エレン「アルミン、また変な機械つくったのかよ…」(8)

アルミン「変な機械じゃないよ!」

エレン「じゃあなんだよ、それ。」

アルミン「名付けて『脳内会話機』だよ。
     試しにエレン、この耳栓を片方付けて。」つ耳栓

エレン「おう、つけたぞ。」

アルミン「じゃあいくよ。」

エレン「え?何が?」

アルミン(どう?聞こえる?)

エレン「え!?アルミンの声が聞こえるぞ!」

アルミン「そう、これは耳栓を付けた相手と心の声で会話できるんだよ!」

ライナー「おもしろそうだな。ちょっと貸してくれよ。」

アルミン「うん。いいよ。」つ耳栓

ライナー「これって一方的に相手が思った事も聞こえるんだよな?」

アルミン「うん、そうだけど…」

アルミン(ああ…ライナーが酷い目にあう予感が…)

ライナー「よし。エレン。もう一つも貸してくれ。」

エレン「ん」つ耳栓

ライナー「よしっ!行ってくるぜ!」

アルミン(ライナー…君は最後までよく戦ったよ…。)
ーーーー
ーーー
ーー
ライナー「クリスタ!」

ユミル「ああん?私の天使に何しようってんだ!このホモゴリラ!」

クリスタ「ちょっとユミル!…ごめんねライナー?で、何の用かな?」

ライナー(天使や…)「ちょっとこれを付けてくれないか?」つ耳栓

クリスタ「何これ、耳栓…?」

ライナー「頼む、つけてくれぇ!一か月のパァン全部やるから!」

クリスタ「え!?そしたらライナーのがなくなっちゃうよ!
     分かったつけるから!別にパンは要らないよ。」

ライナー「本当か!ありがとう!」

ユミル(あのゴリラがこんなものを…怪しすぎる…)

ライナー「さて、クリスタの心の声を聴いてみよう。」

クリスタ(急にライナーどうしたんだろ…)

ライナー「俺の思った事聞こえてしまうから無心、無心…と」

クリスタ(あ、エレンとアルミンだ)

ライナー(へぇ…面白いな、これ)

クリスタ「?今ライナーの声が聞こえなかった?」

ユミル「聞こえてないぞ?可哀そうなクリスタ…あのゴリラに洗脳されたか?」

クリスタ「もうっユミルったら!ライナーはそんな人じゃないよ!」

クリスタ(あれ…たしかにライナーの声が聞こえたんだけどなぁ)

ライナー「危なかった…気を付けて使うか。」

アルミン「あれ?さっきまでユミルいた気がするんだけど…?」

エレン「どっかにいっちまったみたいだな。」

クリスタ「一瞬で消えちゃった。」

クリスタ(ユミルどこに行っちゃったんだろう…)

ライナー「ユミルがどっかに行っただと!クリスタと話せるチャンスジャン!」

ユミル「へぇ…そうゆう事だったのか…」ゴゴゴゴゴゴ

理由しかない暴力がライナーを襲う!

ライナー「」\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

ユミル「ふん、今度クリスタに近づいて来たら教官の餌にさせてやる。」

エレン「今ライナーの」

アルミン「叫び声と」

クリスタ「鈍い音が」

エレアルクリ「「聞こえてきました」」

アルミン(何この4コンボ)

一週間後
ライナー「なぁ…相手の声しか聞こえず、しかもつけてもばれないように改良できないか?」

アルミン「…できるけど、悪用しないでね。」(ライナー…君の発想はすごいよ)

ライナー「ありがとう、頼むぞ」(これで天使の声が毎日毎日…)

アルミン「五日ぐらいでできると思うから。」(僕もこっそりクリスタにつけよ)

ライアル(天使は俺(僕)のものだ…)

そのころ…
コニー「なぁ、エレン。発明ができるようになったって本当か?」

エレン「おう、発明の本とアルミンの解説のおかげでな」

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