男「異世界でも俺yoeeeee!!!」 (15)
男「宝くじで当てた金でFXを初めてはや5年...全財産を注ぎ込んで遂に!念願の!異世界転生装置が完成したぞおおお!!」
男(思えば今までロクでもない人生だった...)
不良A「おい男、ちょっと放課後面貸せや」
男「え......あ...」
不良A「ああン?」
男「...はい」
不良B「ッラァ!オラァッ!」ドゴバギ
男「グフ...ッ」
女子A「何アイツキモーイ」
女子B「うわっこっち見てるよーwww」
男「.........」
上司「君、明日から会社来なくていいから」
男「えっ、でっ、ですが」
上司「もう決まったことだから。じゃあねバイバイ」
クスクス... リストラダッテ...
男「.........」
男「低学歴のクズ共め...散々馬鹿にしやがって!」
男「でもそんな生活ももう今日でおさらばだ!じゃあな現実待ってろよ俺の異世界ライフゥ!」
ズモモモモ.........
男「......んむ、ここは......」
男「見渡す限りの草原...青い空...見たこともないような花...」
男「間違いない!ここが異世界だ!俺は成功したんだ!」
男「しっかし本当に何もないな...とりあえず武器になるようなものは...まあ最初だしこの木の枝でいいか。」
男「さてと...じゃあまずは町を探すか。俺を歓迎してくれるような町をな!」
ガサガサ...
男「ムッ、何奴!」
眠いんでとりあえずここまで
続きは明日かく
男(普通ならここでスライムが出てくるハズ...というか出てきてくれなきゃ困る。頼むぞ!)
スライム「」チラッ
男「よっしゃスライ」
スライム「キシャァアーーッ!」ドロリ
男「ム......?」
男(あれ、俺の知ってるスライムじゃない。こんな緑だったっけ、もっと青くなかったっけ。プルプルしててもっとかわいかった...)
スライム「キシャァアーーッ?」ピョーン
男「うおっ!」ズザッ
男「スライムの癖になかなかやるな。だが所詮スライム、俺のエクスカリバー(木の枝)の錆びにしてやるぜ!」ブンッ
木の枝「あっ、酸だわコレ溶けるわオレ」ジュウウゥゥ...
男「えっ」
男「えっ」
ドラクエのスライムではなく
D&Dのスライムだったかー
男(なんだコイツ強すぎだろ、こんなのスライムじゃねえ!)
スライム「キシェアアァァッ!」ビュン
男「ヒィっ!」ズザザッ
スライム「キシェアアァァッ!」ビョン
男「うわ!」ズデン
男「あ......ああっ......」ドサッ
男(俺、死ぬのかな...死んだら神様は生き返らせてくれるかな.........)
「水魔法」
スライム「ギシャアアアッー!」ジュウウゥゥ
「あンれま、この旅人さん気を失ってるべ。村娘や、おらが体を持つから足を持ってくれ」
>>10 アークザラッドのイメージ。ちなみに主人公の男はポコに似てる。
男「Dカップが一人......Dカップが二人......」
「おーい、起きてるべかー?」
男「うおあっ!」ガバッ
村人「うおっ!ビックリしただ...」
男「スライム、スライムはどこにいった!?」キョロキョロ
村人A「スライム?ああ、あれならおらと村娘が倒したべ。ここは安全だからもう大丈夫だーよ」
男「倒してくれた...?」
村人A「んだ。あ、そうそう。朝食の用意ができてるから下に降りてくるといいべ。じゃ、おらは先に下にいってるから早く降りてきてくんろ」バタン
男「.........よ」
男「良かったあああ!俺生きてたあああああ!!」
男「しかも親切なことに飯まで用意してくれてるなんてなんて優しいんだ!後で褒美(近代の技術)をあげようっと」バッ
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