モバP「やわらかあいり」 (33)
のんびりと書いていきます
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愛梨「Pさーん!」
P「んっ、どうしたそんなに慌てて」
愛梨「えっとですね、実は来週近くでお祭りがあるんです」
P「お祭り?」
愛梨「はい、屋台とかも出るらしくて...あっ、それから花火もあるらしいですよ♪」
P「へぇー、いいじゃないか、楽しそうで」
愛梨「それでですね、Pさんも私も確かその日はお休みでしたよね?」
P「ちょっと待てよ...おっ、そうだな、二人とも休みだ」
愛梨「それでですね、Pさんがよければなんですけど...」
P「一緒に行こうってことか?」
愛梨「はい!きっと楽しいですよ、行きましょ♪」
P「...まあ、別に行ってもいいけど」
愛梨「本当ですか?」
P「ところで愛梨...」
愛梨「なんで...ふにゅっ!?」
P「お前、また本番中なのに服を脱ごうとしたらしいな」ムニムニ...
愛梨「ふぇぇ~...ほめんなひゃい~...」
P「約束しただろ、気をつけるって!」
愛梨「いひゃいでふ~...やめふぇ~...」ムニムニ
P「約束を破る愛梨とは一緒に行ってやらないぞ?」
愛梨「ほめんなひゃい~...もうしまふぇん...」
P「本当だな?」
愛梨「ふぁい...」
P「よし、それなら行こう」
愛梨「ふぉんとうでふか?」
P「おう、今度は気をつけろよ」
愛梨「Pふぁん...そ、そろそろふぁなひてくだふぁい...」
P「おっとゴメンゴメン」
愛梨「もう...ひどいですよぉ...」
P「悪い、愛梨のほっぺがすごく柔らかいからさ」
愛梨「むぅぅ~!ひどいです!今度はおかえしに私がしちゃいますよ!」
P「おわっ!やめろ、飛びつくなってこら!」
愛梨のほっぺ
やわらか度数 80
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P「ちょっと早く着きすぎたかな...」
P「まあ、遅れるよりはいいか」
P「そろそろ時間だけど、愛梨のやつちゃんと来るかな...」
ピトッ
P「むっ?」
「えへへ、だーれだっ♪」
P「ん~、誰かなぁ」
「当ててみてください♪」
P「うーん、聞いたことのない声だ、誰だろう?」
「ええっ!?私の声、忘れちゃったんですかぁ!?」
P「冗談だよ、冗談」
「もうーっ、Pさんったら!」
P「こんばんは、愛梨」
愛梨「えへへ、こんばんはPさん♪」
P「もう来てたのか?約束の時間までは10分もあるぞ?」
愛梨「そうですねぇ、だけどとっても楽しみだったから早く来すぎちゃいました♪」
P「いつからいたんだ?」
愛梨「えーっと...30分くらい前からかなぁ?」
P「そんなに早く...」
愛梨「だってPさんとお祭りに行けるんですから、ゆうべからウキウキしちゃって!」
P「まったく...しょうがないやつだ」
愛梨「えへへ、ゴメンなさい♪」ペロッ
P「変な人に声かけられたりしなかったか?」
愛梨「はい、大丈夫でした!」
P「よかったよかった、それだけが心配だったんだよ」
愛梨「どうしてですか?」
P「愛梨の事だから誰かにケーキでもちらつかせられて、ホイホイついていっちゃうんじゃないかと...」
愛梨「もう!私そんなことしませんよ!」
P「ホントかなぁ?」
愛梨「ホントですぅ!知らない人について行ったりしません!」
P「うん、それでいい、それなら安心だ」ナデナデ
愛梨「はい、だから大丈夫です!」
P「それじゃ、ちょっと早いけど行くか」
愛梨「あっ、ちょっと待ってください!」
P「どうした?」
愛梨「えへへ...♪」ニギニギ...
P(あぁ...そういうことか)
ギュッ
P「ほら、行くぞ愛梨」
愛梨「はい♪」
愛梨「Pさんの手、あったかくておっきくて、大好きです♡」
愛梨の手
やわらか度数 90
ちょっと中断します 都築はのちほど
そんなに長くありません
再開します
ガヤガヤ...
愛梨「わー、すっごい人ですねぇ」
P「ああ、予想してたよりもずっと多いな」
愛梨「にぎやかでいいですね♪」
P「まあな、はぐれるなよ愛梨?」
愛梨「はーい♪」ギュッ
P「しかし、プライベートでお祭りに来るなんてだいぶ久しぶりだ」
愛梨「近所で縁日とかなかったんですか?」
P「あったことはあったみたいだけど、仕事が忙しいからなぁ...」
愛梨「じゃあ今日は、今まで楽しめなかった分も楽しまないとですね!」
P「今まで楽しめなかった分も?」
愛梨「そうです!今日一日で前に楽しめなかった分を取り戻すんです!」
P「なるほどな...」
愛梨「今日は私がPさんをいーっぱい楽しませちゃいますよ♪」
P「愛梨が?」
愛梨「はい!Pさんが喜んでもらえるように、愛梨が真心こめてお相手しちゃいます♪」
P「...ありがとな愛梨」ナデナデ
愛梨「えへへ♪ほらPさん、あっちに食べ物の屋台いっぱいありますよ、行きましょっ!」
P「わかったわかった、だからそんなに引っ張るなって...」
愛梨の笑顔
やわらか度数 100
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愛梨「ん~、いい匂ーい♪」
P「本当だな、なんかお腹が空いてくるよ」
愛梨「あっ、りんごあめですよ!おいしそうですね~♪」
P「りんごあめ好きなのか?」
愛梨「はい、甘くておいしいから大好きですっ」
P「じゃあ食べるか、すみません、一つお願いします」
「あいよっ!はいどうぞ!」
愛梨「ありがとうございますっ、はむっ♡」
P「おいしいか?」
愛梨「はい、とっても甘いですっ♪」
P「ならよかった、ほらあっちにもいろいろあるぞ?見に行こう」
愛梨「はーいっ♪」ギュッ
愛梨「焼きそばもおいしいーっ♪」
P「こら愛梨、口元に青のりついてるぞ」フキフキ
愛梨「んぐっ...ふみまへん...」
P「もっと落ち着いて食べないとのどに詰まるから気を付けろ」
愛梨「ん~...えいっ!」パシャッ!
「あー残念、やぶけちゃったねぇ」
愛梨「むぅぅ...もう一回お願いします!」
「あいよっ、もう一回ね」
P「愛梨、落ち着いてだ、こういうのは力任せにやっても取れないぞ」
愛梨「わかってますっ!ん~...やぁっ!」パシャッ!
P「おっ、取れた!」
ポトッ
愛梨「やぁんっ!胸の隙間に落ちちゃった!Pさん取ってください~!」
P「こーら!こんなところで脱ごうとするなー!」
愛梨「はむっ...ん~♪やっぱり夏にはかき氷ですねっ!」
P「愛梨はイチゴ味が好きなのか?」
愛梨「はいっ、でもイチゴだけじゃなくてメロンもレモンもブル―ハワイも大好きですよっ♪」
P「あんまり急いで食べるなよ?頭痛くなっちゃうぞ」
愛梨「ん~...」
パキッ!
愛梨「あっ、壊れちゃった...」
P「力を込めすぎだ、型抜きはゆっくり慎重に...」
愛梨「うぅぅ...難しいです...」
P「今度はもう少し落ち着いてやってみよう、すいませんおじさん、もう一回」
愛梨「よーしっ!今度こそ綺麗に抜いちゃいますっ!」
愛梨「はふっ...このたこ焼きもできたてで...あちゅちゅ...」
P「こらこら、火傷するぞ?ほらジュース」
愛梨「んっ...ありがとうございますっ」
P「ふーふーしてからゆっくり食べろ」
愛梨「はーい♪ふー、ふー...」
愛梨「ふぅ~♪」
P「疲れたか?」
愛梨「えへへ、ちょっとはしゃぎすぎちゃいました♪」
P「まあ、お祭りだし今日くらいはいいだろ」
愛梨「はい、それに型抜きもできて賞品をもらましたっ!」
P「まあ、売れ残りの花火を押し付けられた感じだけどな...」
愛梨「それでもいいですっ、Pさんに教えてもらってうまく出来たんですからっ♪」
P「うん、愛梨がいいならそれでいいよ」
愛梨「ねえPさん、この花火って今やっちゃダメですか?」
P「ダメってことはないけど、もうすぐ花火始まるぞ?」
愛梨「一本だけですから、ねっ?」
P「まあ近くに水道もあるし...いいか、でも一本だけだぞ?」
パァァァァァ...
愛梨「わぁー、きれーい♪」
P「そうだなぁ」
愛梨「ビューン♪こうやって花火を振ると、光で絵が描けますねっ!」
P「俺も子供の頃によくやったなぁ、でも危ないからあんまり振り回すのは...」
愛梨「わかってます、でも...」
P「どうした?」
愛梨「えへへ♪Pさん、今から愛梨のキモチを光のメッセージにして描きますっ!」
P「キモチ?」
愛梨「はい、すぐで消えちゃいますからしっかり見てくださいね♪」
P「お、おう...」
愛梨「ん~...えーいっ!」
P「おぉ...」
P(ハートか...)
愛梨「...私のキモチ、伝わりました?」
P「...ああ、しっかり伝わった」
愛梨のキモチ
やわらか度数 150
愛梨「えへへ...あっ!」
P「どうした?」
愛梨「うわーんっ!大事なことを忘れてました!」
P「大事なこと?」
愛梨「よく考えたら今日はPさんにごちそうしてもらってばっかりでしたっ!」
P「別にいいじゃないか」
愛梨「ダメですよぉ!今日はPさんに楽しんでもらうために誘ったんですから!今日は私がごちそうするつもりだったのに...」
P「いや、俺は...」
愛梨「私、なにか買ってきます!Pさんここで待っててくださ...」
ガッ!
愛梨「きゃっ...!」
P「愛梨っ!」
グイッ!
P「大丈夫か?」
愛梨「あ、ありがとうございます...」
P「急に走ろうとするからだぞ、気を付けろ」
愛梨「ゴメンなさい...」
ポツ ポツ...
P「んっ?」
ザァァァァァ...
P「おわっ!降ってきた!」
愛梨「冷たーい!」
P「こりゃヤバいな...走れ愛梨!」
愛梨「は、はいっ!」
ザァァァァァ...
P「ふぅ~、参った参った...大丈夫か愛梨?」
愛梨「大丈夫です、でも冷たい...」
ピンポンパンポーン♪
『会場の皆様にお知らせします』
『本日予定されておりました打上げ花火は、急な悪天候のため中止となりました』
『誠に申し訳ありませんがご了承ください』
『繰り返しお伝えします...』
P「中止か、まあこんな土砂降りじゃなぁ...」
愛梨「......」
P「どうした愛梨、元気ないぞ?」
愛梨「いえ、別に...」
P「花火なら仕方ないさ、たまたまこういうこともある」
愛梨「...そうですね」
P「...本当にどうしたんだ?具合でも悪いのか?」
愛梨「そうじゃないんです、ただ...」
P「ただ?」
愛梨「...Pさんにお祭りを楽しんでもらうはずだったのに、ちっとも楽しんでもらえなかったなぁと思って」
P「楽しんでもらえなかった?」
愛梨「私ばっかりおいしいものごちそうしてもらって...花火もさせてもらえて...」
愛梨「それなのに...Pさんになんにもしてあげられませんでした...」
愛梨「おまけに打上げ花火は雨で中止になっちゃうし...」
愛梨「せっかくPさんにいい思い出を作ってもらおうと思ったのに...」
愛梨「はぁ...どうしてこうなっちゃったんでしょう...」
P「...愛梨?」
愛梨「はい?なんで...ふにゃっ!?」
P「うりうり~」
愛梨「い、いひゃいでふ~!やめひぇ~...」
P「全くお前ってやつは...」
愛梨「ふぇっ?」
P「俺はもう充分に楽しませてもらってるよ」
愛梨「えっ?でも、私なんにもしてあげてない...」
P「いいや、とんでもないさ」
愛梨「?」
P「愛梨がお祭りを楽しんでるのを見せてもらってるよ」
愛梨「私が?」
P「愛梨がおいしそうに出店の食べ物を食べたり、金魚すくいではしゃいだり...」
P「お祭りを楽しんでる愛梨を特等席で見せてもらってる」
P「それだけで充分だよ、すごく楽しい」
愛梨「Pさん...」
P「それにほら、花火で愛梨のキモチを伝えてくれただろ?」
愛梨「は、はいっ...」
P「...あれもな、嬉しかったぞ」
愛梨「本当ですか!?」
P「当たり前だよ、すごく嬉しかった、あれだけでもこのお祭りに来たかいがあったよ」
愛梨「Pさん...!」
ダキッ!
P「おおっと!こら...」
愛梨「Pさんっ!Pさんっ、Pさんっ♪」ギュウウウウウウウ
P「こら...少し苦しいって」
愛梨「えへへ♪Pさん、聞いてもいいですか?」
P「なんだ?」
愛梨「Pさんのキモチはどうなんですか?」
P「俺のキモチ?」
愛梨「はいっ、私のキモチは伝えましたけど...」
愛梨「Pさんからはまだ言ってもらってません!」
P「むっ...それはその...」
愛梨「...教えてくれないんですか?」
P「あーもう、わかったわかった、教えるよ」
愛梨「はいっ、お願いしますっ♪」
P「それじゃ、耳を貸せ」
愛梨「んっ♪」
P「......」ボソッ
愛梨「...えへへ♡」
P「伝わったか?」
愛梨「はいっ♡」ギュウウウウウウウ
P「ならよかった」
愛梨「Pさーん♪」
P「なんだ?」
愛梨「来てよかったですね、お祭りっ♪」
P「ああ、そうだな」
愛梨「えへへ♡」
P「言い忘れてたけど、その浴衣もすごく似合ってるぞ」
愛梨「ありがとうございますっ♪」ギュウウウウウウ
愛梨のハグ
やわらか度数 500
P「さて、そろそろ帰るぞ愛梨」
愛梨「ん~、もうちょっと♪」ギュウウウウウ
P「こーら、いい加減にしないと怒るぞ」
愛梨「だってPさんの身体あったかいんですもんっ」
P「もしかして寒いのか?雨で身体冷えたか?」
愛梨「そうです、だ・か・ら、もうちょっとだけこのままで♪」
P「ダメだ、もう行くぞ」
愛梨「えぇ~?」
P「いつまでもそのままでいたんじゃ風邪引くだろ」
愛梨「むぅぅ...イジワル...」
P「イジワルじゃない、ほら来い」
愛梨「はーい...」
P「あっ、でも帰る前にウチに寄っていけ、ここからならすぐだ」
愛梨「Pさんの家に、ですか?」
P「濡れた身体で歩くのもよくないからな、シャワー貸してやるよ」
愛梨「いいんですか?」
P「ああ、そのあとでタクシー呼んでやるよ」
愛梨「ありがとうございますっ♪あっ、でも...」
P「なんだ?」
愛梨「もう遅いですし、どうせなら今日は泊めてもらってもいいかもしれませんねっ♪」
P「却下だ」
愛梨「えーっ、ダメなんですかぁ?」
P「当たり前だろうが」
愛梨「むぅぅ...久しぶりにお泊りしたかったのに...」
P「そんなのダメに決まってるだろ、シャワーを貸して服を乾かしたらすぐに帰すからな」
チュンチュン...
P「んぅ~...」パチッ
P「もう朝か...」
P「んっ?なんか柔らかいものにのしかかられて...」
P「...あっ」
愛梨「くぅ...くぅ...」
P「ぬぅぅ...結局泊めてしまった...」
P「すぐに帰すつもりだったのに...」
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愛梨『Pさんのお部屋、久しぶりですねっ』
愛梨『どうせなら、一緒にシャワー浴びます?』
愛梨『もっと近くに寄ってもいいですか?』
愛梨『Pさん...♡』
愛梨『ダメ...このまま...♡』
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P「どうも愛梨に甘えられると弱いなぁ...」
愛梨「ん~...Pさぁん...もっとぉ...♡」
P「幸せそうな顔して寝やがって...」ムニッ
愛梨「んにゅぅ...ふぁ?」
P「起きたかこいつめ」
愛梨「んんっ...おふぁようごじゃーまふ...」
P「おはよう、気分はどうだ?」
愛梨「んっ...えへへ、Pさーん♪」ギュッ
P「なんだよ、どうした?」
愛梨「朝起きた時にPさんがすぐそばにいてくれるのがうれしくって...♪」
P「おおげさなやつだな」
愛梨「おおげさじゃないです、これってすごく幸せなことなんですっ!」
P「わかったわかった」
愛梨「ねえPさん?」
P「んっ?」
愛梨「昨日言ってくれたこと、もう一回言ってもらってもいいですか?」
P「昨日言ってくれたこと?」
愛梨「ほら、昨日私の耳元で言ってくれた...」
P「んー、なんか言ったっけ?」
愛梨「えぇっ!?忘れちゃったんですか?」
P「ウソだよ、そんな顔するなって」
愛梨「もう~...イジワル」
P「ゴメンゴメン、ちゃんと言うから許してくれ」
愛梨「えへへ、じゃあお願いしますっ!」
P「...オホン」
P「俺も好きだぞ、愛梨」
愛梨「えへへ、んっ...♡」
愛梨のキス
やわらか度数 1000
おわり
駄文失礼しました~
ついに浴衣とときんきた!これで勝つる!
相変わらず可愛いですねぇ
あと『なんでアイドルと二人で祭りに来て誰も何も言わねえんだよハゲ!』
とかつっこまないでください
これはアイマスなのです ファンもわかっているのです
マキノに志保にウミサンに書きたい子は大勢いるのでのんびり書きます
ではまた~
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