博士「ホッホッ、それを使って魔王を倒すがよいぞ」
勇者(やったぜwこれで魔王を倒して富と名声をラクラクゲットだぜwww)
王「では勇者よ、辛く長い戦いになるだろうが、世界のために必ず魔王を討ち取ってくれ」
勇者「はっ、世界のため、陛下のためにこの私、命に代えても魔王を討ち取って参ります!」
勇者(まっ、スイッチ一つで倒せるんですけどねwwww)
王「さすがは勇者、実に頼もしい!」
姫「一目惚れしてしまいましたわ」
勇者(ぐへへへへwww)
勇者「とはいえすぐに魔王を殺しちゃ怪しまれるよな」
勇者「これから一年テキトーに博士んとこで時間潰すかww」
勇者「あの研究所色々なスイッチがあって飽きないしなw」
勇者「おーい博士、これは何のスイッチだ?」
博士「それは魔王城が停電するスイッチじゃよ」
勇者「じゃあこれは何のスイッチなんだ?」
博士「そっちは魔王がタンスの角に小指をぶつけるスイッチじゃよ」
博士「他にも魔王がハゲるスイッチ、魔王が階段から転げ落ちるスイッチとかがあるぞい」
勇者「魔王に何の恨みがあるんだよwwww」
そして一年はあっという間に過ぎていった
勇者「よーし、そろそろ魔王を討伐するかwww」
勇者「ポチっとなww」
勇者「うーん、いまいち実感がわかないな」
勇者「ま、とりあえず国王に魔王倒したって報告しに行くか」
勇者「勇者様の凱旋だなwwwww」
王「よくぞ魔王を倒してくれた、勇者よ」
王「何でも褒美をとらせるぞ、遠慮せずいいなさい」
勇者「いえ、私は当然のことをしたまでです」
姫「まあ、なんて素晴らしいお方なんでしょう」
王「姫もお前を気に入ったようだ、姫をやろう」
勇者(王子になったwwwwwこの国まるごとゲットだぜww)
そして時は過ぎていった
王「もうわしも長くはない、あとは任せたぞ、勇者よ」
勇者(王になったったwwww)
そして勇者は伝説になった
500年後
母「魔王を倒した勇者様のお話を読んであげるね」
息子「わーい、勇者様はカッコいいよね!僕、勇者様みたいになりたい!」
博士「ホッホッ、このSSはこれで終わりじゃ」
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