あい「フッ…これは演技さ……」

モバP「いや今聞きましたって……」

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事務所

あい「おはよう、プロデューサーくん」

モバP（以降せんせぇ、じゃなくってP表記だよ。えへへー）「おはようございますあいさん。今日はいい天気ですねぇ」

あい「確かにそうだな。晴れている。ただそれだけのことだがいい気分だ」

P「それじゃあ今日のスケジュール確認しましょうか」

あい「フッ…君の手を煩わせるまでもない。きちんと把握しているから安心したまえ」

P「流石ですね、……ん？」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ ｶﾞﾁｬｯ

薫「おっはよーございまー！ あっ、あいお姉ちゃん！」ﾊﾞｯ

あい「おっと、おはよう薫。急に抱き着くのは危ないぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

薫「えへへーごめんなさーい」

あい「よし、次から気を付ければそれでいいさ。ところで今日は薫もお仕事かい？」

薫「ちがうよー！ かおるねーがっこうお休みだからせんせぇに会いにきたのー！」

P「そりゃ嬉しいなぁ、おはよう薫。それと今日は一応レッスンあるから遅れないようにな」

薫「はーい！ かおるがんばる！ あ！ 今日はね、かおるせんせぇに見せたいものがあるんだー」

P「うんうん、いったいなんだい？」

薫「これだよー」ﾊﾟｯ

P「これは……桜の花、かな？」

薫「そうなの！がっこうにね、桜の木があってみんなでまだかなーってまってたんだけど、この前咲いたの！」

あい「そういえば関東でも桜が咲き始めたと耳にしたね」

志乃「4月は花見で酒が飲めるわ」ﾆｭｯ
早苗「桜と言えば花見。花見といえばビールね」ﾊﾞｯ
楓「次の宴会は花見でええんかい？」ｻｯ

P「どっから湧いたあんたたち」

P「花見かー。確かにしたいですけど……」

真奈美「その言い方からするに反対という訳ではないのだろう？ 問題があるなら言ってみるといい」

P「というわけでちひろさん。スケジュール的に大丈夫な日ってありますか？」

ちひろ「急に言われても……と言いたいところですが」

P「おお！？」

ちひろ「来週のこの日だったらお昼からでも大丈夫だと思いますよ。遅れてしまう子もいますけど」

P「流石ちひろさん！」

ちひろ「まぁいつかは来ると思ってましたから調整しておきました」

P「女神！天使！ちひろ！」

ちひろ「代わりにプロデューサーさんは事務所でお仕事ですよ♪」

P「鬼！悪魔！ちh「あ゛？」おしごとうれしいなぁー！」

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花見当日

P「それじゃあ皆さん羽目は外しすぎないように！ 特に成人の皆さんは飲みすぎないよーに！」

ﾊｰｲﾜｶｯﾃﾙﾜﾖｰﾓﾁﾛﾝﾃﾞｽｷｦﾂｹﾏｽﾈﾐﾐｰﾝﾄｳｾﾞﾝﾈﾌﾌｯｲﾔｰﾝﾖｯﾊﾟﾗｯﾀﾗﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰﾆｵｿﾜﾚﾁｬｳｰｯﾃﾑｼｽﾝﾅﾖ☆

P「ちびっ子たちー酔っぱらった大人には近づいちゃダメだぞー。年上の皆はうまいこと見守ってくれな」

ﾜｯｶﾘﾏｰﾃﾞｽｿﾞｰﾊｲﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰｻﾝﾜｶｯﾀﾃﾞｺﾞｾﾞｰﾏｽﾐﾘｱﾓﾉﾑｰｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽｯﾐｵﾁｬﾝﾆﾏｶｾﾅｻｰｲﾏｧｲｲｹﾄﾞ

P「はぁ、事務所に戻るか。くそー俺もみんなと一緒にお花見したいよー」ﾌﾞﾙﾙﾙ

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花見サイド

早苗「さーて飲むわよー！」
友紀「イェーイ！」
楓「いぇーい」ｺﾞｸｺﾞｸ

あい「やれやれ､みんな浮かれているな｡まぁ､普段仕事で忙しいし､息抜きも大事だろう｡」

美優「あいさんもいかがですか？」ﾌﾟｼｭｯ

あい「ﾌｯ…全くしょうがないな」

ーーーーーーーー時は流れて

おやつの時間

P「ぬぉぉぉこんな書類仕事なんざ速く終わらせてやるぁぁぁぁぁぁ」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

ちひろ「お疲れ様ですプロデューサーさん。私はあっちに合流してきますねー」ｻｻｯ

P「あっクソッずるい！」

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早苗「イケメンにお酌してもらえるなんて嬉しいわ！」

あい「フフッ…早苗さん随分酔っているようだね」ﾄｸﾄｸ

瑞樹「まだまだ飲むわよー♪ ほらほらあいちゃんも！」

あい「ﾑｯ…私はそろそろ……」

留美「まぁまぁ今日はいいじゃない」

ーーーーーーーー更に時間は過ぎて

夕方過ぎ


P「ちょっとお腹すいたな……あれ、こんなところに桜餅なんてあったっけ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

P「ふぅ、あと少しだ」ﾃﾞｼﾃｰ

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礼子「あら……あい、大丈夫？」

あい「あぁ…大丈夫さ礼子さん。ﾌﾌｯ、酒を飲んれも呑まれる気はないょ」

志乃「うふふ、じゃあもう少し私に付き合ってもらおうかしら」

あい「いいだろう志乃さん。私でよければ」

礼子「志乃、ほどほどにしてあげなさいよ？」

志乃「分かってるわ礼子。でもこんなあいは珍しいからちょっとだけ、ね？」

あい「はっはっは、こんなところで寝てどうしたんだななくん」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

菜々？「うぐぅ」

麻理菜「あの、それ、はぁと……」

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P「んあー！こんなもんだろ！」ｶﾀｶﾀｯﾀｰﾝ

P「はぁ、そろそろ夕陽も沈んじまうな。あっちもそろそろ終わる頃かな？」

P「一応見に行くか。小中学生がまだいたら送ってやらにゃならんしな」ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞﾁｬ