勇者「はぁ、なんで俺が勇者なんだ……」
勇者「大体女神の信託ってなんだよ。なんで俺が選ばれるわけ?」
勇者「母親と父親が誰なのかも知らないから、父親が勇者だったのかも知らないし」
勇者「こんな中性的な容姿の俺がさ」ハァ
勇者「こんな容姿じゃ馬鹿にされるよなぁ……というか昔から女男って馬鹿にされ続けてたし」
勇者「……」
勇者「………」
勇者「……なんか思い出したらムカムカしてきたぞ」ムカムカ
勇者「早いとこ仲間探しでもすっか」
勇者「と、その前に見知らぬ俺を拾って育ててもらった小父さん小母さんにあいさつしてかなきゃな」テアワセ
勇者「小父さん、小母さんここまで育てていただきありがとうございました」チーン
勇者「よっし行くか!」
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あ、言い忘れていましたが私はSS初心者なので拙いところもあるでしょうがどうか
あと投稿は描きためてないので遅めです
そしてホモ?や裏切りもあるかもですので嫌いな人はブラウザバックを
―城下街―
勇者「仲間集めといったが、仲間を集めるのはどうすればいいんだ?」
勇者「うーん……一応もう一回仲間集めてくれないか聞くために王様に会いに行ってくるか」テクテク
―城―
勇者「王様に会いたいのだが」
大臣「駄目です、あなたは一度我が王に会いそして行ってくるといったではないですが」
大臣「一度言ったことは取り消せません、今すぐ出て行ってください」
大臣「さあ、今すぐに!!」クワッ
勇者「ひっ」
大臣「近衛兵たち、勇者を連れ出しなさい、これは命令です」
近衛兵「え、しかし……」
大臣「もう一度言います、連れ出しなさい」
近衛兵「……ハイッ」ドッ
-外ー
ドガッ
近衛兵「悪ぃな、大臣の命令は逆らえないんだよ」
近衛兵「じゃあな、気を付けろよ」タッタッタ
勇者「えっちょ」
勇者「えぇ、嘘だろ」ポカーーン
勇者「大臣なんだありゃ」
勇者「ただもう大臣がいちゃ駄目っぽいな。王様に会うのはあきらめよう」
勇者「はぁ…どうしたもんか。んぅ……そうだ!酒場にでも行きゃ仲間できるだろ」ピコーン
勇者「それじゃ、れっつらごー!」
-酒場ー
勇者「うぇ、酒臭っ」ウエップ
勇者「あ、マスター。なんか腕のいい傭兵とかいないかい?」
マスター「傭兵?いるっちゃいるが、見ての通りみんな酒癖悪いぜ」ユビサシ
勇者「あ?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
傭兵1「てめえ今俺の酒とりやがったな、返しやがれ!!」ドガッ
傭兵2「あぁ?てめえが俺のツマミとったからだろ死ね!」ドゴッ
傭兵1「うるせえなお前のモンは俺のもんなんだよ、オラァッ!」ボコッ
傭兵たち「お、なんだなんだケンカか?いいぞもっとやれーーー!!」ヒューヒュー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マスター「な?」
勇者「……あぁ、そのようだな。他を探すよ」ハァ
勇者「邪魔したな、じゃあな」バイバイ
マスター「傭兵探してるってことはなんかやるつもりなんだろうが詮索はしないさ。ま、せめて身の回りには気を付けろよ、じゃあな」
勇者「oh……頼みの綱が消えた」
勇者「最悪一人旅でも……」
勇者「いや、一人旅のほうが楽かもしれない」
勇者「きっと楽だそうに決まってる!だって悪口いわれないもんな、きっと」ウンウン
勇者(こうでもしなきゃやってけねーよ……まじかよ……)
勇者「んじゃ、出発しますか。はぁ」
勇者「あばよ、俺の生まれ育った街」テクテク
―数日後―
勇者「よし、魔物をあらたか狩り終ったし明日当たりには次の街につくかな」
勇者「それにしても遠いなぁ。馬車でもくれればよかったのに」ツカレタ
勇者「おいしょっと、今日はもうここらへんで寝るかな」フゥ
勇者「おやすみなさーい」
勇者「スゥ…スゥ…」
―勇者の寝床から遠く離れた場所―
???「うふ♪こんなに可愛い寝顔で無防備に寝ちゃって……もう襲いたくなっちゃう」モンモン
???「でも駄目ね、姉さんに誓ったもの。覚醒してないときにはシないって」
???「さて、報告しに帰りましょう」
???「またね、勇者クン♡」
勇者「んぅ……お母さん……スゥ」
すいません今日はもう寝させてもらいます
また同じ時間くらいになるとかけるかもしれないです
それではみなさん、いい夢を
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