赤松楓「私のパンツがないっ!?」 (10)
後少しで発売される新作ゲーム「ニューダンガンロンパV3」のSSになります。
見る限りではニューダンガンロンパV3のSSがないため、独自に創作しました。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483164465
赤松「ふぁー。いきなりコロシアイをしろだなんて、おかしいよ! でも、私は諦めない。コロシアイなんて、絶対にしない。皆でそろってここを出るんだ・・・って、あれっ!?」
<きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーー
ドタドタドタッ ガチャ
百田「どうした、赤松!?」
天海「一体、なにがあったんッスか?」
赤松「百田くん、天海くん・・・」
百田「なんだぁっ、死体があったとかそんなようには見えねえが・・・?」
天海「赤松さん。あの悲鳴は一体?」
赤松「わ、私の///」
百田・天海「私の??」
赤松「私のパンツがない、見当たらないのっー///////」
百田・天海「えっ!?」
天海「ぱ、パンツッスか!?」
百田「たかが、パンツがないことで、あんなでかい悲鳴をあげたってのか!」
赤松「ご、ごめん。でも、昨日までリュックサックに入れておいたはずのパンツが見当たらなくて・・・」
モノクマ「おや、それは大変だね♪」ヒョコッ
百田「うわぁぁぁー! びっくりしたぁー、急に出て来るな!」
赤松「モノクマ・・・」
モノクマ「赤松さんのパンツを盗むなんて、破廉恥な人がいるもんですな。これは、臨時の学級裁判を開くしかないねー。」
赤松・天海「えっ!?」
百田「はぁっ!?」
臨時学級裁判 開始
モノクマ「えー、ただいまより学級裁判のかんたんな説明を・・・」
最原「ちょっと待ってよ。事件とか、赤松さんの悲鳴があったってことは分かったけど、まさかパンツが盗まれたことで学級裁判を開くの?」
モノクマ「当然です! 女子のパンツが盗むことは窃盗にあたりますので、これは裁判でクロを暴いて罰しないといけません!」
春川「・・・まぁ、なににせよ。事件の内容がくだらないことでも、事件性があれば裁判は行うってことよね。」
白銀「春川さん。受け入れちゃうんだ・・・」
獄原「ゴン太は犯人じゃないよ。ゴン太は紳士を目指してるんだ、紳士はパンツなんか盗まないよ!」
入間「ヒャヒャヒャ。そんな主張、証明になんかならねぇつうの!」
茶柱「赤松さんのパンツを盗んだのは、絶対に男死に決まってます! この中にいる男死は皆、破廉恥ですからね!!」
最原「茶柱さん。そんないい加減な判断で犯人を決めるのは良くないよ」
真宮寺「どちらにせヨ。この中にパンツを盗んだ犯人がいるなら、すぐにボロを出すはずだと思うけどネ。」
東条「けれど、本当にこの中に赤松さんのパンツを盗んだ犯人なんているのかしら?」
星「いると思うぜ。でなきゃ、こんなことで学級裁判を行うわけもねぇからな・・・」
夢野「たくっ、パンツが盗まれただけで学級裁判を開くなんて、めんどいのう・・・。」
夜長「神さまは言ってます・・・楓のパンツを盗んだのは多分、男だと。」
王馬「アンジーちゃん。ソレ、何の証拠も根拠もないと思うんだけどな!」
赤松(・・・・。最初から言いたかったけど、私のパンツが盗まれただけで、学級裁判なんてどうかしてるよ!でも、犯人がいるなら、やむを得ないよね。私はこの中に犯人がいるなんて、信じられないけど・・・でも、暴かなきゃいけないよね・・・)
百田「おい。ちょっと待て?」
モノクマ「んっ、どうしたの?」
百田「良く見たら、天海とキーボがいねぇじゃねぇか!?」
赤松「あっ、そういえば、そうだよね。どういうこと、モノクマ?」
モノクマ「あっ、天海くんとキーボくんは、そこにいます!」ピッ
天海「おーい。」←手を振る
キーボ「・・・」
赤松「どうして、観客席みたいなところに!? 裁判なんだから、裁判の席じゃないの?」
モノクマ「二人には、抜けて貰いました! ある事情で。」
百田「ある事情だぁっ!?」
モノクマ「それは伏せておきましょう!(ある事情の正体→体験版をプレイしたところ、天海とキーボは、苗木と日向が裁判に参加する代わりに抜けたため、裁判ではどんな発言をするかが分からないためです。なので、二人はとりあえず、なしにしました。以上です。)」
モノクマ「ちなみにボクの可愛い我が子達、モノクマーズも今回は殺人ではなく破廉恥な窃盗事件ということで、裁判には参加しません! ボクからは以上です!」
王馬「まぁ、とりあえず。そんなことはおいといて、誰が赤松ちゃんのパンツを盗んだのか??」
白銀「うーん・・・」
王馬「案外、意外な人が犯人だったりして♪ 例えば、春川ちゃんとか?」
春川「バカな事言わないで。どうせ、百田あたりが犯人なんでしょ」
百田「ば、バカ言うな!! 俺は犯人じゃねぇよ!!!」
夢野「では、天海はどうじゃ? 赤松から聞いた話では、赤松の悲鳴を聞いて駆け付けたのは百田の他に天海じゃと聞いておるが!」
モノクマ「天海くん。特別に答えてください!」
天海「百田くんと同様に俺も犯人じゃないっすよ!」
百田「そもそも俺と天海が赤松の悲鳴を聞いて部屋に行くのは当然だろ! 悲鳴を聞いたら誰だって気になって行くだろ?」
白銀「それは、百田くんの言う通りだよね。あっ、ちなみに私はコスプレの衣装を作るのに夢中だったから、赤松さんの悲鳴には気付かなかったんだけどね・・・」
最原「それよりも誰か犯人かを指摘し、その指摘された人が否認し続ける、じゃ・・・議論が堂々巡りするだけで、解決にまではなかなか辿り着かないよ。」
真宮寺「彼の言う通りだヨ。ボクも観察し続ける限りでは、議論をただ無駄に繰り返しているだけで、答えに辿り着かない。それじゃ、美しくもなんともないヨ!」
入間「美しくないとか、そんなもんどうでもいいぜ! 本当に誰なんだよ、バカ松のパンツを盗んだ破廉恥野郎は?」
茶柱「だから、それは男死n・・・」
百田「いい加減にしろよ! 男子の中に犯人がいるとか、証拠がねぇじゃねぇかよ!!」
獄原「百田くん、冷静に。あまり怒鳴りつけるような言い方は良くないよ」
夜長「アンジーは犯人じゃナイよー!」
東条「みなさん、一から議論を始めましょう? まずは犯人がどうやって赤松さんに見つからずに部屋に侵入したか、よ?」
星「そういえば、そうだな。そいつの部屋に侵入するとしても、昼間は人がいるから侵入しづらい。かといって夜間は、防犯カメラが部屋の前に作動しているから、難しいよな。」
王馬「それじゃあ、そこから議論開始だね♪ あはは、なんか楽しくなってきちゃったなぁー♪♪」
赤松「いよいよ、議論が始まるんだね! みんなの発言を良く聞かないと・・・」
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