※キャラ、設定崩壊を含みます。
※劇場版ガルパンのネタバレを含みます。
※書き溜め済みを投下していきます。
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アンチョビ「マズルを狙えぇーっ!!」ガガガガガガ
妙子「あれっ、飛距離足りなくないですか?」
忍「レシーブが低かったみたいですね」
典子「だったら第2弾、殺人スパイク作戦だ! よーく狙え!」シャコンッ
あけび「はいっ! CV33(カルロベローチェ)に照準!」ガチャ
バレー部「「そーれっ!」」ドォンッ!
ヒュルルルル......
アンチョビ「......ん?」チラッ
ガァンッッ!!
アンツィオ「「うわああああああああ!?」」グルルルルルル!!
ズボッ!!
あけび「CV33に命中! カールの砲身にハマりました!」
バレー部「「イェーイ!!」」パァンッ
アンチョビ「いったぁ......何が起こった?」サスサス
ペパロニ「すっごいスピード出たっすよねぇ。 なんか車体も傾いてるし......」
カルパッチョ「ド、ドゥーチェ、前を見てみて下さい......」カタカタ
アンチョビ「んー?」パカッ
カール砲身(0距離)「」ウィッス
アンチョビ「」
アンチョビ「なああああ!? 何だこりゃああ!?」パタン
カルパッチョ「車体の右前面が変形して砲身にハマって、抜けなくなってしまったみたいです......」
ペパロニ「ワインのコルクの気分っす」
アンチョビ「抜けられそうか...?」
ペパロニ「右の履帯はちぎれてるし、左は浮いてるんで逃げるのもムリっぽいっすねぇ」ガチャガチャ
アンチョビ「きっ、機銃は!?」
カルパッチョ「左側にあるので、右側までは角度が足りません......!」
アンチョビ「どっ、どどどどうすんだぁーっ!!??」
アンチョビ「というか八九式!! さっきの砲撃お前らだろ!」ピピッ
典子『いやー、ボールを落としちゃいけないって思って、ついやっちゃいました!』アハハ
あけび『でもカールの砲身は完全にブロックできましたし、これで作戦成功ですね!』
アンチョビ「んな訳あるかぁ! 次が撃たれたらバラバラだぞぉーっ!?」
杏『なんとか踏んばれチョビ~』ピピッ
典子『根性で耐えましょう!』
アンチョビ「できるかぁ!!」
ペパロニ「ねえさん! 前、前!!」
アンチョビ「今度は何だ!?」クルッ
600mm砲弾「」ガコンッ!!
アンチョビ「ああああああああ見えたああああ!! 弾がガコンってなるの見えたああああ!!!!」
アンチョビ「死ぬうううううう!!!! このままじゃホールトマトになっぢゃうううううううう!!!!」
ペパロニ「カルロベローチェを缶詰めに例えたんすね! さっすがねえさん!」
アンチョビ「言ってる場合か!! とっ、とにかく車体を揺らしてここから抜け出してみるんだ!!」ユサユサ
ペパロニ「あー、全然動かないっす!!」ユサユサ
紗子「カールの砲撃が来るみたいです!」
典子「会長、次の作戦があります! 協力して貰えませんか!」
杏『ん、いいよー。 何すんの?』
カール砲身「」ウイィィィィ......!!
アンチョビ「なんが音しでるうううううううう!!!! らめええええ死んじゃ?うううううう!!!!」
カッッッッ!!!!
バッゴオオオオオオオオン!!!!
アンツィオ「「びゃああああああああ!!!!!!」」ガァァァァンッッ!!
ヒュルルルル......(CV33が吹き飛ばされる音)
典子「スパイクが来たぞっ! 殺人2枚ブロック作戦だ! 撃てぇっ!!」ドォンッ!
杏「あいよー」ドォンッ!
ゴオオオオォォッ......
CV33「」ガンガァンッ!!
ヒュルルルル......(CV33が打ち返される音)
アンツィオ「「へやぁああああああ!!??」」グルグルグル
ズボッ!!(CV33がカール砲身にハマる音)
バレー部・生徒会「「イェーイッ!!」」パンパァンッ
アンチョビ「お前らマジふざけんなよ!!!!!!」バンバァンッ!!
CV33「」グニャア......
カルパッチョ「機銃と左履帯が破損、今度は左前面がハマっちゃいました......」ボロッ
ペパロニ「いやー、逆戻りっすねー...」ボロッ
カルパッチョ「カルロベローチェの軽さのおかげで、カール砲弾のダメージは受け流せたみたいですが......」
ペパロニ「でも白旗は上がってないしまだ戦えますよ、ねえさん!」
アンチョビ「こんな事になるなら白旗上げて撤退した方がマシだぁ!」
ピピッ
杏『おーい、チョビ~』
アンチョビ「チョビじゃない! お前らよくも......!!」
杏『さっきのカールの砲撃なんだけどさぁ、チョビ達が詰まってたおかげで、あっち側にもダメージがあったっぽいんだよね~』
カール砲身「」ボロッ
アンチョビ「............で?」
杏『だからさ~、もう2、3発止めといてくんない? まだイケるっしょ?』
アンチョビ「イケるかぁ!!!!」
典子『大丈夫! うちらも全力でサポートしますんで!』
忍『アタックは任せてください!』
あけび『ブロックも!』
紗子『サーブは......難しいですけど頑張ります!』
アンチョビ「ダ、ダメだこいつら......ウチらをここで[ピーーー]気だ......!!!!」ガクガク
ペパロニ「作戦名に殺人とか付けてましたしねぇ」
カルパッチョ「ドゥーチェ、どうしましょう!」
アンチョビ「くっ......そ、そうだ! もうリタイアしよう! 豆戦車1つならリタイアしても大した戦力低下にはならないはず!」ガチャ
酉とsaga付けて訂正...
典子『大丈夫! うちらも全力でサポートしますんで!』
忍『アタックは任せてください!』
あけび『ブロックも!』
紗子『サーブは......難しいですけど頑張ります!』
アンチョビ「ダ、ダメだこいつら......ウチらをここで殺す気だ......!!!!」ガクガク
ペパロニ「作戦名に殺人とか付けてましたしねぇ」
カルパッチョ「ドゥーチェ、どうしましょう!」
アンチョビ「くっ......そ、そうだ! もうリタイアしよう! 豆戦車1つならリタイアしても大した戦力低下にはならないはず!」ガチャ
ピッポッパッ
アンチョビ「こちらCV33! オープンチャンネルより通信中! カール自走臼砲、応答せよ!」
カール通信手『ん? 何かしら?』ガチャッ
アンチョビ「こちらのCV33はリタイアする! 私達がいたら、そちらにもダメージがあるはずだ! 下ろしてくれ!」
カール通信手『そ、そう、わかったわ。 こちらにとってもありがたいし......』
アンチョビ「そうか! ありが
ピピッ
『ねえ、アンチョビさん』
アンチョビ「ひっ!?」ゾクッ
みほ『今の通信......どういう事ですか?』
アンチョビ「い、いや、このままじゃ味方、じゃなくってカールに殺される状況なんだ......。 だからリタイアを......」
みほ『アンチョビさん、この戦いは大洗の廃校がかかっているんです。 どんな事があろうと、大隊長権限によりリタイアは認めません』
アンチョビ「そ、そんな......」ガクガク
みほ『そして......』
みほ『敵前逃亡は粛清、それが西住流です』
アンチョビ「ひぇあ!?」
まほ『(いや、そんな教えはないんだが......)』
みほ『カチューシャさん、粛清隊長をお願いできますか? CV33に我ら同志の鉄槌を振り下ろして下さい』
カチューシャ『わかったわミホーシャ! 裏切り者は削って削って、ピロシキの具材にしてあげる!』キュラキュラ!!
アンチョビ「」
ペパロニ「どうせならカルツォーネの具がいいなぁ~」
みほ『とりあえず、他の皆さんは作戦を続行して下さい。 どんぐり小隊はCV33をサポート、カチューシャさんは粛清に向かって下さい』
みほ『あとボー......アンツィオの皆さんはカーボンを信じて下さい』
アンチョビ「おい!! 今ボールって言いかけただろ!! あと何だその指示!!」
杏『まー、実際ボールだしね~』
典子『大丈夫! ボールは友達です!』
アンチョビ「お前らのせいだろーが!!」
みほ『それでは、パンツァー・フォー!』ブツッ
アンチョビ「あっ、待てっ!」
カルパッチョ「粛清されてしまいますね......」
ペパロニ「やっべぇっなぁ......あ!でもどうせここからは抜けられないっすね」
アンチョビ「くそっ、どうするどうする......!!」
カール通信手『えっと......私達ももう切っていいかしら?』
アンチョビ「こうなったら、無理やりカールと交渉するしか......! 頼む、撃たないでくれ! マジで死んじゃうんだ!!」
カール通信手『うーん......私達も、反動が痛いから撃ちたくはないんだけど......』
アンチョビ「だ、だろ……そうだ! そちらの戦車を派遣して私達を行動不能にしてくれ! そうすれば
ピピッ
まほ『どんぐり小隊は、他の敵車両をカールに近づかせないで下さい』
バレー部・生徒会『了解!』
アンチョビ「ぐうううぅぅ......! なら、大学選抜の大隊長! カールが使えないと困るだろう!? 私達を撃破した方がいいと思うぞ!!」
カール通信手『大隊長、こう言っていますが......』
愛里寿『まあ、ちょっと困るけど......』
アンチョビ「な、なら!」
ピピッ
みほ『実はウチにね、今まで集めたボココレクションがあるんだけど』
愛里寿『......豆戦車からの通信は陽動だ、させておけ』
カール通信手『り、了解。 ......なんか、ごめんね』ブツッ
アンチョビ「みほぉおおおおおお!!!!」ギリギリギリギリ
ペパロニ「これが西住流っすかぁ、ヤバイっすねぇ」
カルパッチョ「違うと思います」
600mm砲弾「」ガコンッ!!
アンチョビ「ぎゃああああああああ!!!! ムリ無理2発目はむーりぃいいいいいい!!!!」ブンブン
ペパロニ「どーします? カーボンさんを信じるっすか?」
カルパッチョ「ふふっ、そうですね。 このタンケッテを何度も守ってくれたカーボンさんならきっと大丈b」サワッ
ピシッ!!(カーボン内装にヒビが入る音)
カルパッチョ「ひゃああああああん!!!! もうダメですうううううう!!!!」ビェエエエエン
ペパロニ「ああっ! 精神崩壊したっす!!」
アンチョビ「うおっ!? カルパッチョ、落ち着け!!」
ペパロニ「ねえさんも結構叫んでたじゃないっすか」
アンチョビ「私はもう立ち直った、じゃなくて! アレは自分を鼓舞する為の雄たけびだ!」
ペパロニ「そーだったんすかぁ!」
カルパッチョ「たかちゃぁああああん......たかちゃああああん......!!」グスッグスッ
アンチョビ「諦めるなカルパッチョ! そうだ! 内側から戦車にダメージを与えて、白旗を出させよう! 戦闘不能なら攻撃されない!」バッ
ペパロニ「おおっ、流石ねえさん! で、どうやるんすか?」
アンチョビ「何でもいい! シャベルか何かで白旗の裏側を叩けっ!」カンッカンッ!!
ペパロニ「パスタしか持ってねぇっす!」
アンチョビ「ハンドルでも取り外して殴れ!」カンカン!!
ぺパロ二「了解っす!!」バキッ
カルパッチョ「ふえぇぇぇぇ......」ペチペチ
アンチョビ「カルパッチョ! 帽子じゃ無理だ!」ガンガンッ!!
杏『次の砲撃くるよー』モグモグ
典子『へへっ、何度でもブロックしてやらぁ!』
アンチョビ「お前ら、次やったらマジで許さないからな!!!!!!」
あけび『でも、ブロックしろって大隊長が
アンチョビ「い い か ら !!!! もう撃つんじゃないぞ!!!!」
杏『わかったわかった。 んじゃ各車後退~』キュラキュラ
忍『ベンチ下がりまーす』キュラキュラ
カール砲塔「」ウイィィィィ......!!
カルパッチョ「たかちゃぁぁん......!!」ペチペチ
ペパロニ「間に合わないっす! ねえさん!!」ガンガンッ!!
アンチョビ「んああああああああ!!!!」ガンガンッ!!
カール砲塔「」ガチャンッ!!
カッッッッ!!!!
バッゴオオオオオオオオン!!!!
アンツィオ「「んぎゃああああああああああ!!!!」」グルグルグル
ヒュルルルル......
杏『おー、飛ぶねぇ』
紗子『うーん、チャンスボール打ちたかったなぁ......』
アンチョビ「よっ......よしっ......!! 奴らは撃ち返す気配はなさそうだっ......!! これで脱出でき」グルグルグル
カチューシャ「粛清隊長カチューシャ様の参上よ! 裁きの鉄槌を喰らいなさい!」
ドカァンッ!!
ガアァァンッ!!!!(CV33に直撃する音)
ズボッ!!(打ち返されたCV33がカール砲塔にハマる音)
カチューシャ「あーっはっはwwwwww」
アンチョビ「うっ、うおおおおおっっ……!! うおおおおおおアアアアーーッッッッ!!!!」ボロボロボロッ
CV33「」グチャグッチャァ......
ペパロニ「ねえさん、泣かないで下さいっす!」
アンチョビ「ウオオッッ......!! グスッ......あいづらぜっでぇ許さねぇ......っ!! 廃校になればいいんだ......っ!!」ボロボロッ
ペパロニ「ほら、カーボンさんが守ってくれたっすよ! 白旗も出てないし、流石は不死身のカルロベローチェっすね!」
アンチョビ「そういう方向の不死身じゃないだろ! もういっそ殺してくれぇ......!!」グスッ
カルパッチョ「おわああああぁぁん!! えっぐ...えっぐ......!」ビェエエエエ
カルパッチョ「うっぷ」
アンチョビ「カルパッチョ!?」グスッ
カルパッチョ「エグッ......気持ち悪い……うぷっ」
ペパロニ「きっと、ふっ飛び過ぎと泣き過ぎで酔ったんすね」
アンチョビ「ま、待で! ペパロニ! ハッチを開けろ!」ゴシゴシ
ペパロニ「フレームが歪んでてどこも開かないっす!」ガッガッ
カルパッチョ「ウプッ......も、もう無理......」
アンチョビ「ああああああ密閉空間でそれはマズいぞ! ペパロニ! お前のヘルメット貸せ!」ワタワタ
ペパロニ「何に使うんすか?」
アンチョビ「カルパッチョの受け皿にする!」
ペパロニ「えー! いやっす!」
アンチョビ「嫌がってる場合か! じ、じゃあパスタ! さっきのパスタの袋貸せ!」
ペパロニ「それだとパスタが駄目になっちゃうじゃないっすかぁ!」
アンチョビ「後で3倍の量買ってやるから!!」
ペパロニ「3倍っすかぁ!? それならいいっすよ!」スッ
カルパッチョ「おっ、おろっ」
アンチョビ「間に合えカルパッチョオオォォォォ!!」バッ
パスタ袋「」チャポン
アンチョビ「あ、危なかった......」ハアハア
カルパッチョ「ドゥーチェ、ありがとうございました!」フキフキ
ペパロニ「パスタがなかったら即死だったっすね!」
アンチョビ「ああ……でも、この状況は変わってないんだよなぁ......」
CV33「」ズボォ......
カルパッチョ「もう、車体前面が丸ごと潰れて砲塔に刺さってますね」キリッ
ペパロニ「切り分けたピッツァみたいに扇型っす」
アンチョビ「なんでこれで白旗上がってないんだ......?」
21と24も酉忘れましたがスレ主です...
ピピッ
みほ『どんぐり小隊とカチューシャさん、次のカールの砲撃に備えてください。 CV33が死なない程度で打ち返して、絶対にカールを自由にさせないようにお願いします。 生かさず殺さず、ぎりぎり作戦です!』
どんぐり・カチューシャ『『了解!』』ブツッ
アンチョビ「デ、悪魔(Diavolo)......」ガクガク
ペパロニ「どーします、ねえさん。 いくらカーボンさんでも、次の砲撃は流石にまずいっすよ!」
アンチョビ「ぐぅうううう......!! ここでみすみす殺られるてたまるか! 策を考える! まずは状況確認だ!」
ペパロニ「えーっと、カルロベローチェは両履帯ぐちゃぐちゃ、機銃ぐちゃぐちゃ、あと装甲もぐちゃぐちゃっす!」
カルパッチョ「敵の陣形ですが、目の前に1両、後ろに3両です」
アンチョビ「いや、後ろのは一応味方だからな?」
ペパロニ「でもあいつらこっちに撃ってくるじゃないっすか! カールを封じるためーとか言って!」
アンチョビ「まあ、うん......。 ん、カール.....?」
カルパッチョ「ドゥーチェ、どうかしましたか?」
CV33「」ボロッ
カール「」ギラッ
八九式・ヘッツァー・T-34/85「」ギラッ
アンチョビ「!」キュピーン
アンチョビ「......よし、これで行こう!」
カルパッチョ「ドゥーチェ!」
ペパロニ「ねえさん! 作戦が決まったんすね!」
アンチョビ「ああ、では行くぞ2人とも!」
アンチョビ「『パンくず作戦』を発動する!」
600mm砲弾「」ウィーン
典子「おっ、次の弾が来たよ! それじゃあ、殺人トリプルブロック作戦、準備はいい?」
カチューシャ「殺人トリプ......長いわよ! 略して、殺人作戦でいいじゃない!」
あけび「それだとただの人殺しでは......」
杏「まあ間違ってはないよねぇ」モグモグ
カルパッチョ「カール砲弾の自動装填、来ます!」
アンチョビ「今だ! 前面装甲、機銃、パージ!」
ペパロニ「はい!」ガコンッ
CV33「」ベリッ ポロポロ
カール砲身内部「」カラカラ......
アンチョビ「機銃を外して出来た穴から、もっと投げ込め!」ポイッ ポイッ
ペパロニ「ハンドルしかないっす!」
アンチョビ「後で修理するから使っていいぞ!」ポイッ
ペパロニ「了解っす!」ポイッ
カルパッチョ「えいっ」ブォン
パスタ袋「」ヒュウウ......
カランッ ガンッ ベチャッ
アンチョビ「よーし! こんなもんでいいだろ!」
600mm砲弾「」ガコ......ギギギギギッ ガンッ
カルパッチョ「600mm砲弾、『パンくず』ごと装填完了しました!」
アンチョビ「よし! あとは......全力で祈れぇええええええ!!!!」バッ!
カルパッチョ「カーボン神様カーボン神様......パスタに宿りて我らをお守り下さい......」ブツブツ
アンチョビ「頼む頼む頼むカーボンさん頼む頼む......!!」ブツブツ
ペパロニ「装甲も捨てちゃったし、これでカール喰らったら終わりっすね......」
カール砲身「」ウイィィィィ......!!
カチューシャ「砲撃、来るわよ! CV33をよく狙いなさい!」ガシャッ
あけび「ボールは一度も通しません......!」ガシャッ
杏「チョビ~、我慢してね~」ガシャッ
カール砲身(0距離)「」ウイィィィィ......!!
アンツィオ「「ひぃいいいいいやぁああああ......!!」」ダキッ
カッッッッ!!!!
ガッゴ............
ボカァアアアアアアン!!!!
どんぐり「「!?」」
カチューシャ「な、何!?」
カール自走臼砲「シュポッ!!(白旗)」
モクモクモク......
アンチョビ「............お、おおお............?」キョロキョロ
ペパロニ「ねえさん! カールが弾詰まりで自爆したっすよ!」
カルパッチョ「パンくず作戦、成功です! 流石ですドゥーチェ!!」
アンチョビ「ほ、ホントか......? 生きてるのか私達......!?」フルフル
ペパロニ・カルパッチョ「「はい!!」」
アンチョビ「いやったぁああああああああ!!!!」バッ
ペパロニ「ドゥーチェ!! ドゥーチェ!!」
カルパッチョ「ドゥーチェ!! ドゥーチェ!!」
アンチョビ「ドゥーチェ!! ドゥーチェ!! ドゥーチェ!! 私達は......生きでるんだぁああああ!!!!」ウオオオオ
典子「おおっ! まさかカールを倒すなんて......!」
杏「じゃあもうチョビを撃つ理由はないね~」ポイッ
カチューシャ「何よ! 粛清した後で私が倒してやろうと思ってたのに!」プンスカ
カルパッチョ「ドゥーチェの言う通り、残りの3両がこちらを狙う理由も無くなりましたね」
ペパロニ「そこまで考えてたんすね、ねえさん!」
アンチョビ「まあな......あとは、この砲身から脱出するだけだ!」
ピピッ
みほ『......アンチョビさん』
アンチョビ「ひぃっ!? ど、どうした? みほ......?」
みほ『アンチョビさん、私......』
みほ『私、ずっとアンチョビさんのこと信じてました!』ミポリーン
アンチョビ「は、はいぃ......?」
みほ『カールに詰まるなんて状況でも、アンチョビさんなら絶対に諦めずに撃破してくれると思ってました! 粛清なんて言葉は口にも出したくもなかったんですが......それも全部、皆さんへの愛の裏返しだったんです!』キラキラ
アンチョビ「(うわぁ)」
ペパロニ「ははぁ、西住流、愛のムチだったって事っすね!」
カルパッチョ「絶対違うと思います」
みほ『この功績に免じて、粛清はなかった事にします。 ゆっくり機体を修理してきて下さい』
みほ『あと、カチューシャさんには帰還隊長をお願いします。 元の隊列まで帰還して下さい』ブツッ
カチューシャ「隊長!? 仕方ないわね、ミホーシャがそう言うなら、仕方なく引き受けて帰還してあげるわ!」ニコニコ
ブロロロロ......
カルパッチョ「人心掌握されてますね......」
アンチョビ「プラウダはもう保護者がいないからな......」
ピピッ
杏『おっすチョビ~。 いやーまさかアレを撃破するなんてねぇ。 お見事だったよ~』
アンチョビ「あっ、お前ら! さっきはよくもやってくれたな......!!」ワナワナ
杏『まあまあそう怒んないでよ。 今からカメさんとアヒルさんで、CV33を下から撃ち落としてあげるからさ』ガシャッ
典子『装填完了! 体育館の天井に引っかかったバレーボールを取る気で行こう!』
あけび『はい!』ガシャッ
アンチョビ「おお! それはありがた......いや! 元々お前らのせいだろ!!」
カルパッチョ「結局ボール扱いなんですね......」
杏『細かい事はいーじゃん。 そんじゃアヒルさん、よろ......
ドッカアアアン!!
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
杏『んあ?』
アンチョビ「何の音だ?」
ペパロニ「ねえさん! さっきパージで前面に開けた穴っす!」
アンチョビ「ん? そんな所覗いても、砲身を通してカールの内部が見えるだけじゃ......」ノゾキッ
カール内部「」メラメラメラメラ!!
アンチョビ「うおお!? 自走臼砲が燃えてるぞ!?」サッ
カルパッチョ「あのサイズの砲弾を暴発させましたからね......」
ピピッ
カール通信手『けほっ、こちらカール自走臼砲のクルーよ! CV33、聞こえるかしら!?』
アンチョビ「お、おお、さっきの......一体何があったんだ?」
カール通信手『そっちの暴発作戦のせいで、残りの600mm砲弾にも引火したのよ! 操縦することもできないし、このままだと連鎖爆発が起こって......』
アンチョビ「お、起こって......?」
カール通信手『ここら一帯が、全て消し飛ぶわ......!!』
アンチョビ「」
カール通信手『貴女達も早く逃げた方がいいわよ!』バッ
アンチョビ「ちょ、ちょっと待ってくれ! 砲弾はいくつ残ってるんだ!?」
カール通信手『......ん発残ってるわ』
アンチョビ「......え? 何だって?」
アンチョビ「3発............?」
カール通信手『............さ、33発♪』ニコッ
アンチョビ「なぁんでそんなに持ってきたんだぁああああ!!??」
カール通信手『だ、だって! 文科省の人が確実に倒せって言っ
ドッカァアアン!!
カール通信手『きゃああ! あっつ! それじゃ、幸運を祈るわ!!』ブツッ
アンチョビ「えっ、もしもし!? おいっ!?」
カルパッチョ「ドゥーチェ! 除き穴から煙が! あっつ!」
アンチョビ「だ、脱出だ!! 車体を揺らして下に落ちるぞ!!」ユサユサ
ペパロニ「やっぱり全然動かないっす!!」ユサユサ
メラメラメラメラ!!
アンチョビ「うわぁああああああ!!!!!! コレはホントに駄目なやつだぁああああ!!!!」
杏『おーい、チョビ~』
アンチョビ「ああああぁぁ......杏?」
杏『んー、CV33を撃ち落とそうって話なんだけどさぁ......』
アンチョビ「おお! そうだった! 早く撃ち落としてくれ!」
杏『ごっめん、仰角足りなくてムリだったわ~』テヘ
アンチョビ「嘘つけお前らバカスカ打ち返してただろ殺すぞ」
杏『もう爆発まで10秒くらいしかないんだってさ。 それで狙うなんて無理だし......という訳で強く生きてね~』ブツッ
忍『くっ、天井のバレーボールは取れなかった......!』キュラキュラ!!
紗子『逆に考えて、卒業記念に遺していったって事でいきましょう!』
あけび『泣かないでみんな! 涙はバレー部復活の時まで取っておくって決めたじゃない......!』ホロリ
典子『ではアンツィオの皆さん! 根性で頑張って下さい!! 失礼します!!』
バレー部『『お疲れ様でした!!』』ブツッ
アンチョビ「あ......あいつらぁああああああああ!!!!」ミシミシミシミシ!!
爆発まで、残り10秒
9
8
ペパロニ「ねえさん、どうしましょう!?」
アンチョビ「ハァァーーッ......!! とりあえず、前面の除き穴を塞ぐぞ!! 操縦席を引っぺがして押さえろ!!」バキッ!!
ペパロニ「了解っす!!」グイグイ
7
6
カルパッチョ「ふふふ、あはは」ケラケラ
アンチョビ「カルパッチョ!! 精神崩壊するな! 頑張れ!」グイグイ
カルパッチョ「うふふふふ。 だあいじょうぶですよぉ? さっきもカーボン神様に助けて頂いたんですからぁ」
カルパッチョ「ね?」ニコッ
バキィッ!!(カーボン内装に亀裂が入る音)
カルパッチョ「ヒェアアアアアアアアアアンン!!!!」ビェエエエエ!!
アンチョビ「泣くなカルパッチョォォ!!」グスッ
5
4
ボボボボボボボボ............!!!!
ペパロニ「ねえさん! ヤバイ音がしてるっす......!!」グイグイ
カルパッチョ「だしてぇぇ......ここからだしてぇぇ......」カリカリカリカリ
アンチョビ「うううううう......こ、こうなったら......!!」グイグイ
3
2
1
アンチョビ「根性で押せぇーーっ!!!!」グイグイーーッ!!
ペパロニ・カルパッチョ「「はいぃぃーーっ!!!!」」グイグイグイーーッ!!
0
カッッッッッッッッ!!!!!!!!
ズドドドドドドッッッッカァァアアアアアアアアン!!!!!!
アンツィオ「「ぎぃやぁああああああああああ!!!!!!」」ドッヒュウゥゥゥ
ギィヤァアアアアアア......
アアアア......
......
☆<キラーン
メラメラメラメラ......
杏「星になったんだね、チョビ......」
バレー部「「グスッ......グスッ......」」
ヒュルルルル......カランッ
杏「......ん?」クルッ
白旗(CV33)「」ボロッ
杏「そうか、お前も......」ヒョイッ
バレー部「「グスッ............」」スッ
杏「............」スッ
ビシィッッッッ.........!!
大洗女子、敬礼ッ............!!!!
────────────
──────
みほ「え? アンチョビさんが撃破されたんですか?」
杏『撃破っていうか、戦闘不能? とにかくもう白旗出ちゃったんだよね~』クルクル
みほ「そうですか......わかりました。 遊園地跡での作戦は少し変更します。 カメさん、アヒルさんチームはこちらへ合流して下さい」
杏『はいよ~』ブツッ
みほ「............」ボソボソ
優花里「ん? 西住殿?」コソッ
みほ「........................」
みほ「......誰も撃破されろなんて命令してないのになぁ......」ボソッ
優花里「ヒッ」
その後、不穏な雰囲気の西住殿の統率により、あんこうチームは獅子奮迅の活躍を見せました......。
T-28超重戦車の部隊に包囲された味方を単騎で救出。
バミューダアタックと呼ばれる三副官のコンビネーションを初見で回避し、逆に全員を瞬殺。
撃破された敵大隊長に至っては、試合後に泣きながらボコを差し出す始末......。
総計18キル0デスというスコアを叩きだし大学選抜を下しました。
その、まるで八つ当たりのように暴力的で一方的な蹂躙を見て、
私は決して西住殿に逆らわない事を強く誓ったのでした────
オレンジペコ「私達、来る必要ありましたかね?」
ダージリン「ないわね」ズズッ
~~夜、大洗学園艦・戦勝パーティ~~
ワイワイ ガヤガヤ
アンツィオ生A「うーん、ドゥーチェどこ行ったんだろう」モグモグ
アンツィオ生B「副隊長たちも見当たらないよねぇ。 せっかく、勝利する前から戦勝パーティのご飯用意してたのに」ムシャムシャ
A「このお皿を食べ終わったら、探しに行こっか」モグモグ
B「そうだね。 このお皿を食べ終わってから、探しに行こう」ムシャムシャ
ケイ「あら、アンツィオの子ね? 今日は素敵なdinnerをありがとう! 向こうにサンダース式のピザも用意してあるけど、どうかしら?」クイッ
A「え!? ピッツァ! 行きます行きます!」
B「おーいみんなー! 向こうにサンダース式ピッツァがあるってよー!」
「えー!?」 「どこどこ?」 「ピッツァ! ピッツァ!」
ドドドドドド......
ケイ「慌てないの! これから3日3晩オールナイトでパーティやるんだから、エネルギー残しといた方がいいわよ!」
アンツィオ生「「イエェェェェッッフウゥゥゥゥ!!!!」」
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CV33「」ボッロボロォ......
ペパロニ「いやー......死んだかと思ったっすねぇ......」コゲッ
アンチョビ「あれだけ吹っ飛んで生きてるのは奇跡だな......。 ちょっと焦げたが......」コゲッ
カルパッチョ「ああああっ、月が出ている!! 礼拝の時間!! 昼飯の角度に向かってカーボン神様に祈りを!!」バッ!
ペパロニ「ちょ、狭いんだから暴れんなって!」バタバタ
アンチョビ「私も入信しようかな、カーボン教......」
ペパロニ「確かにカーボンさんは凄かったっすけども!」バタバタ
カルパッチョ「たんそ」ケラケラ
アンチョビ「まあ、今はそれよりも............」スウゥゥ......
アンチョビ「ここはどこなんだぁああああーーーーっ!!!!????」
カール自走臼砲(サンダース保有)「」ズボッ
おわり
短いですが以上となります。
6の不自然な?は濁点でしたが無視してください...
21、24、27は酉忘れましたがスレ主です。
HTML化は後日依頼致します。
お付き合い頂きありがとうございました。
すみません、17訂正で...
×
まほ『どんぐり小隊は、他の敵車両をカールに近づかせないで下さい』
〇
みほ『どんぐり小隊は、他の敵車両をカールに近づかせないで下さい』
お姉ちゃんはこんな事言わない!
話の都合上、原作とキャラが崩壊した部分もありますが、私はどのキャラクターも大好きです。
不快と思われた方は、申し訳ございませんでした。
改めて、お付き合い下さりありがとうございました。
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