠してるぽいな~」

みっ長ブル「ない、ないない! それだけだから!」

初々しさに満ちた反応が微笑ましい。
からかいたくなるのも道理だが、かわいそうにも見えた。

マ赤キ「その、実は……」



1 女性陣に「みっちょんと手合わせした」と告げる
2 男性陣に「いんちょは純白」と告げる




マ赤キ「今朝、彼女と手合わせしたんです。」
みっ長ブル「そ、そうなの。ねっ」



「えー!?」「見たかったー!」「赤キジ君、みっちょんすごい強かったっしょ?」

マ赤キ「……」
みっ長ブル「あ、いや。私パーフェクト負けしちゃった」


・・・


「「「どえええええええ!!?」」」



教室が驚きの一色で包まれた。



「うっ、ウソウソ!? だってみっちょんクラス一強いじゃない!」
「新入生だから手加減したんでしょ、そうでしょ!」
「ま、マジで? いんちょを完封?」

マ赤キ「黙ってるつもりだったのですが……まあ、勝負は時の運ですから」
みっ長ブル「というわけで、ほんとだよん」

「うそー、なに、大型ルーキーってやつ?」
「あのガタイでいんちょをリョナレイプ……ギルティ……」
「一体どんなパワープレイを……」





マ赤キ「あの、みっちょん」

みっちょん(確定)「……ふぇ? え、な、名前っ?///」

ガタッ

マ赤キ「改めて、今朝はありがとう。気は進まないかもしれませんが、また一戦交えてください」

みっちょん「え、えうぅ……赤キジ君っ、いや……マズ、君? でいいのかな?」


ガッタン!


「見てられるかオラァアアアア!!!」
「いんちょ呼び捨てとかどういう要件じゃオラァン!!!」
「放課後体育館裏の屋上来いやオラァッ!!!」

マ赤キ「えっ、あ、あの……いや何で体育館裏に屋上あるんですかこの学校!?」




「あれは……みっちょん、これはあれだね……」
「超転校デビューじゃん、赤キジ君」
「あーあ、みっちょんかわいー。いいなー」

※みっちょんと少し親密になりました
※男子からの印象が下がりました



キーンコーンカーンコーン……
ガララ。


マ赤キ「……みっちょん、1時限目は何の科目でしょうか」

みっちょん「国語だよっ。国語の授業は珍しいからちゃんと受けた方が良いよ!」

マ赤キ「普通の高等教育も少しは行ってるんですかね」

みっちょん「?」


国語「はーい席ついてー。始めるよ」


……

国語「んじゃ今日は添削からね。えーと、新入生の赤キジ君から始めようか」

マ赤キ「え、私ですか。何、いきなりどうしたら……」

国語「生徒手帳を見せてくれるかな」

マ赤キ「え……? 添削って、ひょっとして……」




赤の太刀
少し溜めてから画面7割を横一閃に斬る。
空ガ不能。

雉の閃き
飛び掛かって大きく吹き飛ばす打撃コマンド投げ。
飛び掛かり中は空中の相手しか掴まず、着地の瞬間は地上の相手しか掴まない。
発生が遅い。

「マズマズですかね」
一定時間すべての攻撃にガード削りが発揮され、コマンド技については被ガード側の硬直が延びる。
発動に少し時間がかかる。

マズマズ赤キジ 必殺技

喪喪佗楼(ももたろう) 2ゲージを消費
無敵を伴った斬り上げがヒットすると追って飛び上がり、真上から無限の太刀筋にて摩天楼を描く。
近距離戦では癖のなく扱いやすい必殺技。


国語「なるほど……けっこうすごいね、君」

ざわ……
「え、画面7割って……」「飛びを2回通して、触れるけどめくれない感じ?」「しかも空ガ不可か……下方っしょ……」

国語「こら。どうするかは本人が決める事よ」
国語「国語の授業では、技についての説明文を添削する事が出来るわ。やりすぎない範囲で文を消したり書いたり、付け足したり出来るの」

国語「下書きができたら、先生のところへ持ってきてちょうだい。認可したら書き換えてあげる……でも、あんまりアレだと赤ペン入れちゃうからね」


>>52
(書き換え、付け足し、削除出来るのは1つの技の1文だけです。
コツコツと修正を重ねて好みのキャラにデザインしていきましょう。
技の名前が分かるようにお願いいたします)

マズマズをゲージ使用で発生保証つける事ができるようにして下さい



国語「じゃ次の添削は……っと。赤キジ君?」

マ赤キ「添削案、このような形でどうでしょうか」

国語「「マズマズですかね」のEX使用でバフ効果に保障追加……良いんじゃないかしら?」

国語「先生が書き換えておくわ、生徒手帳を預かっても良いかしら」

マ赤キ「お願いいたします」



…………




キーンコーンカーンコーン……

国語「じゃ、全員添削済みよ。生徒手帳はそこにあるから、各自間違えないで取っていってね」



「うぁあ赤ペン入った!?」
「っし、許された……許された……!」
「……バレてないな、よし裏表択はバレてないバレてない」



マ赤キ「国語の授業、まるで席替えや定期テストのように明暗が分かれているようですね」

みっちょん「あんまり国語は無いからね。みんなこの日までに色々考えてくるんだ」

マ赤キ「みっちょんはどのような修正を?」

みっちょん「えへへ、秘密っ」


修正完了
「マズマズですかね」
一定時間すべての攻撃にガード削りが発揮され、コマンド技については被ガード側の硬直が延びる。
発動に少し時間がかかるが、1ゲージを使用する事でバフ効果に発生保障が乗る。


普通の教育も行われているものと思っていたが、

社会「じゃあ新入り君、詐欺飛びって知ってr」
マ赤キ「リバサをガードできる飛び。」
たまたま「即答にゃん……」
マ赤キ「私の嫌いなものです」
社会と称した格闘における一般常識の授業であったり

数学「では、この場合の3ゲージ殺しきりルートは?」
大和「溜めラリアットから裏投げしてEXで拾い直して対空投げをスパキャンして……なに、届かないだと?」
マ赤キ「裏投げは強制基底が掛かりますから削りきれませんよ。」
みっちょん「チェーンからC昇竜をスパキャンして設置技をスカの形に、すぐに昇りJA、ディレイJCで設置技の中に落とし溜めラリアット、微ダ足払いEX対空投げでどうかな」
GOS子「待って……うん、503ダメ。届いてる」
数学と称したコンボルートの考察だったり

科学「どうだい、興味深い現象だろう?」
たまたま「……どういうことにゃ?」
マ赤キ「被ガード硬直が残っている間は、ガード段は変えられても立ちとしゃがみは変えられないのです」
みっちょん「最初のJCで立たされてるから、普段しゃがみに当たらない昇りJCがしゃがみガードしている人に当たっちゃうんだよ」
たまたま「うにゃーっ、難しいの嫌いにゃあ!!」
科学と称した不思議な現象の検証だったり



その全てが格闘に結び付く学び舎であることは間違いないようだ。


……

…………

キーンコーンカーンコーン……



そうして、この面々で過ごす初めての1日が終わった。
畏敬の念を向けて来る者、剣を交えたいといった様子の者、マイペースな者、女性陣の事で妬む者、様々な学園生がいる。
飄々と過ごすには些か注目されすぎているが、それも悪くない。



大和「おい、新入り! お疲れ様だ」

たまたま「乙にゃん♪」

GOS子「……ま、お疲れ」

マ赤キ「皆さん。はい、お疲れ様です」



みっちょん「やほー、遅くなっちゃった」

大和「日誌を提出してきたんだろ。知ってるよ」



みっちょん「ところでマズ君。今日一日どうだった?」

マ赤キ「私ですか。皆さん良くして下さいますし、勉学にも何とか付いていけそうで安心しています」

GOS子「……嘘。ほとんど、先に知っている風だったじゃない」

マ赤キ「いえいえ、偶々ですよ」

たまたま「あたしのお陰にゃん?」

大和「……お前じゃない」





みっちょん「で……さ。実際、何が楽しかったかな」

マ赤キ「そうですねえ……」

>>59-60(2つ選べます)
1 初めての格闘戦
2 クラスでの雑談
3 新鮮な授業
4 美味しい学食

あげそびれましたサーセン
やっとGWだぜ!

1.2

>>59


>>59を1、>>60を2として扱います)



マ赤キ「まずはここに来て、初めて戦うことが出来た事です。経緯はどうとして……ありがとうございました」

みっちょん「うー……忘れてよね。でも、私も楽しかった!」



今日一日の思い出を通して、制圧力に成長を感じる……!
>>59のコンマの高い桁 7 を抜き出します)



マ赤キ「それと、やはり皆さんとお話しできて嬉しかったです」

みっちょん「もう、かしましいならかしましいって言っていいのよ?」

マ赤キ「ふふっ、そのうちに。」



今日一日の思い出を通して、手数に成長を感じる……!
>>60のコンマの高い桁 2 を抜き出します)




マズマズ赤キジ
体 46
火 14
速 71
長 83(リーチ。間合い)
隙 30(フレーム。発生や後隙)
崩 11
手 57 +2(手数。技の密度や数)
防 50
圧 70 +7(制圧力。攻撃範囲や持続)

素養
1「決死のグラップ」自分の仕掛けた背面投げが抜けられなくなる


コマンド技

赤の太刀
少し溜めてから画面7割を横一閃に斬る。
空ガ不能。

雉の閃き
飛び掛かって大きく吹き飛ばす打撃コマンド投げ。
飛び掛かり中は空中の相手しか掴まず、着地の瞬間は地上の相手しか掴まない。
発生が遅い。

「マズマズですかね」
一定時間すべての攻撃にガード削りが発揮され、コマンド技については被ガード側の硬直が延びる。
発動に少し時間がかかるが、1ゲージを使用する事でバフ効果に発生保障が乗る。


必殺技

喪喪佗楼(ももたろう) 2ゲージを消費
無敵を伴った斬り上げがヒットすると追って飛び上がり、真上から無限の太刀筋にて摩天楼を描く。
近距離戦では癖のなく扱いやすい必殺技。



(1日の終わりに成長する能力は、選択肢とその中身により都度変わります)




クラスの一員として認められた次の朝である。



カラララ……


キッ!
みっちょん「おはよ、マズ君っ」

マ赤キ「みっちょん。おはようございます」


自転車から降りて、隣に並んでくれた。
彼女は自分に良く懐いてくれた様に見える。

みっちょん「朝早いんだね。ごめんね昨日は」

マ赤キ「こちらこそすみません。その自転車にはもう轢かれたくないですし……乗りたくありませんし」

みっちょん「どっちもしょうがなかったの!」




マ赤キ「そういえば。今日は実習があると、言っていましたね」

みっちょん「ない日の方が少ないよ。やっぱり、そういう学校だから」

マ赤キ「ようは実戦、でしょうか。」

みっちょん「そ。マズ君、多分モテモテだよ~?」

マ赤キ「はは……」


……

担任「じゃ、以上! 今日も一日頑張りましょう!」


ガヤガヤガヤ……
ダンッ!

大和「おはよう!」

GOS子「机叩く意味はあるのかしら」

大和「別に、大したことじゃないだろう。GOS子だって、ずっとぬいぐるみ抱えてるけど、大した意味はないだろう」

GOS子「……」ポイ

大和「あれ、いいのか? な、や、何を!? ひっぱるなぁ!」


マ赤キ「その、おはようございます……」

たまたま「んにゃ。おは」



なあああひっぱるなぁぁ

たまたま「朝から大和は「今日はあいつと手合わせしたい!」って息巻いてたのにゃ。察するにゃ」

羽交い締めは、だああああ!!ギブ!ギブッ

たまたま「まあ、実習なんかこれからいくらでもあるし赤キジが、やりたいやつと! やれば良いにゃっ」

ワン!ツー!スリー!ワァァァアアアアア!!

マ赤キ「……。あれは良いんですか?」

たまたま「GOS子なりの憂さ晴らしにゃ。ほっとくにゃ」



みっちょん「ほらみんな、着替えて体育館に集合だよ~……って。」

大和(骨折)「皆……私は良い……先に行け……」

みっちょん「もー。GOS子、責任持って体育館まで持ってってよ」

GOS子「……はい。」

ガシッ!!

大和(骨折)「ああ!! 痛いっ!なんでっ!わざっわさっ、担ぎ上げるのっ!?」



たまたま「あれでも、女の子なんだけどにゃ……」

マ赤キ「どちらがでしょうか……」

たまたま「どっちもにゃよ……」


……

キーンコーンカーンコーン……



体育「うし、揃ったな。今日は半日実習だ、各自準備運動を怠らないように!」



「おい、新入り!」「野郎、こっちが先だ!」
「赤キジくーん!」「あたしらとやろーよ!」


マ赤キ「え、ええっとですね」

スッ

GOS子「……」

「……ぬいぐるみ女」「やめろ、いこーぜ」
「なによ」「……あーあ、赤キジ君かわいそ」

マ赤キ「GOS子さん?」

みっちょん(GOS子、あんまりみんなから好かれてないところもあるんだ)

マ赤キ「みっちょん?」

みっちょん(追い払ってくれたんだから。お礼言わなくちゃ)


マ赤キ「あの、GOS子さん。ありがとうございます」

GOS子「……ぎゅーっ、って。」
GOS子「させてくれたら、許してあげる」

マ赤キ「え、あ、あの」

GOS子「くす……冗談。大したことじゃないから、気にしないで」




体育「じゃあ、ホワイトボードに各自演習相手を書き入れてから始めるように!」

みっちょん「さ、マズ君。どうするの?」

マ赤キ「まずは、見知った方のほうが良いですかね……」

>>66
演習相手
>>67
その後、観戦したい人

1 みっちょん
2 大和
3 たまたま
4 GOS子

(被ったら安価下とさせていただきます)


マ赤キ「では、たまたまさん。お付き合いいただけますか」

たまたま「……。にゃ!? な、なんでにゃーにするにゃん!?」

マ赤キ「いえ、頭の尻尾とお尻のお耳がどうなるのか気になったもので……」

たまたま「うー、分かったにゃ。……でも。あとで、他の子もちゃんと構った方がいいにゃよ」



!!!!!!!!!!!!!!!!!
「マズマズ赤キジ」 VS 「たまたま」
!!!!!!!!!!!!!!!!!

マズマズ赤キジ

素養
1「決死のグラップ」自分の仕掛けた背面投げが抜けられなくなる


コマンド技

赤の太刀
少し溜めてから画面7割を横一閃に斬る。
空ガ不能。

雉の閃き
飛び掛かって大きく吹き飛ばす打撃コマンド投げ。
飛び掛かり中は空中の相手しか掴まず、着地の瞬間は地上の相手しか掴まない。
発生が遅い。

「マズマズですかね」
一定時間すべての攻撃にガード削りが発揮され、コマンド技については被ガード側の硬直が延びる。
発動に少し時間がかかるが、1ゲージを使用する事でバフ効果に発生保障が乗る。


必殺技

喪喪佗楼(ももたろう) 2ゲージを消費
無敵を伴った斬り上げがヒットすると追って飛び上がり、真上から無限の太刀筋にて摩天楼を描く。
近距離戦では癖のなく扱いやすい必殺技。




たまたま「やるからには……全力にゃ!」
■■■■■
○☆○☆○☆

マ赤キ「お手柔らかにお願いします」
■■■■■■
○☆○☆○☆

FIGHT!


開幕
1 バックジャンプ
2 通常技キャンセル赤の太刀
3 後ろ歩き



マ赤キ「ふっ、……!」


先制して刀を振ったはずが、既に開幕の場所に姿がない!

たまたま「にゃーのお耳はスーパーバーニアっ!」

マ赤キ「な!?」
マ赤キ(耳が尻で火を吹いて……何だか分からないけど、速い!!)



たまたま「これがにゃーに与えられた力「空中ダッシュ」にゃあ!!」



グオッ!!

マ赤キ(ただの飛びなら間に合ったのが……! 刀が、戻らないッ!)


ガスッ!

マ赤キ「んぐッ!」

たまたま「にゃっはは! それっ、それっ、足元がお留守にゃん!!」

マ赤キ「っ、追ってくる……!?」

たまたま「にゃーのエリアルは運ぶにゃよ~!! 引きずりおろして、拾い直して……!」

ガスッ!ガスッ!

たまたま「捕まえたにゃーん♥」

ビターン!!




マ赤キ「空投げ締め……状況が安定してるということは、セットプレイは練られてそうですね……!」

たまたま「にゃふふ~、早くおーきーて♪」

そのまま起き上がりに、低空ダッシュから大振りの蹴りを被せてくるのが見えた……!
ガードは出来る。そこから低空ダッシュの択もない。
そのあと、どうする?


マ赤キ
■■■□□□
●☆○☆○☆

たまたま
■■■■■
●★●☆○☆


!択!(成功率40%前後)
1 見る
2 暴れる
3 逃げる


※択一について
択一の状況には!択!マークが出ます。正解不正解の判定ではなく、相対しているキャラの能力などを参照したコンマによって成否が決まります。
リスキー・安定な択については補正がかかる事もあります。

見る



>>71≦50 success!
1 見る(+10)
2 暴れる(-10)
3 逃げる



たまたま「ふっ! えいにゃ!」

マ赤キ「っ、上、上、それが下っ!」

たまたま(……さっきのコンボパーツだけでモーションを覚えたにゃん!?)

マ赤キ「クルって回って……地上中段かっ!?」


ガキィン!


たまたま(ふ、ふぬぐーっ!!)

マ赤キ「そこから固め直すには低ダしかありませんよねぇ……!」


ガシン!ガシン!


たまたま「にゃめるなぁ~っ!!」


マ赤キ
■■■□□□
●☆○☆○☆

たまたま
■■■■■
●★●★○☆

!択!(成功率75%前後)
1 見てから逃げる
2 見てから暴れる



>>73≦65 success!
1 見てから逃げる(+10)
2 見てから暴れる(-10)


たまたま「ふんっ、後ろは壁にゃよー?」

マ赤キ(たまたまさんの固めは前進力が無い! どこかで暴れ潰しや固め直しが来る!)

マ赤キ(コア、コア、ディレイ微ダコア……から密着なのに刻まない!)

たまたま(25F中段、通るにゃ……!!)

マ赤キ(何かが来る……グラ……めくり……中だ……来た!)


counter!


「おおお!!」
「落ちたっ!?」

たまたま「!!!」
マ赤キ「ジャンステに立ち弱。基本ですよ……!」



見る系の択に2連勝した!
素養「慧眼」を手に入れた!
「慧眼」相手の動きを見る択一について判定を+5する



マ赤キ「硬直の軽い小足から刻んだのは失敗でしたねぇ……足払い、雉の閃き!」

たまたま「い、たい……!言ってろにゃ、最後に勝つのはにゃーなのにゃ!」



マ赤キ
■■■□□□
●★●☆○☆

たまたま
■■■■□
●★●★●☆

マ赤キ(大きく離して仕切り直し……押し返したい、けど無理はできない)

1 歩いて後出し
2 飛びを置きながら後出し
3 逆に素早く間合いを詰める




マ赤キ「。。。」



コツ……コツ……

たまたま「歩き、にゃ……? ふ、ふふん、上から被せっ、」

マ赤キ「空対空っ!」

たまたま「ぶにゃっ……にゃがい」



コツ……コツ……

たまたま「ぐぅ、置き攻めにも来ず……そりゃそうにゃ。逆択が嫌にゃんね?」

マ赤キ「。。。」

たまたま「地上からうにゃーっ!!」

マ赤キ「ふっ、赤の太刀っ」


ガシッ、ガキン!


たまたま「んにゃっ! や、やはりあぶにゃい」

ソロソロ……

マ赤キ「赤の太刀っ」

たまたま「ぷぎ!」



コツ……コツ……

マ赤キ「。。。」



「こ、こええ」
「たまちゃんのリアクションを封じ込めてる……」



マ赤キ
■■■□□□
●★●★○☆

たまたま
■■□□□
●★●★●★

1 このまま静かに追い詰める
2 稼いだ間合いを使って引き気味に動く
3 突撃して動きを見たらパナす



……コツ。


「止まっ、た?」
「画面中央くらいか……」

たまたま「……そういうことにゃね。どうせにゃーもフルゲージにゃ」


ジッ……


たまたま「……」コツコツ

マ赤キ「赤の太刀っ」

ガキン!


たまたま「……」コツコツ

マ赤キ「。。。」ジリ…

たまたま「うにゃっ!」ダッ

マ赤キ「! ふっ、赤の太刀っ」

ガッ、ガキン!


たまたま「……」コツコツ

マ赤キ「。。。」ジリ…

たまたま「にゃふふ……」コツコツ




マ赤キ
■■■□□□
●★●★●☆

たまたま
■■□□□
●★●★●★

1 釣る
2 退き切るまで続ける
3 仕掛ける



マ赤キ「――」ヒュッヒュッ
たまたま「!」

ダッ!

マ赤キ(赤の太刀を……いや、待て!)

ピョン!

たまたま「はやったにゃね。いくら釣ろうがキャンセル先から大怪我はしないにゃ」



……わずかに硬直が残っている。ジャンプ慣性からの飛びだから、低ダせずとも触れる技を持っているかもしれない。



!択!(成功率80%・一部大成功あり)
1 前ダッシュ喪喪佗楼
2 くぐる
3 後ろ歩きしてまずは飛びを通させる
4 低ダに刺さるバックジャンプ空対空

2


>>81≦70 success!
1 前ダッシュ喪喪佗楼(-60)
2 くぐる(-10)
3 後ろ歩きしてまずは飛びを通させる(+10・大成功50)
4 低ダに刺さるバックジャンプ空対空


ダッ!

たまたま「前ダ対空は読んでたにゃ……!」

クルン!

たまたま「……あにゃ?」

たまたまの身体は空中で再度制動し、こちらの後ろに落ちる形で飛び込んで来ていた。
しかし、こちらは完全に走り抜けてしまっている。

どうやら、ムーンサルトと落下攻撃がセットのようで、尻尾?の一撃を空振った。

たまたま「――!!」

マ赤キ
■■■□□□
●★●★●☆

たまたま
■■□□□
●★●★●★


!択!(成功率50%前後)
1 前ダ投げ
2 前ダ打撃
3 前ダ釣り
4 その場から重ね


>>83≦60 failed…
1 前ダ投げ(+10)
2 前ダ打撃(-10)
3 前ダ釣り(+20)
4 その場から重ね(+50)


マ赤キ(獲ります……!)

スカッ!

マ赤キ「・・・。」

たまたま「リ・バ・サ にゃん♥」キュピーン!



たまたま「ふ、にゃふっ……」
たまたま「うるるるぅぅああああ!!!!」



ガシュッ!!

「あれは……?」
「たまちゃんの3ゲージ技。「猫にもなれば虎にもなる」……決まったね」



マ赤キ「あ……」
刻まれた3本の爪痕が空間に縛り付ける。



たまたま「喰らい尽くせええええええ!!!!」



ブチブチブチブチブチィ!!!!

SA FINISH!


……

たまたま「にゃふふふふ~、調子乗るにゃよ、ルーキー君?」

マ赤キ「精進致します……」

たまたま「まあ互いに初見にゃ、気にすることじゃにゃい。」

マ赤キ「でも、ありがとうございました。楽しかったです」

たまたま「にゃっ! お互い、これから色々経験するにゃ!」




「うーん、強いのは強いっぽいな」
「今のどう?」
「分かる、分かるんだけどね……でも、あたし行っちゃうかも」

※男女からの印象が少しだけ下がりました



マ赤キ「さて、他の方の様子は……」

たまたま「おーい、こっちにゃー!」




ドゴッ、ドフッ、ゴッ、ゴッ、……

男子「っの、ぬいぐるみ野郎ォ……!」
■■□□□□□□□
●☆○☆○☆

GOS子「……女郎よ」
■■■■■■□□□□
●★●★●★




たまたま「おー、景気よくやってるにゃね」

マ赤キ「壁に追い詰めましたね……というより、戦い方のイメージが、何というか」

たまたま「第一印象と違うにゃ?」

マ赤キ「はい」

鋭い踏み込みから成るヒットストップの非常に重い体術と、爆音を生じるぬいぐるみの殴打によって、相手を追い詰めている。

たまたま「まあ、正直、みんにゃが嫌うのも……分からんでもにゃい。あの子は、GOS子は……」



キュピーン!

男子「!!! ヒィッ」
■■□□□□□□□
●☆○☆○☆

GOS子「今から、貴方を犯すわ……code:「G.O.S.」……起動」
■■■■■■□□□□
○☆○☆○☆
TIME…GOS



たまたま「あのゴシック服の下に、人が「おぞましい」と感じるものを隠した生き物にゃ」

マ赤キ「3ゲージ技が……自己強化技!?」




GOS子「……」
TIME…GOs


ゴン!!! ゴン!!!


男子「ヒィ、ヒッ、やめっ、」

GOS子「怖がらないで」
TIME…GO


ゴン!!! ガスッ!!!




あまりにも重い拳のヒットストップにより、男子生徒はまったく動けなくなっている。
少しずつ間合いが離れたと思えば、今度はぬいぐるみの振り上げ攻撃によってまた密着してしまった。


たまたま「あーあ……ありゃダメにゃね。赤キジ、もう見にゃい方がいいにゃ。目に毒にゃ」

マ赤キ「……」

たまたま「赤キジ!」

マ赤キ「彼女が何であれ戦い方がどうであれ、人の戦も見届けられぬ武士に刀を差す資格は無い。」

たまたま「赤キジ……」




ゴン!! ガスッ!!

男子「は、はやく。終わってくれ」

ゴン!! ガスッ!!

男子「ぃ、嫌だッ!」ダッ

GOS子「……ダメよ」
TIME…Go


ガスッ!!!


男子「――!!」


遂に、上から逃げようとした男子生徒の下半身にぬいぐるみがヒットした。
壁に叩きつけられて、強く張り付く。


GOS子「さよなら」
TIME…G

男子「ま、待っ」



ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!! ゴン!!!



SA FINISH!



GOS子「……もう壊れた」
TIME…g




マ赤キ「……これでも、皆さんと友達になりたいと。思っていますから」

たまたま「……にゃふふ、気に入った。今の言葉、忘れんにゃよ」

マ赤キ「ま、あの技の餌食になるのは勘弁願いますがね……」




たまたま「お疲れにゃん♪」

マ赤キ「GOS子さん、お疲れ様です。お見事でした」

GOS子「ありがとう。……見てたの?」

マ赤キ「ええ。圧倒していましたね」

GOS子「その……う……」


たまたま「案ずるにゃ、こいつはGOS子を嫌ったりなんかしにゃい。にゃ?」

マ赤キ「はい。」

GOS子「私、その……あまり、女の子らしくなくて」

マ赤キ「有り余るほど格好良くて、洗練された体術です。むしろ、そんなに流麗な動きをするとは思いませんでした」

GOS子「……!!///」

たまたま「あーこらこら。口説くのは許さんにゃー」



マ赤キ「ふふ、これは失礼。そのうち、私とも付き合って下さい」

GOS子「ん……ありがと、赤キジ。」



たまたま「ま、GOS子の事は大方分かったかにゃ? 名は体を表す、とにゃ」


マ赤キ「つまり、「ごり押し」娘?」


GOS子「……聞こえてます」ギュウッ

マ赤キ「あ、あの、すいませ、抱きつかないで」

GOS子「疲れたから、おぶって」

マ赤キ(投げ抜け失敗)「」

GOS子「よしょっと……ぎゅーっ///」

マ赤キ(臨死体験)「首ィィおぶぎゃぼうががが!!!!」



※たまたま・GOS子と少し親密になりました

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