提督「はい……?」
大淀「流石ですね。無事着床しました!」
提督「自分は大淀と性行為に及んだ覚えはないんだけど」
大淀「いやいや。ちゃんと任務ボードにも記されてますよ」スッ
提督「…それ昨日明石と2人でボード作ってるの見たんだが」
大淀「ばれましたか」バキッ
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大淀「まあ、これはさておき…」
提督「さらっと流すな」
大淀「とりあえず、大本営に申請して大淀との子作り任務追加してもらいますね」
提督「通る筈ないだろう」
大淀「しかもデイリー任務で」
提督「えぇ……」
大淀「じゃあウィークリーで」
提督「頻度の問題じゃないだろう」
大淀「まぁ、通らないでしょうね」
提督「そりゃそうだ」
大淀「仕方ないから非公式でいきましょう。それなら良いですよね?」
提督「何故それで良いと思う……」
提督「はぁ……なあ大淀」
大淀「はい?」
提督「女の子があんまりそういう事言うもんじゃないぞ」
大淀「良いんです。大抵真面目そうな見た目から、中身はドスケベだとか、やたらとアブノーマルな性癖を追加されるんですから」
提督「何の話だ?」
大淀「…いえ、何でもないです」
大淀「というか、逆に提督は私を抱きたくないんですか?」
提督「うーん、言動がなぁ」
大淀「真面目な外見からのギャップ萌えを狙ってたんですがダメでしたか…」
提督「ギャップが凄すぎてもはや外見から乖離してるわ」
大淀「ありゃ」
大淀「知ってましたか提督?」
提督「ん?」
大淀「私のこのスカートのスケベスリット…」
提督「スケベスリット言うな」
大淀「実は好感度に応じて大きさが変わるんですよ」
提督「何で無駄にハイテクなんだよ」
提督「なんかやけに最近スリットガバガバだと思ったらそういう事か」
大淀「そういう事です。じゃあ子作りしましょう」
提督「しません」
大淀「うーん…」
大淀「もしかして提督は…」
提督「ん?」
大淀「ホモなんですか?」
提督「何でそうなるんだよ!」
大淀「だって世の中提督と言えばドスケベばかりじゃないですか」
提督「悔しいけど否定はできない」
大淀「何で提督は私で艦隊司令部プレイしないんですか?!」
提督「それは多分どの提督もやった事ない」
大淀「はぁ……どうして私だけ艦隊司令部施設プレイしてもらえないんだろう」
提督「他の大淀がみんなやっているかのような言い方はやめろ」
大淀「全、大淀の夢ですよ!」
提督「絶対違う」
大淀「………」
大淀「……提督」
提督「ん?」
大淀「夢とは……儚いものですね」
提督「哀しい話風に締めようとするな!」
大淀「人の夢と書いて儚い……なんか物悲しいですね」
提督「どうした突然、文学的な事良い出して」
大淀「私、結構本読むんですよ」
提督「へー確かに読みそうだよなぁ。何読むんだ?」
大淀「フランス書院とか」
提督「えぇ……」
提督「薄っすらそんな気はしてたけど……」
大淀「今度貸しましょうか?」
提督「いらんわ!」
提督「はぁ……見た目は清楚で本が似合うのに」
大淀「え、今の告白ですか? 子作りします?」
提督「しません」
提督「はぁ、何でお前は業務中は真面目なのにラッパ後はエキセントリックになるんだよ……」
大淀「女の子は誰しも裏の顔を隠し持ってるもんですよ」
提督「ならせめて隠してくれよ…」
大淀「私はオープンですからね……スカートびろーん」
提督「スリットの有り難みがなくなるからやめてくれ……」
提督「はぁ……もう寝るから静かにしてくれ」
大淀「もう寝るんですか?」
提督「今何時だと思ってるんだ!0100だぞ!」
大淀「提督、現在時刻マルヒトマルマル。時報担当もこの大淀にお任せ下さい」
提督「思い出した様に時報ボイスしなくていいわ!」
大淀「私の前で寝ちゃって良いんですか?襲いますよ?」
提督「お前を部屋から追い出して鍵閉めてから寝るわ」
大淀「ふっ、甘いですね。実は先程飲んでいたお茶に睡眠薬を……」
提督「なっ……図ったな!」
大淀「ふふっ……これで提督とこづく……り……」
大淀「………」zzz
提督「………え?」
提督「おーい、大淀?」
大淀「………」zzz
提督「寝ちゃったよ……なんなんだ?」
提督「しょうがない……寝かすか」
ーーーー
ーー翌朝
大淀「う……ん………」
提督「ん?起きたか」
大淀「あ……いやああああ!寝てる間に提督に侵されてしまいました!これはもう責任持って結婚するしかありませんね!」
提督「開口1番何言ってんだお前」
大淀「あれ……服が乱れてない……提督、私の寝込みを襲ってないんですか!?」
提督「襲わんわ!」
大淀「くっ………提督の目の前で無防備で眠ってしまい犯されちゃった作戦が………」
提督「回りくどっ!」
大淀「はぁ……据え膳食わぬは男の恥ですよ……がっかりしました…」
提督「何で俺が悪いみたいになってんだよ……」
大淀「まぁいいです。今日休日だしは1人寂しく眼鏡店でも冷やかしてきますよ。15店舗ぐらいハシゴしてきますから」
提督「なんか嫌な休日だな……」
提督「まあ俺も暇だし付き合おうか?」
大淀「あうえぇええ?!!」
提督「うわっ?!何だよ大きな声出して?」
大淀「だだだだだって付いてきてくれるんですか?」
提督「あ、あああ…」
大淀「子作りは駄目なのに、デートしてくれるとは思いませんでした……」
提督「順序おかしいだろ!」
大淀「まあでも最近はデート=S○X=子作りみたいなもんですから」
提督「意味わからん」
大淀「因みに私は子作りしたいですよ?」
提督「行くの辞めようかな……」
提督「というか何で眼鏡買いに行くんだ?壊れたのか?」
大淀「ふふっ。大淀たるもの、常に新しい眼鏡を探求しなければならないのです」
提督「意味分からん。別に今ので似合ってるし良いんじゃないか」
大淀「ふぇ? に、似合ってる?」
提督「ああ」
大淀「………」
提督「?」
大淀「似合ってる……えへへ///」
提督「何でそこは純情なんだよ!」
艦!!
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