【希望ヶ峰学園・中央広場】
ピコッ ピコピコピコ
デューン
日向「くっ、また負けた」
日向「俺じゃ全然相手にならないな……。なあ七海、俺なんかと遊んでもゲームの才能は育たないと思うぞ」
七海「別に、私は楽しいからゲームしてるだけだよ」
日向「……そうか」
七海「明日はリズムゲームを持ってくるね。日向くん、また明日」
日向「ああ、またな……」
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日向「今のままじゃダメだ……俺には超高校級の才能が必要だ……」
日向「やっぱり【下1】するしかないのか……!」
1.カムクラプロジェクト
2.ゲームの特訓
3.筋トレ
4.自由安価
安価下1
【手術室】
研究員「才能研究機関である希望ヶ峰学園の悲願……この世に存在するあらゆる才能を、一人の人間に手術によって移植して人工の天才を作る」
研究員「それがカムクライズルプロジェクト」
日向「始めてください」
研究員「後悔はないかね?」
日向「俺には才能が必要なんです」
研究員「さて、まずはどの才能から移植すべきか」
研究員「一気にすべての才能を詰め込んで暴れられたら手が付けられない」
研究員「まずはいくつかの才能を与えて様子を見るべきか」
研究員「…………」
スマホ スッ
研究員「『非人道的実験をするから安価で協力してくれ』」
研究員「『この少年の脳をいじって>>5、>>6、>>7の才能を与える』、送信」
演劇部
超高校級の熟女ハンター
超高校級のダンサー
研究員「演劇部か。これまで何人もいた才能だが一番期生数の新しいものにしよう」
研究員「熟女ハンターという才能は存在しない。しかし安価は絶対だ」
研究員「ナンパ師の才能を与え、嗜好を決める領域をいじり熟女好きにすることで安価に応えよう」
研究員「ダンサーの才能は神経系だけでは再現できない。関節を柔らかくする手術も同時に行う」
日向「…………!」
研究員「目は覚めたかな?」
日向「手術は……終わったんですか」
研究員「まずは君にいくつかの才能を移植した。問題がなければ次のステップに進むことになる」
日向「もう動いていいんでしょうか?」
研究員「傷は塞いだからね。今日は帰ってもいい」
日向「……ありがとうございました」
日向「一体どんな才能をもらったんだろうな……?」
【翌日】
七海「もう、日向くん、待ったよ」
日向「悪い。……んっ?」
七海「どうしたの?」
日向(おかしいぞ。なぜか今日は七海があまり魅力的に見えない……)
日向(まさかこれも手術の副作用なのか?)
日向「いや、今日の七海は一段と可愛く見えてびっくりしたんだ」
七海「日向くんったら……」
日向(あまり楽しくないけど精一杯楽しそうに振る舞わなきゃな。そうじゃないと七海に悪い)
ズン タン ズン タン
日向「よっ、ほっ」
七海「ふふ、体まで動かさなくていいのに」
日向「でもリズムゲームだろ? 全身でリズム取りたくならないか!?」
七海「ほら、周りの人が見てるじゃん……」
通行人「うわ何あれ、ブレイクダンスしながらゲームしてる……」
日向「おっ、ハイスコア更新だ!」
七海「日向くんすごい。これならプロゲーマーになれるよ!」
日向「それでも七海には敵わないんだな。やっぱすごいな、超高校級のゲーマーは」
七海「ダンスしながらプレイしてたから……と、思うよ?」
七海「明日は格ゲーを……って日向くん聞いてる?」
日向「美しい……」
七海「あのおばさんが……? ……むう」
七海「今日の日向くんなんか変」
日向「そうか?」
七海「でも面白いかな」
日向(少し胸を張れる自分になったのに、なぜか七海といるのがツマラナイと感じるようになった)
日向(本末転倒じゃないか!)
『ステータス』
日向創 好きなもの:熟女 嫌いなもの:桜餅
才能
演劇部:演技の才能。対人関係において相手に好印象を抱かせる。
熟女ハンター:女たらしの才能。ただし高校生には魅力を感じなくなった。
ダンサー:古今東西のダンスをマスターしている。
日向「今、俺にはダンスの才能があるということは分かったぞ」
日向「少し自信が持てた気がする」
日向「よし、【下2】に行ってさらに才能を磨くぞ」
1.手術を受ける
2.予備学科棟
3.本科の校舎
4.自由安価
安価下1
※訂正※
日向「よし、【下1】に行ってさらに才能を磨くぞ」
1.手術を受ける
2.予備学科棟
3.本科の校舎
4.自由安価
安価下1
【予備学科教室】
菜摘「どうしたのアンタ、そんなに嬉しそうな顔して」
日向「ああ聞いてくれ九頭竜。実は俺、才能が開花したんだ!」
菜摘「ハァ!?」
ざわざわ
青シルエット「何ができるの!? 見せて!!」
青シルエット「なんでお前だけ! 畜生!!」
日向「そんな慌てるなって。今見せてやるから」
日向「こんな感じだ。アドリブでミュージカルもやってみたけど、どうだ?」
菜摘「す、すごい……」
青シルエット「日向お前本科行けるって、絶対!」
青シルエット「日向くん抱いて……///」
日向「お前はまだ若い。お互いもっと魅力を磨いてから、な?」
【校舎裏】
日向「どうしたんだ九頭竜、こんなところに呼び出して」
菜摘「アンタ、これからどうするわけ?」
日向「どうするって……」
菜摘「あたしみたいに、本科への編入を目指すの?」
日向(俺はプロジェクトの被験者だから恐らく本科へ行けるわけじゃない。この才能は貰い物だ……)
日向「いや、それは……」
菜摘「ははー、何か秘密があんのね。その才能じゃ本科へ行けない理由が」
菜摘「大体アンタ今までダンサーの才能の片鱗も見せてなかったじゃない」
日向(そりゃ怪しまれるよな……)
菜摘「ねえ、だんまり?」
日向(逃がしてくれそうにないぞ……!)
1.本科に行くとごまかす
2.プロジェクトに誘う
3.逃げる
安価下1
日向「そうだな。やっぱり本科への編入を目指すよ」
日向「せっかく才能が開花したんだ。この才能は世のために役立てないといけないな」
菜摘「ふーん、でもさ。結局枠に空きがないと本科へ入れないのは分かってるよねぇ?」
日向「俺は卑怯な真似はしない。お前もあんまり人に迷惑かけない方がいいと思うぞ」
菜摘「フン、才能が開花してもそういうところは凡人のままなんだ」
日向(説得は難しそうだな……)
日向「ああ、あああ…………熟女、熟女がいない……!」
日向「学園には熟女が少なすぎる……!」
日向「そうだ! 先生、先生たちの中になら!」
雪染「呼んだかしらー?」
日向「まだ若いじゃないですか!!!!」ダッ
雪染「ありがとー!!」
日向「くそう……熟女が現れさえすればすぐにでも口説いて見せるのに……!」
日向「ハッ! この加齢臭は……!!」
天願「少年。何をうめいておるんじゃ」
日向「ジジイじゃないかぁぁぁぁぁああああああ!!!!」ダッ
天願「失敬な!!」
日向「俺はどうしてしまったんだ! 明らかに手術の悪影響が出てるぞ!」
日向「ん? メールだ」
日向「活動に問題ないようならプロジェクトの続きを行う、か……」
1.研究員に頼んで性癖を直してもらう
2.さらに才能を足してどうにかする
3.手術をサボる
安価下1
研究員「問題はなさそうだね」
日向「あの……最近ある程度お年を召した女性をつい目で追ってしまうんですけど……」
研究員「仕様だ。それでは手術を始める」
研究員「才能によっては知識や肉体だけではなく経験や記憶、オカルトに基づいていることがある」
研究員「そういった才能も一度にすべて与えると人格の崩壊、最悪の場合死を招いてしまう」
研究員「と、上には報告しておいた。さて、安価を確認してみるか。どれどれ……?」
研究員「>>24、>>25、>>26の才能か。面白いことになりそうだ!」
ラッパー
自衛隊員
ホスト(売りの)
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